JP4171922B2 - ミュート装置、液晶ディスプレイテレビ、及びミュート方法 - Google Patents

ミュート装置、液晶ディスプレイテレビ、及びミュート方法 Download PDF

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    • H04M1/82Line monitoring circuits for call progress or status discrimination

Description

本発明は、電気電子機器が出力する内部音声をミュートするミュート装置、当該ミュート装置を備えた液晶ディスプレイテレビ、及びミュート方法に関する。
放送された映像をディスプレイに表示させ、視聴するテレビは、娯楽番組、映画、或いはニュースなどを視聴する基幹メディアとして、一般家庭に広く普及して久しい。そして、生活水準の向上と共に、画面の大型化が進んでいる。しかし、従来より長らく主流となっている、ブラウン管を用いたテレビは、その構造上、奥行き寸法、重量、或いは消費電力といった点で問題を抱え、画面の大型化に限界が来つつあった。
一方、近年になって、電子、半導体、或いは材料技術等の向上により、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイといった、ブラウン管とは全く異なる新たな表示デバイスが開発されている。こうした表示デバイスは、従来のブラウン管と比較すると薄型であることから、一般にフラットディスプレイパネルと総称されることが多い。
フラットディスプレイパネルは、テレビ用途向けでは、技術開発の伸展や量産効果と共に低コスト化と大型化が可能となり、TV放送のデジタル化に伴う買い替え需要や日本の狭い住宅事情とも合致して、従来のブラウン管方式にとって替わり、市場が大きく拡大している。
ところで、上述のフラットディスプレイパネルテレビをはじめとするテレビ受像機においては、視聴時には、当然のことながら音声が出力されているため、その音声レベルによっては、外部の音声が聞き取りにくくなることがあった。
例えば、テレビ受像機の視聴時に、電話がかかってきたような場合、その呼び出し音が聞こえず、電話に出られないことがあったり、或いは、電話に出た後、相手の声が聞き取りにくく、通話がスムーズに行えないといったような問題が生じることがあった。又、こうした電話に関する場合以外にも、人に話しかけられたのに気づかなかったり、会話がスムーズにできなかったり、或いはインターホンの呼び出し音が聞こえなかったり、といった外部の音声が聞き取りにくくなる、種々の問題が生じることがあった。
そこで従来より、テレビ受像機には、上述した電話をする場合のように外部の音声を聞き取る必要がある場合には、ワンタッチ操作で、当該テレビ受像機本体から出力されている内部音声を消音したり、或いは音量を下げることができる、所謂ミュート装置が備えられるようになっていた。これによれば、確かに簡単な操作で内部音声を、外部音声の聞き取りに支障のない状態に容易に設定できる。
しかしながら、この方法では、ミュート操作自体は視聴者自身が判断して行わねばならず、前述したような電話の呼び出し音が聞こえず、電話に出られない、或いはインターホンの呼び出し音が聞こえないといったような、視聴者自身が気づかないような場合には、全く対応できなかった。又、必要時の度にミュート操作を行わねばならず、視聴者にとっては煩雑であった。
そこで、従来、こうしたテレビ受像機のミュート操作の問題を解決する技術として、以下のような従来技術が開示されている。
即ち、特開2002−158942号公報(特許文献1)では、電話がかかってきた時に視聴者がテレビのミュート操作を行うと、自動的にその電話の着信音を登録し、以後、電話がかかってくると、自動的にミュートされるようにしている。
特開2002−158942号公報
前記特許文献1の構成によれば、確かに、ミュート操作の煩雑性は解消できる。しかしながら、登録時後の電話の着信音の判別は、集音部で集音した音声に、登録されている電話機の着信音が含まれているか否かで判別している。
この集音部で集音する音声には、テレビ受像機自身が出力する内部音声も含まれることになる。従って、例えば、もし当該内部音声内に、電話機の着信音が含まれている場合には、実際には電話の着信音が無いにもかかわらず、電話の着信があったものと判断し、ミュート操作が自動的に行われてしまうことになっていた。
尚、こうした問題は、テレビ受像機に限ったものではなく、例えばステレオ、或いはラジオ等のテレビ受像機以外の音声出力を伴う電気電子機器においても、同様である。
本発明は、上記問題にかんがみてなされたもので、テレビ受像機等の音声出力を伴う電気電子機器において、自身が出力する内部音声に影響されることなく、電話の呼び出し音等の特定の外部音声のみに基づき、正確に内部音声の出力を自動的にミュートすることで、特定の外部音声の聞き取りを容易化せしめるミュート装置、当該ミュート装置を備えた液晶ディスプレイテレビ、及びミュート方法を提供することを目的とする。
上記問題を解決する為に請求項1に記載の発明は、外部から入力された映像信号に基づいて所定の映像を液晶ディスプレイパネルに表示し、視聴する液晶ディスプレイテレビにおいて、当該液晶ディスプレイテレビは外部音声に基づいて出力する内部音声をミュートするミュート装置を有し、 当該ミュート装置は、外部音声を入力する外部音声入力装置と、内部音声のみを入力する内部音声入力装置と、前記外部音声入力装置で入力された外部音声と、前記内部音声入力装置で入力された内部音声とを比較し、前記外部音声内に前記内部音声が含まれる場合に当該内部音声成分を除去して出力する内部音声マスク手段と、前記内部音声マスク手段から出力される音声のうち、特定の周波数の音声のみを抽出し出力するバンドパスフィルタ回路と、前記バンドパスフィルタ回路で抽出する周波数を選択し設定する周波数設定手段と、前記バンドパスフィルタ回路から出力される音声を入力し、入力レベルが予め設定された基準以上か否かを判別し、基準以上である場合にはオン信号を出力する入力レベル比較手段と、前記入力レベル比較手段のオン信号を入力し、内部音声の出力を消音、或いは一定レベルに抑制して、ミュートする音声制御手段とを備えて成り、前記内部音声マスク手段は、前記外部音声入力装置からの外部音声、及び前記内部音声入力装置からの内部音声が入力されると、両音声レベルを合わせた上、前記内部音声の逆位相を生起し、当該逆位相内部音声と前記外部音声とを重畳して前記内部音声のレベルを下げることで前記外部音声から前記内部音声成分を除去し、前記周波数設定手段は、OSDにより液晶画面内に、電話呼び出し音、女性の声、男性の声、インターホン呼び出し音、火災報知器警報音、ガス漏れ報知器警報音等のメニューテキストリストを表示し、視聴者に選択させることで前記バンドパスフィルタ回路が抽出する、選択されたメニューに対応する音声周波数帯域を設定し、前記音声制御手段は、前記内部音声マスク手段により前記内部音声成分が除去された前記外部音声から前記バンドパスフィルタ回路により抽出された、選択されたメニューに対応する周波数帯域の音声レベルが、基準以上の音声レベルである場合に内部音声の出力を自動的にミュートすることで、選択された前記メニューの外部音声の聞き取りを容易化せしめる構成としている。
上記のように構成した請求項1に記載の発明によれば、前記液晶ディスプレイテレビは、前記外部音声入力装置で入力された外部音声から前記内部音声入力装置で入力された内部音声が除去され、内部音声の影響が排除された音声内に、前記周波数設定手段で視聴者により予め設定されたメニューに対応する音声周波数帯域が含まれている場合には、内部音声の出力を前記音声制御手段により自動的にミュートし、前記メニューの外部音声の聞き取りを容易化する。
請求項2に記載の発明は、音声の出力を伴う電気電子機器に備えられるミュート装置において、
当該ミュート装置は、
外部音声を入力する外部音声入力装置と、
内部音声のみを入力する内部音声入力装置と、
前記外部音声入力装置で入力された外部音声と、前記内部音声入力装置で入力された内部音声とを比較し、前記外部音声内に前記内部音声が含まれる場合に当該内部音声成分を除去して出力する内部音声マスク手段と、
前記内部音声マスク手段から出力される音声のうち、特定の周波数の音声のみを抽出し出力するバンドパスフィルタ回路と、
前記バンドパスフィルタ回路で抽出する周波数を選択し設定する周波数設定手段と、
前記バンドパスフィルタ回路から出力される音声を入力し、入力レベルが予め設定された基準以上か否かを判別し、基準以上である場合にはオン信号を出力する入力レベル比較手段と、
前記入力レベル比較手段のオン信号を入力し、内部音声の出力を消音、或いは一定レベルに抑制して、ミュートする音声制御手段とを備えて成り、
前記内部音声マスク手段は、前記外部音声入力装置からの外部音声、及び前記内部音声入力装置からの内部音声が入力されると、両音声レベルを合わせた上、前記内部音声の逆位相を生起し、当該逆位相内部音声と前記外部音声とを重畳して前記内部音声のレベルを下げることで前記外部音声から前記内部音声成分を除去し、
前記周波数設定手段は、OSDにより液晶画面内に、電話呼び出し音、女性の声、男性の声、インターホン呼び出し音、火災報知器警報音、ガス漏れ報知器警報音等のメニューテキストリストを表示し、視聴者に選択させることで前記バンドパスフィルタ回路が抽出する、選択されたメニューに対応する音声周波数帯域を設定し、
前記音声制御手段は、前記内部音声マスク手段により前記内部音声成分が除去された前記外部音声から前記バンドパスフィルタ回路により抽出された、選択されたメニューに対応する周波数帯域の音声レベルが、基準以上の音声レベルである場合に内部音声の出力を自動的にミュートする構成としている。
上記のように構成した請求項2に記載の発明によれば、前記電気電子機器に備えられたミュート装置は、前記外部音声入力装置で入力された外部音声から前記内部音声入力装置で入力された内部音声が除去され、内部音声の影響が排除された音声内に、予め設定した特定の種類の外部音声がある場合には、内部音声の出力を自動的にミュートする。
請求項に記載の発明によれば、前記液晶ディスプレイテレビは、前記外部音声入力装置で入力された外部音声から前記内部音声入力装置で入力された内部音声が除去され、内部音声の影響が排除された音声内に、前記周波数設定手段で視聴者により予め設定されたメニューに対応する音声周波数帯域が含まれている場合には、内部音声の出力を前記音声制御手段により自動的にミュートし、前記メニューの外部音声の聞き取りを容易化する。
よって、前記液晶ディスプレイテレビ自身が出力する内部音声に影響されることなく、正確且つ容易に、視聴者により予め設定されたメニューに対応する外部音声の聞き取りを容易化せしめる液晶ディスプレイテレビを提供できる。
請求項2に記載の発明によれば、前記電気電子機器に備えられたミュート装置は、前記外部音声入力装置で入力された外部音声から前記内部音声入力装置で入力された内部音声が除去され、内部音声の影響が排除された音声内に、予め設定した特定の種類の外部音声がある場合には、内部音声の出力を自動的にミュートする。
よって、前記電気電子機器自身が出力する内部音声に影響されることなく、正確且つ容易に、予め設定した外部音声の聞き取りを容易化せしめるミュート装置を提供できる。
さらに請求項に記載の発明によれば、前記電気電子機器に備えられたミュート装置は、前記外部音声入力装置で入力された外部音声から前記内部音声入力装置で入力された内部音声が除去され、内部音声の影響が排除された音声内に、特定の周波数の音声が含まれている場合には、内部音声の出力を前記音声制御手段により自動的にミュートする。
よって、前記電気電子機器自身が出力する内部音声に影響されることなく、正確且つ容易に、特定の周波数の外部音声の聞き取りを容易化せしめるミュート装置を提供できる。
さらに請求項に記載の発明によれば、前記電気電子機器に備えられたミュート装置は、前記外部音声入力装置で入力された外部音声から前記内部音声入力装置で入力された内部音声が除去され、内部音声の影響が排除された音声内に、前記周波数設定手段で設定された周波数が含まれている場合には、内部音声の出力を前記音声制御手段により自動的にミュートする。
よって、内部音声に影響されることなく、正確且つ容易に、予め設定された周波数の外部音声の聞き取りを容易化せしめる液晶ディスプレイテレビを提供できる。
さらに請求項に記載の発明によれば、請求項1同様、前記液晶ディスプレイテレビは、前記外部音声入力装置で入力された外部音声から前記内部音声入力装置で入力された内部音声が除去され、内部音声の影響が排除された音声内に、前記周波数設定手段で視聴者により予め設定されたメニューに対応する音声周波数帯域が含まれている場合には、内部音声の出力を前記音声制御手段により自動的にミュートし、前記メニューの外部音声の聞き取りを容易化する。
よって、前記液晶ディスプレイテレビ自身が出力する内部音声に影響されることなく、正確且つ容易に、視聴者により予め設定されたメニューに対応する外部音声の聞き取りを容易化せしめる液晶ディスプレイテレビを提供できる。
請求項に記載の発明によれば、各ステップを有するフローチャートに従いミュート制御を行うことで、前記効果が得られる。
請求項に記載の発明によれば、請求項4の作用に加え、既にミュートが行われている場合に外部音声の抽出された音声レベルが一定レベルでない場合には、ミュートが自動的に停止される。
よって、既にミュートされている状態で、ミュート動作の継続が不要となった場合には、自動的に内部音声がミュート状態から通常の音声レベルに復帰するので、視聴者は不便無く、容易に視聴を再開することができる。
請求項に記載の発明によれば、前記電気電子機器に用いられるミュート方法は、前記外部音声入力装置で入力された外部音声から前記内部音声入力装置で入力された内部音声が除去され、内部音声の影響が排除された音声内に、特定の周波数の音声が含まれている場合には、内部音声の出力を前記音声制御手段により自動的にミュートする。
よって、前記電気電子機器自身が出力する内部音声に影響されることなく、正確且つ容易に、特定の周波数の外部音声の聞き取りを容易化せしめるミュート方法を提供できる。
以下、本発明を液晶ディスプレイテレビにおいて具体化した実施例について説明する。
図1には、本実施例における液晶ディスプレイテレビ11の概略構成を説明するブロック図を示す。尚、当該液晶ディスプレイテレビ11について、本願発明と直接関連しない構造については、詳細な説明、及び図示を省略する。
同図において、液晶ディスプレイテレビ11は、本体の動作を制御する、ミュート装置を構成するコントローラ11bと、図示していないアンテナで受信されるテレビ放送信号から選択されているチャンネルのテレビ放送信号を抽出し、出力するチューナ11dと、該チューナ11dが出力したテレビ放送信号に基く映像を液晶ディスプレイパネル11eに適宜最適な状態で表示させるために制御処理する映像処理部11fと、該チューナ11dが出力したテレビ放送信号に基く内部音声をスピーカ11gから出力する、後述するミュート装置を構成する音声処理部11hと、前記スピーカ11gから出力される内部音声を入力し、前記音声処理部11hに出力する、後述するミュート装置12を構成する内部音声入力装置としての内部音声マイクロフォン13aと、前記液晶ディスプレイテレビ11の周囲の外部音声を入力し、前記音声処理部11hに出力する、後述するミュート装置12を構成する外部音声入力装置としての外部音声マイクロフォン13bと、リモコン11cから送信されてきた制御コマンドを受信するリモコン受信部11aとを備えている。
前記リモコン11cは、不図示の電源のオン/オフ、チャンネルの切換、音量のアップ/ダウン等の通常行うテレビ各種操作ボタンを備える。前記コントローラ11bは、内部にOSD11b2、CPU11b1、ROM11b3、及びRAM11b4を有し、リモコン受信部11aで受信した制御コマンドに応じて、電源のオン/オフ、チャンネルの切換、音量のアップ/ダウン、及びミュート等のテレビ各種操作機能を制御すると同時に、当該操作のメニューテキスト等を液晶ディスプレイ画面に表示する。尚、液晶ディスプレイテレビ11の各部には、図示していない電源回路から動作電源が供給されている。この電源回路の入力は、商用電源(例えば、AC100V)である。
図2に、前記液晶ディスプレイテレビ11が備えるミュート装置12の概略構成を説明するブロック図を示す。
同図に示すように、前記ミュート装置12は、前記コントローラ11b、前記音声処理部11h、前記内部音声マイクロフォン13aと、前記外部音声マイクロフォン13bとから構成されて成る。
即ち、前記内部音声マイクロフォン13aは前記スピーカ11gに近接して設けられ、当該スピーカ11gから出力される液晶ディスプレイテレビ自身の内部音声のみが集音される。一方、前記外部音声マイクロフォン13bは例えば液晶ディスプレイテレビ11のキャビネット前面上部に設けられ、当該液晶ディスプレイテレビ11の周囲の外部音声が集音される。従って、この外部音声内には、前述した液晶ディスプレイテレビ自身が出力する内部音声も含まれる可能性がある。
前記音声処理部11hは、前記外部音声マイクロフォン13bで入力された外部音声と、前記内部音声マイクロフォン13aで入力された内部音声とを比較し、前記外部音声内に前記内部音声が含まれる場合に当該内部音声成分を除去して出力する内部音声マスク手段14と、前記内部音声マスク手段14から出力される音声のうち、特定の周波数の音声のみを抽出し出力するバンドパスフィルタ回路15と、前記バンドパスフィルタ回路15から出力される音声を入力し、入力レベルが予め設定された基準以上か否かを判別し、基準以上である場合にはオン信号を出力する入力レベル比較手段16とを有している。
前記コントローラ11bは、前記バンドパスフィルタ回路15で抽出する周波数を選択し設定する周波数設定手段、及び前記入力レベル比較手段16のオン信号を入力し、内部音声の出力をミュートする音声制御手段としてのCPU11b1とを備えて成る。
前記内部音声マスク手段14は、前記外部音声マイクロフォン13bからの外部音声、及び前記内部音声マイクロフォン13aからの内部音声が入力されると、両音声レベルを合わせた上、前記内部音声の逆位相を生起し、当該逆位相内部音声と前記外部音声とを重畳して相殺し、前記内部音声のレベルを下げることで前記外部音声から前記内部音声成分を除去する。
前記CPU11b1は、前記OSD11b2により液晶画面内に、例えば電話呼び出し音、女性の声、男性の声、インターホン呼び出し音、火災報知器警報音、ガス漏れ報知器警報音等のメニューテキストリストを表示する。そして、視聴者に前記リモコン操作によって当該リストから所望のメニューを1つ、或いは複数選択させることで前記バンドパスフィルタ回路15が抽出する、選択されたメニューに対応する音声周波数帯域を設定する。
更に、前記CPU11b1は、前記内部音声マスク手段14により前記内部音声成分が除去された前記外部音声から前記バンドパスフィルタ回路15により抽出された、選択されたメニューに対応する周波数帯域の音声レベルが、基準以上の音声レベルである場合に入力される前記入力レベル比較手段16のオン信号を受けて、内部音声の出力を自動的にミュートする。
図3に、上記ミュート装置12の自動ミュート動作を説明するフローチャートを示す。
同図において、ステップ1(S1)では、前記CPU11b1で前記バンドパスフィルタ回路15で抽出する周波数帯域のメニューが設定されているか否かが判別される。その結果、設定されている場合にはステップ2(S2)へ進む一方、設定されていない場合にはステップ1(S1)の判別を繰り返す。
ステップ2では、液晶ディスプレイテレビ11がミュートされているか否かが判別される。その結果、既にミュートされている場合には、自動ミュート動作を終了する一方、ミュートされていない場合には、ステップ3(S3)に進む。
ステップ3(S3)では、前記内部音声マスク手段14で、前記外部音声マイクロフォン13bで入力した外部音声と、前記内部音声マイクロフォン13aで入力した内部音声の音声レベルを合わせ、ステップ4(S4)に進む。
ステップ4(S4)では、前記内部音声マスク手段14で、前記ステップ3(S3)で外部音声と音声レベルの合わされた前記内部音声の位相を反転させた逆位相内部音声を生起し、ステップ5に進む。
ステップ5(S5)では、ステップ4(S4)で生起された前記逆位相内部音声をステップ3(S3)の外部音声に重畳して、外部音声内から内部音声を相殺し、ステップ6(S6)に進む。
ステップ6(S6)では、ステップ5(S5)で内部音声成分が除かれた外部音声から、前記バンドパスフィルタ回路15で、ステップ1(S1)で確認したメニューに対応する周波数帯域を抽出し、ステップ7(S7)に進む。
ステップ7(S7)では、前記入力レベル比較手段16で、ステップ6(S6)で抽出した周波数帯域の音声レベルが基準以上か否かを判別する。その結果、基準以上である場合にはステップ8(S8)に進む一方、基準未満である場合には、ステップ3(S3)を繰り返す。
ステップ8(S8)では、CPU11b1で内部音声をミュートし、自動ミュート動作を終了する。
以上に説明したように、本実施例では、外部音声を入力する外部音声マイクロフォン13bと、内部音声を入力する内部音声マイクロフォン13aとを設け、外部音声から内部音声成分を除去した音声に基づいて、自動的にミュートするか否かを判断するようにした。
従って、自身が出力する内部音声に誤動作されることなく、電話の呼び出し音等の特定の外部音声のみに基づき、正確に内部音声の出力を自動的にミュートすることで、特定の外部音声の聞き取りを容易化せしめるミュート装置、及び当該ミュート装置を備えた液晶ディスプレイテレビを提供し得る。
本実施例では、実施例1で説明した自動ミュート動作の起動のみでなく、当該自動ミュート動作が起動した後の、ミュート動作からの内部音声の自動復帰動作を加えた構成について説明する。
尚、共通の構造については説明を省略する。
図4に、上述したミュート動作からの内部音声の自動復帰動作を加えた、上記ミュート装置の自動ミュート動作を説明するフローチャートを示す。
同図において、ステップ1(S1)〜ステップ8(S8)までは、実施例1と同様であるので説明を省略する。上述したステップ8(S8)において、CPU11b1で内部音声をミュートした後、ステップ9(S9)に進む。
ステップ9(S9)では、外部音声から、前記バンドパスフィルタ回路15で、ステップ6(S6)同様、メニューに対応する周波数帯域を抽出し、ステップ10(S10)に進む。但し、ここで判断する外部音声は、ステップ6(S6)の場合とは異なり、内部音声成分を除いた音声ではなく、前記外部音声マイクロフォン13bで入力した外部音声をそのまま用いる。
これは、当該ステップ9(S9)では、既に内部音声がミュートされた状態となっているため、外部音声マイクロフォン13bで入力した外部音声に、内部音声が含まれる恐れがないためである。
ステップ10(S10)では、前記入力レベル比較手段16で、ステップ9(S9)で抽出した周波数帯域の音声レベルが基準以上か否かを判別する。その結果、基準未満となった場合にはステップ11(S11)に進む一方、基準以上である場合には、ステップ9(S9)を繰り返す。
ステップ11(S11)では、CPU11b1で内部音声のミュート動作を終了し、内部音声を通常のレベルの状態に復帰させ、自動ミュート動作を終了する。
以上に説明したように、本実施例では、実施例1の自動ミュート動作の起動のみでなく、ミュート動作からの自動復帰動作を加えた。従って、自動ミュート動作が起動した後に、通話の終了等、ミュート動作の継続が不要となった場合には、自動的に内部音声がミュート状態から通常の音声レベルに復帰するので、視聴者は不便無く、容易に視聴を再開することができる。しかも、この自動復帰動作の追加は、実施例1に対して新たな部材を何ら追加する必要はなく、単にソフト的な制御の追加のみで対応できるため、コストアップを招くことは無い。
尚、本願発明は各実施例の構成に限定されるものではなく、以下に列記する構成について、適宜変更可能である。
1.各実施例では、ミュート装置を搭載する電気電子機器として、液晶ディスプレイテレビの場合を例に説明したが、これに限定されることはなく、プラズマテレビ、CRTテレビ等のテレビ受像機、更にはステレオ、或いはラジオといったような音声を出力する各種電気電子機器に適用可能である。
2.各実施例では、内部音声を入力する内部音声入力装置として、内部音声マイクロフォンを用いた場合を例に説明したが、これに限定されることは無く、例えばマイクロフォンを用いず、内部音声信号のスピーカへの出力をそのまま内部音声マスク手段に入力するようにしても良い。
この場合、内部音声マイクロフォンが不要化できるため、コストダウンが図れる上、内部音声の入力精度を向上させることができる。
3.各実施例では、前記周波数設定手段により前記バンドパスフィルタ回路で抽出する周波数を視聴者が予め選択し設定する場合を例に説明したが、これに限定されることはなく、周波数設定手段を省略し、例えば電話の着信音、或いはインターホンの呼び出し音等の何れかに固定してしまうようにしても良い。
この場合、ミュート動作を起動する対象音の自由度は無くなるが、コストダウンを図ることができる。勿論、内部音声の影響を排除する効果も引き続き得られる。
4.更に、前記周波数設定手段により前記バンドパスフィルタ回路で抽出する周波数を視聴者が予め選択し設定する構成ではなく、最初だけ、外部音声入力装置からの入力音を用いて、ミュート動作させる対象音を自動的に登録させるようにしても良い。
5.各実施例では、外部音声から内部音声成分を除去する方法として、内部音声の逆位相を重畳して相殺する構成で説明したが、これに限定されることはなく、外部音声から内部音声成分を除去できれば他の、あらゆる方法が適用可能である。
6.各実施例で説明したミュート動作とは、内部音声を完全に消音する場合は勿論のこと、一定レベルまで減音させる構成をも含む概念である。従って、電話の着信があった場合等に自動的に行うミュート動作においては、内部音声の消音の他、視聴者が聞き取りに支障が無い音声レベルまで減音させるようにしても良い。
7.自動ミュートが起動した後、実施例2のステップ9及びステップ10で説明した、自動ミュートが必要な外部音声状態が継続しているか否かの判定の結果、一定時間が経過しても自動ミュートが必要な外部音声状態が継続している場合には、電気電子機器(各実施例では液晶ディスプレイテレビ)自体の起動状態が不要であるとみなし、電源をオフにする動作を加えるようにしても良い。この場合、省電力化を図ることができる。
8.各実施例で説明した構成はミュート装置としてのみならず、ミュート方法としても提供可能であるのは言うまでも無い。
以下、本発明の選択的な一側面の作用について述べる。
本発明の選択的な一側面として、音声の出力を伴う電気電子機器に備えられるミュート装置において、当該ミュート装置は、外部音声を入力する前記外部音声入力装置と、内部音声のみを入力する前記内部音声入力装置と、前記外部音声入力装置で入力された外部音声と、前記内部音声入力装置で入力された内部音声とを比較し、前記外部音声内に前記内部音声が含まれる場合に当該内部音声成分を除去して出力する内部音声マスク手段と、前記内部音声マスク手段から出力される音声のうち、特定の周波数の音声のみを抽出し出力するバンドパスフィルタ回路と、前記バンドパスフィルタ回路から出力される音声を入力し、入力レベルが予め設定された基準以上か否かを判別し、基準以上である場合にはオン信号を出力する入力レベル比較手段と、前記入力レベル比較手段のオン信号を入力し、内部音声の出力をミュートする音声制御手段とを備える構成としてもよい
該構成によれば、前記電気電子機器に備えられたミュート装置は、前記外部音声入力装置で入力された外部音声から前記内部音声入力装置で入力された内部音声が除去され、内部音声の影響が排除された音声内に、特定の周波数の音声が含まれている場合には、内部音声の出力を前記音声制御手段により自動的にミュートする。
本発明の選択的な一側面として、音声の出力を伴う電気電子機器に備えられるミュート装置において、当該ミュート装置は、外部音声を入力する前記外部音声入力装置と、内部音声のみを入力する前記内部音声入力装置と、前記外部音声入力装置で入力された外部音声と、前記内部音声入力装置で入力された内部音声とを比較し、前記外部音声内に前記内部音声が含まれる場合に当該内部音声成分を除去して出力する前記内部音声マスク手段と、前記内部音声マスク手段から出力される音声のうち、特定の周波数の音声のみを抽出し出力する前記バンドパスフィルタ回路と、前記バンドパスフィルタ回路で抽出する周波数を選択し設定する周波数設定手段と、前記バンドパスフィルタ回路から出力される音声を入力し、入力レベルが予め設定された基準以上か否かを判別し、基準以上である場合にはオン信号を出力する前記入力レベル比較手段と、前記入力レベル比較手段のオン信号を入力し、内部音声の出力を消音、或いは一定レベルに抑制して、ミュートする音声制御手段とを備える構成としてもよい
該構成によれば、前記電気電子機器に備えられたミュート装置は、前記外部音声入力装置で入力された外部音声から前記内部音声入力装置で入力された内部音声が除去され、内部音声の影響が排除された音声内に、前記周波数設定手段で設定された周波数が含まれている場合には、内部音声の出力を前記音声制御手段により自動的にミュートする。
本発明の選択的な一側面として、音声の出力を伴う電気電子機器に備えられるミュート装置において、当該電気電子機器は液晶ディスプレイテレビであって、前記ミュート装置は、外部音声を入力する前記外部音声入力装置と、内部音声のみを入力する前記内部音声入力装置と、前記外部音声入力装置で入力された外部音声と、前記内部音声入力装置で入力された内部音声とを比較し、前記外部音声内に前記内部音声が含まれる場合に当該内部音声成分を除去して出力する前記内部音声マスク手段と、前記内部音声マスク手段から出力される音声のうち、特定の周波数の音声のみを抽出し出力する前記バンドパスフィルタ回路と、前記バンドパスフィルタ回路で抽出する周波数を選択し設定する前記周波数設定手段と、前記バンドパスフィルタ回路から出力される音声を入力し、入力レベルが予め設定された基準以上か否かを判別し、基準以上である場合にはオン信号を出力する前記入力レベル比較手段と、前記入力レベル比較手段のオン信号を入力し、内部音声の出力を消音、或いは一定レベルに抑制して、ミュートする音声制御手段とを備えて成り、前記内部音声マスク手段は、前記外部音声入力装置からの外部音声、及び前記内部音声入力装置からの内部音声が入力されると、両音声レベルを合わせた上、前記内部音声の逆位相を生起し、当該逆位相内部音声と前記外部音声とを重畳して前記内部音声のレベルを下げることで前記外部音声から前記内部音声成分を除去し、前記周波数設定手段は、OSDにより液晶画面内に、電話呼び出し音、女性の声、男性の声、インターホン呼び出し音、火災報知器警報音、ガス漏れ報知器警報音等のメニューテキストリストを表示し、視聴者に選択させることで前記バンドパスフィルタ回路が抽出する、選択されたメニューに対応する音声周波数帯域を設定し、前記音声制御手段は、前記内部音声マスク手段により前記内部音声成分が除去された前記外部音声から前記バンドパスフィルタ回路により抽出された、選択されたメニューに対応する周波数帯域の音声レベルが、基準以上の音声レベルである場合に内部音声の出力を自動的にミュートすることで、選択された前記メニューの外部音声の聞き取りを容易化せしめる構成としてもよい
該構成によれば、請求項1同様、前記液晶ディスプレイテレビは、前記外部音声入力装置で入力された外部音声から前記内部音声入力装置で入力された内部音声が除去され、内部音声の影響が排除された音声内に、前記周波数設定手段で視聴者により予め設定されたメニューに対応する音声周波数帯域が含まれている場合には、内部音声の出力を前記音声制御手段により自動的にミュートし、前記メニューの外部音声の聞き取りを容易化する。
本発明の選択的な一側面として、音声の出力を伴う電気電子機器に備えられるミュート装置において、当該ミュート装置は、(1)前記音声制御手段で前記バンドパスフィルタ回路で抽出する周波数帯域のメニューが設定されているか否かが判別し、その結果、設定されている場合にはステップ2へ進む一方、設定されていない場合には判別を繰り返すステップ1と、(2)電気電子機器がミュートされているか否かを判別し、その結果、既にミュートされている場合には、自動ミュート動作を終了する一方、ミュートされていない場合には、ステップ3に進むステップ2と、(3)前記内部音声マスク手段で、前記外部音声入力装置で入力した外部音声と、前記内部音声入力装置で入力した内部音声の音声レベルを合わせるステップ3と、(4)前記内部音声マスク手段で、前記ステップ3で外部音声と音声レベルの合わされた前記内部音声の位相を反転させた逆位相内部音声を生起するステップ4と、(5)前記ステップ4で生起された前記逆位相内部音声を前記ステップ3の外部音声に重畳して、外部音声内から内部音声を相殺するステップ5と、(6)前記ステップ5で内部音声成分が除かれた外部音声から、前記バンドパスフィルタ回路で、前記ステップ1で確認したメニューに対応する周波数帯域を抽出するステップ6と、(7)前記入力レベル比較手段で、前記ステップ6で抽出した周波数帯域の音声レベルが基準以上か否かを判別し、その結果、基準以上である場合にはステップ8に進む一方、基準未満である場合には、前記ステップ3を繰り返すステップ7と、(8)前記音声制御手段で内部音声をミュートし、自動ミュート動作を終了するステップ8の、各ステップを有するフローチャートに従い、選択された前記メニューの外部音声の聞き取りを容易化せしめる構成としてもよい
該構成によれば、各ステップを有するフローチャートに従いミュート制御を行うことで、前述した選択的な一側面と同様の作用が得られる。
本発明の選択的な一側面として、音声の出力を伴う電気電子機器に備えられるミュート装置において、当該ミュート装置は、外部音声を入力する前記外部音声入力装置と、内部音声のみを入力する前記内部音声入力装置と、前記電気電子機器が未だミュートされていない場合に、前記外部音声入力装置で入力された外部音声と、前記内部音声入力装置で入力された内部音声とを比較し、前記外部音声内に前記内部音声が含まれる場合に当該内部音声成分を除去して出力する前記内部音声マスク手段と、前記電気電子機器が未だミュートされていない場合に、前記内部音声マスク手段から出力される音声のうち、特定の周波数の音声のみを抽出し出力する一方、前記電気電子機器が既にミュートされている場合に、前記外部音声入力装置で直接入力された外部音声のうち、特定の周波数の音声のみを抽出し出力する前記バンドパスフィルタ回路と、前記バンドパスフィルタ回路で抽出する周波数を選択し設定する周波数設定手段と、前記バンドパスフィルタ回路から出力される音声を入力し、入力レベルが予め設定された基準以上か否かを判別し、基準以上である場合にはオン信号を出力する前記入力レベル比較手段と、前記電気電子機器が未だミュートされていない場合に、前記入力レベル比較手段のオン信号を入力したら、内部音声の出力を消音、或いは一定レベルに抑制して、ミュートし、前記電気電子機器が既にミュートされている場合に、前記入力レベル比較手段のオン信号を入力したら、引き続き、内部音声の出力を消音、或いは一定レベルに抑制して、ミュートを継続し、同じく前記電気電子機器が既にミュートされている場合に、前記入力レベル比較手段のオン信号が入力されなければ、内部音声の出力を通常状態に復帰させ、ミュートを停止する音声制御手段とを備えて成る構成としてもよい
該構成によれば、既にミュートが行われている場合に外部音声の抽出された音声レベルが一定レベルでない場合には、ミュートが自動的に停止される。
本発明の選択的な一側面として、音声の出力を伴う電気電子機器に用いられ、外部音声に基づいて出力する内部音声をミュートするミュート方法において、当該ミュート方法は、内部音声マスク手段により、外部音声入力装置により入力された外部音声から、内部音声入力装置により入力された内部音声成分を除去した音声に基づき、バンドパスフィルタ回路により特定の周波数の音声のみを抽出し、入力レベル比較手段により、抽出した前記音声のレベルが予め設定された基準以上か否かを判別し、基準以上である場合にはオン信号を出力し、当該オン信号の入力に伴い、音声制御手段により内部音声の出力を自動的にミュートする構成としてもよい
該構成によれば、前記電気電子機器に用いられるミュート方法は、前記外部音声入力装置で入力された外部音声から前記内部音声入力装置で入力された内部音声が除去され、内部音声の影響が排除された音声内に、特定の周波数の音声が含まれている場合には、内部音声の出力を前記音声制御手段により自動的にミュートする。
テレビ受像機等の音声出力を伴う電気電子機器において、自身が出力する内部音声に影響されることなく、電話の呼び出し音等の特定の外部音声のみに基づき、正確に内部音声の出力を自動的にミュートすることで、特定の外部音声の聞き取りを容易化せしめるミュート装置、当該ミュート装置を備えた液晶ディスプレイテレビ、及びミュート方法を提供する。
本発明の実施例1を説明するブロック図である。 本発明の実施例1を説明するブロック図である。 本発明の実施例1を説明するフローチャートである。 本発明の実施例2を説明するフローチャートである。
符号の説明
11…液晶ディスプレイテレビ
11b1…周波数設定手段及び音声制御手段としてのCPU
11b2…OSD
11e…液晶ディスプレイパネル
12…ミュート装置
13a…内部音声入力装置としての内部音声マイクロフォン
13b…外部音声入力装置としての外部音声マイクロフォン
14…内部音声マスク手段
15…バンドパスフィルタ回路
16…入力レベル比較手段

Claims (5)

  1. 外部から入力された映像信号に基づいて所定の映像を液晶ディスプレイパネルに表示し、視聴する液晶ディスプレイテレビにおいて、
    当該液晶ディスプレイテレビは外部音声に基づいて出力する内部音声をミュートするミュート装置を有し、
    当該ミュート装置は、
    外部音声を入力する外部音声入力装置と、
    内部音声のみを入力する内部音声入力装置と、
    前記外部音声入力装置で入力された外部音声と、前記内部音声入力装置で入力された内部音声とを比較し、前記外部音声内に前記内部音声が含まれる場合に当該内部音声成分を除去して出力する内部音声マスク手段と、
    前記内部音声マスク手段から出力される音声のうち、特定の周波数の音声のみを抽出し出力するバンドパスフィルタ回路と、
    前記バンドパスフィルタ回路で抽出する周波数を選択し設定する周波数設定手段と、
    前記バンドパスフィルタ回路から出力される音声を入力し、入力レベルが予め設定された基準以上か否かを判別し、基準以上である場合にはオン信号を出力する入力レベル比較手段と、
    前記入力レベル比較手段のオン信号を入力し、内部音声の出力を消音、或いは一定レベルに抑制して、ミュートする音声制御手段とを備えて成り、
    前記内部音声マスク手段は、前記外部音声入力装置からの外部音声、及び前記内部音声入力装置からの内部音声が入力されると、両音声レベルを合わせた上、前記内部音声の逆位相を生起し、当該逆位相内部音声と前記外部音声とを重畳して前記内部音声のレベルを下げることで前記外部音声から前記内部音声成分を除去し、
    前記周波数設定手段は、OSDにより液晶画面内に、電話呼び出し音、女性の声、男性の声、インターホン呼び出し音、火災報知器警報音、ガス漏れ報知器警報音等のメニューテキストリストを表示し、視聴者に選択させることで前記バンドパスフィルタ回路が抽出する、選択されたメニューに対応する音声周波数帯域を設定し、
    前記音声制御手段は、前記内部音声マスク手段により前記内部音声成分が除去された前記外部音声から前記バンドパスフィルタ回路により抽出された、選択されたメニューに対応する周波数帯域の音声レベルが、基準以上の音声レベルである場合に内部音声の出力を自動的にミュートすることで、選択された前記メニューの外部音声の聞き取りを容易化せしめることを特徴とする、液晶ディスプレイテレビ。
  2. 音声の出力を伴う電気電子機器に備えられるミュート装置において、
    当該ミュート装置は、
    外部音声を入力する外部音声入力装置と、
    内部音声のみを入力する内部音声入力装置と、
    前記外部音声入力装置で入力された外部音声と、前記内部音声入力装置で入力された内部音声とを比較し、前記外部音声内に前記内部音声が含まれる場合に当該内部音声成分を除去して出力する内部音声マスク手段と、
    前記内部音声マスク手段から出力される音声のうち、特定の周波数の音声のみを抽出し出力するバンドパスフィルタ回路と、
    前記バンドパスフィルタ回路で抽出する周波数を選択し設定する周波数設定手段と、
    前記バンドパスフィルタ回路から出力される音声を入力し、入力レベルが予め設定された基準以上か否かを判別し、基準以上である場合にはオン信号を出力する入力レベル比較手段と、
    前記入力レベル比較手段のオン信号を入力し、内部音声の出力を消音、或いは一定レベルに抑制して、ミュートする音声制御手段とを備えて成り、
    前記内部音声マスク手段は、前記外部音声入力装置からの外部音声、及び前記内部音声入力装置からの内部音声が入力されると、両音声レベルを合わせた上、前記内部音声の逆位相を生起し、当該逆位相内部音声と前記外部音声とを重畳して前記内部音声のレベルを下げることで前記外部音声から前記内部音声成分を除去し、
    前記周波数設定手段は、OSDにより液晶画面内に、電話呼び出し音、女性の声、男性の声、インターホン呼び出し音、火災報知器警報音、ガス漏れ報知器警報音等のメニューテキストリストを表示し、視聴者に選択させることで前記バンドパスフィルタ回路が抽出する、選択されたメニューに対応する音声周波数帯域を設定し、
    前記音声制御手段は、前記内部音声マスク手段により前記内部音声成分が除去された前記外部音声から前記バンドパスフィルタ回路により抽出された、選択されたメニューに対応する周波数帯域の音声レベルが、基準以上の音声レベルである場合に内部音声の出力を自動的にミュートすることを特徴とする、ミュート装置。
  3. 音声の出力を伴う電気電子機器に備えられるミュート装置において、
    当該ミュート装置は、
    (1)前記音声制御手段で前記バンドパスフィルタ回路で抽出する周波数帯域のメニューが設定されているか否かが判別し、その結果、設定されている場合にはステップ2へ進む一方、設定されていない場合には判別を繰り返すステップ1と、
    (2)電気電子機器がミュートされているか否かを判別し、その結果、既にミュートされている場合には、自動ミュート動作を終了する一方、ミュートされていない場合には、ステップ3に進むステップ2と、
    (3)前記内部音声マスク手段で、前記外部音声入力装置で入力した外部音声と、前記内部音声入力装置で入力した内部音声の音声レベルを合わせるステップ3と、
    (4)前記内部音声マスク手段で、前記ステップ3で外部音声と音声レベルの合わされた前記内部音声の位相を反転させた逆位相内部音声を生起するステップ4と、
    (5)前記ステップ4で生起された前記逆位相内部音声を前記ステップ3の外部音声に重畳して、外部音声内から内部音声を相殺するステップ5と、
    (6)前記ステップ5で内部音声成分が除かれた外部音声から、前記バンドパスフィルタ回路で、前記ステップ1で確認したメニューに対応する周波数帯域を抽出するステップ6と、
    (7)前記入力レベル比較手段で、前記ステップ6で抽出した周波数帯域の音声レベルが基準以上か否かを判別し、その結果、基準以上である場合にはステップ8に進む一方、基準未満である場合には、前記ステップ3を繰り返すステップ7と、
    (8)前記音声制御手段で内部音声をミュートし、自動ミュート動作を終了するステップ8の、
    各ステップを有するフローチャートに従い、選択された前記メニューの外部音声の聞き取りを容易化せしめることを特徴とする、請求項に記載のミュート装置
  4. 前記バンドパスフィルタ回路は、前記電気電子機器が未だミュートされていない場合に、前記内部音声マスク手段から出力される音声のうち、特定の周波数の音声のみを抽出し出力する一方、前記電気電子機器が既にミュートされている場合に、前記外部音声入力装置で直接入力された外部音声のうち、特定の周波数の音声のみを抽出し出力
    前記音声制御手段は、前記電気電子機器が未だミュートされていない場合に、前記入力レベル比較手段のオン信号を入力したら、内部音声の出力を消音、或いは一定レベルに抑制して、ミュートし、前記電気電子機器が既にミュートされている場合に、前記入力レベル比較手段のオン信号を入力したら、引き続き、内部音声の出力を消音、或いは一定レベルに抑制して、ミュートを継続し、同じく前記電気電子機器が既にミュートされている場合に、前記入力レベル比較手段のオン信号が入力されなければ、内部音声の出力を通常状態に復帰させ、ミュートを停止することを特徴とする、請求項に記載のミュート装置。
  5. 音声の出力を伴う電気電子機器に用いられ、外部音声に基づいて出力する内部音声をミュートするミュート方法において、
    当該ミュート方法は、
    外部音声入力装置により入力された外部音声と、内部音声入力装置により入力された内部音声とを比較し、前記外部音声内に前記内部音声が含まれる場合に当該内部音声成分を除去して出力する内部音声マスク工程と、
    前記内部音声マスク工程において出力される音声のうち、特定の周波数の音声のみを抽出し出力するバンドパスフィルタ工程と、
    前記バンドパスフィルタ工程において抽出される周波数を選択し設定する周波数設定工程と、
    前記バンドパスフィルタ工程において出力される音声を入力し、入力レベルが予め設定された基準以上か否かを判別し、基準以上である場合にはオン信号を出力する入力レベル比較工程と、
    前記入力レベル比較工程のオン信号を入力し、内部音声の出力を消音、或いは一定レベルに抑制して、ミュートする音声制御工程とを備えて成り、
    前記内部音声マスク工程においては、前記外部音声入力装置からの外部音声、及び前記内部音声入力装置からの内部音声が入力されると、両音声レベルを合わせた上、前記内部音声の逆位相を生起し、当該逆位相内部音声と前記外部音声とを重畳して前記内部音声のレベルを下げることで前記外部音声から前記内部音声成分を除去し、
    前記周波数設定工程においては、OSDにより液晶画面内に、電話呼び出し音、女性の声、男性の声、インターホン呼び出し音、火災報知器警報音、ガス漏れ報知器警報音等のメニューテキストリストを表示し、視聴者に選択させることで前記バンドパスフィルタ工程において抽出する、選択されたメニューに対応する音声周波数帯域を設定し、
    前記音声制御工程においては、前記内部音声マスク工程において前記内部音声成分が除去された前記外部音声から前記バンドパスフィルタ工程において抽出された、選択されたメニューに対応する周波数帯域の音声レベルが、基準以上の音声レベルである場合に内部音声の出力を自動的にミュートすることを特徴とする、ミュート方法。
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