JPH09320381A - スイッチのノブ照明装置 - Google Patents
スイッチのノブ照明装置Info
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- JPH09320381A JPH09320381A JP8156390A JP15639096A JPH09320381A JP H09320381 A JPH09320381 A JP H09320381A JP 8156390 A JP8156390 A JP 8156390A JP 15639096 A JP15639096 A JP 15639096A JP H09320381 A JPH09320381 A JP H09320381A
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H13/00—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
- H01H13/02—Details
- H01H13/023—Light-emitting indicators
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H9/00—Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
- H01H9/18—Distinguishing marks on switches, e.g. for indicating switch location in the dark; Adaptation of switches to receive distinguishing marks
- H01H9/182—Illumination of the symbols or distinguishing marks
Abstract
(57)【要約】
【課題】 充分な輝度による表示部の視認性を確保しつ
つ、廉価で生産性の良いスイッチのノブ照明装置を提供
することを目的とするものである。 【解決手段】 ケースを構成する第１及び第２固定部材
１及び２で形成した空間３内には、可動部材４をスライ
ド移動自在に挿装している。可動部材４は白色のポリア
セタール等の樹脂で成形され、空間３から出没し前方に
筒状に延びる延長部４ａ、延長部４ａより後方に延びる
底壁４ｈ及び両側壁４ｄ，４ｄと、これら底壁４ｈ及び
両側壁４ｄ，４ｄに連なる後壁４ｐを有している。延長
部４ａには、ノブ５を固着している。第２固定部材２に
は、光源９，１０を配設したランプ台２ｃを形成してい
る。ノブ５には、表示マーク、文字等の表示部５ｂを透
設し、ノブ５の裏面には、透光性白色の耐熱アクリル等
の樹脂からなる表示部材１５が前記表示部５ｂに埋設さ
れると共に、係止孔５ａ近傍まで延びる筒状部１５ａを
有し、可動部材４に取り付けた状態では可動部材４の延
長部４ａ先端と筒状部１５ａ先端が当接するようになっ
ている。
つ、廉価で生産性の良いスイッチのノブ照明装置を提供
することを目的とするものである。 【解決手段】 ケースを構成する第１及び第２固定部材
１及び２で形成した空間３内には、可動部材４をスライ
ド移動自在に挿装している。可動部材４は白色のポリア
セタール等の樹脂で成形され、空間３から出没し前方に
筒状に延びる延長部４ａ、延長部４ａより後方に延びる
底壁４ｈ及び両側壁４ｄ，４ｄと、これら底壁４ｈ及び
両側壁４ｄ，４ｄに連なる後壁４ｐを有している。延長
部４ａには、ノブ５を固着している。第２固定部材２に
は、光源９，１０を配設したランプ台２ｃを形成してい
る。ノブ５には、表示マーク、文字等の表示部５ｂを透
設し、ノブ５の裏面には、透光性白色の耐熱アクリル等
の樹脂からなる表示部材１５が前記表示部５ｂに埋設さ
れると共に、係止孔５ａ近傍まで延びる筒状部１５ａを
有し、可動部材４に取り付けた状態では可動部材４の延
長部４ａ先端と筒状部１５ａ先端が当接するようになっ
ている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のハザード
スイッチ、リアデフォッガスイッチ等各種スイッチのノ
ブ照明装置に関するものである。
スイッチ、リアデフォッガスイッチ等各種スイッチのノ
ブ照明装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の上記スイッチのノブ照明装置とし
ては、実開平４−７２５１９号公報に示されたものが公
知である。これは、ノブに照明表示部を形成すると共
に、ノブ背面に光源を設けたものである。しかしなが
ら、この構造では、表示部に透光性部材を用いているも
のの、光源の周囲は黒色等のラバーや樹脂部材であり、
光源からの直接光だけを表示用に利用する構成になって
いたため、表示部の輝度が不十分な場合があった。そこ
で、輝度を確保するため実開平６−６２４３８号公報に
示されたものが提案されている。これは、押釦スイッチ
のノブ裏面側に光源を設けた構造において、ノブに固定
され光源を覆うようなすり鉢状の反射体を設けたもので
ある。
ては、実開平４−７２５１９号公報に示されたものが公
知である。これは、ノブに照明表示部を形成すると共
に、ノブ背面に光源を設けたものである。しかしなが
ら、この構造では、表示部に透光性部材を用いているも
のの、光源の周囲は黒色等のラバーや樹脂部材であり、
光源からの直接光だけを表示用に利用する構成になって
いたため、表示部の輝度が不十分な場合があった。そこ
で、輝度を確保するため実開平６−６２４３８号公報に
示されたものが提案されている。これは、押釦スイッチ
のノブ裏面側に光源を設けた構造において、ノブに固定
され光源を覆うようなすり鉢状の反射体を設けたもので
ある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
造では反射体の存在により充分な輝度は確保できるもの
の、反射体を別途設ける必要があるため、高価になると
共に生産性が悪くなるという欠点があった。
造では反射体の存在により充分な輝度は確保できるもの
の、反射体を別途設ける必要があるため、高価になると
共に生産性が悪くなるという欠点があった。
【０００４】本発明は上記欠点に鑑みなされたもので、
充分な輝度で表示部の視認性を確保しつつ、廉価で生産
性の良いスイッチのノブ照明装置を提供することを目的
とするものである。
充分な輝度で表示部の視認性を確保しつつ、廉価で生産
性の良いスイッチのノブ照明装置を提供することを目的
とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１記載の発明は、ケースと、ケース内に支持
した光源と、ケース内に摺動可能に保持した可動部材
と、可動部材に取り付けたノブとからなるスイッチにお
いて、ノブ表面に表示部を透設し、上記表示部に埋設さ
れると共にノブ裏面から後方に延びる白色系の透光性樹
脂からなる表示部材を設け、可動部材を白色系の樹脂で
構成したことを特徴としている。
め、請求項１記載の発明は、ケースと、ケース内に支持
した光源と、ケース内に摺動可能に保持した可動部材
と、可動部材に取り付けたノブとからなるスイッチにお
いて、ノブ表面に表示部を透設し、上記表示部に埋設さ
れると共にノブ裏面から後方に延びる白色系の透光性樹
脂からなる表示部材を設け、可動部材を白色系の樹脂で
構成したことを特徴としている。
【０００６】又、請求項２記載の発明は、可動部材に、
光源より前方に筒状に延びる延長部を設け、この延長部
にノブを取り付けたことを特徴としている。
光源より前方に筒状に延びる延長部を設け、この延長部
にノブを取り付けたことを特徴としている。
【０００７】更に、請求項３記載の発明は、可動部材
は、延長部より後方に延びる底壁及び両側壁と、これら
底壁及び両側壁に連なる後壁で、光源の収納空間を形成
したことを特徴としている。
は、延長部より後方に延びる底壁及び両側壁と、これら
底壁及び両側壁に連なる後壁で、光源の収納空間を形成
したことを特徴としている。
【０００８】請求項４記載の発明は、ケースの光源を支
持する部位を、白色系の樹脂で構成したことを特徴とし
ている。
持する部位を、白色系の樹脂で構成したことを特徴とし
ている。
【０００９】請求項５記載の発明は、表示部材を、可動
部材の延長部先端位置まで筒状に延設したことを特徴と
している。
部材の延長部先端位置まで筒状に延設したことを特徴と
している。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施形態を図に基
づいて説明する。図１、２において、１はケースとして
の役割を果たす第１固定部材で、黒色のＡＢＳ等の樹脂
で成形してある。第１固定部材１は、樹脂材料によって
底壁１ａと両側の側壁１ｂで略コ字状の断面形状に形成
している。また、第１固定部材１の一端には奥壁１ｃを
一体形成している。各側壁１ｂの上端には、４つの係止
孔１ｄを形成し、この係止孔１ｄに同じくケースとして
の役割を果たす第２固定部材２の４つの係止突起２ａを
嵌合させることにより、第２固定部材２を固着し、これ
ら第１固定部材１及び第２固定部材２の組み合わせによ
り空間３を形成する。
づいて説明する。図１、２において、１はケースとして
の役割を果たす第１固定部材で、黒色のＡＢＳ等の樹脂
で成形してある。第１固定部材１は、樹脂材料によって
底壁１ａと両側の側壁１ｂで略コ字状の断面形状に形成
している。また、第１固定部材１の一端には奥壁１ｃを
一体形成している。各側壁１ｂの上端には、４つの係止
孔１ｄを形成し、この係止孔１ｄに同じくケースとして
の役割を果たす第２固定部材２の４つの係止突起２ａを
嵌合させることにより、第２固定部材２を固着し、これ
ら第１固定部材１及び第２固定部材２の組み合わせによ
り空間３を形成する。
【００１１】上記第１及び第２固定部材１及び２で形成
した空間３内には、可動部材４をスライド移動自在に挿
装している。可動部材４は白色のポリアセタール等の樹
脂で成形し、空間３から出没して前方に筒状に延びる延
長部４ａを一体成形すると共に、延長部４ａより後方に
延びる底壁４ｈ及び両側壁４ｄ，４ｄと、これら底壁４
ｈ及び両側壁４ｄ，４ｄに連なる後壁４ｐで、後述の光
源の収納空間を形成している。延長部４ａには、上下面
に係止突起４ｂを形成し、ノブ５に形成した係止孔５ａ
を嵌合させることにより、ノブ５を固着している。可動
部材４の他端に形成した穴４ｃと、第１固定部材１の奥
壁１ｃに形成した受座１ｅ間には、コイルバネ６を介在
させ、この可動部材４を延長部４ａ側に付勢している。
した空間３内には、可動部材４をスライド移動自在に挿
装している。可動部材４は白色のポリアセタール等の樹
脂で成形し、空間３から出没して前方に筒状に延びる延
長部４ａを一体成形すると共に、延長部４ａより後方に
延びる底壁４ｈ及び両側壁４ｄ，４ｄと、これら底壁４
ｈ及び両側壁４ｄ，４ｄに連なる後壁４ｐで、後述の光
源の収納空間を形成している。延長部４ａには、上下面
に係止突起４ｂを形成し、ノブ５に形成した係止孔５ａ
を嵌合させることにより、ノブ５を固着している。可動
部材４の他端に形成した穴４ｃと、第１固定部材１の奥
壁１ｃに形成した受座１ｅ間には、コイルバネ６を介在
させ、この可動部材４を延長部４ａ側に付勢している。
【００１２】第２固定部材２は、黒色のナイロン等の樹
脂からなり、可動部材４と対向する内壁面２ｂには固定
接点８を配設すると共に、光源としてのスイッチ作動表
示用ランプ９と夜間照明用ランプ１０をそれぞれ配設し
たランプ台２ｃを形成している。各ランプ９及び１０の
照光は、ノブ５を通して照射される。固定接点８は、第
２固定部材２の一端に配設した外部端子１６と接続して
いる。可動部材４において、ランプ台２ｃの背面側には
後述の可動接片１１を固定している。
脂からなり、可動部材４と対向する内壁面２ｂには固定
接点８を配設すると共に、光源としてのスイッチ作動表
示用ランプ９と夜間照明用ランプ１０をそれぞれ配設し
たランプ台２ｃを形成している。各ランプ９及び１０の
照光は、ノブ５を通して照射される。固定接点８は、第
２固定部材２の一端に配設した外部端子１６と接続して
いる。可動部材４において、ランプ台２ｃの背面側には
後述の可動接片１１を固定している。
【００１３】可動接片１１は弾性を有する導電性の板状
部材で、一端部側の中央に可動部材４の上面４ｋに沿っ
て延びる第１の舌片１１ａ、その両側に固定接点８と摺
接し導通する可動接点１１ｃを有しており、第１の舌片
１１ａには、その内部に先端から基部側に延びる押圧部
１１ｂを設けている。この様にして、第２固定部材２に
設けた固定接点８と可動部材４に固定した可動接点１１
によってスイッチ部７を構成している。
部材で、一端部側の中央に可動部材４の上面４ｋに沿っ
て延びる第１の舌片１１ａ、その両側に固定接点８と摺
接し導通する可動接点１１ｃを有しており、第１の舌片
１１ａには、その内部に先端から基部側に延びる押圧部
１１ｂを設けている。この様にして、第２固定部材２に
設けた固定接点８と可動部材４に固定した可動接点１１
によってスイッチ部７を構成している。
【００１４】第１固定部材１の底壁１ａの内面には、凹
部１ｊを形成している。この凹部１ｊは一端側に支軸１
ｋを形成し、前記支軸１ｋをハートカム１２の裏面に刻
設した係合溝１２ａに嵌合させている。これにより、ハ
ートカム１２は凹部１ｊ内において、支軸１ｋによって
揺動自在且つ可動部材４の移動方向へ移動自在に支持さ
れている。第１固定部材１の底壁１ａの内面から突設し
たバネ受け台１１と、ハートカム１２の揺動側端側１２
ｂに形成した凹部間にはコイルバネ１３を介在してお
り、このハートカム１２を奥壁１ｃ側に付勢している。
部１ｊを形成している。この凹部１ｊは一端側に支軸１
ｋを形成し、前記支軸１ｋをハートカム１２の裏面に刻
設した係合溝１２ａに嵌合させている。これにより、ハ
ートカム１２は凹部１ｊ内において、支軸１ｋによって
揺動自在且つ可動部材４の移動方向へ移動自在に支持さ
れている。第１固定部材１の底壁１ａの内面から突設し
たバネ受け台１１と、ハートカム１２の揺動側端側１２
ｂに形成した凹部間にはコイルバネ１３を介在してお
り、このハートカム１２を奥壁１ｃ側に付勢している。
【００１５】ハートカム１２は、可動部材４と対向する
面に所定形状のカム溝１２ｃを刻設し、該可動部材４に
貫通形成したピン孔４ｎに挿通されたロックピン１４と
の係合によりプッシュロック機構を構成している。ロッ
クピン１４の他端は、可動接片１１の押圧部１１ｂによ
ってハートカム１２側に付勢されている。
面に所定形状のカム溝１２ｃを刻設し、該可動部材４に
貫通形成したピン孔４ｎに挿通されたロックピン１４と
の係合によりプッシュロック機構を構成している。ロッ
クピン１４の他端は、可動接片１１の押圧部１１ｂによ
ってハートカム１２側に付勢されている。
【００１６】ノブ５は、黒色系のＡＢＳ等の樹脂で形成
した部材で、表面にマーク、文字等の表示部５ｂを透設
し、この表示部５ｂを囲むようにノブ５裏面から後方に
延びる筒状部５ｃを一体成形すると共に、筒状部５ｃの
端部近傍には、可動部材４の延長部４ａに形成した係止
突起４ｂを嵌合させる係止孔５ａを形成してある。そし
て、ノブ５の裏面には、透光性白色の耐熱アクリル、ポ
リカーボネート等の樹脂からなる表示部材１５が前記標
示部５ｂに埋設されると共に、ノブの筒状部５ｃ内面に
沿って係止孔５ａ近傍まで延びる筒状部１５ａを有し、
可動部材４に取り付けた状態では可動部材４の延長部４
ａ先端と筒状部１５ａ先端が当接するようになってい
る。
した部材で、表面にマーク、文字等の表示部５ｂを透設
し、この表示部５ｂを囲むようにノブ５裏面から後方に
延びる筒状部５ｃを一体成形すると共に、筒状部５ｃの
端部近傍には、可動部材４の延長部４ａに形成した係止
突起４ｂを嵌合させる係止孔５ａを形成してある。そし
て、ノブ５の裏面には、透光性白色の耐熱アクリル、ポ
リカーボネート等の樹脂からなる表示部材１５が前記標
示部５ｂに埋設されると共に、ノブの筒状部５ｃ内面に
沿って係止孔５ａ近傍まで延びる筒状部１５ａを有し、
可動部材４に取り付けた状態では可動部材４の延長部４
ａ先端と筒状部１５ａ先端が当接するようになってい
る。
【００１７】上記構成の本発明に係るスイッチ装置の組
み付けは、まず、図１で示したように、第１固定部材１
の支軸１ｋをハートカム１２の係合溝１２ａに嵌入する
と共に、バネ受け台１１とハートカム１２の端面１２ｂ
間にコイルバネ１３を装着する。また、穴４ｃにコイル
バネ６を挿装した可動部材４を、第１固定部材１の上方
から底壁１ａに向かって下降させ、底壁１ａ上に載置す
る。その後、ピン孔４ｎにロックピン１４を挿入して、
可動接片１１を可動部材４の上面４ｋに係止する。次
に、第２固定部材２を第１固定部材１上に載置して、係
止突起２ａが係止穴１ｄに嵌着するまで押圧する。更
に、係止突起４ｂを係止穴５ａに嵌着させることによ
り、ノブ５を可動部材４に装着し、スイッチ機構の組み
付け作業が完了する。
み付けは、まず、図１で示したように、第１固定部材１
の支軸１ｋをハートカム１２の係合溝１２ａに嵌入する
と共に、バネ受け台１１とハートカム１２の端面１２ｂ
間にコイルバネ１３を装着する。また、穴４ｃにコイル
バネ６を挿装した可動部材４を、第１固定部材１の上方
から底壁１ａに向かって下降させ、底壁１ａ上に載置す
る。その後、ピン孔４ｎにロックピン１４を挿入して、
可動接片１１を可動部材４の上面４ｋに係止する。次
に、第２固定部材２を第１固定部材１上に載置して、係
止突起２ａが係止穴１ｄに嵌着するまで押圧する。更
に、係止突起４ｂを係止穴５ａに嵌着させることによ
り、ノブ５を可動部材４に装着し、スイッチ機構の組み
付け作業が完了する。
【００１８】上記の通り組み付けられた状態において、
夜間照明用ランプ１０の前方は、可動部材４の延長部４
ａが筒状に覆い、更にその前方は、ノブ５に固定された
表示部材１５の筒状部１５ａがノブ５の裏面まで覆った
状態になっている。そして、これら可動部材４及び表示
部材１５は、共に白色系樹脂材料により形成されている
ため、夜間照明用ランプ１０点灯時の照光はそれぞれの
表面で反射され、直接光と共にノブ５の表示部５ｂから
外部へ照射される。
夜間照明用ランプ１０の前方は、可動部材４の延長部４
ａが筒状に覆い、更にその前方は、ノブ５に固定された
表示部材１５の筒状部１５ａがノブ５の裏面まで覆った
状態になっている。そして、これら可動部材４及び表示
部材１５は、共に白色系樹脂材料により形成されている
ため、夜間照明用ランプ１０点灯時の照光はそれぞれの
表面で反射され、直接光と共にノブ５の表示部５ｂから
外部へ照射される。
【００１９】次に、この発明に係るスイッチ機構の作動
について説明すると、可動部材４が図２で示す状態にお
いては、可動接点１１ｃと固定接点８間が離間してお
り、スイッチ部７はＯＦＦである。この状態からノブ５
を押圧操作すると、可動部材４はコイルバネ６の付勢力
に抗してスライド移動し、可動接点１１ｃと固定接点８
間が導通して、スイッチ部７はＯＮになる。この時、ハ
ートカム１２はロックピン１４に駆動されて、支軸１ｋ
を基準に揺動し、ロックピン１４がカム溝１２ｃと係止
状態になった時、可動部材４は、この押込まれた状態を
保持する。その後、ノブ５を再度押圧操作すると、ロッ
クピン１４がカム溝１２ｃと係止状態が解除されるの
で、コイルバネ６の付勢力により図２で示す状態に自動
復帰し、スイッチ部７は再びＯＦＦになる。
について説明すると、可動部材４が図２で示す状態にお
いては、可動接点１１ｃと固定接点８間が離間してお
り、スイッチ部７はＯＦＦである。この状態からノブ５
を押圧操作すると、可動部材４はコイルバネ６の付勢力
に抗してスライド移動し、可動接点１１ｃと固定接点８
間が導通して、スイッチ部７はＯＮになる。この時、ハ
ートカム１２はロックピン１４に駆動されて、支軸１ｋ
を基準に揺動し、ロックピン１４がカム溝１２ｃと係止
状態になった時、可動部材４は、この押込まれた状態を
保持する。その後、ノブ５を再度押圧操作すると、ロッ
クピン１４がカム溝１２ｃと係止状態が解除されるの
で、コイルバネ６の付勢力により図２で示す状態に自動
復帰し、スイッチ部７は再びＯＦＦになる。
【００２０】尚、上記実施形態では、表示部材１５の筒
状部１５ａと可動部材４の延長部４ａとはそれぞれの先
端部が当接する構造としているが、必ずしも両部材が当
接する必要はなく、反射光が必要量確保できる範囲で、
両部材の間隔は離れていても良い。
状部１５ａと可動部材４の延長部４ａとはそれぞれの先
端部が当接する構造としているが、必ずしも両部材が当
接する必要はなく、反射光が必要量確保できる範囲で、
両部材の間隔は離れていても良い。
【００２１】又、上記実施形態では、可動部材４と表示
部材を白色系の樹脂で構成したが、第２固定部材も可動
部材４同様、白色系の樹脂で形成すれば、光源の周囲全
体が白色系部材で覆われることになるため、光源からの
照光をより効果的に利用することが出来る。尚、白色系
とは純粋な白色に限らず、多少黒その他の色が混ざった
ものを含むものとする。
部材を白色系の樹脂で構成したが、第２固定部材も可動
部材４同様、白色系の樹脂で形成すれば、光源の周囲全
体が白色系部材で覆われることになるため、光源からの
照光をより効果的に利用することが出来る。尚、白色系
とは純粋な白色に限らず、多少黒その他の色が混ざった
ものを含むものとする。
【００２２】
【発明の効果】以上、請求項１記載の本発明では、ケー
スと、ケース内に支持した光源と、ケース内に摺動可能
に保持した可動部材と、可動部材に取り付けたノブとか
らなるスイッチにおいて、ノブ表面に表示部を透設し、
上記表示部に埋設されると共にノブ裏面から後方に延び
る白色系の透光性樹脂からなる表示部材を設け、可動部
材を白色系の樹脂で構成したことにより、光源からの照
光は可動部材と表示部材の表面で反射され、表示部全体
をムラ無く、且つ充分な輝度で照射することが出来る。
スと、ケース内に支持した光源と、ケース内に摺動可能
に保持した可動部材と、可動部材に取り付けたノブとか
らなるスイッチにおいて、ノブ表面に表示部を透設し、
上記表示部に埋設されると共にノブ裏面から後方に延び
る白色系の透光性樹脂からなる表示部材を設け、可動部
材を白色系の樹脂で構成したことにより、光源からの照
光は可動部材と表示部材の表面で反射され、表示部全体
をムラ無く、且つ充分な輝度で照射することが出来る。
【００２３】又、請求項２記載の発明では、可動部材
に、光源より前方に筒状に延びる延長部を設け、この延
長部にノブを取り付けたことにより、光源から前方への
照光が延長部で確実に反射され、より一層光源からの照
光を有効に利用でき、表示部を明るく照射することが出
来る。
に、光源より前方に筒状に延びる延長部を設け、この延
長部にノブを取り付けたことにより、光源から前方への
照光が延長部で確実に反射され、より一層光源からの照
光を有効に利用でき、表示部を明るく照射することが出
来る。
【００２４】更に、請求項３記載の発明では、可動部材
が、延長部より後方に延びる底壁及び両側壁と、これら
底壁及び両側壁に連なる後壁で、光源の収納空間を形成
しているので、光源を覆う可動部材の各壁面で照光を反
射でき、より多くの反射光を確保できる。
が、延長部より後方に延びる底壁及び両側壁と、これら
底壁及び両側壁に連なる後壁で、光源の収納空間を形成
しているので、光源を覆う可動部材の各壁面で照光を反
射でき、より多くの反射光を確保できる。
【００２５】請求項４記載の発明では、ケースの光源を
支持する部位を、白色系の樹脂で構成したことにより、
可動部材の各壁面及び表示部材と共に、光源を囲む全壁
面を白色系の樹脂で覆った状態となるので、光源からの
照光を全て有効に利用することが出来る。
支持する部位を、白色系の樹脂で構成したことにより、
可動部材の各壁面及び表示部材と共に、光源を囲む全壁
面を白色系の樹脂で覆った状態となるので、光源からの
照光を全て有効に利用することが出来る。
【００２６】そして、請求項５記載の発明では、表示部
材を、可動部材の延長部先端位置まで筒状に延設したこ
とにより、ノブ内での光源からの照光が可動部材から表
示部材にかけて連続して反射され、途中で反射部が途切
れることによる減衰がなくなるので、更に光源からの照
光が有効に利用できる。
材を、可動部材の延長部先端位置まで筒状に延設したこ
とにより、ノブ内での光源からの照光が可動部材から表
示部材にかけて連続して反射され、途中で反射部が途切
れることによる減衰がなくなるので、更に光源からの照
光が有効に利用できる。
【図１】本発明の一実施形態を示すスイッチの分解斜視
図である。
図である。
【図２】同実施形態の図１におけるＡ−Ａ線に沿う断面
図である。
図である。
１ 第１固定部材（ケース） ２ 第２固定部材（ケース） ４ 可動部材 ４ａ 延長部 ４ｄ 側壁 ４ｈ 底壁 ４ｐ 後壁 ５ ノブ １０ 光源 １５ 表示部材
Claims (5)
- 【請求項１】 ケースと、ケース内に支持した光源と、
ケース内に摺動可能に保持した可動部材と、可動部材に
取り付けたノブとからなるスイッチにおいて、ノブ表面
に表示部を透設し、上記表示部に埋設されると共にノブ
裏面から後方に延びる白色系の透光性樹脂からなる表示
部材を設け、可動部材を白色系の樹脂で構成したことを
特徴とするスイッチのノブ照明装置。 - 【請求項２】 可動部材は、光源より前方に筒状に延び
る延長部を有し、延長部にノブを取り付けたことを特徴
とする請求項１記載のスイッチのノブ照明装置。 - 【請求項３】 可動部材は、延長部より後方に延びる底
壁及び両側壁と、これら底壁及び両側壁に連なる後壁
で、光源の収納空間を形成したことを特徴とする請求項
２記載のスイッチのノブ照明装置。 - 【請求項４】 ケースの光源を支持する部位を、白色系
の樹脂で構成したことを特徴とする請求項１乃至３のい
ずれかに記載のスイッチのノブ照明装置。 - 【請求項５】 表示部材は、可動部材の延長部先端位置
まで筒状に延びていることを特徴とする請求項１乃至４
のいずれかに記載のスイッチのノブ照明装置。
Priority Applications (3)
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|---|---|---|---|
| JP8156390A JPH09320381A (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | スイッチのノブ照明装置 |
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Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP8156390A JPH09320381A (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | スイッチのノブ照明装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09320381A true JPH09320381A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15626704
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8156390A Pending JPH09320381A (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | スイッチのノブ照明装置 |
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| JP (1) | JPH09320381A (ja) |
| KR (1) | KR970076933A (ja) |
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