JP2010234780A - 位置決め部材、成形金型、及び成形方法 - Google Patents

位置決め部材、成形金型、及び成形方法 Download PDF

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Tomonobu Tokunaga
智信 徳永
Tsutomu Shimizu
勉 清水
Yutaka Sakai
裕 坂井
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Abstract

【課題】凹状部材と凸状部材のセット全長等のばらつきを低減することができ、金型の型締めの際に凹状部材と凸状部材とを均一に嵌合させることのできる位置決め部材を提供すること。
【解決手段】凹状部材51にネジ穴54b、凸状部材52に貫通孔54dを設けることにより、各部材51,52をボルト57で固定することができる。これにより、各部材51,52を嵌合した状態のセット全長Xを安定して測定することができる。そのため、複数の位置決め部材50のセット全長Xのばらつきを精密に補正することができ、各金型41,42に複数の位置決め部材50を設けた場合でも、各位置決め部材50を均一な力で嵌合させることができ、位置決め部材50の変形や摩耗の偏りを防ぐことができる。結果的に、固定金型41と可動金型42との位置決めを精密なものとして高精度の成形を可能にすることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、射出成形に用いられる成形金型の位置決め部材、これを組み込んだ成形金型、及び当該成形金型を用いた成形方法に関する。
プレス成形金型の位置出しの目的で、相互に対向する一対の金型のうち、一方の金型に位置決め用のテーパピンを突設し、他方の金型にプレス成形時にテーパピンに嵌合される位置決め用の穴(ブッシュ)を穿設して、プレス成形時にテーパピン(凸状部材)とブッシュ(凹状部材)とを嵌合させて金型同士の位置決めを行うものがある(特許文献1参照)。
また、テーパピンとブッシュとを型板とは別体で作製し、モールド成形用金型や熱硬化性樹脂精密金型の型板に組み込んで、位置決めを行うものがある(特許文献2参照)。
実開平7−9945号公報 特開平7−186154号公報
しかしながら、上記のようなテーパピンとブッシュでは、金型に複数のテーパピン及びブッシュを設けた場合、テーパピンとブッシュを組み合わせた際のセットの全長等の加工ばらつきにより、一組のテーパピンとブッシュが精密に嵌合しても他のテーパピンとブッシュが精密に嵌合しない場合がある。そのため、一対の金型に相対的な回転等の位置ズレが生じる場合があり、狙い通りに一対の金型の位置決めができなくなるという問題が生じる。また、一部のテーパピンのみに過大な型締め力が加わることで、テーパピンの変形や摩耗が生じ、一対の金型の位置決め精度を悪化させる可能性がある。
そこで、本発明は、凹状部材と凸状部材のセット全長等のばらつきを低減することができ、金型の型締めの際に凹状部材と凸状部材とを均一に嵌合させることのできる位置決め部材を提供することを目的とする。
また、本発明は、上記位置決め部材により一対の金型を精度よく位置決めできる成形金型及びこれを用いた成形方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る位置決め部材は、第1金型と第2金型とを型締めする際に第1金型と第2金型との位置決めを行う位置決め部材であって、使用時に第1金型に固定される第1位置決め部と、使用時に第2金型に固定される第2位置決め部と、を備え、第1位置決め部と第2位置決め部とは、第1金型及び第2金型を型締めする際に互いに嵌合し、第1位置決め部は、第1位置決め部と第2位置決め部とを互いに固定するためのネジ穴を有し、第2位置決め部は、嵌合した第1位置決め部のネジ穴に対向する位置に貫通孔を有することを特徴とする。
上記位置決め部材では、第1位置決め部にネジ穴、第2位置決め部に貫通孔を設けることにより、第1位置決め部と第2位置決め部とをネジ等で固定することができる。これにより、第1位置決め部及び第2位置決め部を嵌合した状態のセットの全長を安定して測定することができる。これによって、複数のセットの全長のばらつきを精密に補正することができ、第1及び第2金型に複数の位置決め部材を設けた場合でも、各位置決め部材を均一な力で嵌合させることができる。結果的に、第1金型と第2金型との位置決めを精密なものとして高精度の成形を可能にする。なお、第1位置決め部のネジ穴を利用してボルトを用いて第1金型に第1位置決め部を簡単に取り付けることができる。
本発明の具体的な態様又は観点では、第1位置決め部は、テーパ状の凹嵌合面を有する凹状部材であり、第2位置決め部は、テーパ状の凸嵌合面を有する凸状部材であることを特徴とする。この場合、第1及び第2位置決め部を、凸状部材と凹状部材とを嵌合させる簡単な構造とすることができる。
本発明の別の態様では、第1位置決め部及び第2位置決め部は、互いに嵌合した状態でボルトで所定の圧力をかけて固定され、第1位置決め部及び第2位置決め部を所定の圧力で嵌合させたセットとして全長が加工されていることを特徴とする。この場合、例えば複数のセットの全長をばらつきなく加工することができ、第1及び第2金型に複数の位置決め部材を設けた場合でも、各位置決め部材を均一な力で嵌合させることができる。結果的に、第1金型と第2金型との位置決めを精密なものとして高精度の成形を可能にする。
本発明のさらに別の態様では、第1位置決め部及び第2位置決め部は、互いに嵌合した状態でボルトで所定の圧力をかけて固定され、第1位置決め部及び第2位置決め部を所定の圧力で嵌合させたセットとして外周が加工されていることを特徴とする。この場合、例えば第1及び第2位置決め部のいずれか一方の外周を基準として外周加工を行う。これにより、第1及び第2位置決め部の同軸度を維持することができる。
本発明のさらに別の態様では、第2位置決め部は、貫通孔の一部としてボルト取り付け用のザグリ穴をさらに有することを特徴とする。この場合、ボルトが第2位置決め部から突出することなく第2位置決め部内にボルトを埋め込むことができる。これにより、所定のトルクでボルトを締めることで所定の圧力が加わった状態で両位置決め部が固定され、セット全長を安定して測定、もしくは加工できるようになる。
本発明のさらに別の態様では、貫通孔の内面にネジが切られていることを特徴とする。この場合、第2位置決め部の貫通孔に切られたネジ部を利用してボルトを用いて第2金型に第2位置決め部を簡単に取り付けることができる。
本発明のさらに別の態様では、第1位置決め部と第2位置決め部とをボルト固定する際に第1位置決め部と第2位置決め部との相互の回転を阻止する回転止め機構が設けられることを特徴とする。この場合、回転止め機構を設けることにより、第1及び第2位置決め部を嵌合させた状態でこれらを回転することなく固定でき、ボルトを簡単に取り付けることができる。
本発明に係る成形金型は、第1金型と、第2金型と、第1金型に固定される第1位置決め部と、第2金型に固定される第2位置決め部と、を備え、第1位置決め部と第2位置決め部とは、第1金型及び第2金型を型締めする際に互いに嵌合し、第1位置決め部は、第1位置決め部と第2位置決め部とを互いに固定するためのネジ穴を有し、第2位置決め部は、嵌合した第1位置決め部のネジ穴に対向する位置に貫通孔を有することを特徴とする。
上記成形金型では、第1及び第2位置決め部を嵌合した状態のセットの全長を安定して測定することができる第1及び第2位置決め部をそれぞれ第1及び第2金型に設けることにより、複数のセットの位置決め部材を設けた場合でも、各位置決め部材を均一な力で嵌合させることができる。これにより、両位置決め部材の変形や摩耗の偏りを防ぐことができる。結果的に、第1金型と第2金型との位置決めを精密なものとして高精度の成形を可能にする。
本発明の具体的な態様又は観点では、第1位置決め部及び第2位置決め部を埋め込む穴を有することを特徴とする。この場合、第1及び第2位置決め部を第1及び第2金型に簡易に安定した状態で組み込むことができる。
本発明のさらに別の態様では、第1及び第2位置決め部を第1及び第2金型にそれぞれ固定する際に、第1及び第2位置決め部はボルトで固定されることを特徴とする。この場合、第1及び第2位置決め部を、相互の固定に利用したネジ穴等を利用して固定することで第1及び第2金型にそれぞれ十分な強度で組み込むことができる。
本発明のさらに別の態様では、第1及び第2位置決め部を第1及び第2金型にそれぞれ固定する際に、第1及び第2位置決め部はボルト及び回転止め機構で固定されることを特徴とする。この場合、第1及び第2位置決め部を互いに嵌合した固定状態で第1及び第2金型に組み込むことができる。また、組み込み後、ボルトをはずし回転止め機構を設けたままの状態で、別のボルトで第1及び第2位置決め部を第1及び第2金型に固定することで、第1及び第2位置決め部が互いに回転するのを防ぐことができる。すなわち、第1及び第2位置決め部を加工時の状態から互いに回転させずに第1及び第2金型に組み込むことができる。
本発明のさらに別の態様では、第1位置決め部及び第2位置決め部を嵌合させたセットの全長の測定値に応じた厚さのスペーサをさらに組み込むことを特徴とする。この場合、セット全長のばらつきをスペーサによって補正することができる。
本発明に係る成形方法は、上述の成形金型を用いることを特徴とする。
上記成形方法では、第1及び第2位置決め部を嵌合した状態のセットの全長を安定して測定することができる第1及び第2位置決め部をそれぞれ第1及び第2金型に設けることにより、複数のセットの位置決め部材を設けた場合でも、各位置決め部材を均一に嵌合させることができる。結果的に、第1金型と第2金型との位置決めを精密なものとして高精度の成形を可能にする。
(A)は、本実施形態の成形金型のうち固定金型をパーティングライン面側から見た図であり、(B)は、成形金型のうち可動金型をパーティングライン面側から見た図である。 固定金型及び可動金型の要部の構造を説明する部分拡大断面図である。 (A)は、凹状部材及び凸状部材の拡大断面図であり、(B)は、凹状部材及び凸状部材をボルトで固定した際の断面図である。 図1等に示す成形金型を組み込んだ射出成形機を説明する正面図である。 第2実施形態の成形金型の要部を説明する部分拡大断面図である。 (A)、(B)は、第3実施形態の成形金型の要部を説明する部分拡大断面図である。 第3実施形態の固定金型及び可動金型の要部の構造を説明する部分拡大断面図である。
〔第1実施形態〕
図1(A)に示すように、成形金型を構成する第1金型である固定金型41は、板状の部材であり、パーティングラインPL面である型面41a側に、光学部品用の転写面31と2つの第1位置決め部である凹状部材51,51とを備える。ここで、転写面31の直径は光学部品に対応し通常φ(直径)10mm以下となっている。また2つの凹状部材51,51は、固定金型41の対角位置に配置されている。凹状部材51,51の直径は、金型の大きさや型締め力を考慮して、通常φ10〜50mmの範囲のものから選定し使用する。
図2に示すように、固定金型41は、成形用の転写面31を有する型板71と、型板71を背面側から支持する受板73とを積層した構造を有しており、不図示のボルトによって一体に固定されている。受板73は別名固定側取付板とも呼ばれ、後述の射出成形機の固定盤に取付可能な構成となっている。パーティングラインPL面側となる型板71には、図1(A)にも示すように、凹状部材51とスペーサ55とが円柱状の穴である取付穴71aに挿入されている。凹状部材51は、ボルト58aによって固定されている。この際、スペーサ55によって凹状部材51の軸方向の位置が調整されている。凹状部材51は、後述する可動金型42に設けた凸状部材52と型締め時に嵌合し、凸状部材52とともに位置決め部材50を構成する。
凹状部材51の外周面51cは円柱状であり、型板71の内側面71cと嵌合している。凹状部材51の後端面51dは、平坦面であり、スペーサ55と密着する。つまり、凹状部材51は、取付穴71aとスペーサ55とによって位置決めされ、固定金型41に固定されている。
図3(A)に示すように、凹状部材51の中央には、同軸で嵌合凹部HOが形成されている。凹状部材51は、嵌合凹部HOを構成する内面として、テーパ状の内周面を持つ凹嵌合面51aと、平坦な底面51bとを備える。この凹状部材51の凹嵌合面51aは、後述する凸状部材52の凸嵌合面52aと嵌合することによって位置決めを可能にする面であり、高精度に加工されている。
また、凹状部材51には、この凹状部材51とこれに対応する凸状部材52とを互いに固定するためのネジ穴54bが形成されている。つまり、凹状部材51と凸状部材52とを成形時と同じように互いに嵌合させた状態で、凸状部材52側からボルト57を挿入し、凹状部材51のネジ穴54bにねじ込むことにより、両部材51,52を型板に組み付ける前の事前調整をするために互いに固定することができる。ネジ穴54bの内径は、後述する凸状部材52の貫通孔54dの内径よりもやや小さくなっている。
なお、凹状部材51は、固定金型41に対して着脱可能に固定されており、劣化した場合は交換することができる。
図1(B)に示すように、成形金型を構成する第2金型である可動金型42は、板状の部材であり、パーティングラインPL面である型面42a側に、光学部品用の転写面32と2つの第2位置決め部である凸状部材52,52とを備える。ここで、2つの凸状部材52,52は、固定金型41に設けた2つの凹状部材51,51と協働して両金型41,42を相対的に位置決めするためのもので、これらの凹状部材51,51に対応して可動金型42の対角位置に配置されている。
図2に示すように、可動金型42は、成形用の転写面32を有する型板91と、型板91を背面側から支持する受板93と、不図示のスペーサブロック、可動側取付板等とを積層した構造を有する。最も背面側に配置される可動側取付板は後述の射出成形機の可動盤に取付可能な構成となっている。また、図示は省略するが、可動金型42は、その内部に成形品を突き出すためのエジェクタピン、エジェクタプレート等の部品を有している。パーティングラインPL面側の型板91には、図1(B)にも示すように、凸状部材52とスペーサ55とが円柱状の穴である取付穴91aに挿入されており、ボルト58bによって着脱可能に固定されている。
凸状部材52の外周面52cは円柱状であり、型板91の内側面91cと嵌合している。凸状部材52の後端面52dは、平坦面であり、スペーサ55と密着する。つまり、凸状部材52は、取付穴91aとスペーサ55とによって位置決めされ、固定金型41に固定されている。
図3(B)に示すように、凸状部材52の中央には、同軸で嵌合凸部LOが形成されている。嵌合凸部LOを構成する外面として、テーパ状の外周面である凸嵌合面52aと、先端側の平坦な頂面52bとを有する。この凸嵌合面52aは、凹状部材51の凹嵌合面51aと一様に嵌合することによって位置決めを可能にし、凹嵌合面51aと同じ傾斜角(テーパ角)となるように高精度に加工されている。この傾斜角は片側0.5度〜10度が好ましく、片側0.5度〜3度がより好ましい。
また、凸状部材52には、凹状部材51と凸状部材52とを互いに固定するための貫通孔54dと、ザグリ穴54eとが形成されている。貫通孔54dは、嵌合した凹状部材51に対向する位置に形成されており、貫通孔54dの内面の一部、もしくは全部にボルト取り付け用のネジが切られている。なお、ネジ切りが内面の一部の場合は、後端側から所定の深さ分ネジを切る。ザグリ穴54eは、凸状部材52の後端側の端部52eにおいて貫通孔54dの延長上に同軸で形成されている。
なお、これらの凸状部材52は、可動金型42に対して着脱可能に固定されており、劣化した場合は交換することができる。なお、凸状部材52を交換する際には、通常凹状部材51も同時に交換する。両部材51は、両金型41,42への組み付けに際して最終仕上げを一体化して行う等、事前の調整がセットすなわち一組のユニットとして行われており、交換も一組で行われることが望ましい。
以下、位置決め部材50の加工について説明する。
まず、図3(B)に示すように、凹状部材51と凸状部材52とを互いに嵌合させ、貫通孔54dにボルト57を挿入しネジ穴54bにねじ込んで両部材51,52を固定させる。
次に、この凹状部材51と凸状部材52とを嵌合させ固定した状態で、凹状部材51の後端面51dから凸状部材52の後端面52dまでの距離すなわちセット全長Xを測定する。このセット全長Xの測定時の温度は、熱膨張の影響を受けないよう精密に制御されている。
測定されたセット全長Xが所望のセット全長Yよりも長い場合、凹状部材51の後端面51d又は凸状部材52の後端面52dを所望のセット全長Yとなるように一体化した位置決め部材50を加工する。この際、セット全長Xの中間部QがパーティングラインPLの近傍となるようにする。一方、測定されたセット全長Xが所望のセット全長Yよりも短い場合、金型41,42に組み込む際に測定したセット全長Xに応じた厚さのスペーサ55でその差を補正する。
また、凹状部材51と凸状部材52とを一体化した位置決め部材50は、例えば凹状部材51又は凸状部材52のいずれかの外周面51c,52cの中心軸を基準として、両外周面51c,52cを同時加工する工程を入れても良い。この際、位置決め部材50の軸AXの回りに位置決め部材50を回転させることで外周面51c,52cを偏芯が少なくなるように加工する。
以上の位置決め部材50の加工は、複数の位置決め部材を加工する場合でも同様に行われ、特にセット全長を加工する時はこれらを一括して同時に加工することができる。
以下、位置決め部材50の成形金型40への取り付け方法について説明する。
図3(B)に示すように、位置決め部材50は、凹状部材51と凸状部材52とを嵌合させ、ボルト57で固定した状態で型合わせされた状態の型板71,91に組み込まれる。ここで、取付穴71a,91aは、凹状部材51の中心軸AX1と凸状部材52の中心軸AX2とが同軸の軸AXとなるように精密に加工されている。また、取付穴71a,91aの直径も同寸法となるように精密に加工されている。なお、ボルト57で固定した状態で型板71、91に組み込むと記載したが、これは、組み込む際に軸AXを中心に凹状部材51と凸状部材52とが相対的に回転してしまうと、凹状部材51の外周面51cの中心軸AX1に対する偏芯量が加工誤差により微小量であっても発生している場合に中心軸AX1と中心軸AX2が微小量ずれてしまい、位置決め精度が落ちてしまうことを防ぐためである。これは、凸状部材52の外周面52cの中心軸AX2に対する偏芯量が加工誤差により微小量であっても発生している場合でも同様の問題が生じうる。ただし、相対的な回転を防ぐ手段が別にあれば、組み込む際にボルト57で固定することはせず、凹状部材51と凸状部材52を別々にそれぞれ型板71、91に組み込んでも良い。また、相対的な回転による位置決め精度の低下が微小であるため許容範囲内である場合においても、組み込む際にボルト57で固定することはせず、凹状部材51と凸状部材52を別々にそれぞれ型板71、91に組み込んでも良い。
事前調整用のボルト57は、位置決め部材50を型板71,91に組み付け後、外される。その後、複数のスペーサ55のうちセット全長Xに応じた厚さのものが選択されて受板73,93と各部材51,52との間に組み込まれる。
なお、位置決め部材50の型板71、91の取付穴71a,91aへの挿入の際の嵌め合い(はめあい)は、しまり嵌め、中間嵌め、すきま嵌めのいずれの方法を用いてもよい。しまり嵌めを用いることが、クリアランス(すきま)が無く型板と一体化されるため、最も好ましい。また、しまり嵌めであっても、例えば型板を熱し位置決め部材を冷却するといった熱膨張を利用する方法等で、位置決め部材を取り外すことは可能であり、劣化した場合は交換することができる。
図2に示すように、位置決め部材50及びスペーサ55を型板71,91に組み付けた後、型板71,91に対して受板73,93が位置決めして不図示のボルトで固定され、受板73,93の後端部73a,93aからそれぞれ径の異なるボルト58a,58bが挿通孔54aに通されて、各部材51,52に形成されたネジ穴54b及び貫通孔54dに設けられたネジ穴とそれぞれ螺合する。ボルト58a,58bの締結により、スペーサ55が取付穴71a,91aの奥側すなわち底部71d,91d側に均等に押圧され、これに伴って各部材51,52も固定基準軸IX方向の底部71d,91d側に押圧される。位置決め部材50の軸AXは、固定基準軸IXと同軸となり、最終的に成形金型40の位置決めが可能となる。
位置決め部材50は、以上の説明では詳細を省略したが、例えば、各金型41,42に組み込んでから射出成形機10に取り付ける。なお、金型に取付上の工夫を設けておけば、各金型41,42を射出成形機10に取り付けてから位置決め部材50を各金型41,42に組み込んでもよい。
以下、図1等に示す固定金型41及び可動金型42を組み込んだ射出成形機10を説明する。
図4に示すように、射出成形機10は、第1金型である固定金型41と第2金型である可動金型42とで構成される成形金型40を備えており、この成形金型40中に射出装置16からプラスチック樹脂を注入して硬化させる射出成形を行うことにより、例えば光ピックアップ用対物レンズ等である光学素子の成形品を作製する。
射出成形機10は、固定盤11と、可動盤12と、開閉駆動装置15と、射出装置16とを備える。射出成形機10は、可動盤12と固定盤11との間に固定金型41と可動金型42とを挟持して両金型41,42を型締めすることにより型空間すなわちキャビティを形成し、かかるキャビティを利用した射出成形を可能にする。ここで、射出成形機10は、成形金型40の型開き及び型閉じが横方向すなわち水平方向となっている。なお、縦方向に型開き及び型閉じするタイプの射出成形機に上記成形金型40を組み込むこともできる。
固定盤11は、支持フレーム14の中央側上面に固定されており、固定盤11の内側は、固定金型41を着脱可能に支持している。可動盤12は、後述する開閉駆動装置15によって固定盤11に対して進退移動可能に支持されている。可動盤12の内側は、可動金型42を着脱可能に支持している。なお、可動盤12には、エジェクタ45が組み込まれている。このエジェクタ45は、型開き時に可動金型42に残される成形品を金型内部のエジェクタプレート及びエジェクタピン(不図示)を介して押すことで可動金型42内から固定金型41側に押し出すためのものである。
開閉駆動装置15は、リニアガイド15aと、動力伝達部15dと、動力発生部15eとを備える。リニアガイド15aは、可動盤12を支持しつつ、固定盤11に対する進退方向に関して可動盤12の滑らかな往復移動を可能にしている。動力伝達部15dは、動力発生部15eからの駆動力を受けて伸縮する。これにより、型締め盤13に対して可動盤12が近接したり離間したりと自在に変位し、結果的に、可動盤12上の可動金型42と固定盤11上の固定金型41とをパーティングラインPL面で互いに当接するように型閉じすることができ、所望の型締め力で両者を締め付けることができる。
射出装置16は、シリンダ16a、原料貯留部16b、樹脂射出端16d、及び駆動部16eを備える。射出装置16は、ノズル状の樹脂射出端16dから温度制御された液体状の樹脂を吐出することができる。射出装置16は、シリンダ16aの樹脂射出端16dを、固定金型41のスプル部分に対して分離可能に接続することができるよう、固定盤11には不図示の穴が設けられており、そこに樹脂射出端16dが挿入され、固定金型41と可動金型42とを型締めした状態で形成されるキャビティ中に溶融樹脂を所望のタイミングで供給することができる。なお、シリンダ16aは、原料貯留部16bに接続されており、この原料貯留部16bから適当なタイミング及び量で樹脂の供給を受ける。また、図示を省略するが、駆動部16eは、シリンダ16a内に組み込まれたスクリュ16fを回転させる回転駆動機構と、スクリュ16fを軸方向に進退させる直動駆動機構とを有する。スクリュ16fを回転させることで発生するせん断熱と不図示のヒータによる熱で、原料貯留部16bから供給された固体ペレット状の樹脂をシリンダ16a内で液体状へと溶解し、さらに撹拌することができ、スクリュ16fを前進させることで、シリンダ16a内の液体状の樹脂を樹脂射出端16dから所望の圧力及び流量で射出させることができる。
図4に示す射出成形機10の動作の概要について説明する。まず、固定金型41と可動金型42とを成形に適する温度まで加熱する。次に、開閉駆動装置15を動作させ、可動金型42を固定金型41側に前進させて型閉じを行い、さらに、固定金型41と可動金型42とを必要な圧力で締め付ける型締めを行う。この際、固定金型41に設けた凹状部材51,51と、可動金型42に設けた凸状部材52,52とが嵌合して両金型41,42の精密な位置決めが達成される。その後、射出装置16を動作させて、型締めされた固定金型41と可動金型42との間に形成されたキャビティ中に、射出装置16の樹脂射出端16dから樹脂を注入する。キャビティ中に射出され充填された樹脂は、所定の温度まで冷却されて固化する。次に、開閉駆動装置15を動作させて、可動金型42を後退させ、可動金型42を固定金型41から離間させる型開きを行わせる。この結果、成形品は、例えば可動金型42に保持された状態で固定金型41から離型される。可動金型42に残った成形品は、例えばエジェクタ45が駆動することで可動金型42内に組み込まれたエジェクタピンが作動することによって押し出されて可動金型42から離型される。この成形品は、例えば不図示の取り出し機によって射出成形機10の外部に搬出される。
以上の説明のように、本実施形態の位置決め部材50、これを組み込んだ成形金型、及び成形方法では、凹状部材51にネジ穴54b、凸状部材52に貫通孔54dを設けることにより、凹状部材51と凸状部材52とをボルト57で固定することができる。これにより、凹状部材51及び凸状部材52を嵌合した状態のセット全長Xを安定して測定することができる。
従来、スペーサ等を用いて複数の凹状部材や凸状部材が均等に当たるよう調整する方法として、凹状部材と凸状部材とを組み合わせた状態(セット)で複数のセットの厚み(セット全長)をそれぞれ測定し、各セットに合わせてスペーサを準備し、セット全長とスペーサとの合計の厚みを複数のセット間で統一させるように調整していた。しかし、このような方法を用いても、凹状部材と凸状部材とを組み合わせた際に、その組み合わせる方向に加えた力により凸状部材が凹状部材に食い込んでいき、セット全長が変動してしまい、セット全長の安定した測定ができないという問題が生じうる。そのため、スペーサでセット全長のばらつきを補正したとしても、金型の型締めの際には複数の凹状部材と凸状部材とが均一に嵌合しないという問題があった。
本実施形態の位置決め部材50では、上述の構成を有する凹状部材51及び凸状部材52を用いることで、複数の位置決め部材50のセット全長Xのばらつきを精密に補正することができ、各金型41,42に複数の位置決め部材50を設けた場合でも、各位置決め部材50を均一な力で嵌合させることができる。これにより、位置決め部材50の変形や摩耗の偏りを防ぐことができる。結果的に、固定金型41と可動金型42との位置決めを精密なものとして高精度の成形を可能にすることができる。
なお、本実施形態の位置決め部材50、これを組み込んだ成形金型、及び成形方法は、例えば光学素子のみならず、他の高精度な成形を要求される成形品の成形にも有用である。
〔第2実施形態〕
以下、第2実施形態に係る成形金型について説明する。なお、第2実施形態に係る成形金型は、第1実施形態を変形したものであり、特に説明しない部分については、第1実施形態と同様であるものとする。
図5は、本実施形態における位置決め部材150を説明する部分拡大断面図である。この場合、凹状部材151及び凸状部材152に凹状部材151と凸状部材152との相互の回転を阻止する回転止め機構60が設けられている。
回転止め機構60は、回転止めピン61とピン挿入孔62とで構成されている。回転止めピン61は、凹状部材151と凸状部材152とを嵌合させてボルト57で固定する際に、ピン挿入孔62に挿入され、凹状部材151と凸状部材152とが互いに回転しないようにしている。ピン挿入孔62は貫通していても良く、その際は必要に応じて回転止めピン61の長さを変更しても良い。また、ボルト57で固定された位置決め部材150を各金型41,42に組み込む際に、回転止めピン61は、ピン挿入孔62に挿入されており、ボルト固定の際、凹状部材151と凸状部材152とが互いに回転しないようにしている。なお、各金型41,42に組み込む際に両部材151,152が互いに回転しないため、位置決め部材150は、ボルト57で固定されていなくともよい。
位置決め部材150を各金型41,42に組み込んだ後、ボルト57による締結が行われている場合、回転止めピン61を位置決め部材50に挿入した状態で位置決め部材50からボルト57が外され、図2と同様にボルト58a,58bにより各部材151,152が各金型41,42に固定される。最後に回転止めピン61が位置決め部材150から外される。
第2実施形態に係る位置決め部材150は、第1実施形態に係る位置決め部材50と同様に、位置決め部材150の軸AXが固定基準軸IX(図2参照)と同軸となり、最終的に成形金型40の位置決めが可能となる。
〔第3実施形態〕
以下、第3実施形態に係る成形金型について説明する。なお、第3実施形態に係る成形金型は、第1実施形態を変形したものであり、特に説明しない部分については、第1実施形態と同様であるものとする。
図6は、本実施形態における位置決め部材250を説明する部分拡大断面図である。図7は、本実施形態における固定金型41及び可動金型42の要部の構造を説明する部分拡大断面図である。この場合、凹状部材251のネジ穴254bの内径と、凸状部材252の貫通孔254dの内径とは同じ径となっている。また、貫通孔254dにはネジ穴254bと同じ呼び径のネジが切られている。位置決め部材250のセット全長Xの加工時において凹状部材251と凸状部材252とを固定するボルト59は、頭部59aと軸部59bとネジ部59cとで構成されている。ボルト59を取り付ける際は、まず貫通孔254dに設けられたネジ穴にネジ部59cをねじ込む。そして254dのネジ穴を通過したネジ部59cはそのまま凹状部材251のネジ穴254bにねじ込まれる。そして最終的に図6(B)にあるように凹状部材251と凸状部材252はボルト59によって固定される。このネジ部59cの径と、位置決め部材250を各金型41,42に固定するボルト58b,58cの径とが同じ大きさとなる。
第3実施形態に係る位置決め部材250は、図7に示すように、第1実施形態に係る位置決め部材50と同様に、位置決め部材250の軸AXが固定基準軸IXと同軸となり、最終的に成形金型40の位置決めを可能となる。
以上実施形態に即して本発明を説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。例えば、固定金型41に凸状部材52を設けることができ、可動金型42に凹状部材51を設けることもできる。
また、上記実施形態において、凹状部材51等にネジ穴54b、凸状部材52等に貫通孔54d及びザグリ穴54eを設けたが、凹状部材51等に貫通孔54d及びザグリ穴54e、凸状部材52等にネジ穴54bを設けてもよい。
また、上記実施形態において、位置決め部材50のセット全長Xを安定して測定できるため、位置決め部材50のセット全長の追加工をせずに、スペーサ55の厚さで複数の位置決め部材50のセット全長のばらつきを補正するのみでもよい。
また、成形時に使用する。位置決め部材50は2つに限らず、3つ以上を同時に使用する型構成としても良い。また、回転が特に気にならないような成形品の場合は1つでも良い。
また、スペーサ55を固定金型41、及び可動金型42の両方に使用すると厚みの累積誤差により、セット全長の補正の精度が落ちる可能性がある。そこで、スペーサ55を固定金型41、もしくは可動金型42のどちらか一方にのみ使用しても良い。その場合、例えば型板71または型板91のうちスペーサ55を使用しなかったどちらか一方をスペーサ55の厚み分だけ、板厚を薄くする構成にする。
10…射出成形機、 40…成形金型、 41…固定金型、 42…可動金型、 50,150,250…位置決め部材、 51,151,251…凹状部材、 51a…凹嵌合面、 52,152,252…凸状部材、 52a…凸嵌合面、 54b,254b…ネジ穴、 54d,254d…貫通孔、 54e…ザグリ穴、 55…スペーサ、 57,58a,58b,58c,59…ボルト、 60…回転止め機構、 71,91…型板、 71a,91a…取付穴、 73,93…受板

Claims (14)

  1. 第1金型と第2金型とを型締めする際に前記第1金型と前記第2金型との位置決めを行う位置決め部材であって、
    使用時に前記第1金型に固定される第1位置決め部と、
    使用時に前記第2金型に固定される第2位置決め部と、
    を備え、
    前記第1位置決め部と前記第2位置決め部とは、前記第1金型及び前記第2金型を型締めする際に互いに嵌合し、
    前記第1位置決め部は、前記第1位置決め部と前記第2位置決め部とを互いに固定するためのネジ穴を有し、
    前記第2位置決め部は、嵌合した前記第1位置決め部の前記ネジ穴に対向する位置に貫通孔を有することを特徴とする位置決め部材。
  2. 前記第1位置決め部は、テーパ状の凹嵌合面を有する前記凹状部材であり、前記第2位置決め部は、テーパ状の凸嵌合面を有する前記凸状部材であることを特徴とする請求項1に記載の位置決め部材。
  3. 前記第1位置決め部及び前記第2位置決め部は、互いに嵌合した状態でボルトで所定の圧力をかけて固定され、前記第1位置決め部及び前記第2位置決め部を前記所定の圧力で嵌合させたセットとして全長が加工されていることを特徴とする請求項1及び請求項2のいずれか一項に記載の位置決め部材。
  4. 前記第1位置決め部及び前記第2位置決め部は、互いに嵌合した状態でボルトで所定の圧力をかけて固定され、前記第1位置決め部及び前記第2位置決め部を前記所定の圧力で嵌合させたセットとして外周が加工されていることを特徴とする請求項1及び請求項2のいずれか一項に記載の位置決め部材。
  5. 前記第2位置決め部は、前記貫通孔の一部としてボルト取り付け用のザグリ穴をさらに有することを特徴とする請求項3及び請求項4のいずれか一項に記載の位置決め部材。
  6. 前記貫通孔の内面にネジが切られていることを特徴とする請求項3から請求項5までのいずれか一項に記載の位置決め部材。
  7. 前記第1位置決め部と前記第2位置決め部とをボルト固定する際に前記第1位置決め部と前記第2位置決め部との相互の回転を阻止する回転止め機構が設けられることを特徴とする請求項3から請求項6までのいずれか一項に記載の位置決め部材。
  8. 第1金型と、
    第2金型と、
    第1金型に固定される第1位置決め部と、
    第2金型に固定される第2位置決め部と、
    を備え、
    前記第1位置決め部と前記第2位置決め部とは、前記第1金型及び前記第2金型を型締めする際に互いに嵌合し、
    前記第1位置決め部は、前記第1位置決め部と前記第2位置決め部とを互いに固定するためのネジ穴を有し、
    前記第2位置決め部は、嵌合した前記第1位置決め部の前記ネジ穴に対向する位置に貫通孔を有することを特徴とする成形金型。
  9. 前記第1位置決め部及び第2位置決め部を埋め込む穴を有することを特徴とする請求項8に記載の成形金型。
  10. 前記第1位置決め部は、テーパ状の凹嵌合面を有する前記凹状部材であり、前記第2位置決め部は、テーパ状の凸嵌合面を有する前記凸状部材であることを特徴とする請求項8及び請求項9のいずれか一項に記載の成形金型。
  11. 前記第1及び第2位置決め部を前記第1及び第2金型にそれぞれ固定する際に、前記第1及び第2位置決め部はボルトで固定されることを特徴とする請求項8から請求項10までのいずれか一項に記載の成形金型。
  12. 前記第1及び第2位置決め部を前記第1及び第2金型にそれぞれ固定する際に、前記第1及び第2位置決め部はボルト及び回転止め機構で固定されることを特徴とする請求項8から請求項10までのいずれか一項に記載の成形金型。
  13. 前記第1位置決め部及び前記第2位置決め部を嵌合させたセットの全長の測定値に応じた厚さのスペーサをさらに組み込むことを特徴とする請求項8から請求項12までのいずれか一項に記載の成形金型。
  14. 請求項8から請求項13までのいずれか一項に記載の成形金型を用いることを特徴とする成形方法。
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