JP2003089133A - 射出成形機の可動金型支持装置 - Google Patents

射出成形機の可動金型支持装置

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JP2003089133A
JP2003089133A JP2002050676A JP2002050676A JP2003089133A JP 2003089133 A JP2003089133 A JP 2003089133A JP 2002050676 A JP2002050676 A JP 2002050676A JP 2002050676 A JP2002050676 A JP 2002050676A JP 2003089133 A JP2003089133 A JP 2003089133A
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Ryuichi Takanohashi
龍一 鷹觜
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1742Mounting of moulds; Mould supports
    • B29C45/1744Mould support platens

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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】金型取付板の板厚を厚くすることなく、金型取
付板の撓(たわ)みや金型取付面の変形を防止すること
ができるようにする。 【解決手段】金型取付面を備える金型取付板15と、ガ
イド手段と係合するガイド部45と、第1のピンが挿入
される第1ピン挿入孔を備える第1荷重受け部と、第2
のピンが挿入される第2ピン挿入孔を備える第2荷重受
け部と、一端が前記第1荷重受け部に接続され、他端が
前記第2荷重受け部に接続される荷重受け部連結部材4
1と、一端が前記第1荷重受け部及び第2荷重受け部に
接続され、他端が該第1荷重受け部及び第2荷重受け部
よりも金型取付板15の中心に接近した位置で該金型取
付板15の背面20に接続される荷重伝達部材とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形機の可動
金型支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、射出成形機においては、加熱シリ
ンダ内において加熱され、溶融させられた樹脂を高圧で
射出して金型装置のキャビティ空間に充填(てん)し、
該キャビティ空間内において樹脂を冷却し、固化させる
ことによって成形品を成形するようになっている。
【0003】そのために、前記金型装置は固定金型及び
可動金型から成り、型締装置によって前記可動金型を進
退させ、前記固定金型に対して接離させることによっ
て、型開閉、すなわち、型閉、型締及び型開を行うこと
ができるようになっている。そして、前記型締装置は、
一般に、固定金型を保持する固定プラテン及び可動金型
を保持する可動プラテンを有し、該可動プラテンを進退
させる開閉装置としてトグル機構が配設され、該トグル
機構は、駆動部に配設された電動モータ、サーボモータ
等を駆動することによって作動させられる。
【0004】図2は従来の可動プラテンにおける第1の
側面図、図3は従来の可動プラテンにおける第2の側面
図である。
【0005】図において、107は、図示されない固定
プラテンとトグルサポートとの間に架設された複数、例
えば、四本のタイバーであり、100は前記固定プラテ
ンと対向して配設され、前記タイバー107に沿って進
退(図における左右方向に移動)自在に配設された可動
プラテンである。
【0006】そして、前記固定プラテンにおける可動プ
ラテン100と対向する金型取付面には図示されない固
定金型が取り付けられ、また、前記可動プラテン100
における前記固定プラテンと対向する金型取付板101
の金型取付面101aには可動金型105が取り付けら
れる。
【0007】また、前記金型取付板101の金型取付面
101aと反対側の面、すなわち、背面には、トグル機
構の上側のトグルピンが挿入される上部ピン挿入孔10
2aを備える上部荷重受け部102、及び、下側のトグ
ルピンが挿入される下部ピン挿入孔103aを備える下
部荷重受け部103が形成される。ここで、前記上部荷
重受け部102及び下部荷重受け部103は、前記トグ
ル機構から、図における右方へ移動させる型閉及び型締
の力を受ける強度部材なので、金型取付板101と一体
的に形成される。
【0008】さらに、前記可動プラテン100には、前
記タイバー107が挿入されるガイド孔106を備える
ガイド部104が、タイバー107の数と同数だけ、例
えば、四つ配設される。なお、前記ガイド孔106のそ
れぞれには、前記タイバー107と摺(しゅう)動する
ためのブッシュ108が嵌(かん)挿されている。ま
た、前記ガイド孔106とタイバー107の隙(すき)
間には潤滑剤としてのグリスが収納される。
【0009】そして、前記可動プラテン100が図示さ
れないトグル機構によって前方(図において右方)に移
動させられると、前記可動金型105が図示されない固
定金型に押し付けられ、型閉及び型締が行われる。
【0010】なお、前記トグル機構は、前記可動プラテ
ン100の後方(図において左方)に配設され、一般
に、クロスヘッドに対して揺動自在に支持されたトグル
レバー、前記トグルサポートに対して揺動自在に支持さ
れたトグルレバー、及び、前記可動プラテンに対して揺
動自在に支持されたトグルアームから成る。そして、前
記トグルレバー及びトグルアームの間がリンク結合さ
れ、モータ等の駆動源による推進力にトグル倍率を乗じ
た型締力を前記可動プラテン100の上部荷重受け部1
02及び下部荷重受け部103に伝達するようになって
いる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の可動金型支持装置においては、型締及び型閉によっ
てトグル機構から強い力を受けた時に、金型取付板10
1が撓(たわ)んで、金型取付面101aが変形してし
まうことがある。
【0012】図2に示されるように、前記上部荷重受け
部102及び下部荷重受け部103は、それぞれ、可動
金型105よりも上側及び下側に位置している。そし
て、該可動金型105は図示されない固定金型に押し付
けられ、移動不能な状態となっている。このため、トグ
ル機構から図における右方への強い力を受けると、金型
取付板101に曲げモーメントが作用し、該金型取付板
101が撓み、101’のように変形してしまう。それ
に伴い、金型取付面101aも101a’のように変形
してしまう。なお、図2における金型取付板101’及
び金型取付面101a’は、説明の都合上、誇張して示
されている。
【0013】このように、金型取付面101aが101
a’のように変形すると、可動金型105も変形してし
まうので、成形品の成形性が低下してしまう。
【0014】そこで、従来の可動金型支持装置において
は、前記金型取付板101の撓み及び金型取付面101
aの変形を防止するために、前記金型取付板101の板
厚を厚くすることによって剛性を向上させている。
【0015】しかし、該金型取付板101の板厚を厚く
すると可動プラテン100の製造コストが高くなり、し
かも、前記可動プラテン100の重量が増大するので、
射出成形機全体の強度を向上させる必要があり、射出成
形機全体の製造コストも高くなってしまう。
【0016】また、前記従来の可動金型支持装置におい
ては、ブッシュ108の内周面とタイバー107の外周
面との間から漏れ出たグリス109が流下して金型取付
面101aや可動金型105に付着してしまうことがあ
った。
【0017】図3に示されるように、ガイド部104の
ガイド孔106とタイバー107の隙間に収納されるグ
リスが、ブッシュ108の内周面とタイバー107の外
周面との間から漏れ出てしまう。この場合、金型取付板
101の背面側に漏れ出たグリス109は、流下しても
落下してしまうので、問題とならないが、金型取付面1
01a側に漏れ出たグリス109は、金型取付面101
aの広い範囲に付着し、また、可動金型105に付着す
る可能性も非常に高くなっている。
【0018】そして、金型取付面101aや可動金型1
05に付着したグリス109が成形された成形品に付着
すると、該成形品は不良品となり、射出成形機の不良品
発生率が高くなってしまう。
【0019】本発明は、前記従来の可動金型支持装置の
問題点を解決して、金型取付板の板厚を厚くすることな
く、金型取付板の撓みや金型取付面の変形を防止するこ
とができる射出成形機の可動金型支持装置を提供するこ
とを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の射
出成形機の可動金型支持装置においては、金型取付面を
備える金型取付板と、ガイド手段と係合するガイド部
と、第1のピンが挿入される第1ピン挿入孔を備える第
1荷重受け部と、第2のピンが挿入される第2ピン挿入
孔を備える第2荷重受け部と、一端が前記第1荷重受け
部に接続され、他端が前記第2荷重受け部に接続される
荷重受け部連結部材と、一端が前記第1荷重受け部及び
第2荷重受け部に接続され、他端が該第1荷重受け部及
び第2荷重受け部よりも前記金型取付板の中心に接近し
た位置で該金型取付板の背面に接続される荷重伝達部材
とを有する。
【0021】本発明の他の射出成形機の可動金型支持装
置においては、さらに、前記荷重伝達部材は、一端が前
記第1荷重受け部に接続され、他端が該第1荷重受け部
よりも前記金型取付板の中心に接近した位置で該金型取
付板の背面に接続される第1荷重伝達部材と、一端が前
記第2荷重受け部に接続され、他端が該第2荷重受け部
よりも前記金型取付板の中心に接近した位置で該金型取
付板の背面に接続される第2荷重伝達部材とから成る。
【0022】本発明の更に他の射出成形機の可動金型支
持装置においては、さらに、前記金型取付板、ガイド
部、第1荷重受け部、第2荷重受け部、荷重受け部連結
部材及び荷重伝達部材は、一体的に形成される。
【0023】本発明の更に他の射出成形機の可動金型支
持装置においては、さらに、前記荷重受け部連結部材
は、筒状の形状を備える。
【0024】本発明の更に他の射出成形機の可動金型支
持装置においては、さらに、前記筒状の形状は、角筒状
の形状である。
【0025】本発明の更に他の射出成形機の可動金型支
持装置においては、さらに、前記荷重受け部連結部材の
金型取付板側の端面は、前記金型取付板の背面から離間
している。
【0026】本発明の更に他の射出成形機の可動金型支
持装置においては、さらに、前記ガイド手段はタイバー
であり、前記ガイド部は前記タイバーが挿入されるガイ
ド孔を備える。
【0027】本発明の更に他の射出成形機の可動金型支
持装置においては、さらに、前記ガイド手段はガイドレ
ールであり、前記ガイド部は前記ガイドレールに係合す
る係合ガイドを備える。
【0028】本発明の更に他の射出成形機の可動金型支
持装置においては、さらに、前記ガイドレールはリニア
ガイドウェイのレールであり、前記係合ガイドはリニア
ガイドウェイのキャリッジである。
【0029】本発明の更に他の射出成形機の可動金型支
持装置においては、さらに、前記ガイド部の金型取付面
側の面は、前記金型取付面よりも背面側に位置する。
【0030】本発明の更に他の射出成形機の可動金型支
持装置においては、さらに、前記ガイド部の金型取付面
側の面は、前記背面よりもトグル式型締装置側に位置す
る。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0032】図4は本発明の第1の実施の形態における
射出成形機の概略図である。
【0033】図において、21はフレーム、23は該フ
レーム21に固定された固定プラテン、34は該固定プ
ラテン23との間に所定の距離を置いて、前記フレーム
21に対して移動自在に配設されたベースプレートとし
てのトグルサポートである。
【0034】また、12は前記固定プラテン23とトグ
ルサポート34との間に架設された複数、例えば、四本
のガイド手段としてのタイバーである。
【0035】そして、11は前記固定プラテン23と対
向して配設され、前記タイバー12に沿って進退(図に
おける左右方向に移動)自在に配設された可動金型支持
装置としての可動プラテンである。さらに、前記固定プ
ラテン23における可動プラテン11と対向する金型取
付面37に固定金型25が取り付けられ、また、前記可
動プラテン11における前記固定プラテン23と対向す
る金型取付面16に可動金型24が取り付けられる。
【0036】また、前記可動プラテン11の後端 (図に
おける左端) には図示されないエジェクタピンを移動さ
せるための駆動装置を取り付けるようにしてもよい。
【0037】そして、前記可動プラテン11とトグルサ
ポート34との間には、トグル式型締装置としてのトグ
ル機構22が、前記トグルサポート34の後端(図にお
ける左端)には射出成形機の型締用の駆動手段としての
駆動装置30が取り付けられる。該駆動装置30は、サ
ーボモータ等の駆動源31を有し、被駆動部材としての
クロスヘッド35を進退させることによって、トグル機
構22を作動させることができる。
【0038】これにより、前記可動プラテン11が前進
(図における右方向に移動)させられて型閉が行われる
とともに、駆動源31による推進力にトグル倍率を乗じ
た型締力が発生させられ、該型締力によって型締が行わ
れる。本実施の形態においては、トグル機構22を作動
させることによって型締力を発生させるようにしている
が、トグル機構22を使用することなく、駆動源31に
よる推進力をそのまま型締力として可動プラテン11に
伝達することもできる。
【0039】また、前記トグル機構22は、前記クロス
ヘッド35に対して揺動自在に支持されたトグルレバー
36、前記トグルサポート34に対して揺動自在に支持
されたトグルレバー32、及び、前記可動プラテン11
に対して揺動自在に支持されたトグルアーム33から成
り、前記トグルレバー32とトグルレバー36との間、
及び、トグルレバー32とトグルアーム33との間が、
それぞれ、リンク結合される。
【0040】次に、前記可動プラテン11について説明
する。
【0041】図1は本発明の第1の実施の形態における
可動金型支持装置の斜視図、図5は本発明の第1の実施
の形態における図1の縦断面図、図6は本発明の第1の
実施の形態における可動金型支持装置の側面図、図7は
本発明の第1の実施の形態における図6のA矢視図、図
8は本発明の第1の実施の形態における図6のB矢視断
面図、図9は本発明の第1の実施の形態における図7の
C矢視図、図10は本発明の第1の実施の形態における
図7のD矢視断面図、図11は本発明の第1の実施の形
態における図7のE矢視断面図である。
【0042】この場合、可動プラテン11には、複数の
前記タイバー12のそれぞれに対応する位置に、ガイド
手段であるタイバー12と係合する、ガイド孔としての
タイバーガイド孔46を備える複数、例えば、四つのガ
イド部45が形成される。また、前記タイバーガイド孔
46のそれぞれには前方と後方に図示されないタイバー
ブッシュがそれぞれ嵌(は)め込まれ、該タイバーブッ
シュの内周面がタイバー12の外周面に接触して摺動す
るようになっている。そして、前記タイバーガイド孔4
6とタイバー12との隙間には、潤滑剤としてのグリス
が収納されている。なお、前記タイバーブッシュを省略
する場合には、前記タイバーガイド孔46の内周面がタ
イバー12の外周面に直接に接触して摺動することにな
る。
【0043】ここで、前記ガイド部45の金型取付面1
6側の面50は、図6及び9に示されるように、金型取
付面16よりも引っ込んで、背面20側に位置する。す
なわち、可動プラテン11の金型取付面16における前
記タイバーガイド孔46の周囲には、凹部49がそれぞ
れ形成される。そして、該凹部49は、可動金型24と
反対側に窪(くぼ)むように形成され、金型取付面16
と平行な底面を有する。また、前記凹部49は、例え
ば、一つの角が丸く各辺の長さがタイバーガイド孔46
の直径より長い長方形のような形状を有するが、前記凹
部49の形状は、いかなるものであってもよく、円形の
ような形状であってもよい。これにより、タイバーブッ
シュの内周面とタイバー12の外周面との間から漏れ出
たグリスが、直接に金型取付面16を流下することがな
い。
【0044】そして、前記可動プラテン11は、一方に
前記金型取付面16が形成された金型取付板15を有す
る。ここで、該金型取付板15は略矩(く)形の形状を
有し、中心に、例えば、金型内のキャビティに突出する
エジェクタピンを駆動するためのエジェクタロッドユニ
ット等を配設するための、貫通孔51を備える。なお、
該貫通孔51はいかなる形状のものであってもよい。ま
た、前記金型取付板15の厚さは、図10及び11に示
されるように、中心付近が肉厚になっていることが望ま
しい。これは、後述されるように、上部荷重受け部13
及び下部荷重受け部17からの荷重が上部荷重伝達部材
42及び下部荷重伝達部材43を介して、金型取付板1
5の中心に近い部分の背面20に伝達されるためであ
る。
【0045】また、前記金型取付板15の金型取付面1
6と反対側の面、すなわち、背面20には、第1荷重受
け部としての上部荷重受け部13及び第2荷重受け部と
しての下部荷重受け部17を有する。なお、前記上部荷
重受け部13及び下部荷重受け部17は、それぞれ、左
右に分かれて形成されているが、単一のものであっても
よい。
【0046】ここで、前記上部荷重受け部13はトグル
機構22の第1のピンとしての上側トグルピンが挿入さ
れる第1ピン挿入孔としての上部ピン挿入孔14を備
え、前記下部荷重受け部17はトグル機構22の第2の
ピンとしての下側トグルピンが挿入される第2ピン挿入
孔としての下部ピン挿入孔18を備える。なお、前記上
部ピン挿入孔14及び下部ピン挿入孔18には、上側ト
グルピン及び下側トグルピンの外周面に接触して回転す
るためのブッシュが挿入されていてもよい。
【0047】また、前記上部荷重受け部13及び下部荷
重受け部17は、荷重受け部連結部材41によって互い
に連結される。ここで、該荷重受け部連結部材41は、
例えば、断面が略矩形状の筒状孔44を備える角筒状の
形状を有するものであるが、いかなる形状であってもよ
い。そして、前記荷重受け部連結部材41の上端は上部
荷重受け部13に接続され、下端は下部荷重受け部17
に接続される。
【0048】なお、前記筒状孔44内の空間には、金型
取付板15の背面20に取り付けられた、例えば、エジ
ェクタロッドユニット、エジェクタロッド駆動源等の装
置を収納することができる。
【0049】さらに、前記上部荷重受け部13は、荷重
伝達部材としての上部荷重伝達部材42によって前記金
型取付板15の背面20に接続され、前記下部荷重受け
部17は、荷重伝達部材としての下部荷重伝達部材43
によって前記金型取付板15の背面20に接続される。
【0050】ここで、前記上部荷重伝達部材42の金型
取付板15側の端部は、前記上部荷重受け部13よりも
低い位置で前記金型取付板15の背面20に接続され
る。すなわち、前記上部荷重伝達部材42は、一端が上
部荷重受け部13に接続され、他端が該上部荷重受け部
13よりも金型取付板15の中心に接近した位置で該金
型取付板15の背面20に接続される。また、前記下部
荷重伝達部材43の金型取付板15側の端部は、前記下
部荷重受け部17よりも高い位置で前記金型取付板15
の背面20に接続される。すなわち、前記下部荷重伝達
部材43は、一端が下部荷重受け部17に接続され、他
端が該下部荷重受け部17よりも金型取付板15の中心
に接近した位置で該金型取付板15の背面20に接続さ
れる。なお、前記上部荷重伝達部材42及び下部荷重伝
達部材43は、それぞれ、左右に分かれて形成されてい
るが、単一のものであってもよい。さらに、前記上部荷
重伝達部材42と下部荷重伝達部材43とを結合して一
体的に形成し、単一の荷重伝達部材とすることもでき
る。
【0051】そして、前記上部荷重伝達部材42及び下
部荷重伝達部材43の金型取付板15側の端部の背面2
0に接続される部分、すなわち、中心に近い部分におい
ては、金型取付板15の板厚が、図10及び11に示さ
れるように、厚くなっている。このため、前記金型取付
板15の中心に近い部分は、上部荷重受け部13及び下
部荷重受け部17からの荷重が、上部荷重伝達部材42
及び下部荷重伝達部材43を介して背面20に伝達され
ても、ほとんど変形することがない。
【0052】また、前記上部荷重伝達部材42及び下部
荷重伝達部材43には、図8及び9に示されるように、
ガイド部45を連結するためのガイド部連結部材48が
接続される。ここで、前記ガイド部45は複数、例え
ば、四つなので、前記ガイド部連結部材48も対応する
数、例えば、四つ配設される。そして、各ガイド部連結
部材48の一端はガイド部45に接続され、他端は上部
荷重伝達部材42又は下部荷重伝達部材43に接続され
る。
【0053】なお、前記荷重受け部連結部材41の金型
取付板15側の端面は、該金型取付板15の背面20か
ら離間しており、例えば、エジェクタロッドユニット、
エジェクタロッド駆動源等を配設したり点検したりする
ための作業に適した作業孔47が形成される。ここで、
該作業孔47は、例えば、四つ形成されているので、射
出成形機のオペレータは、金型取付板15の背面20に
取り付けられたエジェクタロッドユニット、エジェクタ
ロッド駆動源等を容易に配設したり点検したりすること
ができる。
【0054】そして、前記金型取付板15、上部荷重受
け部13、下部荷重受け部17、上部荷重伝達部材4
2、下部荷重伝達部材43、荷重受け部連結部材41、
ガイド部45及びガイド部連結部材48は、型閉及び型
締の力を受ける強度部材なので、鋳造などの方法によっ
て一体的に形成されて、可動プラテン11を構成するこ
とが望ましい。
【0055】次に、前記構成の射出成形機の可動金型支
持装置の動作を説明する。
【0056】図12は本発明の第1の実施の形態におけ
る可動金型支持装置に作用する力を示す図である。
【0057】まず、図4に示される駆動装置30の駆動
源31が作動し、クロスヘッド35を前進させることに
よって、トグル機構22を作動させる。これにより、可
動プラテン11が前進させられて可動金型24が固定金
型25に接合されて型閉が行われ、次いで、型締が行わ
れる。続いて、図示されない射出装置から樹脂が高圧で
射出され、前記可動金型24及び固定金型25のキャビ
ティ空間に充填される。そして、前記樹脂が冷却して固
化することによって成形品が成形される。すると、前記
駆動源31が作動し、クロスヘッド35を後退させるこ
とによって、可動プラテン11が後退させられて可動金
型24が固定金型25から離間して、型開が行われる。
続いて、図示されないエジェクタロッドを前進させる
と、エジェクタピンが、前記可動金型24内部のキャビ
ティに突出して成形品をエジェクトする。これにより、
成形品が取り出される。以上の動作を繰り返すことによ
って、多数の成形品が成形される。
【0058】なお、可動プラテン11は、タイバー12
に沿って往復動を繰り返すことになる。そして、前記タ
イバー12のそれぞれに対応するタイバーガイド孔46
には前方と後方に図示されないタイバーブッシュがそれ
ぞれ嵌め込まれ、前方のタイバーブッシュと後方のタイ
バーブッシュとの間の部分にグリスが収納されている。
このため、グリスがタイバーブッシュの内周面とタイバ
ーの外周面との間にわずかずつ進入するので、前記タイ
バーブッシュの内周面とタイバー12の外周面との間の
潤滑が常に良好となり、滑らかに摺動するので、前記可
動プラテン11がタイバー12に沿ってスムーズに進退
することができる。
【0059】ここで、型閉及び型締の時には、図12に
示されるように、トグル機構22の上下のトグルアーム
33からの押す力F1及び力F2が、可動プラテン11
の上部荷重受け部13及び下部荷重受け部17に作用す
る。一方、金型取付板15の金型取付面16には、可動
金型24及び固定金型25を介して、固定プラテン23
からの反力が押す力F3として作用する。
【0060】この場合、該力F3の中心は金型取付面1
6の中心軸線L3に沿って作用すると考えることがで
き、上下のトグルアーム33からの力F1及び力F2
は、上部荷重受け部13及び下部荷重受け部17に線L
1及び線L2に沿って作用する。
【0061】ところで、上部荷重伝達部材42及び下部
荷重伝達部材43の金型取付板15側の端部は該金型取
付板15中心に接近した位置で該金型取付板15の背面
20に接続されている。そのため、上下のトグルアーム
33からの力F1及び力F2は、上部荷重伝達部材42
及び下部荷重伝達部材43に伝達され、力F1’及び力
F2’として、線L6及び線L7に沿って金型取付板1
5の背面20の点P1及び点P2に作用する。なお、前
記線L6及び線L7は、上部荷重伝達部材42及び下部
荷重伝達部材43の中心線L4及び中心線L5が金型取
付板15の背面20と交差する点P1及び点P2を通過
し、中心軸線L3と平行な直線である。また、力F1’
及び力F2’の大きさは、力F1及び力F2にそれぞれ
等しい。
【0062】この場合、線L6及び線L7と中心軸線L
3との距離R2は短いので、力F1’及び力F2’によ
って金型取付板15に作用する曲げモーメントの大きさ
は小さくなる。
【0063】これに対して、可動プラテン11が、仮に
「従来の技術」において説明した可動プラテン100の
ような構成であるとすると、線L1及び線L2が金型取
付板15の背面と交差する点に力F1及び力F2が作用
することになる。すると、線L1及び線L2と中心軸線
L3との距離R1が前記距離R2よりもはるかに長いの
で、金型取付板15に作用する曲げモーメントは大きく
なってしまう。
【0064】このように、金型取付板15に作用する上
下のトグルアーム33からの押す力F1’及び力F2’
の作用点と、反力が押す力F3の作用点の距離が近いの
で、金型取付板15に作用する曲げモーメントは小さく
なる。そのため、金型取付板15は曲げモーメントによ
って撓むことがない。また、金型取付板15の中心付近
が、図10及び11に示されるように、肉厚になってい
る場合、力F1’及び力F2’によって、金型取付板1
5が変形することもない。
【0065】なお、上部荷重受け部13及び下部荷重受
け部17は、上部荷重伝達部材42及び下部荷重伝達部
材43を介して、金型取付板15の背面の点P1及び点
P2に接続されている。そのため、力F1及び力F2に
よって、点P1及び点P2を中心に上部荷重受け部13
及び下部荷重受け部17をそれぞれ上下方向へ押し広げ
るような力を受けることになる。すなわち、上部荷重受
け部13及び下部荷重受け部17を互いに離間させるよ
うな力を受けることになる。
【0066】しかし、前記上部荷重受け部13及び下部
荷重受け部17は、荷重受け部連結部材41によって互
いに連結されているので、離間することがない。
【0067】このように、本実施の形態においては、上
下のトグルアーム33からの力は、上部荷重伝達部材4
2及び下部荷重伝達部材43に伝達され、金型取付板1
5の背面20の中心に近い点P1及び点P2に作用す
る。
【0068】このため、金型取付板15に作用する曲げ
モーメントが小さくなるので、金型取付板15の板厚を
厚くしなくても、金型取付板15が撓むことがない。し
たがって、金型取付面16の変形を有効に防止すること
ができるので、可動金型24が変形せず、成形品の成形
性が低下することがない。
【0069】また、ガイド部45の金型取付面16側の
面50は、前記金型取付面16よりも背面20側に位置
するので、タイバーガイド孔46の内周面とタイバー1
2の外周面との間から漏れ出たグリスが、直接に金型取
付面16を流下することがない。
【0070】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。なお、前記第1の実施の形態と同じ構成のも
のについては、同じ符号を付与することにより説明を省
略する。
【0071】図13は本発明の第2の実施の形態におけ
る可動金型支持装置の側面図、図14は本発明の第2の
実施の形態における図13のF矢視図、図15は本発明
の第2の実施の形態における図13のG矢視断面図、図
16は本発明の第2の実施の形態における図14のH矢
視図、図17は本発明の第2の実施の形態における図1
4のI矢視断面図、図18は本発明の第2の実施の形態
における図14のJ矢視断面図である。
【0072】本実施の形態において、可動金型支持装置
としての可動プラテン11には、複数の前記タイバー1
2のそれぞれに対応する位置に、ガイド手段であるタイ
バー12と係合するガイド孔としてのタイバーガイド孔
57を備える複数、例えば、四つのガイド部55が形成
される。
【0073】ここで、該ガイド部55の構成は、前記第
1の実施の形態におけるガイド部45とほぼ同様であ
り、前記タイバーガイド孔57のそれぞれには前方と後
方に図示されないタイバーブッシュがそれぞれ嵌め込ま
れ、該タイバーブッシュの内周面がタイバー12の外周
面に接触して摺動するようになっている。そして、前記
タイバーガイド孔57とタイバー12との隙間には、潤
滑剤としのグリスが収納されている。なお、前記タイバ
ーブッシュを省略する場合には、前記タイバーガイド孔
57の内周面がタイバー12の外周面に直接に接触して
摺動することになる。
【0074】しかし、本実施の形態におけるガイド部5
5は、前記第1の実施の形態におけるガイド部45より
も短く、前記ガイド部55の金型取付面16側の面56
は、金型取付板15の背面20よりも上部荷重受け部1
3及び下部荷重受け部17側に引っ込んでいる。すなわ
ち、図13及び16に示されるように、前記ガイド部5
5の金型取付面16側の面56と前記背面20との間に
は隙間が生じた状態となっている。これにより、タイバ
ーブッシュの内周面とタイバー12の外周面との間から
漏れ出たグリスは、前記隙間から下方へ落下するので、
金型取付面16を流下することがない。
【0075】次に、前記構成の射出成形機の可動金型支
持装置の動作を説明する。
【0076】まず、駆動装置30の駆動源31が作動
し、クロスヘッド35を前進させることによって、トグ
ル機構22を作動させる。これにより、可動プラテン1
1が前進させられて可動金型24が固定金型25に接合
されて型閉が行われ、次いで、型締が行われる。続い
て、図示されない射出装置から樹脂が高圧で射出され、
前記可動金型24及び固定金型25のキャビティ空間に
充填される。そして、前記樹脂が冷却して固化すること
によって成形品が成形される。すると、前記駆動源31
が作動し、クロスヘッド35を後退させることによっ
て、可動プラテン11が後退させられて可動金型24が
固定金型25から離間して、型開が行われる。続いて、
図示されないエジェクタロッドを前進させると、エジェ
クタピンが、前記可動金型24内部のキャビティに突出
して成形品をエジェクトする。これにより、成形品が取
り出される。以上の動作を繰り返すことによって、多数
の成形品が成形される。
【0077】なお、可動プラテン11は、タイバー12
に沿って往復動を繰り返すことになる。そして、可動プ
ラテン11の前記タイバー12のそれぞれに対応するタ
イバーガイド孔57のそれぞれには前方と後方に図示さ
れないタイバーブッシュがそれぞれ嵌め込まれ、前方の
タイバーブッシュと後方のタイバーブッシュとの間の部
分にグリスが収納されている。このため、グリスがタイ
バーブッシュの内周面とタイバー12の外周面との間に
わずかずつ進入するので、前記タイバーブッシュの内周
面とタイバー12の外周面との間の潤滑が常に良好とな
り、滑らかに摺動するので、前記可動プラテン11がタ
イバー12に沿ってスムーズに進退することができる。
【0078】ここで、型締装置が長時間にわたり上記の
動作を繰り返すと、前記タイバーガイド孔57又はタイ
バーブッシュの内周面とタイバー12の外周面との間か
らグリスが少しずつ漏れ出てくる。本実施の形態におい
ては、ガイド部55の金型取付面16側の面56は、金
型取付板15の背面20よりも上部荷重受け部13及び
下部荷重受け部17側に引っ込んで、前記面56と背面
20との間には隙間が生じた状態となっている。そのた
め、金型取付面16側の面56において、上側の二本の
タイバー12の外周面とタイバーガイド孔57の内周面
との間から漏れ出たグリスは、前記隙間から下方へ落下
する。
【0079】したがって、前記漏れ出たグリスは、金型
取付面16に付着することがないので、金型取付面16
や該金型取付面16に取り付けられた可動金型24が前
記グリスによって汚染されることがない。
【0080】なお、前記漏れ出たグリスは落下して、フ
レーム21の面や型締装置の据え付けられている床面等
に付着するが、これらの面は可動金型24や固定金型2
5から離れているので、これらの面に付着したグリスが
成形品に付着する恐れはない。また、前記漏れ出たグリ
スは微量であるので、型締装置やその周辺の環境の汚染
という観点からみても、別段の問題は発生しない。
【0081】そして、金型取付面16における前記面5
6と反対側の面のタイバー12の外周面とタイバーガイ
ド孔57の内周面との間から漏れ出たグリスも流下して
落下するが、前記反対側の面は可動金型24や固定金型
25から離れているので、この面に付着したグリスが成
形品に付着する恐れはない。また、前記漏れ出たグリス
は微量であるので、型締装置やその周辺の環境の汚染と
いう観点からみても、別段の問題は発生しない。
【0082】なお、本実施の形態において、型閉及び型
締の時に可動プラテン11に作用する力については、前
記第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略
する。
【0083】このように、本実施の形態においては、ガ
イド部55の金型取付面16側の面56は、金型取付板
15の背面20よりも上部荷重受け部13及び下部荷重
受け部17側に引っ込んで、前記面56と背面20との
間には隙間が生じた状態となっている。
【0084】したがって、金型取付面16側の面56に
おいて、上側の二本のタイバー12の外周面とタイバー
ガイド孔57の内周面との間から漏れ出たグリスは、前
記隙間から下方へ落下するので、金型取付面16や該金
型取付面16に取り付けられた可動金型24に付着する
ようなことがない。このため、前記金型取付面16や可
動金型24に付着したグリスが成形された成形品に付着
して該成形品が不良品となることがない。
【0085】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。なお、前記第1及び第2の実施の形態と同じ
構成のものについては、同じ符号を付与することにより
説明を省略する。
【0086】図19は本発明の第3の実施の形態におけ
る可動金型支持装置の背面図である。
【0087】本実施の形態においては、フレーム21の
上面にガイド手段としてのガイドレール63が取り付け
られ、可動プラテン11の下端に取り付けられたベース
部材61の下面にガイド部としての係合ガイド62が取
り付けられている。なお、前記ベース部材61を省略し
て、前記可動プラテン11の下端面に係合ガイド62を
直接取り付けることもできる。また、前記ガイドレール
63は、フレーム21以外の部材に取り付けられていて
もよい。
【0088】ここで、前記ガイドレール63はリニアガ
イドウェイのレールであり、前記係合ガイド62は、リ
ニアガイドウェイのキャリッジであることが望ましい。
なお、リニアガイドウェイは、リニアシステム、リニア
ガイド、又は、LM(Linear Motion)ガ
イドとも呼ばれ、キャリッジがレールに係合し、該レー
ルに沿って移動するシステムである。この場合、キャリ
ッジとレールとの間には、ローラ、ボール等の転動部材
が多数配設され、該転動部材が転動することによって、
キャリッジはレールに沿って滑らかに移動することがで
きるようになっている。なお、通常、前記転動部材は、
キャリッジに保持され、循環経路内を循環するようにな
っている。また、キャリッジは、レールに係合してお
り、該レールの軸方向に移動することができるが、レー
ルの軸に垂直な方向には移動することができないように
なっている。そのため、キャリッジにレールの軸に垂直
な方向の荷重が加えられた場合であっても、キャリッジ
は、がたつくことなく、レールに沿って滑らかに移動す
ることができる。
【0089】もっとも、前記ガイドレール63及び係合
ガイド62は、リニアガイドウェイのレール及びキャリ
ッジでなくてもよい。この場合も、前記ガイドレール6
3及び係合ガイド62は、図19に示されるような断面
形状を有し、係合ガイド62がガイドレール63に係合
した状態で、該ガイドレール63に沿って移動する。な
お、ガイドレール63と係合ガイド62との摺動面に
は、グリス等の潤滑剤が供給され、摩擦抵抗を低くする
ようになっている。
【0090】このように、本実施の形態における係合ガ
イド62は、ガイドレール63の軸に垂直な方向(図1
9における、例えば、上下左右方向)の加重を受けて
も、ガイドレール63の軸方向(図19の紙面に対して
垂直方向)に滑らかに移動することができる。そのた
め、前記係合ガイド62は、可動プラテン11、該可動
プラテン11に取り付けられた可動金型24等の重量を
受けつつ、ガイドレール63に沿って滑らかに移動す
る。また、可動プラテン11に横方向から力が加えられ
た場合であっても、前記係合ガイド62は、がたつくこ
となく、ガイドレール63に沿って滑らかに移動する。
【0091】本実施の形態においては、前記第1及び第
2の実施の形態のように、タイバー12がガイド手段と
して機能しない。そのため、本実施の形態における可動
プラテン11は、前記第1及び第2の実施の形態のよう
なガイド部45及びガイド部55を備えておらず、タイ
バー12が通過するための切欠58を備える。なお、該
切欠58は、タイバー12と干渉しないものであれば、
いかなる形状及び大きさのものであってもよく、また、
タイバー12が可動プラテン11の外縁よりも外側に位
置する場合には、省略することもできる。
【0092】なお、本実施の形態において、型閉及び型
締の時の可動プラテン11の動作、及び、該可動プラテ
ン11に作用する力については、前記第1及び第2の実
施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
【0093】このように、本実施の形態においては、可
動プラテン11の下端に取り付けられた係合ガイド62
が、ガイドレール63に係合して、該ガイドレール63
に沿って移動するようになっている。そして、該ガイド
レール63はリニアガイドウェイのレールであり、前記
係合ガイド62は、リニアガイドウェイのキャリッジで
ある。
【0094】したがって、可動プラテン11は、前後左
右にがたつくことなく、滑らかに前進又は後退するの
で、型閉、型締等の際の金型の位置精度が向上し、高精
度の成形品を成形することができる。
【0095】また、タイバー12がガイド手段として機
能しないので、前記可動プラテン11は、前記第1及び
第2の実施の形態のようなガイド部45及びガイド部5
5を備える必要がない。そのため、タイバー12の外周
面とタイバーガイド孔の内周面との間から漏れ出たグリ
スが、金型取付面16や該金型取付面16に取り付けら
れた可動金型24に付着するという問題が発生すること
がない。
【0096】さらに、タイバー12に可動プラテン1
1、該可動プラテン11に取り付けられた可動金型24
等の重量がかかることがないので、前記タイバー12が
変形することがない。そのため、金型の位置精度が向上
し、高精度の成形品を成形することができる。
【0097】なお、前記実施の形態においては、可動プ
ラテンが横方向(水平方向)に移動する横置型の射出成
形機について説明したが、本発明の可動金型支持装置
は、可動プラテンが縦方向(垂直方向)に移動する縦置
型の射出成形機にも適用することができる。さらに、本
発明の可動金型支持装置は、射出成形機の他に、ダイキ
ャストマシーン、IJ封止プレス等の成形機にも適用す
ることができる。
【0098】また、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0099】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、射出成形機の可動金型支持装置においては、金型
取付面を備える金型取付板と、ガイド手段と係合するガ
イド部と、第1のピンが挿入される第1ピン挿入孔を備
える第1荷重受け部と、第2のピンが挿入される第2ピ
ン挿入孔を備える第2荷重受け部と、一端が前記第1荷
重受け部に接続され、他端が前記第2荷重受け部に接続
される荷重受け部連結部材と、一端が前記第1荷重受け
部及び第2荷重受け部に接続され、他端が該第1荷重受
け部及び第2荷重受け部よりも前記金型取付板の中心に
接近した位置で該金型取付板の背面に接続される荷重伝
達部材とを有する。
【0100】この場合、金型取付板の中心に接近した位
置に作用するので曲げモーメントが小さくなり、金型取
付板の板厚を厚くしなくても、金型取付板が撓むことが
ない。そのため、金型取付板の板厚を厚くすることな
く、金型取付板の撓みや金型取付面の変形を防止するこ
とができる。
【0101】他の射出成形機の可動金型支持装置におい
ては、さらに、前記荷重伝達部材は、一端が前記第1荷
重受け部に接続され、他端が該第1荷重受け部よりも前
記金型取付板の中心に接近した位置で該金型取付板の背
面に接続される第1荷重伝達部材と、一端が前記第2荷
重受け部に接続され、他端が該第2荷重受け部よりも前
記金型取付板の中心に接近した位置で該金型取付板の背
面に接続される第2荷重伝達部材とから成る。
【0102】この場合、金型取付板の中心に近い部分
は、第1荷重受け部及び第2荷重受け部からの荷重が、
荷重伝達部材を介して背面に伝達されても、ほとんど変
形することがない。
【0103】更に他の射出成形機の可動金型支持装置に
おいては、さらに、前記金型取付板、ガイド部、第1荷
重受け部、第2荷重受け部、荷重受け部連結部材及び荷
重伝達部材は、一体的に形成される。
【0104】この場合、可動金型支持装置の剛性がさら
に高くなり、金型取付板が撓むことがない。
【0105】更に他の射出成形機の可動金型支持装置に
おいては、さらに、前記荷重受け部連結部材は、筒状の
形状を備える。
【0106】この場合、筒状の空間には、金型取付板の
背面に取り付けられた、例えば、エジェクタロッドユニ
ット、エジェクタロッド駆動源等の装置を収納すること
ができる。
【0107】更に他の射出成形機の可動金型支持装置に
おいては、さらに、前記筒状の形状は、角筒状の形状で
ある。
【0108】この場合、荷重受け部連結部材の剛性が高
くなり、変形することがない。
【0109】更に他の射出成形機の可動金型支持装置に
おいては、さらに、前記荷重受け部連結部材の金型取付
板側の端面は、前記金型取付板の背面から離間してい
る。
【0110】この場合、筒状の空間には、金型取付板の
背面に取り付けられた、例えば、エジェクタロッドユニ
ット、エジェクタロッド駆動源等の装置の保守や交換等
を容易に行うことができる。
【0111】更に他の射出成形機の可動金型支持装置に
おいては、さらに、前記ガイド手段はタイバーであり、
前記ガイド部は前記タイバーが挿入されるガイド孔を備
える。
【0112】この場合、可動金型支持装置は、ガイドの
ための手段を別段配設しなくても、タイバーに沿って滑
らかに前進又は後退することができる。
【0113】更に他の射出成形機の可動金型支持装置に
おいては、さらに、前記ガイド手段はガイドレールであ
り、前記ガイド部は前記ガイドレールに係合する係合ガ
イドを備える。
【0114】この場合、可動金型支持装置は、ガイドレ
ールに沿って滑らかに移動することができ、金型の位置
精度が向上し、高精度の成形品を成形することができ
る。また、タイバーの外周面とガイド孔の内周面との間
から漏れ出たグリスが、金型取付面や該金型取付面に取
り付けられた可動金型に付着するという問題が発生する
ことがない。
【0115】更に他の射出成形機の可動金型支持装置に
おいては、さらに、前記ガイドレールはリニアガイドウ
ェイのレールであり、前記係合ガイドはリニアガイドウ
ェイのキャリッジである。
【0116】この場合、可動金型支持装置は、前後左右
にがたつくことなく、滑らかに前進又は後退するので、
型閉、型締等の際の金型の位置精度が向上し、高精度の
成形品を成形することができる。
【0117】更に他の射出成形機の可動金型支持装置に
おいては、さらに、前記ガイド部の金型取付面側の面
は、前記金型取付面よりも背面側に位置する。
【0118】この場合、漏れ出たグリスが、直接に金型
取付面を流下することがないので、グリスが金型取付面
や可動金型に付着してまうことを防止することができ
る。したがって、金型取付面や可動金型に付着したグリ
スが成形された成形品に付着して該成形品が不良品とな
ることがない。
【0119】更に他の射出成形機の可動金型支持装置に
おいては、さらに、前記ガイド部の金型取付面側の面
は、前記背面よりもトグル式型締装置側に位置する。
【0120】この場合、漏れ出たグリスは、隙間から下
方へ落下するので、金型取付面や該金型取付面に取り付
けられた可動金型に付着するようなことがない。したが
って、前記金型取付面や可動金型に付着したグリスが成
形された成形品に付着して該成形品が不良品となること
がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における可動金型支
持装置の斜視図である。
【図2】従来の可動プラテンにおける第1の側面図であ
る。
【図3】従来の可動プラテンにおける第2の側面図であ
る。
【図4】本発明の第1の実施の形態における射出成形機
の概略図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態における図1の縦断
面図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態における可動金型支
持装置の側面図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態における図6のA矢
視図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態における図6のB矢
視断面図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態における図7のC矢
視図である。
【図10】本発明の第1の実施の形態における図7のD
矢視断面図である。
【図11】本発明の第1の実施の形態における図7のE
矢視断面図である。
【図12】本発明の第1の実施の形態における可動金型
支持装置に作用する力を示す図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態における可動金型
支持装置の側面図である。
【図14】本発明の第2の実施の形態における図13の
F矢視図である。
【図15】本発明の第2の実施の形態における図13の
G矢視断面図である。
【図16】本発明の第2の実施の形態における図14の
H矢視図である。
【図17】本発明の第2の実施の形態における図14の
I矢視断面図である。
【図18】本発明の第2の実施の形態における図14の
J矢視断面図である。
【図19】本発明の第3の実施の形態における可動金型
支持装置の背面図である。
【符号の説明】
11 可動プラテン 12 タイバー 13 上部荷重受け部 14 上部ピン挿入孔 15 金型取付面 16、37 金型取付面 17 下部荷重受け部 18 下部ピン挿入孔 20 背面 22 トグル機構 41 荷重受け連結部材 42 上部荷重伝達部材 43 下部荷重伝達部材 45、55 ガイド部 49、57 タイバーガイド孔 50、56 面 62 係合ガイド 63 ガイドレール

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)金型取付面を備える金型取付板
    と、(b)ガイド手段と係合するガイド部と、(c)第
    1のピンが挿入される第1ピン挿入孔を備える第1荷重
    受け部と、(d)第2のピンが挿入される第2ピン挿入
    孔を備える第2荷重受け部と、(e)一端が前記第1荷
    重受け部に接続され、他端が前記第2荷重受け部に接続
    される荷重受け部連結部材と、(f)一端が前記第1荷
    重受け部及び第2荷重受け部に接続され、他端が該第1
    荷重受け部及び第2荷重受け部よりも前記金型取付板の
    中心に接近した位置で該金型取付板の背面に接続される
    荷重伝達部材とを有することを特徴とする射出成形機の
    可動金型支持装置。
  2. 【請求項2】 前記荷重伝達部材は、一端が前記第1荷
    重受け部に接続され、他端が該第1荷重受け部よりも前
    記金型取付板の中心に接近した位置で該金型取付板の背
    面に接続される第1荷重伝達部材と、一端が前記第2荷
    重受け部に接続され、他端が該第2荷重受け部よりも前
    記金型取付板の中心に接近した位置で該金型取付板の背
    面に接続される第2荷重伝達部材とから成る請求項1に
    記載の射出成形機の可動金型支持装置。
  3. 【請求項3】 前記金型取付板、ガイド部、第1荷重受
    け部、第2荷重受け部、荷重受け部連結部材及び荷重伝
    達部材は、一体的に形成される請求項1又は2に記載の
    射出成形機の可動金型支持装置。
  4. 【請求項4】 前記荷重受け部連結部材は、筒状の形状
    を備える請求項1〜3のいずれか1項に記載の射出成形
    機の可動金型支持装置。
  5. 【請求項5】 前記筒状の形状は、角筒状の形状である
    請求項4に記載の射出成形機の可動金型支持装置。
  6. 【請求項6】 前記荷重受け部連結部材の金型取付板側
    の端面は、前記金型取付板の背面から離間している請求
    項1〜5のいずれか1項に記載の射出成形機の可動金型
    支持装置。
  7. 【請求項7】 前記ガイド手段はタイバーであり、前記
    ガイド部は前記タイバーが挿入されるガイド孔を備える
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の射出成形機の可動
    金型支持装置。
  8. 【請求項8】 前記ガイド手段はガイドレールであり、
    前記ガイド部は前記ガイドレールに係合する係合ガイド
    を備える請求項1〜6のいずれか1項に記載の射出成形
    機の可動金型支持装置。
  9. 【請求項9】 前記ガイドレールはリニアガイドウェイ
    のレールであり、前記係合ガイドはリニアガイドウェイ
    のキャリッジである請求項1〜8のいずれか1項に記載
    の射出成形機の可動金型支持装置。
  10. 【請求項10】 前記ガイド部の金型取付面側の面は、
    前記金型取付面よりも背面側に位置する請求項1〜7の
    いずれか1項に記載の射出成形機の可動金型支持装置。
  11. 【請求項11】 前記ガイド部の金型取付面側の面は、
    前記背面よりもトグル式型締装置側に位置する請求項1
    0に記載の射出成形機の可動金型支持装置。
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