JP2007116397A - 音響機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】音声出力端子に接続したヘッドホンやイヤホンからの音声出力とスピーカからの音声出力とを切り替える際の操作性を向上し得る音響装置を提供する。
【解決手段】スピーカ16と、ヘッドホン4の接続端子を接続可能なジャック18と、スピーカ16およびジャック18に対する音声信号Svの出力を制御する音声出力制御部15とを備え、音声出力制御部15は、接続端子とジャック18とが接続されている状態においてリモコン3を用いた所定の操作が行われたときに、スピーカ16に対して音声信号Svを出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、スピーカと、ヘッドホンやイヤホンの接続端子を接続可能な音声出力端子と、スピーカおよび音声出力端子に対する音声信号の出力を制御する制御部とを備えた音響装置に関するものである。
スピーカと、ヘッドホンやイヤホンのプラグ(接続端子)を接続可能なジャック(音声出力端子)とを備えた音響機器では、一般的に、プラグがジャックに接続されている状態では、ジャックを介してヘッドホンから音声が出力されると共に、スピーカに対する音声信号の出力が停止される。一方、この種の音響機器において、予め設定した時刻に電源が投入されるタイマ機能を有しているものが従来から知られている。この音響装置では、タイマ機能を用いて所望の時刻に音響機器から音声を出力させることで、音響装置を例えば「目覚まし」として利用することが可能となっている。しかしながら、この種の音響装置では、上記したように、一般的に、プラグがジャックに接続されている状態では、スピーカに対する音声信号の出力が停止されるため、プラグを抜き忘れたときには、スピーカからは音声が出力されずに「目覚まし」として機能しないという不都合が生じる。この問題点を解決可能な手段として、特開平7−334980号に開示されたテレビジョン受像機が知られている。このテレビジョン受像機では、タイマによって電源がオンとなったときには、イヤホン端子にイヤホンのプラグが接続されているか否かに拘わらずスピーカから音声が出力される。このため、プラグをイヤホン端子から抜き忘れたとしても、このテレビジョン受像機を「目覚まし」として確実に機能させることが可能となっている。
特開平7−334980号公報(第3−5頁、第1−3図)
ところが、従来のテレビジョン受像機には、以下の問題点がある。すなわち、従来のテレビジョン受像機では、タイマによって電源がオンとなったときに限り、イヤホン端子にプラグが接続されている状態におけるスピーカからの音声出力が可能となっている。このため、イヤホン端子にプラグを接続したまま電源をオフにして次にリモコンの電源キーを用いて電源をオンした際には、そのままの状態ではスピーカからは音声が出力されない。したがって、この際に、スピーカからの音声出力を希望するときには、テレビジョン受像機に近づいてプラグを抜き取る必要がある。また、例えば、イヤホンを用いて番組を視聴している途中で、イヤホンからの音声出力に代えてスピーカからの音声出力を希望するときにも、同様にしてテレビジョン受像機に近づいてプラグを抜き取る必要がある。したがって、このテレビジョン受像機には、イヤホンからの音声出力とスピーカからの音声出力とを切り替える際の操作が煩雑であるという問題点が存在する。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、音声出力端子に接続したヘッドホンやイヤホンからの音声出力とスピーカからの音声出力とを切り替える際の操作性を向上し得る音響装置を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく本発明に係る音響装置は、スピーカと、ヘッドホンまたはイヤホンの少なくとも一方の接続端子を接続可能な音声出力端子と、前記スピーカおよび前記音声出力端子に対する音声信号の出力を制御する制御部とを備えた音響装置であって、前記制御部は、前記接続端子と前記音声出力端子とが接続されている状態において操作部を用いた所定の操作が行われたときに、前記スピーカに対して前記音声信号を出力する。
また、本発明に係る音響装置は、スピーカと、ヘッドホンまたはイヤホンの少なくとも一方の接続端子を接続可能な音声出力端子と、前記スピーカおよび前記音声出力端子に対する音声信号の出力を制御する制御部とを備えた音響装置であって、前記制御部は、前記接続端子と前記音声出力端子とが接続されている状態において操作部を用いた所定の操作が行われたときに、前記スピーカおよび前記音声出力端子に対する前記音声信号の出力または出力停止を規定した複数の音声出力モードで当該音声信号の出力を制御する。
この音響装置では、接続端子と音声出力端子とが接続されている状態において操作部を用いた所定の操作が行われたときに、制御部が、スピーカおよび音声出力端子に対する音声信号の出力または出力停止を規定した複数の音声出力モードで音声信号の出力を制御してスピーカおよび音声出力端子に対して音声信号を出力する。このため、電源キーを用いて電源をオンしたときにはジャックからプラグを引き抜かない限りスピーカから音声を出力させることができない従来のテレビジョン受像機とは異なり、接続端子と音声出力端子とを接続させたままの状態においても、操作部を用いた所定の操作を行うだけでスピーカから音声を出力させることができる。したがって、この音響装置によれば、接続端子を介して音声出力端子に接続したヘッドホンまたはイヤホンからの音声出力とスピーカからの音声出力とを切り替える際の操作性を十分に向上させることができる。
また、本発明に係る音響装置は、上記の音響装置において、前記制御部は、前記接続端子と前記音声出力端子とが接続されている状態において、前記スピーカに対する前記音声信号の出力を停止すると共に前記音声出力端子に対して当該音声信号を出力する第1音声出力モード、前記スピーカおよび前記音声出力端子の双方に対して前記音声信号を出力する第2音声出力モード、並びに前記スピーカに対して前記音声信号を出力すると共に前記音声出力端子に対する当該音声信号の出力を停止する第3音声出力モードを前記所定の操作に従って順次切り替えると共に当該切り替えた音声出力モードで当該音声信号の出力を制御する。
この音響装置では、制御部が、操作部を用いた所定の操作に従って第1音声出力モード、第2音声出力モードおよび第3音声出力モードを順次切り替えると共に、切り替えた音声出力モードで音声信号の出力を制御する。このため、接続端子と音声出力端子とを接続させたままの状態で、スピーカからの音声出力、ヘッドホンまたはイヤホンからの音声出力、並びにスピーカおよびヘッドホンまたはイヤホンの双方からの音声出力を操作部を用いた所定の操作だけで容易に切り替えることができる。
また、本発明に係る音響装置は、上記の音響装置において、前記制御部は、前記接続端子と前記音声出力端子との接続が解除されたときに、前記スピーカに対して前記音声信号を出力すると共に前記音声出力端子に対する当該音声信号の出力を停止する。
この音響装置では、接続端子と音声出力端子との接続が解除されたときに、制御部が、スピーカに対して音声信号を出力すると共に音声出力端子に対する音声信号の出力を停止する。このため、接続端子と音声出力端子との接続状態における音声信号の出力先がいずれであるかに拘わらず、接続端子を音声出力端子から引き抜いて両者の接続を解除するだけで、スピーカから音声を確実に出力させることができる。
また、本発明に係る音響装置は、上記の音響装置において、前記制御部は、前記接続端子と前記音声出力端子とが接続されたときに、前記スピーカに対する前記音声信号の出力を停止すると共に前記音声出力端子に対して当該音声信号を出力する。
この音響装置では、接続端子と音声出力端子とが接続されたときに、制御部が、スピーカに対する音声信号の出力を停止すると共に音声出力端子に対して音声信号を出力する。このため、接続端子と音声出力端子とを接続させるだけで、接続端子を介して音声出力端子に接続されているヘッドホンまたはイヤホンから音声を確実に出力させることができる。
以下、本発明に係る音響装置の最良の形態について、添付図面を参照して説明する。図1に示すプロジェクションテレビ(以下、単に「テレビ」ともいう)1は、本発明に係る音響装置を備えたテレビの一例であって、同図に示すように、本体部2およびリモコン3を備えて構成されている。本体部2は、チューナ11、映像音声処理部12、映像出力部13、表示部14、音声出力制御部15、スピーカ16、接続検出部17、ジャック18、キー入力処理部19および主制御部20を備えている。この場合、音声出力制御部15、スピーカ16、接続検出部17、キー入力処理部19および主制御部20によって本発明に係る音響装置が構成される。
チューナ11は、一例として、BSデジタル放送、110度CSデジタル放送、地上デジタル放送および地上アナログ放送等の各種放送信号を受信可能に構成されて、主制御部20の制御に従い、所定のチャンネルを選局してそのチャンネルの映像音声信号Saを図外のアンテナで受信した放送波から抽出して映像音声処理部12に出力する。映像音声処理部12は、主制御部20の制御に従い、チューナ11から出力された映像音声信号Saに基づく映像信号Dpおよび音声信号Dvを映像出力部13および音声出力制御部15にそれぞれ出力する。映像出力部13は、主制御部20の制御に従い、映像音声処理部12から出力された映像信号Dpをテレビ映像Pt(図2参照)の表示用の映像信号Spに変換して表示部14に出力する。表示部14は、一例として、光学エンジンおよびスクリーンパネル(いずれも図示せず)を備え、映像出力部13から出力された映像信号Spに対応する映像を表示する。具体的には、この表示部14は、出力された映像信号Spに基づいて光源ランプからの投射光を光変調してスクリーンパネルに背面側から投射することで各種映像を表示する。この場合、上記の光学エンジンは、例えば、光変調素子(一例として、デジタルマイクロミラーデバイスや液晶ライトバルブ)と、投射レンズ(いずれも図示せず)とを備えて構成されている。また、光源ランプは、一例として、メタルハライドランプや高圧水銀ランプで構成されて、光源ランプ駆動制御部から供給される光源ランプ駆動パルスによって点灯させられて、白色の投射光を射出する。
音声出力制御部15は、本発明における制御部に相当し、映像音声処理部12から出力された音声信号Dvを増幅すると共に、増幅後の音声信号Svの出力を制御する。具体的には、音声出力制御部15は、ヘッドホン4のプラグ4a(図2参照)がジャック18に挿入されて両者が接続されたときには、図3に示す音声出力モード切替処理40を実行することにより、スピーカ16に対する音声信号Svの出力を停止(出力off)すると共にジャック18に対して音声信号Svを出力(出力on)する第1音声出力モードで音声信号Svの出力を制御する。また、音声出力制御部15は、プラグ4aがジャック18に接続されている状態において後述するリモコン3の音声出力モード切替キー33に対応する赤外線信号Siが出力されたときには、図5に示す音声出力モード切替処理50を実行することにより、上記した第1音声出力モード、および次に説明する第2音声出力モード〜第4音声出力モードの4つ(本発明における複数の一例)の音声出力モードのうちのいずれかの音声出力モードで音声信号Svの出力を制御する。この場合、音声出力制御部15は、第2音声出力モードで音声信号Svの出力を制御する際には、スピーカ16およびジャック18の双方に対して音声信号Svを出力する。また、音声出力制御部15は、第3音声出力モードで音声信号Svの出力を制御する際には、スピーカ16に対して音声信号Svを出力すると共にジャック18に対する音声信号Svの出力を停止し、第4音声出力モードで音声信号Svの出力を制御する際には、スピーカ16およびジャック18の双方に対する音声信号Svの出力を停止する。さらに、音声出力制御部15は、ジャック18に接続されていたプラグ4aが引き抜かれて両者の接続が解除されたときには、図4に示す音声出力モード切替処理70を実行することにより、上記した第3音声出力モードで音声信号Svの出力を制御する。
スピーカ16は、音声出力制御部15から出力された音声信号Svに基づく音声を出力する。なお、本明細書における「音声」には、人の声のみならず、鳥の鳴き声、風の音および音楽等の各種の「音」が含まれる。接続検出部17は、例えば、図2に示すヘッドホン4のプラグ4aがジャック18に接続されているときに検出信号Sdを音声出力制御部15に出力し、プラグ4aがジャック18から抜き取られているとき(接続が解除されているとき)に検出信号Sdの出力を停止する。ジャック18は、本発明における音声出力端子に相当し、図2に示すように、テレビ1の正面パネルに取り付けられている。また、ジャック18は、同図に示すヘッドホン4のプラグ4aを接続可能に構成されて、接続されているプラグ4aに対して音声出力制御部15からの音声信号Svを出力する。キー入力処理部19は、リモコン3から出力される赤外線信号Siを受光して復調信号Scを出力する受光部19aを備えて構成され、受光部19aからの復調信号Scに対応する(つまりリモコン3の操作キーに対応する)操作信号Soを主制御部20に出力する。主制御部20は、キー入力処理部19から出力された操作信号Soに従い、チューナ11、映像音声処理部12、映像出力部13および音声出力制御部15を制御する。
リモコン3は、本発明における操作部に相当し、図2に示すように、本体部2とは別体に形成されている。また、リモコン3は、電源キー31、12個のチャンネル指定キー32および音声出力モード切替キー33などの各種操作キーが配列されて構成され、これらの操作キーが操作されたときに、各操作キーに対応する赤外線信号Siを出力(送信)する。
次に、テレビ1の全体的な動作について、図面を参照して説明する。なお、初期状態では、テレビ1のジャック18には、ヘッドホン4のプラグ4a(図2参照)が接続されていないものとする。このテレビ1では、リモコン3の電源キー31が操作されたときに、表示部14の光学エンジンに電源が供給されて、光源が発光する。また、主制御部20が、チューナ11を制御して、直前の電源切断時に選局されていたチャンネル(例えばチャンネルCH3)の映像音声信号Saを抽出させる。次いで、チューナ11が、主制御部20の制御に従ってチャンネルCH3の映像音声信号Saを映像音声処理部12に出力する。続いて、映像音声処理部12が、映像音声信号Saに基づく映像信号Dpおよび音声信号Dvを映像出力部13および音声出力制御部15にそれぞれ出力する。
次いで、映像出力部13が、映像信号Dpをテレビ映像Ptの表示用の映像信号Spに変換して表示部14に出力する。続いて、表示部14の光学エンジンが、光源からの光を映像信号Spに基づいて投射光に変調してスクリーンパネルに投射する。これにより、図2に示すように、チャンネルCH3のテレビ映像Ptが表示部14に表示される。また、音声出力制御部15が、音声信号Dvを直前の電源切断時に設定されていた音量レベルとなるように増幅して、増幅後の音声信号Svをスピーカ16に出力する。これにより、音声信号Svに基づく音声がスピーカ16から出力される。
次に、例えば、図2に示すヘッドホン4を用いて音声を聴く際には、テレビ1の正面パネルに取り付けられたジャック18にヘッドホン4のプラグ4aを接続する。この際に、接続検出部17がジャック18とプラグ4aとの接続を検出して検出信号Sdを音声出力制御部15に出力する。これに応じて、音声出力制御部15は、図3に示す音声出力モード切替処理40を実行する。この音声出力モード切替処理40では、音声出力制御部15は、スピーカ16に対する音声信号Svの出力を停止すると共に、ジャック18に対して音声信号Svを出力する(ステップ41)。つまり、音声出力制御部15は、第1音声出力モードで音声信号Svの出力を制御する。次いで、音声出力制御部15は、現在の音声出力モードが第1音声出力モードである旨を示す例えばフラグ「1」を図外のメモリに記憶させて(ステップ42)、この音声出力モード切替処理40を終了する。これにより、スピーカ16からの音声出力が停止すると共に、音声信号Svに基づく音声がヘッドホン4から出力される。
ここで、このテレビ1では、ヘッドホン4のプラグ4aをジャック18に接続したままの状態において、上記した4つの音声出力モードの中から任意の音声出力モードを選択する(切り替える)ことが可能となっている。この音声出力モードを切り替えるときには、図2に示すリモコン3における音声出力モード切替キー33の操作(本発明における操作部を用いた所定の操作)を行う。この際に、リモコン3が、音声出力モード切替キー33に対応する赤外線信号Siを出力する。次いで、キー入力処理部19の受光部19aが赤外線信号Siを受光して復調信号Scを出力する。また、キー入力処理部19が、その復調信号Scに対応する操作信号Soを主制御部20に出力し、主制御部20がその操作信号Soに従って音声出力制御部15に制御信号Seを出力する。これに応じて、音声出力制御部15は、図5に示す音声出力モード切替処理50を実行する。
この音声出力モード切替処理50では、音声出力制御部15は、検出信号Sdが接続検出部17から出力されているか否か、つまりプラグ4aがジャック18に接続されているか否かを判別する(ステップ51)。この場合、プラグ4aがジャック18に接続されているため、音声出力制御部15は、音声出力モードを示すフラグの数値を1だけ繰り上げて(ステップ52)、その数値のフラグを図外のメモリに記憶する。この際に、上記したように、プラグ4aがジャック18に接続された際に、音声出力モードのフラグが1に設定されているため、繰り上げ後の音声出力モードのフラグは2となる(第2音声出力モードに設定される)。続いて、音声出力制御部15は、音声出力モードのフラグが2であるか否かを判別する(ステップ53)。この場合、音声出力モードのフラグが2であるため、音声出力制御部15は、第2音声出力モードで音声信号Svの出力を制御することにより、音声信号Svに基づく音声をスピーカ16およびヘッドホン4の双方から出力させる(ステップ54)。次いで、音声出力制御部15は、現在の音声出力モードが第2音声出力モードである旨を示すフラグ2を図外のメモリに記憶させて、音声出力モード切替処理50を終了する。
次いで、リモコン3の音声出力モード切替キー33を再度操作した際には、音声出力制御部15は、音声出力モード切替処理50を実行する。この場合、音声出力制御部15は、上記と同様にして、ステップ51を実行した後にステップ52を実行する。この場合、音声出力モードのフラグが2に設定されているため、繰り上げ後の音声出力モードのフラグは3となる(第3音声出力モードに設定される)。続いて、音声出力制御部15は、音声出力モードのフラグが2であるか否かを判別する(ステップ53)。この場合、音声出力モードのフラグが2ではないため、音声出力制御部15は、音声出力モードのフラグが3であるか否かを判別する(ステップ55)。この場合、音声出力モードのフラグが3であるため、音声出力制御部15は、第3音声出力モードで音声信号Svの出力を制御することにより、音声信号Svに基づく音声をスピーカ16から出力させると共に、ヘッドホン4からの音声出力を停止させる(ステップ56)。次いで、音声出力制御部15は、現在の音声出力モードが第3音声出力モードである旨を示すフラグ3を図外のメモリに記憶させて、音声出力モード切替処理50を終了する。
次に、リモコン3の音声出力モード切替キー33を再度操作した際には、音声出力制御部15は、音声出力モード切替処理50を実行する。この場合、音声出力制御部15は、上記と同様にして、ステップ51を実行した後にステップ52を実行する。この場合、音声出力モードのフラグが3に設定されているため、繰り上げ後の音声出力モードのフラグは4となる(第4音声出力モードに設定される)。次いで、音声出力制御部15は、ステップ53において音声出力モードのフラグが2ではないと判別し、ステップ55において音声出力モードのフラグが3ではないと判別して、続いて、音声出力モードのフラグが4であるか否かを判別する(ステップ57)。この場合、音声出力モードのフラグが4であるため、音声出力制御部15は、第4音声出力モードで音声信号Svの出力を制御することにより、スピーカ16およびヘッドホン4の双方からの音声出力を停止させる(ステップ58)。次いで、音声出力制御部15は、現在の音声出力モードが第4音声出力モードである旨を示すフラグ4を図外のメモリに記憶させて、音声出力モード切替処理50を終了する。
次に、リモコン3の音声出力モード切替キー33を再度操作した際には、音声出力制御部15は、音声出力モード切替処理50を実行する。この場合、音声出力制御部15は、上記と同様にして、ステップ51を実行した後にステップ52を実行する。この場合、第4音声出力モードに設定されているため、ステップ52においてそのまま繰り上げを行ったときには繰り上げ後の音声出力モードのフラグが5となり、対応する音声出力モードが存在しないこととなる。このため、音声出力制御部15は、繰り上げ後の音声出力モードのフラグが5となるときには、そのフラグを1に変更する(第1音声出力モードに設定する)。次いで、音声出力制御部15は、ステップ53において音声出力モードのフラグが2ではないと判別し、ステップ55において音声出力モードのフラグが3ではないと判別し、続いて、音声出力モードのフラグが4であるか否かを判別する(ステップ57)。この場合、音声出力モードのフラグが4ではないため、音声出力制御部15は、第1音声出力モードで音声信号Svの出力を制御することにより、スピーカ16からの音声出力を停止させると共に、音声信号Svに基づく音声をヘッドホン4から出力させる(ステップ59)。次いで、音声出力制御部15は、現在の音声出力モードが第1音声出力モードである旨を示すフラグ1を図外のメモリに記憶させて、音声出力モード切替処理50を終了する。以下、音声出力制御部15は、ジャック18にプラグ4aが接続されている状態においてリモコン3の音声出力モード切替キー33が操作される度に、上記した音声出力モード切替処理50のステップ51〜59を実行する。このため、音声出力モード切替キー33を繰り返して操作することで、第1音声出力モード〜第4音声出力モードで音声信号Svに基づく音声の出力および出力停止が行われる。
次に、ジャック18に接続されているプラグ4aを引き抜いたときには、接続検出部17が検出信号Sdの出力を停止する。これに応じて、音声出力制御部15は、図4に示す音声出力モード切替処理70を実行する。この音声出力モード切替処理70では、音声出力制御部15は、スピーカ16に対して音声信号Svを出力すると共に、ジャック18に対する音声信号Svの出力を停止する(ステップ71)。つまり、音声出力制御部15は、第3音声出力モードで音声信号Svの出力を制御する。次いで、音声出力制御部15は、現在の音声出力モードが第3音声出力モードである旨を示すフラグ3を図外のメモリに記憶させて(ステップ72)、この音声出力モード切替処理70を終了する。これにより、音声信号Svに基づく音声がスピーカ16から出力されると共に、ヘッドホン4からの音声出力が停止する。
また、このテレビ1では、ジャック18にプラグ4aが接続されていない状態では、上記したリモコン3の音声出力モード切替キー33が「ミュートキー」として機能する。具体的には、プラグ4aがジャック18に接続されていない状態において、音声出力モード切替キー33が操作されたときには、音声出力制御部15は、音声出力モード切替処理50のステップ51において、プラグ4aがジャック18に接続されていないと判別し、次いで、スピーカ16に対する音声信号Svの出力が停止しているか否かを判別する(ステップ60)。この際に、スピーカ16に対する音声信号Svの出力が停止されていないとき、つまりスピーカ16から音声が出力されているときには、音声出力制御部15は、スピーカ16に対する音声信号Svの出力を停止(ミュート)し、音声出力モードを4に設定して(ステップ61)、音声出力モード切替処理50を終了する。一方、ステップ60において、スピーカ16に対する音声信号Svの出力が停止されているとき、つまりスピーカ16から音声が出力されていないときには、音声出力制御部15は、スピーカ16に対して音声信号Svを出力(ミュートを解除)し、音声出力モードを3に設定して(ステップ62)、音声出力モード切替処理50を終了する。
このように、このテレビ1によれば、ヘッドホン4のプラグ4aがジャック18に接続されている状態において音声出力モード切替キー33の操作が行われたときに、音声出力制御部15が、第2音声出力モードまたは第3音声出力モードで音声信号Svの出力を制御してスピーカ16に対して音声信号Svを出力することにより、電源キーを用いて電源をオンしたときにはジャックからプラグを引き抜かない限りスピーカから音声を出力させることができない従来のテレビジョン受像機とは異なり、プラグ4aをジャック18に接続したままの状態においても、音声出力モード切替キー33を操作するだけでスピーカ16から音声を出力させることができる。したがって、このテレビ1によれば、プラグ4aを介してジャック18に接続したヘッドホン4からの音声出力とスピーカ16からの音声出力とを切り替える際の操作性を十分に向上させることができる。
また、プラグ4aとジャック18とが接続されている状態において音声出力モード切替キー33の操作が行われたときに、音声出力制御部15が、第1音声出力モード、第2音声出力モードおよび第3音声出力モードを音声出力モード切替キー33の操作に従って順次切り替えると共に、切り替えた音声出力モードで音声信号Svの出力を制御することにより、プラグ4aをジャック18に接続したままの状態で、スピーカ16からの音声出力、ヘッドホン4からの音声出力、並びにスピーカ16およびヘッドホン4の双方からの音声出力を音声出力モード切替キー33の操作だけで容易に切り替えることができる。
また、プラグ4aとジャック18との接続が解除されたときに、音声出力制御部15が、スピーカ16に対して音声信号Svを出力すると共にジャック18に対する音声信号Svの出力を停止することにより、プラグ4aをジャック18に接続している状態における音声出力モードに拘わらず、プラグ4aをジャック18から引き抜くだけで、スピーカ16から音声を確実に出力させることができる。
また、プラグ4aとジャック18とが接続されたときに、音声出力制御部15が、スピーカ16に対する音声信号Svの出力を停止すると共にジャック18に対して音声信号Svを出力することにより、プラグ4aをジャック18に接続するだけで、プラグ4aを介してジャック18に接続されているヘッドホン4から音声を確実に出力させることができる。
なお、本発明は、上記の構成に限定されない。例えば、光学エンジンおよびスクリーンパネルを備えて表示部14を構成した例について上記したが、表示部として、CRT、液晶表示パネルおよびプラズマディスプレイ等を採用することもできる。また、テレビに限定されず、ステレオやラジオ等の各種の音響機器に本発明を適用することができる。また、音声出力モード切替キー33がミュートキーとしても機能する例について上記したが、ミュートキーを音声出力モード切替キー33とは別に設ける構成を採用することもできる。また、カーソルキー等の他の操作キーを音声出力モード切替キーとして機能させる構成を採用することもできる。また、テレビ1に備えられているリモコン3からの赤外線信号Siに従って音声出力制御部15が各種の処理を実行する例について上記したが、外部装置のリモコンや汎用のリモコンからの赤外線信号Si、或いは本体の操作部からの操作に従って各種の処理を実行するように音声出力制御部15を構成することもできる。また、ヘッドホン4を用いる例について上記したが、ヘッドホン4に代えて、イヤホンを用いることもできる。
テレビ1の構成を示すブロック図である。 テレビ1およびヘッドホン4の正面図である。 音声出力モード切替処理40のフローチャートである。 音声出力モード切替処理70のフローチャートである。 音声出力モード切替処理50のフローチャートである。
符号の説明
1 テレビ、3 リモコン、4 ヘッドホン、4a 接続端子プラグ、15 音声出力制御部、16 スピーカ、18 ジャック、33 音声出力モード切替キー、So 操作信号、Sv 音声信号

Claims (5)

  1. スピーカと、ヘッドホンまたはイヤホンの少なくとも一方の接続端子を接続可能な音声出力端子と、前記スピーカおよび前記音声出力端子に対する音声信号の出力を制御する制御部とを備えた音響装置であって、
    前記制御部は、前記接続端子と前記音声出力端子とが接続されている状態において操作部を用いた所定の操作が行われたときに、前記スピーカに対して前記音声信号を出力する音響装置。
  2. スピーカと、ヘッドホンまたはイヤホンの少なくとも一方の接続端子を接続可能な音声出力端子と、前記スピーカおよび前記音声出力端子に対する音声信号の出力を制御する制御部とを備えた音響装置であって、
    前記制御部は、前記接続端子と前記音声出力端子とが接続されている状態において操作部を用いた所定の操作が行われたときに、前記スピーカおよび前記音声出力端子に対する前記音声信号の出力または出力停止を規定した複数の音声出力モードで当該音声信号の出力を制御する音響装置。
  3. 前記制御部は、前記接続端子と前記音声出力端子とが接続されている状態において、前記スピーカに対する前記音声信号の出力を停止すると共に前記音声出力端子に対して当該音声信号を出力する第1音声出力モード、前記スピーカおよび前記音声出力端子の双方に対して前記音声信号を出力する第2音声出力モード、並びに前記スピーカに対して前記音声信号を出力すると共に前記音声出力端子に対する当該音声信号の出力を停止する第3音声出力モードを前記所定の操作に従って順次切り替えると共に当該切り替えた音声出力モードで当該音声信号の出力を制御する請求項2記載の音響装置。
  4. 前記制御部は、前記接続端子と前記音声出力端子との接続が解除されたときに、前記スピーカに対して前記音声信号を出力すると共に前記音声出力端子に対する当該音声信号の出力を停止する請求項1から3のいずれかに記載の音響装置。
  5. 前記制御部は、前記接続端子と前記音声出力端子とが接続されたときに、前記スピーカに対する前記音声信号の出力を停止すると共に前記音声出力端子に対して当該音声信号を出力する請求項1から4のいずれかに記載の音響装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2031895A3 (en) * 2007-08-28 2012-12-05 Sony Corporation Audio signal transmitting apparatus, audio signal receiving apparatus, audio signal transmission system, audio signal transmission method, and program

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