JP2544220Y2 - 押釦装置 - Google Patents

押釦装置

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JP2544220Y2
JP2544220Y2 JP2586789U JP2586789U JP2544220Y2 JP 2544220 Y2 JP2544220 Y2 JP 2544220Y2 JP 2586789 U JP2586789 U JP 2586789U JP 2586789 U JP2586789 U JP 2586789U JP 2544220 Y2 JP2544220 Y2 JP 2544220Y2
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真司 坂本
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Sanyo Electric Co Ltd
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【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、操作摘子に発光素子により表示される表示
窓が設けられた押釦装置に関する。
(ロ)従来の技術 操作パネルに変位可能に支持された操作摘子を操作す
ることにより押釦スイッチを切換える押釦装置として
は、例えば特開昭62-285120号公報に示されている。前
記押釦装置は、押釦スイッチとして例えばタクトスイッ
チが使用され、操作摘子に形成された押圧部で押釦スイ
ッチの作動釦を押圧することにより該押釦スイッチが切
換えられる。
ところで、押釦装置の中には、操作摘子に発光素子、
例えば発光ダイオード(LED)により照射される表示窓
が設けられたものがある。この様な押釦装置は、押釦ス
イッチの切換えに応じて発光素子が点灯あるいは消灯す
るので、表示窓の表示状態により押釦スイッチが切換え
られたことが確認出来る。この様な押釦装置としては、
例えばCDプレーヤの再生釦やテープデッキの再生釦及び
録音釦、あるいは音響増幅器のファンクション切換え釦
に見受けられる。
第2図はその様な押釦装置の一例を示す断面図で、操
作パネル(1)及び操作摘子(2)は合成樹脂製であ
り、該操作摘子(2)は前記操作パネル(1)に融着に
より固定され、前記操作摘子(2)に形成されたヒンジ
部(2a)により操作パネル(1)に対して変位可能に支
持されている。そして、発光ダイオード(LED)(3)
は、タクトスイッチ(4)が取付けられたプリント基板
(5)に取付けられており、側方及び後方が白色の合成
樹脂製の反射部材(6)により囲まれており、前記LED
(3)の側方あるいは後方からの光が反射される様に成
されている。また、前記LED(3)は操作摘子(2)に
設けられた表示窓(7)に対向され、タクトスイッチ
(4)の作動釦(4a)は操作摘子(2)に形成された押
圧部(2b)に対向されている。その為、押圧操作により
前記操作摘子(2)を変位させることにより前記タクト
スイッチ(4)は切換わる。同時にLED(3)が発光す
るので、前記表示窓(7)を介して前記タクトスイッチ
(4)の切換えが確認される。
(ハ)考案が解決しようとする課題 ところで、最近の電子機器は多機能化されているの
で、限られた面積の操作パネルに複数の操作摘子を設け
ている。その為、小型の操作摘子に表示窓を設ける必要
が生じるが、その場合、第2図の如き構造の押釦装置を
使用することが出来なかった。すなわち、前記押釦装置
は、LED(3)を囲む反射部材(6)を操作摘子(2)
の後方の空間に配置していたので、小型の操作摘子では
前記反射部材(6)を該操作摘子の後方の空間に配置す
ることが出来ない。その為、この様な場合、表示窓
(7)を介して得られる光の輝度を多少犠牲にして前記
反射部材(6)を省くことが考えられるが、この様にす
るとLED(3)の位置決めが行われない。しかも、前記L
ED(3)を表示窓(7)に近づける為にリード線をある
程度長くしているので、前記LED(3)の位置が規制さ
れず、LED(3)からの光が表示窓(7)を正しく照射
しなかったり、あるいはLED(3)が操作摘子に接触し
て該操作摘子の変位を妨害するという問題が生じる。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、上述の点に鑑み成された押釦装置で、操作
摘子に設けられた表示窓と、該表示窓を照射する為の発
光素子と、前記操作摘子の後方に配置されると共に前記
発光素子の後方からの光を反射する為の反射部材とから
成り、前記発光素子のリード線を前記反射部材の各々の
面に1本ずつ配置するべく該反射部材を板状に形成する
と共に前記反射部材の前記発光素子が配置される部分に
突部を形成している。
(ホ)作用 本考案は、反射部材を板状に形成して発光素子のリー
ド線を該反射部材の各々の面に1本ずつ配置し、前記発
光素子の位置決めを行うと共に前記反射部材の発光素子
を配置する部分に突部を形成し、前記発光素子の側方か
ら発生され、前記反射部材により反射された光が前記操
作摘子の周囲の間隙から漏洩しない様にしている。
(ヘ)実施例 第1図は本考案の一実施例を示す断面図であり、図に
おいて、(8)は合成樹脂材料により成形された前面パ
ネル(9)にアルミニューム板により形成された装飾パ
ネル(10)を覆設することにより構成された操作パネ
ル、(11)はヒンジ部(11a)を介して前記前面パネル
(9)に融着により固定された合成樹脂製の操作摘子、
(12)は該操作摘子(11)に形成された押圧部(11b)
に対向し、変位可能に支持された作動釦(12a)を有す
ると共に該作動釦(12a)を押圧変位することで切換え
られるタクトスイッチ、(13)は該タクトスイッチ(1
2)が取付けられたプリント基板、(14)は前記操作摘
子(11)に設けられた表示窓、(15)は該表示窓(14)
を照射する為の発光ダイオード(LED)、(16)は該LED
(15)の後方からの光を反射する為に白色の合成樹脂材
により形成された反射部材である。
今、操作摘子(11)を押圧操作すると、該操作摘子
(11)のヒンジ部(11a)が屈曲することにより前記操
作摘子(11)は変位される。前記操作摘子(11)が変位
されると、押圧部(11b)によりタクトスイッチ(12)
の作動釦(12a)が押圧されるので、該タクトスイッチ
(12)が切換えられる。ここで、LED(15)は前記タク
トスイッチ(12)の切換え状態に応じて点灯あるいは消
灯する様に成されており、前記LED(15)から発生され
る光は表示窓(14)を裏面から照射する。その為、前記
タクトスイッチ(12)の切換え状態は、前記表示窓(1
4)を介して確認出来る。
ところで、LED(15)の後方には、反射部材(16)が
配置されている。前記反射部材(16)は板状に形成さ
れ、支え片(17)が形成されており、プリント基板(1
3)に立設されている。そして、前記反射部材(16)のL
ED(15)が配置される部分には、該LED(15)の幅と幅
が略同一の突部(18)が設けられており、他の部分より
突出されている。その為、前記LED(15)の後方から発
生される光が前記突部(18)の先端面により反射される
ことにより表示窓(14)に照射される光量が増大し、該
表示窓(14)は十分な輝度で光る。
一方、反射部材(16)のLED(15)が配置されない部
分は、LED(15)が配置される突部(18)に比べ、先端
面が1段低く成されているので、LED(15)の側方から
発生される光が前記先端面で反射されても操作摘子(1
1)の周囲の間隙から漏洩される光はほとんどない。
また、反射部材(16)には、LED(15)のリード線(1
9a)及び(19b)がそれぞれ該反射部材(16)の各々の
面に1本ずつ配置され、前記リード線(19a)及び(19
b)が配置される部分に溝が形成されている。そして、
前記リード線(19a)及び(19b)は前記溝により位置が
定められている。その為、LED(15)は前記反射部材(1
6)により位置決めが行われ、前記LED(15)の位置がズ
レることにより該LED(15)からの光が表示窓(14)を
正しく照射しなくなったり、前記LED(15)本体やリー
ド線(19a)または(19b)が操作摘子(11)に接触する
様なことが防止される。
第3図は、操作パネル(20)に複数の操作摘子(21)
が一列に並設された押釦装置を示す平面図である。第3
図の押釦装置は、各々の操作摘子(21)を押圧操作する
ことによりその各々の押圧部(21a)に対向するタクト
スイッチ(22)が切換えられる様に成されている。そし
て、各々の操作摘子(21)には、表示窓(23)が設けら
れており、各々の操作摘子(21)に対応するタクトスイ
ッチ(22)が切換えられたことが確認出来る様に成され
ている。
第3図の如く、複数の操作摘子(21)が配列される場
合、第4図に示す如く、互いに隣接する表示窓(23)の
間隔に応じて反射部材(24)にLED(25)をそれぞれ配
置する為の複数の突部(26)を形成すると共にLED(2
5)の各々のリード線(27)を配置する為の複数の溝(2
8)を形成すれば、本考案の押釦装置が構成出来る。こ
様にすることにより容易に各々の表示窓(23)に対して
各々のLED(25)を正確に配置することが出来る。
尚、第4図において、見かけ上、各々のLED(25)に
リード線(27)が1本しかないが、言うまでもなく、図
示した方向の関係上、2本のリード線が重なっているの
である。また、第4図において、(29)は反射部材(2
4)に形成された支え片、(30)は前記反射部材(24
が立設されたプリント基板である。
(ト)考案の効果 以上述べた如く、本考案に係る押釦装置に依れば、小
型の操作摘子であっても十分な輝度の光で照射される表
示窓を設けることが出来る。しかも、本考案に依れば、
発光素子の位置がズレないので、表示窓が正しく照射さ
れなかったり、あるいは発光素子が操作摘子に接触され
ることが防止出来る。また、本考案に依れば、発光素子
を反射部材の突部に配置しているので、操作摘子の周囲
の間隙から光が漏洩するのをほとんど防止出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は従来
の押釦装置を示す断面図、第3図は操作パネルに複数の
操作摘子が配列された押釦装置を示す平面図、第4図は
本考案の主要部分を表わし、第3図の押釦装置に使用さ
れる発光ダイオードの取付け状態を示す側面図である。 主な図番の説明 (11)(21)……操作摘子、(12)(22)……タクトス
イッチ、(14)(23)……表示窓、(15)(25)……LE
D、(16)(24)……反射部材、(18)(26)……突
部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作パネルに変位可能に支持された操作摘
    子を操作することにより押釦スイッチを切換える押釦装
    置において、前記操作摘子に設けられた表示窓と、該表
    示窓を照射する為の発光素子と、前記操作摘子の後方に
    配置されると共に前記発光素子の後方からの光を反射す
    る為の反射部材とから成り、前記発光素子のリード線を
    前記反射部材の各々の面に1本ずつ配置するべく該反射
    部材を板状に形成すると共に前記反射部材の前記発光素
    子が配置される部分に突部を形成したことを特徴とする
    押釦装置。
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