JPH0334377Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0334377Y2 JPH0334377Y2 JP1985152442U JP15244285U JPH0334377Y2 JP H0334377 Y2 JPH0334377 Y2 JP H0334377Y2 JP 1985152442 U JP1985152442 U JP 1985152442U JP 15244285 U JP15244285 U JP 15244285U JP H0334377 Y2 JPH0334377 Y2 JP H0334377Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- robot
- patient
- frame
- truck
- connecting shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000474 nursing effect Effects 0.000 claims description 13
- 239000000872 buffer Substances 0.000 claims description 5
- 208000019901 Anxiety disease Diseases 0.000 description 1
- 230000036506 anxiety Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Handcart (AREA)
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[考案の技術分野]
この考案は看護介助ロボツトに係り、さらに詳
細には、例えば床の傾斜に拘りなく患者を常に水
平に支持することのできる看護介助ロボツトに関
する。
細には、例えば床の傾斜に拘りなく患者を常に水
平に支持することのできる看護介助ロボツトに関
する。
[考案の技術的背景およびその問題点]
従来、所望の方向に移動できるようにした看護
介助ロボツトは第5図に示すような構成を有す
る。つまり、自走台車1上にロボツト本体3を設
置し、このロボツト本体3に左右のロボツトアー
ム5を個別に操作できるように取り付けた構成で
ある。そして、患者は左右のロボツトアーム5を
動かして抱き起したり抱え上げたりして移動、入
浴、シーツの取替えその他の看護介助を行うので
ある。
介助ロボツトは第5図に示すような構成を有す
る。つまり、自走台車1上にロボツト本体3を設
置し、このロボツト本体3に左右のロボツトアー
ム5を個別に操作できるように取り付けた構成で
ある。そして、患者は左右のロボツトアーム5を
動かして抱き起したり抱え上げたりして移動、入
浴、シーツの取替えその他の看護介助を行うので
ある。
ところがこのような従来の看護介助ロボツトの
場合には、患者を水平に抱き抱えて移動するよう
な場合でも、第5図に示すように床に傾斜θがあ
る場合、台車1が傾き、従つて、ロボツトアーム
5も同じだけ傾き、患者に転落するのではないか
といつた不安を与えることがあつた。
場合には、患者を水平に抱き抱えて移動するよう
な場合でも、第5図に示すように床に傾斜θがあ
る場合、台車1が傾き、従つて、ロボツトアーム
5も同じだけ傾き、患者に転落するのではないか
といつた不安を与えることがあつた。
[考案の目的]
この考案は上述のごとき従来の問題に鑑みてな
されたもので、床の傾斜に拘りなく患者を常に水
平に支持することのできる看護介助ロボツトを提
供することを目的とするものである。
されたもので、床の傾斜に拘りなく患者を常に水
平に支持することのできる看護介助ロボツトを提
供することを目的とするものである。
[考案の構成]
上記目的を達成するために、この考案は、複数
のキヤスタを備えた走行自在の台車本体上に、患
者を支持するプレートを先端部に保持した左右の
ロボツトアームを備えてなるロボツト本体を装着
してなる看護介助ロボツトにして、前記ロボツト
本体を取付けた台車フレームの下面中央部に設け
た連結シヤフトを、前記台車本体に前後左右方向
へ揺動自在に支承して設けると共に上記連結シヤ
フトの下端部に水平バランス用ウエイトを設け、
前記台車フレームと前記台車本体との間の複数箇
所に、緩衝体を介装してなるものである。
のキヤスタを備えた走行自在の台車本体上に、患
者を支持するプレートを先端部に保持した左右の
ロボツトアームを備えてなるロボツト本体を装着
してなる看護介助ロボツトにして、前記ロボツト
本体を取付けた台車フレームの下面中央部に設け
た連結シヤフトを、前記台車本体に前後左右方向
へ揺動自在に支承して設けると共に上記連結シヤ
フトの下端部に水平バランス用ウエイトを設け、
前記台車フレームと前記台車本体との間の複数箇
所に、緩衝体を介装してなるものである。
[考案の実施例]
第1図および第2図は、この考案の一実施例と
しての看護介助ロボツトを示すもので、ロボツト
本体を支持する台車フレーム7の中央下方に設け
られた連結シヤフト9に水平バランス用ウエイト
11が取り付けられている。この水平バランス用
ウエイト11は重量物をそのまま用いても良く、
また例えばバツテリーの様な重量の重い部品をこ
の部分に取り付けるようにしてもよい。
しての看護介助ロボツトを示すもので、ロボツト
本体を支持する台車フレーム7の中央下方に設け
られた連結シヤフト9に水平バランス用ウエイト
11が取り付けられている。この水平バランス用
ウエイト11は重量物をそのまま用いても良く、
また例えばバツテリーの様な重量の重い部品をこ
の部分に取り付けるようにしてもよい。
前記連結シヤフト9の中央部には、前後左右に
球面軸受13を介して台車本体15が連結されて
おり、この台車本体15に全方向に走行可能なキ
ヤスタ17が取り付けられている。
球面軸受13を介して台車本体15が連結されて
おり、この台車本体15に全方向に走行可能なキ
ヤスタ17が取り付けられている。
また各台車本体15の段部19と対応する台車
フレーム7の下面との間に緩衝体としてコイルば
ね21が介装されている。
フレーム7の下面との間に緩衝体としてコイルば
ね21が介装されている。
台車フレーム7上にはロボツト本体23が設置
されている。そしてこのロボツト本体23には左
右のロボツトアーム25,27が取り付けられて
おり、個別に上下、回転その他、人の手の動きに
似た動作ができるようにされている。各ロボツト
25,27の先端には患者保持用プレート29,
31が水平に取り付けられている。
されている。そしてこのロボツト本体23には左
右のロボツトアーム25,27が取り付けられて
おり、個別に上下、回転その他、人の手の動きに
似た動作ができるようにされている。各ロボツト
25,27の先端には患者保持用プレート29,
31が水平に取り付けられている。
上記構成の看護介助ロボツトの動作を次に説明
する。この看護介助ロボツトは、第3図に示すよ
うにロボツトアーム25,27の患者保持用プレ
ート29,31によつて患者33を水平に抱き抱
え、台車本体15の走行によつて患者を所望の位
置に運ぶ働きをする。
する。この看護介助ロボツトは、第3図に示すよ
うにロボツトアーム25,27の患者保持用プレ
ート29,31によつて患者33を水平に抱き抱
え、台車本体15の走行によつて患者を所望の位
置に運ぶ働きをする。
そこでもし、床面flが水平に対してθ傾斜して
いる場合、キヤスタ17及び台車本体15はその
床面flに沿つて傾いて走行する。しかしながら台
車フレーム7は、水平バランス用ウエイト11が
鉛直方向に位置するため、常に水平状態を維持す
る。そしてこの台車フレーム7と台車本体15と
の間のコイルばね21が両者の傾きを吸収し、台
車フレーム7を常に水平な状態に保つたままθの
傾きの床面flを走行することができる。
いる場合、キヤスタ17及び台車本体15はその
床面flに沿つて傾いて走行する。しかしながら台
車フレーム7は、水平バランス用ウエイト11が
鉛直方向に位置するため、常に水平状態を維持す
る。そしてこの台車フレーム7と台車本体15と
の間のコイルばね21が両者の傾きを吸収し、台
車フレーム7を常に水平な状態に保つたままθの
傾きの床面flを走行することができる。
したがつて、ロボツトアーム25,27の患者
保持用プレート29,31は台車フレーム7と同
様に水平状態のまま移動され、その上に保持され
る患者33は水平なまま移動される。
保持用プレート29,31は台車フレーム7と同
様に水平状態のまま移動され、その上に保持され
る患者33は水平なまま移動される。
第4図は床面flが左右に傾いているような場合
の台車の水平維持動作を示すものであり、この場
合にも台車本体15が床面flの傾きによつて左右
方向に傾くが、球面軸受13、水平バランス用ウ
エイト11の働きにより台車フレーム7を水平に
維持する。したがつて、ロボツト本体23も水平
状態のまま傾斜した床面fl上を走行できるのであ
る。
の台車の水平維持動作を示すものであり、この場
合にも台車本体15が床面flの傾きによつて左右
方向に傾くが、球面軸受13、水平バランス用ウ
エイト11の働きにより台車フレーム7を水平に
維持する。したがつて、ロボツト本体23も水平
状態のまま傾斜した床面fl上を走行できるのであ
る。
なお、上記実施例は看護介助ロボツトの台車と
した用いた実施例を示したが、その考案は、上記
実施例に限定されるものではなく、一般の物品搬
送用の台車として広く利用できる。また、緩衝体
としてコイルばね21を用いたが、このコイルば
ねに代えてダンパーを用いることもむろん可能で
ある。
した用いた実施例を示したが、その考案は、上記
実施例に限定されるものではなく、一般の物品搬
送用の台車として広く利用できる。また、緩衝体
としてコイルばね21を用いたが、このコイルば
ねに代えてダンパーを用いることもむろん可能で
ある。
[考案の効果]
以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、要するに本考案は、複数のキヤスタ17を備
えた走行自在の台車本体15上に、患者33を支
持するプレート29,31を先端部部に保持した
左右のロボツトアーム25,27を備えてなるロ
ボツト本体23を装着してなる看護介助ロボツト
にして、前記ロボツト本体23を取付けた台車フ
レーム7の下面中央部に設けた連結シヤフト9
を、前記台車本体15に前後左右方向へ揺動自在
に支承して設けるとともに上記連結シヤフト9の
下端部に水平バランス用ウエイト11を設け、前
記台車フレーム7と前記台車本体15との間の複
数箇所に、緩衝体21を介装してなるものであ
る。
に、要するに本考案は、複数のキヤスタ17を備
えた走行自在の台車本体15上に、患者33を支
持するプレート29,31を先端部部に保持した
左右のロボツトアーム25,27を備えてなるロ
ボツト本体23を装着してなる看護介助ロボツト
にして、前記ロボツト本体23を取付けた台車フ
レーム7の下面中央部に設けた連結シヤフト9
を、前記台車本体15に前後左右方向へ揺動自在
に支承して設けるとともに上記連結シヤフト9の
下端部に水平バランス用ウエイト11を設け、前
記台車フレーム7と前記台車本体15との間の複
数箇所に、緩衝体21を介装してなるものであ
る。
上記構成より明らかなように、本考案において
は、ロボツト本体23を取付けた台車フレーム7
は、下面中央部に設けた連結シヤフト9を介して
台車本体1に前後左右方向へ揺動自在に支承され
ており、上記連結シヤフト9の下端部には水平バ
ランス用ウエイト11が設けてあるから、台車本
体15の前後左右の傾斜に対してロボツト本体2
3を常に垂直状態に保持でき、ロボツト本体23
に備えたロボツトアーム25,27でもつて患者
を支持するとき、患者を常に水平に支持できるも
のである。
は、ロボツト本体23を取付けた台車フレーム7
は、下面中央部に設けた連結シヤフト9を介して
台車本体1に前後左右方向へ揺動自在に支承され
ており、上記連結シヤフト9の下端部には水平バ
ランス用ウエイト11が設けてあるから、台車本
体15の前後左右の傾斜に対してロボツト本体2
3を常に垂直状態に保持でき、ロボツト本体23
に備えたロボツトアーム25,27でもつて患者
を支持するとき、患者を常に水平に支持できるも
のである。
第1図はこの考案の一実施例の正面図、第2図
はこの考案の一実施例の側面図、第3図は上記実
施例の動作を示す側面図、第4図は上記実施例の
動作を示す正面図、第5図は従来例を示す側面図
である。 7……台車フレーム、9……連結シヤフト、1
1……水平バランス用ウエイト、13……球面軸
受、15……台車本体、17……キヤスタ、19
……段部、21……コイルばね、23……ロボツ
ト本体、25,27……ロボツトアーム、29,
31……患者保持用プレート。
はこの考案の一実施例の側面図、第3図は上記実
施例の動作を示す側面図、第4図は上記実施例の
動作を示す正面図、第5図は従来例を示す側面図
である。 7……台車フレーム、9……連結シヤフト、1
1……水平バランス用ウエイト、13……球面軸
受、15……台車本体、17……キヤスタ、19
……段部、21……コイルばね、23……ロボツ
ト本体、25,27……ロボツトアーム、29,
31……患者保持用プレート。
Claims (1)
- 複数のキヤスタ17を備えた走行自在の台車本
体15上に、患者33を支持するプレート29,
31を先端部に保持した左右のロボツトアーム2
5,27を備えてなるロボツト本体23を装着し
てなる看護介助ロボツトにして、前記ロボツト本
体23を取付けた台車フレーム7の下面中央部に
設けた連結シヤフト9を、前記台車本体15に前
後左右方向へ揺動自在に支承して設けると共に上
記連結シヤフト9の下端部に水平バランス用ウエ
イト11を設け、前記台車フレーム7と前記台車
本体15との間の複数箇所に、緩衝体21を介装
してなることを特徴とする看護介助ロボツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985152442U JPH0334377Y2 (ja) | 1985-10-07 | 1985-10-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985152442U JPH0334377Y2 (ja) | 1985-10-07 | 1985-10-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6260473U JPS6260473U (ja) | 1987-04-15 |
JPH0334377Y2 true JPH0334377Y2 (ja) | 1991-07-22 |
Family
ID=31070419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985152442U Expired JPH0334377Y2 (ja) | 1985-10-07 | 1985-10-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0334377Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111422231A (zh) * | 2020-03-09 | 2020-07-17 | 江苏理工学院 | 一种车座搭巾安放装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5574760B2 (ja) * | 2010-03-03 | 2014-08-20 | 株式会社石亀工業 | 傾斜台車 |
JP6112368B2 (ja) * | 2014-11-13 | 2017-04-12 | 株式会社ミツワエンジニアリング | 介護用移送リフト |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5232031Y2 (ja) * | 1973-05-22 | 1977-07-21 | ||
JPS60100261U (ja) * | 1983-12-15 | 1985-07-08 | 株式会社 テクトピアアトムス | 運搬台車 |
-
1985
- 1985-10-07 JP JP1985152442U patent/JPH0334377Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111422231A (zh) * | 2020-03-09 | 2020-07-17 | 江苏理工学院 | 一种车座搭巾安放装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6260473U (ja) | 1987-04-15 |
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