JP2007295383A - 音声出力装置 - Google Patents

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卓 吉井
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Abstract

【課題】簡単な構成を付加することで、イヤホンの取り付けや取り外しを毎回行うことなく、音声信号の出力先の切り替えができる音声出力装置を提供する。
【解決手段】音声出力装置(テレビ受像機)1は、リモコン14から出力される切り替え信号をリモコン信号受信部11が受信すると、制御部13からの制御信号により音声の出力先をスピーカ8とイヤホン19とに選択的に切り替える音声信号出力部7を備えている。音声信号出力部7は、音声信号の出力先を切り替える際に直前の音量が一定値以上であると、最大音量を一定値に制限する。さらに、イヤホン端子9にイヤホン19のプラグ19Pが接続されていない場合には、リモコン14から切り替え信号が出力されても、イヤホン端子9を出力先に設定せずに、スピーカ8のみを出力先に設定する。これにより、ユーザは、音声出力装置1にイヤホン19を着脱することなく、音声の出力先を容易に切り替えられる。
【選択図】図2

Description

この発明は、イヤホンやヘッドホン(以下、イヤホンと総称する。)を予めイヤホン端子に接続しておくことで、リモートコントローラ(以下、リモコンと称する。)からの切り替え信号に応じて音声信号の出力先をスピーカまたはイヤホンに切り替え可能な音声出力装置に関する。
従来、テレビ受像機(以下、テレビと称する。)、ラジオ、オーディオ装置等の音声出力装置は、通常、内蔵スピーカまたはスピーカ端子に接続されたスピーカから音声を放音する。また、イヤホンのプラグがイヤホン端子に接続されると、スピーカからの音声出力を停止して、このイヤホンから音声を放音する。
ユーザは、例えばテレビを視聴中に、スピーカから放音された音声を聴取していたが、その音声が周囲の迷惑とならないように、ある時点からイヤホンを装着して音声を聴取する場合には、テレビに設けられているイヤホン端子にイヤホンのプラグを接続する必要がある。また、ユーザは、テレビを視聴中にイヤホンで音声を聴取していたが、途中から複数人でスピーカから放音された音声を聴取する場合には、テレビのイヤホン端子からイヤホンのプラグを抜く必要がある。
しかし、いずれの場合も、ユーザは席を立ってテレビ(音声出力装置)の設置場所まで移動して作業し、席まで戻らなければならず、煩わしいという問題があった。
そこで、従来、テレビの本体に音声信号の送信機を組み込み、また、テレビ操作用のワイヤレスリモコンに音声信号の受信機とイヤホンを内蔵させて、本体からの音声信号をリモコンで受信することで、イヤホンのプラグをテレビのイヤホン端子に接続することなく、音声を聴取できる構成の受信機付きリモコンに関する発明が開示されている(特許文献1参照。)。
特開2000−138880号公報
しかしながら、特許文献1に記載された発明では、前記のように、音声信号をテレビとリモコンの間で送受するために、テレビには音声信号の送信機を、またリモコンには音声信号の受信機やイヤホンコードの収納リール等を設けなければならない。そのため、装置本体やリモコンが大きくなってしまい、取り扱いにくくなるという問題があった。
そこで、本発明は、簡単な構成を付加するだけで装置のサイズがほとんど増大することなく、また、イヤホンの取り付けや取り外しを毎回行うことなく、音声信号の出力先を切り替えることができる音声出力装置を提供することを目的とする。
この発明は、上記の課題を解決するための手段として、以下の構成を備えている。
(1)音声信号を増幅する音声信号増幅手段と、前記音声信号増幅手段が増幅した音声信号をイヤホン端子または内蔵するスピーカへ選択的に出力する音声信号出力手段と、
リモートコントローラから送信されてきた本体に対する制御信号を受信するリモコン信号受信手段を備えた音声信号出力装置において、
前記音声信号出力手段は、前記リモコン信号受信手段が受信した前記制御信号が音声信号の出力先の切り替えを指示する切り替え信号であれば、この切り替え信号に応じて、音声信号の出力先を前記スピーカまたは前記イヤホン端子に切り替え、
前記音声信号増幅手段は、前記リモコン信号受信手段が前記リモートコントローラからの切り替え信号を受信した際の増幅率が予め設定されている標準値を上回っていれば、この増幅率を前記標準値に設定することを特徴とする。
この構成においては、音声信号出力手段は、リモートコントローラから出力された切り替え信号に応じて、音声信号の出力先をスピーカまたはイヤホンに切り替える。また、音声信号の出力先を切り替える際に、増幅率が予め設定されている標準値を上回っていれば、この増幅率を前記標準値に設定する。したがって、ユーザは、イヤホン端子に予めイヤホンを接続してイヤホンを手元に置いておき、リモートコントローラを操作することで、周囲の状況に応じて音声の出力先をスピーカまたはイヤホンに切り替えることができる。これにより、ユーザは、音声の出力先を切り替えるために、音声出力装置のイヤホン端子のところまで移動する必要が無く、手軽に音声の出力先を切り替えることができる。また、音量を最大レベルにしてイヤホンで音声を聴取していて、音声信号の出力先をスピーカに切り替えると、スピーカから最大レベルの音量の音声が放音されるため、周囲に迷惑をかけたり、場合によってはスピーカが破損したりする。また、音量を最大レベルにしてスピーカで音声を聞いていて、音声信号の出力先をイヤホンに切り替えると、イヤホンから最大レベルの音量の音声が放音されるため、場合によってはユーザが耳を痛める可能性がある。しかし、本発明では、音声信号増幅手段は、音声信号の出力先を切り替える際に、増幅率が予め設定されている標準値を上回っていれば、この増幅率を前記標準値に設定する。したがって、音声信号の出力先を切り替えた際に、スピーカやイヤホンから大音量の音声が放音されるのを防止でき、スピーカが破損したり、ユーザが鼓膜を痛めたりするのを防止できる。
(2)前記イヤホン端子におけるデバイスの接続の有無を検出する接続検出手段を備え、
前記音声信号出力手段は、
前記接続検出手段が、前記イヤホン端子にデバイスが接続されていないことを検出している場合には、前記リモコン信号受信手段が受信した切り替え信号にかかわらず、前記スピーカのみを音声信号の出力先とすることを特徴とする。
この構成においては、イヤホン端子にイヤホンやヘッドホンなどのデバイスが接続されていない場合には、リモコン信号受信手段にが受信した切り替え信号にかかわらず、デバイスを音声信号の出力先とせずに、スピーカのみを音声信号の出力先に設定する。したがって、デバイスをイヤホン端子に接続していない場合に、誤ってリモートコントローラを操作しても、スピーカからデバイスに音声信号の出力先が切り替わって無音状態になることがなく、音声が途切れるのを防止できる。
(3)前記音声信号出力手段は、
前記音声信号増幅手段と前記スピーカとの間を電気的に開閉する第1開閉手段と、
前記音声信号増幅手段と前記イヤホンとの間を電気的に開閉する第2開閉手段と、
前記第1開閉手段が開で前記第2開閉手段が閉の状態と、前記第1開閉手段が閉で前記第2開閉手段が開の状態と、を交互に切り替えるように、前記第1開閉手段及び前記第2開閉手段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
この構成においては、制御手段は、第1開閉手段及び第2開閉手段が同時に開または閉にならないように開閉動作を制御するので、割り込み等の影響を受けることなく速やかに音声信号の出力先を切り替えることができる。
本発明によれば、ユーザは、音声出力装置に予めイヤホンを接続しておき、手元にイヤホンを置いておくことで、音声出力装置にイヤホンを取り付けたり取り外したりすることなく、リモコンの操作により音声の出力先を切り替えることができる。また、音声信号の出力先を切り替える際に、音量が一定値以上であると音量を一定値に制限するので、音声信号の出力先を切り替えた際に、スピーカやイヤホンから大音量の音声が放音されるのを防止でき、スピーカが破損したり、ユーザが鼓膜を痛めたりするのを防止できる。
以下、本発明の実施形態に係る音声出力装置の一例であるテレビ受像機について説明する。
図1は、テレビ受像機の主な構成を示すブロック図である。テレビ受像機1は、チューナ2、映像/音声分離部3、OSD処理部4、映像信号出力部5、表示部6、音声信号出力部7、スピーカ8、イヤホン端子9、操作部10、リモコン信号受信部11、記憶部12、及び制御部13を備えている。チューナ2には、アンテナ2Aが接続されている。また、イヤホン端子9には、イヤホン19のプラグ19Pが接続されている。ユーザは、操作部10やリモコン14を操作することでテレビ受像機1の動作を制御することが可能である。
チューナ2は、アンテナ2Aで受信しているテレビ放送信号から選択されているチャンネルのテレビ放送信号を抽出して出力する。選択されているチャンネルは、制御部13によって指定される。
映像/音声分離部3は、チューナ2から出力されたテレビ放送信号を、映像信号と音声信号とに分離抽出する。映像/音声分離部3から出力された映像信号は、OSD処理部4を介して、映像信号出力部5に送られる。
OSD処理部4は、OSD画像メモリ4Mを内蔵しており、制御部13から与えられる制御信号に基づいて、映像信号に文字や図形を重畳する。OSD画像メモリ4Mは、映像に重畳する文字や図形を記憶する。
映像信号出力部5は、OSD処理部4が出力した映像信号を表示部6に出力する。
表示部6は、CRTや液晶等から成り映像を表示する。
音声信号出力部7は、オーディオアンプ(不図示)を内蔵しており、映像/音声分離部3が出力した音声信号を増幅して内蔵のスピーカ8またはイヤホン19に出力する。この増幅量は、制御部13によって定められ、記憶部12が記憶する設定音量レベルに応じたものである。
スピーカ8・イヤホン19は、音声を外部に放音する。
操作部10及びリモコン14は、ユーザが設定音量レベルの調節や音声の出力先(スピーカ8またはイヤホン19)の切り替え等の操作を行うためのものである。操作部10及びリモコン14は、音声の出力先(放音先)をスピーカ8にするか、またはイヤホン19にするかを選択する選択キーを有する。
リモコン信号受信部11は、リモコン14から出力された信号(赤外線)を受信する。リモコン信号受信部11は、電源のON/OFF、チャンネルの切り替え、設定音量レベルの調節等の命令が入力されると、リモコン14からの命令信号を受信して制御部13に伝送する。
記憶部12は、不揮発性のメモリからなり、記憶内容を更新可能である。記憶部12は、例えば半導体メモリやハードディスクから構成され、設定音量レベルなど各種の設定値を記憶する。設定音量レベルは、ユーザが操作部10又はリモコン14によって調節(設定)する音量のレベルである。
制御部13は、テレビ受像機1の各部を制御する。制御部13は、例えばマイクロコンピュータで構成される。また、制御部13は、制御プログラムを格納するROM13aと、該制御プログラム等を展開するワークフィールドとしてのRAM13bと、を有する。
このような構成により、テレビ受像機1は、表示部6にテレビ番組の映像を表示させ、スピーカ8またはイヤホン19からテレビ番組等の音声を放音させる。
なお、テレビ受像機1の各部には、不図示の電源回路から動作電源が供給されている。この電源回路の入力は、商用電源(例えばAC100V)である。
次に、音声信号の出力系統の具体的な構成について説明する。図2は、テレビ受像機における音声信号の出力系統の一構成例を示す回路図である。図2に示すように、音声信号出力部7は、オーディオアンプ71、トランジスタTr1・Tr2・Tr3を備えている。トランジスタTr1は、ベースが制御部13の信号出力端子13Sに接続され、コレクタがオーディオアンプ71の出力端子71Sに接続され、エミッタがイヤホン端子9の一方の端子9Aに接続されている。また、トランジスタTr2は、ベースが制御部13の信号出力端子13Sに接続され、コレクタが電源Vcc及びトランジスタTr3のベースに接続され、エミッタがGND(グランド)に接続されている。さらに、トランジスタTr3は、ベースが電源Vcc及びトランジスタTr2のコレクタに接続され、コレクタがオーディオアンプ71の出力端子71Sに接続され、エミッタがスピーカ8の一方の端子8Aに接続されている。スピーカ8の他方の端子8B、及びイヤホン端子9の他方の端子9Bは、GND(グランド)に接続されている。
オーディオアンプ71は、映像/音声分離部3から出力された音声信号を増幅してスピーカ8またはイヤホン19へ出力する。トランジスタTr1は、制御部13からの制御信号に応じてオーディオアンプ71とイヤホン端子9の間を接離する。トランジスタTr2は、制御部13からの制御信号に応じてトランジスタTr3の動作を制御する。トランジスタTr3は、オーディオアンプ71とスピーカ8の間を接離する。
イヤホン19のプラグ19Pは、イヤホン端子9から抜き差し可能であり、プラグ19Pの端子19Aがイヤホン端子の一方の端子9Aに、プラグ19Pの端子19Bがイヤホン端子の他方の端子9Bにそれぞれ接続される。
次に、テレビ受像機1で、テレビ番組等を視聴する際に音声を放音させるデバイスの切り替え手順について説明する。ユーザは、イヤホン端子9に予めイヤホン19のプラグ19Pを接続しておくとともに、イヤホン19をユーザの手元に置いておく。そして、ユーザは、リモコン14の音声出力先切り替えボタン(不図示)を操作することで、音声信号の出力先を、スピーカ8からイヤホン19へ、またはイヤホン19からスピーカ8へ、切り替えることができる。
リモコン14は、音声出力先切り替えボタンの操作されると、音声信号の出力先の切り替えを指示する信号(以下、切り替え信号と称する。)を出力する。なお、この切り替え信号の搬送波としては、例えば赤外線や電波などが用いられる。
テレビ受像機1は、リモコン14から出力された切り替え信号を受け付けるまでに、音声信号をスピーカ8から放音させていた場合、制御部13はトランジスタTr1及びTr2に対して制御信号としてLo信号を出力しており、トランジスタTr1・Tr2がオフし、Tr3がオンしている。これにより、オーディオアンプ71から出力された音声信号はスピーカ8のみに出力され、スピーカ8から音声が放音される。
ユーザが、音声信号の出力先をスピーカ8からイヤホン19へ切り替える際には、リモコン14の音声出力先切り替えボタンを操作する。リモコン14は、この操作に応じて切り替え信号を出力(送信)する。テレビ受像機1の制御部13は、リモコン信号受信部11で、リモコン14から出力された切り替え信号を受信すると、制御信号をLoからHiへと切り替える。これにより、トランジスタTr1・Tr2がオンし、Tr3がオフするので、オーディオアンプ71から出力された音声信号はイヤホン19にのみ出力され、イヤホン19から音声が放音される。
一方、テレビ受像機1は、リモコン14から出力された切り替え信号を受け付けるまでに、音声信号をイヤホン19から放音させていた場合、制御部13はトランジスタTr1及びTr2に対して制御信号としてHi信号を出力しており、トランジスタTr1・Tr2がオンし、Tr3がオフしている。これにより、オーディオアンプ71から出力された音声信号はイヤホン19のみに出力され、イヤホン19から音声が放音される。
ユーザが、音声信号の出力先をイヤホン19からスピーカ8へ切り替える際には、リモコン14の音声出力先切り替えボタンを操作する。リモコン14は、この操作に応じて切り替え信号を出力(送信)する。テレビ受像機1の制御部13は、リモコン信号受信部11で、リモコン14から出力された切り替え信号を受信すると、制御信号をHiからLoへと切り替える。これにより、トランジスタTr1・Tr2がオフし、Tr3がオンするので、オーディオアンプ71から出力された音声信号はスピーカ8にのみ出力され、スピーカ8から音声が放音される。
また、テレビ受像機1は、イヤホン端子9にイヤホン19のプラグ19Pが接続さていない場合でも、スピーカ8へ音声信号を出力している状態で、制御信号を受信すると、音声信号の出力先をイヤホン端子9側に切り替える。この場合には、イヤホン端子9にイヤホン19のプラグ19Pが接続されていないので、単なるスピーカミュート(無音状態)として動作する。
さらに、テレビ受像機1では、音声信号の出力先を切り替えた際に、スピーカ8やイヤホン19から大音量の音声が放音されないように音量を制限するように構成されている。すなわち、オーディオアンプ71は、制御部13から音声信号の出力先を切り替える制御信号を受信した際には、音量を低下させる機能を備えている。例えば、ボリューム(音量)の設定が0〜10までの範囲に設定されている場合に、ユーザが音量を8〜10にしてイヤホン19で音声を聴取しており、途中で音声信号の出力先をスピーカ8に切り替えると、スピーカ8から大音量の音声が放音されるため、周囲の人に迷惑をかけてしまう可能性が高い。また、ユーザが音量を8〜10にしてスピーカ8で音声を聴取しており、途中で音声信号の出力先をイヤホン19に切り替えた場合、イヤホン19の装着状態によっては耳を痛めてしまう可能性が高い。
そこで、本発明のテレビ受像機1では、音声信号の出力先を切り替える制御信号を受信する前に一定音量以上のボリューム(音量)で音声を聴取していた場合には、その音量にかかわらず、音量の最大値を一定値まで低下させる。例えば、前記のようにボリューム(音量)の設定が0〜10までの範囲に設定されている場合、ユーザが例えば音量8等、音量5以上にして音声を聴取していて、音声信号の出力先を切り替える制御信号を受信した場合、オーディオアンプ71は、音量の最大値を5に制限する。これにより、周囲の人に迷惑をかけたり、ユーザが耳を痛めたりするのを防止できる。
次に、テレビ受像機1では、トランジスタTr1〜Tr3を設けずに、制御部13からオーディオアンプ71に対して制御信号を出力することで、音声の出力先を切り替えるように構成することも可能である。また、イヤホン19のプラグ19Pがイヤホン端子9に接続されていない場合には、ユーザがリモコン14の音声出力先切り替えボタンを操作しても、音声信号の出力先を切り替えないように構成することが可能である。さらに、テレビ受像機1では、図2に示したテレビ受像機1と同様に、音声信号の出力先を切り替えた際に、スピーカ8やイヤホン19から大音量の音声が放音されないように、音量を制限する構成を備えている。以下、その詳細を説明する。
図3は、テレビ受像機における音声信号の出力系統の一構成例を示す回路図である。図3に示す構成では、音声信号出力部7のオーディオアンプ71に、スピーカ8及びイヤホン19を直接接続する。また、制御部13をマイクロコンピュータで構成して、リモコン14から出力された切り替え信号に応じて、制御部13が制御信号をオーディオアンプ71へ出力させる。オーディオアンプ71は、制御信号を受信すると、現在出力しているデバイスと異なるデバイスに音声信号を出力する。すなわち、オーディオアンプ71は、制御部13から制御信号を受信するまでスピーカ8に音声信号を出力していた場合には、制御信号を受信すると、音声信号の出力先をスピーカ8からイヤホン19へ切り替える。また、オーディオアンプ71は、制御部13から制御信号を受信するまでイヤホン19に音声信号を出力していた場合には、制御信号を受信すると、音声信号の出力先をイヤホン19からスピーカ8へ切り替える。
また、テレビ受像機1は、イヤホン端子9にイヤホン19のプラグ19Pが接続さているか否かを検出するプラグ接続検出部16を備えており、制御部13は、このプラグ接続検出部16から出力された信号により、プラグ19Pの接続の有無を検出できる。このため、テレビ受像機1では、イヤホン端子9にイヤホン19のプラグ19Pが接続されていない場合には、音声信号の出力先を切り替える制御信号を検出したとしても、音声信号の出力先をスピーカ8からイヤホン19へ切り替えない。したがって、テレビ受像機1にイヤホン19が接続されていない場合に、リモコン14の音声信号出力先切り替えボタンをユーザが操作しても、音声信号の出力先がイヤホン端子9に切り替わって、無音状態とならず、音声信号の出力先を切り替えた際に音声が途切れるのを防止できる。
さらに、オーディオアンプ71は、図2に示した構成と同様に、制御部13から音声信号の出力先を切り替える制御信号を受信した際には、音量を低下させる機能を備えている。オーディオアンプ71の動作は、図2に示したものと同様であるため省略する。これにより、周囲の人に迷惑をかけたり、ユーザが耳を痛めたりするのを防止できる。
以上のように、本発明によれば、音声出力装置に予めイヤホンを接続しておき、手元にイヤホンを置いておくことで、音声出力装置にイヤホンを取り付けたり取り外したりすることなく、音声の出力先を切り替えることができる。
テレビ受像機の主な構成を示すブロック図である。 テレビ受像機における音声信号の出力系統の一構成例を示す回路図である。 テレビ受像機における音声信号の出力系統の一構成例を示す回路図である。
符号の説明
1−テレビ受像機 2A−アンテナ 2−チューナ 4−OSD処理部 5−映像信号出力部 6−表示部 7−音声信号出力部 8−スピーカ 9−イヤホン端子 10−操作部 11−リモコン信号受信部 12−記憶部 13b−RAM 13a−ROM 13−制御部 14−リモコン 16−プラグ接続検出部 19−イヤホン 19P−プラグ 71−オーディオアンプ

Claims (4)

  1. 音声信号を増幅する音声信号増幅手段と、前記音声信号増幅手段が増幅した音声信号をイヤホン端子または内蔵するスピーカへ選択的に出力する音声信号出力手段と、
    リモートコントローラから送信されてきた本体に対する制御信号を受信するリモコン信号受信手段を備えた音声信号出力装置において、
    前記イヤホン端子におけるデバイスの接続の有無を検出する接続検出手段を備え、
    前記音声信号出力手段は、前記音声信号増幅手段と前記スピーカとの間を電気的に開閉する第1開閉手段と、前記音声信号増幅手段と前記イヤホンとの間を電気的に開閉する第2開閉手段と、前記第1開閉手段が開で前記第2開閉手段が閉の状態と、前記第1開閉手段が閉で前記第2開閉手段が開の状態と、を交互に切り替えるように、前記第1開閉手段及び前記第2開閉手段を制御する制御手段と、を備え、
    前記音声信号出力手段は、前記リモコン信号受信手段が受信した前記制御信号が音声信号の出力先の切り替えを指示する切り替え信号であれば、この切り替え信号に応じて、音声信号の出力先を前記スピーカまたは前記イヤホン端子に切り替え、前記接続検出手段が、前記イヤホン端子にデバイスが接続されていないことを検出している場合には、前記リモコン信号受信手段が受信した切り替え信号にかかわらず、前記スピーカのみを音声信号の出力先とし、
    前記音声信号増幅手段は、前記リモコン信号受信手段が前記リモートコントローラからの切り替え信号を受信した際の増幅率が予め設定されている標準値を上回っていれば、この増幅率を前記標準値に設定することを特徴とする音声出力装置。
  2. 音声信号を増幅する音声信号増幅手段と、前記音声信号増幅手段が増幅した音声信号をイヤホン端子または内蔵するスピーカへ選択的に出力する音声信号出力手段と、
    リモートコントローラから送信されてきた本体に対する制御信号を受信するリモコン信号受信手段を備えた音声信号出力装置において、
    前記音声信号出力手段は、前記リモコン信号受信手段が受信した前記制御信号が音声信号の出力先の切り替えを指示する切り替え信号であれば、この切り替え信号に応じて、音声信号の出力先を前記スピーカまたは前記イヤホン端子に切り替え、
    前記音声信号増幅手段は、前記リモコン信号受信手段が前記リモートコントローラからの切り替え信号を受信した際の増幅率が予め設定されている標準値を上回っていれば、この増幅率を前記標準値に設定することを特徴とする音声出力装置。
  3. 前記イヤホン端子におけるデバイスの接続の有無を検出する接続検出手段を備え、
    前記音声信号出力手段は、
    前記接続検出手段が、前記イヤホン端子にデバイスが接続されていないことを検出している場合には、前記リモコン信号受信手段が受信した切り替え信号にかかわらず、前記スピーカのみを音声信号の出力先とする請求項2に記載の音声出力装置。
  4. 前記音声信号出力手段は、
    前記音声信号増幅手段と前記スピーカとの間を電気的に開閉する第1開閉手段と、
    前記音声信号増幅手段と前記イヤホンとの間を電気的に開閉する第2開閉手段と、
    前記第1開閉手段が開で前記第2開閉手段が閉の状態と、前記第1開閉手段が閉で前記第2開閉手段が開の状態と、を交互に切り替えるように、前記第1開閉手段及び前記第2開閉手段を制御する制御手段と、を備えた請求項2に記載の音声出力装置。
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