JP2003090004A - 止水ゴムシート及び止水ゴムシート装置 - Google Patents

止水ゴムシート及び止水ゴムシート装置

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憲彦 梶本
Sachiro Fujita
幸朗 藤田
Haruhiko Yamamoto
晴彦 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伸縮継手の車線間部は、伸縮継手が邪魔にな
って手も入らない状態で、なおかつ、伸縮継手があるの
で何も見えない状態のため止水ゴムシートの施工が困難
である。 【解決手段】 対向する床版端部間に設置される鋼製伸
縮継手の下方の遊間に設置される止水ゴムシートにおい
て、止水ゴムシートの接続端部につば状部を形成し、こ
のつば状部に磁石を埋め込むとともに遊間内でこの止水
ゴムシートを複数接続するにあたっては、つば状部を向
い合わせて磁石の磁力により位置決めをし、接着剤で接
着することを特徴とする止水ゴムシートを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路橋など対向す
る床版端部間の遊間に設置されるくし型伸縮継手に代表
される鋼製伸縮継手の下方に施工される止水ゴムシート
及び止水ゴムシート装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、対向する床版端部に設けられる鋼
製伸縮継手の止水装置としては、一方のフェースプレー
トの下面にあるウエブプレートに水受けプレートを設
け、他方のウエブプレートの下面にあるウエブプレート
に排水樋を設けるという構造のものが普通に知られてい
た。しかしながら、この止水装置は小型のものしか設置
できず、すぐ埋まってしまいピアーの天端に路面水が流
出、沓座を破損させるという欠点があった。
【0003】そこで、現在では、フェースプレートの下
面遊間のウエブプレート間に止水ゴムシートを架け渡し
て固定するとともに、連接する止水ゴムシートは接続部
を弾性シール材などで接着し、フェースプレート下面と
止水ゴムシート間にウレタンフォーム等のバックアップ
材が間詰されて施工されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、伸縮継
手の車線間部は、伸縮継手が邪魔になって手も入らない
状態で、なおかつ、伸縮継手があるため何も見えない状
況のため、止水ゴムシートの施工が困難で、接続する止
水ゴムシートのずれ、未接着、ゆがみ等から漏水が発生
するという原因ともなっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するため、基本的には、対向する床版端部間に設
置される鋼製伸縮継手の下方の遊間に設置される止水ゴ
ムシートにおいて、止水ゴムシートの接続端部につば状
部を形成し、このつば状部に磁石を埋め込むとともに遊
間内でこの止水ゴムシートを複数接続するにあたって
は、つば状部を向い合わせて磁石の磁力により位置決め
をし、接着剤で接着することを特徴とする止水ゴムシー
トを提供する。
【0006】さらに、本発明は、対向する床版端部間に
設置される鋼製伸縮継手の下方の遊間に、接続端部につ
ば状部を形成し、このつば状部に磁石を埋め込んだ止水
ゴムシートの複数をつば状部を向い合わせて磁石の磁力
により位置決めをし、接着剤で接着するとともに鋼製伸
縮継手の遊間をはさんで対向するウエブプレート間にシ
ート部を架け渡して固定した止水ゴムシート装置を提供
する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0008】図1は、本発明に係る止水ゴムシートの正
面図、図2は、複数の止水ゴムシートを連接する状況を
示す平面図である。
【0009】止水ゴムシート1は床版端部遊間に設置さ
れる状態で断面ほぼU字状にしてなり、シート部2の接
続端部につば状部3を形成し、このつば状部3に磁石4
が埋め込まれている。このつば状部3に埋設される磁石
4は、止水ゴムシート1が接続されるとき、向い合う面
の互いの磁石位置を同じにし、向い合う磁石4の面はマ
イナスに対してはプラス、プラスに対してはマイナスが
向き合うようにする。この実施の形態では、一方の止水
ゴムシート1のつば状部3には複数の磁石4がプラスと
マイナスの面が交互に表れるように埋め込まれ、他方の
止水ゴムシート1のつば状部3には、一方の止水ゴムシ
ート1のつば状部3に埋め込まれた磁石4のプラスの面
に対してはマイナスの面、マイナスの面に対してはプラ
スの面が向き合うように埋め込まれている。
【0010】止水ゴムシート1を接続するには、図2の
ようにつば状部3を向い合わせて、磁石の磁力により正
確な位置決めを行う。このとき、向い合わせに多少のず
れがあっても磁石4のプラスとマイナス、マイナスとプ
ラスが互いに引き合い、またプラスとプラス、マイナス
とマイナスとが反発するのですぐに修正される。
【0011】図3は、止水ゴムシートを設置した止水ゴ
ムシート装置の断面図、図4は、その平面図、図5は、
止水ゴムシートをウエブプレートに固定した部分拡大断
面図である。
【0012】5は鋼製伸縮継手で、フェースプレート
6、ウエブプレート7とからなり、断面変形T字状に形
成され、フェースプレート6は鋼製伸縮継手5が対向す
る床版端部に設置されたとき、対向する側8を凸部9、
凹部10が交互に表れる波形状とし、反対側11を直線
状にして形成されている。
【0013】このようにしてなる鋼製伸縮継手5は、床
版端部12にアンカープレート13、異形アンカー14
と一体化される。ここで、15は床版端部12の切り欠
きに施工される裏込材で、16は舗装である。アンカー
プレート13、異形アンカー14は他に代替されるもの
でよく、鋼製伸縮継手5を対向する床版端部12に取り
付けるための施工方法は公知の手段でよいことはもちろ
んである。23、24は埋設鉄筋である。
【0014】かくして、鋼製伸縮継手5は対向する床版
端部12に道路幅員方向に延伸する遊間17を存して、
フェースプレート6の凸部9と凹部10が向い合うよう
にして配設され取り付けられる。
【0015】止水ゴムシート1は、このようにしてなる
鋼製伸縮継手5の遊間17をはさんで対向するウエブプ
レート6に図5に示すようにシート部2を断面ほぼU字
状になるように架け渡し、シート部2をボルト18、ナ
ット19を用いて固定する。
【0016】遊間17の道路幅員方向にこの止水ゴムシ
ート1の複数を接続するときは、接続する互いの止水ゴ
ムシート1のつば状部3の表面に図2に示すように接着
剤22を塗布して接着し、接着した止水ゴムシート1を
先の止水ゴムシート1と同様にシート部2を鋼製伸縮継
手5の遊間17をはさんで対向するウエブプレート6に
ボルト18、ナット19を用いて固定する。20、21
はそれぞれ必要により施工されるシールゴム、充填材で
ある。
【0017】このように止水ゴムシートが設置された後
は、切り欠き部の形成された床版端部11に裏込材15
が打設される。
【0018】
【発明の効果】本発明は上述のようにしてなるので、つ
ぎの効果を有する。
【0019】止水ゴムシートにつば状部を設け、このつ
ば状部に磁石を埋め込み接続すべき止水ゴムシートをつ
ば状部を向い合わせて磁石の磁力により位置決めをする
こととしたので、特に発明の実施の形態に見られるよう
に、磁石のプラスとマイナスの性質を利用して磁力の反
発と引張りの組み合せによって互いの正確な接続位置へ
と導くことができる。
【0020】止水ゴムシートの接続は、つば状部の表面
に接着剤を用いて行うので耐久性も非常によい。
【0021】そのため接続する止水ゴムシートのずれ、
未接着、ゆがみ等からくる漏水の発生を未然に防止でき
る。
【0022】この止水ゴムシートは磁石の性質を利用す
ることにより設置されるので、伸縮継手の車線間部にあ
ってもその施工は容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】止水ゴムシートの実施の形態を示す正面図であ
る。
【図2】複数の止水ゴムシートを連続する状況を示す平
面図である。
【図3】止水ゴムシートを設置した止水ゴムシート装置
の断面図である。
【図4】止水ゴムシートを設置した止水ゴムシート装置
の平面図である。
【図5】止水ゴムシートのウエブプレートへの固定を説
明する部分拡大断面図である。
【符号の説明】
1 止水ゴムシート 2 シート部 3 つば状部 4 磁石 5 鋼製伸縮継手 6 フェースプレート 7 ウエブプレート 8 対向する側 9 凸部 10 凹部 11 反対側 12 床版端部 13 アンカープレート 14 異形アンカー 15 裏込材 16 舗装 17 遊間 18 ボルト 19 ナット 20 シールゴム 21 充填材 22 接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 晴彦 東京都千代田区神田錦町3−18 ショーボ ンド建設株式会社内 Fターム(参考) 2D051 AA01 AC04 AD05 AF12 AG03 AH02 FA15 FA18 FA29 2D059 AA14 BB35 BB37 BB39 GG02 GG45

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対向する床版端部間に設置される鋼製伸縮
    継手の下方の遊間に設置される止水ゴムシートにおい
    て、止水ゴムシートの接続端部につば状部を形成し、こ
    のつば状部に磁石を埋め込むとともに遊間内でこの止水
    ゴムシートを複数接続するにあたっては、つば状部を向
    い合わせて磁石の磁力により位置決めをし、接着剤で接
    着することを特徴とする止水ゴムシート。
  2. 【請求項2】対向する床版端部間に設置される鋼製伸縮
    継手の下方の遊間に、接続端部につば状部を形成し、こ
    のつば状部に磁石を埋め込んだ止水ゴムシートの複数を
    つば状部を向い合わせて磁石の磁力により位置決めを
    し、接着剤で接着するとともに鋼製伸縮継手の遊間をは
    さんで対向するウエブプレート間にシート部を架け渡し
    て固定したことを特徴とする止水ゴムシート装置。
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