JP6112368B2 - 介護用移送リフト - Google Patents

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Description

本発明は、病院や養護施設等において身動きの不自由な患者、身体障害者、高齢者等(以下、「被介護者」という。)をベッドから例えば車椅子に移乗させ、あるいはその逆の作業にも使用できる介護用移送リフトに関する。
起伏や寝返りの困難な被介護者の上体を起こして、ベッドから椅子等に移動したり、椅子からベッドに寝かせたりするような介助に際しては、介護者は介護知識と体力の双方を要求される。被介護者は女性のように体力が劣る介護者に介助されるとき非常に不安になり、一方、体力が劣る介護者は起伏の回数を減らそうとする。そのため、起伏の回数を多くすることにより、寝たきりの状態から被介護者に自立を促す方法をとる療養手段が介護者によって妨げられる場合もあった。
このように従来、被介護者に自立を促す段階において、寝たきり状態から椅子、車椅子等の生活に移行させるためには介護者の介護知識と体力に頼っており、人材不足や介護費用の高騰を招来していた。
被介護者を吊り上げて移動するリフト装置については、種々の製品が市販されているが、これら装置はいずれも数本のベルトまたはシート等で吊り上げる形式のもので、手間がかかる上、ベルトが被介護者に食い込んだり、シートが体の両脇を強く締め付けたり、格納・移動に場所をとったりする等の難点がある。
また、被介護者の起伏介助を支援するための介護支援装置の発明が提案されている。特許文献1に係る発明は、簡単なクレーンを使用して被介護者をネットやフックで吊り上げて椅子等に移動させるものである。特許文献2に係る発明は、ネットやフックに代えて被介護者の臀部を下から包み込むスリングシートを用いるものである。また、特許文献3は、移動自在の台車に、仰臥状態の被介護者の胸部を把持する把持器を昇降及び回動自在に設けるものである。さらに、特許文献4に係る発明は、ベッド上で仰臥姿勢のまま被介護者を乗せ、被介護者にそのまま着座姿勢を取らせるよう傾斜可能なそり状体と、該そり状体に連結でき、かつ該そり状体を被介護者とともに上昇回転させつつ傾斜させることができるリフト本体とからなる介護用リフト移送装置を提案している。またさらに、特許文献5に係る発明は、特許文献4に係る発明を改良したものであって、支柱に上下動可能に横設したカンチレバーの自由端部分に、脇支持部と背部支持部バンドを有する上部アタッチメント機構と腿担持部とふくらはぎ担持部を有する下部アタッチメント機構を共に回動、ロックできるように設けた介護用リフト移送装置を提案している。特許文献6に係る発明は、移動可能な台車部と、前記台車部に連結されたアーム部と、前記アーム部に取付けられ、人を保持する保持具と、を備える移乗装置であって、前記保持具は、人の胴体を抱えるように保持する胴体サポート部と、該胴体サポート部の下部に接続され、下肢部の膝裏を支持するための下肢サポート部と、を有することを特徴とする移乗装置を提案している。
特開平8−224278号公報 特開平10−14993号公報 特開2000−102297号公報 特開平3−210256号公報 特開平6−14965号公報 特開2010−69283号公報
しかしながら、特許文献1に係る介護支援装置においては、人間をネットやフックで吊り上げる行為は通常の生活習慣とかけ離れており、被介護者に心理的な抵抗感を与えるおそれがあり、一方、被介護者の体勢も不安定になり、揺られながらの移動は、被介護者に非常に不安な気持ちを持たせるおそれがある。また、特許文献2に係る介護支援装置においては、仰臥状態の被介護者の臀部をスリングシートで下から保持して持ち上げるには、被介護者に事前に座位姿勢をとらせる必要があり、介護者の負担が大きく、一方、特許文献1に係る介護支援装置と同様に移動に際して被介護者の体勢が不安定になる問題があった。さらに、特許文献3に係る介護支援装置においては、仰臥状態の被介護者をそのまま保持することが可能となるが、持ち上げるに際しては、被介護者は胸部分のみが把持され、下半身には支えがないので、引っ張り上げられているという感触を被介護者が持ちやすく、一方、特許文献1に係る介護支援装置と同様に移動に際して被介護者の体勢が不安定になる問題があった。また、特許文献4に係る介護用リフト移送装置は、介護者が被介設者の背を手で持ち上げて、そり状体の背部サポートを被介護者の下側にくるようにしたり、またリフト本体にそり状体を接続させたりするため、少なくとも二人の介護者が必要で、依然として手間や労力の点で問題があった。特許文献5に係る介護用リフト移送装置は、特許文献4に係る発明を改良して上記問題を解決したものの、腿担持部とふくらはぎ担持部とは被介護者の体重で食い込み、被介護者にとっては肉体的な負担がやはり大きい。さらに、特許文献6に係る移乗装置は下半身を下肢部分でのみ支持するため、支持される部分が食い込み、被介護者にとって肉体的な負担が大きい上、介護者にとっては、被介護者の下肢を下肢支持部材に載せる作業が解消されないという問題がある。
そこで、本発明は、以上の従来技術の問題点を解決するために創作されたものであり、装置の構造がシンプルであり、体力や介護知識がない介護者も、被介護者の起伏や移動を容易に介助することができ、又、被介護者にとっても不安なく起伏や移動ができる介護用移送リフトを提供することを課題とする。
本発明に係る介護用移送リフトは、移動自在の台車に、被介護者を保持するリフト本体を昇降可能に設けた介護用移送リフトにおいて、リフト本体は、左右一対の支持部材と、一対のガイド部材と、上下方向に延びて左右一対の支持部材と一対のガイド部材とを連結する連結部材とを備えることを特徴とする。
一対のガイド部材は、それぞれ矩形板であって先端方向に向かって互いの幅が狭くなるように配置され平面視においてハの字形状をなし、一対のガイド部材の外側面には一対のガイド部材の基端側から先端側に延びるガイドが形成されていて、該ガイドに連結部材の上端を取付け、連結部材の上端が該ガイドに沿って一対のガイド部材の基端と先端との間を摺動自在に支持し、一対の連結部材が一対のガイド部材の基端側に位置した状態で、一対のガイド部材が、ベッドに仰臥している被介護者Lの上方の所定位置に配置されると、左右一対の支持部材が被介護者Lの太腿の外方に位置することができる。さらに、ガイド部材は、大地に対して前方にやや下向きに傾斜するように配置すれば、ベッドに仰臥している被介護者の体型や病状、ならびに車いすの座面の傾きにも対応することが可能になる。なお、傾斜を3度ないし5度にすると好適である。
左右一対の支持部材のそれぞれは、全体を細長いヘラ状形状の金属板であって、その幅が基端側よりも先端側ほど先が狭くなる先細り状に形成しかつその厚みが内端側から外端側に徐々に厚くなるように形成した支持板と、該支持板の長さ方向の基端側面で連結部材に当接する側の下端に直立した連結片とを備え、連結部材の底面が支持板の上面に当接するように該連結片と連結部材とを枢支するとよい。左右一対の支持部材は、左右連動して摺動するようにしてもよいし、左右独立に摺動できるようにしてもよい。
なお、本発明に係る介護用移送リフトは、連結部材の下端に取り付けられた左右一対の支持部材の支持高さにおいて、連結部材の上端がガイドに沿って一対のガイド部材の先端側に摺動し該先端が被介護者の太腿から臀部の裏にかけて配置された状態で、左右一対の支持部材のうち、左支持部材が被介護者の右側の太腿から臀部の裏にかけてを、右支持部材が被介護者の左側の太腿から臀部の裏にかけてを、それぞれ支持するところに特徴がある。
また、連結片と連結部材とが略垂直に固定されることによって支持板が連結部材に連結され、支持板と連結部材との連結箇所が、被介護者に対して外側縁に設けられており、内側縁方向から被介護者の臀部から太腿裏の一部を受け入れられる一方、外側縁方向ある連結部材が被介護者の体を外側へ逃がさない支持面とするとよい。さらに、連結部材が左右一対の支持部材のそれぞれに連結したときに支持板に当接する底面の中央近傍の位置に凹部を備え、該凹部は略半円柱断面又は略矩形断面の間隙であって、該間隙に該間隙と同形状で該隙間よりも大きい弾性芯材を戴置した状態で、連結片の孔が連結部材の孔に重なり合うよう、連結部材の外側に取付け枢支することにより弾性芯材を凹部の隙間に嵌め込むようにすれば、支持板にいわゆる遊びが生じ、支持板を被介護者に宛てがう際、被介護者の体形等に対応できるとともに、車いすの座面の傾きにも対応することが可能になる。またさらに、連結片は、介護用移送リフトを車いすに当接した際に、支持部材が車いすの座面奥に挿入しないためのストッパを備えるようにすると安全で便利である。
別の変形形態として、リフト本体が、足首裏を受けることのできる凹状足首裏支持面を有する足首保持部材と、一対のガイド部材を補強しかつ足首保持部材を支持する補強部材と、足首保持部材と補強部材とを枢支連結する枢支連結部材とを備えるようにしてもよい。さらに、台車が、リフト本体を昇降可能とする昇降機構と、リフト本体を回動可能に支持する回動機構と、台車自身が移動可能な移動機構を備えるようにすればより利便性が高まる。
本発明に係る介護用移送リフトは、一人の介護者で該介護者の体力に依存することなく、被介護者の移動を極めて容易に行うことができ、また装置の着脱が簡単であるので、重労働から解放されるという効果がある。また、本発明に係る支持部材を用いれば、被介護者の臀部の横側から差し入れるような動作が可能となり被介護者に心理的な違和感を生じさせないという効果がある。さらに、本発明に係る介護用移送リフトは、剛性を有するとともに構造がシンプルで、介護者が被介護者の状態を確認しながら操作するため、被介護者は安全かつ安心して移動できるという効果がある。なお、本発明に係る介護用移送リフトの支持部材がハの字に被介護者の臀部と太腿の一部を支持するので、被介護者の用便のためのトイレへの移送も可能となる。
本発明に係る介護用移送リフト1の全体構成を示す斜視図である。 リフト本体10の一部を示す側面図である。 支持部材11を示す平面図(a)、側面図(b)、正面図(c)である。 支持部材11と連結部材12の連結構造を示す分解側面図(a)、支持部材11が連結部材12に対して回動可能な状態を示す側面図(b)である。 リフト本体10の一部を示す平面図である。 リフト本体10の回動状態を示す平面図である。 リフト本体10の回動状態を示す側面図である。 リフト本体10の支持部材11を被介護者Lの腰に宛てがった際、ガイド部材13の軌道が被介護者の臀部上部を通過することを示す図である。 介護者Kが介護用移送リフト1をベッドに移動し操作する様子を示す図である。 ベッドに仰臥している被介護者Lをリフト本体10に支持される様子を示す図である。 リフト本体10に支持された被介護者を吊り上げる様子を示す図である。 リフト本体10に吊り上げられた被介護者を車いすに移送する様子を示す図である。 実施例2に係る介護用移送リフト2の概略的な右側面図である。 介護用移送リフト2のリフト本体50の一部を示す右側面図である。 足首保持部材を示す断面図である。 リフト本体50に吊り下げられた被介護者を車いすに移送する様子を示す図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。各図において、同一部分には同一番号を付し、重複する説明は省略する。また、図面は、本発明を理解するために誇張して表現している場合もあり、必ずしも縮尺どおり精緻に表したものではないことに留意されたい。なお、本発明は下記に示される実施例に限られるものではない。
実施例1を図面を参照して詳細に説明する。
まず、介護用移送リフト1の全体構成を説明する。図1は、本発明に係る介護用移送リフト1の全体構成を示す斜視図である。図1に示すとおり、本発明に係る介護用移送リフト1は、大別すると、被介護者Lを保持するリフト本体10と、リフト本体10を支持する台車20とから構成される。リフト本体10は、被介護者Lの臀部と太腿裏の一部を保持する一対の支持部材11a、11bと、左右一対の支持部材11a、11bに連結する連結部材12a、12bと、外側面の長さ方向にそれぞれガイドを備え、連結部材12a、12bを該ガイド131a、131bに沿って長さ方向に摺動自在に支持する一対のガイド部材13a、13bとを備える。また、他に被介護者Lの胸部を保持する胸面支持部材15と、把手14を備えるとよい。本発明において最も重要な構成要素であり特徴部分である支持部材11a、11bについては図2及び3において詳細に後述する。一方、台車20は、複数の車輪(図示していない)を有するベース部材21と、ベース部材21に戴置された支柱22と、支柱22に対して昇降する昇降支柱24と、昇降支柱24に固定されて前述したリフト本体を回動可能に連結する懸架部材25と、移動用のキャスタ26a、26bを有する脚部材23a、23bとを備える。なお、剛性を高めるため、昇降支柱24と懸架部材25とを懸架補強部材31で固定している。さらに、台車20はハンドル27を備えると移動に便利である。また、フロアロック(図示していない)を備えると、介護用移送リフトの移送後の静止状態の駆動操作に便利である。介護用移送リフト1は、そのほとんどの構成部品を金属、例えばスチール鋼、アルミニウム等の角材や角パイプ等を組み合わせて形成することができる。なお、昇降駆動機構は図示しない種々の動力機構及び制御機構により駆動されてよい。例えばモータによる電動の昇降駆動機構や油圧シリンダ、水圧シリンダ等を用いた昇降駆動機構等様々な方式を用いることができる。
図2を参照する。図2は、リフト本体10の一部を示す側面図である。ここでは、リフト本体10の重要な要素のみ説明する。また、左右対称であるので、符号のうち右左を示すa、bは省略して説明する。リフト本体10は、被介護者Lの臀部と太腿裏の一部を保持する一対の支持部材11a、11bと、左右一対の支持部材11a、11bに連結する連結部材12a、12bと、外側面の長さ方向にそれぞれガイド131a、131bを備え、連結部材12a、12bを該ガイド131a、131bに沿って長さ方向に摺動自在に支持する一対のガイド部材13a、13bとを備える。連結部材12に連結された支持部材11は、ガイド部材13のガイド131に沿って台車20の前方方向に摺動することができる。なお、連結部材12は、所定の位置に被介護者Lの背面を保持する背面支持ベルト16を取付け可能な背面支持ベルト取付部123を備える。支持部材11、ならびに支持部材11と連結部材12の連結構造については詳細に後述する。
図3を参照する。図3は、支持部材11を示す平面図(a)、側面図(b)、正面図(c)である。この支持部材11は、仰臥状態の被介護者L又は車いすWに着座状態の被介護者Lを保持することを前提としており、被介護者Lの尻及び大腿部の一部を保持する支持板110と連結片111とから構成される。図3(a)に示すとおり、支持板110は、帯板状の金属板の幅が基端側よりも先端側ほど先が狭くなる先細り状に形成しており、いわばヘラのような形状を形成している。このような形状を採用しているのは、後述するように仰臥している被介護者Lの太ももとベッド表面との間に支持板110を臀部中央に向けて容易に滑り込ませるためである。図3(b)、(c)を参照すると、支持板110の長さ方向の基端側面で連結部材12に当接する側の一端に直立した連結片111を備える。支持板110と連結片111は、略垂直に溶接等適宜な方法によって固定される。後述するとおり、連結片111は、所定の位置に孔112を備え、連結部材12にねじ等取付部材(図示していない)で枢支される。また、連結片111は、介護用移送リフトを車いすに当接した際に、支持部材11が車いすの座面奥に挿入しないためのストッパ113を備える。ストッパ113はコの字金具や樹脂ブロックを用いるとよい。なお、図3(c)に示すとおり、支持板110の厚みは内端側から連結片111のある外端側に徐々に厚くなるようにすれば、被介護者Lの臀部への支持板110の差し入れがより容易になる。
図4を参照する。図4は、支持部材11と連結部材12の連結構造を示す分解側面図(a)、支持部材11が連結部材12に枢支されて回動可能な状態を示す側面図(b)である。図4(a)に示すとおり、連結部材12は支持部材11に連結したときに支持板110に当接する底面の所定の位置に凹部121を備えている。凹部121は略半円柱断面や略矩形断面の形状であればよく、凹部121の間隙と同形状でそれよりも大きな弾性芯材124、例えばゴム等を凹部121に嵌め込む。そして、支持部材11を、連結片111の孔112が連結部材12の孔122に重なり合うよう、連結部材12の外側にねじ等取付部材(図示していない)で枢支する。図4(b)に示すように、凹部121に弾性芯材124が嵌め込まれることにより、いわゆる遊びが生まれ、連結部材12に枢支された支持部材11が上下に回動できることで、介護者Kが被介護者Lの体型や健康状態に応じて支持板110を上下させながら被介護者の臀部に差し入れることが可能となるとともに、車いすの座面の傾きにも対応することができる。
次に、図5を参照しながら、リフト本体10におけるガイド部材13a、13bの配置について説明する。図5は、リフト本体10の一部を示す平面図である。図5に示すとおり、リフト本体10において、一対のガイド部材13a、13bは、大地に対して水平に配置され、かつ平面視において互いの先端が閉じたハの字形状に並列している。ガイド部材13a、13bは、補強部材17を介して金具18a、18b、19a、19bで連結固定される。固定されたハの字の先端に胸面支持部15を備えるとよい。胸面支持部15は木板、金属板、又は樹脂板等を基材として、基材の表面にウレタン材や布を使用してクッションを設けるようにしてもよい。このように、一対のガイド部材13a、13bをハの字に並列にすることによって、支持部材11a、11bが摺動して最前方に配置されたとき、それらの先端が60mm程度離間するように調整すると、支持板110a、110bが被介護者Lの臀部及び太腿の一部を支持することができる。なお、符号30において、台車20の懸架部材25に枢支され、後述するとおり、リフト本体10は所定の範囲で回動する。
図6及び7を参照しながら、リフト本体10の回動について説明する。図6は、リフト本体10の回動状態を示す平面図で、図7はその側面図である。図6(a)はリフト本体10の始動状態を示している。図6(b)は、リフト本体10が符号30を支軸として水平面で90度左に回動した状態を示している。図6(c)は、支持部材11a、11bがガイド部材13a、13bを前方に摺動した状態を示す。このように支持部材11a、11bは各支持板110a、110bの先端が少し開いた状態が好ましい。実施例1においては、支持板110a、110bの先端の離間距離を60mm程度にしている。支持板110a、110bは延伸時に仰臥状態の被介護者LとベッドBの隙間に進入して被介護者の臀部と太腿の一部を保持する。なお、リフト本体10は、図示しない動力機構及び制御機構により回動の所望の範囲内において任意の回転角度に駆動される。同様に、図7を参照する。図7(a)はリフト本体10の始動状態を示している。図7(b)は、リフト本体10が符号30を支軸として水平面で90度左に回動した状態を示している。図7(c)は、支持部材11a、11bがガイド部材13a、13bを前方に摺動した状態を示す。
図8を参照して、ガイド部材13の形状について説明する。図8は、リフト本体10の支持部材11を被介護者Lの腰に宛てがった際、ガイド部材13のガイド131a、131bの軌道が被介護者の臀部上部を通過することを示す図である。図8に示すとおり、一対のガイド部材は、それぞれのガイド131a、131bの軌道が互いに交差するように配置されて平面視においてハの字形状をなし、ガイド部材13を仰臥姿勢の被介護者Lの上方の所定位置に設置すると、それぞれのガイド131a、131bが被介護者Lの太腿の外方から太腿の一部さらに臀部にかけて通る摺動軌道(矢印で示している。)を備えることが理解できるであろう。そして、連結部材12による支持部材11の支持高さにおいて、ガイド部材13を仰臥姿勢の被介護者Lの上方の所定位置に設置すると、支持部材11の左右の支持板110a、110bが被介護者Lの太腿裏から臀部裏の高さ付近に維持されることになる。
次に、介護用移送リフト1を用いて、被介護者LをベッドBから車いすWへ移送する手順を図9ないし12を参照しながら説明する。図9は、介護者Kが介護用移送リフト1をベッドBに移動し操作する様子を示す図である。図10は、ベッドBに仰臥している被介護者Lをリフト本体10に支持される様子を示す図である。図11は、リフト本体10に支持された被介護者Lを吊り上げる様子を示す図である。図12は、リフト本体10に吊り上げられた被介護者Lを車いすWに移送する様子を示す図である。
図9を参照する。まず、介護者Kは、ベッドBに仰臥している被介護者Lの幅方向に介護用移送リフト1を近づける(図9(a))。そして、リフト本体10を水平面で90度左に回転させ、リフト本体10が被介護者Lの腿近傍の上方にくるように位置調整する(図9(b))。
図10を参照する。次に、駆動機構(図示していない)を駆動させて、支持部材11の支持板110a、110bの底面がベッドBに接するまで昇降支柱24を降下させる(図10(a))。そして、支持板110a、110bが被介護者Lの腿の両脇に来るように調整し、一対の支持部材11a、11bを一対のガイド部材13a、13bのガイド131a、131bに沿って前方に摺動させる(図10(b))。このとき、介護者Kは被介護者Lの臀部の右左をそれぞれ少し上げて支持板110a、110bに軽く載せるようにすると、支持板110a、110bがスムーズに臀部の中央に向けて直進しやすい。支持板110a、110bの先端が被介護者Lの臀部の中央まで達したことを介護者Kは確認し、被介護者Lの背を起こして胸部を胸面支持部15に当接させる(図10(c))。
図11を参照する。続けて、介護者Kは、被介護者Lの背面を背面支持ベルト16で、連結部材12a、12bの背面支持ベルト取付部123a、123bに固定する(図11(a))。なお、被介護者Lの背面支持については、背面支持ベルト取付部123a、123bに予めそれぞれ樹脂ベルトを取り付けておき、互いを面ファスナにて固定するようにしてもよい。次に、駆動機構(図示していない)を駆動させて、昇降支柱24を上昇させて、被介護者Lを保持したリフト本体10を吊り上げる(図11(b))。そして、介護用移送リフト1をベッドBから離隔し、水平面で90度右に回転させる(図11(c))。
図12を参照する。次に、介護用移送リフト1を車いすWの座面方向に向ける(図12(a))。被介護者Lの臀部が車いすWの座面の真上に来るように調整した後、駆動機構(図示していない)を駆動させて、昇降支柱24を降下する(図12(b))。このとき、支持板110a、110bが車いすWの座面に接するまで降下させ、支持板110a、110bをガイド部材13a、13bのガイド131a、131bに沿って後方に摺動させるとよい。介護者Kは、背面支持ベルト16を背面支持ベルト取付部123a、123bから外した後、介護用移送リフト1を後方に移動させる(図12(c))。
最後に、被介護者Lを車いすWからベッドBに移送する手順を説明する。この手順は、ベッドBから車いすWに移送する手順の逆であるので、図面は省略している。まず、介護者Kは、車いすWに着座している被介護者Lの正面に介護用移送リフト1を近づける。そして、駆動機構を駆動させて、昇降支柱24を降下させて、リフト本体10の支持板110a、110bが車いすWの座面に接しかつ被介護者Lの腿の脇に入るようリフト本体10を降下させて高さ調整をする。支持板110a、110bが被介護者Lの両腿の外側底面に来るように調整し、一対の支持部材10a、10bをガイド部材13a、13bのガイド131a、131bに沿って前方に摺動させる。このとき、介護者Kは被介護者Lの太腿の右左をそれぞれ軽く上げて支持板110a、110bに軽く載せるようにすると、支持板110a、110bがスムーズに被介護者Lの臀部の中央に向けて直進しやすい。また、別の方法として、介護者Kは、座位状態の被介護者Lの肩部を左、右に傾けることで尻部の片側をそれぞれ軽く上げて支持板110a、110bに軽く載せるようにしてもよい。支持板110a、110bの先端が被介護者の臀部の中央まで達したことを介護者Kは確認し、被介護者Lの胸部を胸面支持部15に当接させて背面支持ベルト16で胴体を固定する。
次に、駆動機構を駆動させて昇降支柱24を上昇させ、被介護者Lを保持したリフト本体10を吊り上げる。介護用移送リフト1を車いすWから後方に離隔する。そして、ベッドBの長さ方向に直角に介護用移送リフト1を近づけ、リフト本体10を水平面で90度左に回転させ、被介護者Lがベッドの中央にくるように位置調整した後、再び駆動機構を駆動させて、リフト本体10をゆっくり降下する。被介護者Lの臀部がベッドBの上面に接するまで降下させて止めた後、一対の支持部材10a、10bをガイド部材13a、13bのガイド131a、131bに沿って後方に摺動させる。介護者Kは、背面支持ベルト16を外した後、被介護者Lの背をゆっくりベッドBに横たえる。そして、介護用移送リフト1をベッドBの後方に移動させる。
実施例2を図面を参照して詳細に説明する。
まず、介護用移送リフト2の全体構成を説明する。図13は、本発明に係る介護用移送リフト2の全体構成を示す右側面図である。左右対称であるので、符号のうち右左を示すa、bは省略して説明する。図13に示すとおり、本発明に係る介護用移送リフト2は、大別すると、被介護者Lを保持するリフト本体50と、リフト本体50を支持する台車60とから構成される。リフト本体50は、被介護者Lの臀部と太腿裏の一部を保持する一対の支持部材51a、51bと、左右一対の支持部材51a、51bに連結する連結部材52a、52bと、外側面の長さ方向にそれぞれガイドを備え、連結部材52a、52bを該ガイドに沿って長さ方向に摺動自在に支持する一対のガイド部材53a、53bとを備える。また、他に被介護者Lの胸部を保持する胸面支持部材55と、把手54(図示していない)と、被介護者Lの足部を保持する足保持部材58を備えるとよい。
一方、台車60は、複数の車輪を有するベース部材61と、ベース部材61に戴置された支柱62と、支柱62に対して昇降する昇降支柱64と、昇降支柱64に固定されて前述したリフト本体50を回動可能に連結する懸架部材65と、移動用のキャスタ66a、66bを有する脚部材63a、63bとを備える。なお、脚部材63a、63bは、車いすWの補助輪が乗り越えられる高さにすると、図16に示すようにリフト本体50を回動することなく、被介護者Lを車いすWに移送することができる。実施例2において、脚部材63a、63bの高さは25mmにしているが、車いすWの補助輪が乗り越えられる高さであればよく、25mmに限定されない。さらに、台車60はハンドル67(図示していない)を備えると移動に便利である。介護用移送リフト2は、そのほとんどの構成部品を金属、例えばスチール鋼、アルミニウム等の角材や角パイプ等を組み合わせて形成することができる。なお、昇降駆動機構は図示しない種々の動力機構及び制御機構により駆動されてよい。例えばモータによる電動の昇降駆動機構や油圧シリンダ、水圧シリンダ等を用いた昇降駆動機構等様々な方式を用いることができる。
図14を参照する。図14は、リフト本体50の一部を示す側面図である。リフト本体50は、実施例1に係るリフト本体10とほとんど同じであるので、ここでは、リフト本体50の重要な要素のみ説明する。また、左右対称であるので、符号のうち左右を示すa、bは省略して説明する。リフト本体50は、被介護者Lの臀部と太腿裏の一部を保持する一対の支持部材51と、左右一対の支持部材51に連結する連結部材52と、外側面の長さ方向にそれぞれガイドを備え、連結部材52を該ガイドに沿って長さ方向に摺動自在に支持する一対のガイド部材53とを備える。連結部材52に連結された支持部材51は、ガイド部材53のガイドに沿って台車60の前方方向に摺動することができる。なお、連結部材52は、所定の位置に被介護者Lの背面を保持する背面支持ベルト56を取付け可能な背面支持ベルト取付部を備える。リフト本体50におけるガイド部材53の配置について説明すると、一対のガイド部材53は、大地に対して前方方向にやや下向きに傾斜して(矢印に示している)配置され、かつ平面視において互いの先端が閉じたハの字形状に並列している。このように、一対のガイド部材53を大地に対して前方方向にやや下向きに傾斜して配置しかつハの字に並列にすることによって、支持部材51が摺動して最前方に配置されたとき、それらの先端が60mm程度離間するように調整すると、支持板510が被介護者Lの臀部及び太腿の一部の下に入り込み支持することができる。なお、一対のガイド部材53の傾斜を3度ないし5度にすると好適である。ガイド部材53は、補強部材57を介して金具(図示していない)で連結固定される。固定されたハの字の先端に胸面支持部55を備えるとよい。
図15を参照する。図15は、足首保持部材58を示す断面図である。実施例2において、リフト本体50は、被介護者Lの足首裏を保持し得る形状である足首保持部材58と、一対のガイド部材53を補強しかつ足首保持部材58を支持する補強部材57と、足首保持部材58と補強部材57とを枢支連結する枢支連結部材59とを備える。足首保持部材58a、58bは、それぞれ補強部材57の右左側面の一部に軸支して取り付けられ、被介護者Lの足を保持するものである。足首保持部材58は、二枚の帯状金属板を稜線が長手方向に位置するように略半円状に折り返し曲折するようにして形成した二枚の足首保持部材58a、58bからなる。なお、二枚の足首保持部材58a、58bはFRP等の樹脂成形品で形成してもよい。二枚の足首保持部材58a、58bの一端を補強部材57の右左側面の一部に枢支連結部材59a、59bで回動自在に取付け、他端を突き合わせたときにW形状を形成する。回動状態は点線部で示す二枚の足首保持部材58a、58bと矢印方向で理解できるであろう。なお、足首保持部材58は、実施例1においては示していないが、実施例1においても介護用移送リフト1は具備してもよい。
図16を参照する。図16は、リフト本体50に吊り下げられた被介護者Lを車いすWに移送する様子を示す図である。リフト本体50に被介護者Lを吊り下げるまで(図11(b))は、実施例1と同様であるので、図は省略する。介護者Kは介護用移送リフト2をベッドから離間するが、介護用移送リフト2は、前述したとおり、脚部の高さを25mm程度に設定しているので、車いすの補助輪が容易に乗り越えることができるため、実施例1のようにリフト本体50を回転しなくてよい(図16(a))。したがって、介護者Kは、車いすWの座面をリフト本体50に吊り下げられた被介護者Lの尻部が車いすWの座面の真上に来るように調整した後、駆動機構(図示していない)を駆動させて、昇降支柱64を降下する(図16(b))。このとき、支持板510a、510bが車いすWの座面に接するまで降下させ、支持板510a、510bをガイド部材53a、53bのガイドに沿って後方に摺動させるとよい。介護者Kは、背面支持ベルト(図示していない)を外した後、介護用移送リフト2を車いすWから移動させる(図16(c))。
以上、本発明に係る介護用移送リフトにおける好ましい実施形態を図示して説明してきたが、本発明の技術的範囲を逸脱することなく種々の変更が可能であることは理解されるであろう。
本発明に係る介護用移送リフトは、構造が簡易であり介護者に負担が少ないので、病院や介護施設のみならず、家庭用としても広く利用することができる。
1 2 介護用移送リフト
10 50 リフト本体
11a 11b 51 支持部材
110a 110b 510a 510b 支持板
111a 111b 511a 511b 連結片
112a 112b 孔
113a 113b ストッパ
12a 12b 52a 52b 連結部材
121a 121b 凹部
122a 122b 孔
123a 123b 背面支持ベルト取付部
124a 124b 弾性芯材
13a 13b 53a 53b ガイド部材
131a 131b ガイド
14 54 把手
15 55 胸面支持部
16 56 背面支持ベルト
17 57 補強部材
20 60 台車
21 61 ベース
22 62 支柱
23a 23b 63a 63b 脚部
24 64 昇降支柱
25 懸架柱
26a 26b 66a 66b キャスタ
58 足首保持部材
59a 59b 枢支連結部材
K 介護者
L 被介護者
W 車いす

Claims (8)

  1. 移動自在の台車20に、被介護者Lを保持するリフト本体10を昇降可能に設けた介護用移送リフトにおいて、
    前記リフト本体10は、左右一対の支持部材11a、11bと、一対のガイド部材13a、13bと、上下方向に延びて前記左右一対の支持部材11a、11bと前記一対のガイド部材13a、13bとを連結する連結部材12a、12bと、を備え、
    前記左右一対の支持部材11a、11bのそれぞれは、全体を細長いヘラ状形状の金属板であって、その幅が基端側よりも先端側ほど先が狭くなる先細り状に形成しかつその厚みが内端側から外端側に徐々に厚くなるように形成した支持板110a、110bと、該支持板110a、110bの長さ方向の基端側面で前記連結部材12a、12bに当接する側の下端に直立した連結片111a、111bとを備え、前記連結部材12a、12bの底面が前記支持板110a、110bの上面に当接するように該連結片111a、111bと前記連結部材12a、12bとを枢支したものであり、
    前記一対のガイド部材13a、13bは、それぞれ矩形板であって先端方向に向かって互いの幅が狭くなるように配置され平面視においてハの字形状をなし、前記一対のガイド部材13a、13bの外側面には前記一対のガイド部材13a、13bの基端側から先端側に延びるガイド131a、131bが形成されていて、該ガイド131a 131bに前記連結部材12a、12bの上端を取付け、前記連結部材12a、12bの上端が該ガイド131a、131bに沿って前記一対のガイド部材13a、13bの基端と先端との間を摺動自在に支持し、前記一対の連結部材12a、12bが前記一対のガイド部材13a、13bの基端側に位置した状態で、前記一対のガイド部材13a、13bが、ベッドに仰臥している前記被介護者Lの上方の所定位置に配置されると、前記左右一対の支持部材11a、11bが前記被介護者Lの太腿の外方に位置し、
    前記連結部材12a、12bの下端に取り付けられた前記左右一対の支持部材11a、11bの支持高さにおいて、前記連結部材12a、12bの上端が前記ガイド131a 131bに沿って前記一対のガイド部材13a、13bの先端側に摺動し該先端が前記被介護者の太腿から臀部の裏にかけて配置された状態で、前記左右一対の支持部材11a、11bのうち、左支持部材が前記被介護者の右側の太腿から臀部の裏にかけてを、右支持部材が前記被介護者の左側の太腿から臀部の裏にかけてを、それぞれ支持することを特徴とする介護用移送リフト。
  2. 前記連結片111a、111bと前記連結部材12a、12bとが略垂直に固定されることによって前記支持板110a、110bが連結部材12a、12bに連結され、前記支持板110a、110bと前記連結部材12a、12bとの連結箇所が、前記被介護者Lに対して外側縁に設けられており、
    内側縁方向から前記被介護者Lの太腿から臀部の裏にかけて受け入れられる一方、外側縁方向にある前記連結部材12a、12bが前記被介護者Lの体を外側へ逃がさない支持面となっていることを特徴とする請求項1に記載の介護用移送リフト。
  3. 前記一対のガイド部材13a、13bは、大地に対して前方にやや下向きに傾斜していることを特徴とする請求項1又は2に記載の介護用移送リフト。
  4. 前記傾斜が3度ないし5度であることを特徴とする請求項3に記載の介護用移送リフト。
  5. 前記左右一対の支持部材11a、11bは、左右連動して摺動するものであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の介護用移送リフト。
  6. 前記左右一対の支持部材11a、11bは、左右独立に摺動するものであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の介護用移送リフト。
  7. 前記連結部材12a、12bは、前記左右一対の支持部材11a、11bのそれぞれに連結したときに前記支持板110a、110bに当接する底面の中央近傍の位置に凹部121a、121bを備え、
    該凹部121a、121bは略半円柱断面又は略矩形断面の間隙であって、
    該間隙に該間隙と同形状で該隙間よりも大きい弾性芯材124a、124bを戴置した状態で、連結片111a、111bの孔112a、112bが連結部材12a、12bの孔122a、122bに重なり合うよう、連結部材12a、12bの外側に取付け枢支することにより前記弾性芯材124a、124bを前記凹部121a、121bの隙間に嵌め込んだことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の介護用移送リフト。
  8. 前記連結片111a、111bは、前記介護用移送リフト1を車いすに当接した際に、前記左右一対の支持部材11a、11bが前記車いすの座面奥に挿入しないためのストッパ113a、113bを備えることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の介護用移送リフト。
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