JP2003076305A - 紫外線発光装置及び電子機器 - Google Patents

紫外線発光装置及び電子機器

Info

Publication number
JP2003076305A
JP2003076305A JP2001263599A JP2001263599A JP2003076305A JP 2003076305 A JP2003076305 A JP 2003076305A JP 2001263599 A JP2001263599 A JP 2001263599A JP 2001263599 A JP2001263599 A JP 2001263599A JP 2003076305 A JP2003076305 A JP 2003076305A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
phosphor
display element
ultraviolet light
light emitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001263599A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihisa Usui
則久 碓氷
Tadao Hirano
忠男 平野
Masato Ueno
正人 上野
Shuichi Machida
修一 町田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2001263599A priority Critical patent/JP2003076305A/ja
Priority to US10/218,132 priority patent/US7095463B2/en
Priority to KR10-2002-0049955A priority patent/KR100483188B1/ko
Priority to TW091119493A priority patent/TWI283138B/zh
Priority to CNB021415617A priority patent/CN1265692C/zh
Publication of JP2003076305A publication Critical patent/JP2003076305A/ja
Priority to HK03106640.8A priority patent/HK1054486A1/zh
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/1335Structural association of cells with optical devices, e.g. polarisers or reflectors
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/02Constructional features of telephone sets
    • H04M1/22Illumination; Arrangements for improving the visibility of characters on dials
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/1335Structural association of cells with optical devices, e.g. polarisers or reflectors
    • G02F1/1336Illuminating devices
    • G02F1/133617Illumination with ultraviolet light; Luminescent elements or materials associated to the cell
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04GELECTRONIC TIME-PIECES
    • G04G9/00Visual time or date indication means
    • G04G9/0017Visual time or date indication means in which the light emitting display elements may be activated at will or are controlled in accordance with the ambient light

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Details Of Measuring Devices (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望するときに自由に有色発光でき、これに
より色彩性および装飾性の向上を図る。 【解決手段】 光透過性を有する文字板5に、紫外線に
反応して有色発光する透明な蛍光体16を設け、文字板
5の下部に紫外線発光素子13を設けた。従って、紫外
線発光素子13を発光させると、紫外線が文字板5に設
けられた蛍光体16に照射されて蛍光体16が有色発光
するので、所望するときに紫外線発光素子13を発光さ
せて蛍光体16を自由に有色発光させることができ、こ
れにより色彩性および装飾性に優れたものを得ることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、腕時計、携帯電
話機、自動車の計器類などの各種の機器に適用して有用
な紫外線発光装置及び電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、腕時計においては、文字板や指
針などの時計部品に夜光塗料などの蓄光塗料を印刷など
により部分的に塗布して蓄光部を形成し、これにより明
るい所で蓄光部が外部光を受けてエネルギを蓄え、暗い
所で蓄光部が蓄えたエネルギにより発光するようにした
ものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな腕時計では、暗い所で蓄光部が発光して時刻を知る
ことはできるが、使用者が所望するときに蓄光部を自由
に発光させることができないばかりか、蓄光部が発光す
るだけであるから、色彩性に乏しく、十分な装飾効果が
得られないという問題がある。
【0004】この発明の課題は、所望するときに自由に
有色発光させることができ、色彩性および装飾性に優れ
たものを得ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するために、次のような構成要素を備えている。な
お、各構成要素には、後述する各実施形態の項で説明さ
れる各要素に付されている図面の参照番号などを括弧と
共に付す。請求項1に記載の発明は、図1〜図12、図
19、および図20に示すように、光透過性を有する表
示素子(文字板5、液晶表示素子20、27)と、この
表示素子に設けられ且つ紫外線に反応して有色発光する
蛍光体(16)と、前記表示素子の下部に配置されて前
記表示素子に対し下側から紫外線を照射する紫外線発光
素子(13)とを備えたことを特徴とする紫外線発光装
置である。この発明によれば、紫外線発光素子を発光さ
せると、紫外線が表示素子に設けられた蛍光体に照射さ
れて蛍光体が有色発光するので、所望するときに紫外線
発光素子を発光させて蛍光体を自由に有色発光させるこ
とができ、これにより色彩性および装飾性に優れたもの
を得ることができる。
【0006】請求項2に記載の発明は、図1〜図5に示
すように、前記表示素子が前記紫外線発光素子(13)
で発光した紫外線を拡散する透明な樹脂部材(14)を
備えた文字板(5)であることを特徴とする紫外線発光
装置である。この発明によれば、請求項1に記載の発明
と同様の作用効果があるほか、特に紫外線発光素子から
発光した紫外線が文字板の透明な樹脂部材で拡散される
ので、文字板に設けられた蛍光体に紫外線をほぼ均等に
照射することができ、これにより蛍光体を良好に有色発
光させることができる。
【0007】請求項3に記載の発明は、図6〜図12、
図20に示すように、前記表示素子が、少なくとも、上
下一対の透明な電極基板(22a、22b)間に液晶
(23)を封入した液晶セル(21)と、この液晶セル
の上面に設けられた上偏光板(25)と、前記液晶セル
の下面に設けられた下偏光板(26、28)とを備えた
液晶表示素子(20、27)であることを特徴とする紫
外線発光装置である。この発明によれば、液晶表示素子
により時刻などの情報を表示することができると共に、
紫外線発光素子を発光させて蛍光体を有色発光させるこ
とができるので、請求項1に記載の発明と同様の作用効
果がある。
【0008】この場合、請求項4に記載の発明は、図
6、図7、および図20に示すように、前記蛍光体(1
6)が前記液晶表示素子(20)の前記上偏光板(2
5)の上面に設けられた紫外線発光装置であり、請求項
5に記載の発明は、図8(a)に示すように、前記蛍光
体(16)が前記液晶表示素子(20)の前記液晶セル
(21)の上面に設けられた紫外線発光装置である。い
ずれの発明においても、請求項3に記載の発明と同様の
作用効果がある。また、請求項6に記載の発明は、図8
(b)に示すように、前記蛍光体(16)が前記液晶表
示素子(20)の前記液晶セル(21)の下面に設けら
れた紫外線発光装置であり、請求項7に記載の発明は、
図8(c)に示すように、前記蛍光体(16)が前記液
晶表示素子(20)の前記下偏光板(26)の下面に設
けられた紫外線発光装置である。いずれの発明において
も、請求項3に記載の発明と同様の作用効果があるほ
か、特に蛍光体が液晶セルの下側に設けられているの
で、蛍光体の発光によりバックライトとしての機能を果
たすことができる。
【0009】さらに、請求項8に記載の発明は、図10
および図11に示すように、前記液晶表示素子(27)
が、前記下偏光板(28)の下部に設けられた半透過反
射板(29)を備え、この半透過反射板の上面に前記蛍
光体(16)を設けた紫外線発光装置であり、請求項9
に記載の発明は、図12に示すように、前記液晶表示素
子(27)が、前記下偏光板(28)の下部に設けられ
た半透過反射板(29)を備え、この半透過反射板の下
面に前記蛍光体(16)を設けた紫外線発光装置であ
る。これらの発明によれば、紫外線発光素子を発光させ
ると、半透過反射板を透過した紫外線が蛍光体に照射さ
れて蛍光体が有色発光するので、請求項3に記載の発明
と同様の作用効果があるほか、特に蛍光体が液晶セルよ
りも下側の半透過反射板に設けられているので、請求項
6または7に記載の発明と同様、蛍光体の発光によりバ
ックライトとしての機能を果たすことができる。
【0010】請求項10に記載の発明は、図5および図
9に示すように、光透過性を有する表示素子(文字板
5、液晶表示素子20)と、この表示素子に設けられ且
つ紫外線に反応して有色発光する蛍光体(16)と、前
記表示素子の下部に配置されて前記表示素子に対し下側
から紫外線を照射する紫外線発光素子(13)と、前記
表示素子の上部に配置された透明なカバー部材(時計ガ
ラス3)と、このカバー部材に設けられて紫外線を反射
し且つこれ以外の光を透過する波長選択素子(ダイクロ
イックミラー17)とを備えたことを特徴とする紫外線
発光装置である。この発明によれば、請求項1に記載の
発明と同様、紫外線発光素子を発光させて蛍光体を有色
発光させることができるので、色彩性および装飾性に優
れたものを得ることができるほか、特に表示素子を透過
した紫外線がカバー部材の波長選択素子で反射されて再
び表示素子の蛍光体に照射されるので、効率良く蛍光体
に紫外線を照射させることができ、より一層、蛍光体を
良好に有色発光させることができる。
【0011】請求項11に記載の発明は、図13および
図14に示すように、光透過性を有する表示素子(液晶
表示素子30)と、この表示素子の下部に配置されて前
記表示素子を下側から照明する平面発光素子(EL素子
31)と、この平面発光素子の上面に設けられ且つ紫外
線に反応して有色発光する蛍光体(16)と、前記表示
素子の上部外周に配置されて前記表示素子に対し上側か
ら紫外線を照射する紫外線発光素子(13)とを備えた
ことを特徴とする紫外線発光装置である。この発明によ
れば、紫外線発光素子を発光させると、紫外線が表示素
子の上側から蛍光体に照射されて蛍光体を有色発光させ
ることができ、また平面発光素子を発光させて表示素子
を照明することができるほか、特に紫外線発光素子と平
面発光素子とを同時に発光させると、両者の発光色が混
合されるので、より一層、色彩性および装飾性に優れた
ものを得ることができる。
【0012】請求項12に記載の発明は、図15〜図1
8に示すように、光透過性を有するタッチ入力素子(タ
ッチ入力パネル35)と、このタッチ入力素子に設けら
れ且つ紫外線に反応して有色発光する蛍光体(16)
と、前記タッチ入力素子の下部に配置されて前記タッチ
入力素子に対し下側から紫外線を照射する紫外線発光素
子(13)とを備えたことを特徴とする紫外線発光装置
である。この発明によれば、紫外線発光素子を発光させ
て紫外線をタッチ入力素子の蛍光体に照射させることが
できるので、請求項1に記載の発明と同様、所望すると
きに紫外線発光素子を発光させて蛍光体を自由に有色発
光させることができ、これにより色彩性および装飾性に
優れたものを得ることができると共に、タッチ入力素子
により情報をタッチ入力することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]以下、図1〜図
3を参照して、この発明を、電子機器である腕時計に適
用した第1実施形態について説明する。図1は腕時計の
要部を示した拡大断面図である。この腕時計は、機器ケ
ースである腕時計ケース1を備えている。この腕時計ケ
ース1の上部外周には、ベゼル2が設けられており、こ
の腕時計ケース1の上部中央には、時計ガラス3がパッ
キン4を介して装着されている。また、この腕時計ケー
ス1の内部には、表示素子である文字板5と時計モジュ
ール6とが枠状の見切り部材7を介して収納されてお
り、この腕時計ケース1の下面には、裏蓋8が防水リン
グ9を介して取り付けられている。この場合、枠状の見
切り部材7は、時計ガラス3の周縁部の下面と文字板5
の周縁部の上面とに当接した状態で、腕時計ケース1の
内周面に設けられている。
【0014】時計モジュール6は、アナログ機能とデジ
タル機能のうち、少なくともアナログ機能を備えてい
る。すなわち、この時計モジュール6は、指針軸10が
文字板5の貫通孔11を通してその上方に突出し、この
突出した指針軸10の上端部に時針、分針などの指針1
2が取り付けられ、この指針12が文字板5の上方を運
針するように構成されている。また、この時計モジュー
ル6には、文字板5の下側にブラックライトと呼ばれる
紫外線発光素子13が配置されている。この紫外線発光
素子13は、波長が365nm(ナノメートル:ナノは
10億分の1メートル)付近または254〜365nm
の紫外線を発光する紫外線灯または紫外線発光ダイオー
ド(LED)などの発光素子で構成されている。
【0015】文字板5は、透明な樹脂板14の中心部に
指針軸10が挿入する貫通孔11が設けられ、その上面
における外周部に時字15が設けられている。透明な樹
脂板14は、円形状の平板で、紫外線発光素子13から
発生した紫外線をほぼ均等に拡散する拡散機能を有して
いる。また、この文字板5の上面における所定個所、例
えばマーク部分や時字15の上面には、図2に示すよう
に、蛍光体16が印刷や塗布により設けられている。な
お、この蛍光体16は、図3に示すように、指針12の
上面全域にも設けられている。
【0016】これら蛍光体16は、波長が350〜42
0nmまたは254〜365nmの紫外線に反応して有
色発光し、紫外線が照射されない通常状態のときに透明
な状態を呈するものであり、その上面が透明なオーバー
コート(図示せず)で覆われて保護されていることが望
ましい。また、この蛍光体16の発光色は、緑(または
黄色)、青、赤の3色を基本として、その色バリエーシ
ョンが10〜13種類ある。この場合、各蛍光体16
は、各時計部品とも全て同じ色で発光しても良いが、時
刻を視認しやすくするために、少なくとも文字板5と指
針12との各蛍光体16の発光色がそれぞれ異なってい
ることが望ましい。例えば、文字板5の蛍光体16は赤
系色で発光し、指針12の蛍光体16は青系色で発光す
ることが望ましい。また、文字板5のマーク部分の蛍光
体16と時字14の蛍光体16との各発光色も、それぞ
れ異なっていることが望ましい。
【0017】このような腕時計によれば、紫外線がほと
んど当らない屋内などの明るい所では、文字板5および
指針12にそれぞれ設けられた蛍光体16が透明である
から、各蛍光体16によって文字板5および指針12の
各表面(生地色)が影響を受けずに、そのまま透けて見
えると共に、この状態で文字板5と指針12とにより良
好に時刻を視認することができる。また、紫外線発光素
子13を発光させて紫外線を発生させると、紫外線が文
字板5の透明な樹脂板14によりほぼ均等に拡散されて
上方に出射されるので、紫外線を蛍光体16に均等に照
射することができ、これにより透明な蛍光体16が紫外
線に反応して有色発光するので、明るい所でも暗い所で
も、時刻を視認することができる。
【0018】このときには、文字板5の蛍光体16と指
針12の蛍光体16とが異なる色、例えば文字板5の蛍
光板16が赤系色で発光し、指針12の蛍光体16が青
系色で発光することにより、良好に時刻を視認すること
ができる。このように、この腕時計では、所望するとき
に紫外線発光素子13を発光させて蛍光体16を自由に
有色発光させることができると共に、各蛍光板16がそ
れぞれ有色発光するので、色彩が豊富で、装飾性に優れ
たものを得ることができる。
【0019】なお、上記第1実施形態では、文字板5の
透明な樹脂板14の上面に蛍光体16を部分的に設け、
指針12の上面全域に蛍光体16を設けたが、これに限
らず、例えば図4(a)に示すように、文字板5の樹脂
板14の上面全体に蛍光体16を設けても良く、また図
4(b)に示すように、指針12の上面の一部に蛍光体
16を設けても良い。この場合にも、文字板5の蛍光体
16と指針12の蛍光体16とは、異なる色で発光する
ように構成することが望ましい。このように構成して
も、第1実施形態と同様の作用効果がある。また、上記
第1実施形態およびその変形例では、文字板5の透明な
樹脂板14の上面に蛍光体16を設けたが、必ずしも文
字板5の樹脂板14の上面に設ける必要はなく、文字板
5の樹脂板14の下面に設けても良い。
【0020】[第2実施形態]次に、図5を参照して、
この発明を腕時計に適用した第2実施形態について説明
する。なお、図1〜図3に示された第1実施形態と同一
部分には同一符号を付して説明する。この腕時計は、時
計ガラス3の下面に波長選択素子であるダイクロイック
ミラー17を設けた構造で、これ以外は第1実施形態と
同じ構造になっている。すなわち、ダイクロイックミラ
ー17は、紫外線を反射し、これ以外の光を透過する波
長選択膜であり、時計ガラス3の下面にハーフ蒸着によ
り形成されている。
【0021】このような腕時計では、紫外線発光素子1
3を発光させると、第1実施形態と同様、紫外線が文字
板5の透明な樹脂板14により拡散されて蛍光体16に
均等に照射され、これにより透明な蛍光体16が紫外線
に反応して有色発光するので、時計ガラス3およびダイ
クロイックミラー17を通して時刻を視認することがで
きる。このときには、特に文字板5の透明な樹脂板14
を透過した紫外線が時計ガラス3のダイクロイックミラ
ー17で反射され、この反射された紫外線が再び文字板
5の蛍光体16および指針12の蛍光体16にそれぞれ
照射されるので、紫外線が腕時計ケース1の外部に漏れ
ることなく、効率良く蛍光体16に紫外線を照射させる
ことができ、このため第1実施形態のものよりも、蛍光
体16を鮮明に有色発光させることができる。
【0022】[第3実施形態]次に、図6および図7を
参照して、この発明を腕時計に適用した第3実施形態に
ついて説明する。この場合にも、図1〜図3に示された
第1実施形態と同一部分に同一符号を付して説明する。
この腕時計は、腕時計ケース1内に設けられた時計モジ
ュール6のアナログ機能に代えてデジタル機能、つまり
文字板5および指針12に代えて液晶表示素子20を設
けた構造で、これ以外は第1実施形態とほぼ同じ構造に
なっている。
【0023】すなわち、液晶表示素子20は、図7に示
すように、上下一対の透明な電極基板22a、22b間
に液晶23をシール材24で封止した液晶セル21と、
この液晶セル21の上面に設けられた上偏光板25と、
液晶セル21の下面に設けられた半透過型の下偏光板2
6とを備えている。この液晶表示素子20は、図6に示
すように、時計ガラス3を透過した外部光が上偏光板2
5を透過して液晶セル21に入射し、この液晶セル21
を透過した外部光の一部が半透過型の下偏光板26で反
射されることにより、一対の電極基板22a、22b間
に電圧を選択的に印加した状態に応じて、時刻などの情
報を表示するように構成されている。
【0024】この液晶表示素子20の上偏光板25の上
面には、図6および図7に示すように、紫外線に反応し
て有色発光し、紫外線が照射されない通常状態のときに
透明な状態を呈する蛍光体16が印刷や塗布により設け
られている。また、この液晶表示素子20の下側には、
第1実施形態と同様、紫外線を発光する紫外線発光素子
13が設けられている。なお、液晶表示素子20と紫外
線発光素子13との間には、紫外線発光素子13で発生
した紫外線を拡散させて液晶表示素子20の下面全体に
均一に照射させるための拡散板(図示せず)が設けられ
ていることが望ましい。
【0025】このような腕時計によれば、紫外線がほと
んど当らない屋内などの明るい所では、液晶表示素子2
0の上偏光板25の上面に設けられた蛍光体16が透明
であるから、時計ガラス3を透過した外部光が液晶表示
素子20の蛍光体16および上偏光板25を透過して液
晶セル21に入射し、この液晶セル21を透過した外部
光の一部が下偏光板26で反射され、これにより液晶表
示素子20に表示された時刻などの情報を良好に視認す
ることができる。
【0026】また、紫外線発光素子13を発光させる
と、その紫外線が液晶表示素子20の下偏光板26を透
過して液晶セル21に入射した上、この液晶セル21お
よび上偏光板25を透過して蛍光体16に照射されるの
で、透明な蛍光体16が紫外線に反応して有色発光す
る。このため、この腕時計でも、所望するときに紫外線
発光素子13を発光させて蛍光体16を自由に有色発光
させることができると共に、各蛍光板16がそれぞれ有
色発光するので、色彩性および装飾性に優れたものを得
ることができる。
【0027】なお、上記第3実施形態では、液晶表示素
子20の上偏光板25の上面に蛍光体16を設けたが、
これに限らず、例えば図8(a)に示す第1変形例のよ
うに、上偏光板25と液晶セル21との間、つまり液晶
セル21の上面に蛍光体16を設けても良い。このよう
な構造でも、第3実施形態と同様の作用効果がある。ま
た、これに限らず、図8(b)に示す第2変形例のよう
に、液晶セル21と下偏光板26との間、つまり液晶セ
ル21の下面に蛍光体16を設けても良く、また図8
(c)に示す第3変形例のように、下偏光板26の下面
に蛍光体16を設けても良い。このような第2、第3変
形例では、第3実施形態と同様の作用効果があるほか、
特に蛍光体16が液晶セル21の下側に設けられている
ので、蛍光体16が紫外線に反応して有色発光すること
により、液晶表示素子20のバックライトとしての機能
をも果たすことができ、このため明るい所でも暗い所で
も、蛍光体16による有色の発光色を背景にして、液晶
表示素子20に表示された時刻などの情報を視認するこ
とができる。
【0028】[第4実施形態]次に、図9を参照して、
この発明を腕時計に適用した第4実施形態について説明
する。この場合には、図5〜図7に示された第2、第3
実施形態と同一部分に同一符号を付して説明する。この
腕時計は、時計ガラス3の下面に波長選択素子であるダ
イクロイックミラー17を設けた構造で、これ以外は第
3実施形態と同じ構造になっている。すなわち、このダ
イクロイックミラー17は、第2実施形態と同様、紫外
線を反射し、これ以外の光を透過する波長選択膜であ
り、時計ガラス3の下面にハーフ蒸着により形成されて
いる。
【0029】このような腕時計によれば、紫外線が当ら
ない明るい所では、時計ガラス3およびダイクロイック
ミラー17を通して液晶表示素子20に表示された時刻
などの情報を視認することができ、また紫外線発光素子
13を発光させると、第3実施形態と同様、紫外線が液
晶表示素子20に設けられた蛍光体16に照射されるの
で、透明な蛍光体16を紫外線に反応させて有色発光さ
せることができる。このときには、特に液晶表示素子2
0を透過した紫外線が時計ガラス3のダイクロイックミ
ラー17で反射され、この反射された紫外線が再び液晶
表示素子20に入射して蛍光体16に照射されるので、
第2実施形態と同様、紫外線を効率良く蛍光体16に照
射させることができ、これにより第3実施形態のものよ
りも、蛍光体16を鮮明に有色発光させることができ
る。
【0030】[第5実施形態]次に、図10および図1
1を参照して、この発明を腕時計に適用した第5実施形
態について説明する。この場合にも、図6および図7に
示された第3実施形態と同一部分に同一符号を付して説
明する。この腕時計は、液晶表示素子27の構造が第3
実施形態と異なり、これ以外は第3実施形態と同じ構造
になっている。すなわち、この液晶表示素子27は、図
11に示すように、上下一対の透明な電極基板22a、
22b間に液晶23をシール材24で封止してなる液晶
セル21の上面に上偏光板25を設け、液晶セル21の
下面に透過型の下偏光板28を設け、この下偏光板28
の下面側に半透過反射板29を配置し、この半透過反射
板29の上面に透明な蛍光体16を設けた構造になって
いる。
【0031】この液晶表示素子27は、図10に示すよ
うに、時計ガラス3を透過した外部光が上偏光板25、
液晶セル21、下偏光板28、および蛍光体16を透過
し、この透過した外部光の一部が半透過反射板29で反
射されることにより、一対の電極基板22a、22b間
に電圧を選択的に印加した状態に応じて、時刻などの情
報を表示するように構成されている。また、蛍光体16
は、第1実施形態と同様、紫外線に反応して有色発光
し、紫外線が照射されない通常状態のときに透明な状態
を呈するものであり、図10および図11に示すよう
に、半透過反射板29の上面に印刷や塗布により設けら
れている。さらに、この液晶表示素子27の下側には、
紫外線を発光する紫外線発光素子13が設けられてい
る。この場合にも、液晶表示素子27と紫外線発光素子
13との間には、紫外線発光素子13で発生した紫外線
を拡散させて液晶表示素子27の下面全体に均一に照射
させるための拡散板(図示せず)が設けられていること
が望ましい。
【0032】このような腕時計によれば、紫外線がほと
んど当らない屋内などの明るい所では、第3実施形態と
同様、液晶表示素子27の半透過反射板29の上面に設
けられた蛍光体16が透明であるから、時計ガラス3を
透過した外部光が上偏光板25、液晶セル21、下偏光
板28、および蛍光体16を透過し、この透過した外部
光の一部が半透過反射板29で反射され、これにより液
晶表示素子27に表示された時刻などの情報を良好に視
認することができる。
【0033】また、紫外線発光素子13を発光させる
と、その紫外線が液晶表示素子27の半透過反射板29
を透過して蛍光体16に照射され、これにより透明な蛍
光体16が紫外線に反応して有色発光するので、蛍光体
16が液晶表示素子27のバックライトとしての機能を
果たすことができ、これにより明るい所でも暗い所で
も、蛍光体16による有色の発光色を背景にして、時刻
などの情報を視認することができる。このため、この腕
時計においても、第3実施形態と同様、所望するときに
紫外線発光素子13を発光させて蛍光体16を自由に有
色発光させることができると共に、各蛍光板16がそれ
ぞれ有色発光するので、色彩性および装飾性に優れたも
のを得ることができる。
【0034】なお、上記第5実施形態では、液晶表示素
子27の半透過反射板29の上面に蛍光体16を設けた
が、これに限らず、例えば図12に示した変形例のよう
に、半透過反射板29の下面に蛍光体16を設けても良
い。このような構造でも、第4実施形態と同様の作用効
果がある。また、上記第5実施形態においても、図7に
示した第3実施形態および図8(a)〜図8(c)に示
した各変形例と同様、液晶表示素子27の上偏光板25
の上面、液晶セル21の上下面、および下偏光板28の
下面に蛍光板16を設けても良い。
【0035】また、上記第5実施形態およびその変形例
においても、時計ガラス3の下面に、紫外線を反射し且
つこれ以外の光を透過するダイクロイックミラー17を
ハーフ蒸着により設けても良い。このように構成すれ
ば、第4実施形態と同様、紫外線発光素子13で発生し
た紫外線が蛍光体16を有色発光させて液晶表示素子2
7を透過しても、その透過した紫外線が時計ガラス3の
ダイクロイックミラー17で反射されて再び蛍光体16
に照射されるので、紫外線を効率良く蛍光体16に照射
させることができ、これにより第5実施形態のものより
も、蛍光体16を鮮明に有色発光させることができる。
【0036】[第6実施形態]次に、図13を参照し
て、この発明を腕時計に適用した第6実施形態について
説明する。この場合にも、図6および図7に示された第
3実施形態と同一部分に同一符号を付して説明する。こ
の腕時計は、液晶表示素子30の下部にEL素子(エレ
クトロルミネッセンス素子)31を設け、液晶表示素子
30の上部外周に配置された枠状の見切り部材7に紫外
線発光素子13を設けた構造で、これ以外は第3実施形
態とほぼ同じ構造になっている。液晶表示素子30は、
第3実施形態と同じ液晶セル21の上面に上偏光板25
を設け、この液晶セル21の下面に第5実施形態と同じ
透過型の下偏光板28を設けた透過型のものである。
【0037】EL素子31は、下部側の電極基板(カソ
ード電極基板)上にEL層を介して透明な電極基板(ア
ノード電極基板)を設け、この状態で上下の電極基板間
に電圧を印加してEL層を発光させることにより、全体
がほぼ均一に面発光する有色の平面型発光素子である。
このEL素子30の上面には、紫外線に反応して有色発
光し、紫外線が照射されない通常状態のときに透明な状
態を呈する蛍光体16が印刷や塗布により設けられてい
る。紫外線発光素子13は、腕時計ケース1内における
保護部材または緩衝部材としての機能も兼備している枠
状部材である見切り部材7の上部に設けられた凹部32
内に配置され、発生した紫外線を液晶表示素子30に斜
め上方から照射するように構成されている。この場合、
見切り部材7の凹部32は、液晶表示素子30よりも上
方に位置した状態で、腕時計ケース1の内部側を除い
て、紫外線発光素子13をその周囲を囲って保護するよ
うに構成されている。
【0038】このような腕時計では、EL素子31の上
面に設けられた蛍光体16が透明であるから、EL素子
31を点灯させて面発光させると、発光した有色の光が
蛍光体16を透過して液晶表示素子30の下面から入射
して透過するので、明るい所でも暗い所でも、液晶表示
素子30に表示された情報を良好に視認することができ
る。また、紫外線発光素子13を発光させると、その紫
外線が液晶表示素子30に斜め上方から照射され、この
照射された紫外線が液晶表示素子30を透過してEL素
子31の上面に設けられた蛍光体16に照射され、これ
により透明な蛍光体16が紫外線に反応して有色発光す
る。
【0039】このため、この腕時計では、蛍光体16で
発光した有色の光がバックライトとして機能し、液晶表
示素子30を照明することができるので、明るい所でも
暗い所でも、液晶表示素子30に表示された情報を良好
に視認することができる。特に、EL素子31と紫外線
発光素子13との両者を同時に発光させると、EL素子
31による有色の発光色と蛍光体16による有色の発光
色とが混合し、この混合色を背景色にして液晶表示素子
30に表示された情報を視認することができる。
【0040】このように、この腕時計においても、所望
するときに紫外線発光素子13を発光させて蛍光体16
を自由に有色発光させることができ、これにより液晶表
示素子30に表示された情報を視認することができると
共に、EL素子31を平面発光させても液晶表示素子3
0に表示された情報を視認することができ、しかも蛍光
板16とEL素子31とを同時に発光させると、それぞ
れ有色発光するので、その両者の発光色が混合した混合
色をも得ることができ、このため、より一層、色彩が豊
富になり、装飾性に優れたものを得ることができる。
【0041】なお、上記第6実施形態では、EL素子3
1の上面に蛍光体16を設けたが、これに限らず、例え
ば図7、および図8(a)〜図8(c)に示した各変形
例のように、液晶表示素子30の上偏光板25の上面、
液晶セル21の上下面、または下偏光板28の下面に蛍
光板16を設けても良い。このように構成すれば、第6
実施形態とほぼ同様の作用効果があるほか、特に紫外線
を発生させたときに、EL素子31の蛍光体16による
有色の発光色と液晶表示素子30の蛍光体16による有
色の発光色とが混合した混合色を得ることができ、この
ため第6実施形態よりも、更に色彩が豊富になり、装飾
性に優れたものを得ることができる。
【0042】また、上記第6実施形態においても、時計
ガラス3の下面に、紫外線を反射し且つこれ以外の光を
透過するダイクロイックミラー17をハーフ蒸着により
設けても良い。このように構成すれば、第4実施形態と
同様、紫外線発光素子13で発生した紫外線が時計ガラ
ス3のダイクロイックミラー17で反射されるので、紫
外線が時計ガラス3を透過して腕時計ケース1の外部に
漏れることがなく、効率良く紫外線を蛍光体16に照射
させることができ、これにより第6実施形態のものより
も、蛍光体16を鮮明に有色発光させることができる。
【0043】[第7実施形態]次に、図14を参照し
て、この発明を腕時計に適用した第7実施形態について
説明する。この場合には、図10、図11、および図1
3に示された第5、第6実施形態と同一部分に同一符号
を付して説明する。この腕時計は、半透過反射板29を
備えた第5実施形態の液晶表示素子27の下部にEL素
子31を設けた構造で、これ以外は第6実施形態とほぼ
同じ構造になっている。この場合にも、EL素子31の
上面には、紫外線に反応して有色発光し、紫外線が照射
されない通常状態のときに透明な状態を呈する蛍光体1
6が設けられている。
【0044】また、この液晶表示素子27は、第5実施
形態と同様、上下一対の透明な電極基板22a、22b
間に液晶23をシール材24で封止してなる液晶セル2
1の上面に上偏光板25を設け、液晶セル21の下面に
透過型の下偏光板28を設け、この下偏光板28の下面
側に半透過反射板29を配置した構造になっている。ま
た、紫外線発光素子13は、第6実施形態と同様、腕時
計ケース1内の見切り部材7の上部に設けられた凹部3
2内に配置され、発生した紫外線を液晶表示素子27に
斜め上方から照射するように構成されている。
【0045】このような腕時計では、液晶表示素子27
が半透過反射板29を備えているので、明るい所で時計
ガラス3から外部光を採り込み、この採り込んだ外部光
が液晶表示素子27にその上面側から入射し、この入射
した外部光の一部が下面の半透過反射板29で反射され
ることにより、EL素子31を点灯させなくても、液晶
表示素子27に表示された情報を視認することができ
る。また、EL素子31を発光させて面発光させると、
EL素子31の上面に設けられた蛍光体16が透明であ
るから、第6実施形態と同様、発光した有色の光が蛍光
体16を透過して液晶表示素子27の下面の半透過反射
板29から入射して液晶表示素子27を透過するので、
明るい所でも暗い所でも、液晶表示素子27に表示され
た情報を良好に視認することができる。
【0046】さらに、紫外線発光素子13を発光させる
と、第6実施形態と同様、その紫外線が液晶表示素子2
7に斜め上方から照射され、この照射された紫外線が液
晶表示素子27に入射し、この入射した紫外線の一部が
半透過反射板29を透過するので、この透過した紫外線
がEL素子31の上面に設けられた蛍光体16に照射さ
れ、これにより透明な蛍光体16が紫外線に反応して有
色発光する。このため、蛍光体16で発光した有色の光
がバックライトとしても機能し、液晶表示素子27を照
明することができるので、明るい所でも暗い所でも、液
晶表示素子27に表示された情報を良好に視認すること
ができる。
【0047】このように、この腕時計によれば、明るい
所では、EL素子31および紫外線発光素子13を発光
させなくても液晶表示素子30に表示された情報を視認
することができると共に、EL素子31と紫外線発光素
子13とのいずれかを発光させても液晶表示素子30に
表示された情報を視認することができるほか、特にEL
素子31と紫外線発光素子13との両者を同時に発光さ
せると、第6実施形態と同様、EL素子31による有色
の発光色と蛍光体16による有色の発光色とが混合した
混合色が得られ、この混合色を背景色にして液晶表示素
子30に表示された情報を視認することができ、これに
より第6実施形態と同様、色彩が豊富になり、装飾性に
優れたものを得ることができる。
【0048】なお、上記第7実施形態では、EL素子3
1の上面に蛍光体16を設けたが、これに限らず、例え
ば図10および図11に示した第5実施形態のように、
半透過反射板29の上面に蛍光体16を設けても良く、
また図12に示した変形例のように、半透過反射板29
の下面に蛍光体16を設けても良い。また、図7、およ
び図8(a)〜図8(c)に示した各変形例のように、
液晶表示素子27の上偏光板25の上面、液晶セル21
の上下面、または下偏光板28の下面に蛍光板16を設
けても良い。このように構成すれば、第7実施形態とほ
ぼ同様の作用効果があるほか、特に紫外線を発生させた
ときに、EL素子31の蛍光体16による有色の発光色
と液晶表示素子30の蛍光体16による有色の発光色と
が混合した混合色を得ることができ、このため第7実施
形態よりも、更に色彩が豊富になり、装飾性に優れたも
のを得ることができる。
【0049】また、上記第7実施形態においても、時計
ガラス3の下面に、紫外線を反射し且つこれ以外の光を
透過するダイクロイックミラー17をハーフ蒸着により
設けても良い。このように構成すれば、第4実施形態と
同様、紫外線発光素子13で発生した紫外線が時計ガラ
ス3のダイクロイックミラー17で反射されるので、紫
外線が時計ガラス3を透過して腕時計ケース1の外部に
漏れることがないため、紫外線を効率良く蛍光体16に
照射させることができ、これにより第7実施形態のもの
よりも、蛍光体16を鮮明に有色発光させることができ
る。
【0050】[第8実施形態]次に、図15および図1
6を参照して、この発明を腕時計に適用した第8実施形
態について説明する。この場合には、図6に示された第
3実施形態と同一部分に同一符号を付して説明する。こ
の腕時計は、腕時計ケース1の上部中央部に透明なタッ
チ入力パネル35を設けた構造で、これ以外は第3実施
形態とほぼ同じ構造になっている。すなわち、このタッ
チ入力パネル35は、図15に示すように、腕時計ケー
ス1の上部中央部にパッキン4を介して装着されてい
る。
【0051】このタッチ入力パネル35は、図16に示
すように、透明なガラス基板36上にスペーサ37を介
して可撓性を有する透明なフィルム38を設け、ガラス
基板36の上面に透明な固定接点39を複数設けると共
に、フィルム38の下面に透明な可動接点40を各固定
接点39に離間対向させて設け、この状態でフィルム3
8を上方から押すと、フィルム38が撓んで可動接点4
0が固定接点39に接触し、これにより電気信号を出力
するように構成されている。
【0052】このタッチ入力パネル35の下面、つまり
ガラス基板36の下面には、図16に示すように、紫外
線に反応して有色発光し、紫外線が照射されない通常状
態のときに透明な状態を呈する蛍光体16が印刷や塗布
により設けられている。また、腕時計ケース1内の時計
モジュール6には、第3実施形態と同じ構造の液晶表示
素子20がタッチ入力パネル35に対応して設けられて
いる。また、この液晶表示素子20の下部には、第3実
施形態と同様、紫外線発光素子13が配置されている。
【0053】このような腕時計によれば、紫外線がほと
んど当らない屋内などの明るい所では、タッチ入力パネ
ル35の下面に設けられた蛍光体16が透明であるか
ら、透明なタッチ入力パネル35を通して外部光を腕時
計ケース1内に採り込むことができ、この採り込んだ外
部光が液晶表示素子20に入射するので、透明な蛍光体
16および透明なタッチ入力パネル35を通して液晶表
示素子20に表示された情報を視認することができると
共に、液晶表示素子20に表示された情報を見ながら透
明なタッチ入力パネル35をタッチ入力することができ
る。
【0054】また、紫外線発光素子13を発光させる
と、その紫外線が液晶表示素子20を透過し、この透過
した紫外線がタッチ入力パネル35の下面の蛍光体16
に照射され、透明な蛍光体16が紫外線に反応して有色
発光するので、蛍光体16による有色の発光色を背景に
して、タッチ入力パネル35をタッチ入力することがで
きる。このため、この腕時計においても、第3実施形態
と同様、所望するときに紫外線発光素子13を発光させ
て蛍光体16を自由に有色発光させることができ、色彩
が豊富で、装飾性に優れたものを得ることができる。
【0055】なお、上記第8実施形態では、透明なタッ
チ入力パネル35のガラス基板36の下面に蛍光体16
を設けたが、これに限らず、例えば透明なフィルム38
の上面に蛍光体16を設けても良い。このような構造で
も、第8実施形態と同様の作用効果がある。また、これ
に限らず、例えば、図7に示した第3実施形態のよう
に、液晶表示素子20の上偏光板25の上面に蛍光体1
6を設けても良く、また図8(a)〜図8(c)に示し
た各変形例のように、液晶セル21の上面または下面、
あるいは下偏光板26の下面に蛍光体16を設けても良
い。このような構造でも、第8実施形態と同様、紫外線
に反応して有色発光する蛍光体16がタッチ入力パネル
35の下側に設けられているので、液晶表示素子20お
よびタッチ入力パネル35のバックライトとしての機能
をも果たすことができる。
【0056】[第9実施形態]次に、図17を参照し
て、この発明を腕時計に適用した第9実施形態について
説明する。この場合には、図15および図16に示され
た第8実施形態と同一部分に同一符号を付して説明す
る。この腕時計は、透明なタッチ入力パネル35の下部
に半透過反射板29を備えた液晶表示素子27を設けた
構造で、これ以外は第8実施形態とほぼ同じ構造になっ
ている。この場合、タッチ入力パネル35の下面、つま
りガラス基板36の下面には、第8実施形態と同様、紫
外線に反応して有色発光し、紫外線が照射されない通常
状態のときに透明な状態を呈する蛍光体16が設けられ
ている。
【0057】また、液晶表示素子27は、第5実施形態
と同様、液晶セル21の上面に上偏光板25を設け、液
晶セル21の下面に透過型の下偏光板28を設け、この
下偏光板28の下面側に半透過反射板29を設け、この
状態で透明なタッチ入力パネル35および透明な蛍光体
16を透過した外部光が上偏光板25、液晶セル21、
および下偏光板28を透過し、この透過した外部光の一
部が半透過反射板29で反射されることにより、一対の
電極基板22a、22b間に電圧を選択的に印加した状
態に応じて、情報を表示するように構成されている。
【0058】このような腕時計では、第8実施形態と同
様、紫外線がほとんど当らない屋内などの明るい所で
は、タッチ入力パネル35の下面に設けられた蛍光体1
6が透明であるから、透明なタッチ入力パネル35を通
して外部光を腕時計ケース1内に採り込むことができ、
この採り込んだ外部光が液晶表示素子27に入射し、こ
の入射した外部光の一部が半透過反射板29で反射され
ることにより、液晶表示素子27に表示された情報を透
明な蛍光体16および透明なタッチ入力パネル35を通
して視認することができると共に、液晶表示素子27に
表示された情報を見ながら透明なタッチ入力パネル35
をタッチ入力することができる。
【0059】また、紫外線発光素子13を発光させる
と、その紫外線が液晶表示素子27の半透過反射板29
を介して液晶表示素子27に入射し、この入射した紫外
線が液晶表示素子27を透過し、この透過した紫外線が
タッチ入力パネル35の下面の蛍光体16に照射され、
これにより透明な蛍光体16が紫外線に反応して有色発
光するので、明るい所でも暗い所でも、蛍光体16によ
る有色の発光色を背景にして、タッチ入力パネル35を
タッチ入力することができる。このため、この腕時計に
おいても、第8実施形態と同様、所望するときに紫外線
発光素子13を発光させて蛍光体16を自由に有色発光
させることができると共に、色彩が豊富で、装飾性に優
れたものを得ることができる。
【0060】なお、上記第9実施形態においても、透明
なタッチ入力パネル35のガラス基板36の下面に蛍光
体16を設けたが、これに限らず、例えば透明なフィル
ム38の上面に蛍光体16を設けても良い。このような
構造でも、第8実施形態と同様の作用効果がある。ま
た、これに限らず、例えば、図7に示した第3実施形態
のように、液晶表示素子20の上偏光板25の上面に蛍
光体16を設けても良く、また図8(a)〜図8(c)
に示した各変形例のように、液晶セル21の上面または
下面、あるいは下偏光板26の下面に蛍光体16を設け
ても良く、さらに図11に示した第5実施形態および図
12に示したその変形例のように、半透過反射板29の
上下面に蛍光体16を設けても良い。このような構造で
も、第8実施形態と同様、紫外線に反応して有色発光す
る蛍光体16がタッチ入力パネル35の下側に設けられ
ているので、液晶表示素子20およびタッチ入力パネル
35のバックライトとしての機能をも果たすことができ
る。
【0061】[第10実施形態]次に、図18を参照し
て、この発明を腕時計に適用した第10実施形態につい
て説明する。この場合には、図15および図16に示さ
れた第8実施形態と同一部分に同一符号を付して説明す
る。この腕時計は、透明なタッチ入力パネル41を入力
領域42と透明領域43とに2分割し、このタッチ入力
パネル41の下面の所定個所に蛍光体16を設けた構造
で、これ以外は第8実施形態とほぼ同じ構造になってい
る。すなわち、このタッチ入力パネル41は、図18に
示すように、手前側(同図では下側)に入力領域42が
設けられ、奥側(同図では上側)に透明領域43が設け
られた構造になっている。
【0062】入力領域42は、ガラス基板36上にスペ
ーサ37を介して可撓性を有する透明なフィルム38が
設けられ、ガラス基板36の上面に透明な帯状の固定接
点39が縦方向に配列され、フィルム38の下面に透明
な帯状の可動接点40が横方向に配列され、各固定接点
39と各可動接点40とが互いに交差して重なる部分が
各キー部に相当するように構成されている。また、透明
領域43は、ガラス基板36上にスペーサ37を介して
透明なフィルム38を設けただけの構造になっている。
そして、入力領域42のガラス基板36の下面には、固
定接点39と可動接点40との重なる部分の各キー部に
対応して蛍光体16がマトリックス状に設けられてい
る。また、透明領域43のガラス基板36の下面には、
蛍光体16が記号や図形などのマークに対応して設けら
れている。
【0063】このような腕時計では、第8実施形態と同
様の作用効果があるほか、特に液晶表示素子20の下部
に設けられた紫外線発光素子13を発光させると、その
紫外線が液晶表示素子20を透過し、この透過した紫外
線がタッチ入力パネル41の下面に設けられた各蛍光体
16に照射され、これにより各蛍光体16が紫外線に反
応して有色発光する。このときには、特に入力領域42
の各蛍光体16が各キー部に対応しているので、各キー
部に相当する部分を有色発光させることができ、このた
めタッチ入力パネル41が透明であっても、各キー部を
良好に視認することができる。また、透明領域43の各
蛍光体16は、記号や図形などのマーク部分に対応して
いるので、マーク部分を有色発光させることができ、こ
れによりマーク部分を良好に視認することができる。
【0064】なお、上記第8〜第10実施形態およびそ
の各変形例では、タッチ入力パネル35、41の下側に
液晶表示素子20、27を設け、この液晶表示素子2
0、27の下側に紫外線発光素子13を設けたが、必ず
しも液晶表示素子20、27を設ける必要はなく、タッ
チ入力パネル35、41の下側に紫外線発光素子13を
設け、この紫外線発光素子13で発生した紫外線を直接
タッチ入力パネル35、41に照射させるように構成し
ても良い。この場合にも、タッチ入力パネル35、41
と紫外線発光素子13との間には、紫外線発光素子13
で発生した紫外線を液晶表示素子20の下面全体に均一
に照射させるための拡散板(図示せず)が設けられてい
ることが望ましい。
【0065】[第11実施形態]次に、図19および図
20を参照して、この発明を携帯電話機に適用した第1
1実施形態について説明する。図19は携帯電話機の外
観斜視図、図20はそのA−A矢視における拡大断面図
である。この携帯電話機は、図19に示すように、合成
樹脂製の機器ケース50を備えている。この機器ケース
50は、上ケース51と下ケース52とを接合した構造
になっている。この機器ケース50の上面、つまり上ケ
ース51の上面には、上部側の開口部に保護ガラス53
が装着されていると共に、その下部側に電話機能に必要
な各種のキー釦54が設けられている。また、この機器
ケース50の上端面には、アンテナ55が出没可能に取
り付けられている。
【0066】この機器ケース50の内部には、図20に
示すように、電話機用のモジュール56が収納されてい
る。このモジュール56は、液晶表示素子20などの電
話機能に必要な各種の部品を備えている。液晶表示素子
20は、第3実施形態と同じ構造で、図20に示すよう
に、枠状の見切り部材57を介して保護ガラス53の下
側に対応して配置されている。すなわち、液晶表示素子
20は、第3実施形態と同様、一対の透明な電極基板2
2a、22b間に液晶23をシール材24で封止した液
晶セル21の上面に上偏光板25を設け、液晶セル21
の下面に半透過型の下偏光板26を設けた構造になって
いる。
【0067】この液晶表示素子20の上偏光板25の上
面には、第3実施形態と同様、紫外線に反応して有色発
光し、紫外線が照射されない通常状態のときに透明な状
態を呈する蛍光体16が印刷や塗布により設けられてい
る。さらに、この液晶表示素子20の下側には、紫外線
を発光する紫外線発光素子13が設けられている。な
お、液晶表示素子20と紫外線発光素子13との間に
は、紫外線発光素子13で発生した紫外線を液晶表示素
子20の下面全体に均一に照射させるための拡散板(図
示せず)が設けられていることが望ましい。
【0068】このような携帯電話機によれば、紫外線が
ほとんど当らない屋内などの明るい所では、液晶表示素
子20の上偏光板25の上面に設けられた蛍光体16が
透明であるから、保護ガラス53を透過した外部光が蛍
光体16および上偏光板25を透過して液晶セル21に
入射し、この液晶セル21を透過した外部光の一部が下
偏光板26で反射され、これにより液晶表示素子20に
表示された情報を良好に視認することができる。
【0069】また、紫外線発光素子13を発光させる
と、その紫外線が液晶表示素子20の下偏光板26を透
過した上、液晶セル21および上偏光板25を透過して
蛍光体16に照射されるので、透明な蛍光体16を紫外
線に反応させて有色発光させることができる。このた
め、この携帯電話機では、所望するときに紫外線発光素
子13を発光させて蛍光体16を自由に有色発光させる
ことができると共に、各蛍光板16がそれぞれ有色発光
するので、色彩が豊富で、装飾性に優れたものを得るこ
とができる。
【0070】なお、上記第11実施形態では、液晶表示
素子20の上偏光板25の上面に蛍光体16を設けた
が、これに限らず、例えば図8(a)に示した第1変形
例のように、液晶セル21の上面に蛍光体16を設けて
も良く、また図8(b)に示した第2変形例のように、
液晶セル21の下面に蛍光体16を設けても良く、さら
に図8(c)に示した第3変形例のように、下偏光板2
6の下面に蛍光体16を設けても良い。また、液晶表示
素子20に代えて図11に示した第5実施形態のよう
に、半透過反射板29を備えた液晶表示素子27を用
い、この液晶表示素子27の半透過反射板29の上下面
に蛍光体16を設けても良い。このように液晶セル21
の下側に蛍光体16を設けた場合には、第11実施形態
と同様の作用効果があるほか、特に蛍光体16が紫外線
に反応して有色発光することにより、液晶表示素子20
のバックライトとしての機能をも果たすことができる。
【0071】また、上記第11実施形態では、液晶表示
素子20の下側に紫外線発光素子13を設けたが、これ
に限らず、例えば図13に示された第6実施形態のよう
に、見切り部材57に凹部を設け、この凹部内に紫外線
発光素子13を設け、この紫外線発光素子13で紫外線
を斜め上方から液晶表示素子30に照射するように構成
しても良い。この場合には、第6実施形態のように、液
晶表示素子30の下面側にEL素子31を設け、このE
L素子31で液晶表示素子20の下面を照明するように
構成しても良い。このような携帯電話機では、所望する
ときに紫外線発光素子13を発光させて蛍光体16を自
由に有色発光させることができるほか、EL素子31を
平面発光させても液晶表示素子30に表示された情報を
視認することができ、しかもその両者を同時に発光させ
ると、蛍光板16による有色の発光色とEL素子31に
よる有色の発光色とが混合した混合色を得ることがで
き、より一層、色彩が豊富で、装飾性に優れたものを得
ることができる。
【0072】さらに、上記第11実施形態では、機器ケ
ース50に保護ガラス53を単に設けた構造であるが、
これに限らず、例えば図9に示した第4実施形態と同
様、保護ガラス53の下面に、紫外線を反射し且つこれ
以外の光を透過する波長選択素子であるダイクロイック
ミラー17を設けた構造でも良い。このように構成すれ
ば、紫外線発光素子13で発光した紫外線が保護ガラス
53から機器ケース50の外部に漏れずにダイクロイッ
クミラー17で反射されるので、効率良く蛍光体16に
紫外線を照射させることができ、より一層、蛍光体16
を鮮明に有色発光させることができる。
【0073】なおまた、上記第1〜第11実施形態およ
びその各変形例では、腕時計または携帯電話機に適用し
た場合について述べたが、これに限らず、電子手帳、電
子辞書、携帯端末機、パソコン、印刷機などの各種の電
子機器、または自動車の計器類などの各種機器、あるい
はそれらの各部品に広く適用することができる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、光透過性を有する表示素子に紫外線に反
応して有色発光する蛍光体を設け、表示素子の下部に紫
外線発光素子を配置したので、紫外線発光素子を発光さ
せると、紫外線が表示素子に設けられた蛍光体に照射さ
れて蛍光体が有色発光するので、所望するときに紫外線
発光素子を発光させて蛍光体を自由に有色発光させるこ
とができ、これにより色彩性および装飾性に優れたもの
を得ることができる。この場合、表示素子が紫外線発光
素子で発光した紫外線を拡散する透明な樹脂部材を備え
た文字板であれば、紫外線発光素子から発光した紫外線
が文字板の透明な樹脂部材で拡散されるので、文字板に
設けられた蛍光体にほぼ均等に紫外線を照射でき、これ
により蛍光体を良好に有色発光させることができる。
【0075】また、表示素子が、少なくとも、上下一対
の透明な電極基板間に液晶を封入した液晶セルと、この
液晶セルの上面に設けられた上偏光板と、前記液晶セル
の下面に設けられた下偏光板とを備えた液晶表示素子で
あれば、液晶表示素子により時刻などの情報を表示する
ことができると共に、紫外線発光素子を発光させて蛍光
体を有色発光させることができるので、請求項1に記載
の発明と同様の作用効果がある。特に、蛍光体が液晶表
示素子の液晶セルの下面に設けられた紫外線発光装置で
あり、また蛍光体が液晶表示素子の下偏光板の下面に設
けられた紫外線発光装置であり、さらに蛍光体が液晶表
示素子の下偏光板の下部に設けられた半透過反射板の上
面または下面に設けられた紫外線発光装置であれば、蛍
光体が液晶セルの下側に設けられているので、蛍光体の
有色発光により液晶表示素子のバックライトとしての機
能をも果たすことができる。
【0076】請求項10に記載の発明によれば、光透過
性を有する表示素子に紫外線に反応して有色発光する蛍
光体を設け、表示素子の下部に紫外線発光素子を配置
し、表示素子の上部に透明なカバー部材を配置し、この
カバー部材に紫外線を反射しこれ以外の光を透過する波
長選択素子を設けたので、請求項1に記載の発明と同
様、紫外線発光素子を発光させて蛍光体を有色発光させ
ることにより、所望するときに紫外線発光素子を発光さ
せて蛍光体を自由に有色発光させることができ、これに
より色彩性および装飾性の向上を図ることができるほ
か、特に表示素子を透過した紫外線がカバー部材の波長
選択素子で反射されて再び表示素子の蛍光体に照射され
るので、より一層、効率良く蛍光体に紫外線を照射させ
て蛍光体を発光させることができる。
【0077】請求項11に記載の発明によれば、光透過
性を有する表示素子の下部に平面発光素子を配置し、こ
の平面発光素子の上面に紫外線に反応して有色発光する
蛍光体を設け、表示素子の上部外周に紫外線発光素子を
配置したので、紫外線発光素子を発光させると、紫外線
が表示素子の上側から蛍光体に照射されて蛍光体を有色
発光させることができ、また平面発光素子を発光させて
表示素子を照明することができるほか、特に紫外線発光
素子と平面発光素子とを同時に発光させると、両者の発
光色が混合されるので、より一層、色彩性および装飾性
に優れたものを得ることができる。
【0078】請求項12に記載の発明によれば、光透過
性を有するタッチ入力素子を配置し、このタッチ入力素
子に紫外線に反応して有色発光する蛍光体を設け、タッ
チ入力素子の下部に紫外線発光素子を配置したので、紫
外線発光素子を発光させて紫外線をタッチ入力素子の蛍
光体に照射させることができるので、請求項1に記載の
発明と同様、所望するときに紫外線発光素子を発光させ
て蛍光体を自由に有色発光させることができ、これによ
り色彩性および装飾性に優れたものを得ることができる
と共に、タッチ入力素子により情報をタッチ入力するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を腕時計に適用した第1実施形態の要
部の拡大断面図。
【図2】図1の文字板の拡大平面図。
【図3】図1の指針の拡大平面図。
【図4】(a)は図2の文字板の変形例を示した平面
図、(b)は図3の指針の変形例を示した平面図。
【図5】この発明をダイクロイックミラーが設けられた
腕時計に適用した第2実施形態の要部の拡大断面図。
【図6】この発明を表示素子として液晶表示素子を用い
た腕時計に適用した第3実施形態の要部の拡大断面図。
【図7】図6の液晶表示素子の要部の拡大断面図。
【図8】(a)は液晶セルの上面に蛍光体を設けた液晶
表示素子の要部の拡大断面図、(b)は液晶セルの下面
に蛍光体を設けた液晶表示素子の要部の拡大断面図、
(c)は下偏光板の下面に蛍光体を設けた液晶表示素子
の要部の拡大断面図。
【図9】この発明をダイクロイックミラーが設けられた
腕時計に適用した第4実施形態の要部の拡大断面図。
【図10】この発明を半透過反射板を用いた液晶表示素
子を備えた腕時計に適用した第5実施形態の要部の拡大
断面図。
【図11】図10の液晶表示素子の要部の拡大断面図。
【図12】液晶表示素子の半透過反射板の下面に蛍光体
を設けた変形例を示した要部の拡大断面図。
【図13】この発明をEL素子を備えた腕時計に適用し
た第6実施形態の要部の拡大断面図。
【図14】この発明を半透過反射板を用いた液晶表示素
子およびEL素子を備えた腕時計に適用した第7実施形
態の要部の拡大断面図。
【図15】この発明をタッチ入力パネルを備えた腕時計
に適用した第8実施形態の要部の拡大断面図。
【図16】図15のタッチ入力パネルの要部の拡大断面
図。
【図17】この発明を半透過反射板を用いた液晶表示素
子およびタッチ入力パネルを備えた腕時計に適用した第
9実施形態の要部の拡大断面図。
【図18】この発明をタッチ入力パネルを備えた腕時計
に適用した第10実施形態においてタッチ入力パネルを
裏面側から見た拡大図。
【図19】この発明を携帯電話機に適用した第11実施
形態を示した外観斜視図。
【図20】図19のA−A矢視における拡大断面図。
【符号の説明】
1 腕時計ケース 3 時計ガラス 5 文字板 6 時計モジュール 7、57 見切り部材 12 指針 13 紫外線発光素子 14 透明な樹脂板 16 蛍光体 17 ダイクロイックミラー 20、27、30 液晶表示素子 21 液晶セル 25 上偏光板 26、28 下偏光板 29 半透過反射板 31 EL素子 35、41 タッチ入力パネル 50 機器ケース 53 保護ガラス 56 電話機用のモジュール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02F 1/1335 520 G02F 1/1335 520 5G006 1/13357 1/13357 5G435 G04B 19/32 G04B 19/32 A G04G 9/00 308 G04G 9/00 308C G09F 9/00 366 G09F 9/00 366A 13/42 13/42 H01H 13/02 H01H 13/02 A 13/70 13/70 E (72)発明者 上野 正人 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシオ 計算機株式会社羽村技術センター内 (72)発明者 町田 修一 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシオ 計算機株式会社羽村技術センター内 Fターム(参考) 2F002 AA06 AC01 EA01 EA04 EF01 EH04 2F074 AA02 AA04 AA06 BB04 DD03 EE03 GG04 GG08 2H091 FA15Y FA43Z LA15 3D044 BA27 BD01 5C096 AA11 BA01 BA04 CA03 CB01 CC02 CC36 CC38 5G006 AA01 AZ01 BB07 BC04 CB05 CD03 FB14 FB30 JA01 JB08 JC01 JD03 JF02 LG02 5G435 AA03 AA04 BB12 BB15 BB16 CC12 EE02 EE26 FF03 FF05 GG04 GG23 GG25 HH02 HH05 HH06 LL10

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光透過性を有する表示素子と、 この表示素子に設けられ且つ紫外線に反応して有色発光
    する蛍光体と、 前記表示素子の下部に配置されて前記表示素子に対し下
    側から紫外線を照射する紫外線発光素子とを備えたこと
    を特徴とする紫外線発光装置。
  2. 【請求項2】前記表示素子は、前記紫外線発光素子で発
    光した紫外線を拡散する透明な樹脂部材を備えた文字板
    であることを特徴とする請求項1に記載の紫外線発光装
    置。
  3. 【請求項3】前記表示素子は、少なくとも、上下一対の
    透明な電極基板間に液晶を封入した液晶セルと、この液
    晶セルの上面に設けられた上偏光板と、前記液晶セルの
    下面に設けられた下偏光板とを備えた液晶表示素子であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の紫外線発光装置。
  4. 【請求項4】前記蛍光体は、前記液晶表示素子の前記上
    偏光板の上面に設けられていることを特徴とする請求項
    3に記載の紫外線発光装置。
  5. 【請求項5】前記蛍光体は、前記液晶表示素子の前記液
    晶セルの上面に設けられていることを特徴とする請求項
    3に記載の紫外線発光装置。
  6. 【請求項6】前記蛍光体は、前記液晶表示素子の前記液
    晶セルの下面に設けられていることを特徴とする請求項
    3に記載の紫外線発光装置。
  7. 【請求項7】前記蛍光体は、前記液晶表示素子の前記下
    偏光板の下面に設けられていることを特徴とする請求項
    3に記載の紫外線発光装置。
  8. 【請求項8】前記液晶表示素子は、前記下偏光板の下部
    に設けられた半透過反射板を備え、この半透過反射板の
    上面に前記蛍光体が設けられていることを特徴とする請
    求項3に記載の紫外線発光装置。
  9. 【請求項9】前記液晶表示素子は、前記下偏光板の下部
    に設けられた半透過反射板を備え、この半透過反射板の
    下面に前記蛍光体が設けられていることを特徴とする請
    求項3に記載の紫外線発光装置。
  10. 【請求項10】光透過性を有する表示素子と、 この表示素子に設けられ且つ紫外線に反応して有色発光
    する蛍光体と、 前記表示素子の下部に配置されて前記表示素子に対し下
    側から紫外線を照射する紫外線発光素子と、 前記表示素子の上部に配置された透明なカバー部材と、 このカバー部材に設けられて紫外線を反射し且つこれ以
    外の光を透過する波長選択素子とを備えたことを特徴と
    する紫外線発光装置。
  11. 【請求項11】光透過性を有する表示素子と、 この表示素子の下部に配置されて前記表示素子を下側か
    ら照明する平面発光素子と、 この平面発光素子の上面に設けられ且つ紫外線に反応し
    て有色発光する蛍光体と、 前記表示素子の上部外周に配置されて前記表示素子に対
    し上側から紫外線を照射する紫外線発光素子とを備えた
    ことを特徴とする紫外線発光装置。
  12. 【請求項12】光透過性を有するタッチ入力素子と、 このタッチ入力素子に設けられ且つ紫外線に反応して有
    色発光する蛍光体と、 前記タッチ入力素子の下部に配置されて前記タッチ入力
    素子に対し下側から紫外線を照射する紫外線発光素子と
    を備えたことを特徴とする紫外線発光装置。
  13. 【請求項13】請求項1記載の紫外線発光装置を機器ケ
    ースに備えたことを特徴とする電子機器。
  14. 【請求項14】請求項10記載の紫外線発光装置を機器
    ケースを備えたことを特徴とする電子機器。
  15. 【請求項15】請求項11記載の紫外線発光装置を機器
    ケースに備えたことを特徴とする電子機器。
  16. 【請求項16】請求項12記載の紫外線発光装置を機器
    ケースに備えたことを特徴とする電子機器。
JP2001263599A 2001-08-31 2001-08-31 紫外線発光装置及び電子機器 Pending JP2003076305A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001263599A JP2003076305A (ja) 2001-08-31 2001-08-31 紫外線発光装置及び電子機器
US10/218,132 US7095463B2 (en) 2001-08-31 2002-08-13 Ultraviolet ray emitting apparatus and electronic apparatus using ultraviolet ray emitting elements
KR10-2002-0049955A KR100483188B1 (ko) 2001-08-31 2002-08-23 자외선발광소자를 이용한 자외선발광장치 및 전자기기
TW091119493A TWI283138B (en) 2001-08-31 2002-08-28 Ultraviolet ray emitting apparatus and electronic apparatus using ultraviolet ray emitting elements
CNB021415617A CN1265692C (zh) 2001-08-31 2002-09-02 使用紫外线发光元件的紫外线发光装置及其电子仪器
HK03106640.8A HK1054486A1 (zh) 2001-08-31 2003-09-16 使用紫外線發光元件的紫外線發光裝置及其電子儀器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001263599A JP2003076305A (ja) 2001-08-31 2001-08-31 紫外線発光装置及び電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003076305A true JP2003076305A (ja) 2003-03-14

Family

ID=19090327

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001263599A Pending JP2003076305A (ja) 2001-08-31 2001-08-31 紫外線発光装置及び電子機器

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7095463B2 (ja)
JP (1) JP2003076305A (ja)
KR (1) KR100483188B1 (ja)
CN (1) CN1265692C (ja)
HK (1) HK1054486A1 (ja)
TW (1) TWI283138B (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008041567A1 (fr) * 2006-10-02 2008-04-10 Tokai Optical Co., Ltd. Dispositif d'affichage
CN104698805A (zh) * 2013-12-09 2015-06-10 卡西欧计算机株式会社 组件和钟表
JP2015184397A (ja) * 2014-03-24 2015-10-22 京セラディスプレイ株式会社 表示装置
US10227005B2 (en) 2013-09-17 2019-03-12 Denso Corporation Vehicular display device
JP2021113775A (ja) * 2020-01-21 2021-08-05 セイコーエプソン株式会社 時計

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004132772A (ja) * 2002-10-09 2004-04-30 Casio Comput Co Ltd 照明装置およびそれを用いた電子機器
JP2004212427A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Casio Comput Co Ltd 表示装置及び電子時計
JP4383306B2 (ja) * 2004-10-05 2009-12-16 アルプス電気株式会社 照光装置
US20080123473A1 (en) * 2005-08-10 2008-05-29 Seiko Epson Corporation Electronic component and electronic device
US7731374B2 (en) * 2005-10-24 2010-06-08 Continental Automotive Systems Us, Inc. Reconfigurable instrument cluster
US20080205201A1 (en) * 2005-11-02 2008-08-28 Hwa Su Time display apparatus
US8045421B2 (en) * 2008-01-17 2011-10-25 Nike, Inc. Watch with planar light diffusion channel
US9235240B2 (en) * 2010-11-11 2016-01-12 Apple Inc. Insert molding around glass members for portable electronic devices
US9377761B2 (en) * 2014-03-06 2016-06-28 Timex Group Usa, Inc. Illumination arrangement for a timepiece
CN104566032B (zh) * 2014-12-30 2017-02-22 深圳市华星光电技术有限公司 一种防水背光模组
EP3379345A1 (fr) * 2017-03-21 2018-09-26 Montres Rado S.A. Montre squelette a cadran photochromique
EP3736644A1 (fr) * 2019-05-08 2020-11-11 Omega SA Boite de montre etanche
CN110320786A (zh) * 2019-07-23 2019-10-11 广东乐芯智能科技有限公司 一种手表指针及其控制方法
EP3845976B1 (fr) * 2019-12-30 2024-03-20 The Swatch Group Research and Development Ltd Cadran de montre ayant un affichage à base de diodes électroluminescentes organiques
EP3845974B1 (fr) * 2019-12-31 2024-02-21 The Swatch Group Research and Development Ltd Indicateur mobile pour un dispositif d'affichage analogique

Family Cites Families (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4740781A (en) * 1985-02-08 1988-04-26 Itt Gilfillan Touch panel data entry device for thin film electroluminescent panels
US4705407A (en) * 1986-11-14 1987-11-10 Andre Brien Portable time piece with light diffuser
JPH05223602A (ja) * 1992-02-18 1993-08-31 Kansei Corp 表示装置
US6218774B1 (en) * 1993-06-30 2001-04-17 Edward J. A. Pope Photoluminescent/electroluminescent display screen
EP0649046B1 (en) * 1993-10-19 2001-07-11 Sharp Kabushiki Kaisha A liquid crystal display device and a production method for the same
US5671994A (en) * 1994-06-08 1997-09-30 Clio Technologies, Inc. Flat and transparent front-lighting system using microprisms
JPH08128865A (ja) * 1994-10-31 1996-05-21 Yamaha Motor Co Ltd 車両用メーター
US5604716A (en) * 1994-12-22 1997-02-18 Cheung; James Black light illuminated analog watch
US5636185A (en) * 1995-03-10 1997-06-03 Boit Incorporated Dynamically changing liquid crystal display timekeeping apparatus
DE69626808T2 (de) * 1995-04-25 2003-09-11 Citizen Watch Co Ltd Organische elektrolumineszente vorrichtung
US5729250A (en) * 1995-05-08 1998-03-17 International Business Machines Corporation Front cover assembly for a touch sensitive device
US6091382A (en) * 1995-12-30 2000-07-18 Casio Computer Co., Ltd. Display device for performing display operation in accordance with signal light and driving method therefor
US6466522B1 (en) * 1996-03-08 2002-10-15 Citizen Watch Co., Ltd. Indicating plate for watches
JP3658629B2 (ja) 1996-03-28 2005-06-08 カシオ計算機株式会社 時計
JPH1026670A (ja) * 1996-07-12 1998-01-27 Casio Comput Co Ltd 発光装置及び発光装置を備えた時計
US6025894A (en) * 1996-09-04 2000-02-15 Casio Computer Co., Ltd. Scatter control member for organic electroluminescent light source for passing light with or without scattering depending upon an incident angle
JP3300642B2 (ja) * 1997-09-08 2002-07-08 株式会社東芝 画像表示装置
JPH1195698A (ja) * 1997-09-19 1999-04-09 Casio Comput Co Ltd 発光装置、時計、電子機器、発光装置の製造方法
US6088069A (en) * 1997-10-21 2000-07-11 Reptron Acquisition, Inc. Shatter resistant flat panel display and method of manufacturing the same
JPH11142850A (ja) * 1997-11-05 1999-05-28 Hitachi Ltd 偏光照射方法とその装置
US6172667B1 (en) * 1998-03-19 2001-01-09 Michel Sayag Optically-based touch screen input device
JPH11278151A (ja) 1998-03-31 1999-10-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車載用電子機器の照明方法および照明装置
US6091838A (en) * 1998-06-08 2000-07-18 E.L. Specialists, Inc. Irradiated images described by electrical contact
KR20000007609A (ko) * 1998-07-04 2000-02-07 구자홍 외부 자외선 광원을 이용한 표시장치
JP2000137444A (ja) 1998-10-29 2000-05-16 Casio Comput Co Ltd 発光表示装置
JP3906956B2 (ja) * 1998-12-24 2007-04-18 株式会社 日立ディスプレイズ 液晶表示装置
JP2000356964A (ja) * 1998-12-25 2000-12-26 Nemoto & Co Ltd 表示部材、表示装置、計測装置および時計
JP3781249B2 (ja) * 1999-03-19 2006-05-31 矢崎総業株式会社 表示スイッチ
JP2001249189A (ja) * 1999-11-12 2001-09-14 Casio Comput Co Ltd 時計用文字板および時計
US6295106B1 (en) * 2000-01-12 2001-09-25 International Business Machines Corporation Energy-efficient full-color liquid crystal display
JP3489674B2 (ja) * 2000-02-28 2004-01-26 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 液晶表示装置および液晶表示装置の製造方法
US6486561B1 (en) * 2000-09-12 2002-11-26 Luminary Logic, Ltd. Semiconductor light emitting element formed on a clear or translucent substrate
JP3584908B2 (ja) * 2000-10-18 2004-11-04 セイコーエプソン株式会社 装飾板、および、その製造方法、ならびに、この装飾板を利用する装飾品および時計
MXPA03010011A (es) * 2001-05-03 2005-03-07 Luminary Logic Ltd Iluminacion ultravioleta de senales.
JP2003098272A (ja) * 2001-07-17 2003-04-03 Casio Comput Co Ltd 電子機器および液晶表示装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008041567A1 (fr) * 2006-10-02 2008-04-10 Tokai Optical Co., Ltd. Dispositif d'affichage
US10227005B2 (en) 2013-09-17 2019-03-12 Denso Corporation Vehicular display device
CN104698805A (zh) * 2013-12-09 2015-06-10 卡西欧计算机株式会社 组件和钟表
JP2015184397A (ja) * 2014-03-24 2015-10-22 京セラディスプレイ株式会社 表示装置
JP2021113775A (ja) * 2020-01-21 2021-08-05 セイコーエプソン株式会社 時計

Also Published As

Publication number Publication date
TWI283138B (en) 2007-06-21
CN1265692C (zh) 2006-07-19
US7095463B2 (en) 2006-08-22
US20030042847A1 (en) 2003-03-06
KR20030019891A (ko) 2003-03-07
HK1054486A1 (zh) 2003-11-28
CN1404355A (zh) 2003-03-19
KR100483188B1 (ko) 2005-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003076305A (ja) 紫外線発光装置及び電子機器
US7227599B2 (en) Display device and manufacturing method of the same
JP2003098272A (ja) 電子機器および液晶表示装置
JP4178937B2 (ja) 照明装置および電子機器
KR20040091048A (ko) 조명장치 및 전자기기
JP2003233337A (ja) 発光表示装置および電子機器
JP4120302B2 (ja) 電子機器
TWI229172B (en) Illumining device including ultraviolet ray emitting element, and electronic apparatus using the illumining device
JP4048794B2 (ja) 電子機器
JP3979076B2 (ja) 電子機器
JP2004198681A (ja) 照明装置および電子機器
JP3979070B2 (ja) 紫外線発光装置および電子機器
TWI250390B (en) Lighting device and electronic machine use the same
JP2003295794A (ja) 装飾装置およびこれを用いた電子機器
JP2003029677A (ja) 発光部品、およびこれを用いた電子機器
JP2003098988A (ja) 紫外線発光装置及び電子機器
JP2003162242A (ja) 発光装置および電子機器
JP4000948B2 (ja) 電子機器
JP2003162240A (ja) 発光装置および電子機器
JP2004069726A (ja) 表示装置およびそれを用いた電子機器
JP2003177689A (ja) 発光表示装置および電子機器
JP2007286075A (ja) 時計
JP2003294863A (ja) 電子機器
JPH0963765A (ja) バックライト付き表示装置およびそれを備えた電子機器
JP3639916B2 (ja) 電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051003

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060206

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080219

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080519

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080624