JP4567564B2 - 暗渠の耐水圧可撓継手 - Google Patents

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この発明は、暗渠の耐水圧可撓継手に関し、洞道、上下水道、地下鉄、共同溝等の大深度の暗渠の接続に用いて、高水圧下での止水性を高めることができるようにしたものである。
従来の暗渠の継手のひとつとして、互いに対向する一対の筒状の暗渠の対向端部に筒状の枠体をそれぞれ碇着させるとともに、ゴム・合成樹脂等の弾性体からなる短筒状に形成した可撓止水部材の両端部を、前記枠体の内周面に水密的に取り付けて地盤の不等沈下に伴なう暗渠の相対変位を吸収させると共に、これらの暗渠間の止水を行なうようにしたものがある。
このような暗渠の継手の一例として、特許文献1に開示されたものがあり、図6に示すように、1対の相対向させた暗渠a,aの端部の内周面に形成された段差部b,bに沿ってフランジh,hおよび端面部i,iを備えた枠体g,gをそれぞれ碇着させ、この枠体g,gの段差部b,bに沿うフランジh,hに跨って、ゴム・合成樹脂等の弾性材からなる短筒形に形成され、かつ中央に内周側に膨出した環状のくびれ部を有し、さらに、このくびれ部の両側から延びるフランジ部d,dを有する可撓止水部材eをこれらフランジ部d,dにおいて固着し、前記段差部b,bと前記可撓止水部材eとの間に形成された空間部に、この可撓止水部材eの軸方向への膨出変形を防止する保護材f,fを配設して構成してある。
なお、kは継手の外周側に介在された目地材である。
特公昭63−58982号公報
ところが、このような暗渠の継手は、継手の構成部材を現場の所定位置に設置し、継手の前後をそれぞれ現場にてコンクリートを打設する方法で構築することが一般に行われている。
このため、コンクリートと枠体との間の接触面にコンクリートが十分に充填されない場合やコンクリートと枠体との付着が完全でない場合には、枠体とコンクリートとの接触面を通じて漏水が発生する恐れがあり、特に、高深度の暗渠では、周囲の水圧が高く、一層漏水が発生し易くなるという問題がある。
また、従来の暗渠の継手では、継手構築時に予め取り付ける段差部を形成する枠体のフランジ部が、暗渠の底辺部分において、暗渠の内周面と平行に配置されるため、このフランジ部下面が打設されるコンクリートの上面となり、この部分にエアが溜まり易く、コンクリートと枠体との間に隙間が発生して漏水の原因になり易いという構造上の問題もある。
この発明は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、コンクリートと可撓止水部材を取り付ける枠体との接着面圧を構造上高くすることができ、高水圧下での止水性が高い暗渠の耐水圧可撓継手を提供しようとするものである。
かかる従来技術の課題を解決するこの発明の請求項1記載の暗渠の耐水圧可撓継手は、一対の相対向する筒状のコンクリートを打設してなる暗渠であって、一対の相対向させた前記暗渠の端部の内周面に形成された段差部の端面にそれぞれ配置される締め付け固定用のアンカー部材と、前記段差部の端面に当てられて前記アンカー部材に固定される可撓止水部材用の取付枠体と、この取付枠体のコンクリート側の全面に取り付けられるシール材と、これら一対の暗渠の前記段差部にまたがって配置されゴム・合成樹脂などの弾性体からなる略短筒状に形成され中間部に伸縮部を備えるとともに、この伸縮部に連続して両端部に前記取付枠体に取り付けられる固定フランジ部を備える可撓止水部材と、前記アンカー部材に前記取付枠体および前記可撓止水部材の固定フランジ部を締め付けることで、前記コンクリートの前記段差部端面と当該取付枠体との間の全面に取り付けた前記シール材に接触面圧を発生させて圧着固定するよう構成したことを特徴とするものである。
この暗渠の耐水圧可撓継手によれば、取付枠体を段差部の端面にシール材を全面に取り付けて当てるとともに、この取付枠体に一対の暗渠の段差部にまたがって配置されゴム・合成樹脂などの弾性体可撓止水部材の固定用フランジ部を当てるとともに、取付枠体のコンクリート側の全面のシール材と、取付枠体のコンクリートの反対側の可撓止水部材とをアンカー部材に締め付けることで、取付枠体を挟む両側の接触面圧を高めることができ、高い止水性を確保して耐水圧性を高めることができるようにしている。
これにより、取付枠体の構造上その内側にエア溜まりができることがなく、一層確実に漏水などを防止できるようになる。
また、この発明の請求項2記載の暗渠の耐水圧可撓継手は、請求項1記載の構成に加え、前記アンカー部材が、前記暗渠のコンクリート打設時に埋設して設けられて構成されることを特徴とするものである。
この暗渠の耐水圧可撓継手によれば、アンカー部材が暗渠のコンクリート打設時に埋設して設けられる構成としてあり、アンカー部材をコンクリートの打設時に埋設するだけで型枠などを外すことで、コンクリートの打設によるエア溜まりが生じてもその影響を回避して取付枠体を設置でき、取付枠体の形状によらず可撓止水部材をアンカー部材に締め付けて取付枠体を挟む両側の接触面圧を高め、高い止水性を確保して耐水圧性を高めることができるようになる。
さらに、この発明の請求項3記載の暗渠の耐水圧可撓継手は、請求項1または2記載の構成に加え、前記取付枠体が、前記暗渠のコンクリート打設時に前記アンカー部材に前記シール材を介して固定されて構成されることを特徴とするものである。
この暗渠の耐水圧可撓継手によれば、前記取付枠体が、前記暗渠のコンクリート打設時に前記アンカー部材に前記シール材を介して固定して構成してあり、段差部端面に当てた取付枠体によってその内側にエア溜まりが生じることが防止でき、止水性を確保しながら施工を容易にしている。
また、この発明の請求項4記載の暗渠の耐水圧可撓継手は、請求項1〜3のいずれかに記載の構成に加え、前記取付枠体が当てられる前記一対の相対向させた前記段差部端面を、暗渠内周面に対して垂直面ないし内周側が広く外周側が狭くなる傾斜面で構成してなることを特徴とするものである。
この暗渠の耐水圧可撓継手によれば、取付枠体が当てられる前記一対の相対向させた前記段差部端面を、暗渠内周面に対して垂直面ないし内周側が広く外周側が狭くなる傾斜面で構成してあり、暗渠の底辺部分など取り付け位置にかかわらず、段差部端面に取付枠体の内側へのエア溜まりの発生を抑えることができるようにしている。
さらに、この発明の請求項5記載の暗渠の耐水圧可撓継手は、請求項1〜4のいずれかに記載の構成に加え、前記取付枠体への前記可撓止水部材の固定フランジ部の取り付けを、当該可撓止水部材の外側に当てられ前記アンカー部材に締め付けられて可撓止水部材の位置決めと抜け出しを防止する押え部が前方に突き出して形成された止水部材押え板を介して行う構成としたことを特徴とするものである。
この暗渠の耐水圧可撓継手によれば、前記取付枠体への前記可撓止水部材の固定フランジ部の取り付けを、当該可撓止水部材の外側に当てられ前記アンカー部材に締め付けられて可撓止水部材の位置決めと抜け出しを防止する押え部が前方に突き出して形成された止水部材押え板を介して行う構成としてあり、前方に突き出す押え部が形成された止水部材押え板をアンカー部材に締め付けることで、可撓止水部材の位置決めと抜け出しを防止することができ、直接アンカー部材に締め付ける場合に比べ、ボルト孔の位置合わせの必要もなく可撓止水部材の取り付けを容易にできるようにしている。
また、この発明の請求項6記載の暗渠の耐水圧可撓継手は、請求項1〜5のいずれかに記載の構成に加え、前記段差部の前記暗渠内周側に、カバー部材を設けてなることを特徴とするものである。
この暗渠の耐水圧可撓継手によれば、前記段差部の前記暗渠内周側に、カバー部材を設けるようにしており、暗渠内を流れる液体などをシールして下水道管路などとして使用することもできるようにしている。
さらに、この発明の請求項7記載の暗渠の耐水圧可撓継手は、請求項1〜6のいずれかに記載の構成に加え、前記シール材が、ゴムなどの弾性材、非加硫ブチルゴムシート、水膨張ゴムのいずれかで構成されることを特徴とするものである。
この暗渠の耐水圧可撓継手によれば、前記シール材が、ゴムなどの弾性材、非加硫ブチルゴムシート、水膨張ゴムのいずれかで構成してあり、コンクリートと取付枠体との間の止水性を向上できるようにしている。
この発明の請求項1記載の暗渠の耐水圧可撓継手によれば、一対の相対向する筒状のコンクリートを打設してなる暗渠であって、一対の相対向させた前記暗渠の端部の内周面に形成された段差部の端面にそれぞれ配置される締め付け固定用のアンカー部材と、前記段差部の端面に当てられて前記アンカー部材に固定される可撓止水部材用の取付枠体と、この取付枠体のコンクリート側の全面に取り付けられるシール材と、これら一対の暗渠の前記段差部にまたがって配置されゴム・合成樹脂などの弾性体からなる略短筒状に形成され中間部に伸縮部を備えるとともに、この伸縮部に連続して両端部に前記取付枠体に取り付けられる固定フランジ部を備える可撓止水部材と、前記アンカー部材に前記取付枠体および前記可撓止水部材の固定フランジ部を締め付けることで、前記コンクリートの前記段差部端面と当該取付枠体との間の全面に取り付けた前記シール材に接触面圧を発生させて圧着固定するよう構成したので、取付枠体を段差部の端面にシール材を全面に取り付けて当てるとともに、この取付枠体に一対の暗渠の段差部にまたがって配置されゴム・合成樹脂などの弾性体可撓止水部材の固定用フランジ部を当ててボルトなどで取付枠体のコンクリート側の全面のシール材と、取付枠体のコンクリートの反対側の可撓止水部材とをアンカー部材に締め付けることで、取付枠体を挟む両側の接触面圧を高めることができ、高い止水性を確保して耐水圧性を高めることができる。
これにより、取付枠体の構造上その内側にエア溜まりができることがなく、一層確実に漏水などを防止することができる。
また、この発明の請求項2記載の暗渠の耐水圧可撓継手によれば、アンカー部材が暗渠のコンクリート打設時に埋設して設けられる構成としたので、アンカー部材をコンクリートの打設時に埋設するだけで型枠などを外すことで、コンクリートの打設によるエア溜まりが生じてもその影響を回避して取付枠体を設置することができ、取付枠体の形状によらず可撓止水部材をアンカー部材に締め付けて取付枠体を挟む両側の接触面圧を高め、高い止水性を確保して耐水圧性を高めることができる。
さらに、この発明の請求項3記載の暗渠の耐水圧可撓継手によれば、前記取付枠体を、前記暗渠のコンクリート打設時に前記アンカー部材に前記シール材を介して固定して構成したので、段差部端面に当てた取付枠体によってその内側にエア溜まりが生じることが防止でき、止水性を確保しながら施工を容易にすることができる。
また、この発明の請求項4記載の暗渠の耐水圧可撓継手によれば、取付枠体が当てられる前記一対の相対向させた前記段差部端面を、暗渠内周面に対して垂直面ないし内周側が広く外周側が狭くなる傾斜面で構成したので、暗渠の底辺部分など取り付け位置にかかわらず、段差部端面に取付枠体の内側へのエア溜まりの発生を抑えることができる。
さらに、この発明の請求項5記載の暗渠の耐水圧可撓継手によれば、前記取付枠体への前記可撓止水部材の固定フランジ部の取り付けを、当該可撓止水部材の外側に当てられ前記アンカー部材に締め付けられて可撓止水部材の位置決めと抜け出しを防止する押え部が前方に突き出して形成された止水部材押え板を介して行う構成としたので、前方に突き出す押え部が形成された止水部材押え板をアンカー部材に締め付けることで、可撓止水部材の位置決めと抜け出しを防止することができ、直接アンカー部材に締め付ける場合に比べ、ボルト孔の位置合わせの必要もなく可撓止水部材の取り付けを容易にすることができる。
また、この発明の請求項6記載の暗渠の耐水圧可撓継手によれば、前記段差部の前記暗渠内周側に、カバー部材を設けるようにしたので、暗渠内を流れる液体などをシールして下水道管路などとして使用することもできる。
さらに、この発明の請求項7記載の暗渠の耐水圧可撓継手によれば、前記シール材が、ゴムなどの弾性材、非加硫ブチルゴムシート、水膨張ゴムのいずれかで構成したので、コンクリートと取付枠体との間の止水性を向上することができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1〜図3は、この発明の暗渠の耐水圧可撓継手の一実施の形態にかかり、図1は暗渠の底辺部分の施工途中の断面図および完成状態の断面図、図2は取付枠体の正面図、図3は可撓止水部材の正面図、カバー部材の正面図、止水部材の押え板の正面図および側面図である。
この耐水圧可撓継手10が使用される暗渠は、例えばボックスカルバート型の暗渠で、捨石基盤上にコンクリートを打設することで断面を正方形に形成され、この耐水圧可撓継手10により接続される。
この耐水圧可撓継手10で接続するため、相対向する暗渠11の端部の内周面にそれぞれ段差部12が形成されており、この段差部12の端面13に環状で板状の取付枠体14が暗渠11に埋設固定されたアンカー部材15にボルト16で取り付けられる。
この環状で板状の取付枠体14は、図2に示すように、暗渠11の横断面形状に対応した形状とされ、暗渠11の内周面から例えば150mm程度の幅で環状に形成されて取り付けられる。
この取付枠体14およびアンカー部材15の暗渠11への取り付け方法は、例えばアンカー部材15のみをコンクリート打設前に設置するとともに、継手や段差部12を形成するための型枠などを設置してコンクリートを打設し、この後、これら型枠を取り外してコンクリートに埋設固定されたアンカー部材15にシール材17としてゴムワッシャ17aおよびブチルゴムシート17bを介して取付枠体14を当て、ボルト16で締め付けるようにする。
なお、コンクリートに埋設固定されたアンカー部材15にシール材17としてゴムワッシャ17aおよびブチルゴムシート17bを介して取付枠体14を当て、ボルト16で締め付けるようにする場合には、取付枠体14の取り付け前に段差部12を形成する型枠を取り外すことから、コンクリートの打設にともなうエア溜まりが型枠との接触面にできても開放してシール材17を当てることができるので、取付枠体14の形状を段差部12の形状に対応して環状で板状の部分に加え内周面に沿う短筒状部分を備えて一体としたものとすることもできる。
また、別の取付枠体14およびアンカー部材15の暗渠11への取り付け方法は、例えばコンクリート打設前にアンカー部材15を設置するとともに、継手や段差部12を形成するための型枠とその一部分として取付枠体14をアンカー部材15にシール材17としてゴムワッシャ17aおよびブチルゴムシート17bを介してボルト16で締め付けて設置した後、コンクリートを打設してコンクリートに埋設されるアンカー部材15に取付枠体14がシール材17を介して締め付けた状態となるようにすることもできる。
こうして上記いずれかの方法などで一方の暗渠11の段差部12の形成と少なくともアンカー部材15のコンクリートへの埋設固定が終わった後、対向するもう一方の段差部12を形成するため、例えば図1(a)に示すように、打設済みのコンクリート側の取付枠体14とともに、段差部12の幅を規制する幅止め材18をボルト16で共締めするとともに、もう一方は取付枠体14で段差部12の端面部を、型枠プレート19で内周面をそれぞれ形成するよう配置してアンカー部材15にシール材17を介してボルト16で締め付けるように設置する。
この後、コンクリートを打設し、型枠プレート19および幅止め材18を取り外すことで、段差部12の対向する端面にそれぞれ環状で板状の取付枠体14がコンクリートに埋設されるアンカー部材15にシール材17を介して締め付けられた状態となる。
次に、それぞれのボルト16を取り外した状態で、対向する取付枠体14の内側に可撓止水部材20を取り付ける。
この可撓止水部材20は、図3(a)に示すように、ゴムや合成樹脂などの弾性体で略短筒状に形成され、中間部に内周側に断面U字状に形成された伸縮部20aを備えるとともに、この伸縮部20aの両側に円筒部20bを介して筒状部20bと直交し段差部12の端面と平行で密着性を増大する2条の突状が形成されたフランジ部20cを備えて一体に形成され、内部に補強用の補強布20dが入れてある。
そして、可撓止水部材20の両端部のフランジ部20cの外側面がそれぞれ取付枠体14に当てられ、止水部材押え板21を介してアンカー部材15にボルト16で締め付けられる。
この止水部材押え板21には、可撓止水部材20の位置決めと抜出し防止のため一端部に細径の押え部21aが前方に突き出して連続して形成され、他端部には、細径のカバー押え部21bが間隔をあけて形成してあり、取付枠体14を固定する2本のボルト16ごとに一つずつ使用して可撓止水部材20を圧着固定するようにしてある。
そして、このような止水部材押え板21を介してボルト16で可撓止水部材20を全周に圧着するよう取り付けた後、暗渠11が下水道管路等として内部を下水などが流れる場合には、段差部12の内周側を覆うカバー部材22としてゴムや合成樹脂など内面カバーゴムを配置し、円筒側面22aとその両端部の外側に突き出す固定部22bを止水部材押え板21のカバー押え部21bに押し込んで引っ掛けるように取り付ける。
なお、23は目地部分に取り付けた目地材で、例えば発泡ゴムなどで作られたものが用いられる。
このように構成した暗渠の耐水圧可撓継手10では、取付枠体14の配置が、暗渠11の内周面に対して垂直方向としてあり、地表面に対して垂直面となっているので、コンクリートの打設によるエアが内側面に溜まることがなく、エア溜まりを介して漏水が生じることを防止できる。
また、取付枠体14とコンクリートとの接触面の間にシール材17を介してアンカー部材15にボルト16で締め付けるようにしており、コンクリートと型枠のように接するだけでなく、締付け力を加えて接触面圧を発生させることができ、シール材17とともに、完全に漏水を防止することができる。
このような取付枠体14とコンクリートとの接触面の漏水防止効果に加え、取付枠体14の内側に配置される可撓止水部材20も止水部材押え板21をボルト16を介して締め付けることで、接触面圧を発生させて取り付けることができ、水の浸入を完全に防止することができる。
したがって、この暗渠の耐水圧可撓継手10によれば、高深度で高水圧下に設置しても取付枠体14の両側の接触面圧を高くすることができ、漏水や水の浸入を抑えて耐水圧性を大幅に高めることができる。
これにより、取付枠体14やボルト16など継手の構成部材の錆の進行を抑えることができる。
なお、上記実施の形態では、取付枠体をアンカー部材にシール材としてのゴムワッシャとブチルシートを介してボルトで締め付けて取付枠体とコンクリートとの接触面をシールするようにしたが、シール材17Aとしては、図4(a)に示すように、取付枠体14にゴムなどの弾性材を全面に取り付けて構成したり、同図(b)に示すように、シール材17Bとして水膨張ゴムを取付枠体14に取り付けるようにしても良い。
また、上記実施の形態では、アンカー部材を円周上一列設けて取付枠体を取り付けるようにしたが、図5に示すように、内外周2列のアンカー部材を設けるとともに、取付枠体14にも2列のボルト孔を形成してアンカー部材15に圧着固定するようにしても良く、一層接触面圧を高めて設置することができる。
さらに、図示省略したが、暗渠11の段差部12の端面を暗渠11の内周面に対して垂直な平行面で構成したが、これに限らず段差部12の端面を暗渠11の内周側が広く、外周側が狭い傾斜面で構成しても良く、このような傾斜面としても取付枠体14の設置位置にかかわらず、コンクリートの打設にともなうエアが取付枠体内側がに溜まることなく、取付枠体に沿って上方に排出することができ、コンクリートとの密着性を向上して構造的に漏水などを防止することができる。
また、上記実施の形態では、暗渠の継手部分のコンクリートを現場で打設して構築する場合を例に説明したが、工場でコンクリートを打設して中間部にこの暗渠の耐水圧可撓継手10を備える暗渠継手部を製作しておき、現場では、両端部に継手を介することなく暗渠を接続するようにすることもできる。
この発明の暗渠の耐水圧可撓継手の一実施の形態にかかる暗渠の底辺部分の施工途中の断面図および完成状態の断面図である。 この発明の暗渠の耐水圧可撓継手の一実施の形態に取付枠体の正面図、である。 この発明の暗渠の耐水圧可撓継手の一実施の形態に可撓止水部材の正面図、カバー部材の正面図、止水部材の押え板の正面図および側面図である。 この発明の暗渠の耐水圧可撓継手のそれぞれ他の一実施の形態にかかる暗渠の完成状態の断面図である。 この発明の暗渠の耐水圧可撓継手の一実施の形態にかかる暗渠の完成状態の断面図である。 従来の暗渠の断面図およびその可撓継手の底辺部分の断面図である。
符号の説明
10 耐水圧可撓継手
11 暗渠
12 段差部
13 端面
14 取付枠体
15 アンカー部材
16 ボルト
17 シール材
17a ゴムワッシャ
17b ブチルゴムシート
17A シール材
17B シール材
18 幅止め材
19 型枠プレート
20 可撓止水部材
20a 伸縮部
20b 円筒部
20c フランジ部
21 止水部材押え板
21a 押え部
21b カバー押え部
22 カバー部材
22a 円筒側面
22b 固定部
23 目地材

Claims (7)

  1. 一対の相対向する筒状のコンクリートを打設してなる暗渠であって、
    一対の相対向させた前記暗渠の端部の内周面に形成された段差部の端面にそれぞれ配置される締め付け固定用のアンカー部材と、
    前記段差部の端面に当てられて前記アンカー部材に固定される可撓止水部材用の取付枠体と、
    この取付枠体のコンクリート側の全面に取り付けられるシール材と、
    これら一対の暗渠の前記段差部にまたがって配置されゴム・合成樹脂などの弾性体からなる略短筒状に形成され中間部に伸縮部を備えるとともに、この伸縮部に連続して両端部に前記取付枠体に取り付けられる固定フランジ部を備える可撓止水部材と、
    前記アンカー部材に前記取付枠体および前記可撓止水部材の固定フランジ部を締め付けることで、前記コンクリートの前記段差部端面と当該取付枠体との間の全面に取り付けた前記シール材に接触面圧を発生させて圧着固定するよう構成したことを特徴とする暗渠の耐水圧可撓継手。
  2. 前記アンカー部材が、前記暗渠のコンクリート打設時に埋設して設けられて構成されることを特徴とする請求項1記載の暗渠の耐水圧可撓継手。
  3. 前記取付枠体が、前記暗渠のコンクリート打設時に前記アンカー部材に前記シール材を介して固定されて構成されることを特徴とする請求項1または2記載の暗渠の耐水圧可撓継手。
  4. 前記取付枠体が当てられる前記一対の相対向させた前記段差部端面を、暗渠内周面に対して垂直面ないし内周側が広く外周側が狭くなる傾斜面で構成してなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の暗渠の耐水圧可撓継手。
  5. 前記取付枠体への前記可撓止水部材の固定フランジ部の取り付けを、当該可撓止水部材の外側に当てられ前記アンカー部材に締め付けられて可撓止水部材の位置決めと抜け出しを防止する押え部が前方に突き出して形成された止水部材押え板を介して行う構成としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の暗渠の耐水圧可撓継手。
  6. 前記段差部の前記暗渠内周側に、カバー部材を設けてなることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の暗渠の耐水圧可撓継手。
  7. 前記シール材が、ゴムなどの弾性材、非加硫ブチルゴムシート、水膨張ゴムのいずれかで構成されることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の暗渠の耐水圧可撓継手。
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