JP2013126060A - 音響装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】たとえ音響装置本体に表示手段が無い、または、表示手段の表示領域が小さい場合であっても、ヘッドホンを接続した際の音量についてユーザに対して十分な注意喚起を行うこと。
【解決手段】音響装置10の音量制御部18が、ヘッドホン40の接続が検出された場合に、音量が徐々に目標値に近づくように制御する制御処理を実行し、表示制御部19が、目標値の情報、および、制御処理実行時の音量の情報を、有線通信または無線通信により音響装置10外に設置された表示装置30に音量に係る情報として送信し、表示装置30に音量に係る情報を表示させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヘッドホンに出力する音声信号の音量を制御する音響装置に関する。
AVアンプなどの音響装置には、ヘッドホン端子が設けられるのが一般的である。このような音響装置でヘッドホンを用いて音声を聴く場合、前回の音量の設定が維持されていると、ヘッドホンのインピーダンスによっては音量が非常に大きくなり、ヘッドホンを破損したり、ユーザの耳を痛めたりする可能性がある。
そのため、特許文献1には、ヘッドホンの接続が検出されたが、ヘッドホン接続端子から所定の距離内に人体の存在が検出されない場合(すなわち、ユーザがヘッドホンを抜き取る可能性が無い場合)に、出力音量を第1の音量以上の音量で出力し、ヘッドホンの接続が検出されず、かつ、ヘッドホン接続端子から所定の距離内に人体の存在が検出された場合(すなわち、ユーザがヘッドホンを接続する可能性がある場合)に、出力音量を第1の音量よりも小さい第2の音量に低下させる音声再生装置が開示されている。
さらに、この音声再生装置は、出力音量を第2の音量に低下させている場合に、そのような状態にあることを示す表示を行う表示手段をさらに備えており、表示手段がその表示を行うことにより安心してヘッドホンの接続ができることをユーザに知らせることができる。
特開2008−66842号公報
しかしながら、上述した特許文献1の従来技術では、音声再生装置に表示手段を設けなければならず、汎用性がないという課題がある。一般に用いられているAVアンプなどの音響装置では、表示手段が無いもの、または、表示手段があってもその表示領域が小さいものが多く、そのような音響装置では、ユーザに対する注意喚起ができないか、または、表示が分かりにくく注意喚起が不十分となる。
また、上述した特許文献1の従来技術では、表示手段は、出力音量が第2の音量に低下している場合に、そのような状態にあることを示す表示を行うだけであるので、最終的に出力音量がどのようになるかをユーザは知ることができず、出力音量について十分に注意を払うことが難しいという問題がある。
本発明は、上記実情に鑑み、たとえ装置本体に表示手段が無い、または、表示手段の表示領域が小さい場合であっても、ヘッドホンを接続した際の音量についてユーザに対して十分な注意喚起を行うことができる音響装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する為に、本発明の第1の技術手段は、ヘッドホンに出力する音声信号の音量を制御する音響装置であって、前記ヘッドホンの接続を検出する接続検出部と、該接続検出部により前記ヘッドホンの接続が検出された場合に、前記音量の制御を行う音量制御部と、該音量制御部による制御によって設定された前記ヘッドホンの音量に係る情報を、有線通信または無線通信により前記音響装置外に設置された表示装置に送信し、該表示装置に前記音量に係る情報を表示させる表示制御部と、前記音量の目標値を記憶する記憶部と、をさらに備え、前記音量制御部は、前記接続検出部により前記ヘッドホンの接続が検出された場合に、前記音量が徐々に前記目標値に近づくように制御する制御処理を実行し、前記表示制御部は、前記目標値の情報、および、前記制御処理実行時の音量の情報を、前記音量に係る情報として送信することを特徴とする。
本発明の第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記音量制御部は、前記接続検出部により前記ヘッドホンの接続が検出された場合に、所定の音量で前記音声信号を出力し、該音声信号の出力を開始した後、所定の時間経過した場合に前記制御処理を実行することを特徴とする。
本発明の第3の技術手段は、第1または第2の技術手段において、前記目標値は、前回ヘッドホンの接続がなされた後、該接続が解除された際の音量の値であることを特徴とする。
本発明の第4の技術手段は、第1〜第3のいずれかの技術手段において、前記音量に係る情報は、前記音量についてユーザに注意を促すメッセージを含むことを特徴とする。
本発明によれば、ヘッドホンの接続が検出された場合に、音量が徐々に目標値に近づくように制御する制御処理を実行し、目標値の情報、および、制御処理実行時の音量の情報を、有線通信または無線通信により音響装置外に設置された表示装置に音量に係る情報として送信し、表示装置に音量に係る情報を表示させることとしたので、たとえ音響装置本体に表示手段が無い、または、表示手段の表示領域が小さい場合であっても、ヘッドホンを接続した際の音量についてユーザに対する注意喚起を十分に行うことができる。
本発明の実施形態に係る音響装置の構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る音量制御の一例を示す図である。 音量を線形増加または非線形増加させる制御の例について説明する図である。 音量に係る情報を含む表示画面の一例を示す図である。 図4に示した表示画面における音量表示の推移の一例を示す図である。 音量に係る情報を含む表示画面の別の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る音量制御処理の処理手順の一例を示すシーケンス図である。 図7に示した音量制御処理の処理手順に続くシーケンスを示すシーケンス図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係る音響装置10の構成の一例を示す図である。音響装置10は、入力ボタン11、音量調整ダイヤル12、通信処理部13、ヘッドホン接続端子14、接続検出部15、スピーカー接続端子16、記憶部17、音量制御部18、表示制御部19、音声出力部20、制御部21を備える。
入力ボタン11は、ユーザからの各種入力操作を受け付けるボタンである。音量調整ダイヤル12は、ヘッドホンに出力される音声信号の音量の調整操作をユーザから受け付けるダイヤルである。
通信処理部13は、他の装置と通信を行う処理部である。他の装置との通信は、有線接続による通信、無線接続による通信のいずれであってもよい。図1の例では、通信処理部13は、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)ケーブルを介して接続された表示装置30と、ARC(Audio Return Channel)の機能を用いて音声信号の送受信を行う。ここで、表示装置30は、音響装置10外に、音響装置10とは独立に設置されたテレビ受像機やモニタなどの表示装置である。
ヘッドホン接続端子14は、ヘッドホン40を音響装置10に接続する端子である。接続検出部15は、ヘッドホン40がヘッドホン接続端子14に接続されたことを検出する処理部である。例えば、接続検出部15は、ヘッドホンが接続された場合に電圧が低レベルとなり、ヘッドホンが接続されていない場合に電圧が高レベルとなる一般的なヘッドホン検出回路を備え、その電圧を測定することによりヘッドホンの接続の有無を検出する。スピーカー接続端子16は、スピーカー50を音響装置に接続する端子である。
記憶部17は、メモリやハードディスクなどの記憶デバイスである。記憶部17は、初期音量データ17a、目標音量データ17bを記憶する。初期音量データ17aは、接続検出部15によりヘッドホン40の接続が検出され、音声信号の出力を開始する場合に、初めに設定される音量のデータである。この音量は、適宜所定の値に設定されるが、例えば、インピーダンスの異なるさまざまなヘッドホンがある場合に、どのヘッドホンを用いても音量が過大にならないようにするため、最もインピーダンスが小さく、かつ、感度(能率)が低いヘッドホンで快適に音声を聴くことができる値に設定される。
目標音量データ17bは、初期音量データ17aに記憶されている音量から徐々に音量を変化させる場合に、その音量の到達目標とされる音量のデータである。例えば、この音量には、前回ヘッドホンが接続され、その後その接続が解除された際の音量の値が用いられる。以下に、本実施形態に係る音量制御の一例について説明する。
図2は、本発明の実施形態に係る音量制御の一例を示す図である。図2において、時刻t1にヘッドホン40の接続が検出されたものとする。この場合、音声信号の出力が即座に開始されるが、その際の音量は、初期音量データ17aとして記憶された値(初期音量)となるよう制御される。この音量は、所定の時間維持される(時刻t1〜t2)。これにより、所定の時間は過大な音量とならないことが保証される。
その後、時刻t2〜t4において、音量が徐々に目標音量データ17bに記憶された値(目標音量)に近づくように制御される。目標音量が初期音量よりも大きい場合、音量は徐々に増加する(図2の太い実線)。目標音量が初期音量よりも小さい場合、音量は徐々に減少する(図2の太い一点鎖線)。
また、音量が大きすぎると感じた場合、ユーザは音量調整ダイヤル12を操作して、音量を下げることができる(図2の時刻t3以降の細い実線)。逆に、音量が小さすぎると感じた場合、ユーザは音量調整ダイヤル12を操作して、音量を上げることができる(図2の時刻t5以降の細い一点鎖線)。
さらに、時刻t2〜t4において音量を徐々に変化させる場合、初期音量から目標音量まで音量を、時間の経過に対して線形に増加させても良いし、非線形に増加させてもよい。図3は、音量を線形増加または非線形増加させる制御の例について説明する図である。図3は、図2のグラフにおける時間がt2〜t4、音量が初期音量〜目標音量の範囲を示したものである。
音量を時間の経過に対して非線形に増加させる場合、図3のグラフ60に示すように、早い段階で音量を目標音量に近づけることができる。この場合、ユーザは、グラフ61、62により表される制御に比べて、早く目標音量、すなわち前回ヘッドホンが用いられた際に設定された音量で音声を聴くことができる。
また、音量を時間の経過に対して音量を非線形に増加させる場合、図3のグラフ61に示すように、音量が小さい期間を長くすることができる。この場合、グラフ60、62により表される制御に比べて、音量が目標音量に近づくタイミングを遅らせることができ、目標音量がユーザの望む音量でない場合などに、ユーザに音量調整操作をさせる時間的猶予を与えることができる。
音量制御部18は、ヘッドホン40やスピーカー50に出力する音声信号の音量を制御する処理部である。例えば、音量制御部18は、接続検出部15によりヘッドホン40の接続が検出された場合に、図2を用いて説明したように、音量を初期音量に設定し、その音量を所定の時間維持した後、音量を目標音量まで徐々に変化させる。また、音量制御部18は、ユーザにより音量の調整操作を受け付けた場合に、その調整操作に応じた値となるよう音量を制御する。
表示制御部19は、接続検出部15によりヘッドホン40の接続が検出された場合に、音響装置10に接続された表示装置30にヘッドホンの音量に係る情報を送信し、表示装置30にその情報を表示させる処理部である。このような情報を音響装置10以外の十分な表示領域を有する装置に表示させることにより、ヘッドホンを接続した際の音量についてユーザに対する注意喚起を十分に行うことができる。
ここで、音量に係る情報とは、例えば、図2で説明した目標音量の情報や、その時点でヘッドホン40に出力している音声信号の音量の情報、音量についてユーザに注意を促す情報である。
図4は、音量に係る情報を含む表示画面70の一例を示す図である。この表示画面70には、目標音量71と、その時点での音量72が表示されている。図2を用いて説明したように、ユーザの音量調節操作が無い限り、その時点での音量72は最終的には目標音量71に一致する。
このような情報を表示することにより、ユーザはその後の音量の変化を予測し、十分な注意を払うことができる。また、その後の音量の変化が好ましくないものである場合、ユーザは音量調節ダイヤル12を操作して、所望の音量に調整することができる。
図5は、図4に示した表示画面70における音量表示の推移の一例を示す図である。図5(A)は、図2のグラフにおける時間がt2〜t4、音量が初期音量〜目標音量の範囲を示したものである。
図5(A)の例では、時間が経過するにつれて、音量が初期音量から目標音量まで次第に増加する(図5(A)のi〜v)。この場合、図5(B)に示すように、その時点での音量72を示すバーの長さは、目標音量71を示すバーの長さにまで次第に長くなる。このように、目標音量71やその時点での音量72をバーの長さで表すことにより、ユーザが容易に現在の音量の状況を把握することができる。
また、図6は、音量に係る情報を含む表示画面70の別の一例を示す図である。図6に示すように、表示制御部19は、接続検出部15によりヘッドホン40の接続が検出された場合に、例えば、「ヘッドホンが接続されました。音量にご注意ください。」というようなメッセージ73を表示装置30に表示させる。このような情報を表示することにより、ユーザはヘッドホンの音量について十分な注意を払うことができる。
図1の説明に戻ると、音声出力部20は、ヘッドホン接続端子14やスピーカー接続端子16を介して、音量制御部18により制御される音量で音声信号をヘッドホン40やスピーカー50に出力する処理部である。制御部21は、音響装置10を全体的に制御するCPU(Central Processing Unit)などの制御デバイスである。制御部21は、例えば、各機能部間のデータの授受を制御する。
つぎに、本発明の実施形態に係る音量制御処理の処理手順の一例について説明する。図7、図8は、本発明の実施形態に係る音量制御処理の処理手順の一例を示すシーケンス図である。なお、ここでは、音響装置10が音声信号を表示装置30から受信し、受信した音声信号をヘッドホンに出力する場合について説明する。
図7に示すように、まず、音響装置10の音声出力部20は、表示装置30から音声信号を取得する要求があったか否かを判定する(ステップS101)。この要求は、例えば、入力ボタン11を操作するなどしてユーザによりなされるものである。
音声信号を取得する要求がない場合(ステップS101においてNOの場合)、音声出力部20は、音声信号を取得する要求があるまで、所定の時間間隔でステップS101の判定処理を繰り返す。音声信号を取得する要求があった場合(ステップS101においてYESの場合)、音声出力部20は、表示装置30に対して音声信号の送信を要求する(ステップS102)。
表示装置30は、その要求を受け付け(ステップS103)、音響装置10に対する音声信号の送信を開始する(ステップS104)。そして、音響装置10の音声出力部20は、音声信号の受信を開始する(ステップS105)。
その後、音響装置10の接続検出部15は、ヘッドホン40がヘッドホン接続端子14に接続されたか否かを判定する(ステップS106)。ヘッドホン40が接続されていない場合(ステップS106においてNOの場合)、接続検出部15は、ヘッドホン40が接続されるまで、所定の時間間隔でステップS106の判定処理を繰り返す。
ヘッドホン40が接続された場合(ステップS106においてYESの場合)、音響装置10の音量制御部18は、記憶部17に記憶された初期音量データ17aおよび目標音量データ17bから初期音量および目標音量のデータを読み出す(ステップS107)。
そして、音量制御部18は、ヘッドホン40に対して出力される音声信号の音量が、記憶部17から読み出した初期音量となるよう制御する(ステップS108)。続いて、音響装置10の音声出力部20は、ヘッドホン40に対する音声信号の出力を開始する(ステップS109)。
その後、音響装置10の表示制御部19は、目標音量の情報を表示装置30に送信する(ステップS110)。そして、表示装置30は、その情報を受信する(ステップS111)。さらに、表示制御部19は、その時点で実際に出力している音声信号の音量の情報を表示装置30に送信する(ステップS112)。そして、表示装置30は、その情報を受信する(ステップS113)。そして、表示装置30は、音響装置10から受信した目標音量およびその時点での音量の情報を、図4に一例を示したようにして表示する(ステップS114)。
一方、音響装置10の音量制御部18は、ステップS108において音量を初期音量に制御する処理を開始してから所定の時間経過したか否かを判定する(ステップS115)。所定の時間が経過していない場合(ステップS115においてNOの場合)、音量制御部18は、所定の時間が経過するまで、所定の時間間隔でステップS115の判定処理を繰り返す。
所定の時間が経過した場合(ステップS115においてYESの場合)、音量制御部18は、図8に示すように、音量が目標音量に近づくように、音量を徐々に上げる処理、または、下げる処理を開始する(ステップS116)。音量を上げるか、下げるかは、初期音量よりも目標音量が大きいか小さいかに応じて選択される。
その後、表示制御部19は、その時点で実際に出力している音声信号の音量の情報を表示装置30に送信する(ステップS117)。そして、表示装置30は、その情報を受信する(ステップS118)。続いて、表示装置30は、表示しているその時点での音量の情報を新たに受信した情報で更新する(ステップS119)。
一方、音量制御部18は、ユーザによる音量調整操作があったか否かを判定する(ステップS120)。この音量調整操作は、図2の例において、時刻t2〜t4の間に、音量調整ダイヤル12の操作によりなされるものである。音量調整操作がない場合(ステップS120においてNOの場合)、音量制御部18は、音量が目標値に到達したか否かを判定する(ステップS121)。
音量が目標値に到達していない場合(ステップS121においてNOの場合)、ステップS116に移行して、音量を徐々に上げる処理、または、下げる処理が継続される。ステップS120において、ユーザにより音量調整操作が行われた場合(ステップS120においてYESの場合)、音量制御部18は、その操作に応じて音量を変更する(ステップS124)。
その後、表示制御部19は、その時点で実際に出力している音声信号の音量の情報を表示装置30に送信する(ステップS125)。そして、表示装置30は、その情報を受信する(ステップS127)。続いて、表示装置30は、表示しているその時点での音量の情報を新たに受信した情報で更新する(ステップS128)。
そして、表示装置30は、音量に係る情報の表示を終了するか否かを判定する(ステップS129)。例えば、表示装置30は、音響装置10との接続を解除する指示をユーザから受け付けた場合に、音量に係る情報の表示を終了すると判定する。音量に係る情報の表示を終了する場合(ステップS129においてYESの場合)、この音量制御処理は終了する。音量に係る情報の表示を終了しない場合(ステップS129においてNOの場合)、ステップS127以降の処理を継続する。
ステップS121において、音量が目標値に到達した場合(ステップS121においてYESの場合)、音量制御部18は、音量をその目標値に維持する(ステップS122)。そして、音量制御部18は、ユーザによる音量調整操作があったか否かを判定する(ステップS123)。この音量調整操作は、図2の例において、時刻t4以降に、音量調整ダイヤル12の操作によりなされるものである。
ユーザによる音量調整操作があった場合(ステップS123においてYESの場合)、ステップS124に移行して、それ以後の処理が継続される。ユーザによる音量調整操作がない場合(ステップS123においてNOの場合)、または、ステップS125において、その時点での音量の情報が表示装置30に送信された後、音響装置10の音声出力部20は、音声信号の出力を終了するか否かを判定する(ステップS126)。例えば、表示装置30は、表示装置30との接続を解除する指示をユーザから受け付けた場合に、音声信号の出力を終了すると判定する。
音声信号の出力を終了する場合(ステップS126においてYESの場合)、この音量制御処理は終了する。音声信号の出力を終了しない場合(ステップS126においてNOの場合)、ステップS122以降の処理を継続する。
なお、図7、図8のシーケンス図では、図2の例において、時刻t1〜t2の間にユーザによる音声調整操作を受け付けないこととしたが、その期間に音声調整操作を受け付けることとしてもよい。この場合も、音響装置10の音量制御部18は、その操作に応じて音量を変更し、音響装置10の表示制御部19は、その時点で実際に出力している音声信号の音量の情報を、目標音量の情報とともに表示装置30に送信する。そして、表示装置30は、それらの情報を受信し、受信した情報を表示する。
また、図7、図8のシーケンス図では、音響装置10が音声信号を表示装置30から受信し、受信した音声信号をヘッドホン40に出力する場合について説明したが、音響装置10が音声信号の音源であってもよい。この場合、表示装置30から音声信号を受信するステップS101〜ステップS105の処理は不要となる。
また、図6に示したようなメッセージ73を表示する場合、音響装置10の表示制御部19は、ステップS110、ステップS112の時点でメッセージ73を表示するよう表示装置30を制御する情報を表示装置30に送信し、その情報を受信した表示装置30がメッセージ73を表示するようにすればよい。
あるいは、目標音量の情報や、その時点でヘッドホン40に出力している音声信号の音量の情報を表示するとともに、音量についてユーザに注意を促す情報も同時に表示することとしてもよい。
また、本発明は上述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で各種の変形、修正が可能である。
10…音響装置、11…入力ボタン、12…音量調整ダイヤル、13…通信処理部、14…ヘッドホン接続端子、15…接続検出部、16…スピーカー接続端子、17…記憶部、18…音量制御部、19…表示制御部、20…音声出力部、21…制御部、30…表示装置、40…ヘッドホン、50…スピーカー、60,61,62…音量グラフ、70…表示画面、71…目標音量、72…現在の音量、73…メッセージ

Claims (4)

  1. ヘッドホンに出力する音声信号の音量を制御する音響装置であって、
    前記ヘッドホンの接続を検出する接続検出部と、
    該接続検出部により前記ヘッドホンの接続が検出された場合に、前記音量の制御を行う音量制御部と、
    該音量制御部による制御によって設定された前記ヘッドホンの音量に係る情報を、有線通信または無線通信により前記音響装置外に設置された表示装置に送信し、該表示装置に前記音量に係る情報を表示させる表示制御部と、
    前記音量の目標値を記憶する記憶部と、
    をさらに備え、
    前記音量制御部は、前記接続検出部により前記ヘッドホンの接続が検出された場合に、前記音量が徐々に前記目標値に近づくように制御する制御処理を実行し、前記表示制御部は、前記目標値の情報、および、前記制御処理実行時の音量の情報を、前記音量に係る情報として送信することを特徴とする音響装置。
  2. 前記音量制御部は、前記接続検出部により前記ヘッドホンの接続が検出された場合に、所定の音量で前記音声信号を出力し、該音声信号の出力を開始した後、所定の時間経過した場合に前記制御処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の音響装置。
  3. 前記目標値は、前回ヘッドホンの接続がなされた後、該接続が解除された際の音量の値であることを特徴とする請求項1または2に記載の音響装置。
  4. 前記音量に係る情報は、前記音量についてユーザに注意を促すメッセージを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の音響装置。
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JP2017050671A (ja) * 2015-09-01 2017-03-09 オンキヨー株式会社 音楽再生装置

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