JPS6238269Y2 - - Google Patents

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JPS6238269Y2
JPS6238269Y2 JP1979142196U JP14219679U JPS6238269Y2 JP S6238269 Y2 JPS6238269 Y2 JP S6238269Y2 JP 1979142196 U JP1979142196 U JP 1979142196U JP 14219679 U JP14219679 U JP 14219679U JP S6238269 Y2 JPS6238269 Y2 JP S6238269Y2
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lens body
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light
button
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JP1979142196U
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【考案の詳細な説明】 この考案は、構造簡易にして、取付け精度を向
上させ得るようにした電気機器におけるスイツチ
装置に関するものである。
最近の電気機器、特にステレオ装置等の音響機
器にあつては各種スイツチのON−OFF操作を前
面パネルに露呈して設けたランプ、発光ダイオー
ド等の光源にて表示したり、あるいは前面パネル
に設けたレンズ体に光源からの光を導いて照明す
ることにより、機器の動作状態を表示して使用上
の便並びに意匠的効果の向上を計つている。第1
図は従来のこの種スイツチ装置の一例を示すもの
で、サブシヤーシ1に固定されたプツシユスイツ
チ2の動作桿3に操作釦4を取付けてその先端を
前面パネル5に設けた釦挿通孔より筐体外部に突
出させて外部操作可能とし、前記プツシユスイツ
チ2のON−OFF動作に伴つて前記前面パネル5
に取付けたランプ、発光ダイオード等の光源6を
点滅させるようにしたものである。このような構
成によれば構造が極めて簡単であるという大きな
利点を有しているが、光源6と操作釦4とは位置
的に離れているため、スペースフアクターが悪
く、視認性という点で問題があるばかりか、前面
パネル5に複数個の操作釦4を近接して配置する
場合には、光源6による設計的自由度が減少す
る。また、複数個の操作釦4を並設した場合、操
作釦4とパネル枠部の位置出しが困難で、高い寸
法精度を要し、操作釦4とホルダ7との間に大き
なクリアランスを設けると、操作釦4が上下左右
にバラついて外観上見苦しいという不都合があつ
た。そこで、このような欠点を解決するものとし
て、第2図a,bに示すものが採用実施されてい
る。すなわち、このスイツチ装置は操作釦10と
これを常時スイツチ方向に付勢するばね11を収
納するホルダ13を前面パネル5の裏面に固定
し、プツシユスイツチ2の動作桿3の先端を前記
操作釦10の後面に付勢ばね14の力で単に圧接
し、光源6にてレンズ体15を照明するように構
成したものである。このような構成によれば操作
釦10と動作桿3とが一体的に連結していないの
で、組立時の取付誤差を吸収できる利点があるも
のの、第1図に示すスイツチ装置と同様、操作釦
10とレンズ体15は依然として分離して設けら
れるので、パネルのスペースフアクターが悪く、
視認性、設計的自由度を向上させるにはいたらな
かつた。
この考案は上述したような従来の欠点に鑑みて
なされたもので、照明用光源をレンズ体の背後に
配設した所謂バツクライトタイプの照明方法を採
用した電気機器において、前面パネルに固定され
操作釦を収納するホルダに、断面形状が略三角形
で先端部に薄肉状に延出し前面パネルの前面側に
露呈する表示部を一体的に備えたレンズ体および
このレンズ体の傾斜面を覆い、操作釦の非操作時
において該釦を後方に付勢して動作桿に当接させ
る弾性片を一体的に備えた遮光板を固定すること
により、表示部と操作釦を隣接させてパネル周り
の設計的自由度を向上させると共に組立てが容易
で部品の取付け誤差を吸収し得るようにした電気
機器におけるスイツチ装置を提供するものであ
る。
以下、この考案を図面に示した実施例に基づき
詳細に説明する。
第3図はこの考案に係るスイツチ装置の一実施
例を示す断面図、第4図はその分解斜視図であ
る。なお、図中、第1図および第2図と同一構成
部材のものに対しては、同一符号を以つて示し、
その説明を省略する。これらの図において、電気
機器筐体の前面を構成する前面パネル5の所定箇
所にはホルダ取付用の孔20が形成され、この孔
20にホルダ21の先端部が前面パネル5の裏面
側から嵌合され、かつ接着剤22によつて強固に
固定されている。前記ホルダ21は合成樹脂等に
よつて中空角形に形成されて前後両端が開口して
なり、その内部に操作釦24が前後方向に摺動自
在に嵌挿され、その先端部は前記孔20から筐体
外部に突出して操作部24aを構成している。前
記操作釦24は、その底面の後端に一体に突設さ
れた抜け防止用の突起25が前記ホルダ21の底
面に形成された前後方向に長い長孔26に常時嵌
入係合することにより、該ホルダ21からの抜け
を防止されている。そして、この操作釦24の後
方にはサブシヤーシ1およびプリント基板27に
固定された従来周知のプツシユスイツチ2が配設
され、前記プリント基板27に印加配線された電
気回路と電気的に接続されている。このプツシユ
スイツチ2の動作桿3は付勢ばね14によつて常
時前面パネル5方向に付勢されることにより、前
記操作釦24の後端面に当接して、該操作釦24
を常時図において左方に押圧している。このた
め、操作釦24は第3図に示す非操作状態に保持
され、指で操作部24aが押圧されることによ
り、前記動作桿3を付勢ばね14に抗し右方に移
動させ、これによつてプツシユスイツチ2を動作
させるようにしている。この場合、前記動作桿3
は操作釦24の1回目の押圧操作により、右に移
動して第5図に示す如くロツクされ、2回目の押
圧操作によりロツクが解除されて付勢ばね14の
力により復旧するように構成されている。なお、
前記操作釦24は、前記動作桿3のロツク時にお
いて後述する遮光板に設けられた弾性片により非
操作位置への復帰が阻止されるので、この状態に
おいて2回目の押圧操作が行なわれるものであ
る。
前記ホルダ21の上面にはアクリル樹脂等の透
明な合成樹脂によつて略三角形に形成されたレン
ズ体15が接着剤等によつて固定されており、こ
のレンズ体15の先端には前記孔20に嵌入され
て前面パネル5の前面に臨む表示部15aが一体
に設けられている。前記レンズ体15の上面全体
は、遮光板27によつて覆われている。この遮光
板27は前記レンズ体15に接着剤で固定される
と同時にホルダ21に固定されるもので、このた
めホルダ21の一側面には連結用ピン28を有す
る張出部29が一体に突設されている。一方、前
記遮光板27の一側面には小孔31および弾性片
32を有する連結用取付板30が一体に設けられ
ており、この小孔31に前記連結用ピン28を挿
通してその突出部を熱かしめすることにより、前
記遮光板27をホルダ21に固定している。前記
弾性片32はホルダ21の一側面に沿つて下方に
延在し、前記操作釦24の一側面に突設されたピ
ン33の左側周面と接触している。この場合、前
記弾性片32のばね力は前記付勢ばね14のそれ
よりも弱く設定され、操作釦24の非操作状態に
おいて前記ピン33により左方に弾性変形して操
作釦24を右方に付勢しており、動作桿3のロツ
ク時に第5図に示す如くピン33から解放され
る。したがつて、操作釦24は動作桿3のロツク
時において非操作位置への復旧が阻止されてい
る。なお、前記ピン33の先端部はホルダ21の
一側面に形成された長孔34から外部に突出され
るものである。
前記レンズ体15の背後に近接して配設される
発光ダイオード、ランプ等の光源36は、前記プ
ツシユスイツチ2の動作時に点灯するように回路
構成されており、その光はレンズ体15で集光さ
れて表示部15aに導かれ、該表示部15aを明
るく照明するようになつている。したがつて、表
示部15aを見れば、操作釦24、換言すればプ
ツシユスイツチ2によつて制御される電気回路の
動作、不動作状態を一目で判別することができ
る。なお、35は前記光源36が取付けられ、か
つ前述したプリント基板27と図示しないリード
線を介して電気的に接続されているプリント基板
である。
かくして、このようなスイツチ装置によれば、
ホルダ21とレンズ体15とを一体的に結合し、
レンズ体15の表示部15aを操作釦24に近接
させているので、スペースフアクターが良好で多
数のスイツチ類を並設する場合においてもパネル
周りの構成がすつきりし、設計の自由度および視
認性を増大させることができる。また、操作釦2
4と動作桿3とは単に当接しているだけであるの
で、組立が容易で、部品の寸法誤差を吸収するこ
とができる。更にレンズ体15は遮光板27によ
つて覆われているので、光洩れが小なく、表示部
15aを十分な明るさで照明することができる。
この場合、表示部15aの見え懸り面、すなわち
前面パネル5の前面に臨む先端面にシボ加工を施
して光を乱反射させると、一層照明効果が上り、
またレンズ体15としては光源36からの光を集
光して表示部15aに導けばよいのであるから、
例えば第6図a〜cに示す如く、種々の変形が可
能である。すなわち、同図aは光源36と対向す
る後端面を凸状に形成したもので、同図bは上面
および下面にそれぞれ反射面15b〜15dを形
成してその反射角度θを臨界角(アクリル樹脂の
場合θ≒48゜)以内としたもので、また同図cは
上面を放物面状の反射面15eとし、その焦点位
置に下面を略逆V字状に切欠いてなる反射面15
fを設けたものである。
第7図はこの考案に係る他の実施例を示す一部
破断側面図である。この実施例の特徴とするとこ
ろは遮光板27の上に第2のレンズ体40を載置
固定して、その表示部40aを前面パネル5に穿
設された孔20から前記前面パネル5の前面に臨
ませると共にこのレンズ体40を照明する光源4
1を配設した点にある。この場合、レンズ体1
5,40の光源36,41はそれぞれ発光色が異
なり、かつプツシユスイツチがOFFの時、一方
の例えば光源36のみが点灯し、ONの時他方の
光源41のみを点灯して、それぞれレンズ体1
5,40を照明するように回路構成される。ま
た、2個の光源36,41を単にON−OFFさせ
るばかりでなく、光源に流す電流を変化させて光
量を変えたりあるいは同時に2個の光源を点灯さ
せて混合色を得るようにすれば、ボリユームの変
化、温度管理(正常−異常、温度の上昇具合)、
メータ(ピーク値、正常値、異常値)などの連続
的な表示を行なう場合にも応用可能である。
以上説明したように、この考案に係る電気機器
におけるスイツチ装置によれば、前面パネルの裏
面に操作釦を収納するホルダを配設してその一部
表面に断面形状が略三角形で先端部に薄肉状に延
出しパネル表面側に露呈する表示部を備えたレン
ズ体と、このレンズ体の傾斜面を覆い、操作釦を
動作桿方向に付勢する弾性片を一体的に備えた遮
光板とを固定したので、表示部と操作釦との距離
を可及的に短かくし得、そのためスペースフアク
ターが良好で、パネル周りの設計的自由度が増大
し、意匠的にすつきりした前面パネルを得ること
ができる。特に、遮光板はレンズ体からの漏光を
防ぎ、照明効果を向上させる上で有効かつ効果的
であり、また、遮光板に一体的に設けられた弾性
片は操作釦の付勢手段としての機能を果し、同釦
のガタ付きを防止し、さらに、薄板状の表示部は
レンズ体の三角形状部に比べて小さいため、コン
トラストが良好で照明むらが生じたりすることが
なく、視認性を向上させるので、電気機器におけ
るスイツチ装置としてきわめて有効であると云え
る。また多数のスイツチ類を配設した場合にも視
認性が良好で、機器の取扱い性を向上させること
ができる。さらに、操作釦とスイツチの動作桿と
は単に当接した突き当て構造を採用しているた
め、部品の取付けが容易で、高い組立精度を得る
ことができるなど、その実用的効果は非常に大で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ従来のスイツチ
装置の取付構造を示す断面図、第3図はこの考案
に係るスイツチ装置の一実施例を示す断面図、第
4図はその分解斜視図、第5図は動作を説明する
ための図、第6図a〜cはレンズ体の他の実施例
を示す図、第7図はこの考案の他の実施例を示す
一部破断側面図である。 2……プツシユスイツチ、3……動作桿、5…
…前面パネル、14……付勢ばね、15……レン
ズ体、15a……表示部、21……ホルダ、24
……操作釦、27……遮光板、32……弾性片、
36……光源。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面パネルに固定されたホルダ内に操作釦を摺
    動自在に嵌挿し、この操作釦の一端を前記前面パ
    ネルの前面側に突出させるとともに他端を同操作
    釦の後方に配置したスイツチの動作桿に係合さ
    せ、この操作釦に隣接させて、断面形状が略三角
    形で先端部に前記前面パネルの前面側に露呈する
    薄板状の表示部を一体的に形成したレンズ体とこ
    のレンズ体を覆う遮光板とを配置し、この遮光板
    から弾性片を一体的に連設するとともにこの弾性
    片を、前記操作釦を前記動作桿側へ付勢するよう
    に同操作釦に係合してあることを特徴とする電気
    機器におけるスイツチ装置。
JP1979142196U 1979-10-16 1979-10-16 Expired JPS6238269Y2 (ja)

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JP1979142196U JPS6238269Y2 (ja) 1979-10-16 1979-10-16

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JPS5661924U JPS5661924U (ja) 1981-05-26
JPS6238269Y2 true JPS6238269Y2 (ja) 1987-09-30

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