JPH11278151A - 車載用電子機器の照明方法および照明装置 - Google Patents

車載用電子機器の照明方法および照明装置

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JPH11278151A
JPH11278151A JP10085660A JP8566098A JPH11278151A JP H11278151 A JPH11278151 A JP H11278151A JP 10085660 A JP10085660 A JP 10085660A JP 8566098 A JP8566098 A JP 8566098A JP H11278151 A JPH11278151 A JP H11278151A
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JP
Japan
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operation unit
illuminator
electronic device
vehicle
ultraviolet light
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Application number
JP10085660A
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English (en)
Inventor
Kazuaki Takamori
森 一 明 高
Takeshi Nonaka
中 剛 野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷や樹脂を用いて施された操作面上の表示
を、夜間や暗い時でも明瞭に視認できるようにする。 【解決手段】 機器本体に対し着脱可能に設けられる操
作部12前面の前面パネル13、操作ボタン15、LC
Dパネル16等には、白色の樹脂、紫外線感応蛍光樹
脂、または紫外線光反応印刷インキを用いて文字等が表
示され、これらを照明器17が、冷陰極紫外線発光ラン
プ21からの光を導光板20を介して照明する。照明器
17は、その両側部を操作部12に回動可能に支持さ
れ、操作部12内に格納される位置(a)と、文字等を
照明する位置(b)とに変位可能である。照明器17は
前後に摺動するようにしてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車載用電子機器におけ
る操作部に表示された文字等を夜間または暗い時にも明
瞭に見えるように照明するための照明方法および照明装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車載用電子機器、特に車載用音響
機器は、音楽デ−タなどをデジタル信号として記憶し、
これを再生するたのコンパクトディスク、シングルコン
パクトディスク、ミニディスクと称される情報記録媒体
や、音声多重放送、文字多重放送といったラジオ放送媒
体などの多様化に伴い、操作部に表示する機能/操作方
法を示す文字等の表示も多種多様化してきている。これ
らの表示を行うための装置としては、透明または着色
し、かつ光を透過させる樹脂材料、または光を透過しな
い、もしくは半透過させる樹脂材料で形成した操作ボタ
ンを、豆型電球または発光ダイオ−ド(以下、LEDと
言う)を用いて、その操作ボタンの背面から照光した
り、白色の樹脂または光を透過する樹脂の上に白色の塗
装を施した操作ボタンに、光を透過しない、もしくは半
透過させる塗料で塗装した後、その表面をレ−ザ−を用
いた塗料の削り出しにより文字等を表示し、このような
操作ボタンを、豆型電球またはLEDを用いて、その操
作ボタンの背面から照光したり、あるいは、操作部前面
や操作ボタンに直接文字等を印刷して、これを豆型電球
やLEDで照明する等の方法が採用されていた。印刷の
インキには、通常、汎用のインキの他に、蓄光を可能と
する特殊インキを用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記光
を透過させる樹脂材料と、光を透過しない、もしくは半
透過させる樹脂材料で形成された操作ボタンでは、明瞭
に視認できるようにするためには、文字高さを一定の高
さ以上にする必要があり、さらに文字間を一定の距離を
空けないと表示できないため、一個のスイッチで2つ以
上の機能を有する場合、その表示は印刷をしなければな
らず、夜間は印刷された表示が明瞭に視認できないとい
う問題があった。
【0004】また、レ−ザ−を用いて塗料を削り出して
文字等を表示した操作ボタンは、文字を操作ボタンに直
接表示する場合に比べて小さくすることが可能ではある
が、樹脂を成形した後、塗装処理を加え、さらにレ−ザ
−加工を行うことが必要となり、量産性の向上や製造コ
ストの低減を図ることが難しいという問題があった。
【0005】さらに、操作ボタン以外の部材に表示する
場合、印刷で行わなければならず、蓄光可能な特殊イン
キを用いて充分に蓄光させても、やがて発光が減衰し、
夜間は印刷された表示が明瞭に視認できないという問題
があった。
【0006】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、車載用電子機器の操作部に表示された文
字等を、夜間または表示されている内容が視認できない
程度の外光の時にも、明瞭に視認することのできる車載
用電子機器における照明方法および照明装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、操作部の前面に白色の樹脂、紫外線感応
蛍光樹脂、または紫外線光反応印刷インキを用いて表示
された文字等を、冷陰極紫外線発光ランプにより照明す
るものであり、このような照明方法により、夜間または
表示されている内容が視認できない程度の外光の時に
も、あたかも文字等が自発光しているかのように、明瞭
に視認することができる。
【0008】本発明はまた、上記目的を達成するため
に、車載用電子機器の操作部の前面に白色の樹脂、紫外
線感応蛍光樹脂、または紫外線光反応印刷インキを用い
て文字等を表示し、操作部に、冷陰極紫外線発光ランプ
を光源とする照明器を設け、この照明器を、操作部内に
格納する格納位置と、冷陰極紫外線発光ランプからの光
を操作部の前面に表示された文字等に照射する照明位置
とに選択的に変位させる手段を備えたものであり、夜間
または表示されている内容が視認できない程度の外光の
時には、照明器を操作部から突出させて操作部前面に表
示された文字等を照明し、昼間または表示されている内
容が視認できる程度の外光の時には、照明器を操作部内
に格納して照明器を目立たなくすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、車載用電子機器の操作部の前面に白色の樹脂、紫外
線感応蛍光樹脂、または紫外線光反応印刷インキを用い
て表示された文字等を、冷陰極紫外線発光ランプの光に
より照明することを特徴とする車載用電子機器の照明方
法であり、夜間または表示されている内容が視認できな
い程度の外光の時にも、あたかも文字等が自発光してい
るかのように、明瞭に視認できるという作用を有する。
【0010】本発明の請求項2に記載の発明は、車載用
電子機器の操作部の前面に白色の樹脂、紫外線感応蛍光
樹脂、または紫外線光反応印刷インキを用いて文字等を
表示し、前記操作部に、冷陰極紫外線発光ランプを光源
とする照明器を設け、この照明器を、操作部内に格納す
る格納位置と、前記冷陰極紫外線発光ランプからの光を
前記操作部の前面に表示された文字等に照射する照明位
置とに選択的に変位させる格納手段を備えたことを特徴
とする車載用電子機器の照明装置であり、夜間または表
示されている内容が視認できない程度の外光の時には、
照明器を操作部から突出させて操作部前面に表示された
文字等を照明し、昼間または表示されている内容が視認
できる程度の外光の時には、照明器を操作部内に格納し
て照明器を目立たなくできるという作用を有する。
【0011】本発明の請求項3に記載の発明は、冷陰極
紫外線発光ランプが操作部内に配置され、照明器がその
両側部において操作部に回動可能に支持され、前記冷陰
極紫外線発光ランプからの光を反射して前記操作部前面
の文字等を照明する導光板を備えたことを特徴とする請
求項2記載の車載用電子機器の照明装置であり、簡単な
操作により照明器を格納することができ、また間接照明
により柔らかな光で照明できるという作用を有する。
【0012】本発明の請求項4に記載の発明は、冷陰極
紫外線発光ランプが操作部内に配置され、照明器がその
両側部において操作部に回動可能に支持され、前記冷陰
極紫外線発光ランプからの光を反射して前記操作部前面
の文字等を照明する反射膜または反射板を備えたことを
特徴とする請求項2記載の車載用電子機器の照明装置で
あり、簡単な操作により照明器を格納することができ、
また間接照明により柔らかな光で照明できるという作用
を有する。
【0013】本発明の請求項5に記載の発明は、照明器
が、その両側部において操作部に回動可能に支持され、
その内側に冷陰極紫外線発光ランプに配置して、その光
により前記操作部前面の文字等を照明することを特徴と
する請求項2記載の車載用電子機器の照明装置であり、
簡単な操作により照明器を格納することができ、また直
接照明により表示を強く明るく照明できるという作用を
有する。
【0014】本発明の請求項6に記載の発明は、冷陰極
紫外線発光ランプが操作部内に配置され、照明器が前記
操作部に前後方向に摺動可能に支持され、前記冷陰極紫
外線発光ランプからの光を反射して前記操作部前面の文
字等を照明する導光板を備えたことを特徴とする請求項
2記載の車載用電子機器の照明装置であり、簡単な操作
により照明器を格納することができ、また間接照明によ
り表示を柔らかく(ぎらつくことなく)照明できるとい
う作用を有する。
【0015】本発明の請求項7に記載の発明は、冷陰極
紫外線発光ランプが操作部内に配置され、照明器が前記
操作部に前後方向に摺動可能に支持され、前記冷陰極紫
外線発光ランプからの光を反射して前記操作部前面の文
字等を照明する反射膜または反射板を備えたことを特徴
とする請求項2記載の車載用電子機器の照明装置であ
り、簡単な操作により照明器を格納することができ、ま
た間接照明により表示を柔らかく(ぎらつくことなく)
照明できるという作用を有する。
【0016】本発明の請求項8に記載の発明は、照明器
が、操作部に前後方向に摺動可能に支持され、その内側
に冷陰極紫外線発光ランプに配置して、その光により前
記操作部前面の文字等を照明することを特徴とする請求
項2記載の車載用電子機器の照明装置であり、簡単な操
作により照明器を格納することができ、また直接照明に
より表示を強く明るく照明できるという作用を有する。
【0017】本発明の請求項9に記載の発明は、照明器
が、操作部の上部に配置されていることを特徴とする請
求項2から8のいずれかに記載の車載用電子機器の照明
装置であり、文字等を上方から照明できるという作用を
有する。
【0018】本発明の請求項10に記載の発明は、照明
器が、操作部の一側部または両側部に配置されているこ
とを特徴とする請求項2から8のいずれかに記載の車載
用電子機器の照明装置であり、文字等を側方から照明で
きるという作用を有する。
【0019】本発明の請求項11に記載の発明は、操作
部が、車載用電子機器本体に対し電気的に接続される接
続端子を有し、前記車載用電子機器本体に対し着脱可能
に取り付けられる請求項1から10のいずれかに記載の
車載用電子機器の照明装置であり、操作部のみを機器本
体から外して車外に持ち出すことにより、操作部のない
機器本体は使用不能になるので、機器本体の盗難を防止
できるという作用を有する。
【0020】本発明の請求項12に記載の発明は、操作
部が、車載用電子機器本体に対し直接取り付けられる請
求項1から10のいずれかに記載の車載用電子機器の照
明装置であり、CD再生装置等を組み込んだ車載用音響
機器等にも応用できるという作用を有する。
【0021】以下、本発明の実施の形態を図面を参照し
て説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1における
車載用音響機器の外観を示す斜視図である。図1に示す
車載用音響機器10は、機器本体11と、この機器本体
11の操作面側に取り付けられたノ−ズ11Aとを備
え、このノ−ズ11Aには操作部12が着脱可能に取り
付けられている。操作部12は、図2に示すように、前
面パネル13と後面パネル14とからなり、前面パネル
13には、各種の操作ボタン15、液晶表示装置(LC
D)22の前面を覆うLCDパネル16、前面パネル1
3や操作ボタン15、LCDパネル16に表示された各
種の文字等の表示を照明するための照明器17、および
照明器17を回動させるためのイジェクトボタン18が
設けられている。前面パネル13や操作ボタン15、L
CDパネル16に表示された各種の文字等の表示は、白
色の樹脂、紫外線感応蛍光樹脂、または紫外線光反応イ
ンキの印刷で表示されている。
【0022】操作部12は、その内部に横方向に細長い
に冷陰極紫外線発光ランプ21および液晶表示装置(L
CD)22を備えている。冷陰極紫外線発光ランプ21
は、線材21aを介して回路基板23に接続され、液晶
表示装置(LCD)22は、導電性ゴム接点25、また
は図4に示すように、液晶表示装置22から延びた金属
端子25aを介して回路基板23に接続されている。ま
た回路基板23には、機器本体11と電気的に接続する
ための接続端子26、および操作ボタン15の押圧によ
って作動するスイッチ27が固定されている。液晶表示
装置22と導電性ゴム接点25は、LCD保持器24に
保持されている。照明器17は、その両側を前面パネル
13に回動可能に支持され、前面パネル13と同様な
色、または異なる色に着色された不透明な照明器カバー
19と、この照明器カバー19に保持されて、冷陰極紫
外線発光ランプ21からの光を導く導光板20とを備え
ている。導光板20は、アクリル樹脂で形成された断面
が台形形状のものである。28は捩りコイルばねであ
り、照明器17を図2(a)の格納状態から図2(b)
の照明状態へ回動させるためのばねであり、イジェクト
ボタン18の押圧により作動する。
【0023】次に、照明器17の格納手段について図3
を用いて説明する。導光板20の両端面には、係止爪2
0aが形成され、この係止爪20aを照明器カバー19
の両端面の端板19aに形成された係止穴19bに嵌合
させることにより、導光板20が照明器カバー19に保
持される。照明器カバー19の端板19aにはまた、照
明器カバー19を前面パネル13に対し回動させるため
の回転軸19cおよび回転軸19cに垂直な方向に細長
い溝19dが形成され、この溝19dの中に捩りコイル
ばね28の一端側28aが挿入される。捩りコイルばね
28の他端側28bは、前面パネル13の上部内側壁面
に当接している。また照明器カバー19の一方の端板1
9aには、イジェクトボタン18の係止突起18cに嵌
合する係止穴19eが形成されている。イジェクトボタ
ン18は、前方の操作部18aと後方の箱形の案内部1
8bとからなり、操作部18aには、後方に向けて係止
爪18dが形成され、箱形の案内部18bの中には圧縮
コイルばね29が収納されている。イジェクトボタン1
8は、前面パネル13に形成された矩形の穴部に、操作
部18aのみが前方に突出するように挿入され、係止爪
18dが前面パネル13の内側に係止されることによ
り、左右方向に摺動可能に取り付けられる。
【0024】次に、この格納手段の動作について説明す
る。図2(a)に示す格納状態では、導光板20を保持
した照明器カバー19は、イジェクトボタン18の係止
突起18cが照明器カバー19の係止穴19eに嵌合す
ることにより、図2(a)の姿勢に保持されている。こ
の状態からイジェクトボタン18の操作部18aを右側
A方向にスライドさせると、係止突起18cが係止穴1
9eから外れ、照明器カバー19が捩りコイルばね28
の復帰力により回転軸19cの周りにA方向に回動し
て、図2(b)に示す照明状態になる(なお、図2は左
側から見た図であり、図3は右側から見た図なので、回
動方向が逆になる。)。この照明状態では、イジェクト
ボタン18の右側A方向への移動により圧縮コイルばね
29が圧縮されて復帰力が蓄積されるとともに、係止突
起18cが照明器カバー19の端板19aに当接した状
態になり、端板19aがストッパーの役目を担ってい
る。
【0025】図2(b)に示す照明状態では、電源スイ
ッチの投入により冷陰極紫外線発光ランプ21が発光す
るので、その光が導光板20の奥側斜面部および手前側
斜面部で反射されて、下方のLCD表示板16や前面パ
ネル13、操作ボタン15等を照明する。これにより、
白色の樹脂、紫外線感応蛍光樹脂、または紫外線光反応
インキで印刷表示された文字、記号等が、あたかも自発
光しているように浮き上がって見え、明瞭に視認するこ
とができる。
【0026】図2(b)に示す照明状態から照明器17
を格納状態に戻したい場合は、照明器カバー19を手で
押してA方向とは反対のB方向に回動させる。これによ
り、照明器カバー19が回動してその係止穴19eがイ
ジェクトボタン18の係止突起18cの位置に一致した
時に、イジェクトボタン18が圧縮コイルばね29の復
帰力により左側B方向に移動して、係止突起18cが係
止穴19eに嵌まり込み、照明器17が図2(a)の格
納状態に固定される。この状態では、照明器17は、捩
りコイルばね28が巻き締められることにより、照明状
態への復帰力が蓄積される。
【0027】このように、上記実施の形態1によれば、
操作部12前面の前面パネル13、操作ボタン15、L
CDパネル16等に白色の樹脂、紫外線感応蛍光樹脂、
または紫外線光反応印刷インキを用いて文字等を表示
し、この操作部12に、冷陰極紫外線発光ランプ21を
光源とする照明器17を設け、この照明器17を、操作
部12内に格納する格納位置と、冷陰極紫外線発光ラン
プ21からの光を導光板20を介して前記操作部前面に
表示された文字等に照射する照明位置とに選択的に変位
させる格納手段を備えているので、夜間または表示され
ている内容が視認できない程度の外光の時には、照明器
17を操作部12から突出させて操作部前面に表示され
た文字等を照明し、昼間または表示されている内容が視
認できる程度の外光の時には、照明器17を操作部12
内に格納して照明器17を目立たなくすることができ
る。
【0028】なお、上記実施の形態1においては、イジ
ェクトボタン18の操作により、照明器17を格納状態
から照明状態へ変位させるようにしたが、プッシュプッ
シュロック機構のように、押すことによりロックされ、
再び押すことによりロックが解除される機構を利用して
もよく、この場合にはイジェクトボタン18が不要にな
る。
【0029】(実施の形態2)図5は本発明の実施の形
態2における操作部12の断面図である。本実施の形態
2が上記実施の形態1と異なるのは、照明器17Aが、
導光板20の代わりに、照明器カバー19の内面に反射
膜または反射板30を設けたことであり、実施の形態1
と同様な効果を得ることができる。
【0030】(実施の形態3)図6は本発明の実施の形
態3における操作部12の断面図である。本実施の形態
3が上記実施の形態1と異なるのは、照明器17Bが、
導光板20の代わりに、線材21aを延長して冷陰極紫
外線発光ランプ21を照明器カバー19の外側内面に配
置したことであり、実施の形態1と同様な効果を得るこ
とができる。
【0031】(実施の形態4)図7は本発明の実施の形
態4における操作部12の断面図である。本実施の形態
4が上記実施の形態1と異なるのは、照明器17Cが、
格納手段として回動動作でなく、前後方向の摺動動作を
利用したことであり、照明器17Cの照明器カバー31
を前後方向に摺動案内するガイドを操作部12に設ける
とともに、照明器17Cを前方に押圧付勢するための圧
縮コイルばね32を後部に設けたものであり、実施の形
態1と同様な効果を得ることができる。
【0032】この実施の形態4においても、照明器17
Cの構造は、図2、図5、図6のような種々の構造を採
用することができる。
【0033】(実施の形態5)図8は本発明の実施の形
態5における車載用音響機器の外観図である。本実施の
形態5が上記実施の形態1と異なるのは、照明器17D
が、操作部12の上部でなく、左右に一対設けられてい
ることであり、実施の形態1と同様な効果を得ることが
できる。
【0034】この実施の形態5においても、照明器17
Dの構造は、図2、図5、図6のような種々の構造を採
用することができる。なお、図8に示す例では、照明器
17Dは、前述したプッシュプッシュロック機構を用い
ており、イジェクトボタンが省略されている。
【0035】(実施の形態6)図9は本発明の実施の形
態6における車載用音響機器100の外観図である。本
実施の形態6が上記実施の形態1と異なるのは、操作部
112が機器本体111と一体に構成されていることで
ある。操作部112の前面には、上記各実施の形態と同
様に、操作ボタン115、LCDパネル116等が設け
られ、同様に文字等が表示されて、同様にイジェクトボ
タン118の操作により照明器117により照明される
ようになっている。操作部112には、その他に、コン
パクトディスクやミニディスク等のディスク挿入口15
0が上部に設けられて、機器本体111内部のディスク
再生装置により再生できるようになっている。本実施の
形態では、CD等の再生ができる車載用音響機器100
に対しても、本発明を適用できるという効果を有する。
【0036】
【発明の効果】本発明は、上記実施の形態から明らかな
ように、操作部の前面に白色の樹脂、紫外線感応蛍光樹
脂、または紫外線光反応印刷インキを用いて表示された
文字等を、冷陰極紫外線発光ランプにより照明するもの
であり、このような照明方法により、夜間または表示さ
れている内容が視認できない程度の外光の時にも、あた
かも文字等が自発光しているかのように、明瞭に視認す
ることができる。
【0037】本発明はまた、車載用電子機器の操作部の
前面に白色の樹脂、紫外線感応蛍光樹脂、または紫外線
光反応印刷インキを用いて文字等を表示し、操作部に、
冷陰極紫外線発光ランプを光源とする照明器を設け、こ
の照明器を、操作部内に格納する格納位置と、冷陰極紫
外線発光ランプからの光を操作部の前面に表示された文
字等に照射する照明位置とに選択的に変位させる手段を
備えたものであり、夜間または表示されている内容が視
認できない程度の外光の時には、照明器を操作部から突
出させて操作部前面に表示された文字等を照明し、昼間
または表示されている内容が視認できる程度の外光の時
には、照明器を操作部内に格納して照明器を目立たなく
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における車載用音響機器
の外観を示す斜視図
【図2】(a)実施の形態1における操作部の照明器格
納状態を示す断面図 (b)実施の形態1における操作部の照明器照明状態を
示す断面図
【図3】実施の形態1における照明器格納手段を示す分
解斜視図
【図4】実施の形態1におけるLCDと回路基板との別
の接続例を示す断面図
【図5】本発明の実施の形態2における操作部を示す断
面図
【図6】本発明の実施の形態3における操作部を示す断
面図
【図7】本発明の実施の形態4における操作部を示す断
面図
【図8】本発明の実施の形態5における車載用音響機器
の外観を示す斜視図
【図9】本発明の実施の形態6における車載用音響機器
の外観を示す斜視図
【符号の説明】
10 車載用音響機器 11 機器本体 12 操作部 13 前面パネル 14 後面パネル 15 操作ボタン 16 LCDパネル 17 照明器 18 イジェクトボタン 19 照明器カバー 20 導光板 21 冷陰極紫外線発光ランプ 22 液晶表示装置(LCD) 23 回路基板 24 LCD保持器 25 導伝性ゴム接点 25a 金属端子 26 接続端子 27 スイッチ 28 捩りコイルばね 29 圧縮コイルばね 30 反射膜または反射板 31 照明器カバー 32 圧縮コイルばね 110 車載用音響機器 111 機器本体 112 操作部 115 操作部 116 LCDパネル 117 照明器 118 イジェクトボタン 150 ディスク挿入口

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車載用電子機器の操作部の前面に白色の
    樹脂、紫外線感応蛍光樹脂、または紫外線光反応印刷イ
    ンキを用いて表示された文字等を、冷陰極紫外線発光ラ
    ンプの光により照明することを特徴とする車載用電子機
    器の照明方法。
  2. 【請求項2】 車載用電子機器の操作部の前面に白色の
    樹脂、紫外線感応蛍光樹脂、または紫外線光反応印刷イ
    ンキを用いて文字等を表示し、前記操作部に、冷陰極紫
    外線発光ランプを光源とする照明器を設け、この照明器
    を、操作部内に格納する格納位置と、前記冷陰極紫外線
    発光ランプからの光を前記操作部の前面に表示された文
    字等に照射する照明位置とに選択的に変位させる格納手
    段を備えたことを特徴とする車載用電子機器の照明装
    置。
  3. 【請求項3】 冷陰極紫外線発光ランプが操作部内に配
    置され、照明器がその両側部において操作部に回動可能
    に支持され、前記冷陰極紫外線発光ランプからの光を反
    射して前記操作部前面の文字等を照明する導光板を備え
    たことを特徴とする請求項2記載の車載用電子機器の照
    明装置。
  4. 【請求項4】 冷陰極紫外線発光ランプが操作部内に配
    置され、照明器がその両側部において操作部に回動可能
    に支持され、前記冷陰極紫外線発光ランプからの光を反
    射して前記操作部前面の文字等を照明する反射膜または
    反射板を備えたことを特徴とする請求項2記載の車載用
    電子機器の照明装置。
  5. 【請求項5】 照明器が、その両側部において操作部に
    回動可能に支持され、その内側に冷陰極紫外線発光ラン
    プに配置して、その光により前記操作部前面の文字等を
    照明することを特徴とする請求項2記載の車載用電子機
    器の照明装置。
  6. 【請求項6】 冷陰極紫外線発光ランプが操作部内に配
    置され、照明器が前記操作部に前後方向に摺動可能に支
    持され、前記冷陰極紫外線発光ランプからの光を反射し
    て前記操作部前面の文字等を照明する導光板を備えたこ
    とを特徴とする請求項2記載の車載用電子機器の照明装
    置。
  7. 【請求項7】 冷陰極紫外線発光ランプが操作部内に配
    置され、照明器が前記操作部に前後方向に摺動可能に支
    持され、前記冷陰極紫外線発光ランプからの光を反射し
    て前記操作部前面の文字等を照明する反射膜または反射
    板を備えたことを特徴とする請求項2記載の車載用電子
    機器の照明装置。
  8. 【請求項8】 照明器が、操作部に前後方向に摺動可能
    に支持され、その内側に冷陰極紫外線発光ランプに配置
    して、その光により前記操作部前面の文字等を照明する
    ことを特徴とする請求項2記載の車載用電子機器の照明
    装置。
  9. 【請求項9】 照明器が、操作部の上部に配置されてい
    ることを特徴とする請求項2から8のいずれかに記載の
    車載用電子機器の照明装置。
  10. 【請求項10】 照明器が、操作部の一側部または両側
    部に配置されていることを特徴とする請求項2から8の
    いずれかに記載の車載用電子機器の照明装置。
  11. 【請求項11】 操作部が、車載用電子機器本体に対し
    電気的に接続される接続端子を有し、前記車載用電子機
    器本体に対し着脱可能に取り付けられる請求項1から1
    0のいずれかに記載の車載用電子機器の照明装置。
  12. 【請求項12】 操作部が、車載用電子機器本体に対し
    直接取り付けられる請求項1から10のいずれかに記載
    の車載用電子機器の照明装置。
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