JP2003089331A - 車両に搭載されるエンターテイメントシステム - Google Patents

車両に搭載されるエンターテイメントシステム

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JP2003089331A
JP2003089331A JP2001284077A JP2001284077A JP2003089331A JP 2003089331 A JP2003089331 A JP 2003089331A JP 2001284077 A JP2001284077 A JP 2001284077A JP 2001284077 A JP2001284077 A JP 2001284077A JP 2003089331 A JP2003089331 A JP 2003089331A
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speaker
controller
entertainment system
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  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】後席で再生される音源の制御を前席側から可能
にする。 【解決手段】車両に搭載されるエンターテイメントシス
テムは、複数の音源と、前席側に取り付けられたヘッド
ユニットと、後席側に取り付けられたリアコントローラ
を備える。ヘッドユニットは、前席側で再生するフロン
ト音源を選択して該フロント音源を制御するフロント制
御と、後席側で再生するリア音源を選択して該リア音源
を制御するリア制御とを切り換える制御切り換えスイッ
チを有する。こうして、前席側から、リア音源の制御を
可能にする。さらに、ヘッドユニットは、リアコントロ
ーラに対する操作が許可される許可状態およびリアコン
トローラに対する操作が許可されない不許可状態を切り
換える許可スイッチを備える。こうして、後席における
オーディオ操作に制限をかけることができる。また、リ
ア音源とフロント音源の異同に従い、リアスピーカの接
続および切断を切り換えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車載に搭載さ
れ、CDプレーヤ、DVDプレーヤ、FM/AMチュー
ナ、カセットテーププレーヤなどのオーディオ装置から
出力される音声および映像を、前席および後席の両方で
楽しむことのできるエンターテイメントシステムに関
し、より具体的には、前席側から後席側のオーディオ装
置を制御することができるエンターテイメントシステム
に関する。
【0002】
【従来の技術】CDプレーヤ、カセットテーププレー
ヤ、FM/AMチューナのような音声信号を出力するオ
ーディオ装置の他に、TVチューナ、DVDプレーヤの
ような映像信号を出力するオーディオ装置を車両に搭載
して、車両内で様々なオーディオソース(以下、音声だ
けでなく映像を提供するオーディオ装置も含めて「音
源」という)を楽しめるようになってきている。従来よ
り、このようなエンターテイメントシステムは、前席側
のダッシュボードに備え付けられたヘッドユニットによ
って制御されてきた。すなわち、ヘッドユニットに設け
られたボタンを操作することにより、所望の音源を1つ
選択し、該選択された1つの音源を同乗者全員が楽しむ
よう、エンターテイメントシステムは構成されていた。
【0003】近年、後席側にリアコントロールユニット
を設け、後席のユーザが前席のユーザとは独立に音源を
選択して音声または映像を楽しむことができるリアエン
ターテイメントシステムが提案されている。このリアエ
ンターテイメントシステムによると、後席のユーザは、
リアコントロールユニットを操作することにより、前席
のヘッドユニットで選択された音源とは異なる音源を選
択して楽しむことができる。
【0004】特開2001−114027号公報には、
前席側にメインコントロールユニットを設け、後席側に
リアコントロールユニットを設けた車載用オーディオビ
ジュアル再生装置が記載されている。リアコントロール
ユニットには、ヘッドホンのプラグを挿入するためのホ
ルダ、音源を選択するためのボタン、選択された音源に
対して操作するためのボタン、ボリュームボタン、およ
び現在選択されている音源の種別を表示するディスプレ
イが設けられている。後席のユーザは、ヘッドホンプラ
グホルダにヘッドホンのプラグが挿入することにより、
リアコントロールユニットの電源をオンにする。その
後、所望の音源をボタンによって選択し、ヘッドホンを
使用して前席のユーザとは異なる音源を楽しむことがで
きる。
【0005】また、米国特許第5,661,811号公
報には、前席側にフロントコントロールユニットを設
け、後席側にリアコントロールユニットを設けた車載用
オーディオシステムが記載されている。リアコントロー
ルユニットには、電源ボタン、音源を選択するためのボ
タン、および選択された音源に対して操作するためのボ
タンが設けられている。オーディオシステムの電源をオ
ンにしたときは、フロントコントロールユニットのみが
オンになり、リアコントロールユニットはオフのままで
ある。リアコントロールユニットに設けられた電源ボタ
ンを押すと、リアコントロールユニットがオンになり、
ヘッドホンが使用可能になると同時に、リアスピーカー
が切り離される。後席のユーザは、リアコントロールユ
ニットを操作することにより、前席のユーザとは異なる
音源を選択し、これをヘッドホンで楽しむことができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなリアエン
ターテイメントシステムは、前席のユーザと後席のユー
ザが異なる音源を楽しむには有益なシステムである。し
かしながら、後席のユーザによっては、後席側に設けら
れたリアコントロールユニットを操作することが困難な
場合がある。たとえば、幼い子供などが後席に乗車した
場合、幼い子供にとってリアコントロールユニットを操
作して好みの音源を選択したり、チャネルを変更したり
することは困難であり、また、操作ボタンを不用意に押
してリアコントロールユニットの誤操作を招くことがあ
る。
【0007】さらに、車両に搭載されたオーディオシス
テムの操作に不慣れな人が後席に乗車した場合、やはり
リアコントロールユニットを即座に使いこなすことが困
難な場合がある。また、リアコントロールユニットは後
席側に設けられているので、前席のユーザが、後席のユ
ーザのためにリアコントロールユニットに手を伸ばして
操作することも難しい。
【0008】したがって、前席側から後席側のオーディ
オ制御を確実に行うことができるような、車両に搭載さ
れるエンターテイメントシステムが必要とされている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の一つの側面によ
ると、複数の音源と、前席側に取り付けられたヘッドユ
ニットとを備える、車両に搭載されたエンターテイメン
トシステムが提供される。ヘッドユニットは、前席側で
再生するフロント音源を複数の音源から選択して該フロ
ント音源を制御するフロント制御と、後席側で再生する
リア音源を複数の音源から選択して該リア音源を制御す
るリア制御とを切り換える制御切り換えスイッチを有す
る。前席側から、前席側で再生するフロント音源だけで
なく、後席側で再生するリア音源を選択して制御するこ
とができるので、後席のユーザによるオーディオ操作を
前席のユーザが簡単に補助することができる。特に、後
席のユーザが幼い子供やオーディオ操作に不慣れな人の
場合に有益である。
【0010】この発明の一実施例によると、制御切り換
えスイッチによってリア制御に切り換えられた後、ヘッ
ドユニットを所定時間以上操作しなければ、該リア制御
はフロント制御に切り換えられる。また、この発明の一
実施例によると、エンターテイメントシステムの電源が
オンにされたときは、フロント制御が選択される。こう
して、制御モードが基本的にフロント制御に位置づけら
れるので、前席のユーザの操作性が向上する。
【0011】ヘッドユニットは、フロント制御またはリ
ア制御のいずれが選択されているのかを示すインジケー
タを備える。ユーザは、インジケータによって、現在の
制御モードを視覚的に認識することができる。
【0012】この発明の他の側面によると、エンターテ
イメントシステムは、後席側で再生されるリア音源を複
数の音源から選択して該選択された音源を制御すること
ができる、後席側に取り付けられたリアコントローラを
備える。ヘッドユニットは、該リアコントローラに対す
る操作が許可される許可状態および該リアコントローラ
に対する操作が許可されない不許可状態を切り換える許
可スイッチを有する。こうして、前席側から、後席側に
よるオーディオ操作を任意に禁止することができる。特
に後席のユーザが幼い子供等の場合、リアコントローラ
がいたずらに操作されることを禁止することができる。
許可スイッチは、前記制御切り換えスイッチと一体的に
構成されることができる。
【0013】この発明の一実施例によると、ヘッドユニ
ットとリアコントローラの間にリア制御スイッチが設け
られており、ヘッドユニットは、許可スイッチによって
許可状態が選択されたならば、該リア制御スイッチをオ
ンにして該ヘッドユニットと該リアコントローラの間を
接続し、該許可スイッチによって不許可状態が選択され
たならば、該リア制御スイッチをオフにして該ヘッドユ
ニットと該リアコントローラの間の接続を解除する。
【0014】この発明の他の実施例によると、ヘッドユ
ニットは、許可スイッチによって不許可状態が選択され
たならば、リアコントローラからの信号を無効にする。
【0015】この発明の他の側面によると、ヘッドユニ
ットは、前記後席側で再生されるリア音源を複数の音源
から選択して該選択された音源を制御することができる
リアコントローラの電源のオンおよびオフを切り換える
リア電源スイッチを有する。ヘッドユニットに設けられ
たメイン電源スイッチによってエンターテイメントシス
テム全体の電源がオフにされたことに応答して、リアコ
ントローラの電源もオフされる。よって、外部の音が聞
きたい場合や緊急の場合、メイン電源スイッチを押すだ
けで、前席および後席の両方のオーディオ機能を停止さ
せることができる。
【0016】この発明の他の側面によると、ヘッドユニ
ットは、フロント音源の動作状態を示すフロント表示部
と、リア音源の動作状態を示すリア表示部とを有するツ
インディスプレイを備える。許可スイッチによってリア
コントローラに対する操作が不許可に設定されたことに
応答して、該不許可を示す表示が該リア表示部に表示さ
れる。
【0017】この発明の他の側面によると、車両に搭載
されるエンターテイメントシステムは、複数の音源と、
前席側に設けられたフロントスピーカと、後席側に設け
られたリアスピーカおよびヘッドホンと、前席側に設け
られ、フロントスピーカおよびリアスピーカに接続され
るフロント音源を複数の音源から選択することができる
ヘッドユニットと、後席側に設けられ、ヘッドホンに接
続されるリア音源を複数の音源から選択することができ
るリアコントローラとを備える。リアコントローラの電
源がオン状態にあり、選択されたリア音源が選択された
フロント音源と同じならば、フロントスピーカおよびリ
アスピーカの両方から音声が出力されるよう、該リアス
ピーカを該フロント音源に接続する。リアコントローラ
の電源がオン状態にあり、選択されたリア音源が選択さ
れたフロント音源と異なるならば、リアスピーカから音
声が出力されないよう、該リアスピーカの該フロント音
源への接続を解除する。こうして、フロント音源とリア
音源が同じときはフロントスピーカおよびリアスピーカ
によって臨場感ある音声を聴くよう、またフロント音源
とリア音源が異なるときは両者の音声の干渉を防ぐよ
う、自動的にスピーカが切り換えられる。リアスピーカ
とフロント音源の間の接続が解除されたとき、該接続解
除を示すマークが、ヘッドユニットのリア表示部に表示
される。
【0018】この発明の一実施例によると、スピーカ切
り換えは、リアスピーカとフロント音源の間に設けられ
たスピーカ切り換えスイッチをオンおよびオフすること
によって行われる。
【0019】
【発明の実施の形態】システム構成の概要 次に図面を参照してこの発明の実施の形態を説明する。
図1は、この発明の一実施例に従う、エンターテイメン
トシステム1を構成するユニットを示す。エンターテイ
メントシステム1は、ヘッドユニット2およびリアコン
トローラ3を備える。ヘッドユニット2は、前席のユー
ザが操作することができるよう前席側のダッシュボード
に設けられる(図2の(a)を参照)。
【0020】ヘッドユニット2を操作することにより、
前席側に設けられたスピーカ(以下、フロントスピーカ
という)10および後席側に設けられたスピーカ(以
下、リアスピーカという)11に接続される音源(以
下、フロント音源という)を選択し、該選択された音源
に対する操作を実行することができる。さらに、ヘッド
ユニット2を操作することにより、後席側に設けられた
ヘッドホン12および13に接続される音源(以下、リ
ア音源という)を選択し、該選択された音源に対する制
御を実行することができる。ヘッドユニット2には、F
M/AMチューナ、カセットテーププレーヤ、およびC
Dプレーヤ(いずれも図示せず)が搭載されている。
【0021】リアコントローラ3は、後席の車両天井部
に設けられる。代替的に、リアコントローラ3を、後席
のセンターアームレストなどの他の箇所に設けてもよ
い。後席のユーザは、リアコントローラ3に設けられた
操作ボタンにより、またはリモートコントローラ14
(以下、リモコンという)を使用することにより、リア
音源を選択し、該選択した音源に対する制御を実行する
ことができる。このように、この発明に従うエンターテ
イメントシステム1は、リア音源の選択および該選択さ
れたリア音源に対する制御が、後席側のリアコントロー
ラ3だけでなく、前席側のヘッドユニット2によっても
実行可能なよう構成されている。
【0022】フロントスピーカ10は、前席側の左右に
少なくとも1つずつ設けられ、リアスピーカ11は後席
側の左右に1つずつ設けられる。
【0023】ヘッドホン12は有線のヘッドホン(以
下、ワイヤードヘッドホンという)である。ワイヤード
ヘッドホン12は、外部端子ユニット6のヘッドホン端
子8に接続することによって使用される。ヘッドホン端
子8の下部には、ワイヤードヘッドホン12から出力さ
れる音声の音量を調整するボリュームボタン9が設けら
れており、後席のユーザは、ボリュームボタン9を操作
することにより、ワイヤードヘッドホン12から出力さ
れる音声の音量を調整することができる。
【0024】ヘッドホン13は、赤外線受光部が設けら
れた無線のヘッドホン(以下、ワイヤレスヘッドホンと
いう)である。ワイヤレスヘッドホン13は、該赤外線
受光部を介して、リアコントローラ3と赤外線通信を行
う。ワイヤレスヘッドホン13の耳にあてる部分の外側
にはボリュームボタンが設けられており、該ボリューム
ボタンを操作することによってワイヤレスヘッドホン1
3から出力される音声の音量を調整することができる。
この実施例においては、ワイヤードヘッドホン12およ
びワイヤレスヘッドホン13のいずれか、または両方を
使用して、リア音源からの音声を聴くことができる。
【0025】ワイヤードヘッドホン12およびワイヤレ
スヘッドホン13は、後席のユーザが前席のユーザと異
なる音源を楽しむとき、すなわちリア音源がフロント音
源と異なるとき、両者からの音声の干渉を防ぐために使
用される。すなわち、リア音源とフロント音源が異なる
とき、リアスピーカ11からは音声が出力されない。こ
の場合、後席のユーザは、ワイヤードヘッドホン12お
よび(または)ワイヤレスヘッドホン13を使用するこ
とにより、リア音源からの音声を聴く。
【0026】エンターテイメントシステム1は、さら
に、DVDプレーヤ4、ディスプレイ5、および外部入
力端子ユニット6を備える。DVDプレーヤ4は、ヘッ
ドユニット2および外部入力端子ユニット6に接続され
ている、DVDプレーヤ4は、前席側のダッシュボード
の下部に設けられ(図2の(a)を参照)、前席のユー
ザが操作することができる。
【0027】ディスプレイ5は、リアコントローラ3に
接続されている。ディスプレイ5は、この実施例におい
てはリアコントローラ3と一体的に設けられる(図2の
(b)を参照)。代替的に、ディスプレイ5を、リアコ
ントローラ3と別の場所に設けてもよい。ディスプレイ
5は、映像を出力するDVDまたはAUXがリア音源と
して選択されたとき、これらの媒体からの映像を表示す
る。
【0028】外部入力端子ユニット6は後席側に設けら
れる。外部端子ユニット6は、ゲーム機およびビデオカ
メラなどの外部装置を接続するための外部入力端子7、
および前述したワイヤードヘッドホン12を接続するた
めのヘッドホン端子8とボリュームボタン9を有する。
後席のユーザは、ディスプレイ5上でゲームやビデオカ
メラを楽しむとき、ゲーム機やビデオカメラを外部入力
端子7に接続する。ゲーム機およびビデオカメラから出
力される音声および映像信号は外部入力端子7を介して
DVDプレーヤ4を経由し、ヘッドユニット2に送られ
る。ヘッドユニット2は、この音声信号を、ヘッドホン
端子8を介してワイヤードヘッドホン12に送る。さら
に、ヘッドユニット2は、これらの音声および映像信号
をリアコントローラ3に送る。リアコントローラ3は、
受け取った音声信号をワイヤレスヘッドホン13に送
り、受け取った映像信号をディスプレイ5に送る。
【0029】また、前席および後席のユーザは、MDプ
レーヤなどの外部の音声再生装置を外部入力端子7に接
続することができる。MDプレーヤからの音声信号は外
部入力端子7を介してDVDプレーヤ4を経由し、ヘッ
ドユニット2に送られる。MDがフロント音源として選
択されている場合は、ヘッドユニット2は、受け取った
音声信号をフロントスピーカ10およびリアスピーカ1
1に出力する。MDがリア音源として選択されている場
合は、ヘッドユニット2は、受け取った音声信号をヘッ
ドホン端子8を介してワイヤードヘッドホン12に送る
と共に、該音声信号をリアコントローラ3に送る。リア
コントローラ3は、赤外線通信によって該音声信号をワ
イヤレスヘッドホン13に送信する。
【0030】ヘッドユニット 図3は、図1に示されるヘッドユニット2の操作パネル
を示す図である。ヘッドユニット2は、ボリューム/電
源スイッチ21、リア電源スイッチ22、制御切り換え
スイッチ23、音源選択ボタン24、音源操作ボタン2
5を備える。以下、音源選択ボタン24および音源操作
ボタン25を含む、音源に対する制御を規定するボタン
をまとめて音源制御ボタンと呼ぶことがある。
【0031】ボリューム/電源スイッチ21は、エンタ
ーテイメントシステム1の電源のオン/オフを切り換え
る電源機能と、フロントスピーカ10およびリアスピー
カ11(図1)から出力される音声の音量を調整するボ
リューム機能とを有する。具体的には、ボリューム/電
源スイッチ21を押すたびに、エンターテイメントシス
テム1の電源のオン/オフが切り換えられる。また、ボ
リューム/電源スイッチ21を時計方向に回すことによ
り音量が大きくなり、反時計方向に回すことにより音量
が小さくなる。
【0032】リア電源スイッチ22は、リアシステムの
電源のオン/オフを切り換えるスイッチである。ここ
で、リアシステムは、リアコントローラ3、ディスプレ
イ5、外部入力端子ユニット6、およびヘッドユニット
2のリアコントロール機能から成る。ここで、ヘッドユ
ニット2のリアコントロール機能には、たとえばリア表
示部29における表示機能が含まれる。リア電源スイッ
チ22により、前席側から、リアシステムの起動および
停止を制御することができる。したがって、たとえば後
席側のユーザが寝入ってしまった等の場合に、前席側か
らリアシステムを停止させることが可能となる。
【0033】ここで、図4を参照して、この実施例にお
けるボリューム/電源スイッチ21およびリア電源スイ
ッチ22の関係を説明する。図4から明らかなように、
ボリューム/電源スイッチ21によってエンターテイメ
ントシステム1の電源がオンのときにリア電源スイッチ
22をオンにする(すなわち、リア電源スイッチ22を
押す)と、リアシステムの電源をオンにすることができ
る。言い換えると、エンターテイメントシステム1の電
源がオンでなければ、リア電源スイッチ22を押しても
リアシステムを作動させることはできない。
【0034】リアシステムの電源がオンのときにリア電
源スイッチ22をオフにする(すなわち、リア電源スイ
ッチ22を再び押す)と、リアシステムの電源はオフに
なるが、エンターテイメントシステム1の電源はオンの
ままである。したがって、ヘッドユニット2を操作する
ことによってフロント音源を制御することができる。
【0035】リアシステムの電源がオンのときにボリュ
ーム/電源スイッチ21を押すと、リアシステムを含む
エンターテイメントシステム1全体の電源がオフされ
る。このように、たとえば車両の外部の音を聞きたい場
合や緊急の場合などには、ボリューム/電源スイッチ2
1を押すだけで、前席側および後席側の両方のオーディ
オ機能を停止させることができる。
【0036】制御切り換えスイッチ23は、フロント制
御/リア制御モードを切り換える機能と、リアコントロ
ーラ3およびリモコン14に対する操作の許可/不許可
状態を切り換える機能とを有する。ここで、フロント制
御は、ヘッドユニット2に設けられたボリュームスイッ
チ21による音量の調整、音源選択ボタン24および音
源操作ボタン25に対する操作が、フロント音源に対し
て反映される制御モードを示す。リア制御は、ヘッドユ
ニット2に設けられた音源選択ボタン24および音源操
作ボタン25に対する操作が、リア音源に反映される制
御モードを示す。こうして、制御切り換えスイッチ23
によってフロント制御/リア制御を切り換えることによ
り、ヘッドユニット2上でフロント音源およびリア音源
の両方を制御することが可能となる。
【0037】制御切り換えスイッチ23によってフロン
ト制御が選択されたときフロント・インジケータ26が
点灯し(たとえば、緑色)、制御切り換えスイッチ23
によってリア制御が選択されたとき、リア・インジケー
タ27が点灯する(たとえば、アンバー色)。こうし
て、現在どちらの制御モードが選択されているかを視覚
的に認識することができる。
【0038】一方、制御切り換えスイッチ23によっ
て、リアコントローラ3およびリモコン14に対する操
作が許可される許可状態が選択されたとき、リアコント
ローラ3に設けられた操作ボタンまたはリモコン14
(図1)により、リア音源を制御することができる。し
たがって、後席のユーザは、リア音源を制御することが
可能になる。
【0039】制御切り換えスイッチ23によって、リア
コントローラ3およびリモコン14に対する操作が許可
されない不許可状態が選択されたとき、リアコントロー
ラ3に設けられた操作ボタンおよびリモコン14による
操作は無効化される(ただし、ディスプレイ5に表示さ
れる画面のための画面調整機能は除く)。したがって、
後席のユーザはリア音源を制御することができない。こ
の不許可状態においては、ヘッドユニット2によっての
みリア音源を制御することができる。すなわち、前席の
ユーザによってのみリア音源を制御することができる。
【0040】音源選択ボタン24は、音源を選択するた
めのボタンである。前述したように、この実施例におい
ては、音源としてAM/FMラジオ、カセットテープ、
CD(またはCDチェンジャー(CHG))、DVD、
およびAUXが含まれる。ここで、AUXは、外部端子
ユニット6(図1)の外部入力端子7に接続された外部
装置(たとえば、ビデオカメラやゲーム機等)を示す。
設けられるディスプレイは1つなので、DVDまたはA
UXのどちらかが選択可能である。DVDまたはAUX
をフロント音源として選択した場合、前席側のユーザ
は、これらの音源からの音声のみを楽しむことができ
る。AM/FMチューナ、カセットテーププレーヤ、C
Dプレーヤは、ヘッドユニット2の本体に搭載されてい
る。
【0041】図3に示されるように、ヘッドユニット2
には、CD挿入口31およびカセットテープ挿入口32
が設けられている。CD挿入口31にCDが挿入される
と、音源選択ボタン24の「CD/CHG」が押されな
くても、現在の音源がCDに切り換えられる。同様に、
カセットテープ挿入口32にカセットテープが挿入され
ると、音源選択ボタン24の「TAPE」を押さなくて
も、現在の音源がカセットテープに切り換えられる。
【0042】たとえば、フロント音源として現在FMラ
ジオが選択されており、かつフロント制御モードにある
とき、CD挿入口31にCDが挿入されると、フロント
音源はラジオからCDに切り換えられ、CDの再生が開
始される。また、リア音源として現在FMラジオが選択
されており、かつリア制御モードにあるとき、CD挿入
口31にCDが挿入されると、リア音源がラジオからC
Dに切り換えられ、CDの再生が開始される。
【0043】また、DVDプレーヤ4(図1)にDVD
のディスクがセットされると、リア音源がDVDに切り
換えられ、DVDの再生が開始される。前席のユーザは
DVDの映像を楽しむことができないので、たとえ現在
フロント制御モードにあるときでも、DVDディスクが
DVDプレーヤ4にセットされたならば、リア音源がD
VDに切り換えられる。さらに、リアシステムの電源が
オフであるときに、DVDディスクがDVDプレーヤ4
にセットされると、リアシステムの電源がオンにされ、
リア音源としてDVDが選択されて、DVDの再生が開
始される。また、エンターテイメントシステム1の電源
がオフであるときに、DVDディスクがDVDプレーヤ
4にセットされると、エンターテイメントシステム1お
よびリアシステムの電源が同時にオンにされる。この場
合、フロント音源には、エンターテイメントシステム1
の電源がオフされる前に選択されていた音源が選択さ
れ、リア音源にはDVDが選択される。
【0044】音源操作ボタン25は、選択された音源に
対する操作を規定するボタンである。音源操作ボタン2
5には、AM/FMラジオが選択された場合のプリセッ
トチャネルボタン33〜38、カセットテープが選択さ
れた場合の巻き戻し/再生および反転/早送りボタン3
3〜35、AM/FMラジオの選局およびカセットテー
プやCDの曲を頭出しするスキップボタン39が含まれ
る。
【0045】また、本実施例のCDプレーヤに加えCD
チェンジャーが搭載されている場合、ディスク選択ボタ
ン37および38により、所望のディスクを選択するこ
とができる。リピート/ランダムボタン40は、CDの
リピート演奏およびランダム演奏をそれぞれ行うための
ボタンである。TUNEボタン41を押すことにより音
質および音像調整のモードとなり、TUNEボタン41
を左右に回すことにより、手動で選局することができ
る。これらのボタン37〜41も、音源操作ボタン25
に含まれる。
【0046】ヘッドユニット2は、さらに、フロント表
示部28およびリア表示部29からなるツインディスプ
レイを備える。フロント表示部28には、フロント音源
の種別および該音源の動作状態が表示される。リア表示
部29には、リア音源の種別および該音源の動作状態が
表示される。ここで図5を参照すると、ツインディスプ
レイの表示例が示されている。図5は、フロント音源と
してFM1のチャネル2が選択され、リア音源としてD
VDプレーヤのタイトル番号1、チャプター番号27が
選択されている状態を示す。こうして、前席のユーザ
は、フロント音源だけでなくリア音源の状態を容易に確
認することができる。
【0047】リア表示部29に示されるマーク43は、
前述したように、リアコントローラ3およびリモコン1
4に対する操作が許可されない不許可状態にあるときに
表示される。また、マーク44は、リアスピーカ11
(図1)から音声が出力されない状態を示す。具体的に
いうと、選択されたリア音源がフロント音源と異なると
きは、フロントスピーカ10とリアスピーカ11からの
音声の干渉を避けるために、リアスピーカ11からは音
声が出力されない。この場合、リア音源からの音声はヘ
ッドホン12および13(図1)に出力される。このよ
うな状態のとき、マーク44がリア表示部29に表示さ
れる。
【0048】図6は、制御切り換えスイッチ23の構造
の一例を示す。前述したように、制御切り換えスイッチ
23は、フロント/リア制御を切り換える機能と、リア
コントローラ3およびリモコン14に対する操作の許可
/不許可状態を切り換える機能とを有しており、前者の
機能は、制御切り換えスイッチを左右方向に回すことに
より実現され、後者の機能は、制御切り換えスイッチを
上下方向に押すことにより実現される。
【0049】図6の(a)は制御切り換えスイッチ23
の正面図を示し、図6の(b)は、図6の(a)のG−
G線で分割したときの制御切り換えスイッチ23の断面
図を示し、図6の(c)は、図6の(a)のH−H線で
分割したときの制御切り換えスイッチ23の断面図を示
す。制御切り換えスイッチ23が操作されていない通常
時において、制御切り換えスイッチ23の中央に付され
た印51は、中立位置52を示すよう位置づけられてい
る。中立位置52から制御切り換えスイッチ23を時計
方向に角度θ1以上回すと、プリント基板53に設けら
れた、参照番号55で示されるセルフリターン式のボリ
ュームが回転し、リア制御モードに切り換えるための信
号が出力される。中立位置52から角度θ2以上は時計
方向に回転することができないよう、制御切り換えスイ
ッチ23にはストッパー(図示せず)が設けられてい
る。
【0050】同様に、中立位置52から制御切り換えス
イッチ23を反時計方向に角度|−θ1|以上回すと
(ここで、マイナス符号は、回転する向きが逆であるこ
とを示す)、セルフリターン式のボリューム55が回転
し、フロント制御モードに切り換えるための信号が出力
される。制御切り換えスイッチ23の内部にはストッパ
ーが設けられており、角度|−θ2|以上は反時計方向
に回転することができないようになっている。
【0051】制御切り換えスイッチ23にはスプリング
54が設けられている。制御切り換えスイッチ23を時
計方向または反時計方向に回した後に該制御切り換えス
イッチ23から手を離すと、スプリング54の作用によ
り、制御切り換えスイッチ23は、印51が中立位置5
2を示す位置まで復帰する。
【0052】一方、図6の(b)および(c)に示され
るように、制御切り換えスイッチ23が押されるたびに
突出部56が押し出されてボリューム55が押圧され、
その結果、リアコントローラ3およびリモコン14に対
する許可/不許可状態を切り換える信号が送出される。
ボリューム55の押し込み量が、参照番号57によって
示されている。
【0053】こうして、制御切り換えスイッチ23を左
または右に所定量以上回転することによりフロント制御
およびリア制御が切り換えられ、制御切り換えスイッチ
23を押すたびに、リアコントローラ3およびリモコン
14に対する許可/不許可の状態が切り換えられる。
【0054】リアコントローラ 図7は、図1に示されるリアコントローラ3の操作パネ
ルを示す。リアコントローラ3は、赤外線送受信部61
を有しており、該赤外線送受信部61を介してワイヤレ
スヘッドホン13(図1)と通信することができる。こ
うして、後席のユーザは、ヘッドホンから延びるコード
に煩わされることなくオーディオを楽しむことができ
る。
【0055】リアコントローラ3は、さらに、リア音源
選択ボタン62およびリア音源操作ボタン63〜65を
有する。リア音源選択ボタン62は、リア音源を選択す
るためのボタンである。選択することができる音源に
は、前述したように、FM/AMラジオ、CD、カセッ
ト、DVDおよびAUXが含まれる。リア音源操作ボタ
ン63〜65は、選択されたリア音源に対する操作を規
定するボタンである。リア音源操作ボタン63により、
FM/AMラジオのプリセットチャネルの選択、、DV
Dにおけるメニューの操作、カセットテープおよびCD
の曲の頭出し(曲送り/戻し)などの操作を実行するこ
とができる。リア音源操作ボタン64により、カセット
テープに対する再生/反転操作を実行することができ
る。リア音源操作ボタン65により、DVDのメニュー
に表示される項目の選択を実行することができる。
【0056】リアコントローラ3は、さらに表示部66
を備え、表示部66は、選択されているリア音源の種別
および該音源の動作状態を表示する。ヘッドユニット2
の制御切り換えスイッチ23によってリアコントローラ
3およびリモコン14に対する操作が不許可状態にされ
たとき、表示部66には、参照番号67によって示され
る「CTRL OFF」のマークが表示される。このマ
ークが表示されているときは、リアコントローラ3に対
する操作は無効化される(ただし、前述したように、こ
の実施例では画面調整機能は除く)。具体的には、リア
音源選択ボタン62およびリア音源操作ボタン63〜6
5を押しても、リア音源を制御することはできない。ま
た、リモコン14(図1)によってもリア音源を制御す
ることはできない。
【0057】こうして、たとえば後席に幼い子供が乗車
している場合、または後席のユーザにリアコントローラ
およびリモコンをいたずらに操作させたくない場合、リ
アコントローラ3およびリモコン14に対する操作を不
許可状態にして、後席のユーザによるオーディオ操作を
禁止することができる。
【0058】図8は、図1に示されるリモコン14の操
作ボタンの配置を示す。リモコン14には、リア音源選
択ボタン71、リア音源操作ボタン72および73が設
けられている。特に、参照番号73で示される四角に含
まれる操作ボタンは、DVDプレーヤ4(図1)を操作
するためのボタンである。
【0059】システムの接続形態 図9は、この発明に従うエンターテイメントシステム1
に含まれるコンポーネントの接続形態を示す。
【0060】ヘッドユニット2は制御部80を備える。
制御部80は、典型的には、マイクロプロセッサ(MP
U)、制御プログラムおよび制御データを格納する読み
出し専用メモリ(ROM)、MPUの演算作業領域を提
供し様々なデータを一時記憶することができるランダム
アクセスメモリ(RAM)を有するマイクロコンピュー
タによって実現される。
【0061】音源81には、前述したように、FM/A
Mチューナ82、カセットテーププレーヤ83、CDプ
レーヤ84、およびインターフェース85を介して接続
されるDVDプレーヤ4が含まれる。
【0062】簡略化のため、図9には、他の外部装置は
示されていない。しかしながら、前述したように、ビデ
オカメラ、ゲーム機等の外部装置を外部端子ユニット6
(図1)を介してDVDプレーヤ4を経由し、ヘッドユ
ニット2に接続することができる。また、CDチェンジ
ャー用の外部インターフェースをヘッドユニット2に設
け、該外部インターフェースを介してCDチェンジャー
をヘッドユニット2に接続することができる。
【0063】制御部80は、ボリューム/電源スイッチ
21(以下、その機能に合わせて、単にボリュームスイ
ッチ、または電源スイッチと呼ぶことがある)、リア電
源スイッチ22、制御切り換えスイッチ23、音源選択
ボタン24、および音源操作ボタン25に接続され、こ
れらのスイッチおよびボタンを介して入力された信号を
受け取る。
【0064】音量制御部87は、ボリュームスイッチ2
1を介して制御部80に入力された音量信号を、制御部
80から受け取る。音量制御部87は、接続されたフロ
ント音源から音声信号を受け取り、該音声信号を、受け
取った音量信号に従って増幅し、アンプ89を介してフ
ロントスピーカ10およびリアスピーカ11に出力す
る。
【0065】リア制御部88は、接続されたリア音源か
ら音声信号を受け取り、該音声信号をワイヤードヘッド
ホン12に送出すると共に、該音声信号をリアコントロ
ーラ3に送出する。リアコントローラ3は、受け取った
音声信号を、赤外線を介してワイヤレスヘッドホン13
に送出する。
【0066】リア制御部88は、接続されたリア音源か
ら映像信号を受け取り、該映像信号をリアコントローラ
3に送出する。リアコントローラ3は、受け取った映像
信号をディスプレイ5に出力する。
【0067】制御部80には、図3に示されるフロント
表示部28およびリア表示部29が接続されており、こ
れらの表示部28および29は、制御部80からの制御
信号に従って、フロント音源の動作状態およびリア音源
の動作状態をそれぞれ表示する。
【0068】音源81と音量制御部87の間にはフロン
ト音源切り換えスイッチ91が設けられている。切り換
えスイッチ91は、制御部80からの制御信号に従っ
て、音量制御部87に接続するフロント音源を切り換え
る。
【0069】音源81とリア制御部88の間にはリア音
源切り換えスイッチ92が設けられている。切り換えス
イッチ92は、制御部80からの制御信号に従って、リ
ア制御部88に接続するリア音源を切り換える。
【0070】音量制御部87とリアスピーカ11の間に
は、スピーカ切り換えスイッチ93が設けられている。
スピーカ切り換えスイッチ93は、制御部80からの制
御信号に従って、リアスピーカ11の音量制御部87へ
の接続および切断を切り換える。
【0071】制御部80とリアコントローラ3の間には
リア制御スイッチ94が設けられている。リア制御スイ
ッチ94は、制御部80からの制御信号に従って、リア
コントローラ3と制御部80の間の接続および切断を切
り換える。制御部80は、リア制御スイッチ94をオン
にすることにより、リアコントローラ3およびリモコン
14に対する操作を許可状態にする。一方、制御部80
は、リア制御スイッチ94をオフにすることにより、リ
アコントローラ3およびリモコン14に対する操作を不
許可状態にする。
【0072】以下、図9〜図13を参照して、この発明
の実施例に従うエンターテイメントシステム1の制御形
態について説明する。
【0073】フロント制御およびリア制御 前述したように、制御切り換えスイッチ23を操作する
ことによって、ヘッドユニット2における操作がフロン
ト音源に反映されるフロント制御と、ヘッドユニット2
における操作がリア音源に反映されるリア制御が切り換
えられる。
【0074】図10に、エンターテイメントシステム1
の制御モードの状態遷移図を示す。電源スイッチ21を
押してエンターテイメントシステム1の電源をオンに
し、さらにリア電源スイッチ22をオンにすると、エン
ターテイメントシステム1はフロント制御モードに入
る。フロント制御モードにあるときに、制御切り換えス
イッチ23を時計方向に所定量以上回転すると、制御モ
ードはリア制御モードに遷移する。
【0075】リア制御モードにあるときに、制御切り換
えスイッチ23を反時計方向に所定量以上回転すると、
フロント制御モードに遷移する。または、リア制御モー
ドにあるときに、ヘッドユニット2に対する操作を所定
時間(たとえば、10秒)以上行わなかったとき、自動
的にフロント制御モードに遷移する。
【0076】フロント制御モードまたはリア制御モード
にあるときにリア電源スイッチ22を押すと、リアシス
テムの電源がオフされる。また、フロント制御モードま
たはリア制御モードにあるときに電源スイッチ21を押
すと、エンターテイメントシステム1全体の電源がオフ
される。
【0077】このように、制御モードが基本的にフロン
ト制御モードに位置づけられるので、前席のユーザによ
る操作性が向上する。
【0078】再び図9を参照し、フロント制御モードお
よびリア制御モードにおける動作を説明する。最初に、
フロント制御モードにおける動作を説明する。
【0079】エンターテイメントシステム1の電源がオ
ンにされ、さらにリアシステムの電源がオンにされたと
き、またはエンターテイメントシステム1の電源および
リアシステムの電源がオン状態にあるときに制御切り換
えスイッチ23によってフロント制御モードが選択され
たとき、制御部80は、フロント制御フラグをセット
し、フロント制御モードに入る。制御部80は、ヘッド
ユニット2のフロント・インジケータ26(図3)を点
灯する。これにより、前席のユーザに、現在フロント制
御モードが選択されていることが示される。
【0080】エンターテイメントシステム1およびリア
システムの電源がオンにされたことによりフロント制御
モードに入ったとき、どの音源にフロント音源切り換え
スイッチ91を接続するかは、任意に定めることができ
る。たとえば、最後にエンターテイメントシステム1の
電源がオフにされたときに選択されていた音源を制御部
80のメモリに記憶しておき、再びエンターテイメント
システム1の電源がオンにされたとき、該メモリに記憶
された音源に接続するようフロント音源切り換えスイッ
チ91を切り換える。
【0081】また、エンターテイメントシステム1およ
びリアシステムの電源がオンにされたことによりフロン
ト制御モードに入ったときに、どの音源にリア音源切り
換えスイッチ92を接続するかも任意に定めることがで
きる。たとえば、一実施例においては、最後にリアシス
テムの電源がオフにされたときに選択されていた音源を
選択する。他の実施例では、リアシステムの電源がオン
にされたときに選択されているフロント音源と同じ音源
を選択する。選択は、制御部80が行ってもよいし、リ
アコントローラ3が行ってもよい。後者の場合、制御部
80は、リアコントローラ3から、該リアコントローラ
3によって選択されている音源の種別を示す制御信号を
受け取り、該受け取った制御信号に従ってリア音源切り
換えスイッチ92を切り換える。
【0082】フロント制御モードに入った後、音源選択
ボタン24を介して入力された信号を受け取ると、制御
部80は、受け取った信号に従って、フロント音源切り
換えスイッチ91を切り換える。また、フロント制御モ
ードに入った後、音源操作ボタン25を介して入力され
た信号を受け取ると、制御部80は、受け取った信号
を、フロント音源切り換えスイッチ91を介して、接続
されたフロント音源に送出する。さらに制御部80は、
ボリュームスイッチ21を介して入力された音量信号を
受け取って、該信号を音量制御部87に送る。音量制御
部87は、受け取った音量信号に従って、フロントスピ
ーカ10およびリアスピーカ11から出力される音声の
音量を調整する。こうして、フロント音源からの音声信
号は、フロントスピーカ10およびリアスピーカ11に
出力される。
【0083】さらに、フロント制御モードに入った後、
リアコントローラ3の音源選択ボタン62(図7)また
はリモコン14の音源選択ボタン71によってリア音源
が切り換えられたとき、リアコントローラ3から制御部
80に、切り換えられた音源を示す制御信号が送出され
る。制御部80は、受け取った制御信号に従い、リア音
源切り換えスイッチ92を切り換える。リアコントロー
ラ3の音源操作ボタン63〜65またはリモコン14の
音源操作ボタン72および73によってリア音源が操作
されたとき、リアコントローラ3から制御部80に、該
音源操作を示す制御信号が送出される。制御部80は、
受け取った制御信号を、リア音源切り換えスイッチ92
を介してリア音源に送る。こうして、リア音源からの音
声信号は、リア制御部88を介してワイヤードヘッドホ
ン12およびワイヤレスヘッドホン13に送られる。ま
た、リア音源からの映像信号は、リア制御部88を介し
てディスプレイ5に送られる。
【0084】フロント制御モードにあるときにDVDの
ディスクがDVDプレーヤ4に挿入されると、制御部8
0は、リア音源切り換えスイッチ92を、DVDプレー
ヤ4に接続された外部インターフェース85に接続す
る。エンターテイメントシステム1はフロント制御モー
ドのままであるので、制御切り換えスイッチ23によっ
てリア制御モードに切り換えられない限り、音源選択ボ
タン24および音源操作ボタン25を介して入力された
信号は、フロント音源に反映される。代替的に、DVD
ディスクがDVDプレーヤに挿入されたことに応答し
て、制御モードをリア制御モードに切り換えるようにし
てもよい。
【0085】次に、リア制御モードについて説明する。
フロント制御モードにあるときに、制御切り換えスイッ
チ23が時計方向に所定量以上回転されると、制御部8
0は、フロント制御フラグをリセットすると共に、リア
制御フラグをセットしてリア制御モードに移行する。制
御部80は、ヘッドユニット2のインジケータ26を消
灯すると共にインジケータ27を点灯し、現在リア制御
モードにあることを示す。
【0086】リア制御モードに入った後、ヘッドユニッ
ト2の音源選択ボタン24を介して入力された信号を受
け取ると、制御部80は、該受け取った信号に従って、
リア音源切り換えスイッチ92を切り換える。また、リ
ア制御モードに入った後、ヘッドユニット2の音源操作
ボタン25を介して入力された信号を受け取ると、制御
部80は、該受け取った信号を、リア音源切り換えスイ
ッチ92を介してリア音源に送る。こうして、リア制御
モードにあるとき、ヘッドユニット2によってリア音源
を制御することができる。
【0087】詳細は後述されるが、フロントおよびリア
制御モードのいずれにおいても、スピーカ切り換えスイ
ッチ93は、フロント音源およびリア音源が同じかどう
かに従って、制御部80によってオン/オフを制御され
る。また、フロントおよびリア制御モードのいずれにお
いても、リア制御スイッチ94は、制御切り換えスイッ
チ23によってリアコントローラ3およびリモコン14
の操作の許可状態または不許可状態のどちらが選択され
ているかに従って、制御部80によってオン/オフを制
御される。
【0088】図10を参照して前述したように、リア制
御モードに入ってから所定時間の間ヘッドユニット2上
で操作が行われないと、自動的にフロント制御モードに
移行する。図11を参照して、制御部80によって実行
される、このフロント復帰制御を説明する。図11は、
所定時間(たとえば、100ミリ秒)ごとに実行され
る。
【0089】ステップ101において、制御切り換えス
イッチ23を介してリア制御が選択されたことを示す信
号を受信したかどうか判断する。リア制御が選択された
ことを示す信号を受け取ったならば、リア制御フラグに
値1をセットする(102)。ステップ103に進み、
リア制御タイマを起動する。リア制御タイマは、所定時
間(たとえば、10秒)が設定されたダウンタイマであ
る。
【0090】ステップ101において、リア制御が選択
されたことを示す信号を受け取らなかったならば、リア
制御フラグの値を調べる(104)。リア制御フラグの
値が1でなければ、現在フロント制御モードであること
を示す。したがって、このままこのルーチンを抜ける。
ステップ104においてリア制御フラグの値が1なら
ば、現在リア制御モードであることを示す。
【0091】ステップ105に進み、ヘッドユニット2
上で操作が行われたかどうか判断する。たとえば、音源
選択ボタン24および音源操作ボタン25を介して信号
を受け取ったかどうかを判断する。何らかの信号を受け
取ったならば、リア制御タイマを再起動し(106)、
このルーチンを抜ける。何の信号も受け取らなかったな
らば、ヘッドユニット2において操作が行われなかった
ことを示す。
【0092】ステップ107に進み、リア制御タイマの
値がゼロかどうか判断する。ゼロならば、所定時間の
間、ヘッドユニット2上でリア音源に対する操作が何も
実行されなかったことを示す。ステップ108に進み、
リア制御フラグをゼロにリセットし、フロント制御フラ
グに値1をセットして、リア制御モードからフロント制
御モードに遷移する。ステップ107においてリア制御
タイマの値がゼロでなければ、そのままこのルーチンを
抜ける。
【0093】このように、前席側に設けられたヘッドユ
ニットによってリア音源を制御することができるので、
後席に幼い子供や装置に不慣れな人等が乗車した場合、
リアコントローラやリモコンの操作を前席側から補助す
ることができる。また、一般に車両の持ち主である運転
手がエンターテイメントシステムの操作に熟知している
ので、慣れない後席のユーザのために、前席でリア音源
を操作することができる。
【0094】リアコントローラおよびリモコンの操作制
限機能 前述したように、制御切り換えスイッチ23を押すこと
により、リアコントローラ3およびリモコン14に対す
る操作を制限することができる。図12に、リアコント
ローラ3の状態遷移図を示す。リアシステムの電源がオ
フの状態からリア電源スイッチ22が押されると、リア
システムの電源がオンにされる。このとき、リアコント
ローラ3は、該リアコントローラ3に対する操作が許可
される許可状態に入る。リアコントローラ3が許可状態
にあるときに制御切り換えスイッチ23が押されると、
許可状態から不許可状態に遷移する。リアコントローラ
3が不許可状態にあるときに制御切り換えスイッチ23
が押されると、不許可状態から許可状態に遷移する。こ
うして、制御切り換えスイッチ23が押されるたびに、
許可/不許可状態が切り換えられる。
【0095】代替的に、リアシステムの電源が前回オフ
されたときの状態(許可または不許可状態)を記憶して
おき、リアシステムの電源がオンにされたとき、該記憶
された状態に戻るようにしてもよい。
【0096】図9を参照して、許可/不許可状態の切り
換え動作を説明する。電源スイッチ21が押されたこと
に応答してエンターテイメントシステム1の電源がオン
になる。その後リア電源スイッチ22が押されると、制
御部80は、リア制御スイッチ94をオンにし、リアシ
ステムの電源をオンにするための制御信号をリアコント
ローラ3に送る。その結果、リアシステムはオン状態に
なる。具体的には、リアコントローラ3、ディスプレイ
5および外部入力端子ユニット6の電源がオンにされ
る。リアコントローラ3は、リア音源を選択し、該選択
した音源を示す制御信号をリア制御スイッチ94を介し
て制御部80に送る。制御部80は、リアコントローラ
3から受け取った制御信号に従って、リア音源切り換え
スイッチ92を切り換える。制御部80は、ヘッドユニ
ット2のリア表示部29に、リア音源の状態を表示す
る。前述したように、リアシステムの電源がオンにされ
たときにどの音源を選択するかは、任意に定めることが
できる。
【0097】リアシステムの電源がオンにされたとき、
リアコントローラ3は許可状態に入る。リアコントロー
ラ3上に設けられたリア音源選択ボタン62およびリア
音源操作ボタン63〜65(図7)が操作されると、こ
れらのボタンを介して入力された信号が、リアコントロ
ーラ3からリア制御スイッチ94を介して制御部80に
送られる。制御部80は、受け取った信号を、リア音源
切り換えスイッチ92を介してリア音源に送る。こうし
て、リアコントローラ3に対する操作は、リア音源に反
映される。
【0098】許可状態にあるときに制御切り換えスイッ
チ23が押されると、制御部80は、リアコントローラ
3に不許可状態に入ることを通知する制御信号を送り、
その後、リア制御スイッチ94をオフにする。その結
果、リアコントローラ3は不許可状態に入る。制御部8
0は、ヘッドユニット2のリア表示部29に、リア操作
制限中であることを示すマーク43(図3)を表示す
る。リアコントローラ3は、不許可状態に入ることを通
知する制御信号を受けたならば、リアコントローラ3の
表示部66(図7)に、「CTL OFF」のマーク6
7を表示する。
【0099】不許可状態にあるとき、制御部80とリア
コントローラ3の間の通信が切断されるので、制御部8
0は、リアコントローラ3に対する操作によってリアコ
ントローラ3から送出される制御信号を受け取ることが
できない。こうして、リアコントローラ3に対する操作
は無効化される。
【0100】このように、リア音源に対する制御の権限
を前席のユーザに独占させることができるので、たとえ
ばリアコントローラが子供や慣れないユーザによって不
用意に操作されたり、誤操作されることを防ぐことがで
きる。
【0101】不許可状態にあるときに制御切り換えスイ
ッチ23が再び押されると、制御部80は、リア制御ス
イッチ94をオンにして、リアコントローラ3に許可状
態に入ることを通知する制御信号を送る。制御部80
は、マーク43の表示をリア表示部29から消し、リア
コントローラ3は、マーク67の表示を表示部66から
消す。
【0102】代替的に、不許可状態に入ったとき、リア
コントローラ3からの信号を受け付けないことを示すリ
ア操作制限フラグをセットするようにしてもよい。該リ
ア操作制限フラグがセットされている間、制御部80
は、リアコントローラ3からの信号を受信したならば、
該信号を無効に(すなわち破棄)する。この場合、リア
制御スイッチ94を設けなくてもよい。許可状態に遷移
するとき、該リア操作制限フラグはリセットされる。
【0103】スピーカ切り換え機能 次に、リアスピーカ11の切り換え機能を説明する。図
13は、スピーカの状態遷移図を示す。電源スイッチ2
1を押してエンターテイメントシステム1の電源をオン
にすると、フロント音源にはフロントスピーカ10およ
びリアスピーカ11が接続され、4スピーカ状態にな
る。4スピーカ状態にあるとき、フロント音源の音声
が、フロントスピーカ10およびリアスピーカ11の両
方から出力される。
【0104】4スピーカ状態にあるときにリア電源スイ
ッチ22によってリアシステムの電源がオンにされ、か
つリア音源として選択された音源がフロント音源と同一
であるとき、状態は遷移せず、4スピーカ状態を維持す
る。
【0105】この実施例においては、リア電源スイッチ
22が押されてリアシステムの電源がオンになったこと
に応答して、リア音源の音声は、ヘッドホン12および
13から出力される。すなわち、4スピーカ状態にあっ
ても、リア音源の音声はヘッドホン12および13に出
力される。代替的に、4スピーカ状態にあるときは、ヘ
ッドホン12および13から音声が出力されないように
してもよい。
【0106】4スピーカ状態にあるときに、リア電源ス
イッチ22が押されてリアシステムがオンにされ、かつ
リア音源として選択された音源がフロント音源と異なる
とき、2個のリアスピーカ11が切り離され、2個のフ
ロントスピーカ10のみがフロント音源に接続された2
スピーカ状態に遷移する。リア音源の音声は、ヘッドホ
ン12および13に出力される。
【0107】また、4スピーカ状態にあり、フロント音
源およびリア音源が同じであるときに、ヘッドユニット
2の音源選択ボタン24によってフロント音源またはリ
ア音源として他の音源が選択されたとき、またはリアコ
ントローラ3またはリモコン14の音源選択ボタン62
および71によってリア音源として他の音源が選択され
たとき、フロント音源とリア音源は異なるものとなる。
この場合、これらの音源選択ボタンが押されたことに応
答して、2スピーカ状態に遷移する。
【0108】一方、2スピーカ状態にあり、ヘッドユニ
ット2、リアコントローラ3またはリモコン14の音源
選択ボタンが操作されたことによってフロント音源とリ
ア音源が同じになったとき、2個のリアスピーカ11は
再びフロント音源に接続され、4スピーカ状態に遷移す
る。また、2スピーカ状態にあるときにリア電源スイッ
チ22が押されてリアシステムの電源がオフにされる
と、4スピーカ状態に遷移する。
【0109】4スピーカ状態と2スピーカ状態の間の切
り換えは、手動でも行うことができる。4スピーカ状態
にあるとき、リア電源スイッチ22を所定時間(たとえ
ば、2秒)以上押すことにより、2スピーカ状態に遷移
する。また、2スピーカ状態にあるとき、リア電源スイ
ッチ22を上記所定時間以上押すことにより、4スピー
カ状態に遷移する。
【0110】フロント音源およびリア音源が異なる音源
であるときには、該手動による操作を行ってもスピーカ
状態が切り換えられないようにするのが好ましい。そう
でないと、4スピーカ状態が選択されたとき、フロント
スピーカ10から出力される音声とリアスピーカ11か
ら出力される音声による干渉が起こる。
【0111】図9を参照して、スピーカ切り換え機能の
動作を説明する。ヘッドユニット2の電源スイッチ21
が押されると、エンターテイメントシステム1の電源が
オンにされる。制御部80は、フロント音源切り換えス
イッチ91を所定の音源に接続し、スピーカ切り換えス
イッチ93をオンにして、リアスピーカ11をフロント
音源に接続する。前述したように、上記の所定の音源は
任意に定めることができる。こうして、選択されたフロ
ント音源からの音声が、フロントスピーカ10およびリ
アスピーカ11の両方から出力される。制御部80は、
選択された音源の種別および該音源の動作状態を、フロ
ント表示部28に表示する。
【0112】次に、リア電源スイッチ22が押されたこ
とに応答して、制御部80は、リアシステムの電源をオ
ンにし、リアコントローラ3から、選択された音源を示
す制御信号を受け取る。前述したように、リアシステム
の電源がオンにされたときの音源の選択は、任意に定め
ることができる。
【0113】制御部80は、リア音源として選択された
音源と、現在フロント音源として選択されている音源と
を比較する。両者の音源が同一ならば、スピーカ切り換
えスイッチ93をオフにすることなく、制御部80は、
リア音源切り換えスイッチ92を、フロント音源と同じ
音源に接続する。フロントスピーカ10およびリアスピ
ーカ11からは、フロント音源として選択された音源か
らの音声が出力される。ヘッドホン12および13に
は、リア音源として選択された音源からの音声が出力さ
れる(すなわち、スピーカ10および11と同じ音声が
出力される)。制御部80は、リア音源として選択され
た音源の種別および該音源の動作状態を、リア表示部2
9に表示する。この場合、フロント表示部28およびリ
ア表示部29には、同じ音源の同じ動作状態が表示され
る。
【0114】一方、フロント音源とリア音源とが異なる
ならば、制御部80は、スピーカ切り換えスイッチ93
をオフにし、リア音源切り換えスイッチ92を、リア音
源として選択された音源に接続する。こうして、リアス
ピーカ11はフロント音源から切り離されるので、フロ
ント音源からの音声は、フロントスピーカ10からのみ
出力される。リア音源からの音声は、ヘッドホン12お
よび13から出力される。制御部80は、リア音源とし
て選択された音源の種別および該音源の動作状態を、リ
ア表示部29に表示する。さらに、制御部80は、ヘッ
ドユニット2のリア表示部29に、リアスピーカ11が
オフ状態にあることを示すマーク44(図3参照)を表
示する。
【0115】上記のフロント音源とリア音源の比較は、
フロント音源またはリア音源のどちらかが切り換えられ
るたびに実行される。具体的には、ヘッドユニット2の
音源選択ボタン24、リアコントローラ3の音源選択ボ
タン62、またはリモコン14の音源選択ボタン71が
操作されるたびに実行される。また、CDディスクやカ
セットテープ、またはDVDディスク等の媒体がプレー
ヤに挿入されることに応じて、またはこれらの媒体がプ
レーヤからイジェクトされることに応じて、フロント音
源およびリア音源に切り換えが生じる場合がある。この
ような切り換えが行われた場合も、フロント音源とリア
音源の比較が実行される。制御部80は、比較結果に基
づいて、スピーカ切り換えスイッチ93のオン/オフを
切り換える。
【0116】こうして、フロント音源とリア音源の選択
に伴ってスピーカが自動的に切り換えられるので、より
快適なオーディオ環境を楽しむことができる。フロント
音源とリア音源が同じであるときは、自動的に4スピー
カ環境になり、臨場感あふれる音声を同乗者全員が聴く
ことができる。また、フロント音源とリア音源が異なる
ときは、自動的に2スピーカ環境になり、フロント音源
からの音声とリア音源からの音声の干渉を防ぐことがで
きる。
【0117】
【発明の効果】この発明によると、前席側に設けられた
ヘッドユニットによって、後席側で再生される音源の制
御を行うことができる。したがって、後席のユーザがオ
ーディオ装置に不慣れな場合、後席のユーザのためにオ
ーディオ操作を補助することができる。また、前席側に
設けられたヘッドユニットによって、後席側に設けられ
たリアコントローラの操作を制限することができる。し
たがって、後席のユーザに不用意にオーディオ装置を操
作させないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例における、エンターテイメ
ントシステムのシステム構成の概要を示すブロック図。
【図2】この発明の一実施例における、ヘッドユニッ
ト、リアコントローラおよびDVDプレーヤの配置例を
示す図。
【図3】この発明の一実施例における、ヘッドユニット
の操作パネルを示す図。
【図4】この発明の一実施例における、ヘッドユニット
およびリアシステムの電源の関係を示す図
【図5】この発明の一実施例における、ヘッドユニット
のツインディスプレイの表示例を示す図。
【図6】この発明の一実施例における、制御切り換えス
イッチの構造を示す図。
【図7】この発明の一実施例における、リアコントロー
ラの操作パネルを示す図。
【図8】この発明の一実施例における、リモートコント
ローラを示す図。
【図9】この発明の一実施例における、エンターテイメ
ントシステムの接続形態を示すブロック図。
【図10】この発明の一実施例における、フロント制御
モードおよびリア制御モードの状態遷移図。
【図11】この発明の一実施例における、リア制御モー
ドからフロント制御モードに復帰するプロセスを示すフ
ローチャート。
【図12】この発明の一実施例における、リアコントロ
ーラに対する操作の許可状態および不許可状態の状態遷
移図。
【図13】この発明の一実施例における、4スピーカ状
態および2スピーカ状態の状態遷移図。
【符号の説明】
1 エンターテイメントシステム 2
ヘッドユニット 3 リアコントローラ 10
フロントスピーカ 11 リアスピーカ 21 ボリューム/電源スイッチ 22 リア電源スイッチ 23 制御切り換
えスイッチ

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の音源と、前席側に取り付けられたヘ
    ッドユニットとを備える、車両に搭載されるエンターテ
    イメントシステムであって、 前記ヘッドユニットは、前席側で再生するフロント音源
    を前記複数の音源から選択して該フロント音源を制御す
    るフロント制御と、後席側で再生するリア音源を前記複
    数の音源から選択して該リア音源を制御するリア制御と
    を切り換える制御切り換えスイッチを有する、エンター
    テイメントシステム。
  2. 【請求項2】前記ヘッドユニットは、さらに音源制御ボ
    タンを有しており、 前記制御切り換えスイッチによってフロント制御に切り
    換えられたとき、前記音源制御ボタンによって前記フロ
    ント音源を選択して制御することができ、該制御切り換
    えスイッチによってリア制御に切り換えられたとき、該
    音源制御ボタンによって前記リア音源を選択して制御す
    ることができる、請求項1に記載のエンターテイメント
    システム。
  3. 【請求項3】前記制御切り換えスイッチによって前記リ
    ア制御に切り換えられた後、前記ヘッドユニットを所定
    時間以上操作しなければ、該リア制御を前記フロント制
    御に切り換える復帰手段を備える、請求項1に記載のエ
    ンターテイメントシステム。
  4. 【請求項4】前記エンターテイメントシステムの電源が
    オンにされたとき、前記フロント制御が選択される制御
    手段を備える、請求項1に記載のエンターテイメントシ
    ステム。
  5. 【請求項5】前記ヘッドユニットは、さらに、前記フロ
    ント制御または前記リア制御のいずれが選択されている
    のかを示すインジケータを備える、請求項1に記載のエ
    ンターテイメントシステム。
  6. 【請求項6】後席側に取り付けられ、前記後席側で再生
    されるリア音源を前記複数の音源から選択して該選択さ
    れた音源を制御することができるリアコントローラを備
    えており、 前記ヘッドユニットは、前記リアコントローラに対する
    操作が許可される許可状態および該リアコントローラに
    対する操作が許可されない不許可状態を切り換える許可
    スイッチをさらに備える、請求項1に記載のエンターテ
    イメントシステム。
  7. 【請求項7】前記ヘッドユニットと前記リアコントロー
    ラの間にリア制御スイッチが設けられており、前記ヘッ
    ドユニットは、前記許可スイッチによって許可状態が選
    択されたならば、該リア制御スイッチをオンにして該ヘ
    ッドユニットと該リアコントローラの間を接続し、該許
    可スイッチによって不許可状態が選択されたならば、該
    リア制御スイッチをオフにして該ヘッドユニットと該リ
    アコントローラの間の接続を解除する、請求項6に記載
    のエンターテイメントシステム。
  8. 【請求項8】前記ヘッドユニットは、前記許可スイッチ
    によって不許可状態が選択されたならば、前記リアコン
    トローラからの信号を無効にする制御手段を備える、請
    求項6に記載のエンターテイメントシステム。
  9. 【請求項9】前記許可スイッチは、前記制御切り換えス
    イッチと一体的に構成される、請求項6に記載のエンタ
    ーテイメントシステム。
  10. 【請求項10】前記制御切り換えスイッチは、左右方向
    に回転されることによって前記フロント制御および前記
    リア制御が切り換えられ、上下方向に押されることによ
    って前記リアコントローラに対する操作の許可および不
    許可を切り換えるよう構成される、請求項6に記載のエ
    ンターテイメントシステム。
  11. 【請求項11】前記フロント制御は、前記制御切り換え
    スイッチを左右方向の一方に中立位置から所定量以上回
    転することによって選択され、前記リア制御は、該制御
    切り換えスイッチを該左右方向の他方に中立位置から所
    定量以上回転することによって選択され、該制御切り換
    えスイッチは、該一方または他方に回転された後に該ス
    イッチから手を離すことにより、該中立位置に復帰する
    よう構成される、請求項1に記載のエンターテイメント
    システム。
  12. 【請求項12】前記ヘッドユニットは、前記後席側で再
    生されるリア音源を前記複数の音源から選択して該選択
    された音源を制御することができるリアコントローラの
    電源のオンおよびオフを切り換えるリア電源スイッチを
    有する、請求項1に記載のエンターテイメントシステ
    ム。
  13. 【請求項13】前記ヘッドユニットに設けられたメイン
    電源スイッチによって前記エンターテイメントの電源が
    オフにされたことに応答して、前記リアコントローラの
    電源もオフされる、請求項12に記載のエンターテイメ
    ントシステム。
  14. 【請求項14】前記ヘッドユニットは、前記フロント音
    源の動作状態を示すフロント表示部と、前記リア音源の
    動作状態を示すリア表示部とを有するツインディスプレ
    イをさらに備える、請求項1に記載のエンターテイメン
    トシステム。
  15. 【請求項15】前記ヘッドユニットは、前記フロント音
    源の動作状態を示すフロント表示部と、前記リア音源の
    動作状態を示すリア表示部とを有するツインディスプレ
    イをさらに備えており、前記許可スイッチによって前記
    リアコントローラに対する操作が不許可に設定されたこ
    とに応答して、該不許可を示す表示が該リア表示部に表
    示される、請求項6に記載のエンターテイメントシステ
    ム。
  16. 【請求項16】複数の音源と、 前席側に設けられたフロントスピーカと、 後席側に設けられたリアスピーカおよびヘッドホンと、 前席側に設けられ、前記フロントスピーカおよび前記リ
    アスピーカに接続されるフロント音源を前記複数の音源
    から選択することができるヘッドユニットと、 後席側に設けられ、前記ヘッドホンに接続されるリア音
    源を前記複数の音源から選択することができるリアコン
    トローラと、を備え、 前記リアコントローラの電源がオン状態にあり、前記選
    択されたリア音源が前記選択されたフロント音源と同じ
    ならば、前記フロントスピーカおよび前記リアスピーカ
    の両方から音声が出力されるよう、該リアスピーカを該
    フロント音源に接続し、 前記リアコントローラの電源がオン状態にあり、前記選
    択されたリア音源が前記選択されたフロント音源と異な
    るならば、前記リアスピーカから音声が出力されないよ
    う、該リアスピーカの該フロント音源への接続を解除す
    る、 車両に搭載されるエンターテイメントシステム。
  17. 【請求項17】前記リアスピーカと前記フロント音源の
    間にスピーカ切り換えスイッチが設けられており、 前記スピーカ切り換えスイッチをオンおよびオフするこ
    とにより、前記リアスピーカと前記フロント音源の間の
    接続および切断を切り換える制御手段を備える、請求項
    16に記載のエンターテイメントシステム。
  18. 【請求項18】前記リアコントローラの電源がオフであ
    るとき、前記リアスピーカは前記選択されたフロント音
    源に接続される、請求項16に記載のエンターテイメン
    トシステム。
  19. 【請求項19】前記リアコントローラの電源がオンされ
    たことに応答して、前記リア音源からの音声が前記ヘッ
    ドホンに出力される、請求項16記載のエンターテイメ
    ントシステム。
  20. 【請求項20】前記ヘッドユニットは、前記リア音源の
    動作状態を表示するリア表示部をさらに有しており、前
    記リアスピーカと前記フロント音源の間の接続が解除さ
    れたことに応答して、該リア表示部に、該リアスピーカ
    の接続が解除されたことを示す印が表示される、請求項
    16に記載のエンターテイメントシステム。
  21. 【請求項21】前記複数の音源のうちの一つの音源の媒
    体が該音源のプレーヤに挿入されたことに応答して、ま
    たは該媒体が該音源のプレーヤから取り出されたことに
    応答して、前記フロント音源およびリア音源の選択が切
    り換えられる、請求項16に記載のエンターテイメント
    システム。
  22. 【請求項22】前記ヘッドユニットは、前記フロント音
    源と前記リアスピーカの間の接続および切断を手動で切
    り換える手動スピーカ切り換えスイッチをさらに有す
    る、請求項16に記載のエンターテイメントシステム。
  23. 【請求項23】前記ヘッドユニットは、前記リアコント
    ローラの電源のオンおよびオフを切り換えるリア電源ス
    イッチをさらに有しており、前記手動スピーカ切り換え
    スイッチは、該リア電源スイッチに一体的に構成され
    る、請求項22に記載のエンターテイメントシステム。
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