JPH073540Y2 - 照光式押釦装置 - Google Patents

照光式押釦装置

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JPH073540Y2
JPH073540Y2 JP1987115339U JP11533987U JPH073540Y2 JP H073540 Y2 JPH073540 Y2 JP H073540Y2 JP 1987115339 U JP1987115339 U JP 1987115339U JP 11533987 U JP11533987 U JP 11533987U JP H073540 Y2 JPH073540 Y2 JP H073540Y2
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JP
Japan
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push
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guide
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JP1987115339U
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JPS6420619U (ja
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良広 三原
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電子機器等においてスイッチを操作する押釦装
置に係り、特に押釦の中央部をその裏面より照射する照
光式押釦装置に関するものである。
(考案の概要) 本考案は照光式押釦装置において、押釦の鍔に形成した
ガイド溝とキャビネット内に突設したガイドリブとによ
り押釦の移動を案内し、かつ複数個のスイッチを組み合
わせることにより、押釦のがたつき、傾きを防止して操
作時の使用感を高め、又設計,デザイン等の面からもよ
り有利なものを提供するものである。
(従来の技術) 従来の照光式押釦装置の構造を第3図に従って説明す
る。第3図において、21は開口部22を有しかつ裏面に突
起23を有するキャビネット、24はヒンジ25を介して基部
26を一体に成形しかつ該基部26を突起23の溶着により固
定し、開口部22より外方に臨出する透光性の押釦、27は
押釦24の中央部をその裏面より照射する発光素子例えば
LED(発光ダイオード)28と押釦24の自由端部24aで押圧
操作されるスイッチ29を設けたプリント基板であり、押
釦24を押すと、ヒンジ25の撓みにより傾斜してその自由
端部24aでスイッチ29をONし、LED28を点灯する。このLE
D28を点灯によって押釦24が輝き、スイッチ29がONされ
たことを表示する。
(考案が解決しようとする問題点) このような照光式押釦装置においては、押釦とスイッチ
を別個に設けている為、押釦、スイッチ及び照明用LED
等を一体化したものに比べて、押釦、スイッチ及び照明
のデザイン、種類、色調等を自由に組み合わせられると
いうメリットがある。しかし、上記従来のものではその
構造上、下記のような問題があった。
押釦24はキャビネット21に固定する基部26にヒンジ25を
介して連設している為、押圧操作時に傾き、がたつきを
生じることになり、操作時における使用感に劣り、又押
釦24の配置には大きなスペースが要求され、さらにスイ
ッチ29の位置は押釦24の自由端側に限定され、設計の自
由度が妨げられるという問題がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、透光性の押釦をキャビネットの開口部より外
方に臨ませ、キャビネット内部に押釦の中央部をその裏
面より照射する発光素子を設けた照光式押釦装置におい
て、上記押釦の下部内端を外周方向に突出させて鍔を形
成すると共に、該鍔に複数個のガイド溝を互いに等間隔
をおいて形成する一方、上記キャビネット内にはガイド
溝と嵌挿して押釦の移動を案内するガイドリブを複数個
突設し、かつ押釦の鍔に対向し該鍔の周方向に互いに等
間隔をおいて複数個のスイッチを配置するものである。
(作用) 上記の構成において、押釦の押圧操作時、押釦の押し込
み方向への移動はガイド溝とガイドリブとによって案内
され、押釦が傾いたり、がたついたりすることがなく、
又ガイド溝を嵌挿するガイドリブが複数あって、このガ
イド溝の嵌挿位置を換えることにより、押釦をその周方
向において任意に選定することができる。そして、押釦
は外周の鍔でスイッチを押すことになるが、スイッチを
複数個等間隔で配置している為スイッチを押す際に傾く
こともない。従って、押釦の操作時における使用感は傾
き、がたつきがなく、優れたものになる。
(実施例) 以下第1図及び第2図に示した本考案の実施例について
詳細に説明する。第1図は本考案の実施例における照光
式押釦装置を示す断面図、第2図(a)(b)は同装置
におけるスイッチ等の異なる配置例を示す平面透影図で
ある。
キャビネット1は開口部2を有し、その裏面には開口部
2の周囲を囲むように例えば正方形状の遮光壁3を一体
に成形し、さらに遮光壁3の各壁面中央より半径方向
(放射方向)に延びる4本のガイドリブ4を一体に成形
しており、この各ガイドリブ4は互に90度の間隔をおい
て位置する。押釦5は透光性(半透光性)を有する材料
よりなり、キャビネット1の開口部2にその裏面より挿
入され外方に臨出する。又、押釦5は内方端に外向きの
鍔6を有し、この鍔6には複数個例えば8個のガイド溝
7を周方向に互に45度の間隔をおいて形成する。而し
て、上記押釦5はガイド溝7をガイドリブ4に嵌挿する
ことにより、その軸方向の移動に対して案内作用を受
け、不要ながたつき、傾きが防止される。
プリント基板8は2個のスイッチ9と2個の発光素子例
えばLED10とを配置しており、スイッチ9間を結ぶ線とL
ED10間を結ぶ線とが直交するような配置関係に設定す
る。プリント基板8はキャビネット1の裏面側に取付け
るものであって、その取付状態においてスイッチ9は押
釦5の鍔6に対向し、LED10は押釦5の中央部に対向す
る。尚、上記両スイッチ9は同じ用途であり、両LED10
はスイッチ9の少なくとも一方が作動すれば点灯して、
スイッチ9の作動を表示するものである。
上記の構成において、押釦5を押すと、押釦5はガイド
リブ4とガイド溝7による案内作用によって特にがたつ
いたり傾いたりすることがなく、又鍔6の相反位置(18
0度離れた位置)に略同時に2個のスイッチ9が当たる
為スイッチ9を作動させる際に傾くこともなく、優れた
使用感が得られる。そして、スイッチ9が作動すれば、
LED10が点灯して押釦5の中央部をその裏面より照射
し、スイッチ9の作動を表示する。
尚、上記実施例においては、4個のガイドリブ4に対し
8個のガイド溝7を設けているが、これは、押釦5の表
面に機能表示等の表示が設けられ押釦5の姿勢が定めら
れている場合において、第2図(a)(b)に示すよう
にスイッチ9,LED10及びガイドリブ4等の配置が45度ず
れているような機種にも押釦5を使用できるようにする
ためである。即ち、ガイドリブの位置が異なる場合でも
押釦を共通化することができる。
(考案の効果) 以上の如く本考案によれば、押釦の下部内端にあって外
周方向に突出した鍔に形成した複数個のガイド溝とキャ
ビネット内に突設した複数個のガイドリブとによる移動
案内作用及び複数個のスイッチの組み合わせにより、押
釦のがたつき、傾きを防止してその操作時の使用感を高
めることができ、又押釦はヒンジ部及び基部が不要とな
り、配置に必要なスペースを小さくできると共に、スイ
ッチの配置も押釦の周方向において任意に選定でき、設
計及びデザイン等の面からも有利なものを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例における照光式押釦装置を示す
断面図、第2図(a)(b)は同装置におけるスイッチ
等の異なる配置例を示す平面投影図、第3図は従来にお
ける照光式押釦装置を示す断面図である。 1:キャビネット、2:開口部、4:ガイドリブ、5:押釦、6:
鍔、7:ガイド溝、9:スイッチ、10:LED(発光素子)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】透光性の押釦をキャビネットの開口部より
    外方に臨ませ、キャビネット内部に押釦の中央部をその
    裏面より照射する発光素子を設けた照光式押釦装置にお
    いて、 上記押釦の下部内端を外周方向に突出させて鍔を形成す
    ると共に、該鍔に複数個のガイド溝を互いに等間隔をお
    いて形成する一方、 上記キャビネット内にはガイド溝と嵌挿して押釦の移動
    を案内するガイドリブを複数個突設し、かつ押釦の鍔に
    対向し該鍔の周方向に互いに等間隔をおいて複数個のス
    イッチを配置したことを特徴とする照光式押釦装置。
JP1987115339U 1987-07-28 1987-07-28 照光式押釦装置 Expired - Lifetime JPH073540Y2 (ja)

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JP1987115339U JPH073540Y2 (ja) 1987-07-28 1987-07-28 照光式押釦装置

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JP1987115339U JPH073540Y2 (ja) 1987-07-28 1987-07-28 照光式押釦装置

Publications (2)

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JPS6420619U JPS6420619U (ja) 1989-02-01
JPH073540Y2 true JPH073540Y2 (ja) 1995-01-30

Family

ID=31356911

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5626315A (en) * 1980-07-15 1981-03-13 Idec Izumi Corp Handle mounting device for selector switch
JPS6153829U (ja) * 1984-09-12 1986-04-11

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Publication number Publication date
JPS6420619U (ja) 1989-02-01

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