JP2007259037A - テレビ - Google Patents

テレビ Download PDF

Info

Publication number
JP2007259037A
JP2007259037A JP2006080424A JP2006080424A JP2007259037A JP 2007259037 A JP2007259037 A JP 2007259037A JP 2006080424 A JP2006080424 A JP 2006080424A JP 2006080424 A JP2006080424 A JP 2006080424A JP 2007259037 A JP2007259037 A JP 2007259037A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
volume
output
mute
key
sound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006080424A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Ozawa
孝 小沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2006080424A priority Critical patent/JP2007259037A/ja
Publication of JP2007259037A publication Critical patent/JP2007259037A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Stereophonic System (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】音声出力の再開時に意図しない大音量で音声が出力される事態を回避し得るテレ
ビを提供する。
【解決手段】ミュート解除処理時(音声出力の再開時)においてミュート音量から出力音
量を上昇させる(消音状態を解除する:ステップ54,62)制御部を備え、制御部は、
ミュート状態に移行する直前の第1の音量が予め設定された第2の音量以上のときに(ス
テップ60)、ミュート解除処理時において、第1の音量よりも低音量であって予め設定
された第3の音量まで出力音量を上昇させる(ステップ61,62)。
【選択図】図3

Description

本発明は、音声ミュート機能を有するテレビに関するものである。
この種のテレビとして、音声ミュート処理を実行する音量制御装置が搭載されたテレビ
が特開平5−122097号公報に開示されている。このテレビでは、音声ミュートキー
の操作に伴って操作部(操作卓)からキー入力信号が出力されたときに、制御部(マイコ
ン)が音声ミュート回路を制御することによって音声増幅回路からの音声信号の出力を停
止させる(ミュートさせる)。この状態において、例えば音量アップキーが操作されたと
きには、制御部は、操作部からのキー入力信号に従って音声ミュート回路を制御すること
により、音声増幅回路からの音声信号の出力を再開させる(ミュートを解除させる)。一
方、音量ダウンキーが操作されたときには、制御部は、まず、音量ダウンキーが押圧操作
され続けている時間に応じて、音声出力再開時における出力音量の設定値を低下させ、音
量ダウンキーの押圧操作が解除された時点において、音声ミュート回路を制御して上記の
設定値で音声が出力されるように音声増幅回路からの音声信号の出力を再開させる。
特開平5−122097号公報(第2−3頁)
ところが、従来のテレビには、以下の問題点がある。すなわち、従来のテレビでは、音
声の出力を停止している状態において音量ダウンキーが操作されたときに、制御部が、音
声ミュートキーの操作時点における音量まで直ちに出力音量を上昇させずに、音量ダウン
キーが押圧操作され続けている時間に応じて音声出力再開時における出力音量の設定値を
低下させた後に音声の出力を再開させる構成が採用されている。これにより、会話の妨げ
となるような大音量で音声の出力が再開される事態を回避することが可能となっている。
しかしながら、従来のテレビでは、音声信号の出力を停止している状態において、上記の
操作方法を知らない者が出力音量を上昇させようとして音量アップキーを操作したときに
は、音声ミュートキーの操作時点における大音量で音声の出力が再開される。この場合、
テレビの本体部に配設されている音量アップキーを操作したときには、リモコンの音量ア
ップキーを操作したときよりも本体部のスピーカに近い分だけ一層大音量で音声の出力が
再開されたように感じられて不快な思いをすることとなる。このように、従来のテレビに
は、操作に不慣れな者のキー操作によって音声出力を再開させるときに、意図しない大音
量で音声が出力されるという問題点がある。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、音声出力の再開時に意図しない
大音量で音声が出力される事態を回避し得るテレビを提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく本発明に係るテレビは、ミュート解除処理時においてミュート音
量から出力音量を上昇させる制御部を備え、前記制御部は、ミュート状態に移行する直前
の第1の音量が予め設定された第2の音量以上のときに、前記ミュート解除処理時におい
て、当該第1の音量よりも低音量であって予め設定された第3の音量まで前記出力音量を
上昇させる。なお、本発明における「ミュート音量」は、無音状態(消音状態)に限定さ
れず、電話の着信音や来客の有無を確認し得る程度の十分に低い音量が含まれる。
このテレビによれば、ミュート状態に移行する直前の第1の音量が予め規定された第2
の音量以上のときに、ミュート解除処理時において、第1の音量よりも低音量であって第
3の音量まで出力音量を上昇させることにより、ミュート状態に移行する直前の出力音量
が大音量だったとしてもミュート状態の解除時においてその出力音量で音声の出力が再開
される構成とは異なり、ミュート状態に移行する直前の出力音量が大きいときには、その
大きな出力音量よりも小さい出力音量で音声の出力が開始されるため、意図しない大音量
で音声の出力が再開される事態を回避することができる。
また、本発明に係るテレビは、前記第3の音量が前記第2の音量よりも低音量に設定さ
れている。
このテレビによれば、第3の音量を第2の音量よりも低音量に設定したことにより、ミ
ュート状態に移行する直前の出力音量が大きいときには、予め規定されたある程度小さな
出力音量(第3の音量)で音声の出力が開始されるため、意図しない大音量で音声の出力
が再開される事態を回避することができる。
さらに、本発明に係るテレビは、前記ミュート解除処理時において、前記制御部が、前
記出力音量を前記第3の音量まで上昇させた後に、当該出力音量を前記第1の音量まで徐
々に上昇させる。
このテレビによれば、ミュート解除処理時において、出力音量を第3の音量まで上昇さ
せた後に、出力音量を第1の音量まで徐々に上昇させることにより、ミュート状態の解除
直後において大音量での音声が出力される事態を回避しつつ、その後に遠隔操作装置等を
操作することなく、ミュート状態に移行する直前の出力音量に自動的に復帰させることが
できる。
また、本発明に係るテレビは、前記出力音量を上昇または低下させる旨の遠隔操作装置
からの信号を受信したときに、前記ミュート解除処理時において、前記制御部が、前記第
3の音量を経由させずに前記出力音量を前記第1の音量まで上昇させる。
このテレビによれば、出力音量を上昇または低下させる旨の遠隔操作装置からの信号を
受信したときに、第3の音量を経由させずに出力音量を第1の音量まで上昇させることに
より、本体部から遠く離れた位置において遠隔操作装置を操作してミュート状態を解除す
るときには、ミュート状態に移行する直前の出力音量で音声の出力を開始すると共に、例
えば、本体部に近い位置において本体部の操作部を操作してミュート状態を解除するとき
には、ミュート状態に移行する直前の大音量で音声の出力を開始させることなく、ある程
度小さな出力音量で音声の出力を再開することができる。
以下、本発明に係るテレビの最良の形態について、添付図面を参照して説明する。図1
に示すテレビ1は、テレビ映像等の表示および映像に対応する音声の出力が可能に構成さ
れたリアプロジェクション型のテレビであって、本体部2とテレビ1専用のリモコン3と
を備えている。この場合、リモコン3は、本発明における遠隔操作装置の一例であって、
図2に示すように、電源キー41、チャンネルアップキー42a、チャンネルダウンキー
42b、ボリュームアップキー43a、ボリュームダウンキー43b、消音キー44およ
びメニューキー45などの各種操作キーが配列されて構成されている。また、リモコン3
は、上記の各種キーのキー操作に対応して操作内容を特定可能な赤外線信号Siを出力す
る。
一方、図1に示すように、テレビ1の本体部2は、選局処理部11、プリセットデータ
記憶部12、チューナ13、映像音声処理部14、音声信号出力部15、スピーカ16、
映像信号出力部17、表示部18、音量データ記憶部19、制御部20、操作部21、受
光部22およびキー入力処理部23を備えている。選局処理部11は、制御部20の制御
に従ってチューナ13を制御することにより、指定されたチャンネルを受信させて放送信
号Sbを出力させる。プリセットデータ記憶部12は、電源遮断時に表示しているチャン
ネルについてのチャンネル情報(次回の電源投入時に表示すべきチャンネルについての情
報)などを記憶する。チューナ13は、選局処理部11の制御に従い、指定されたチャン
ネルの放送信号Sbを映像音声処理部14に出力する。映像音声処理部14は、一例とし
てIF回路、音声検波回路、映像検波回路およびA/D変換部(いずれも図示せず)など
を備え、チューナ13から出力された放送信号Sbに基づく音声信号Ss1および映像信
号Sp1を音声信号出力部15および映像信号出力部17に出力する。
音声信号出力部15は、映像音声処理部14から出力された音声信号Ss1を制御部2
0の制御に従って増幅して音声信号Ss2としてスピーカ16に出力する。スピーカ16
は、音声信号出力部15から出力された音声信号Ss2の信号レベルに応じた出力音量で
音声信号Ss2に対応する音声を出力する。なお、本明細書における「音声」には、人の
声のみならず、鳥の鳴き声、風の音および音楽等の各種の「音」が含まれる。映像信号出
力部17は、映像音声処理部14から出力された映像信号Sp1に対する映像処理を実行
して表示用の映像信号Sp2を生成して表示部18に出力する。表示部18は、光学エン
ジンおよびスクリーンパネル等(図示せず)を備え、映像信号出力部17から出力された
映像信号Sp2に基づく各種画像を表示する。具体的には、表示部18は、出力された映
像信号Sp2に基づいて光変調した投射光をスクリーンパネルに背面側から投射すること
で各種画像をスクリーンパネルに表示する。この場合、上記の光学エンジンは、例えば、
光源と、光変調素子(一例として、デジタルマイクロミラーデバイスや液晶ライトバルブ
)と、投射レンズ(いずれも図示せず)とを備えて構成されている。
音量データ記憶部19は、音量データDvを記憶する。この場合、音量データDvは、
後述するキー入力処理50においてスピーカ16からの音声の出力を消音状態(本発明に
おけるミュート状態の一例)に設定する際に(音声をミュートする際:ミュート状態に移
行する際)、その直前においてスピーカ16から出力されている音声の出力音量を特定可
能に制御部20によって生成される。制御部20は、テレビ1を総括的に制御する。具体
的には、制御部20は、リモコン3や操作部21の各キー操作に応じてキー入力処理部2
3から出力される制御信号Scに従い、後述するように、図3に示すキー入力処理50を
実行する。また、制御部20は、選局処理部11を制御して指定されたチャンネルを受信
させると共に、映像音声処理部14を制御して音声信号Ss1および映像信号Sp1を生
成させる処理を実行する。
操作部21は、図2に示すように、電源キー31、チャンネルアップキー32a、チャ
ンネルダウンキー32b、ボリュームアップキー33a、ボリュームダウンキー33bお
よび消音キー34を備え、これらの操作に対応する操作信号Soをキー入力処理部23に
出力する。受光部22は、上記のリモコン3から出力される赤外線信号Siを受信して操
作信号Soに変換してキー入力処理部23に出力する。キー入力処理部23は、操作部2
1および受光部22から出力された操作信号Soに基づいて制御信号Scを生成し、生成
した制御信号Scを制御部20に出力する。
次に、テレビ1の全体的な動作について、図面を参照して説明する。このテレビ1では
、リモコン3または操作部21の電源キー31,41が操作された際に、チューナ13が
選局処理部11の制御に従って直前の電源遮断時に選局されていたチャンネル(プリセッ
トデータ記憶部12に記憶されているチャンネル情報に対応するチャンネル)を受信して
映像音声処理部14に放送信号Sbを出力する。これに応じて、映像音声処理部14が、
放送信号Sbに基づく音声信号Ss1を音声信号出力部15に出力すると共に映像信号S
p1を映像信号出力部17に出力する。この際に、音声信号出力部15は、制御部20の
制御に従い、映像音声処理部14から出力された音声信号Ss1を所定の出力音量となる
ように増幅して音声信号Ss2としてスピーカ16に出力する。また、映像信号出力部1
7は、映像音声処理部14から出力された映像信号Sp1に基づいて表示用の映像信号S
p2を生成して表示部18に出力する。これにより、図2に示すように、テレビ映像Pt
が表示部18のスクリーンパネルに表示されると共に、テレビ映像Ptに対応する音声が
所定の出力音量でスピーカ16から出力される。
この際に、例えば電話の着信などに応じて音声の出力を一時的に停止させるときには、
一例として、リモコン3の消音キー44を操作する。これに応じて、リモコン3から消音
キー44の操作に応じた赤外線信号Siが出力されると共に、この赤外線信号Siを受信
した受光部22から操作信号Soがキー入力処理部23に出力され、キー入力処理部23
から制御信号Scが制御部20に出力される。一方、制御信号Scを受信した制御部20
は、図3に示すキー入力処理50を開始する。
このキー入力処理50では、制御部20は、まず、キー入力処理部23から出力された
制御信号Scに基づき、操作されたキーが消音キー34,44のいずれかのキーか、それ
以外のキーであるかを判別する(ステップ51)。この際には、消音キー44が操作され
たと判別し、テレビ1が消音状態(ミュート状態)であるか否かを判別する(ステップ5
2)。次いで、制御部20は、消音状態ではないと判別し、消音キー44の操作時点にお
ける出力音量(本発明における「ミュート状態に移行する直前の第1の音量」の一例)の
値(一例として、40段階の音量のうちの25段階目)を音量データDvとして音量デー
タ記憶部19に記憶させる。続いて、音声信号出力部15に制御信号Sdを出力すること
によってスピーカ16からの音声の出力を停止させて(音声の出力状態を消音状態に設定
:本発明における「ミュート状態」への移行:ステップ53)、このキー入力処理50を
終了する。これにより、音声信号出力部15からの音声信号Ss2の信号の出力が停止さ
れてスピーカ16からの音声の出力が停止する(消音状態となる)。この場合、音声出力
の停止(ミュート状態への移行)については、リモコン3の消音キー44のみならず、操
作部21の消音キー34を操作した際にも、制御部20によって上記の一例の処理と同じ
処理が実行される。
一方、通話が完了して音声の出力を再開する際には、一例として、リモコン3の消音キ
ー44を再び操作する。これに応じて、キー入力処理部23から出力された制御信号Sc
を受信した制御部20がキー入力処理50を開始する。この際に、制御部20は、操作さ
れたキーが消音キー44であり(ステップ51)、テレビ1が消音状態(ミュート状態)
であると判別する(ステップ52)。次いで、制御部20は、音量データ記憶部19から
音量データDvを読み出して、消音状態に設定する以前の出力音量(この例は、25段階
目)でスピーカ16から音声を出力させるように音声信号出力部15に対して制御信号S
dを出力し(消音状態の解除:本発明におけるミュート解除処理:ステップ54)、この
キー入力処理50を終了する。これにより、音声信号出力部15からの音声信号Ss2の
出力が再開されてスピーカ16から25段階目の音量(消音状態に設定される以前と同じ
出力音量)で音声が出力される。この場合、音声出力の再開(消音状態の解除)について
は、リモコン3の消音キー44のみならず、操作部21の消音キー34を操作した際にも
、制御部20によって上記の一例の処理と同じ処理が実行される。
また、このテレビ1では、音声出力を再開する際に、上記のような消音キー34,44
の操作のみならず、リモコン3のボリュームアップキー43aおよびボリュームダウンキ
ー43bのいずれかを操作することで消音状態を解除することもできる。具体的には、リ
モコン3のボリュームアップキー43aおよびボリュームダウンキー43bのいずれかを
操作した際に、キー入力処理部23から出力された制御信号Scを受信した制御部20が
(本発明における「出力音量を上昇または低下させる旨の遠隔操作装置からの信号を受信
したとき」の一例)、キー入力処理50を開始する。この際に、制御部20は、操作され
たキーが消音キー34,44ではなく(ステップ51)、リモコン3の音量調整キーが操
作されたと判別する(ステップ55)。
次いで、制御部20は、テレビ1が消音状態(ミュート状態)であるか否かを判別し(
ステップ56)、消音状態でないときには、操作されたキーに応じて出力音量を調整して
(出力音量を1段階低下または上昇させて:ステップ57)このキー入力処理50を終了
する。一方、テレビ1が消音状態(ミュート状態)のときには(ステップ56)、音量デ
ータ記憶部19から読み出した音量データDvに基づき、消音状態に設定する以前の出力
音量(この例は、25段階目)でスピーカ16から音声を出力させるように音声信号出力
部15に対して制御信号Sdを出力し(消音状態の解除:ステップ54)、このキー入力
処理50を終了する。これにより、音声信号出力部15からの音声信号Ss2の出力が再
開され、後述するようにして本発明における第3の音量を経由することなく直接的に25
段階目の音量(消音状態に設定される以前と同じ出力音量)でスピーカ16から音声が出
力される。
一方、消音キー34,44の操作によって消音状態に設定されているときに、本体部2
の操作部21におけるボリュームアップキー33aやボリュームダウンキー33bが操作
されたときには、制御部20は、消音状態に設定した際の出力音量(音量データ記憶部1
9に記憶させた音量データDvに対応する出力音量)に応じて、以下のようにして消音状
態を解除する。まず、操作部21のボリュームアップキー33aが操作されたときに、キ
ー入力処理部23から出力された制御信号Scを受信した制御部20がキー入力処理50
を開始する。この際に、制御部20は、操作されたキーが消音キー34,44や、リモコ
ン3の音量調整キー(ボリュームアップキー43aおよびボリュームダウンキー43b)
ではないと判別し(ステップ51,55)、操作部21の音量調整キー(この例では、ボ
リュームアップキー33a)が操作されたと判別する(ステップ58)。
次いで、制御部20は、テレビ1が消音状態(ミュート状態)であるか否かを判別し(
ステップ59)、消音状態でないときには、操作されたキーに応じて出力音量を調整して
(出力音量を1段階低下または上昇させて:ステップ57)このキー入力処理50を終了
する。一方、テレビ1が消音状態(ミュート状態)のときには(ステップ59)、音量デ
ータ記憶部19から読み出した音量データDvに基づき、消音状態に設定する以前の出力
音量が、予め規定された所定の出力音量(一例として、40段階の音量のうちの15段階
目:本発明における第2の音量の一例)以上であるか否かを判別する(ステップ60)。
この際に、消音状態に設定する以前の出力音量が例えば40段階のうちの10段階目の
音量のとき(消音状態に設定する以前の出力音量が所定音量未満のとき)には、制御部2
0は、10段階目の音量でスピーカ16から音声を出力させるように音声信号出力部15
に対して制御信号Sdを出力し(消音状態の解除:ステップ54)、このキー入力処理5
0を終了する。これにより、音声信号出力部15からの音声信号Ss2の出力が再開され
てスピーカ16から10段階目の音量(消音状態に設定される以前と同じ出力音量)で音
声が出力される。なお、上記の所定の出力音量(この例では、15段階目の音量)につい
ては、図示しない動作条件設定画面を表示させて数値入力することにより、任意に設定(
変更)することができる。
一方、消音状態に設定する以前の出力音量が例えば40段階のうちの25段階目の音量
のとき(消音状態に設定する以前の出力音量が所定の出力音量よりも大きいとき)には(
ステップ60)、制御部20は、消音状態の解除時に音声の出力を再開する際の出力音量
を予め規定された再開音量(一例として、40段階のうちの20段階目:本発明における
第3の音量の一例)に変更した後に(ステップ61)、変更した20段階目の音量でスピ
ーカ16から音声を出力させるように音声信号出力部15に対して制御信号Sdを出力す
る(消音状態の解除:本発明におけるミュート解除処理:ステップ62)。これにより、
音声信号出力部15からの音声信号Ss2の出力が再開されてスピーカ16から20段階
目の音量(消音状態に設定される以前と同じ出力音量)で音声が出力される。
続いて、制御部20は、20段階目の音量での音声出力を再開した後に所定時間(一例
として、5秒)が経過した時点において、音声信号出力部15に制御信号Sdを出力する
ことにより、一例として、1秒につき1段階のペースで25段階目の音量(消音状態に設
定する以前の出力音量)まで出力音量を徐々に上昇させる音量復帰処理を実行し(本発明
における第3の音量を経由した後に第1の音量まで上昇させる方法の一例:ステップ63
)、このキー入力処理50を終了する。なお、上記の再開音量(この例では、20段階目
の音量)については、図示しない動作条件設定画面を表示させて数値入力することにより
、任意に設定(変更)することができる。
また、このテレビ1では、消音状態に設定されている場合、操作部21におけるチャン
ネルアップキー32aまたはチャンネルダウンキー32bが操作されたときと、リモコン
3におけるチャンネルアップキー42aまたはチャンネルダウンキー42bが操作された
ときとで、以下のように、チャンネル変更時の制御が相違する。
具体的には、消音状態において操作部21におけるチャンネルアップキー32aまたは
チャンネルダウンキー32bが操作されたときには、制御部20は、操作されたキーが、
消音キー34,44、ボリュームアップキー43a、ボリュームダウンキー43b、ボリ
ュームアップキー33a、ボリュームダウンキー33bのいずれでもなく、例えば、チャ
ンネルアップキー32aが操作されたと判別する(ステップ51,55,58)。この際
には、選局処理部11を制御して、1つ上のチャンネルをチューナ13に受信させると共
に、上記のステップ61以降の処理と同様の処理を実行する(ステップ64)。
この際に、例えば、消音状態に設定する以前の出力音量が例えば40段階のうちの25
段階目の音量のとき(消音状態に設定する以前の出力音量が所定の出力音量よりも大きい
とき)には(ステップ60)、制御部20は、消音状態の解除時に音声の出力を再開する
際の音量を20段階目に変更した後に、変更した20段階目の音量でスピーカ16から音
声を出力させるように音声信号出力部15を制御する。これにより、スピーカ16から2
0段階目の音量で新たなチャンネルの音声が出力される。次いで、制御部20は、音声の
出力を再開した後に所定時間が経過した時点において、音声信号出力部15を制御して2
5段階目の音量(消音状態に設定する以前の出力音量)まで出力音量を徐々に上昇させ、
このキー入力処理50を終了する。
一方、消音状態においてリモコン3におけるチャンネルアップキー42aまたはチャン
ネルダウンキー42bが操作されたときには、制御部20は、操作されたキーが、消音キ
ー34,44、ボリュームアップキー43a、ボリュームダウンキー43b、ボリューム
アップキー33a、ボリュームダウンキー33bのいずれでもなく、例えば、チャンネル
アップキー42aが操作されたと判別する(ステップ51,55,58)。この際には、
選局処理部11を制御して、1つ上のチャンネルをチューナ13に受信させると共に、音
量データ記憶部19から読み出した音量データDvに基づき、消音状態に設定する以前の
出力音量(この例は、25段階目)でスピーカ16から音声を出力させるように音声信号
出力部15に対して制御信号Sdを出力し(ステップ64)、このキー入力処理50を終
了する。これにより、音声信号出力部15からの音声信号Ss2の出力が再開されてスピ
ーカ16から25段階目の音量(消音状態に設定される以前と同じ出力音量)で新たなチ
ャンネルの音声が出力される。
このように、このテレビ1によれば、ミュート状態に移行する直前の第1の音量(一例
として、40段階のうちの25段階目の音量)が第2の音量(一例として、15段階目の
音量)以上のときに、ミュート解除処理時において、第1の音量よりも低音量であって第
3の音量(一例として、20段階目の音量)まで音量を上昇させることにより、ミュート
状態に移行する直前の出力音量が大音量だったとしてもミュート状態の解除時においてそ
の出力音量で音声の出力が再開される構成とは異なり、ミュート状態に移行する直前の出
力音量が大きいときには、その大きな出力音量よりも小さい出力音量で音声の出力が開始
されるため、意図しない大音量で音声の出力が再開される事態を回避することができる。
また、このテレビ1によれば、本発明における第3の音量を本発明における第2の音量
よりも低音量に設定したことにより、ミュート状態に移行する直前の出力音量が大きいと
きには、予め規定されたある程度小さな出力音量(第3の音量)で音声の出力が開始され
るため、意図しない大音量で音声の出力が再開される事態を回避することができる。
さらに、このテレビ1によれば、ミュート解除処理時において、出力音量を第3の音量
まで上昇させた後に、出力音量を第1の音量まで徐々に上昇させることにより、ミュート
状態の解除直後において大音量での音声が出力される事態を回避しつつ、その後にリモコ
ン3や操作部21を操作することなく、ミュート状態に移行する直前の出力音量に自動的
に復帰させることができる。
また、このテレビ1によれば、出力音量を上昇または低下させる旨のリモコン3等から
の赤外線信号Si(制御信号Sc)を受信したときに、第3の音量を経由させずに出力音
量を第1の音量まで上昇させることにより、テレビ1の本体部2(スピーカ16)から遠
く離れた位置においてリモコン3等を操作してミュート状態を解除するときには、ミュー
ト状態に移行する直前の出力音量で音声の出力を開始すると共に、例えば、本体部2(ス
ピーカ16)に近い位置において操作部21を操作してミュート状態を解除するときには
、ミュート状態に移行する直前の大音量で音声の出力を開始させることなく、ある程度小
さな出力音量で音声の出力を再開することができる。
なお、本発明は、上記の構成に限定されない。例えば、リアプロジェクション型のテレ
ビについて上記したが、液晶表示器、プラズマ表示器および有機EL表示器等の各種表示
器を備えたテレビに本発明を適用することができる。この場合、本発明におけるテレビと
しては、表示器とチューナとが別体に構成された各種テレビが含まれる。また、モニター
(チューナを備えていない表示装置)に本発明を適用することもできる。
テレビ1の構成を示すブロック図である。 テレビ1およびリモコン3の正面図である。 キー入力処理50のフローチャートである。
符号の説明
1 テレビ、2 本体部、3 リモコン、15 音声信号出力部、16 スピーカ,1
9 音量データ記憶部、20 制御部、21 操作部、22 受光部、23 キー入力処
理部、33a,43a ボリュームアップキー、33b,43b ボリュームダウンキー
、34,44 消音キー、50 キー入力処理、Dv 音量データ、Sc,Sd 制御信
号、Si 赤外線信号、So 操作信号

Claims (4)

  1. ミュート解除処理時においてミュート音量から出力音量を上昇させる制御部を備え、
    前記制御部は、ミュート状態に移行する直前の第1の音量が予め設定された第2の音量
    以上のときに、前記ミュート解除処理時において、当該第1の音量よりも低音量であって
    予め設定された第3の音量まで前記出力音量を上昇させるテレビ。
  2. 前記第3の音量は、記第2の音量よりも低音量に設定されている請求項1記載のテレビ
  3. 前記制御部は、前記ミュート解除処理時において、前記出力音量を前記第3の音量まで
    上昇させた後に、当該出力音量を前記第1の音量まで徐々に上昇させる請求項1または2
    記載のテレビ。
  4. 前記制御部は、前記出力音量を上昇または低下させる旨の遠隔操作装置からの信号を受
    信したときに、前記ミュート解除処理時において、前記第3の音量を経由させずに前記出
    力音量を前記第1の音量まで上昇させる請求項1から3いずれかに記載のテレビ。
JP2006080424A 2006-03-23 2006-03-23 テレビ Withdrawn JP2007259037A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006080424A JP2007259037A (ja) 2006-03-23 2006-03-23 テレビ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006080424A JP2007259037A (ja) 2006-03-23 2006-03-23 テレビ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007259037A true JP2007259037A (ja) 2007-10-04

Family

ID=38632833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006080424A Withdrawn JP2007259037A (ja) 2006-03-23 2006-03-23 テレビ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007259037A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010200013A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Konami Digital Entertainment Co Ltd 音声再生装置、再生方法、ならびにプログラム
JP2013206497A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Panasonic Corp 車載用電子機器
JP2016171428A (ja) * 2015-03-12 2016-09-23 ソニー株式会社 情報処理装置、通信システム、情報処理方法およびプログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010200013A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Konami Digital Entertainment Co Ltd 音声再生装置、再生方法、ならびにプログラム
JP2013206497A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Panasonic Corp 車載用電子機器
JP2016171428A (ja) * 2015-03-12 2016-09-23 ソニー株式会社 情報処理装置、通信システム、情報処理方法およびプログラム
US10477268B2 (en) 2015-03-12 2019-11-12 Sony Corporation Information processing apparatus, communication system, information processing method and non-transitory computer readable medium

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI487388B (zh) 音量控制方法及具有自動音量調整功能的電子裝置
WO2005122558A1 (ja) 画質制御装置、その方法、画質処理装置、それらのプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体
US8520863B2 (en) Image display device, projector, control method, and information storage medium
US6441868B1 (en) Image reproducing apparatus having a screen blanking function and a screen blanking method using the same
JP2007259037A (ja) テレビ
JP2005244684A (ja) 画像表示装置
JP2006295428A (ja) テレビ
JP2007134930A (ja) 液晶テレビジョン
JP2007251733A (ja) テレビ
JP2006140866A (ja) 電子機器
JP2006067490A (ja) 音声出力装置
KR101479778B1 (ko) 전자기기 및 그 동작 방법
JP2007116397A (ja) 音響機器
JP2007281569A (ja) 電源制御装置、電源制御方法およびテレビ
JP2007151074A (ja) 音量調整装置
JP2011103505A (ja) 画像表示装置および制御方法
JP2006313962A (ja) テレビ
JP2008067263A (ja) 音量調節装置
JP2006313961A (ja) テレビ
KR20090075255A (ko) 텔레비전의 빠른 온/오프 방법
JP2006101088A (ja) 表示装置およびテレビ
KR200346508Y1 (ko) 오디오출력제어장치
JP2000236454A (ja) リモコン装置
KR980013330A (ko) 텔레비젼에서의 수상관 구동 제어 방법
JP2007150404A (ja) テレビ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20090602