JP4152578B2 - 車載用音響システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車載用音響システムに係り、特に、後部座席(リヤ席)のユーザに対してCDチェンジャ(CDC)やラジオチューナ等のオーディオ情報、テレビ(TV)やDVD等の映像情報などのエンターテイメントを提供するリヤ席用音響システムに関する。かかるリヤ席用音響システムは、リヤ席用エンターテイメントシステム(RES:Rear Entertainment System )とも呼ばれており、一般には高級大型車向けに提供されている。
【0002】
以下の記述では、上記のCDC、TV等以外で、同様にオーディオ/映像情報を出力可能なソース(電話機等の通信機器、ナビゲーションユニット、音声認識ユニットなど)についても、便宜上、「音響ユニット」と称する。
【0003】
【従来の技術】
従来のリヤ席用音響システム(RES)には、リヤ席に搭乗しているユーザが音響ユニット(オーディオ/映像ソース)の選択や音量調整等の操作を行うための操作ユニット、選択されたソースから出力されるオーディオ信号に応じたオーディオ音を受聴するためのヘッドホン、同じくソースから出力される映像信号に応じた情報を表示するディスプレイなどが用意されている。
【0004】
リヤ席のユーザが操作ユニットを操作し、そのヘッドホン/ディスプレイにどのソースのオーディオ/映像情報を出力させるかを選択指示し、或いはヘッドホン/ディスプレイに出力されているオーディオ/映像情報に係るソースに対して操作指示(シーク・アップ/ダウン、音量調整等)を与えることで、その指示に基づいて変更されたソースの動作状態が、ヘッドホンを通して受聴され、またディスプレイを通して表示される。
【0005】
操作ユニットには、選択指示や操作指示を与えるための各種の操作キーが設けられているが、車室内における省スペース化の要望に伴い操作ユニットのコンパクト化を図るために、操作キーの設置個数を削減することが行われている。そのため、オーディオ/映像ソースの切替を行うための操作キーについても、各ソース毎に選択キーを複数個備えるのではなく、1個の選択キーのみを備えて、これを複数回操作することで各ソースを順次選択するようにしている。この場合、選択キーが操作される毎に、各ソースに係る情報が表示系を通してユーザに表示される。各ソースに係る情報の表示は、システムのソース選択メニューに基づいて制御される。
【0006】
従来、1個の選択キーの操作によりソースの切替を行う方式では、全てのソースに係る情報が表示されてしまう場合があった。例えば、実際の装備ではCDC(又はTV等)が組み込まれていない車載用音響システムでも、システムのソース選択メニューの中にCDC(又はTV等)が含まれている場合があり、そのためCDC(又はTV等)に係る情報の表示が行われ、これを見たユーザが違和感を覚えるといった不都合があった。
【0007】
さらに、音響ユニット(ソース)の構成として、同じ種類のソースでも複数種類のユニットが存在し、ユーザが選択するオプションに応じてシステムの多様化という状態である。例えば、ナビゲーションユニットの場合、ナビゲーション機能とディスプレイ機能の両方を備えたユニットや、ナビゲーション機能だけを備えたユニットがあり、また、電話機の場合、電話機能と緊急呼出し機能の両方を備えたユニットや、電話機能だけを備えたユニットがある。このように、同じ種類のソースでも複数種類のユニットが存在するため、上記のような不都合は一層顕著に現れる。
【0008】
従来の技術では、上記のような不都合を解消するために、各車種毎にRESの製造ライン上で、予め、仕向け地やフロント席用の操作ユニット(ヘッドユニット(HU)ともいう。)の種類、接続されるソースの種類及びその機能を設定する処理を行っている。例えば、仕向け地については、HU内にあるラジオチューナのバンドの種類等を特定し、HUの種類については、カセットテープやCD等のメディアの種類を特定し、ソースの種類及びその機能については、いかなるソースが存在するかを特定する設定処理を行っている。
【0009】
また、音響ユニット(ソース)として、例えばラジオチューナ、CDC及びTVが接続されている場合に、ソース選択キーを1回ずつ操作する毎に、順次、ラジオチューナ→CDC→TV→ラジオチューナ→……と選択される。例えば、現在選択中のソースがラジオチューナであるときにTVへの切替を行う場合、ソース選択キーを2回操作する必要があり、このとき、経過ソースであるCDCにも一旦接続される。そのため、CDCとの接続後、CDCとの接続を遮断する動作が必要となる。
【0010】
つまり、1個の選択キーを複数回操作して各ソースを順次切り替えていく従来の方式では、目的とするソースに到るまでの途中に経過ソースが存在する場合、その経過ソースに対しても接続及び遮断を行う必要があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、1個の選択キーの操作によりソースの切替を行う従来のシステムでは、全てのソースに係る情報を表示しないようにするために各車種毎にRESの製造ライン上で予め特定の設定処理を行っていたため、その設定処理が極めて煩雑であり、また、その設定処理を行うための設備が必要であるため、コスト的にも課題があった。
【0012】
また、設定したソースに適応されないHUがシステムに接続された場合、RESのソース選択メニューが無くなってしまうため、操作ユニットからの操作指示に基づく各ソースの動作の制御を正常に行えなくなったり、また、RESのソース選択メニューに関して不要なソースの情報が表示されてしまうといった不都合があった。そのため、RESにおいて操作ユニットの操作利便性が劣るといった課題があった。
【0013】
また、1個の選択キーを操作してソースの切替を行う従来の方式では、目的とするソースに到るまでの途中に経過ソースが存在する場合、その経過ソースに対しても接続及び遮断を行う必要があったため、目的とするソースへの切替に要する時間が増大し、また、そのための制御が複雑化するという課題もあった。
さらに、従来のリヤ席用音響システム(RES)は、概して高級大型車向けに提供されていたため、その適用を小型乗用車へ展開していく場合に、以下のような課題が考えられる。
【0014】
すなわち、小型車は車室内が狭いために、リヤ席とフロント席の間の間隔にそれほど余裕がなく、車室内の広い高級大型車と比較した場合、例えば、フロント席のヘッドレストや背もたれの後ろに装着されたディスプレイとリヤ席のユーザの目との距離が相対的に近い。そのため、走行中にリヤ席のユーザがDVDやゲーム機等の映像情報を楽しむためにディスプレイの画面を直視していると、車に酔ってしまい易い。
【0015】
かかる不都合を解消するためには、リヤ席のユーザの目から見て、ディスプレイの画面との間に十分な距離感を持たせることができればよい。典型的な手法としては、遠近法の原理を用いて画面上の映像の焦点を後方へずらす、つまり、映像を小さくする(簡易的には画面を小さくする)ことが考えられる。これによって、ディスプレイの画面とリヤ席のユーザの目との間に十分な距離(距離感)が確保されるので、走行中にディスプレイの画面を直視しても車に酔うといった可能性は低くなる。
【0016】
しかしながら、この遠近法の手法を用いて表示映像の焦点を後方へずらす処理を行った場合、DVDやゲーム機等の「直視を必要とするソース」に対しては有効であるが、逆に、電話機やCDC等の「直視を必要としないソース」に対しては、その表示が見づらくなるということが懸念される。特に、操作系がタッチパネル方式である場合、表示映像の焦点を後方へずらしたままにしておくと、当該ソースに対する操作がしづらくなるといった不利が想定される。これは、操作性の低下につながる。
【0017】
本発明は、上述した従来技術における課題に鑑み創作されたもので、リヤ席用音響システム(RES)における操作利便性を向上させると共に、コストの低減化にも寄与することができる車載用音響システムを提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上述した従来技術の課題を解決するため、本発明に係る車載用音響システムは、各々が独立にオーディオ/映像情報を出力可能な複数の音響ユニットと、車室内のフロント席から前記複数の音響ユニットのいずれかに対して操作指示を行う第1の操作手段と、車室内のリヤ席から前記複数の音響ユニットのいずれかに対して操作指示を行う第2の操作手段と、前記第1,第2の操作手段からの操作指示が与えられた音響ユニットの動作状態に係るオーディオ/映像情報を出力する情報出力手段とを具備し、前記第1の操作手段が、システムのスタートアップ時に前記第2の操作手段及び前記複数の音響ユニットに向けて各々の電源オン状態を確認するための第1のステータス要求信号を送信し、該第1のステータス要求信号に対する応答信号を受信したときに前記第2の操作手段及び前記複数の音響ユニットに向けて各々の機能を確認するための第2のステータス要求信号を送信し、該第2のステータス要求信号に応答して出力された各々の機能ステータス信号に基づいて得た情報をシステム情報として前記第2の操作手段に提供し、該第2の操作手段が、提供されたシステム情報に基づいて音響ユニット選択メニューを作成し、各音響ユニットに係る情報の表示制御を行うことを特徴とする。
【0020】
本発明に係る車載用音響システムによれば、システムのスタートアップ時に、第1の操作手段が全ての必要なシステム情報を検出し、このシステム情報に基づいて第2の操作手段が音響ユニット(ソース)選択メニューを作成し、各ソースに係る情報の表示制御等を行うようにしているので、仮に、設定したソースに適応されないHU(第1の操作手段に相当)がシステムに接続された場合でも、従来のようにRESのソース選択メニューが無くなってしまうといった不都合は発生せず、また、操作手段からの操作指示に基づく各ソースの動作の制御を正常に行えなくなったり、RESのソース選択メニューに関して不要なソースの情報が表示されてしまうといった不都合も発生しない。これによって、RESにおける操作利便性を向上させることが可能となる。また、従来のシステムで行っていたような製造ライン上での特定の設定処理を行う必要がなく、また、そのための設備も不要となるので、コストの低減化にも寄与する。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の第1の実施形態に係る車載用音響システムの概略構成をブロック図の形態で示したものである。
本実施形態に係る車載用音響システムは、各種のソース(音響ユニット)に対してフロント席及びリヤ席からそれぞれ操作指示を行うフロント席用操作ユニット(HU)1及びリヤ席用操作ユニット2を備えて構成されており、これら各操作ユニットは伝送路として供される光ファイバ等のバス3を介して接続されている。また、フロント席用操作ユニット1にはスピーカ4及びディスプレイ5が接続され、リヤ席用操作ユニット2にはヘッドホン6及びディスプレイ7が接続されている。図示の例では、説明の簡単化のため、フロント席用操作ユニット1にスピーカ4が1つだけ接続されているが、実際には、2つ又は4つのスピーカ4が車室内の所定位置に設置されている。同様にリヤ席用操作ユニット2についても、実際には、2つのヘッドホン6及び2つのディスプレイ7がリヤ席側の左右の所定位置にそれぞれ設置されている。
【0026】
また、各種のソース(音響ユニット)としては、ラジオチューナ31、カセットテープデッキ32、CDC33、アンプユニット(AMP)34、ナビゲーションユニット35、音声認識ユニット36、通信機器(電話機等)37、TV38及びエキストラユニット(DVD、ゲーム機等)39が包含されている。このうち、31〜37の各ソースはバス3に接続されており、TV38はフロント席用操作ユニット1に、エキストラユニット39はリヤ席用操作ユニット2にそれぞれ接続されている。
【0027】
また、本実施形態の車載用音響システムにおいて、リヤ席用操作ユニット2、ヘッドホン6、ディスプレイ7及びエキストラユニット39は、リヤ席用音響システム(リヤ席用エンターテイメントシステム)RESを構成する。
フロント席用操作ユニット1は、運転者や助手席の搭乗者など車室内のフロント側にいるユーザが各ソースの選択や音量・音質調整等の操作を行うためのものであり、車室内のフロント側の所定位置に設置されている。このフロント席用操作ユニット1は、ユーザから与えられた操作指示に従って、CDC33等の各ソースの中から1つを選択し、選択したソースから出力されるオーディオ/映像データをバス3を介して受信し、受信したデータに基づいて、スピーカ4にオーディオ信号を出力し、またディスプレイ5に映像信号を出力する。これによって、フロント側のユーザは、スピーカ4から出力されるオーディオ信号に応じたオーディオ音を受聴し、ディスプレイ5の画面に表示される映像信号に応じた情報を見ることができる。このフロント席用操作ユニット1の構成については、後述する。
【0028】
リヤ席用操作ユニット2は、車室内のリヤ席に搭乗しているユーザが各ソースの選択や音量・音質調整等の操作を行うためのものであり、車室内のリヤ側の所定位置に設置されている。このリヤ席用操作ユニット2は、フロント席用操作ユニット1と同様に、ユーザから与えられた操作指示に従って、CDC33等の各ソースの中から1つを選択し、選択したソースから出力されるオーディオ/映像データをバス3を介して受信し、受信したデータに基づいて、ヘッドホン6にオーディオ信号を出力し、また、ディスプレイ7に映像信号を出力する。これによって、リヤ側のユーザは、ヘッドホン6から出力されるオーディオ信号に応じたオーディオ音を受聴し、ディスプレイ7の画面に表示される映像信号に応じた情報を見ることができる。このリヤ席用操作ユニット2の構成については、後述する。
【0029】
各ソース31〜39は、基本的な動作として、各操作ユニット1,2からバス3を介して与えられる操作指示に係るデータを受信し、受信したデータに基づいて自己ソースの動作状態を変更し、その変更した結果(現在の動作状態)を指示するデータをオーディオ/映像信号として、バス3を介して操作指示を出力した操作ユニット1,2に向けて送信する。
【0030】
例えば、ラジオチューナ31の場合、各操作ユニット1,2から与えられる操作指示に応答して、FM放送やAM放送の信号を受信して復調することにより音声信号を生成し、これをデジタルのオーディオデータに変換して、バス3を介して操作指示を出力した操作ユニット1,2に向けて送信する。また、CDC33の場合、複数枚のCDが装填されており、各操作ユニット1,2から与えられる操作指示に応答して、ユーザにより選択されたCDの記録面に記録された信号を読み取り、再生されたオーディオデータをバス3を介して操作指示を出力した操作ユニット1,2に向けて送信する。
【0031】
フロント席用操作ユニット1は、操作部11、通信制御部12、操作ユニット別情報格納部13、制御部14、表示部15、音声出力部16、映像出力部17及びユーザ別情報格納部18を備えて構成されている。
操作部11は、フロント席に搭乗しているユーザが各種の操作指示を入力するためのものであり、電源キー、数字キー等の各種の操作キーを備えている。
【0032】
通信制御部12は、制御部14から出力される各種データを所定の通信フォーマットに変換し、バス3を介してリヤ席用操作ユニット2や各ソース(ラジオチューナ31、CDC33等)に向けて送信する。また、通信制御部12は、バス3を介してリヤ席用操作ユニット2や各ソースから送信された各種データを受信し、これらのデータに対して所定の復調処理を行った後、制御部14、音声出力部16又は映像出力部17に向けて出力する。
【0033】
操作ユニット別情報格納部13は、フロント席用操作ユニット1において、電源をオフにする旨の指示がなされ、オーディオ/映像信号の出力動作が停止された時点でのオーディオ/映像情報の取得状態を示すデータ(便宜上、「取得状態データ」という。)を格納している。この取得状態データは、次の電源オン時に必要に応じて参照するために記憶されるものである。
【0034】
この取得状態データとしては、例えば、各ソース(ラジオチューナ31、CDC33等)の中でいずれのソース(音響ユニット)を使用していたかを指示する「ユニット種別」、オーディオユニットであればそのオーディオ音を聴取していた際の音量や音質の調整値を指示する「音量・音質」、各音響ユニット別の詳細な取得状態を指示する「ユニット別詳細情報」などが考慮される。ユニット別詳細情報の具体的な内容としては、例えば、ラジオチューナ31を使用していた場合であれば、FM/AMの種別や放送局(受信周波数)の情報等が、CDC33を使用していた場合であれば、複数枚装填されているCDの中でいずれのCDを再生していたかを示すディスク番号や何曲目の頭からどれくらいの時間が経過した位置を再生していたかを示す再生位置の情報等が格納されている。
【0035】
制御部14は、フロント席用操作ユニット1全体の制御を行うものである。具体的には、制御部14は、フロント席のユーザから操作部11を介して与えられた操作指示に応答して、各ソースからオーディオ/映像データを取得してオーディオ/映像情報の再生を行う動作、操作状況等を指示する情報を表示部15に表示させる動作、取得状態データの格納動作や読み出し動作等の制御を行う。
【0036】
表示部15は、制御部14から出力されるデータに基づいて、各種情報、例えば、ラジオチューナ31に関してはFM/AM放送受信時の受信周波数等、CDC33に関してはCD演奏時のディスク番号や再生位置(トラック数、経過時間等)などを表示する。
音声出力部16は、選択したソースから出力されるオーディオデータをバス3を介して通信制御部12から受け取り、このデータをアナログのオーディオ信号に変換してスピーカ4に出力する。また、音声出力部16は、制御部14から与えられる指示に従って、音量や音質の制御を行う。
【0037】
同様に、映像出力部17は、選択したソースから出力される映像データをバス3を介して通信制御部12から受け取り、このデータをアナログの映像信号に変換してディスプレイ5に出力する。また、映像出力部17は、制御部14から与えられる指示に従って、映像情報の表示に係る制御を行う。
ユーザ別情報格納部18は、各操作ユニット1,2を操作するユーザを識別するための情報(ユーザID)を登録し、このユーザIDと、各操作ユニット1,2のいずれかを用いてオーディオ/映像情報の取得を行った際の取得状態データとを1対1に対応付けて、ユーザ別情報として格納している。
【0038】
このユーザ別情報は、フロント席用操作ユニット1を操作したユーザに対応して格納されるものの他に、リヤ席用操作ユニット2を操作したユーザに対応するデータについても、バス3を介してフロント席用操作ユニット1に送信され、ユーザ別情報格納部18に格納される。
一方、リヤ席用操作ユニット2についても、基本的にはフロント席用操作ユニット1と同様の内部構成(操作部21、通信制御部22、操作ユニット別情報格納部23、制御部24、表示部25、音声出力部26及び映像出力部27)を有しており、上述したユーザ別情報格納部18に相当するユニットを有していない点で相違するのみである。
【0039】
図2は本システムにおけるリヤ席用操作ユニット2の外観構成を平面図の形態で模式的に示したものである。
図示のように、筐体の上側に表示部25が配置されており、その下に、各種操作キーを備えた操作部21が配置されている。表示部25には、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)が用いられる。また、操作部21には、数字キー21a、ソース選択キー21b、電源キー21c,21d、及びシフトキー21eが設けられている。
【0040】
ソース選択キー21bについては、これを1回ずつ操作(押下)する毎に、本システムに含まれる各音響ユニット(オーディオソース/映像ソース)が所定の順序に従って順次選択される。このとき、選択されたソースに係る情報が表示部25に表示される。また、各電源キー21c,21dは、リヤ席左右のユーザがそれぞれ電源のオン/オフ(ON/OFF)及び音量調整(VOL.)を行うためのものである。シフトキー21eについては、各矢印の付いた部分を操作することでFF/REW動作、シーク・アップ/ダウン動作等の操作を指示する。
【0041】
さらに、ユニット表面の左下及び右下には、それぞれ音声出力部26の出力端子として供されるジャック210a及び210bが設けられている。リヤ席左右のユーザは、各ジャック210a,210bにそれぞれヘッドホン6を接続することにより、オーディオ音を聴取することができる。また、左右の各ジャック210a,210bの間の部分に、エキストラユニット(DVD、ゲーム機等)39用のジャック220が設けられている。
【0042】
なお、フロント席用操作ユニット1についても、基本的にはリヤ席用操作ユニット2と同様の外観構成を有している。但し、フロント席用操作ユニット1の場合、ヘッドホン6用のジャック210a,210bとエキストラユニット39用のジャック220は省略されており、また、電源キー21c,21dについては1つのみ設けられる。
【0043】
第1の実施形態に係る車載用音響システムにおいて、ソース31〜39が「音響ユニット」に、フロント席用操作ユニット1が「第1の操作手段」に、リヤ席用操作ユニット2が「第2の操作手段」に、スピーカ4、ディスプレイ5、ヘッドホン6及びディスプレイ7が「情報出力手段」に、それぞれ対応している。
第1の実施形態に係る車載用音響システムは、後述するように、予め製造ライン上で特定の設定処理(仕向け地やHUの種類、接続されるソースの種類及びその機能の設定など)を行わなくても、RESのソース選択メニューに関して不要なソースの情報を表示させないようにしたことを特徴とする。
【0044】
以下、第1の実施形態の車載用音響システムが行う動作について、その動作に係る状態遷移を表した図3を参照しながら説明する。図示の例は、本システムにおけるRESによるソース選択メニューの作成に係るスタートアップ時の通信処理を示したものである。
先ず、システムのスタートアップ時(初期化時)に、マスタであるHU(フロント席用操作ユニット1)から全スレーブ(図示の例では、RES(リヤ席用操作ユニット2)と、CDC33、ナビゲーションユニット35及び電話機37の3つのソース)に向けて、各スレーブの電源状態を確認するために電源「オン」ステータス要求信号を送信する。これに応答して、各スレーブから電源「オン」ステータス信号が出力され、HU1に向けて送信される。
【0045】
このとき、電源「オン」ステータス信号を送信してきた各スレーブは、幾つかのソース(もしくは機能)を有している場合がある。例えば、ナビゲーションユニット35の場合、ナビゲーション機能とTV(ディスプレイ)機能の両方を備えたものや、ナビゲーション機能だけを備えたものがあり、また、電話機37の場合、電話機能と緊急呼出し機能の両方を備えたものや、電話機能だけを備えたものがある。
【0046】
このため、HU1から全スレーブ(RES2、CDC33、ナビゲーションユニット35及び電話機37)に向けて、各スレーブの機能を確認するために機能ステータス要求信号を送信する。これに応答して、各スレーブから機能ステータス信号が出力され、HU1に向けて送信される。
図示の例では、CDC33からはCDCの機能ステータス信号が、ナビゲーションユニット35からはナビゲーションとTV(ディスプレイ)の機能ステータス信号が、電話機37からは電話と緊急呼出しの機能ステータス信号が、RESからは操作ユニット2とDVD等39の機能ステータス信号が、それぞれHU1に向けて送信される。
【0047】
HU1は、各スレーブから送信されてきた機能ステータス信号に基づいて得た情報を、システム情報ステータス信号として、RES2に向けて送信する。
RES2では、HU1から送信されてきたシステム情報ステータス信号(つまり、システムに実際に接続されているソースの種類や機能などを特定する情報)に基づいて、ソース選択メニューを作成する。そして、このソース選択メニューに基づいて、各ソースに係る情報の表示を制御する。
【0048】
このように、第1の実施形態に係る車載用音響システムによれば、システムのスタートアップ時(初期化時)に、HU(フロント席用操作ユニット1)が全ての必要なシステム情報を検出してその情報をRES(リヤ席用操作ユニット2)に提供し、このシステム情報に基づいてRESがソース選択メニューを作成し、各ソースに係る情報の表示制御等を行うようにしている。
【0049】
従って、仮に、設定したソースに適応されないHUがシステムに接続された場合でも、従来のようにRESのソース選択メニューが無くなってしまうといった不都合は発生せず、また、操作ユニットからの操作指示に基づく各ソースの動作の制御を正常に行えなくなったり、RESのソース選択メニューに関して不要なソースの情報が表示されてしまうといった不都合も発生しない。これによって、RESにおける操作利便性を向上させることが可能となる。
【0050】
また、従来のシステムで行っていたような製造ライン上での特定の設定処理を行う必要がなくなり、また、そのための設備も不要となるので、コストの低減化にも寄与することができる。
図4は本発明の第2の実施形態に係る車載用音響システムにおけるフロント席用操作ユニット(HU)の内部構成を示したものである。
【0051】
本実施形態におけるフロント席用操作ユニット(HU)1aは、上述した第1の実施形態(図1)におけるフロント席用操作ユニット1と同じ構成に加えて、更に、制御部14からの制御の下にカウント動作及びその停止(リセット動作)を行うタイマ19を備えている。このタイマ19は、操作部11に設けられたソース選択キー(図2のソース選択キー21b)の操作により選択されたソースを指示する情報が表示部15に表示された時点から所定時間(N秒間、例えば2秒間)カウント動作を行い、カウントアップした時点でリセットされる。
【0052】
第2の実施形態に係る車載用音響システムの他の構成及びその動作態様については、第1の実施形態(図1)の場合と同じであるのでその説明は省略する。
第2の実施形態に係る車載用音響システムにおいて、ソース31〜39が「音響ユニット」に、フロント席用操作ユニット1が「第1の操作手段」に、リヤ席用操作ユニット2が「第2の操作手段」に、スピーカ4、ディスプレイ5、ヘッドホン6及びディスプレイ7が「情報出力手段」に、タイマ19(又は操作部11に設けた確定キー)が「確定手段」に、それぞれ対応している。
【0053】
第2の実施形態に係る車載用音響システムは、後述するように、1個のソース選択キーを操作しながら目的のソースまでソースの切替を行っていく過程で、ソースを選択した時点では当該ソースの「確定」は行わず、所定時間が経過した時点で初めて、当該ソースとの接続処理を行うようにしたことを特徴とする。
以下、第2の実施形態の車載用音響システム(操作ユニット(HU)1a)が行う動作について、その動作に係るソースの選択/接続処理を表した図5を参照しながら説明する。
【0054】
先ず、最初のステップS1では、制御部14からの制御の下に、現在選択中のソースを表示部15に表示する。
次のステップS2では、制御部14により、操作部11のソース選択キーが操作された(YES)か否(NO)か、つまり、次のソースが選択されたか否かを判定する。判定結果がYESの場合には次のステップS3に進み、判定結果がNOの場合には本ステップの処理を繰り返す。
【0055】
次のステップS3では、制御部14からの制御の下に、選択された当該ソースを表示部15に表示する。この時点では、当該ソースの「確定」を行わない。
次のステップS4では、制御部14からの制御の下に、タイマ19が起動し、表示部15に表示された時点から所定時間(N秒間)カウント動作を行う。
次のステップS5では、制御部14により、タイマ19によるカウント時間がN秒経過した(YES)か否(NO)かを判定する。判定結果がYESの場合には次のステップS6に進み、判定結果がNOの場合にはステップS2に戻って上記の処理を繰り返す。
【0056】
最後のステップS6では、制御部14により、選択されて表示部15に表示されている当該ソースの確定を行い、当該ソースとの接続処理を行う。この後、本フローは「エンド」となる。
なお、上記の処理において、ステップS5からステップS2に戻るケースとしては、2つの場合が考えられる。1つは、選択されて表示部15に表示されている当該ソースが、目的のソースに到るまでの途中にある経過ソースであり、N秒以内にユーザが次のソース選択を行うべく操作部11のソース選択キーを操作した場合である。
【0057】
もう1つは、ソース切替のキャンセルを行う場合である。つまり、選択されて表示部15に表示されている当該ソースは目的のソースではあるが、ユーザの気が変わって別のソースへの切替を希望し、N秒以内に操作部11のソース選択キーを操作した場合である。
このように、第2の実施形態に係る車載用音響システムによれば、1個のソース選択キーを操作して目的のソースまでソースの切替を行っていく過程で、ソースを選択(表示)した時点では当該ソースとの接続処理を行わず、所定時間が経過した時点で初めて当該ソースとの接続処理を行うようにしている。
【0058】
従って、従来のシステムで行っていたような経過ソースに対する接続及び遮断の無駄な処理を行う必要がなくなり、目的とするソースへの切替(接続)に要する時間を短縮することができる。また、無駄な処理が不要となった分だけ、ソース切替に係る制御を簡素化することができる。
なお、第2の実施形態ではタイマ19を用いて選択ソースの「確定」を行う場合について説明したが、選択ソースの「確定」を行うための手段はタイマ19に限定されないことはもちろんである。例えば、操作部11に「確定」キーを設けて、これをユーザが操作するようにしてもよい。この場合、タイマ19のように時間的な制限(N秒間)がないので、表示部15に現在表示されているソースの情報を確認しながら必要に応じて「確定」キーを操作することで、当該ソースとの接続を行うことができる。
【0059】
また、第2の実施形態ではタイマ19をフロント席用操作ユニット1a内に設けた場合について説明したが、タイマ19をリヤ席用操作ユニット2内に設けた場合についても、同様に本発明が適用され得ることは明らかであろう。
図6は本発明の第3の実施形態に係る車載用音響システムにおけるリヤ席用操作ユニットの内部構成を示したものである。
【0060】
本実施形態におけるリヤ席用操作ユニット2aは、第1の実施形態(図1)におけるリヤ席用操作ユニット2の構成における映像出力部27に代えて、映像切替部27aを備えている。この映像切替部27aは、入力映像信号に対して遠近法の原理により映像を小さくする(つまり、表示画面上の映像の焦点を後方へずらす)処理を行う遠近法処理部28と、制御部24からの制御に基づいて入力映像信号をそのままディスプレイ7に送出するか、又は遠近法処理部28を通してディスプレイ7に送出するかを切り換えるセレクタ29とを有している。
【0061】
第3の実施形態に係る車載用音響システムの他の構成及びその動作態様については、第1の実施形態(図1)の場合と同じであるのでその説明は省略する。
第3の実施形態に係る車載用音響システムにおいて、ソース31〜39が「音響ユニット」に、フロント席用操作ユニット1が「第1の操作手段」に、リヤ席用操作ユニット2が「第2の操作手段」に、スピーカ4、ディスプレイ5、ヘッドホン6及びディスプレイ7が「情報出力手段」に、それぞれ対応している。
【0062】
第3の実施形態に係る車載用音響システムは、後述するように、選択ソースが直視を必要とするソースであるか、又は直視を必要としないソースであるかに応じて、リヤ席用操作ユニット2aを操作するユーザの目とディスプレイ7の画面との間に適正な距離を確保するようにしたことを特徴とする。
以下、第3の実施形態の車載用音響システム(操作ユニット2a)が行う映像ソースの切替に係る動作について、図7を参照しながら説明する。
【0063】
先ず、通信制御部22を介して入力された映像信号が、DVD、ゲーム機等の直視を必要とするソースの場合には(図7(a)参照)、制御部24からの制御の下にセレクタ29により、当該映像信号を遠近法処理部28に切り換え接続する。これによって、当該映像信号に所定の遠近法処理が施され、ディスプレイ7の画面上に表示される映像の焦点が所定量だけ後方にずれる(つまり、映像が小さくなる)。
【0064】
その結果、リヤ席のユーザの目とディスプレイ7の画面との間に十分な距離感が確保され、走行中にディスプレイ7の画面を直視しても車に酔うといった可能性は大いに減じられる。
次に、通信制御部22を介して入力された映像信号が、電話機、CDC等の直視を必要としないソースの場合には(図7(b)参照)、制御部24からの制御の下にセレクタ29により、当該映像信号をそのままディスプレイ7に切り換え接続する。この場合、ディスプレイ7の画面上に表示される当該映像信号の映像の焦点は元の位置のままである。
【0065】
その結果、表示が見づらくなるといった不都合もなく、また、当該ソースに対する操作がしづらくなるといった不利も解消される。これは、操作性の向上に寄与する。
上述した各実施形態では、リヤ席用操作ユニット2,2aを、リヤ席の左側及び右側に搭乗するユーザが共用して操作できるように車室内の所定の1箇所に配置した場合について説明したが、リヤ席用操作ユニット2,2aの配置形態はこれに限定されないことはもちろんである。例えば、リヤ席の左側及び右側に搭乗するユーザがそれぞれ専用に操作できるように車室内の所定の2箇所に分けて配置してもよい。この場合、電源キー21c,21d(図2参照)は、1つのみ設けられる。
【0066】
また、上述した各実施形態では、オーディオ/映像信号をデジタルデータに変換し、バス3を介して各ソースから各操作ユニット1,2に送信する場合について説明したが、送信形態はこれに限定されないことはもちろんである。例えば、バス3とは別系統のアナログ線を用いて、各操作ユニット1,2内の音声出力部及び映像出力部(映像切替部)に対し直接送信するようにしてもよい。このようにオーディオ/映像信号を送るアナログ線と、各操作ユニット1,2と各ソースの間における制御信号を送るバス3とを別系統にすることで、通信容量の少ないバスを用いた場合であっても、本発明に係る車載用音響システムを構築することができる。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る車載用音響システムによれば、リヤ席用音響システム(RES)における操作利便性を向上させることができ、同時にコストの低減化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る車載用音響システムの構成を概略的に示すブロック図である。
【図2】図1のシステムにおけるリヤ席用操作ユニットの外観構成を模式的に示す平面図である。
【図3】図1のシステムにおけるRESによるソース選択メニューの作成に係るスタートアップ時の通信処理の一例を示す状態遷移フロー図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る車載用音響システムにおけるフロント席用操作ユニット(HU)の内部構成を示すブロック図である。
【図5】図4の操作ユニット(HU)が行うソースの選択/接続処理を説明するための動作フロー図である。
【図6】本発明の第3の実施形態に係る車載用音響システムにおけるリヤ席用操作ユニットの内部構成を示すブロック図である。
【図7】図6の操作ユニットが行う映像ソースの切替に係る動作を説明するための図である。
【符号の説明】
1,1a…フロント席用操作ユニット(第1の操作手段)
2,2a…リヤ席用操作ユニット(第2の操作手段)
3…バス(伝送路)
4…スピーカ(情報出力手段)
5…ディスプレイ(情報出力手段)
6…ヘッドホン(情報出力手段)
7…ディスプレイ(情報出力手段)
11,21…操作部
14,24…制御部
15,25…表示部
19…タイマ
21b…ソース選択キー
27a…映像切替部
28…遠近法処理部
29…セレクタ
31〜39…オーディオ/映像ソース(音響ユニット)
RES…リヤ席用エンターテイメントシステム(リヤ席用音響システム)

Claims (2)

  1. 各々が独立にオーディオ/映像情報を出力可能な複数の音響ユニットと、
    車室内のフロント席から前記複数の音響ユニットのいずれかに対して操作指示を行う第1の操作手段と、
    車室内のリヤ席から前記複数の音響ユニットのいずれかに対して操作指示を行う第2の操作手段と、
    前記第1,第2の操作手段からの操作指示が与えられた音響ユニットの動作状態に係るオーディオ/映像情報を出力する情報出力手段とを具備し、
    前記第1の操作手段が、システムのスタートアップ時に前記第2の操作手段及び前記複数の音響ユニットに向けて各々の電源オン状態を確認するための第1のステータス要求信号を送信し、
    該第1のステータス要求信号に対する応答信号を受信したときに前記第2の操作手段及び前記複数の音響ユニットに向けて各々の機能を確認するための第2のステータス要求信号を送信し、
    該第2のステータス要求信号に応答して出力された各々の機能ステータス信号に基づいて得た情報をシステム情報として前記第2の操作手段に提供し、
    該第2の操作手段が、提供されたシステム情報に基づいて音響ユニット選択メニューを作成し、各音響ユニットに係る情報の表示制御を行うことを特徴とする車載用音響システム。
  2. 前記情報出力手段は、
    前記第1の操作手段からの操作指示が与えられた音響ユニットの動作状態に係るオーディオ情報及び映像情報を提供するスピーカ及びディスプレイと、
    前記第2の操作手段からの操作指示が与えられた音響ユニットの動作状態に係るオーディオ情報及び映像情報を提供するヘッドホン及びディスプレイとを有していることを特徴とする請求項1に記載の車載用音響システム。
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