JPH0883073A - 電子鍵盤楽器の鍵盤装置 - Google Patents

電子鍵盤楽器の鍵盤装置

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JPH0883073A
JPH0883073A JP6242245A JP24224594A JPH0883073A JP H0883073 A JPH0883073 A JP H0883073A JP 6242245 A JP6242245 A JP 6242245A JP 24224594 A JP24224594 A JP 24224594A JP H0883073 A JPH0883073 A JP H0883073A
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Kenichi Nishida
西田賢一
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    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F13/00Illuminated signs; Luminous advertising
    • G09F13/20Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts
    • G09F13/22Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts electroluminescent

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発光する鍵の視認性を向上させる共に、押鍵
状態が早い段階から把握し得、かつ安価な押鍵指示用の
電子鍵盤楽器の鍵盤装置を提供する。 【構成】 鍵を半透明の透光素材で形成すると共に、該
鍵の下方に、鍵とは別体に形成された反射板と押鍵すべ
き鍵を発光させ得る発光手段とを配設するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子オルガン、ポータ
ブル電子鍵盤楽器、電子ピアノ等に用いられる鍵盤装置
に係わり、特に、練習時に鍵盤の鍵を発光させ得るよう
にした電子鍵盤楽器の鍵盤装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子オルガン等の押鍵表示装置と
しては、例えば特開昭54−126015号公報に開示
のものが知られている。この装置は、鍵盤周囲の枠部分
もしくは鍵に表示器を設け、この表示器を、各種記録装
置からの信号に基づいて表示させ、演奏者(練習者)
が、この表示器の表示にしたがって鍵を押すことによ
り、電子鍵盤楽器の練習を行うようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、この
電子鍵盤楽器の鍵盤にあっては、表示される鍵の視認性
が劣ると共に、押鍵状態を明確に把握することが難し
く、かつ製品のコストがアツプするという問題点があっ
た。すなわち、表示器が鍵盤周囲の枠部分に設けられる
場合は表示器が鍵の後方か前方に設けられることから、
後方の場合は指で押鍵する部分と表示部が遠くなり、前
方の場合は指あるいは手で表示器が隠れてしまい、演奏
者が発光する鍵を確実に視認することが難しくなる。ま
た、表示器を枠部分に設ける場合も鍵に設ける場合も、
表示器が、比較的小さい面積でしか表示しないため、演
奏者による視認性が劣ることになる。
【0004】また、表示器は明るさ等が常に一定状態で
表示されるため、表示された鍵が実際に押されたか否か
の確認は、指による鍵の沈み込みがかなり進行した時点
で、電子鍵盤楽器から発せられる音での確認となり、演
奏者が押鍵状態を早めにかつ明確に把握することが難し
い。さらに、表示器を鍵に設ける場合は、鍵に表示器取
付用の孔が必要であるため、鍵成形用の新たな金型等が
必要になって、製品のコストがアップすることになる。
【0005】そこで、鍵盤の下方に押鍵表示器を設ける
ことが考えられるが、単に下方に表示器を設けただけで
は鍵と鍵のすきまから光が洩れるだけであるので、鍵を
透光材で形成する必要がある。ところが、透光材使用鍵
ではスイッチ基板、フレーム等が見えて見苦しいのみな
らず、それが気になり演奏しにくい。従って、半透明透
光材鍵の使用を思いついたわけであるが、これだけでは
製品化に至らない。なぜなら、半透明透光材に光を当て
るとその性質上光の散乱が起こることから、透過光を見
るとメリハリのつかない表示部にならざるを得ないので
ある。そこで、光源の光量を増すことも考えられるが、
鍵盤の下方ということもあり発生する熱を抑えるための
放熱板が必要となり、それをどう配置するかの問題、電
源ワット数を大きくしなければならない等種々の問題が
あった。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、その目的は、発光する鍵の視認性を向上させ
る共に、押鍵状態を明確に把握し得て、かつ製品のコス
トの低減を図り得る、電子鍵盤楽器の鍵盤装置を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、鍵フレームに支点部を介
して自由端部側が上下動自在に配設された鍵を有する電
子鍵盤楽器の鍵盤装置において、前記鍵を半透明の透光
素材で形成すると共に、該鍵の下方に、鍵とは別体に形
成された反射板と押鍵すべき鍵を発光させ得る発光手段
とを配設したことを特徴とする。
【0008】また、請求項2記載の発明は、反射板が光
反射率の高いプリント基板で形成され、該プリント基板
に前記発光手段が配設されていることを特徴とし、請求
項3記載の発明は、発光手段が前記鍵の支点部寄りに設
けられていることを特徴とする。また、請求項4記載の
発明は、プリント基板が、前記鍵の複数の下方に配設さ
れる各鍵スイッチ用の共通のプリント基板であることを
特徴とする。
【0009】また、請求項5記載の発明は、鍵フレーム
に支点部を介して自由端部側が上下動自在に配設された
鍵を有する電子鍵盤楽器の鍵盤装置において、前記鍵を
半透明の透光素材で形成すると共に、該鍵の自由端部側
の下方に、鍵とは別体に形成された反射板と押鍵すべき
鍵を発光させ得る発光手段を配設したことを特徴とす
る。
【0010】
【作用】まず、請求項1記載の発明によれば、例えばL
ED等からなる発光手段から発光された光は、図1〜図
4中の矢印で示すように直接鍵に照射されると共に、そ
の一部が反射板によって反射され、この反射光も鍵に照
射され光度が増加すると共に鍵表面表示部の照度が増加
する。鍵は、半透明な透光素材で形成されているため、
これらの光が照射された部分が比較的広範囲に亙って発
光する。また、鍵の上下動によって鍵と発光手段との間
隔が変化し、押鍵量に応じて鍵の発光度合や発光範囲が
変化する。鍵は従来の鍵と同一形状でよく、新規の金型
が不要になる。
【0011】また、請求項2記載の発明によれば、反射
板として、発光手段が配設されたプリント基板を使用す
ることにより、部品の利用効率が向上し、請求項3記載
の発明によれば、鍵の支点側に配設した発光手段で、鍵
の後端部を発光させることにより、発光部分が指でかく
れることがなく、視認性がより向上する。また、請求項
4記載の発明によれば、発光手段が配設されるプリント
基板として、電子オルガン等に必要不可欠な、鍵盤の下
方に配設される鍵スイッチ用のプリント基板を使用する
ことにより、部品の利用効率が一層向上する。
【0012】また、請求項5記載の発明によれば、鍵の
自由端部側の下方に配設した発光手段で、鍵の自由端部
側を発光させる。鍵は、最も大きく上下動する部分が発
光するため、半透光材使用鍵により押鍵量に応じた発光
度合等の変化も大きくなり、押鍵ストロークの早い段階
から押鍵視認が容易となり、これにより押鍵の視覚等に
よる確認がより確実にできて、演奏者による、押鍵状態
の把握がより明確になる。
【0013】また、すべての請求項記載の発明におい
て、反射板等の光反射手段を設け、直接光と間接光とで
半透明鍵を照射するようにして、鍵表面における光影の
境界があるようでないようなあたかもルノワールの絵の
ような視神経をあまり刺激することなく、それでいて視
認効果が上がるように考えられている。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明に係わる電子鍵盤楽器の鍵
盤装置の一部を断面で表した側面図を示している。図1
において、鍵1は、その後端部1aに支点部2を有し、
この支点部2を介して、自由端部1bが矢印イ方向に揺
動自在になるよう図示しない鍵フレームに配設されてい
る。鍵1の自由端部1b側には、略鉤形のストッパ3が
一体成形されると共に、中央よりやや後端部1a側に
は、図示しない鍵スイッチを押圧するためのアクチュエ
ータ4が一体成形されている。
【0015】この鍵1は、合成樹脂を所定形状の金型
(図示せず)で成形することによって形成され、その内
側に略断面コ字状の凹部5が形成されている。なお、鍵
1に使用する合成樹脂は、白鍵の場合は略白色に、黒鍵
の場合は略黒色に形成され、かつ白鍵及び黒鍵とも、凹
部5内に照射される光が、表面側から充分視認されるが
内部の部品の形状等は視認できない程度の半透明の透光
性の合成樹脂が使用されている。そして、この鍵1は、
自由端部1b側を指で押すことにより、自由端部1bが
支点部2の水平ヒンジ部を中心にして上下動し、ストッ
パ3が、図示しない鍵フレームの上限ストッパ及び下限
ストッパに当接することによって、その上下動が規制さ
れている。
【0016】叉、鍵1の後端部1a下方には、プリント
基板6が鍵1の並設方向に沿って、略水平状態で配設さ
れている。このプリント基板6の表面には、各鍵1にそ
れぞれ対応して、LED7が略直立した状態で配設され
る。プリント基板6は、ポリエステル系の材料もしくは
ベークライト系樹脂に酸化チタンを混入した材料で形成
されたもの、または、基板ベースは任意の材料を用い表
面に光を反射させる塗料が塗布されたものからなり、光
反射率が高くなっている。また、プリント基板6に配設
されるLED7は、リード線8が、プリント基板6の裏
面の回路パターンに半田付けされ、このパターンは、図
示しない制御回路に接続されている。
【0017】LED7は、制御回路から楽曲に対応した
所定の信号が入力されることにより例えば赤色で点灯す
る。LED7が点灯すると、その光の多くが、直接鍵1
の後端部1aの凹部5内に照射されると共に、光の一部
が、プリント基板6の表面で反射され、この反射光も後
端部1aの凹部5内に照射される。これにより、LED
7からの直接光及び反射光の照射によって、半透明な鍵
1の後端部1aが比較的広い範囲で発光する。この時、
隣合う鍵1は、それぞれの側壁及び適宜の間隙を介して
接しているため、点灯したLED7に対応する鍵1の凹
部5内に照射される光が、隣接する他の鍵1の凹部5に
まで透光されることはほとんどなく、各鍵1がそれぞれ
明瞭に発光する。もし仮に燐鍵において、燐鍵からの光
が漏れることがある場合は、鍵1の両側壁1cのみ不透
光処理を施せばよい。
【0018】このように、この実施例においては、鍵1
の後端部1a下方に、LED7が配設されたプリント基
板6を配設し、LED7の直接光及びプリント基板6に
よる反射光を、矢印で示したように鍵1の凹部5内に照
射して、後端部1aの比較的広い範囲を発光させるた
め、演奏者の指の比較的近い位置で、鍵1自体を発光さ
せることができ、演奏者による視認性を向上させること
ができる。
【0019】その際、鍵1の自由端部1b側を押すと、
発光する後端部1aが、支点部2より自由端部1b側に
位置して下方に移動するため、後端部1aがLED7に
近づく。すなわち、押鍵量に応じて、演奏者に視認され
る後端部1aの発光度合及び発光範囲が変化することに
なる。この変化により、目的の鍵1を押していることが
視覚的に確認でき、演奏者はこの視覚と押鍵によって発
せられる音(聴覚)とによる確認が可能となって、押鍵
状態を明確に把握することができる。これらのことか
ら、演奏者は、発光する鍵1に追従して容易かつ確実に
押鍵することができ、電子鍵盤楽器の練習成果を上げる
ことができる。
【0020】また、LED7の光の反射板とLED7を
配設するための基板を、プリント基板6で共用している
ため、それぞれの部品が不要となって、部品の利用効率
が向上すると共に、取り付け作業等が容易になる。ま
た、LED7が、鍵1と別体のプリント基板6に配設さ
れているため、鍵1は、新たな加工をすることなく従来
の鍵をそのまま使用することができ、鍵1の成形用の新
たな金型等が不要になることから、鍵1の形成のコスト
アップがなく、製品のコストを低減させることができ
る。
【0021】図2及び図3は、上記実施例の変形例を示
すもので、プリント基板6に対するLED7の取り付け
角度を、直立した状態ではなく、斜めに傾斜させたもの
である。以下、上記実施例と同一箇所には、同一符号を
付して説明する(以下の各実施例においても同じであ
る)。図2に示すLED7は、例えばリード線8もしく
はリード線8に対するLED7を所定角度屈曲させて、
LED7が鍵1の自由端部1b側を向くように、斜め上
方に向けて配設する。このようにすれば矢印で示したよ
うに、LED7の光によって鍵1の、より自由端部1b
側でかつ後端部1aからアクチュエータ4の近傍までの
部分を発光させることができる。即ち、押鍵指で鍵1覆
われず、かつ、演奏者により近い部分を発光させること
ができるため、演奏者による視認性がより向上する。
【0022】また、図3に示すLED7は、リード線8
を鋭角に屈曲させて、LED7が、プリント基板6の表
面を向くように、斜め下方に向けて配設する。このよう
にすれば、矢印で示すようにLED7の光の多くが、光
反射率の高いプリント基板6で反射されて鍵1の凹部5
内に照射されるため、反射光が多くなり面発光に近くな
って、鍵1のより広い範囲を発光させることができ、演
奏者による視認性がより一層向上する。なお、LEDの
角度は横向きでも真下向きでも同様の効果が得られる。
【0023】図4は、本発明に係わる鍵盤の他の実施例
を示す一部断面側面図であって、LED7を鍵スイッチ
用のプリント基板9に配設したものである。この実施例
でも矢印で示すようにLED7からの光はこのプリント
基板9の反射光が直接光に加算されてその効率を上げて
いる。そしてこの実施例では、このプリント基板9は鍵
フレーム10の上面に配設されるもので、このプリント
基板9上に向合いコ字状にパターン印刷された固定接点
(図示せず)と、この固定接点に対向した可動接点を下
面に有する伏腕状可動片9Sと、からなる鍵スイッチを
鍵1のアクチュエータ4の下方に設け、その後方に同一
基板9上にLED7を図のように配設した。
【0024】叉、鍵1の支点部2は、上下方向可動の第
1ヒンジ部(水平ヒンジ部)2aと左右方向可動の第2
ヒンジ部(垂直ヒンジ部)2bと共通基端部(共通固定
部)2cとからなり、図示しない黒鍵グループ(共通基
端部のみ全鍵図示)も含め、該基端部2cで3ブロック
の鍵群が重ね合わされ、ネジ10aで鍵フレーム10に
固着される。なお、鍵フレーム10の前方には、鉤形ス
トッパ片3の上下面に対向して上限ストッパ10b、下
限ストッパ10cが設けられている。そして、押鍵され
ると切起こし片にアウトサート樹脂成形した鍵ガイド1
0dに案内されてストッパ片3が透孔10e中を下限ス
トッパ10cに向って移動するように構成される。な
お、プリント基板9は、鍵フレーム10の下方に設け、
可動片9s、LED7のみ鍵フレーム10に開けた孔か
ら突出させるような構成でもよい。
【0025】この実施例によれば、上記実施例と同様の
作用効果が得られる他に、LED7を配設するためのプ
リント基板を、電子オルガン等の鍵盤に必要不可欠な、
鍵スイッチ用のプリント基板9と共用できるため、部品
の利用効率が一層向上すると共に、その取り付け作業も
一層容易になる等の効果が得られる。また図1〜図4の
実施例の変形例として、図4で代表して示すように鍵の
側壁を発光部分(一点鎖線で示す)のみ高さを大きく
し、そこを不透明処理し、かつその内面の反射効率を高
め、反射板であるプリント基板9にはLED7を中心と
する所定幅を有する反射/不反射のストライプ(縞)状
プラスチックシールを張り付ける。この不反射部は鍵下
で鍵長手方向に沿って鍵間の5〜10mm幅とする。こ
のような処理を施せば、自鍵で他鍵が光るようなことは
起こらず、しかも自鍵(発光鍵)は、より視認性が向上
する。
【0026】図5は、本発明に係わる鍵盤の、さらに他
の実施例を示すもので、LED7を鍵1の自由端部1b
側の下方に配設したものである。すなわち、鍵1の自由
端部1b側の下方に、LED7が配設されたプリント基
板11を垂直状態で配設し、このプリント基板11に、
LED7の光を反射させるリフレクター(反射板)12
を取り付ける。LED7は、略水平状態で配設され、リ
フレクター12も、略水平状態で取り付けられている。
なお、リフレクター12は、光反射率が高い部材で形成
され、その後端部側は、若干上方に屈曲されている。
【0027】このようにすれば、鍵1の移動量が最も大
きい自由端部1b側が発光するため押鍵量に応じた発光
度合及び発光範囲の変化が大きくなり、演奏者が、押鍵
状態をより明確に把握することができる。すなわち押鍵
移動状態をよりよく視認できるため、さぐり弾き等を許
容し得る。また、鍵1の自由端部1b側の凹部5に、L
ED7の直接光及びリフレクター12による反射光が、
両矢印で代表して示すように効率的に照射され、鍵1の
ストッパ3の前方側が、即ち、演奏者が実際に指でタッ
チする部分が広範囲に亙って発光するため、視認性がよ
り良好になる。
【0028】上記各実施例における、LED7の色及び
鍵1の形状等は一例であって、例えばLED7として緑
色等の他の色のLED7を使用したり、複数色のLED
7を使用しても良いし、鍵1の形状も各種の電子鍵盤楽
器に応じた適宜形状の鍵1を使用することができ、本発
明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である
ことは言うまでもない。また、図1から図4までに示し
た実施例におけるLED7の配設位置は図示した位置に
限定されるものではなく、鍵1の支点部2寄り、具体的
には支点部2の第1ヒンジ部2aとアクチュエータ4と
の間の任意の位置の下方に設けることが可能である。ま
た、図5に示した実施例のLED7の配設位置も図示し
た位置に限定されるものではなく、鍵1の自由端部1b
側、具体的には鍵1の先端とアクチュエータ4との間の
任意の位置の下方に設けることが可能である。なお、図
4以外は鍵フレームを省略しているが、図4と同等もし
くは若干の変更を加えたものを配設するものとする。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の電子鍵盤
楽器の鍵盤装置では、鍵自体を比較的広い範囲で発光さ
せることができるため、発光する鍵の視認性を向上させ
ることができる。また、反射板が鍵とは別体で形成され
押鍵時の鍵移動により、押鍵量に応じて発光度合等が変
化し、押鍵状態を早い段階から明確に把握することがで
きる。また、発光(照射)効果がよいので省電力製品を
実現できる。さらに、従来の鍵の金型をそのまま使用す
ることができて、製品のコストの低減が図れる等の効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる電子鍵盤楽器の鍵盤装置の一部
を断面とした側面図
【図2】同その変形例を示す一部を断面とした側面図
【図3】同さらに他の変形例を示す要部の断面図
【図4】本発明に係わる鍵盤の他の実施例を示す一部を
断面とした側面図
【図5】本発明に係わる鍵盤のさらに他の実施例を示す
一部を断面とした側面図
【符号の説明】
1……鍵、 1a……後端部、 1b
……自由端部 2……支点(部) 4……アクチュエータ 6、9……プリント基板(反射板) 7……LED(発光手段) 10……鍵フレーム 11……プリント基板 12……リフレクター(反射板)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鍵フレームに支点部を介して自由端部側が
    上下動自在に配設された鍵を有する電子鍵盤楽器の鍵盤
    装置において、前記鍵を半透明の透光素材で形成すると
    共に該鍵の下方に、鍵とは別体に形成された反射板と押
    鍵すべき鍵を発光させ得る発光手段とを配設したことを
    特徴とする電子鍵盤楽器の鍵盤装置。
  2. 【請求項2】前記反射板が、光反射率の高いプリント基
    板で形成され、該プリント基板に前記発光手段が配設さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の電子鍵盤楽器
    の鍵盤装置。
  3. 【請求項3】前記発光手段が、前記鍵の支点部寄りに設
    けられていることを特徴とする、請求項1もしくは請求
    項2記載の電子鍵盤楽器の鍵盤装置。
  4. 【請求項4】前記プリント基板が、前記鍵の複数の下方
    に配設される各鍵スイッチ共通のプリント基板であるこ
    とを特徴とする請求項2記載の電子鍵盤楽器の鍵盤装
    置。
  5. 【請求項5】鍵フレームに支点部を介して自由端部側が
    上下動自在に配設された鍵を有する電子鍵盤楽器の鍵盤
    装置において、前記鍵を半透明の透光素材で形成すると
    共に該鍵の自由端部側の下方に、鍵とは別体に形成され
    た反射板と押鍵すべき鍵を発光させ得る発光手段を配設
    したことを特徴とする電子鍵盤楽器の鍵盤装置。
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