JP2003119048A - ガラス組成物 - Google Patents
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Abstract
性能も優れたガラス組成物を提供する。 【解決手段】 重量%で表して、65%以上74%未
満のSiO2、0〜5%のB2O3、0.1〜2.5%の
Al2O3、0%以上2%未満のMgO、5〜15%のC
aO、0〜10%のSrO、0〜10%のBaO、10
%より多く15%以下のMgO+CaO+SrO+Ba
O、0〜5%のLi2O、10〜18%のNa2O、0〜
5%のK2O、10〜20%のLi2O+Na2O+K
2O、および0〜0.40%のTiO2を含むことを特徴
とするガラス組成物。
Description
ラス組成物に関する。詳しくは、従来よりガラス厚さの
薄いガラスであっても、実質的な強化プロセスの能力増
強を要することなく、十分な表面圧縮応力値を得ること
ができ、かつ合わせガラスなどにも用いることのできる
ガラス組成物に関する。さらに、優れたソーラーコント
ロール性能を持つガラス組成物に関する。
ら始まり、外力によってガラス表面に現れる引張応力が
ガラスの引張応力を超えることで生じる。ガラスの引張
応力に対する耐久性は、実際にはガラス表面に存在する
Griffith flowと呼ばれる微小傷によって
決定されるため、実用的には、ガラス表面に圧縮応力層
を設けることで外力による引張応力を緩和し、亀裂の進
展を妨げ、破壊を防ぐことでガラスの強度を高める方法
が有効とされている。ガラス表面に圧縮応力を設ける方
法として、化学強化と物理強化が知られている。
ラスを急冷し、常温になった状態でガラスの厚さ方向に
残留応力を発生させ、表面に圧縮応力層を形成するもの
である。最も広く実用化されているのは、空気によって
冷却する風冷強化法である。
で加熱し、而る後ガラスの表面を、加圧した空気流によ
って急冷してやることで、ガラス表面に圧縮応力層を、
内部に引張応力層を形成させてガラスの強度を向上させ
るものである。
は、冷却中の表面と内部の温度差に依存することが知ら
れている。最も簡単な近似として高温状態のガラスの急
冷を考える場合、ガラスからの放熱量Qを一定と仮定す
ると、ガラス表面と内部の最大温度差(Δθ)maxは (Δθ)max=tQ/8k と近似される。ここで、tはガラス厚さ[m]、Qは放
熱量[W/m2]、kは熱伝導率[W/m・K]であ
る。歪緩和の時間が十分小さく、かつ冷却段階で温度勾
配の変化が生じないと仮定すれば、室温でのガラス表面
の圧縮応力をF、平均線膨張係数をα、ヤング率をE、
ポアソン比をσとすると、圧縮応力Fは、 F=α・E/(1−σ)・2/3・(Δθ)max と表される。αおよびEの値を大きくすることができれ
ば、より高い圧縮応力Fを得ることが可能であり、ガラ
ス厚さが従来より薄くなったとしても、従来の強化プロ
セスの能力で十分な圧縮応力を得ることが可能であるこ
とがわかる。
およびEの値を大きくすることができれば、ガラス表面
と内部の最大温度差(Δθ)maxは小さくて済む。すな
わち、放熱量Qを小さくできることから、ガラス板の風
冷強化時における風量を従来より減らすことができるた
め、工程負荷が軽減され強化ガラスの製造コストを低く
抑えることができる。
板ガラスの厚さは、主に3.5〜4.8mmであった。
近年、自動車用の軽量化による燃費向上のため、窓ガラ
スにも薄板化の要請が強い。面積が同じであれば板厚が
薄くなるほどガラス板の熱容量は小さくなり、(Δθ)
maxが小さくなるため、圧縮応力Fが小さくなる。つま
り、十分な強化が入りにくくなる。この強化の入りにく
さを補うために幾つかのガラス板が提案されてきた。
載された強化ガラスの製造方法は、重量%表示で実質的
に63〜75%のSiO2、1.5〜7%のAl2O3、
0〜6%のTiO2、3〜7%のAl2O3+TiO2、0
〜10%のMgO、5〜15%のCaO、6〜20%の
MgO+CaO、8〜18%のNa2O、0〜5%のK2
O、10〜20%のNa2O+K2O、からなり、該ガラ
スの液相温度が1150℃以下である強化ガラスの製造
方法である。
易強化ガラス組成物は、重量%で表示して68〜71%
のSiO2、1.6〜3.0%のAl2O3、2.0〜
4.0%のMgO、8.5〜11.0%のCaO、1
2.5〜16.0%のNa2O、0.9〜3.0%のK2
O、これらの成分の総和が97%以上であって、かつ7
0.0〜73.0%のSiO2+Al2O3、12.0〜
15.0%のMgO+CaO、13.5〜17.0%の
Na2O+K2Oからなり,しかも109ポイズになる粘
性温度が650〜685℃ならびに101 2ポイズになる
粘性温度が555〜585℃であり、かつ両者の温度差
が96〜103℃になることを特徴とする易強化ガラス
組成物である。
た透明板ガラス製造用のガラス組成物は、重量%で表示
して、69〜75%のSiO2、0〜3%のAl2O3、
2〜10%のCaO、0〜2%のMgO、9〜17%の
Na2O、0〜8%のK2O、0.2〜1.5%のFe2
O3を含み、さらに、フッ素および亜鉛,ジルコニウ
ム,セリウム,チタンの酸化物,4重量%未満の酸化バ
リウムおよび合計で10%以下の残りのアルカリ土類酸
化物を含むことができるガラス組成物である。
伴う内装材の劣化防止の要請や冷房負荷低減の観点か
ら、自動車用窓ガラスとして紫外線赤外線吸収能を付与
した緑色系色調を有するガラスが提案されている。
つ全太陽光エネルギー透過率を約46%以下に制限し、
さらに自動車内からの視野確保のため少なくとも70%
の可視光透過率を有したものが知られている(特開平3
−187946号公報)。このような緑色系自動車用ガ
ラスの色調としては青味を帯びた緑色が好まれる傾向に
ある。
ガラス中に導入された酸化鉄のうち酸化第一鉄(Fe
O)の絶対量を増加させればよいことが知られており、
過去に提案された赤外線吸収ガラスの殆どはこの方法を
採用している。
号公報に記載された強化ガラスの製造方法では、Al2
O3が多く、またAl2O3+TiO2で見れば3%以上必
要とする。黄色っぽい着色の少ないガラスを得るために
は、TiO2の添加を避け多量のAl2O3を添加する必
要があり、非常に溶解しにくい組成になるという不具合
がある。また、実施例中では3mm厚みのガラスの強化
例が示されているが、強化条件を向上させているにも関
わらず、表面圧縮応力値で見れば不十分である。
易強化ガラス組成物では、粘性温度を調節することで易
強化ガラスを得るものだが、109ポイズと1012ポイ
ズの温度差として許容される範囲は僅かに7℃と非常に
狭く、従って許容される組成範囲が非常に狭いため、生
産が困難になるという不具合があった。
た透明板ガラス製造用のガラス組成物では、透過性を得
るためにアルカリ土類酸化物を合計で10%以下に制限
しているが、粘度を維持するためにはアルカリ酸化物を
増やさなければならず、耐久性が低下する。また、特に
3.1mm以下の厚さの板ガラスを強化するとき、十分
な圧縮応力値を得ることができない。
されたものであって、3.1mm以下の厚さを有する板
ガラスにおいては、実質的な強化プロセスの能力増強を
要することなく、十分な表面圧縮応力値を持つガラス組
成物を提供し、かつ、3.1mm以上の厚さを有する板
ガラスにおいては、強化プロセスにおけるコストダウン
メリットを持つガラス組成物を提供することを目的とす
る。さらに、優れたソーラーコントロール性能を持つガ
ラス組成物を提供することを目的とする。
は、重量%で表して、65%以上74%未満のSi
O2、0〜5%のB2O3、0.1〜2.5%のAl
2O3、0%以上2%未満のMgO、5〜15%のCa
O、0〜10%のSrO、0〜10%のBaO、10%
より多く15%以下のMgO+CaO+SrO+Ba
O、0〜5%のLi2O、10〜18%のNa2O、0〜
5%のK2O、10〜20%のLi2O+Na2O+K
2O、および0〜0.40%のTiO2を含むことを特徴
とするガラス組成物である。
有する板ガラスであっても、従来の強化プロセスによっ
て十分な表面圧縮応力値を得ることができる。また、板
厚の厚い板ガラスの強化においては、従来と同等の強化
度を得るために工程にかかる負荷を軽減することができ
るため、製造コストを削減することが可能となる。
るので、建築用や車両用窓ガラスとして好適である。特
に車両用窓ガラスとして使用するときには、より薄い強
化ガラスが提供できるので、車体の軽量化という点にお
いて特に適している。また、本発明のガラス組成物は、
従来の一般的な板ガラスと同様に取り扱いできるので、
合わせガラスや複層ガラスなどとして使用することも可
能である。
色成分を含むことにより、優れた強化性に加えて、用途
・目的に応じた様々なソーラーコントロール性能を付与
することが可能である。
ネルギー透過率と低い紫外線透過率を有するには、0.
4〜1.9%のFe2O3に換算した全酸化鉄(以下、T
−Fe2O3)を含み、1〜6mmのいずれかのガラス厚
みにおいて、全太陽光エネルギー透過率が60%以下で
あり、ISOに規定される紫外線透過率が30%以下で
あることが好ましい。
コントロール性能に加え、高い可視光透過率を有するに
は、0.4〜1%のT−Fe2O3、および0.01〜
0.40%のTiO2を含み、1〜6mmのいずれかの
ガラス厚みにおいて、A光源を用いて測定した可視光透
過率が70%以上であることが好ましい。
線透過率を有し、同時に高い可視光透過率を有するには
0.4〜0.65%のT−Fe2O3、0.01%以上
0.20%未満のTiO2、および0.1〜2.0%の
CeO2を含み、Fe2O3に換算したFeOの割合がT
−Fe2O3の20〜60%であり、3.5〜5.0mm
のいずれかのガラス厚みにおいて、A光源を用いて測定
した可視光透過率が70%以上、全太陽光エネルギー透
過率が55%以下、かつISOに規定される紫外線透過
率が15%以下であることが好ましい。
いときに、同様のソーラーコントロール性能を有するに
は、0.65%より多く0.90%以下のT−Fe
2O3、0.01〜0.40%のTiO2、および1.4
%より多く2.0%以下のCeO2を含み、Fe2O3に
換算したFeOの割合がT−Fe2O3の20〜60%で
あり、1.8〜4.0mmのいずれかのガラス厚みにお
いて、A光源を用いて測定した可視光透過率が70%以
上、全太陽光エネルギー透過率が55%以下、かつIS
Oに規定される紫外線透過率が15%以下であることが
好ましい。
ましい色調を与えるには、0.005%未満のCoO、
0.01%以下のNiO、および0.001%以下のS
eを含むことが好ましい。
色調を有し、低い可視光透過率、低い全太陽光エネルギ
ー透過率と低い紫外線透過率を有するには0.9〜1.
9%のT−Fe2O3、0.005〜0.05%のCo
O、0〜0.2%のNiO、および0〜0.005%の
Seを含むことが好ましく、1.8〜5.0mmのいず
れかのガラス厚みにおいて、A光源を用いて測定した可
視光透過率が10〜65%、全太陽光エネルギー透過率
が50%以下、かつISOに規定される紫外線透過率が
15%以下であることが好ましい。
における平均線膨張係数とヤング率との積が0.71〜
0.90MPa/℃であることが好ましい。
における平均線膨張係数が80〜110×10-7/℃で
あることが好ましい。
る密度が2.47g/cm3より大きく2.65g/c
m3以下であることが好ましい。
る。
由について説明する。ただし、以下の組成は重量%で表
示したものである。
である。SiO2が65%未満ではガラスの耐久性が低
下し、74%を越えるとガラスの溶解が困難になる。7
0%以下とすることが好ましい。
いは溶解助剤としても使用される成分であるが、紫外線
の吸収を強める働きもある。5%を越えると紫外域の透
過率の低下が可視域まで及ぶようになり、色調が黄色味
を帯び易くなるとともに、B 2O3の揮発等による成形時
の不都合が生じるので5%を上限とする。好ましくは0
〜2%未満の範囲である。
分であるが、0.1%未満では失透温度が上昇し、多す
ぎるとガラスの溶解が困難になり易い。また、平均線膨
張係数を低下させて強化性を損なうため、2.5%以下
であることが好ましい。
の耐久性を向上させるとともに、成形時の失透温度、粘
度を調整するのに用いられる。本発明においては、Mg
Oを2%未満とし、これらのアルカリ土類酸化物の合計
を10%より多くすることで、熱応力係数をより増大さ
せ、強化性を向上させることができる。
得にくくなるばかりでなく、失透温度が上昇する。Ca
Oが5%未満または15%を越えると失透温度が上昇す
る。SrO、BaOはMgOとCaOの合計量に対し、
置換する形でガラス中に導入するが、SrOとBaOは
MgOとCaOに比して原料が高価であるため、10%
を越えるのは好ましくない。
以下では十分な熱応力係数が得にくくなる他に、成形時
の失透温度や粘度を維持するためにはアルカリ酸化物を
添加しなければならないため、ガラスの耐久性が低下す
る。15%を越えると失透温度が上昇し、密度が大きく
なるので、ガラスの製造上好ましくない。より好ましく
は12%未満である。
促進剤として用いられる。また、ガラスの耐久性を低下
させない範囲で少量増加させ、熱応力係数を増大させる
ことができる。Na2Oが10%未満あるいはLi2O,
Na2O、K2Oの合計が10%未満では溶解促進効果が
乏しく、Na2Oが18%を越えるか、またはLi2O、
Na2O、K2Oの合計が20%を越えるとガラスの耐久
性が低下する。Li2OとK2OはNa2Oに比して原料
が高価であるため、5%を越えるのは好ましくない。
に少量加えることができる。また、TiO2は紫外線を
吸収する成分でもある。量が多くなるとガラスが黄色味
を帯び易くなるので、その上限量は0.40%である。
形で存在し、Fe2O3は紫外線を吸収し、FeOは赤外
線を吸収する。本発明のガラス組成物は、0.4〜1.
9%のFe2O3に換算した全酸化鉄(以下、T−Fe2
O3)を含むことが好ましい。これにより、1〜6mm
のいずれかのガラス厚みにおいて、全太陽光エネルギー
透過率が60%以下、ISOに規定される紫外線透過率
が30%以下というソーラーコントロール性能を付与し
たガラスを得ることができる。T−Fe2O3が0.4%
未満では紫外線および赤外線の吸収効果が小さく、1.
9%より多いとガラス原料を溶融する際に炎の輻射熱が
溶融ガラス上面部で著しく吸収されて溶融窯底部付近ま
で十分に加熱することが困難になり、また、ガラスの比
重が大きくなりすぎるため好ましくない。
その他の着色成分を好ましい範囲で含むことにより、ガ
ラスが使用される部位・目的に応じた様々なソーラーコ
ントロール性能を付与することができる。紫外線透過率
は主に酸化鉄,TiO2,CeO2によって決定され、全
太陽光エネルギー透過率は主に酸化鉄、可視光透過率は
主に酸化鉄、NiO,CoOによって決定される。
率と低い紫外線赤外線透過率とを併せ持つ場合、0.4
〜1%のT−Fe2O3および0.01〜0.40%のT
iO 2を含むことが好ましい。これにより、1〜6mm
のいずれかのガラス厚みにおいて、A光源を用いて測定
した可視光透過率が70%以上のガラスが得られる。
0.1〜2.0%のCeO2含み、T−Fe2O3に対す
るFe2O3に換算したFeOの割合(以下、FeO比)
は20〜60%とすることが好ましい。FeO比は高す
ぎるとシリカリッチの筋やシリカスカムを生じやすくな
るので、45%以下とすることが好ましい。
みにおいて、高い可視光透過率と、さらに低い紫外線透
過率を有する場合には0.4〜0.65%のT−Fe2
O3、0.01%以上0.20%未満のTiO2、0.1
〜2.0%のCeO2を含み、FeO比が20〜60%
であることが好ましい。CeO2量は1.4%より多い
ことがより好ましく、また、FeO比は45%以下であ
ることがより好ましい。これにより、3.5〜5.0m
mのいずれかのガラス厚みにおいて、A光源を用いて測
定した可視光透過率が70%以上、全太陽光エネルギー
透過率が55%以下、かつISOに規定される紫外線透
過率が15%以下のガラスが得られる。
のソーラーコントロール性能を有するには、0.65%
より多く0.90%以下のT−Fe2O3、0.01〜
0.40%のTiO2、1.4%より多く2.0%以下
のCeO2を含み、FeO比が20〜60%であること
が好ましく、FeO比は45%以下であることがより好
ましい。
与えるには、CoO、NiO、Seを単独あるいは組み
合わせて使用することが好ましく、その上限量はCoO
が0.005%未満、NiOが0.01%以下、Seが
0.001%以下である。
色調を有し、低い可視光透過率、低い全太陽光エネルギ
ー透過率と低い紫外線透過率を有するには、0.9〜
1.9%のT−Fe2O3、0.005〜0.05%のC
oO、0〜0.2%のNiO、0〜0.005%のSe
を含むことが好ましく、FeO比が15〜50%である
ことが好ましい。FeO比は45%以下、さらには35
%以下であることがより好ましい。これにより、1.8
〜5.0mmのいずれかのガラス厚みにおいて、A光源
を用いて測定した可視光透過率が10〜65%、全太陽
光エネルギー透過率が50%以下、かつISOに規定さ
れる紫外線透過率が15%以下のガラスが得られる。
ついて説明する。
力係数は、その値が大きいほどガラスの風冷強化性を向
上させることができる。1.8〜5.0mmのいずれか
のガラス厚みにおいて、熱応力係数が0.71MPa/
℃以上であれば、従来の自動車用ガラスとして用いられ
てきたガラスの表面圧縮応力を維持することが可能であ
る。しかし、高い熱応力係数を得ようとするとき、製造
上好ましい平均線膨張率には上限があるので、結果とし
て高いヤング率を必要とすることになるが、このような
ガラスは現実的ではない。よって、熱応力係数の上限値
は0.90MPa/℃以下であることが好ましい。
えることは、ガラスの製造上好ましくない。すなわち、
平均線膨張係数が高すぎると、板状に成形したガラスを
室温まで冷却する際の温度コントロールが難しくなる。
上記の熱応力係数を得るためには、平均線膨張係数は8
0×10-7/℃以上であることが好ましい。より好まし
くは80〜102×10-7/℃の範囲である。
なると、ガラス溶融窯の素地替えに多くの日数を要する
ため好ましくない。よって、2.47g/cm3より大
きく2.65g/cm3以下の範囲が好ましく、2.6
0g/cm3以下がさらに好ましい。
に説明する。
および各物性値、表6に比較例のガラス組成および各物
性値を示す。表1〜表6において、αは50〜350℃
の平均線膨張係数、ρはガラスの密度、Eはヤング率、
α・Eは熱応力係数、dはガラスの厚さ、YAはA光源
を用いて測定した可視光透過率、TGは全太陽光エネル
ギー透過率、TuvはISOに規定される紫外線透過率
を示す。表中の濃度はすべて重量%表示である。
苦灰石、石灰石、炭酸ストロンチウム、炭酸バリウム、
ソーダ灰、芒硝、炭酸カリウム、炭酸リチウム、カーボ
ン、酸化鉄、酸化チタン、酸化セリウム、酸化コバル
ト、酸化ニッケル、金属セレンを表に示す割合になるよ
うに調合、混合したバッチを電気炉中で1450℃に加
熱、溶融し、その後ステンレス板上にガラス素地を流し
出し、室温まで徐冷した。これらは、各物性を測定する
ために適当な大きさに成形、研磨した。
膨張計により得られた熱膨張曲線より50〜350℃の
平均線膨張係数αを求めた。
中を伝播する縦波速度vlと横波速度vt、アルキメデス
法により測定したガラスの密度ρから、剛性率Gと体積
弾性率Kを求め、GとKからヤング率Eを求めた。G、
KおよびEを求める式は以下のとおりである。 G=ρvt 2 K=ρ(vl 2−4/3・vt 2) E=9KG/(G+3K)
いて、CIE標準のA光源を用いて測定した可視光透過
率(YA)、全太陽光エネルギー透過率(TG)、IS
Oに規定される紫外線透過率(Tuv)を測定した。実
施例21〜25については、CIE標準のC光源を用い
て測定した主波長(λd),刺激純度(Pe)およびC
IE色度図によるL*,a*,b*値を測定した。
成のガラスであり、請求項3の範囲内のガラスでもあ
る。表1〜5から明らかなように、いずれも請求項11
の範囲内の平均線膨張係数を持ち、かつ請求項12の範
囲内の密度である。中でも実施例1および5〜25は請
求項10の範囲の熱応力係数を持っており、特に強化性
に優れている。実施例7〜25は、より好ましい範囲で
ある請求項2の範囲内の組成のガラスである。
ラスであり、比較的可視光透過率が高いガラスである。
なかでも実施例1〜20は紫外線吸収能に優れたガラス
である。実施例1〜10および13〜16は請求項5の
範囲の着色成分を含み、3.5〜5mmのいずれかのガ
ラス厚みにおいて、YAが70%以上、TGが55%以
下、Tuvが15%以下の光学特性を有するガラスであ
る。また、実施例11,12および17〜20は請求項
6の範囲の着色成分を含み、1.8〜4.0mmのいず
れかのガラス厚みにおいて、YAが70%以上、TGが
55%以下、Tuvが15%以下の光学特性を有するガ
ラスである。
れた着色成分を含み、1.8〜5mmのいずれか一つの
ガラス厚みにおいて、YAが10〜65%、TGが50
%以下、Tuvが15%以下という請求項9に示す光学
特性を有するガラスである。
例2および3はアルカリ土類酸化物が、比較例4はアル
カリ土類酸化物およびNa2Oがそれぞれ本発明の範囲
外のガラスである。比較例1および4はαが高すぎるた
め、ガラス製造には適さない。また、比較例2はα・E
の値が小さく、十分な表面圧縮応力を得ることができな
い。比較例3は密度ρが高すぎるため、ガラス溶融窯の
素地替えを行うときには不利である。
組成物によれば、3.1mm以下の従来より薄い厚さの
板ガラスであっても、実質的な強化プロセスの能力増強
を要することなく、十分な表面圧縮応力値を持つことが
でき、3.1mm以上の板ガラスを強化する際には、強
化プロセスでの負担を軽減し、製造コストを削減するこ
とが可能なガラス組成物が提供される。また、このよう
な優れた強化性に加え、優れたソーラーコントロール性
能を持つガラス組成物が提供される。
Claims (12)
- 【請求項1】重量%で表して、65%以上74%未満の
SiO2、0〜5%のB2O3、0.1〜2.5%のAl2
O3、0%以上2%未満のMgO、5〜15%のCa
O、0〜10%のSrO、0〜10%のBaO、10%
より多く15%以下のMgO+CaO+SrO+Ba
O、0〜5%のLi2O、10〜18%のNa2O、0〜
5%のK2O、10〜20%のLi2O+Na2O+K
2O、および0〜0.40%のTiO2を含むことを特徴
とするガラス組成物。 - 【請求項2】65〜70%のSiO2、0%以上2%未
満のB2O3、および10%より多く12%未満のMgO
+CaO+SrO+BaOを含む請求項1に記載のガラ
ス組成物。 - 【請求項3】0.4〜1.9%のFe2O3に換算した全
酸化鉄(T−Fe2O3)を含み、1〜6mmのいずれか
のガラス厚みにおいて、全太陽光エネルギー透過率が6
0%以下、かつISOに規定される紫外線透過率が30
%以下である請求項1または2に記載のガラス組成物。 - 【請求項4】0.4〜1%のFe2O3に換算した全酸化
鉄(T−Fe2O3)、および0.01〜0.40%のT
iO2を含み、1〜6mmのいずれかのガラス厚みにお
いて、A光源を用いて測定した可視光透過率が70%以
上である請求項1〜3に記載のガラス組成物。 - 【請求項5】0.4〜0.65%のFe2O3に換算した
全酸化鉄(T−Fe2O3)、0.01%以上0.20%
未満のTiO2、および0.1〜2.0%のCeO2を含
み、Fe2O3に換算したFeOの割合がT−Fe2O3の
20〜60%であり、3.5〜5.0mmのいずれかの
ガラス厚みにおいて、A光源を用いて測定した可視光透
過率が70%以上、全太陽光エネルギー透過率が55%
以下、かつISOに規定される紫外線透過率が15%以
下である請求項1〜4に記載のガラス組成物。 - 【請求項6】0.65%より多く0.90%以下のT−
Fe2O3、0.01〜0.40%のTiO2、および
1.4%より多く2.0%以下のCeO2を含み、Fe2
O3に換算したFeOの割合がT−Fe2O3の20〜6
0%であり、1.8〜4.0mmのいずれかのガラス厚
みにおいて、A光源を用いて測定した可視光透過率が7
0%以上、全太陽光エネルギー透過率が55%以下、か
つISOに規定される紫外線透過率が15%以下である
請求項1〜4に記載のガラス組成物。 - 【請求項7】0.005%未満のCoO、0.01%以
下のNiO、および0.001%以下のSeを含む請求
項1〜6のいずれかに記載のガラス組成物。 - 【請求項8】0.9〜1.9%のT−Fe2O3、0.0
05〜0.05%のCoO、0〜0.2%のNiO、お
よび0〜0.005%のSeを含む請求項1〜3に記載
のガラス組成物。 - 【請求項9】1.8〜5.0mmのいずれかのガラス厚
みにおいて、A光源を用いて測定した可視光透過率が1
0〜65%、全太陽光エネルギー透過率が50%以下、
かつISOに規定される紫外線透過率が15%以下であ
る請求項8に記載のガラス組成物。 - 【請求項10】50〜350℃における平均線膨張係数
とヤング率との積が0.71〜0.90MPa/℃であ
ることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のガ
ラス組成物。 - 【請求項11】50〜350℃における平均線膨張係数
が80〜110×10-7/℃であることを特徴とする請
求項1〜10のいずれかに記載のガラス組成物。 - 【請求項12】室温で測定される密度が2.47g/c
m3より大きく2.65g/cm3以下であることを特徴
とする請求項1〜11のいずれかに記載のガラス組成
物。
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