JP2006033762A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 薄型などの表示装置にコードレスヘッドホン装置を組み合わせて使用することが容易にできるようにする。
【解決手段】 映像を表示させる表示部11とスピーカ12L,12Rとを備えた表示装置において、オーディオ信号を無線送信させる送信部13を備えて、スピーカ12L,12Rからのオーディオ出力と送信部13からの無線送信を、所定の操作入力により切替えるようにした。また、送信部13を表示部11の下部に配置させるようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、テレビジョン受像機などの表示装置に関する。
近年、液晶表示装置などの薄型の画像表示装置を使用したテレビジョン受像機が、普及しつつある。このような薄型の画像表示装置の場合には、いわゆる壁掛け型として、壁などに直接取り付ける場合を除くと、スタンドを下部に取り付けて、表示装置を自立できるようにして設置するのが一般的である。
特許文献1には、薄型の画像表示装置にスタンドを取り付ける構成の一例についての開示がある。
特開平10−161552号公報
この種の薄型の画像表示装置は、表示装置を構成する筐体が薄型であることを生かすためには、あまり大型のスピーカを設置することは困難である。即ち、音質のよい大型のスピーカ装置は、スピーカユニットを収納するためのある程度の容積必要であり、筐体が薄型のままでは、それなりのサイズのスピーカしが設置できず、音質に制約が生じていた。
また、例えば画面サイズが十数インチから20インチ程度の薄型の画像表示装置は、持ち運びが比較的容易であり、テーブルの上やベッドサイドなどの様々な場所に運んで使うケースが想定されるが、場合によってはスピーカから音を出すことが好ましくない状況で使うケースもある。
このような場合には、画像表示装置にヘッドホン装置を接続して、視聴者はそのヘッドホン装置で音を聞くようにするのが一般的である。ところで、一般的なヘッドホン装置は、画像表示装置(テレビジョン受像機)に設けられたヘッドホン端子に、ヘッドホン装置のコードの先端のジャックを差込んで使うようにしてあり、ヘッドホン端子にジャックを差込むことで、画像表示装置側のスピーカからのオーディオ出力が切れて、ヘッドホン装置でオーディオを聴取できるようにしてある。
ところが、コードで接続されたヘッドホン装置を使用すると、視聴者が表示装置とコードで接続された状態になってしまうため、コードが邪魔である問題があった。
この問題点を解決するためには、コードレスヘッドホン装置を使用して、オーディオ信号をヘッドホン装置に無線伝送すれば良い。コードレスヘッドホン装置として、現在普及している方式のものとしては、赤外線信号で無線伝送する方式のものがある。赤外線方式のコードレスヘッドホン装置は、送信側に赤外線信号の発光部を設け、ヘッドホン装置本体に赤外線信号の受光部を設ける。そして、発光部と受光部とが直接見通せる状態で、最大で10mぐらいまでの距離まで、無線伝送できるようにしたものである。
このコードレスヘッドホン装置用の送信部(発光部)は、画像表示装置とは別体であり、例えばヘッドホン端子を使用して送信部に接続させて、ヘッドホン端子から出力されるオーディオ信号を無線送信させるようにしてあった。
ところが、コードレスヘッドホン装置用の送信部を画像表示装置に接続させると、その送信部を取り付ける場所が必要になるが、上述した如き薄型の画像表示装置には、コードレスヘッドホン装置用の送信部を取り付ける適切な位置を探すのが困難であった。また、コードレスヘッドホン装置を使用しない場合には、送信部をヘッドホン端子から外して、表示装置に内蔵されたスピーカから音が出るようにする必要があり、ヘッドホン装置を使用する場合とそうでない場合との切替えに手間がかかる問題があった。
また、コードレスヘッドホン装置用の送信部は、コードレスヘッドホン装置と直接見通せる位置に設置しないと、ヘッドホン装置に伝送させることが困難であり、その点からも適切な位置に送信部を設置する必要があるが、常に適切な位置とするのは困難であった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、この種の表示装置にコードレスヘッドホン装置を組み合わせて使用することが容易にできるようにすることを目的とする。
第1の発明は、映像を表示させる表示部とスピーカとを備えた表示装置において、オーディオ信号を無線送信させる送信部を備えて、スピーカからのオーディオ出力と送信部からの無線送信を、所定の操作入力により切替えるようにしたものである。
このようにしたことで、ユーザは所定の操作を行うだけで、送信部から送信されるオーディオ信号を受信するコードレスヘッドホン装置を使用する場合と、表示装置に内蔵されたスピーカからオーディオを出力させる場合とを切替えることができる。
第2の発明は、映像を表示させる表示部とオーディオ信号を赤外線信号として無線送信させる赤外線信号送信部を備えた表示装置において、赤外線信号送信部を表示部の下部に配置させるようにしたものである。
このようにしたことで、例えば表示部と赤外線信号送信部が配置された筐体が、前後に傾斜可能な構造としてあった場合、どの位置に傾斜させても赤外線信号送信部の位置がほぼ同じ位置となり、表示部と向き合った視聴者が装着したヘッドホン装置に対して、オーディオ信号を良好に無線送信できるようになる。
第1の発明によると、ユーザは所定の操作を行うだけで、送信部から送信されるオーディオ信号を受信するコードレスヘッドホン装置を使用する場合と、表示装置に内蔵されたスピーカからオーディオを出力させる場合とを切替えることができ、キー操作などで簡単にそれぞれの使用形態を切替えることができる。
この場合、所定の操作入力は、リモートコントロール装置からの操作指令の入力であることで、リモートコントロール装置に配置された特定のキーの操作で、簡単に切替えができるようになる。
また、所定の操作入力によるオーディオ出力と無線送信との切替えは、スピーカからオーディオ出力を行い送信部からの無線送信をしない状態と、スピーカからオーディオ出力を行わず送信部からの無線送信をする状態と、スピーカからオーディオ出力を行い送信部からの無線送信をする状態との3状態が、操作入力がある毎に切替わる切替えであることで、この3状態の切替えが1つのキー操作で簡単に行える。
また、制御部は、オーディオ出力と無線送信との切替えを行った場合に、表示部に、切替えられた状態を表示させることで、操作を行ったユーザは表示から現在の状態を簡単に確認できるようになる。
また、スピーカからのオーディオ出力は、制御部の制御で出力レベルを可変設定させ、送信部からの無線送信は、所定レベルに固定されたオーディオ信号の無線送信であることで、スピーカからの出力レベルについては音量調整ができるとともに、その音量調整状態がいずれであっても、無線送信されるオーディオ信号レベルについては比較的高いレベルとして、ノイズの少ない良好なレベルで伝送できるようになる。
また第2の発明によると、例えば表示部と赤外線信号送信部が配置された筐体が、前後に傾斜可能な構造としてあった場合、どの位置に傾斜させても赤外線信号送信部の位置がほぼ同じ位置となり、表示部と向き合った視聴者が装着したヘッドホン装置に対して、オーディオ信号を良好に無線送信できるようになる効果を有する。
以下、本発明の一実施の形態を、図1〜図9を参照して説明する。
本例においては、液晶画像表示装置で構成されるテレビジョン受像機としたものである。図1は、テレビジョン受像機と周辺装置の構成例を示したブロック図であり、図2及び図3は、本例のテレビジョン受像機をフロアスタンドに取り付けた状態を示す図である。
まず図2及び図3を参照して、テレビジョン受像機10の全体的な構成について説明すると、本例のテレビジョン受像機は、比較的大型(例えば画面の対角線の長さが約20インチ程度)の液晶画像表示部11を備えた薄型の表示装置としてある。図2に示すように、表示部11の下端には、左右のスピーカ装置12L,12Rが内蔵させてあり、さらにテレビジョン受像機10を構成する筐体の中央の下端には、赤外線発光部13が筐体から突出した状態で配置してある。この赤外線発光部13は、コードレスヘッドホンなどに赤外線でオーディオ信号を無線送信する赤外線信号送信部として機能するものである。赤外線発光部13は、例えば赤外線発光ダイオードと、そのダイオードを覆う樹脂カバーなどで構成される。赤外線発光部13とは別に、後述するリモートコントロール装置300からのリモートコントロール用赤外線信号を受光(受信)する受光部18についても配置してある。
図2及び図3の例では、テレビジョン受像機10をフロアスタンド20に取り付けた例としてある。テレビジョン受像機10をフロアスタンド20に取り付けた状態では、図3に側面で示すように、テレビジョン受像機10の下端寄りの支点xを回動中心として、受像機10を斜め手前に傾斜させた状態(10aとして示す位置)や、受像機10を斜め後方に傾斜させた状態(10bとして示す位置)に動かすことができる構成としてある。本例の場合、支点xがテレビジョン受像機10の下端寄りであるので、テレビジョン受像機10を前後に回動させた場合、テレビジョン受像機10本体を構成する筐体の上側は比較的大きく動くことになるが、筐体の下側は動きが少ない。従って、テレビジョン受像機10を前後に回動させた場合、筐体の下側に取り付けられた赤外線発光部13についても、動きが少なく、発光部13からの赤外線が届く範囲を、どの回動角度でもほぼ同じに設定することができる。
また、本例のテレビジョン受像機10は、図2に示すように、受像機本体を構成する筐体の左側面に、端子部15が設けてあり、その端子部15に用意された端子16を使用して、各種映像機器やビデオゲーム機器などを接続できるようにしてある。この端子部15には、収納可能なフック17が配置してあり、フック17を引き出した状態では、そのフック17でヘッドホン装置を吊り下げることができるようにしてある。
即ち、図4に拡大して示すように、端子部15の下部に複数の端子16が配置してあり、端子部15の下部に縦長のフック17が収納させてある。このフック17は、回動できる構成としてあり、フック17の上部の透孔17aに指を掛けて、フック17を引き出すように回動させることで、図5に示すように、フック17そのものが端子部15から水平に突出する。このとき、フック17の透孔17aの裏側(上面)には、凸部17bが位置するようにしてある。この凸部17bに、本例のテレビジョン受像機10に付属したヘッドホン装置のバンドの溝が嵌り、フック17でヘッドホン装置を吊り下げることができるようにしてある。
図6は、ヘッドホン装置を吊り下げた状態の例を示した図である。本例のテレビジョン受像機10に付属したヘッドホン装置200は、左右のドライバ211,212を円形のバンド213で接合させた形状としてあり、バンド213には、溝214が形成させてある。ここで、図6に示すように、引き出されたフック17の凸部17bに、ヘッドホン装置200のバンド213の溝214を嵌めることで、ヘッドホン装置200がフック17で保持されて、吊り下げられた状態となる。
次に、図1を参照して本例のテレビジョン受像機とその周辺装置の内部構成について説明すると、本例のテレビジョン受像機10には、チューナなどが内蔵されたベースユニットが別に用意されて、そのベースユニットと無線通信を行う構成としてあり、映像データ及びオーディオデータをベースユニットから最大で数十m程度の距離無線伝送するようにしてある。
即ち、図1に示すように、ベースユニット90が用意されて、ベースユニット90には、アンテナ91が接続されてテレビジョン放送を受信するチューナ92が内蔵させてある。チューナ92で受信したテレビジョン放送信号から得た映像データとオーディオデータは、切替部93を介して無線送受信部94に供給し、所定の無線伝送方式で接続されたアンテナ95から無線送信させる。無線通信方式としては、例えば、無線LAN(local area network)用に実用化されているIEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers )802.11方式として規格化された2GHz帯や5GHz帯を使用する各種方式が適用可能である。
無線送受信部94での送信及び受信は、制御部97の制御で実行される。また、テレビジョン受像機10側からチャンネル切替えなどの各種制御データがベースユニット90に伝送させるようにしてあり、制御部97がその制御データを判別して、対応した制御を行う。また、ベースユニット90は、外部入力端子96を備えて、その端子96に入力した映像データやオーディオデータを、切替部93で選択して、無線送受信部94に供給し、無線送信させることもできる。
テレビジョン受像機10の構成としては、ベースユニット90から無線送信される信号を受信するアンテナ101を備え、そのアンテナ101が接続された無線送受信部102で映像データ及びオーディオデータを受信する。受信した映像データ及びオーディオデータは、復調部103で無線伝送信号からの復調処理を行う。復調された映像データは、映像処理部104に供給し、液晶表示パネルで構成される表示部11に映像を表示させるための処理を行う。
復調部103で復調されたオーディオデータは、オーディオ処理部105に供給し、アナログ変換などのオーディオ処理を行い、得られた左右2チャンネルのオーディオ信号を、アンプ106L,106Rを介してスピーカ12L,12Rに供給して出力させる。この場合、スピーカ12L,12Rから出力されるオーディオレベル(音量)は、テレビジョン受像機10の制御部110の制御で設定され、例えばアンプ106L,106Rのゲイン調整などで対応したレベル(音量)に設定される。また、スピーカ12L,12Rから出力されるオーディオ信号については、いわゆるサラウンド処理を行って、効果的な立体音響を出力させることも可能な構成としてある。また、制御部110の制御でスピーカ12L,12Rからのオーディオ出力をオフ状態とすることもできる。
また、オーディオ処理部105で得られたオーディオ信号は、オーディオ変調部111に供給し、赤外線信号として無線送信するための変調処理を行い、その変調されたオーディオ信号を、赤外線発光部13に供給して、発光(送信)させるようにしてある。赤外線発光部13から送信されるオーディオ信号は、スピーカ12L,12Rから出力される尾音量の調整状態がいずれであっても、最大レベルの近傍の一定レベルに固定させるようにしてある。赤外線発光部13での発光(送信)のオン・オフは、制御部110の制御で実行される。
スピーカ12L,12Rからのオーディオ出力と、赤外線発光部13からのオーディオ信号の送信とは、制御部110の制御で連動して制御するようにしてあり、本例の場合には、以下に示す3つのモード(状態)が設定できるようにしてある。即ち、スピーカからオーディオ出力を行い発光部(送信部)からの無線送信をしないモード(状態)と、スピーカからオーディオ出力を行わず発光部(送信部)からの無線送信をするモード(状態)と、スピーカからオーディオ出力を行うとともに送信部からの無線送信も行うモード(状態)との3つのモードが設定可能である。その設定処理については後述する。
制御部110には、リモートコントロール装置300からのリモートコントロール用赤外線信号を受光する赤外線信号受光部18が接続してあり、赤外線信号受光部18が受光した制御データに基づいた動作制御を制御部110が行う。また、テレビジョン受像機10に取り付けられた操作キー19の操作によっても、制御部110が同様の制御を行える。操作キー19については、例えば図2に示すように、テレビジョン受像機10の上端に設置してある。
赤外線発光部13から発光される赤外線信号を受信するヘッドホン装置(コードレスヘッドホン装置)200は、例えば図1に示すように、赤外線受光部201と、その受光部201が受光(受信)したオーディオ信号を復調する復調部202と、復調部202で復調された左右のオーディオ信号を増幅するアンプ203,204と、各アンプ203,204で増幅されたオーディオ信号を出力させるドライバ(ヘッドホン用のスピーカユニット)211,212を備える。この場合、本例のヘッドホン装置200は、図示しない音量調整用のボリュームを備えて、そのボリュームの操作で、アンプ203,204のゲインなどを可変させて、ドライバ211,212から出力させる音量を調整できるようにしてある。
また、図1に示すように、テレビジョン受像機10を遠隔制御するリモートコントロール装置300は、操作用の複数のキー310が配置してあり、操作されたキー310に基づいて、送信データ発生部301で対応したリモートコントロール用送信データを生成させて、その生成された送信データを、赤外線信号送信部302から送信させる。リモートコントロール装置300に配置された複数のキー310としは、例えば図7に示すようにテレビジョン受像機を操作するための各種キーが用意してあるが、本例の場合にはヘッドホンと表示されたオーディオ切替えキー311を備える。
次に、本例のリモートコントロール装置300のオーディオ切替えキー311が操作された場合のテレビジョン受像機10での処理例を、図8のフローチャートを参照して説明する。まず、テレビジョン受像機10の制御部110が、受光部18で受光したデータを判断して、オーディオ切替えキー311の操作によりヘッドホン切替信号を受信したか否か判断する(ステップS11)。ここで、ヘッドホン切替信号を受信したと判断した場合には、現在のオーディオ出力モードとして、スピーカからオーディオ出力を行うとともに送信部からの無線送信も行うモードであるか否か判断する(ステップS12)。この判断で該当するモードである場合には、スピーカからオーディオ出力を行い発光部からの無線送信をしないモードに変化させる(ステップS13)。このとき、表示部11に表示される画面には、例えば図9(a)に示すように、「ヘッドホン切・スピーカ入」を文字又は図形で示す表示を、右上などに所定時間(例えば数秒間)表示させる(ステップS17)。
また、ステップS12で、該当するモードでないと判断した場合には、現在のオーディオ出力モードとして、スピーカからオーディオ出力を行い発光部からの無線送信をしないモードであるか否か判断する(ステップS14)。この判断で該当するモードである場合には、スピーカからオーディオ出力を行わず発光部からの無線送信をするモードに変化させる(ステップS15)。このとき、ステップS17に移って、表示部11に表示される画面には、例えば図9(b)に示すように、「ヘッドホン入・スピーカ切」を文字又は図形で示す表示を、右上などに数秒間程度表示させる。
さらに、ステップS14で、該当するモードでないと判断した場合には、現在のオーディオ出力モードが、3つ用意されたモードの内の残りのモードである、スピーカからオーディオ出力を行わず発光部からの無線送信をするモードであるので、スピーカからオーディオ出力を行うとともに送信部からの無線送信も行うモードに変化させ、このとき、ステップS17に移って、表示部11に表示される画面には、例えば図9(c)に示すように、「ヘッドホン入・スピーカ入」を文字又は図形で示す表示を、右上などに数秒間程度表示させる。ステップS17でのモード表示を行うと、ステップS11の判断に戻る。
このようにしてオーディオ出力モードを変化させることで、リモートコントロール装置300のオーディオ切替えキー311が1回操作されるごとに、図9(a)に示す「ヘッドホン切・スピーカ入」と表示されたモードと、図9(b)に示す「ヘッドホン入・スピーカ切」と表示されたモードと、図9(c)に示す「ヘッドホン入・スピーカ入」と表示されたモードに、順に変化するようになる。従って、ユーザはリモートコントロール装置300に用意されたオーディオ切替えキー311を1回又は2回押すだけで、所望のオーディオ出力モードとすることができる。即ち、スピーカ12L,12Rからのオーディオ出力を消して、コードレスヘッドホン装置200を使用して視聴する場合と、コードレスヘッドホン装置200を使用しないで、スピーカ12L,12Rからの出力で視聴する場合とが簡単に選択できる。コードレスヘッドホン装置200を使用しない場合に、赤外線発光部13からの送信をオフできるので、コードレスヘッドホン装置200を使用しない場合の消費電力を低減させることができる。また、スピーカ12L,12Rからのオーディオ出力と、赤外線発光部13からの送信とを同時に行うモードを用意したことで、例えばテレビジョン受像機10の近くにいる者は、スピーカから出力される音を聞き、テレビジョン受像機10からある程度離れた者は、コードレスヘッドホン装置200を使用して音を聞くような信号形態も可能になる。
また、それぞれの操作をした場合に、表示部11の画面にモードが表示されるので、現在の設定を操作者が知ることができ、便利である。図9の表示例では、画面の右上に表示させたが、左下などのその他の位置に表示させてもよい。
なお、本例の場合には、リモートコントロール装置300に、オーディオ出力モード切替専用のオーディオ切替えキー311を用意したが、例えばメニュー画面の中の選択項目の1つで、オーディオ出力モード切替項目を用意して、リモートコントロール装置300の上下左右の方向指示キーなどを操作などを使用して、同様のモード設定を行うようにしてもよい。
また、上述した実施の形態で説明した構成のテレビジョン受像機10では、オーディオ信号送信用の発光部13を、受像機(表示装置)本体を構成する筐体の下端から突出させたが、受像機(表示装置)本体を構成する筐体に組み込まれた位置としても良い。例えば、図10に示すように、表示部11の下側の、左右のスピーカ12L,12Rの間のスペースに、発光部13′を組み込むようにしてもよい。この場合、リモートコントロール装置からの信号を受光する受光部18についても、発光部13′と一体化させるようにしてもよい。
また、ここまで説明した実施の形態では、液晶表示装置で構成されるテレビジョン受像機に適用したが、その他の構成の表示装置用にも適用可能であることは勿論である。
また、上述した実施の形態では、テレビジョン受像機(表示装置)本体からヘッドホン装置へのオーディオ信号の無線伝送として、アナログオーディオ信号を赤外線信号で無線伝送するようにしたが、その他の方式でオーディオ信号を無線伝送するようにしてもよい。例えば、デジタルオーディオ信号を、赤外線信号として無線伝送してもよい。或いはまた、Bluetooth(商標)などの赤外線以外の信号伝送方式により、無線伝送するようにして、その場合の、スピーカからのオーディオ出力と、送信部からの無線送信とを、上述した処理で切替えるようにしてもよい。
本発明の一実施の形態による表示装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態による表示装置の構成例を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態による表示装置の構成例を示す側面図である。 本発明の一実施の形態による表示装置の要部を拡大して示す斜視図である。 図4の状態からフックを引き出した状態を示す斜視図である。 図5に示すフックにヘッドホン装置を掛けた状態の例を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態による表示装置に使用されるリモートコントロール装置の例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態による操作例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態による表示例を示す説明図である。 本発明の他の実施の形態による表示装置の構成例を示す斜視図である。
符号の説明
10…テレビジョン受像機、11…画像表示部、12L,12R…スピーカ、13,13′…赤外線発光部、18…赤外線信号受光部、19…操作キー、20…フロアスタンド、90…ベースユニット、105…オーディオ処理部、110…制御部、200…ヘッドホン装置、300…リモートコントロール装置、311…オーディオ切替えキー

Claims (7)

  1. 入力又は受信した映像信号を表示処理する映像処理部と、
    前記映像処理手段で処理された映像を表示させる表示部と、
    入力又は受信したオーディオ信号を処理するオーディオ処理部と、
    前記オーディオ処理部で処理されたオーディオ信号を出力させるスピーカと、
    前記オーディオ処理部で処理されたオーディオ信号を無線送信させる送信部と、
    前記スピーカからのオーディオ出力と前記送信部からの無線送信を制御し、所定の操作入力により、前記オーディオ出力と前記無線送信とを切替える制御部とを備えた
    表示装置。
  2. 請求項1記載の表示装置において、
    前記所定の操作入力は、リモートコントロール装置からの操作指令の入力である
    表示装置。
  3. 請求項1記載の表示装置において、
    前記所定の操作入力による前記オーディオ出力と前記無線送信との切替えは、
    前記スピーカからオーディオ出力を行い、前記送信部からの無線送信をしない状態と、
    前記スピーカからオーディオ出力を行わず、前記送信部からの無線送信をする状態と、
    前記スピーカからオーディオ出力を行い、前記送信部からの無線送信をする状態との3状態が、前記操作入力がある毎に切替わる切替えである
    表示装置。
  4. 請求項1記載の表示装置において、
    前記制御部は、前記オーディオ出力と前記無線送信との切替えを行った場合に、前記表示部に、切替えられた状態を表示させる
    表示装置。
  5. 請求項1記載の表示装置において、
    前記スピーカからのオーディオ出力は、前記制御部の制御で出力レベルを可変設定させ、
    前記送信部からの無線送信は、所定レベルに固定されたオーディオ信号の無線送信である
    表示装置。
  6. 入力又は受信した映像信号を表示処理する映像処理部と、
    前記映像処理手段で処理された映像を表示させる表示部と、
    入力又は受信したオーディオ信号を処理するオーディオ処理部と、
    前記表示部の下部に配置され、前記オーディオ処理部で処理されたオーディオ信号を赤外線信号として無線送信させる赤外線信号送信部とを備えた
    表示装置。
  7. 請求項6記載の表示装置において、
    前記表示部及び前記赤外線信号送信部が配置された筐体は、前後に傾斜可能に保持された
    表示装置。
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