JP5056245B2 - ステージ、及び成形機 - Google Patents

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本発明は、金型を可動盤や固定盤に固定するためのステージ、及びかかるステージを組み込んだ成形機に関する。
射出成形機として、固定盤と可動盤との間に固定金型と可動金型とを挟持して型締めを行うものが存在する(例えば特許文献1参照)。
特開2006−272558号公報
上記のような射出成形機では、固定金型が固定盤に位置決め設置され、可動金型が可動盤に位置決め設置されるが、金型の固定盤及び可動盤に対する設置誤差、金型の作製誤差や射出成形機の繰返し使用等によって、固定金型と可動金型との型締めに際して微小なズレが発生し、成形品の形状精度が低下する場合がある。特に、近年の高精度レンズでは、金型の微小な位置ズレがレンズの光学性能に大きく影響する。
また、固定金型と可動金型に、位置決め手段を備えたものは、固定金型と可動金型とに微小なズレがあると、位置決め手段が互いに偏当たりして、位置決め手段が磨耗し、長期にわたって安定した高精度の成形が困難となるおそれもある。
そこで、本発明は、固定金型と可動金型とを型締めして繰返しの使用においても高精度の成形品の製造を可能にする金型支持用のステージ及びこれを組み込んだ成形機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る成形用のステージは、固定盤及び可動盤のいずれか一方に固定されるベース部と、金型を取り付ける可動部と、ベース部と可動部との間に設けられて、弾性バネの変形を利用してベース部と可動部とを弾性的に連結する緩衝装置とを備える。ここで、弾性バネは、弾性変形が所定の方向に規制される板状のバネであることを特徴とする。また、ベース部と、可動部と、弾性バネとは、一体に形成されていることを特徴とする。
上記ステージでは、固定盤に固定されている金型と可動盤に固定されている金型との間に微小な位置ズレが生じても、いずれかの盤側において、緩衝装置によって可動部がベース部に対して変位するので、可動盤側の金型と固定盤側の金型とが精度よく合致するように再調整でき、高精度の成形品を製造することができる。また、ステージに設けた緩衝装置の働きにより、位置決め機構が偏当たりすることもなくなるので、金型の耐久性も向上する。また、このステージでは、弾性バネが弾性変形が所定の方向に規制される板状のバネであるので、ベース部に対する可動部の変位を、例えば型締めの方向に垂直な所望の方向に簡易かつ精密に制限することができる。さらに、板状のバネを用いることで、磨耗による精度の劣化が抑えられメンテナンスの負担を低減できるので、長期間にわたって高精度の成形品を形成することができる。
さらに、上記ステージでは、ベース部と、可動部と、弾性バネとが一体に形成されているので、ステージの剛性を高めることができ、さらに、ステージの部品点数を低減でき小型化することができる。
本発明の別の態様では、緩衝装置が、緩衝装置が、少なくとも1つ以上の中間枠と、少なくとも1つ以上の中間枠とベース部又は可動部とを相互に連結する複数の弾性バネとを備え、少なくとも1つ以上の中間枠とベース部とを弾性バネとしての板状のバネによって相互に連結し、少なくとも1つ以上の中間枠と可動部とを弾性バネとしての板状のバネによって相互に連結し、ベース部と可動部と少なくとも1つ以上の中間枠と弾性バネとが、一体に形成されていることを特徴とする。この場合、可動部を中間枠を介して複数方向に相対変位させることができる。なお、中間枠を複数設ければ、可動部の変位の自由度が高まる。
本発明のさらに別の態様では、弾性バネが、直線的にそれぞれ延びるとともに放射状に配置されることを特徴とする。この場合、可動部側をべ一ス部に対して相対的に回転させることができる。つまり、偏心量の少ない回転型のステージを提供できる。
本発明のさらに別の態様では、少なくとも2つ以上の弾性バネが、直線的にそれぞれ延びるとともに平行に配置されることを特徴とする。この場合、直進性に優れた直動型のステージを得ることができる。
本発明のさらに別の態様では、弾性バネが、可動盤の移動方向に垂直な方向への変位を許容することを特徴とする。
本発明のさらに別の態様では、ステージの少なくとも一部の材料が、チタン又はチタン合金であることを特徴とする。チタンやチタン合金は、他の金属に比べ比重が小さいのでステージを軽くすることができ、支持部品等の設計の自由度が増す。また、弾性バネがチタンやチタン合金である場合、弾性バネのじん性が高くなり、疲労破壊が発生しにくくなる。また、可動部等がチタンやチタン合金である場合、断熱効果の高いステージを得ることができる。
本発明のさらに別の態様では、温度調整部をさらに備えることを特徴とする。この場合、金型からの熱伝導によるステージの温度変化や温度分布が小さくなって熱変形量が低減されるので、より高精度に金型の位置を調整し、かつ維持することができる。
本発明のさらに別の態様では、可動部を直接的又は間接的に変位させる変位装置をさらに備えることを特徴とする。この場合、可動部に支持された金型の変位量やその範囲を調整することができる。
本発明のさらに別の態様では、変位装置に対向して変位装置の駆動力に対抗する力を付与する予圧装置をさらに備えることを特徴とする。この場合、可動部の保持をより確実にすることができ、調整範囲(可動範囲)を広げることができる。
本発明のさらに別の態様では、金型の変位を検出する変位検出装置をさらに備えることを特徴とする。この場合、金型の位置やその調整量を管理することができる。なお、金型の変位の検出は、金型の変位を直接検出する場合に限らず、可動部の変位検出を介して間接的に金型の変位検出を行う場合も含む。
本発明のさらに別の態様では、固定盤又は可動盤と可動部との間の接触面、又は金型とベース部との間の接触面との少なくとも一方が研磨されていることを特徴とする。この場合、ステージの可動部や中間枠と、固定盤又は可動盤との摩擦力を低減することができ、或いはステージのベース部と、金型とのの摩擦力を低減することができるので、滑らかな調整動作が可能になる。
本発明のさらに別の態様では、固定盤と、可動盤と、金型と、液体に接する部分とのうち少なくとも1箇所以上に防錆処理がなされていることを特徴とする。つまり、例えば固定盤、可動盤、金型、及び液体に接する部のいずれかの箇所、又はこれら全てに防錆処理がなされている。この場合、固定盤、可動盤、金型等の滑らかな移動を確保することができ、ステージの寿命を長くすることができる。また、このような防錆処理によって、水等の液体による各部の腐食を防止でき、可動部の金型取付面の平面度や平行度を維持しやすくなる。
本発明のさらに別の態様では、固定盤又は可動盤との接触面に潤滑剤が塗布されていることを特徴とする。この場合、可動部等の滑らかな移動を確保することができる。
本発明に係る成形機は、上述のステージを備え、ステージの可動部を固定盤及び可動盤の少なくとも一方に固定する固定部材を有することを特徴とする。
上記成形機によれば、可動部等の位置調整後、可動部をビス等の固定部材で固定することによって、さらに高圧で型締めを行った場合にも金型の位置ずれが生じにくくなる。
本発明の具体的な態様では、上記成形機において、固定盤に固定された金型と可動盤に固定された金型との型締め時に両金型を相対的に位置決めする位置決め機構をさらに備えることを特徴とする。上述のステージにより、位置決め機構の消耗を低減することができ、金型等の寿命を延ばすことができる。
〔第1実施形態〕
本発明の第1実施形態である射出成形装置について、図面を参照しつつ説明する。まず、図1は、本実施形態の射出成形装置の構造を概念的に説明する正面図である。
本実施形態の射出成形装置100は、射出成形機10と、取出し装置20と、温度調節装置40と、センサ駆動部50とを備える。射出成形機10は、射出成形を行って成形品MPを作製する部分であり、取出し装置20は、射出成形機10から成形品MPを取り出す部分であり、温度調節装置40は、射出成形機10の金型61,62やその周辺の温度を調節するための部分であり、センサ駆動部50は、金型61,62を支持するステージ64に設けた変位検出装置その他の各種センサを制御する部分である。ここで、射出成形装置100は、型開き及び型閉じが横方向となっている。
射出成形機10は、固定盤11と、可動盤12と、型締め盤13と、開閉駆動装置15と、射出装置16とを備える。射出成形機10は、固定盤11と可動盤12との間に第1の金型である固定金型61と第2の金型である可動金型62とを挟持して両金型61,62を型締めすることにより成形を可能にする。
固定盤11は、支持フレーム14の中央側上面に固定された固定盤であり、取出し装置20をその上部に支持する。固定盤11の内側は、固定金型61を着脱可能に支持しており、可動盤12の内側に対向している。固定盤11は、タイバー19a,19bを介して型締め盤13に固定されており、成形時の型締め(すなわちロックアップ)の圧力に耐え得るようになっている。なお、固定盤11上の固定金型61の表面には、位置決め用のテーパ状凹部66が形成されている。
上側タイバー19aと下側タイバー19bとは、それぞれ固定盤11と型締め盤13との間に架設されている。上側タイバー19aと下側タイバー19bとは、実際には2本ずつあり、固定盤11及び型締め盤13の四隅に支持されて、互いに平行に延びている。可動盤12の四隅には、タイバー19a,19bを貫通させるための貫通孔が形成されており、可動盤12は、タイバー19a,19bに対して摺動可能である。
可動盤12は、後述するスライドガイド15aによって固定盤11に対して進退移動可能に支持されている可動盤である。可動盤12の内側は、固定盤11の内側に対向しており、ステージ64を介して可動金型62を着脱可能に支持している。ステージ64は、詳細については後述するが、可動盤12に取り付けられており、可動金型62を可動盤12に対してその進退方向に垂直なX方向に微小変位させることができるようになっている。これにより、固定金型61に対して可動金型62の正確な位置調整が可能になり、精密な型閉じ及び型締めが可能になっている。なお、可動盤12上の可動金型62の表面には、位置決め用のテーパ状突起67が形成されている。このテーパ状突起67は、固定金型61に設けたテーパ状凹部66と嵌合する。すなわち、テーパ状凹部66とテーパ状突起67とは、協働して位置決め機構として機能し、両金型61,62の型締め時に両者のアライメントを行う。
なお、可動盤12には、エジェクタ65が組み込まれている。エジェクタ65は、離型時に可動金型62に残る成形品MPをエジェクタピンを介して可動金型62内から外側に押し出し、取出し装置20による移送を可能にする。
型締め盤13は、支持フレーム14の端部側上面に固定されているが、タイバー19a,19bが延びている方向に関して位置調整が可能になっており、固定盤11と可動盤12との間隔調整を可能にしている。型締め盤13は、型締めに際して、開閉駆動装置15の動力伝達部15dを介して可動盤12をその背後から支持する。
開閉駆動装置15は、スライドガイド15aと、動力伝達部15dと、アクチュエータ15eとを備える。スライドガイド15aは、支持フレーム14上であって可動盤12の直下に設けられており、可動盤12を支持するとともに、可動盤12の固定盤11に対する進退方向すなわちZ方向に関する滑らかな往復移動を可能にしている。動力伝達部15dは、トグルリンク等で構成され、アクチュエータ15eからの駆動力を受けて伸縮する。これにより、型締め盤13に対して可動盤12が近接したり離間したり自在に変位し、結果的に、可動盤12と固定盤11とを互いに近接するように締め付けることができる。
以上の開閉駆動装置15により、固定盤11と可動盤12とに挟まれた固定金型61と可動金型62とを型閉じすることができ、或いは、可動盤12と固定盤11とを互いに離間させてこれらに挟まれた固定金型61と可動金型62とを型開きすることができる。さらに、型閉じに際しては、アクチュエータ15eの駆動によって可動盤12を固定盤11側に極めて大きな圧力で押し付けることができ、固定金型61と可動金型62とを十分な力で型締めすることができる。
射出装置16は、シリンダ16a、材料貯留部16b、スクリュ駆動部16c等を備え、射出端16dから温度制御された状態で溶融樹脂を吐出することができる。射出装置16は、シリンダ16aの射出端16dを固定盤11等に対して分離可能に接続することができ、固定盤11を介して、固定金型61と可動金型62とを型締めした状態で形成されるキャビティ中に溶融樹脂を所望のタイミングで供給することができる。
取出し装置20は、成形品MPを把持することができるハンド21と、ハンド21を3次元的に移動させる3次元駆動装置22とを備える。取出し装置20は、固定金型61と可動金型62とを離間させて型開きする際に、固定金型61や可動金型62に残る成形品MPを把持して外部に搬送する役割を有する。なお、成形品MPが光学素子である場合、光学面を有する成形品本体を傷つけないように、成形に付随して形成される不要部分であるスプル部分等がハンド21に把持される。
温度調節装置40は、固定盤11や可動盤12等に対して温度調節用の媒体を供給することで固定盤11や可動盤12等を所望の温度に保持でき、固定金型61や可動金型62に設けたヒータに通電することで固定金型61と可動金型62とを所望の温度に調整することができる。具体的には、温度調節装置40は、例えば固定盤11のうち固定金型61を支持する部分と、可動盤12のうちステージ64を支持する部分と、可動盤12に支持されたステージ64とに形成されたジャケット又は循環路に対して温度調節用の媒体を供給できる。温度が調節された水や油等の媒体を必要な流量で循環路に供給することにより、固定盤11及び可動盤12の温度上昇を防止して例えば室温に維持することができ、射出成形機10の精密で安定した動作を確保することができる。また、固定金型61や可動金型62中に設けた加熱用のヒータに通電し温度検出用の熱伝対の出力を監視することで、固定金型61と可動金型62との間に形成されたキャビティ中に射出された透明樹脂を所望の熱工程で硬化させることができる。
センサ駆動部50は、例えばステージ64に設けた変位検出装置の動作を制御して、変位量を出力する。この変位検出装置は、後述するように、ステージ64の可動部の変位に基づいて、ステージ64上の可動金型62の変位を監視することができる。センサ駆動部50は、その他、金型61,62等の温度を検出するセンサ、可動盤12等の位置を検出するセンサ等を適所に配置することができ、これらの結果をセンサ駆動部50によって監視することができる。
図2は、可動盤12に設けたステージ64の具体的な構造を説明するための図であり、図2(A)はステージ64の正面図であり、図2(B)はステージ64の裏面断面図であり、図2(C)はステージ64のAA断面図であり、図2(D)はステージ64の下面図である。
ステージ64は、可動盤12に固定されるベース部71と、可動金型62を取り付ける可動部73と、ベース部71及び可動部73を弾性的に連結する4つの緩衝装置75と、可動部73を変位させる変位装置77と、変位装置77の駆動力に対抗する力を可動部73に付与する予圧装置78と、可動部73の変位を検出するための変位検出装置としての測長機79とを備える。ここで、ベース部71、可動部73、及び緩衝装置75は、角柱状の金属材料から一体に形成されたものであり、例えばSUSプレートをワイヤカットによって局所的にくり抜き加工によって作製される。
ベース部71は、矩形の枠体であり、ビス等の締結部材72aによって可動盤12に固定可能になっている。ベース部71の中央は、可動部73等を収納するための空洞71aとなっている。なお、ベース部71の内部には、温度調節用の媒体を循環させるために循環路71cを形成することができる。
可動部73は、矩形の柱状体であり、不図示の締結部材によって可動金型62を固定可能になっている。可動部73のX方向のサイズは、ベース部71の空洞71aのX方向のサイズよりも僅かに小さくなっており、可動部73は、空洞71a内でX方向に微小変位可能になっている。なお、可動部73の内部には、温度調節用の媒体を循環させるために循環路73cを形成することができる。循環路73cを設けて温度調整を行った場合、可動金型62からの熱伝導に原因するステージ64の温度変化・温度分布が小さくなって熱変形量が低減されるので、より高精度に可動金型62の位置を調整し、かつ維持することが可能になる。また、断熱効果が増すため、可動金型62からの熱伝導による可動盤12の温度変化が小さくなってその熱変形量が低減されるので、可動金型62の加熱前後で発生する可動金型62の型締め位置のずれ量が小さくなる。一方、可動部73の内部に以上のような循環路73cを設けた場合、媒体が水であるときは、循環路73cを耐錆性のあるものとすることが望ましい。これにより、腐食による流路の詰りや、水の汚染を防止することができる。防錆方法としては、フッ素系樹脂のコーティングやニッケルメッキ等が可能である。
緩衝装置75は、可動部73の四隅に対応して、ベース部71の空洞71a内に配置されている。各緩衝装置75は、平行に配置された2枚の弾性バネ75a,75bからなる。各弾性バネ75a,75bは、上述のようにワイヤカットによって形成されたものであり、両端においてベース部71及び可動部73に対して一体的に接続されている。各弾性バネ75a,75bは、X方向に薄い一定の厚みになっており、Z方向にベース部71の厚みに対応する一定の幅を有する板状の外観を有する。この結果、各弾性バネ75a,75bは、その弾性変形が型締めのZ方向に垂直なX方向に規制されており、ベース部71に対する可動部73の変位を、X方向に制限している。
図3は、1つの緩衝装置75の構造を説明する正面図である。一対の弾性バネ75a,75bは、根元部分75dが太くなっており、取付強度や耐久性が確保されるようになっている。なお、可動部73に−X方向の力を付与すると、可動部73は、一点鎖線で示すように変位するが、緩衝装置75によって実線の位置に戻すような復元力を受ける。このような緩衝装置75は、それ自体でガイド部の磨耗がなく、給油や交換などのメンテナンスが不要で半永久的に使用可能である。また、このような緩衝装置75は、ワイヤカットのような放電加工のほか切削加工といった汎用的な加工によって製作でき、コスト的に有利である。 また、従来のステージに比べて非常に部品点数が少なく、ステージ64を容易に小型化できる。
図2に戻って、変位装置77は、支持板77aと、傾動板77bと、支点部77cと、粗動調整部77eと、微動調整部77fとを備える。傾動板77bは、ベース部71の上面に固定された支持板77a上の一カ所に形成された支点部77cを支点としてZ方向に平行な回動軸のまわりに回動し、傾斜状態が変化する。粗動調整部77eは、ベース部71の上側に形成された貫通孔77hを通って延びるネジ送り機構であり、粗動調整部77eの先端部は、可動部73の上面に当接している。このため、粗動調整部77eを適宜動作させて先端部を進退させると、可動部73のX方向の位置を直接的に粗調整することができる。また、 微動調整部77fは、傾動板77bのうち粗動調整部77eよりも支点部77cから離れた位置に取り付けられている。このため、微動調整部77fを適宜動作させて先端部を進退させると、可動部73のX方向の位置を粗動調整部77eを介して間接的に微調整することができる。
予圧装置78は、コイルバネ78aと、バネ押さえ78bと、固定ビス78cとを備える。各コイルバネ78aは、ベース部71の上側に形成された貫通孔77hに収納されており、バネ押さえ78bによって貫通孔77i内に閉じ込められている。つまり、コイルバネ78aの上端は、可動部73の下面に当接してこれを上方向すなわち+X方向に付勢している。以上から明らかなように、可動部73は、互いに対向配置される変位装置77と予圧装置78とに挟まれてX方向に関する位置調整が可能であるにも関わらず、X方向の位置を安定に保つことができる。なお、予圧装置78は、コイルバネ78aに限らず、エアシリンダ等の圧力制御手段であってもよい。
測長機79は、ベース部71の上面に固定された例えば接触式の変位センサであり、ベース部71の上側に形成された貫通孔77jを介して可動部73の上面までの距離を測定できる。これにより、ベース部71に対する可動部73のX方向の変位量を計測することができる。例えば、測長機79の出力をチェックしながら変位装置77を動作させることもでき、可動部73すなわち可動金型62の位置調整をより正確なものとできる。
以上のような、変位装置77、予圧装置78、及び測長機79の組み合わせにより、可動金型62の位置の調整量を管理でき、経時的な変位量を管理できる。
図4は、可動盤12に対するステージ64及び可動金型62の固定を概念的に説明する側面図である。既に説明したように、ステージ64のうちベース部71は、可動盤12に固定されており、ステージ64のうち可動部73は、可動金型62に固定されている。可動盤12の可動部73側の表面12xと、可動部73の可動盤12側の表面73xとは、実際には接触する程度に近接しており、滑らかな摺動を確保する必要がある。このため、可動部73側の表面12xと可動盤12側の表面73xとは、当接する接触面として互いに研磨されており、かつ、両表面12x,73xには、潤滑剤が塗布されており、可動部73の滑らかで損耗の少ない変位を可能にしている。潤滑剤は、上述の流体に限定されず、固体潤滑剤の埋め込みなどで代用するこもできる。さらに、両表面12x,73xには、防錆処理を施すこともできる。これにより、可動部73の滑らかな変位が長期間維持され、ステージの平行度や平面度も長期間維持できるので、メンテナンスを低減することができる。
その他、図示しない可動の部分において、潤滑剤が塗布され、或いは防錆処理が適宜施されている。なお、可動金型62のサイズが大きい場合、可動金型62の裏面とベース部71の表面とが接触する場合も考えられるが、この場合、可動金型62の裏面とベース部71の表面とを研磨面とし、両者の間に潤滑剤を塗布したり防錆処理を施したりすることができる。
なお、以上の説明では、可動盤12と可動金型62との間にステージ64を設けているが、固定盤11と固定金型61との間に同様の構造を有し変位方向が異なるYステージを設けることもできる。この場合、固定盤11と固定金型61とをXY面内で相対的に変位させることができる。
以上の説明から明らかなように、本実施形態の射出成形機10では、可動金型62の支持に特殊なステージ64を用いており、可動金型62の位置を固定金型61に対して微調整できるようになっている。これにより、固定金型61と可動金型62との間に微小な位置ズレが生じても、緩衝装置75において可動部73がベース部71に対して変位するので、固定金型61と可動金型62とが精度よく合致するように再調整でき、高精度の成形品を製造することができる。また、特に可動部73を固定しないで可動金型62をX方向に微小変位可能とする場合、ステージ64に設けた緩衝装置75の働きにより、位置決め機構を構成するテーパ状凹部66とテーパ状突起67とが偏当たりすることを効果的に防止できるので、金型61,62の耐久性を向上させることができる。
〔第2実施形態〕
図5は、第2実施形態に係る射出成形装置の構造を概念的に説明する正面図である。なお、本実施形態は、第2実施形態の射出成形装置100における金型61,62の支持方法を変更したものであり、特に説明しない部分については、第1実施形態と同様であるものとする。
本実施形態の場合、固定盤11において、XYステージ164を介して固定金型61を支持しており、可動盤12において、θステージ364を介して可動金型62を支持している。
図6は、XYステージ164の斜視図である。XYステージ164は、固定盤11に固定されるベース部171と、固定金型61を取り付ける可動部173と、ベース部171及び可動部173間に介在する中間枠172を有する緩衝装置275とを備える。ここで、中間枠172は、ベース部171に対してX方向に微動可能になっており、可動部173は、中間枠172に対してY方向に微動可能になっている。つまり、可動部173は、ベース部171すなわち固定盤11に対してXY面内で微小変位する。ベース部171の中心に設けた孔は、射出装置16の射出端16dを通すなどの役割を有する。
なお、ベース部171と、可動部173と、緩衝装置275とは、チタンやチタン合金(例えば6−4Ti)をワイヤカットによって局所的にくり抜くことによって得られた一体品である。XYステージ164の主要部をチタンやチタン合金で形成した場合、以下のような利点がある。すなわち、チタンやチタン合金は他の金属に比べ比重が小さいのでXYステージ164が軽くなり、支持部品等の設計の自由度が増し取り扱いやすくなる。また、緩衝装置275を構成する弾性バネのじん性が高くなり、疲労破壊が発生しにくくなる。また、チタンやチタン合金は、他の金属に比べ熱伝導率が低く、断熱効果の高いXYステージ164を得ることができる。つまり、可動金型62からの熱伝導による固定盤11の温度変化が小さくなって熱変形量が低減されるので、固定金型61の加熱前後で発生する型締め位置のずれ量が小さくなる。
緩衝装置275は、中間枠172のほかに、ベース部171側の四隅に対応して4つの第1緩衝部分75uを有し、可動部173側の四隅に対応して4つの第2緩衝部分75vを有する。
ベース部171側の第1緩衝装置75uは、それぞれ平行に配置されY方向に延びる2枚の弾性バネ75a,75bからなる。各弾性バネ75a,75bは、第1実施形態の場合と同様にワイヤカットによって形成されたものであり、それぞれの両端においてベース部171及び中間枠172に対して一体的に接続されている。各弾性バネ75a,75bは、その弾性変形が型締めのZ方向に垂直なX方向に規制されており、ベース部171に対する中間枠172の変位を、X方向に制限している。なお、ベース部171の内側面と中間枠172の外側面との間には、一対の隙間GA1が形成されており、中間枠172は、この隙間GA1に対応する振れ幅で微小変位可能になっている。
詳細な説明は省略するが、ベース部171と中間枠172との間には、第1実施形態の変位装置77、予圧装置78、測長機79等と同様の機能を有する変位装置、予圧装置、測長機を設けることができ、ベース部171に対する中間枠172の配置の微調整を行うことができる。また、中間枠172と固定盤11との対向する側面同士は、研磨されており、潤滑剤を介在させており、調整動作に支障が生じないようにしている。
可動部173側の第2緩衝装置75vは、それぞれ平行に配置されY方向に延びる2枚の弾性バネ76a,76bからなる。各弾性バネ76a,76bも、ワイヤカットによって形成されたものであり、それぞれの両端において中間枠172及び可動部173に対して一体的に接続されている。各弾性バネ76a,76bは、その弾性変形が型締めのZ方向に垂直なY方向に規制されており、中間枠172に対する可動部173の変位を、Y方向に制限している。なお、中間枠172の内側面と可動部173の外側面との間には、隙間GA2が形成されており、可動部173は、この隙間GA2に対応する振れ幅で微小変位可能になっている。
詳細な説明は省略するが、中間枠172と可動部173との間にも、第1実施形態の変位装置77、予圧装置78、測長機79等と同様の機能を有する変位装置、予圧装置、測長機を設けることができ、中間枠172に対する可動部173の配置の微調整を行うことができる。また、可動部173と固定盤11との対向する側面同士は、研磨されており潤滑剤を介在させており、調整動作に支障が生じないようにしている。
なお、可動部173や中間枠172に設けた複数の孔173kは、ビス等の固定部材により、可動部173等をXY面内における変位を許容して固定盤11に固定するためのものである。アライメントした状態で可動部173等を固定盤11に固定することで、さらに高圧で型締めを行った場合にも固定金型61の位置ずれが生じにくくなる。
図7は、θステージ364の斜視図である。θステージ364は、可動盤12に固定されるベース部371と、可動金型62を取り付ける可動部373と、緩衝装置375とを備える。ここで、可動部373は、ベース部371に対して中心軸のまわりに回転可能になっている。ベース部371の中心に設けた孔は、エジェクタ65から延びるエジェクタピンを通すなどの役割を有する。
緩衝装置375は、可動部373の中心から放射状に配置される8枚の弾性バネ75aを備える。各弾性バネ75aは、第1実施形態の場合と同様にワイヤカットによって形成されたものであり、両端においてベース部371及び可動部373に対して一体的に接続されている。各弾性バネ75aは、その弾性変形が型締めのZ方向に垂直な方向に規制されており、ベース部371に対する可動部373の変位を特定のものに制限している。具体的には、全弾性バネ75aの共通する中心を通りXY面に垂直な回転軸RAのまわりに可動部373が回転する変位を許容しているが、X方向やY方向に可動部373が並進運動する変位を制限している。なお、ベース部371の内周面と可動部373の外周面との間には、狭い隙間GA3が形成されており、隙間GA3を挟む両面は、研磨されている。また、ベース部371の内側面には、4箇所に凹部371fが形成されており、可動部373の外側面には、4箇所に凸部373fが形成されており、各凹部371fに各凸部373fがはめ込まれている。これらの凹凸部373f,373f間には、隙間GA4が形成されており、可動部373は、この隙間GA3に対応する振れ角で回転軸RAのまわりに微小回転可能になっている。
なお、可動部373に設けた複数の孔373kは、ビス等の固定部材により、可動部373をXY面内の変位を許容して可動盤12に固定するためのものである。アライメントした状態で可動部373を可動盤12に固定することで、さらに高圧で型締めを行った場合にも可動金型62の位置ずれが生じにくくなる。
図8はθステージ364の平面断面図である。図からも明らかなように、ベース部371には、可動部373を回転軸RAのまわりの反時計方向に所望角だけ微小回転させる変位装置377と、可動部373を回転軸RAのまわりの時計方向に付勢する予圧装置378とを備える。変位装置377や予圧装置378は、第1実施形態の場合と同様の機能を有する。ただし、この場合の変位装置377は、簡単のため粗動調整のみを備えるものとなっている。なお、測長機については、図示を省略しているが、第1実施形態の場合と同様の測長機79が変位装置377の近傍に設けられている。以上から明らかなように、可動部373は、間接的であるが互いに対向配置される変位装置377と予圧装置378とに挟まれて、回転軸RAのまわりに関する回転位置調整が可能であるにも関わらず、回転軸RAのまわりの回転位置を安定に保つことができる。
また、可動部373の内部には、温度調節用の媒体を循環させるために循環路373cを形成している。
以上、実施形態に即して本発明を説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記第1実施形態では、ステージ64において、ベース部71を可動盤12に固定し、可動部73を可動金型62に固定しているが、ベース部71を可動金型62に固定し、可動部73を可動盤12に固定することもできる。
また、上記第2実施形態では、XYステージ164において、ベース部171を固定盤11に固定し、可動部173を固定金型61に固定しているが、ベース部171を固定金型61に固定し、可動部173を固定盤11に固定することもできる。また、θステージ364において、ベース部171を可動盤12に固定し、可動部173を可動金型62に固定しているが、ベース部171を可動金型62に固定し、可動部173を可動盤12に固定することもできる。
第1実施形態の射出成形装置の構造を概念的に説明するブロック図である。 (A)〜(D)は、図1の射出成形装置に組み込まれているステージの構造を説明する正面図、裏面断面図、側方断面図、及び下面図である。 図2に示すステージを構成する緩衝装置の構造を説明する正面図である。 可動盤に対するステージ及び可動金型の固定を説明する側面図である。 第2実施形態に係る射出成形装置の構造を概念的に説明する正面図である。 図1の射出成形装置に組み込まれているXYステージの斜視図である。 図1の射出成形装置に組み込まれているθステージの斜視図である。 θステージの平面断面図である。
符号の説明
10…射出成形機、 11…固定盤、 12…可動盤、 13…型締め盤、 14…支持フレーム、 15…開閉駆動装置、 15a…スライドガイド、 15d…動力伝達部、 15e…アクチュエータ、 16…射出装置、 16d…射出端、 19a,19b…タイバー、 20…取出し装置、 40…温度調節装置、 50…センサ駆動部、 61…固定金型、 62…可動金型、 64…ステージ、 65…エジェクタ、 71…ベース部、 73…可動部、 75…緩衝装置、 75a,75b…弾性バネ、 77…変位装置、 77a…支持板、 77b…傾動板、 78…予圧装置、 79…測長機、 100…射出成形装置、 MP…成形品

Claims (15)

  1. 固定盤及び可動盤のいずれか一方に固定されるベース部と、
    金型を取り付ける可動部と、
    前記ベース部と前記可動部との間に設けられて、弾性バネの変形を利用して前記ベース部と前記可動部とを弾性的に連結する緩衝装置とを備え、
    前記弾性バネは、弾性変形が所定の方向に規制される板状のバネであり、
    前記ベース部と、前記可動部と、前記弾性バネとは、一体に形成されていることを特徴とするステージ。
  2. 前記緩衝装置は、少なくとも1つ以上の中間枠をさらに備え、
    前記少なくとも1つ以上の中間枠と前記ベース部とを、前記弾性バネとしての板状のバネによって相互に連結し、
    前記少なくとも1つ以上の中間枠と前記可動部とを、前記弾性バネとしての板状のバネによって相互に連結し、
    前記ベース部と、前記可動部と、前記少なくとも1つ以上の中間枠と、前記弾性バネとは、一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のステージ。
  3. 前記弾性バネは、直線的にそれぞれ延びるとともに放射状に配置されることを特徴とする請求項1及び請求項2のいずれか一項に記載のステージ。
  4. 少なくとも2つ以上の前記弾性バネは、直線的にそれぞれ延びるとともに平行に配置されることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載のステージ。
  5. 前記弾性バネは、前記可動盤の移動方向に垂直な方向への変位を許容することを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載のステージ。
  6. 前記ステージの少なくとも一部の材料は、チタン又はチタン合金であることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載のステージ。
  7. 温度調整部をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載のステージ。
  8. 前記可動部を直接的又は間接的に変位させる変位装置をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載のステージ。
  9. 前記変位装置に対向して前記変位装置の駆動力に対抗する力を付与する予圧装置をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載のステージ。
  10. 前記金型の変位を検出する変位検出装置をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項9までのいずれか一項に記載のステージ。
  11. 前記固定盤又は前記可動盤と前記可動部との間の接触面、又は金型と前記ベース部との間の接触面との少なくとも一方が研磨されていることを特徴とする請求項1から請求項10までのいずれか一項に記載のステージ。
  12. 前記固定盤と、前記可動盤と、前記金型と、液体に接する部分とのうち少なくとも1箇所以上に防錆処理がなされていることを特徴とする請求項1から請求項11までのいずれか一項に記載のステージ。
  13. 前記固定盤若しくは前記可動盤又は金型、又は液体に接する部分との接触面に潤滑剤が塗布されていることを特徴とする請求項1から請求項12までのいずれか一項に記載のステージ。
  14. 請求項1から請求項13までのいずれか一項に記載のステージを備え、
    前記ステージの前記可動部を前記固定盤及び前記可動盤の少なくとも一方に固定する固定部材を有することを特徴とする成型機。
  15. 前記固定盤に固定された金型と前記可動盤に固定された金型との型締め時に両金型を相対的に位置決めする位置決め機構をさらに備えることを特徴とする請求項14に記載の成形機。
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