JPS5826832Y2 - 大型積載物の運搬装置 - Google Patents

大型積載物の運搬装置

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Publication number
JPS5826832Y2
JPS5826832Y2 JP6482477U JP6482477U JPS5826832Y2 JP S5826832 Y2 JPS5826832 Y2 JP S5826832Y2 JP 6482477 U JP6482477 U JP 6482477U JP 6482477 U JP6482477 U JP 6482477U JP S5826832 Y2 JPS5826832 Y2 JP S5826832Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carts
support plate
load
transport
load support
Prior art date
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Expired
Application number
JP6482477U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53159012U (ja
Inventor
秀幸 下村
忠士 清原
Original Assignee
三菱重工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三菱重工業株式会社 filed Critical 三菱重工業株式会社
Priority to JP6482477U priority Critical patent/JPS5826832Y2/ja
Publication of JPS53159012U publication Critical patent/JPS53159012U/ja
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Publication of JPS5826832Y2 publication Critical patent/JPS5826832Y2/ja
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  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、大きさや重量の異なる多数の積載物の運搬に
際して、特に大型の積載物を効率良く運搬し得るように
した運搬装置に関する。
近年、化学プラント等の巨大プラントの建設に際しては
、その工期短縮やコスト低減のためにプラント全体を多
数のプラントモジュールにブロック化しこのプラントモ
ジュールをあらかじめ工場で製作したのち、これらを現
地まで運搬してプラント全体をそこで組み上げるように
したプラントモジュール工法が普及してきている。
従来、このような多数のプラントモジュールを運搬する
に際しては、第1図に示すように、プラントモジュール
1の重量や大きさ等に余シ関係なくこれを一台の運搬車
2によって運搬することが普通に行なわれておシ、第2
図に示すように、特にプラントモジュール3が長尺の場
合には、運搬車4を前後に二台並べてこれを運搬するよ
うにしている。
一般に、このようなプラントモジュールは百〜千トン程
度の重量があり、しかもそれらの大きさが1ち1ちであ
るため、多数のプラントモジュールの運搬に際し、これ
らプラントモジュール中で最大の重量及び大きさのもの
に対して積載可能な大容量の運搬車を使用してすべての
プラントモジュールヲ運搬することは、その運搬時間や
運搬コスト等の点から非常に不利である。
このため、重量や大きさの異なる多数の積載物を効率良
く運搬するためには、積載容量の小さい運搬車を三〜回
合用意し、重量や大きさの小さい積載物に対しては一台
の運搬車でこれを運搬する一方、重量や大きさの特に大
きい積載物に対してはこれらQ運搬車を前後左右に配置
すると共にこれらを互いに共働させて前記積載物の運搬
を行なうことが最も好筐しいのであるが、運搬車を左右
に配置した状態で積載物を運搬するためには、複雑な舵
取り同期装置等が必要であると従来では考えられていた
ため、このような積載物の運搬方法は実用化されておら
ず、前述したような効率の悪い運搬方法を採用せざるを
得なかった。
本考案は、このような従来の運搬方法における効率の悪
さを解消するために、複雑な舵取り同期装置等を使用せ
ずとも運搬車を左右に配置した状態で積載物を運搬でき
る運搬装置を提供し)これによって重量や大きさの異な
る多数の積載物を効率良く運搬しようとするものである
この目的を達成するための本考案の構成は、左右に並ぶ
王台の自走する台車に一枚の積載物支持板を掛は渡し、
互いに共働して一個の積載物を運搬するこれら王台の台
車と前記−個の積載物を支持する前記積載物支持板とを
球面継手で接続すると共に前記王台の台車が左右方向に
相対的に接近及び離反できるように少なくとも一方の前
記球面継手の台座をこの球面継手が取ジ付けられた一方
の台車又は前記積載物支持板に対して左右方向に摺動自
在と臥 これら王台の台車を前後に二組配置するか或い
はこれら王台の台車の前方又は後方に別の台車を一台配
置し、前記−個の積載物を四台か或いは二台の台車で支
持しながら運搬するようにしたことを特徴とし、以下、
前記台車を回合使用した本考案による運搬装置の一実施
例について第3〜5図を参照しながら詳細に説明する。
本実施例の概略正面を表わす第3図81その右側面及び
上面のそれぞれ概略を表わす第3図す及びCに示すよう
に、それぞれ自走して積載物5を運搬する四台の台車6
は、その直進前後方向(第3図a中、左右方向)とこれ
に直角な左右方向(第3図C中、上下方向)に並列した
状態となってフ・シ、この左右に並ぶ二組の台車6には
、積載物5を支持する積載物支持板Iがそれぞれ掛は渡
されている。
左右に並ぶこれら二組の台車6が積載物5を運搬する際
に、路面8の凹凸状態やこれら台車6の進行方向及びそ
の速度等が多少異なったりしても台車6と積載物支持板
7との結合状態が外れたりしないように、左右に並ぶ台
車6と積載物支持板7とは第3図す中の積載物支持板I
の部分を拡大した第4図a1及び第4図aの右側面を表
わす第4図すに示すように、球面継手9でそれぞれ接続
され、更に左右に並ぶ三方の台車6に取り付けられる球
面継手9の凹状台座10は、左右方向の図示しない案内
面を具え且つこの台車6に固設された台座受け11の前
記案内面に沿って左右方向へ摺動自在にそれぞれ嵌合し
ている。
これによって左右に並ぶ一方の台車6は、他方の台車6
に対して前後動、左右動、及び上下動自在となっている
なお、本実施例では前記一方の台車6に取り付けられる
球面継手9の凹状台座10をこの台車6に固設した台座
受け11に対して左右方向に摺動自在としているが、逆
にこの凹状台座10を一方の台車10に固定すると共に
この凹状台座10に嵌合する図示しない球頭部を具えた
球面継手90球状台座の方を積載物支持板7に対して左
右に摺動自在としてもよい。
積載物5の運搬中に左右に並ぶ二組の台車6同志がそれ
ぞれ常に一定の間隔を維持できるように、前記一方の台
車6には、この台車6に固設された台座受け11に対し
て左右に摺動する球面継手9の凹状台座10のこの移動
量を検出し、一方の台車6の運転室12内へこの移動量
を表示させる検出装置13が取り付けられて訟9、又積
載物支持板7上には、積載物5を支持する支持台14が
後部(第3図a中、左側)の積載物支持板Tに二個所、
前部の積載物支持板7に一個所それぞれ設けられている
更に、積載物5の運搬時にこの積載物5が積載物支持板
7上を移動しないよう、第5図a及びその上面を表わす
第5図Cに示すように、あらかじめ積載物5の四個所に
取シ付けられる位置決め用金具15に設けた位置決め用
溝16に嵌合するナツト17が積載物支持板7上にそれ
ぞれ二個所ずつ突設されてに#)、このナツト17から
積載物5が浮き上るのを防止するため、第5図aの右側
面を表わす第5図すに示すように、ナツト17にはボル
ト18がねじ込1れている。
積載物支持板Iに突設したナツト17の間隔に対応して
あらかじめ積載物5の前後端の左右に位置決め用金具1
5をそれぞれ固設する一方、左右に並ぶ二組の台車6を
この位置決め用金具15の前後間隔に対応して前後に一
定距離隔てて配置し、位置決め用金具15に設けた位置
決め用溝16がナツト11に嵌合するように積載物5を
積載物支持板7の支持台14上に積載する。
こののち、台車6を同時に駆動させて積載物5を運搬す
るが、この積載物5は支持台14により三点支持されて
いるので路面がカーブをなしている所でもねじれを生じ
ない臥積載物5が球面継手9を介して台車6に対して間
接的に支持されているので、積載物5や台車6同志に無
理な応力が発生しない。
更に、左右に並ぶ台車6同志の間隔が変化すると、検出
装置13によυ運転室12内の運転者へその移動量を知
らせることができるので、運転者は元の間隔に台車6を
移動させてその進行方向を修正しながら走行する。
なお、本実施例では四台の台車6で積載物5の運搬を行
なうようにした75\本実施例における後部三台の台車
6とこの台車6の前部或いは後部に別の台車を一台配置
しこの台車に積載物5を支持する支持台を設けて三台の
台車でこの積載物5を支持運搬するようにしてもよい。
このように本考案の運搬装置によると、容量の小さな三
台乃至四台の運搬車を複雑な舵取り同期装置等を用いず
に非常に単純な機情によυ連結して重量及び大きさの非
常に大きな積載物の運搬を行なうようにしたので、重量
や大きさの異なる多数の積載物を効率良く運搬すること
が可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図81第2図aはそれぞれ従来の運搬装置の外観の
概略を表わす正面図であり、第1図81第2図すはそれ
らのそれぞれ右側面図である。 又、第3図aは本考案による運搬装置の一実施例の外観
の概略を表わす正面図、第3図すはその右側面図、第3
図Cは同図aの平面図である。 更に、第4図aは第3図すにトける積載物支持板の部分
の拡大図、第4図すはその右側面図であり、第5図aは
位置決め用金具の正面図、第5図すはその右側面図、第
5図Cは同図aの平面図である。 図面中、5は積載物、6は台車、7は積載物支持板、9
は球面継手、10は球面継手の凹状台座、11は台座受
けである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右に並ぶ二台の自走する台車に一枚の積載物支持板を
    掛は渡し、互いに共働して一個の積載物を運搬するこれ
    ら二台の台車と前記−個の積載物を支持する前記積載物
    支持板とを球面継手で接続すると共に前記二台の台車が
    左右方向に相対的に接近及び離反できるように少なくと
    も一方の前記球面継手の台座をこの球面継手が取υ付け
    られた一方の台車又は前記積載物支持板に対して左右方
    向に摺動自在とし、これら二台の台車を前後に二組配置
    するか或いはこれら二台の台車の前方又は後方に別の台
    車を一台載置し、前記−個の積載物を回合か或いは三台
    の台車で支持しiから運搬するようにしたことを特徴と
    する大型積載物の運搬装置。
JP6482477U 1977-05-20 1977-05-20 大型積載物の運搬装置 Expired JPS5826832Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6482477U JPS5826832Y2 (ja) 1977-05-20 1977-05-20 大型積載物の運搬装置

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JP6482477U JPS5826832Y2 (ja) 1977-05-20 1977-05-20 大型積載物の運搬装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53159012U JPS53159012U (ja) 1978-12-13
JPS5826832Y2 true JPS5826832Y2 (ja) 1983-06-10

Family

ID=28969301

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JP6482477U Expired JPS5826832Y2 (ja) 1977-05-20 1977-05-20 大型積載物の運搬装置

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JP5376445B2 (ja) * 2009-07-16 2013-12-25 ユニキャリア株式会社 搬送台車の編成搬送方法

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JPS53159012U (ja) 1978-12-13

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