JP2000242274A - 電子鍵盤楽器 - Google Patents

電子鍵盤楽器

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JP2000242274A
JP2000242274A JP11038718A JP3871899A JP2000242274A JP 2000242274 A JP2000242274 A JP 2000242274A JP 11038718 A JP11038718 A JP 11038718A JP 3871899 A JP3871899 A JP 3871899A JP 2000242274 A JP2000242274 A JP 2000242274A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 押鍵状態によって鍵の発光素子に対する位置
が変化しても、鍵に対する照度をほぼ一定にし、ほぼ均
一な輝度で鍵を光らせる。 【解決手段】 鍵盤シャーシ上に複数の鍵を上下方向に
回動自在に配置するとともに、これら複数の鍵それぞれ
に対応させて発光ダイオードを配置し、各鍵の押鍵状態
をそれぞれゴムスイッチの第1、第2スイッチSW1、
SW2で検出し、これらスイッチ信号に基づいて押鍵さ
れた鍵に対応する発光ダイオードの輝度をCPUで制御
するようにした。従って、押鍵時に鍵が発光ダイオード
に接近しても、また離鍵時に鍵が発光ダイオードから離
れても、発光ダイオードによる鍵の照度をほぼ一定にす
ることができ、これにより押鍵状態に応じてほぼ均一な
輝度で鍵を光らせることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子ピアノなど
の電子鍵盤楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子ピアノなどの電子鍵盤楽器に
おいては、鍵盤シャーシ上に複数の鍵を上下方向に回動
自在に配置するとともに、これら各鍵の下方に対応する
鍵盤シャーシ上に複数の発光素子を設け、この状態で鍵
が押鍵されると、その鍵に対応する発光素子のみを点灯
させ、これにより押鍵された鍵を照明して光らせるよう
にしたもの、あるいは予め記憶部に記憶された演奏曲デ
ータに応じて複数の発光素子を選択的に点灯させること
により、押鍵すべき鍵を順次照明して光らせるナビゲー
ト機構を備えたものなどが開発されている。この場合、
複数の鍵は、複数の白鍵および複数の黒鍵からなり、そ
のいずれもが透光性を有する合成樹脂からなり、発光素
子により下方から照明されると、その照明光の一部が鍵
を透過して上方に出射し、これにより鍵そのものが光っ
て見えるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな電子鍵盤楽器では、鍵盤シャーシ上に発光素子が鍵
の下方にそれぞれ対応して設けられているため、押鍵時
に鍵が発光素子に接近し、鍵が初期状態に復帰する離鍵
時に鍵が発光素子から離れることになり、このため押鍵
時には発光素子による鍵の照度が次第に高くなり、離鍵
時には発光素子による鍵の照度が次第に低くなり、押鍵
状態によって鍵の光り具合、つまり鍵の輝度が変化する
という問題がある。
【0004】この発明の課題は、押鍵状態によって鍵の
発光素子に対する位置が変化しても、鍵に対する照度を
ほぼ一定にし、ほぼ均一な輝度で鍵を光らせるようにす
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、鍵盤シャー
シと、この鍵盤シャーシ上に上下方向に回動自在に配置
された複数の鍵と、前記鍵盤シャーシ上に前記複数の鍵
それぞれに対応して配置された複数の発光素子と、前記
複数の鍵の押鍵状態をそれぞれ検出する検出手段と、こ
の検出手段で検出された検出信号に基づいて前記押鍵さ
れた鍵に対応する前記発光素子の輝度を制御する発光制
御手段とを備えたことを特徴とする。この発明によれ
ば、鍵の押鍵状態を検出手段で検出し、その検出信号に
基づいて発光制御手段が押鍵された鍵に対応する発光素
子の輝度を制御するので、押鍵時に鍵が発光素子に接近
しても、また離鍵時に鍵が発光素子から離れても、発光
素子による鍵の照度をほぼ一定にすることができ、これ
により押鍵状態に応じてほぼ均一な輝度で鍵を光らせる
ことができる。
【0006】この場合、請求項2に記載のごとく、検出
手段が、鍵の押鍵操作に応じて第1、第2スイッチが順
次スイッチ信号を出力するスイッチ部材であれば、押鍵
された鍵の発光素子に対する位置を検出することがで
き、その鍵の発光素子に対する位置に応じて発光素子の
輝度を制御することができる。また、請求項3に記載の
ごとく、検出手段が、互いに対応する鍵と発光素子との
距離を測定する距離センサであれば、鍵と発光素子との
距離に応じて発光素子の輝度を制御することができ、常
に均一な輝度で鍵を光らせることができる。また、請求
項4に記載のごとく、発光制御手段が、通常の演奏を行
う通常演奏モードのときに、押鍵された鍵に対応する発
光素子の輝度を検出手段からの検出信号に基づいて制御
することにより、通常演奏を視覚によっても楽しむこと
ができる。さらに、請求項5に記載のごとく、発光制御
手段が、押鍵すべき鍵を指示するナビゲートモードのと
きに、押鍵すべき鍵に対応する発光素子を点灯させ、か
つその輝度を検出手段からの検出信号に基づいて制御す
るとともに、次に押鍵すべき鍵に対応する発光素子を点
滅させることにより、押鍵すべき鍵および次に押鍵すべ
き鍵を順次光らせて指示することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]以下、図1〜図
6を参照して、この発明の電子鍵盤楽器の第1実施形態
について説明する。図1は電子鍵盤楽器の非押鍵状態を
示した断面図、図2はその押鍵状態を示した断面図であ
る。この電子鍵盤楽器は、楽器ケース内に組み込まれる
鍵盤シャーシ1と、この鍵盤シャーシ1上に上下方向に
回動可能に設けられた複数の鍵2(ただし、白鍵と黒鍵
とからなるが、ここでは白鍵のみを示す)と、これら複
数の鍵2の押鍵動作に伴って各鍵2にそれぞれアクショ
ン荷重を付与するハンマーアーム3と、各鍵2の押鍵動
作時にそれぞれスイッチ信号を出力するゴムスイッチ
(スイッチ部材)4と、各鍵2の前部(図1では左部)
をそれぞれ下方から照明する照明部材5とを備えた構成
になっている。
【0008】鍵盤シャーシ1は合成樹脂からなり、その
前端部(図1では左端部)には前板部6が底部1aから
上方に突出して形成されている。この突出した前板部6
の前側上端にはガイド部7が形成されており、前板部6
の平坦部上には後述する照明部材5が取り付けられてい
る。また、鍵盤シャーシ1の中間部前側には中板部8が
底部1aから上方に突出して形成されており、鍵盤シャ
ーシ1の中間部後側には、ハンマー取付部9が上方に突
出して形成されている。この場合、中板部8とハンマー
取付部9との間には、スイッチ取付部10が後上がり
(図1では右上がり)に傾斜した状態で形成されてい
る。また、ハンマー取付部9上には、ハンマーアーム3
を上下方向に回動可能に支持するハンマー支持軸11が
設けられている。さらに、鍵盤シャーシ1の後端部(図
1では右端部)には、鍵取付部12が側壁リブ13によ
ってハンマー取付部9よりも高い位置に形成されてお
り、この鍵取付部12上には、各鍵2を上下方向に回動
自在に支持する鍵支持軸14が設けられている。なお、
側壁リブ13の後端下部には、鍵盤シャーシ1を楽器ケ
ースに取り付けるためのシャーシ取付部15が形成され
ている。
【0009】複数の鍵2は、鍵盤シャーシ1上に並列に
配置され、その各後端部が鍵取付部12上の鍵支持軸1
4に回動自在に取り付けられ、この鍵支持軸14を中心
に上下方向に回動するように構成されている。この場
合、各鍵2の中間部には、押鍵時にゴムスイッチ4を押
圧するためのスイッチ押圧部16が設けられており、こ
のスイッチ押圧部16の内部には中空部16aが形成さ
れている。また、各鍵2は、後述するハンマーアーム3
によって上方に付勢され、通常は各鍵2の前端部に垂設
されたL字状のストッパ片17が鍵盤シャーシ1の前板
部6の下面にそれぞれ設けられたフェルトなどの上限ス
トッパ18に当接することにより、所定の初期位置(上
限位置)に位置規制されている。なお、各鍵2は、その
先端部内に鍵盤シャーシ1の前板部6上のガイド部7が
挿入し、このガイド部7によって横振れが阻止されてい
る。
【0010】ゴムスイッチ4は、鍵盤シャーシ1のスイ
ッチ取付部10の下面に設けられたスイッチ基板19
と、このスイッチ基板19上に各鍵2と対応して設けら
れた膨出ゴム20とを備えている。これら膨出ゴム20
はその各上部がスイッチ取付部10の開口部10aを通
して上方に突出しており、各膨出ゴム20の内部にはそ
れぞれ第1、第2スイッチSW1、SW2が2組ずつ設
けられている。第1、第2スイッチSW1、SW2は、
それぞれスイッチ基板19上に設けられた固定接点と、
膨出ゴム20内に設けられた可動接点とからなり、可動
接点が固定接点に接離可能に離間対向した構成になって
いる。このゴムスイッチ4では、鍵2の押鍵時に膨出ゴ
ム20がスイッチ押圧部16により押圧されて弾性変形
したときに、第1、第2スイッチSW1、SW2が時間
差をおいて順次オン信号を出力し、また押鍵された鍵2
が初期位置に復帰する離鍵時に膨出ゴム20が弾性復帰
するときに、第1、第2スイッチSW1、SW2が時間
差をおいて上記と逆順で順次オフ信号を出力する。
【0011】ハンマーアーム3は、合成樹脂製のアーム
本体21と、このアーム本体21の下部に取り付けられ
た錘22と、アーム本体21の上端部に設けられた鍵当
接部23と、アーム本体21の下部先端に設けられたス
トッパ当接部24とを備え、鍵当接部23がスイッチ押
圧部16の中空部16a内に差し込まれた状態で、アー
ム本体21のほぼ中間部がハンマー支持軸11に上下方
向に回動自在に支持されている。この状態では、アーム
本体21の下部が鍵盤シャーシ1の開口部1bを通して
鍵取付部12の下側に配置され、その下部に設けられた
錘22の重量によって図1において時計回りに付勢さ
れ、これにより鍵当接部23が鍵2の内側下面に当接し
て鍵2を上方に付勢しているとともに、ストッパ当接部
24が鍵盤シャーシ1の後端部の側壁リブ13の下端に
設けられたフェルトなどの下限ストッパ25に当接して
所定の下限位置に位置規制されている。また、錘22の
重量に抗して鍵2が押鍵された際には、ハンマーアーム
3が鍵2にアクション荷重を付与し、ストッパ当接部2
4が鍵取付部12の下面に設けられたフェルトなどの上
限ストッパ26に当接して所定の上限位置に位置規制さ
れる。
【0012】照明部材5は、図1および図2に示すよう
に、鍵盤シャーシ1の前板部6上に取り付けられた取付
基板27と、この取付基板27上に各鍵2と対応して設
けられた発光ダイオード(発光素子)28とを備えてい
る。この場合、各発光ダイオード28は、印加される電
圧または電流に応じて輝度が変化する構造のもので、非
押鍵状態で各鍵2の下方に所定間隔Kだけ離れて配置さ
れ、鍵2の押鍵状態に応じて各鍵2がそれぞれ接近する
ように構成されている。また、各鍵2は、発光ダイオー
ド28からの光をある程度透過して各鍵2の前部(図1
では左部)の表面が光るように、顔料や光拡散剤が適宜
混入された透光性を有する合成樹脂によって形成されて
いる。なお、各鍵2として、図1および図2では、白鍵
のみについて述べたが、黒鍵も、その長さおよび高さが
白鍵と異なる以外は上記と同様に構成されている。
【0013】次に、このような電子鍵盤楽器の回路構成
について、図3のブロック図および図4のタイムチャー
トを参照して説明する。CPU30は、プログラムを実
行するための各種プログラムに従って電子鍵盤楽器のシ
ステム全体の動作を制御する中央演算処理装置であり、
各処理データや実行命令を一時保管するワーキングエリ
アを有している。このCPU30には、その入出力周辺
デバイスである操作パネル31、記憶部32、検出部3
3、発光部34、および楽音発生部35が接続されてお
り、それらの動作をCPU30が入出力プログラムに従
って制御する。この場合、操作パネル31は、演奏モー
ド、テンポ、リズム、音色などを指定する各種スイッチ
を備えており、演奏モードには、通常の演奏に応じて鍵
発光させる通常演奏モードと、予め記憶した演奏曲デー
タに基づいて鍵発光させるナビゲートモードとがある。
記憶部32は、予め複数の演奏曲データを記憶してい
る。
【0014】検出部33は、鍵盤シャーシ1に設けられ
たゴムスイッチ4からなり、鍵2が押鍵された際、図4
に示すように、ゴムスイッチ4の第1、第2スイッチS
W1、SW2が時間差をもってオン信号を出力し、また
押鍵された鍵2が初期位置に復帰する離鍵時に、図4に
示すように、ゴムスイッチ4の第2、第1スイッチSW
2、SW1が時間差をもってオフ信号を出力する。CP
U30は、第1、第2スイッチSW1、SW2からのオ
ン信号の時間差T1により、押鍵速度(押鍵強さ)を算
出し、この押鍵速度に応じたベロシティ信号の出力を指
示するとともに、第1、第2スイッチSW1、SW2か
らの各オン信号および各オフ信号に基づいて発光部34
に対する発光制御を指令する。発光部34は、各鍵2の
下方にそれぞれ対応して配置された発光ダイオード28
からなり、CPU30からの発光指令に基づいて指定さ
れた輝度で発光する。楽音発生部35は、CPU30か
らの発音指令に基づいて楽音データを発生し、この楽音
データに基づいて楽音をスピーカ36から放音させる。
【0015】次に、この電子鍵盤楽器の動作フローにつ
いて、図5および図6を参照して説明する。図5に示す
基本フローがスタートすると、操作パネル31による演
奏モード、テンポ、リズム、音色などの設定処理をする
(ステップS1)。この場合、演奏モードには、通常演
奏モードとナビゲートモードとがあり、そのいずれかが
操作パネル31により指定される。テンポ、リズム、音
色などにも、それぞれ複数の種類があり、それらのいず
れかが操作パネル31により指定される。この操作パネ
ル31による設定処理が行われると、演奏モードが通常
演奏モードであるか、ナビゲートモードであるかを判断
し(ステップS2)、通常演奏モードであれば通常演奏
の鍵発光制御処理を行い(ステップS3)、ナビゲート
モードであればナビゲート演奏の鍵発光制御処理を行う
(ステップS4)。
【0016】ステップS3の通常演奏の鍵発光制御処理
がスタートすると、図6に示すように、通常演奏モード
であるかを判断し(ステップS5)、通常演奏モードで
なければ基本フローに戻り、通常演奏モードであれば、
鍵2がハンマーアーム3の錘22の重量に抗して押鍵さ
れ、その押鍵された音高(n)の鍵2に対応する検出部
31の第1スイッチSW1がオンしたかを判断する(ス
テップS6)。このとき、第1スイッチSW1がオンし
ていなければ、ステップS5に戻って、第1スイッチS
W1がオンするまで待機する。そして、第1スイッチS
W1がオンしたときには、タイマTがカウントを開始し
(ステップS7)、押鍵された音高(n)の鍵2に対応
する発光部34の発光ダイオード28に電圧V1を印加
して発光ダイオード28を点灯させる(ステップS
8)。このときには、鍵2が発光ダイオード28の上方
に離れているので、高い電圧V1を印加し、発光ダイオ
ード28を高い輝度B1で点灯させて、鍵2を下方から
照明する。
【0017】この状態で、押鍵された音高(n)の鍵2
に対応する検出部31の第2スイッチSW2がオンした
かを判断する(ステップS9)。このとき、第2スイッ
チSW2がオンしていなければ、ステップS7に戻り、
第2スイッチSW2がオンするまで上記動作を継続す
る。そして、第2スイッチSW2がオンしたときには、
タイマTのカウントを停止し、そのタイマTのカウント
値T1を押鍵速度として検出し、このカウント値T1に
応じたベロシティ(音量)で押鍵された音高(n)の発
音を楽音発生部35に指示し、その楽音をスピーカ36
から放音させるとともに(ステップS10)、押鍵され
た音高(n)の鍵2に対応する発光部34の発光ダイオ
ード28に印加する電圧を電圧V1から電圧V2に切り
換える(ステップS11)。このときには、鍵2が発光
ダイオード28に接近しているので、前回の電圧V1よ
りも低い電圧V2(<V1)を印加させ、発光ダイオー
ド28を低い輝度B2(<B1)で点灯させて、鍵2を
下方から照明する。
【0018】このように、鍵2が押鍵されて第1スイッ
チSW1がオンしたときには、発光ダイオード28に高
い電圧V1を印加して発光ダイオード28を高い輝度B
1で点灯させ、第2スイッチSW2がオンしたときに
は、発光ダイオード28に低い電圧V2を印加して発光
ダイオード28を低い輝度B2で点灯させることによ
り、鍵2が発光ダイオード28から離れているときの鍵
2の照度と、鍵2が発光ダイオード28に接近している
ときの鍵2の照度とをほぼ一定にする。このため、鍵2
が発光ダイオード28から離れていても、また接近して
いても、いずれの押鍵状態においても、ほぼ均一な輝度
で鍵2が光ることになる。
【0019】そして、押鍵された鍵2がハンマーアーム
3の錘22の重量により初期位置に復帰する離鍵時に
は、復帰する音高(n)の鍵2に対応する第2スイッチ
SW2がオフであるかを判断し(ステップS12)、オ
フでなければ、オフになるまで発光ダイオード28に低
い電圧V2を継続して印加し、第2スイッチSW2がオ
フになると、その音高(n)の鍵2に対応する発光ダイ
オード28に印加する電圧を電圧V2から電圧V1に切
り換える(ステップS13)。このときには、鍵2が発
光ダイオード28の上方に離れるので、発光ダイオード
28に高い電圧V1を印加し、発光ダイオード28を高
い輝度B1で点灯させて、鍵2を下方から照明する。こ
れにより、鍵2が発光ダイオード28に接近していて
も、また離れても、いずれの離鍵状態においても、鍵2
の照度がほぼ一定となり、ほぼ均一な輝度で鍵2が光る
ことになる。
【0020】この状態で、復帰する鍵2に対応する第1
スイッチSW1がオフであるかを判断し(ステップS1
4)、オフでなければ、オフになるまで発光ダイオード
28を高い輝度B1で継続して点灯させ、オフになる
と、タイマTをリセットし(ステップS15)、発音中
の音高(n)の楽音を消音させ(ステップS16)、そ
の音高(n)に対応する発光ダイオード28への電圧印
加を停止して発光ダイオード28を消灯させる(ステッ
プS17)。この後、基本フローに戻り、上述した動作
を押鍵された各鍵2ごとに順次繰り返す。
【0021】なお、図5の基本フローで、ナビゲートモ
ードが指定されると、ステップS4のナビゲート演奏の
鍵発光制御処理を実行する。このときには、記憶部32
から選択指定された演奏曲データを読み出し、この演奏
曲データに基づいて押鍵すべき音高(n1)の鍵2に対
応する発光ダイオード28を高い輝度B1で点灯させ、
その鍵2を光らせるとともに、次に押鍵すべき音高(n
2)の鍵2に対応する発光ダイオード28を点滅させ、
その鍵2を点滅状態で光らせる。そして、点灯した音高
(n1)の鍵2が押鍵されると、通常演奏モードと同
様、検出部33の第1、第2スイッチSW1、SW2の
オン信号に基づいたベロシティ(音量)で、押鍵された
音高(n1)の楽音を放音するとともに、押鍵された音
高(n1)の鍵2に対応する発光ダイオード28に印加
する電圧を電圧V1から電圧V2に切り換え、発光ダイ
オード28を低い輝度B2で点灯させて、鍵2を照明す
る。また、離鍵時においても、通常演奏モードと同様、
発光ダイオード28を低い輝度B2から高い輝度B1に
切り換えて点灯させ、この後、発光ダイオード28を消
灯させて消音する。
【0022】このように、この電子鍵盤楽器によれば、
鍵2の押鍵状態を検出部33の第1、第2スイッチSW
1、SW2で検出し、その検出信号に基づいてCPU3
0が押鍵された鍵2に対応する発光ダイオード28に印
加する電圧を制御することにより、発光ダイオード28
の輝度を制御し、押鍵時に鍵2が発光ダイオード28に
接近しても、また離鍵時に鍵2が発光ダイオード28か
ら離れても、発光ダイオード28による鍵2の照度をほ
ぼ一定にすることができ、これにより押鍵状態に応じて
ほぼ均一な輝度で鍵2を光らせることができる。この場
合、検出部33として、押鍵された鍵2の押鍵速度(押
鍵強さ)を検出するゴムスイッチ4を用い、このゴムス
イッチ4のスイッチ信号を兼用して発光ダイオード28
の輝度を制御しているので、部品点数の増大を防ぐこと
ができ、これにより構造の簡素化および組立て作業の簡
略化を図ることができる。
【0023】[第2実施形態]次に、図7〜図9を参照
して、この発明の電子鍵盤楽器の第2実施形態について
説明する。なお、図1〜図6に示された第1実施形態と
同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。こ
の電子鍵盤楽器は、検出部33のゴムスイッチ4に代え
て、鍵盤シャーシ1上に鍵2の発光ダイオード28に対
する位置を検出する距離センサ40を各鍵2に対応させ
て設け、これら距離センサ40で検出した検出データに
基づいて発光ダイオード28の発光状態およびベロシテ
ィの両方を制御するように構成されており、これら以外
は第1実施形態と同じ構成になっている。すなわち、距
離センサ40は、例えば、発光素子と受光素子とからな
る光センサ、発信素子と受信素子とかなる超音波セン
サ、磁力を検出する磁気センサなどからなり、図7に示
すように、鍵盤シャーシ1の中間部分に位置する中板部
8上に各鍵2に対応して設けられ、鍵2の内面の所定箇
所の高さを検出することにより、発光ダイオード28に
対する鍵2の位置、つまり発光ダイオード28と鍵2と
の距離Kaを検出するように構成されている。
【0024】CPU30は、鍵2の初期状態における鍵
2の高さ、つまり初期状態における発光ダイオード28
と鍵2との距離Kを基準値として設定し、この距離Kの
基準値に最も近い値を近地点K1として設定し、最も遠
い値を遠地点K2として設定し、鍵2が押鍵されたとき
に、図8に示すように、距離センサ40の測定値Kaが
近地点K1から遠地点K2の値になるまでの時間T1を
測定して押鍵速度(押鍵強さ)を算出し、この押鍵速度
に応じたベロシティ信号の出力を指示する。また、この
CPU30は、押鍵時に距離センサ40の測定値Kaが
近地点K1とほぼ同じ値のときに、発光ダイオード28
に高い電圧V1を印加させて発光ダイオード28を高い
輝度B1で点灯させ、また距離センサ40の測定値Ka
が近地点K1から遠地点K2の値になるまでの間は、押
鍵速度に応じて発光ダイオード28に印加する電圧を高
い電圧V1から徐々に低い電圧V2になるように比例的
に制御し、発光ダイオード28を高い輝度B1から次第
に低い輝度B2になるように制御する。なお、CPU3
0は、押鍵された鍵2が初期位置に復帰する離鍵時に、
距離センサ40の測定値Kaが遠地点K2から近地点K
1の値になるまでの間、その鍵速度に応じて発光ダイオ
ード28に印加する電圧を高い電圧V2から徐々に低い
電圧V1になるように比例的に制御し、発光ダイオード
28を低い輝度B2から次第に高い輝度B1になるよう
に制御する。
【0025】次に、この電子鍵盤楽器における通常演奏
の鍵発光制御処理について、図9を参照して説明する。
この通常演奏の鍵発光制御処理がスタートすると、通常
演奏モードであるかを判断する(ステップS20)。こ
のとき、通常演奏モードでなければ基本フローに戻り、
通常演奏モードであれば、鍵2が押鍵され、その押鍵さ
れた音高(n)の鍵2とこれに対応する発光ダイオード
28との距離を距離センサ40で測定し(ステップS2
1)、その測定値Kaが初期状態の距離Kに近い値(K
a≒K)、つまり近地点K1と同じ値(Ka=K1)で
あるかを判断する(ステップS22)。このとき、距離
センサ40の測定値Kaが近地点K1と同じ値でなけれ
ば、ステップS21に戻って近地点K1と同じ値になる
まで待機する。そして、距離センサ40の測定値Kaが
近地点K1と同じ値になると、タイマTがカウントを開
始し(ステップS23)、押鍵された音高(n)の鍵2
に対応する発光ダイオード28に電圧V1を印加して、
発光ダイオード28を高い輝度B1で点灯させ、鍵2を
下方から照明する。
【0026】この状態で、距離センサ40の測定値Ka
が近地点K1と遠地点K2との間の値(K1≦Ka<K
2)であるかを判断する(ステップS24)。このと
き、距離センサ40の測定値Kaが近地点K1と遠地点
K2との間の値でなければ、ステップS21に戻って上
記動作を繰り返す。距離センサ40の測定値Kaが近地
点K1と遠地点K2との間の値であれば、距離センサ4
0の測定値Kaに応じた電圧Va(V1≧Va>V2)
を高い電圧V1から徐々に低い電圧V2になるように選
択し(ステップS25)、この選択した電圧Vaを発光
ダイオード28に印加し、発光ダイオード28の輝度B
a(B1≧Ba>B2)を高い輝度B1から徐々に低い
輝度B2になるように制御して、発光ダイオード28を
点灯させ、鍵2を下方から照明する(ステップS2
6)。この後、距離センサ40の測定値Kaが遠地点K
2とほぼ同じ値(Ka≒K2)であるかを判断する(ス
テップS27)。このとき、測定値Kaが遠地点K2と
ほぼ同じ値でなければ、ステップS21に戻ってほぼ同
じ値になるまで上記動作を繰り返し、ほぼ同じ値になる
と、タイマTのカウントを停止し、そのカウント値T1
に応じたベロシティで押鍵された音高(n)の発音を指
示し(ステップS28)、その音高(n)の鍵2に対応
する発光ダイオード28に電圧V2を印加して、発光ダ
イオード28を低い輝度B2で点灯させ、鍵2を下方か
ら照明する(ステップS29)。
【0027】このように、鍵2が押鍵され、その鍵2と
これに対応する発光ダイオード28との距離を距離セン
サ40で測定し、その測定値Kaが近地点K1と同じ値
になってから遠地点K2とほぼ同じ値になるまでの間、
距離センサ40の測定値Kaに応じた電圧Vaを高い電
圧V1から徐々に低い電圧V2になるように比例的に選
択し、この選択した電圧Vaを発光ダイオード28に印
加して、発光ダイオード28の輝度Baを高い輝度B1
から徐々に低い輝度B2になるように制御していること
により、押鍵時に鍵2が発光ダイオード28に徐々に接
近しているときの鍵2の照度が常に一定となる。このた
め、鍵2が発光ダイオード28から離れた位置から徐々
に接近しても、常に均一な輝度で鍵2が光ることにな
る。
【0028】そして、押鍵された鍵2が初期位置に復帰
する離鍵時のときにも、押鍵された音高(n)の鍵2と
これに対応する発光ダイオード28との距離を距離セン
サ40で測定し(ステップS30)、その測定値Kaに
応じた電圧Va(V1>Va≧V2)を低い電圧V2か
ら徐々に高い電圧V1になるように選択し(ステップS
31)、この選択した電圧Vaを発光ダイオード28に
印加して、発光ダイオード28の輝度Ba(B1>Ba
≧B2)を低い輝度B2から徐々に高い輝度B1になる
ように制御して、発光ダイオード28を点灯させ、鍵2
を下方から照明する(ステップS32)。そして、距離
センサ40の測定値Kaが近地点K1とほぼ同じ値(K
a≒K1)であるかを判断し(ステップS33)、ほぼ
同じ値でなければ、ステップS30に戻り、ほぼ同じ値
になるまで上記動作を繰り返す。距離センサ40の測定
値Kaが近地点K1とほぼ同じ値になると、タイマTを
リセットし(ステップS34)、発音中の音高(n)の
楽音を消音させ(ステップS35)、その音高(n)に
対応する発光ダイオード28への電圧印加を停止して発
光ダイオード28を消灯させる(ステップS36)。こ
の後、基本フローに戻り、上述した動作を押鍵された各
鍵2ごとに順次繰り返す。
【0029】このように、この電子鍵盤楽器によれば、
押鍵時に鍵2と発光ダイオード28との距離を距離セン
サ40で測定しているので、鍵2の押鍵状態を精度良く
測定することができ、この距離センサ40の測定値Ka
に応じてCPU30がその鍵2に対応する発光ダイオー
ド28に印加する電圧Vaを制御し、発光ダイオード2
8の輝度Baを制御しているので、押鍵時に鍵2が発光
ダイオード28に徐々に接近しても、また離鍵時に鍵2
が発光ダイオード28から徐々に離れても、発光ダイオ
ード28による鍵2の照度を常に一定に保つことがで
き、これにより押鍵状態に応じて鍵2の光り具合が変化
せず、常に均一な輝度で鍵2を光らせることができる。
【0030】[第3実施形態]次に、図10および図1
1を参照して、この発明の電子鍵盤楽器の第3実施形態
について説明する。この場合にも、図1〜図6に示され
た第1実施形態と同一部分には同一符号を付し、その説
明は省略する。この電子鍵盤楽器は、ナビゲートモード
における鍵発光制御処理が第1実施形態と異なり、これ
以外は第1実施形態と同じ構成になっている。このナビ
ゲートモードでは、選択指定された演奏曲データを記憶
部32から読み出し、この演奏曲データに基づいて押鍵
すべき音高(n1)の鍵2に対応する発光ダイオード2
8を点灯させ、その鍵2を光らせるとともに、次に押鍵
すべき音高(n2)の鍵2に対応する発光ダイオード2
8を点滅させ、その鍵2を点滅状態で光らせることによ
り、押鍵すべき鍵2を順次指示してナビゲートする。こ
の場合、検出部33のゴムスイッチ4は、押鍵すべき鍵
2が押鍵された際、図10に示すように、第1、第2ス
イッチSW1、SW2が時間差をもってオン信号を出力
する。CPU30は、第1、第2スイッチSW1、SW
2からのオン信号の時間差により、押鍵速度を算出し、
この押鍵速度に応じたベロシティ信号の出力を指示する
とともに、第1、第2スイッチSW1、SW2からの各
オン信号に基づいて発光部34に対する発光制御を指令
する。
【0031】次に、この電子鍵盤楽器におけるナビゲー
ト演奏の鍵発光制御処理について説明する。このナビゲ
ート演奏の鍵発光制御処理がスタートすると、図11に
示すように、まず、ナビゲートモードが選択されている
かを判断し(ステップS40)、ナビゲートモードでな
ければ、基本フローに戻り、ナビゲートモードであれ
ば、ナビゲート用の演奏曲データを操作パネル31で選
択指定し(ステップS41)、この選択されたナビゲー
ト用の演奏曲データを再生する再生用スイッチがオンさ
れたかを判断する(ステップS42)。このとき、再生
用スイッチがオンしていなければ、基本フローに戻り、
オンされるまで待機し、オンされると、選択された演奏
曲データを記憶部32から読み出す(ステップS4
3)。
【0032】そして、読み出した演奏曲データのうちか
ら今回押鍵すべき音高(n1)の鍵2に対応する発光ダ
イオード28に電圧V1を印加して、発光ダイオード2
8を高い輝度B1で点灯させるとともに、次回押鍵すべ
き音高(n2)の鍵2に対応する発光ダイオード28に
電圧V1を間歇的に印加して、発光ダイオード28を高
い輝度B1で点滅させる(ステップS44)。この状態
で、今回押鍵すべき音高(n1)の鍵2に対応するゴム
スイッチ4の第1、第2スイッチSW1、SW2がオフ
状態であるかを判断し(ステップS45)、オフ状態で
あれば、今回押鍵すべき音高(n1)の鍵2に対応する
発光ダイオード28に引き続き電圧V1を印加して、そ
の発光ダイオード28を高い輝度B1で点灯させ(ステ
ップS46)、今回押鍵すべき音高(n1)の鍵2に対
応する第1スイッチSW1がオンしたかを判断する(ス
テップS47)。なお、ステップS45で第1、第2ス
イッチSW1、SW2がオフ状態でなければ、ステップ
S47に進んで、第1スイッチSW1がオンしたかを判
断する。
【0033】このステップS47で第1スイッチSW1
がオンしていなければ、ステップS44に戻って、上記
動作を繰り返し、第1スイッチSW1がオンすると、今
回押鍵すべき音高(n1)の鍵2に対応する発光ダイオ
ード28に低い電圧V2(<V1)を印加して、その発
光ダイオード28を中間の輝度B2(<B1)で点灯さ
せ(ステップS48)、更に今回押鍵すべき音高(n
1)の鍵2に対応する第2スイッチSW2がオンしたか
を判断する(ステップS49)。このとき、第2スイッ
チSW2がオンしていなければ、ステップS44に戻っ
て、上記動作を繰り返し、第2スイッチSW2がオンす
ると、今回押鍵すべき音高(n1)の鍵2に対応する発
光ダイオード28に更に低い電圧V3(<V2<V1)
を印加して、その発光ダイオード28を更に低い輝度B
3(<B2<B1)で点灯させ(ステップS50)、今
回押鍵すべき音高(n1)の鍵2の音高データの発音を
指示して楽音を放音させる(ステップS51)。
【0034】そして、今回押鍵すべき音高(n1)の鍵
2の音高データの発音が開始されてから所定時間経過し
たかを判断し(ステップS52)、所定時間経過してい
なければ、ステップS44に戻って、上記動作を繰り返
し、所定時間経過すると、押鍵された音高(n1)の鍵
2に対応する発光ダイオード28への電圧印加を停止さ
せ、その発光ダイオード28を消灯させ(ステップS5
3)、発音中の音高データの楽音を消音させる(ステッ
プS54)。この後、演奏曲データの再生ステップを1
つ歩進させ(ステップS55)、前回点滅されていた音
高(n2)の発光ダイオード28を点灯させて、押鍵す
べき音高(n2)の鍵2として照明し、次回の押鍵すべ
き音高(n3)の鍵2に対応する発光ダイオード28を
点滅させる。この状態で、ステップS44に戻り、上記
動作を繰り返し、押鍵すべき音高(n2)の鍵2が押鍵
されて、その押鍵された鍵2の音高データの楽音を放音
させる。そして、これらの動作を演奏曲データのすべて
の音高データについて行い、演奏曲データが終了したか
を判断し(ステップS56)、演奏曲データが終了して
いなければ、残りの各音高データについてステップS4
4からの動作を繰り返し、すべての音高データの楽音が
放音されて演奏曲データが終了すれば、このフローを終
了する。
【0035】このように、この電子鍵盤楽器では、押鍵
すべき鍵2を順次指示するナビゲートモードのときに、
CPU30が記憶部32に記憶された演奏曲データを読
み出して、その演奏曲データに基づいて押鍵すべき音高
(n1)の鍵2に対応する発光ダイオード28を点灯さ
せるとともに、次に押鍵すべき音高(n2)の鍵2に対
応する発光ダイオード28を点滅させるので、押鍵すべ
き音高(n1)の鍵2および次に押鍵すべき音高(n
2)の鍵2を順次光らせて指示することができ、これに
より良好にナビゲートすることができる。この場合、押
鍵すべき鍵2に対応するゴムスイッチ4の第1、第2ス
イッチSW1、SW2のオン信号に基づいて、CPU3
0が発光ダイオード28に印加する電圧を段階的に制御
して、発光ダイオード28の輝度を次第に低くなるよう
に変化させているので、押鍵すべき鍵2が押鍵された
際、鍵2が発光ダイオード28に接近しても、発光ダイ
オード28による鍵2の照度をほぼ一定にすることがで
き、これにより第1実施形態と同様、押鍵状態に応じて
ほぼ均一な輝度で鍵2を光らせることができる。
【0036】なお、上記第3実施形態では、ステップS
52で押鍵すべき鍵2の音高データの発音が開始されて
から所定時間経過したかを判断し、所定時間経過したと
きに、ステップS53で押鍵された鍵2に対応する発光
ダイオード28への電圧印加を停止させて、その発光ダ
イオード28を消灯させ、ステップS54で発音中の音
高データの楽音を消音させているが、これに限らず、例
えば、押鍵すべき鍵2の音高データの発音中にその鍵2
が初期位置に復帰する際、ゴムスイッチ4の第2スイッ
チSW2のオフ状態、および第1スイッチSW1のオフ
状態に基づいて、発光ダイオード28への電圧印加を段
階的に切り換えるように制御し、発光ダイオード28の
輝度を次第に高くさせるように変化させた後に、消灯さ
せて発音中の音高データの楽音を消音させるようにして
も良い。
【0037】[第4実施形態]次に、図12および図1
3を参照して、この発明の電子鍵盤楽器の第4実施形態
について説明する。この場合には、図7〜図9に示され
た第2実施形態と同一部分には同一符号を付し、その説
明は省略する。この電子鍵盤楽器は、第2実施形態と同
様、検出部33のゴムスイッチ4に代えて、距離センサ
40を用いた構成で、かつナビゲートモードにおける鍵
発光制御処理が第2実施形態と異なり、これら以外は第
2実施形態と同じ構成になっている。この場合、距離セ
ンサ40は、第2実施形態と同様、光センサ、超音波セ
ンサ、磁気センサなどからなり、鍵盤シャーシ1の中間
部分に位置する中板部8上に各鍵2に対応して設けら
れ、鍵2の内面の所定箇所の高さを検出することによ
り、発光ダイオード28と鍵2との距離Kaを検出する
ように構成されている。
【0038】CPU30は、鍵2の初期状態における鍵
2の高さ、つまり初期状態における発光ダイオード28
と鍵2との距離Kを基準値として設定し、この距離Kの
基準値に最も近い値を近地点K1として設定し、最も遠
い値を遠地点K2として設定し、鍵2が押鍵されたとき
に、図12に示すように、距離センサ40の測定値Ka
が近地点K1から遠地点K2の値になるまでの時間T1
を測定して押鍵速度(押鍵強さ)を算出し、この押鍵速
度に応じたベロシティ信号の出力を指示する。また、こ
のCPU30は、押鍵時に距離センサ40の測定値Ka
が近地点K1と同じ値になるまで、発光ダイオード28
に高い電圧V1を印加させて発光ダイオード28を高い
輝度B1で点灯させ、また距離センサ40の測定値Ka
が近地点K1から遠地点K2と同じ値になるまでの間
は、押鍵速度に応じて発光ダイオード28に印加する電
圧を高い電圧V1から徐々に低い電圧V3になるように
比例的に制御し、発光ダイオード28を高い輝度B1か
ら次第に低い輝度B3になるように制御する。
【0039】次に、この電子鍵盤楽器におけるナビゲー
ト演奏の鍵発光制御処理について説明する。このナビゲ
ート演奏の鍵発光制御処理がスタートすると、図13に
示すように、まず、ナビゲートモードであるかを判断し
(ステップS60)、ナビゲートモードでなければ、基
本フローに戻り、ナビゲートモードであれば、ナビゲー
ト演奏曲を操作パネル31で選択指定し(ステップS6
1)、選択されたナビゲート演奏曲を再生する再生用ス
イッチがオンされたかを判断する(ステップS62)。
このとき、再生用スイッチがオンされていなければ、基
本フローに戻り、オンされるまで待機し、オンされる
と、選択された演奏曲データを記憶部32から読み出す
(ステップS63)。
【0040】そして、読み出した演奏曲データのうちか
ら今回押鍵すべき音高(n1)の鍵2に対応する発光ダ
イオード28に電圧V1を印加して、発光ダイオード2
8を高い輝度B1で点灯させるとともに、次回押鍵すべ
き音高(n2)の鍵2に対応する発光ダイオード28に
電圧V1を間歇的に印加して、発光ダイオード28を高
い輝度B1で点滅させる(ステップS64)。この状態
で、今回押鍵すべき音高(n1)の鍵2に対応する距離
センサ40によりその鍵2とこれに対応する発光ダイオ
ード28との距離Kaを測定し(ステップS65)、そ
の測定値Kaが近地点K1と同じ値であるかを判断する
(ステップS66)。このとき、測定値Kaが近地点K
1と同じ値でなければ、今回押鍵すべき音高(n1)の
鍵2に対応する発光ダイオード28に引き続き電圧V1
を印加して、その発光ダイオード28を高い輝度B1で
点灯させて(ステップS67)、ステップS64に戻っ
て上記動作を繰り返す。測定値Kaが近地点K1と同じ
値であれば、距離センサ40の測定値Kaに応じた電圧
Va(V1≧Va>V3)を高い電圧V1から徐々に低
い電圧V3になるように選択して発光ダイオード28に
印加し、この発光ダイオード28の輝度Ba(B1≧B
a>B2)を高い輝度B1から徐々に低い輝度B2にな
るように比例的に制御して、発光ダイオード28を点灯
させ、鍵2を照明し(ステップS68)、今回押鍵すべ
き音高(n1)の鍵2の音高データの楽音をその押鍵速
度に応じたベロシティで発音を指示する(ステップS6
9)。
【0041】この状態で、今回押鍵すべき音高(n1)
の鍵2の音高データの発音が開始されて所定時間経過し
たかを判断し(ステップS70)、所定時間経過してい
なければ、ステップS64に戻って、上記動作を繰り返
し、所定時間経過すると、押鍵された音高(n1)の鍵
2に対応する発光ダイオード28への電圧印加を停止さ
せて、その発光ダイオード28を消灯させ(ステップS
71)、発音中の音高データの楽音を消音させる(ステ
ップS72)。この後、演奏曲データの再生ステップを
1つ歩進させ(ステップS73)、前回点滅されていた
音高(n2)の発光ダイオード28を点灯させて、押鍵
すべき音高(n2)の鍵2として照明し、次回の押鍵す
べき音高(n3)の鍵2に対応する発光ダイオード28
を点滅させる。この状態で、ステップS64からの動作
を繰り返し、押鍵すべき音高(n2)の鍵2が押鍵さ
れ、その押鍵された鍵2の音高データの楽音を放音させ
る。この動作を演奏曲データのすべての音高データにつ
いて行い、演奏曲データが終了したかを判断し(ステッ
プS74)、演奏曲データが終了していなければ、残り
の各音高データについてステップS64からの動作を繰
り返し、演奏曲データが終了していれば、距離センサ4
0の測定値Kaをすべてクリアして(ステップS7
5)、このフローを終了する。
【0042】このように、この電子鍵盤楽器では、押鍵
すべき鍵2を順次指示するナビゲートモードのときに、
CPU30が記憶部32に記憶された演奏曲データを読
み出して、その演奏曲データに基づいて押鍵すべき音高
(n1)の鍵2に対応する発光ダイオード28を点灯さ
せるとともに、次に押鍵すべき音高(n2)の鍵2に対
応する発光ダイオード28を点滅させるので、押鍵すべ
き音高(n1)の鍵2および次に押鍵すべき音高(n
2)の鍵2を順次光らせて指示することができ、これに
より良好にナビゲートすることができる。この場合、距
離センサ40により押鍵すべき鍵2とこれに対応する発
光ダイオード28との距離を測定し、その測定値に基づ
いてCPU30が発光ダイオード28に印加する電圧V
aを制御して、発光ダイオード28の輝度Baを制御す
るので、押鍵すべき鍵2が押鍵された際、鍵2が発光ダ
イオード28に徐々に接近しても、発光ダイオード28
による鍵2の照度を常に一定に保つことができ、これに
より第2実施形態と同様、押鍵状態に応じて鍵2の光り
具合が変化せず、常に均一な輝度で鍵2を光らせること
ができる。
【0043】なお、上記第4実施形態では、ステップS
70で押鍵すべき鍵2の音高データの発音が開始されて
から所定時間経過したかを判断し、所定時間経過したと
きに、ステップS71で押鍵された鍵2に対応する発光
ダイオード28への電圧印加を停止させて、その発光ダ
イオード28を消灯させ、ステップS72で発音中の音
高データの楽音を消音させているが、これに限らず、例
えば、押鍵すべき鍵2の音高データの発音中にその鍵2
が初期位置に復帰する際、距離センサ40により鍵2と
発光ダイオード28との距離を測定し、その測定値に基
づいて発光ダイオード28への電圧印加を制御し、発光
ダイオード28の輝度を変化させた後に、消灯させて発
音中の音高データの楽音を消音させるようにしても良
い。
【0044】また、上記第1〜第4実施形態では、各鍵
2に対応させてハンマーアーム3をそれぞれ設け、これ
らハンマーアーム3により押鍵時に鍵2にアクション荷
重を付与する電子鍵盤楽器について述べてが、これに限
らず、各鍵2と鍵盤シャーシ1との間にコイルばねをそ
れぞれ設け、これらコイルばねで各鍵2を初期位置に復
帰させるようにした電子鍵盤楽器にも適用できる。ま
た、これに限らず、各鍵2の後端部にそれぞれ薄肉部を
形成し、これら薄肉部をヒンジ部として共通の連結部に
連結形成することにより、各鍵2を一体に形成し、この
状態で鍵盤シャーシ上に一体に組み付けた一体鍵構造の
簡易型の電子鍵盤楽器にも適用することができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、鍵の押鍵状態を検出手段で検出し、その検出信号に
基づいて発光制御手段が押鍵された鍵に対応する発光素
子の輝度を制御するので、押鍵時に鍵が発光素子に接近
しても、また離鍵時に鍵が発光素子から離れても、発光
素子による鍵の照度をほぼ一定にすることができ、これ
により押鍵状態に応じてほぼ均一な輝度で鍵を光らせる
ことができる。この場合、検出手段が、鍵の押鍵操作に
応じて第1、第2スイッチが順次スイッチ信号を出力す
るスイッチ部材であれば、押鍵された鍵の発光素子に対
する位置を検出することができ、その鍵の発光素子に対
する位置に応じて発光素子の輝度を制御することができ
る。また、検出手段が、互いに対応する鍵と発光素子と
の距離を測定する距離センサであれば、鍵と発光素子と
の距離に応じて発光素子の輝度を制御することができ、
常に均一な輝度で鍵を光らせることができる。さらに、
発光制御手段が、通常の演奏を行う通常演奏モードのと
きに、押鍵された鍵に対応する発光素子の輝度を検出手
段からの検出信号に基づいて制御することにより、通常
演奏を視覚によっても楽しむことができる。また、発光
制御手段が、押鍵すべき鍵を指示するナビゲートモード
のときに、押鍵すべき鍵に対応する発光素子を点灯さ
せ、かつその輝度を検出手段からの検出信号に基づいて
制御するとともに、次に押鍵すべき鍵に対応する発光素
子を点滅させることにより、押鍵すべき鍵および次に押
鍵すべき鍵を順次光らせて指示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の電子鍵盤楽器の第1実施形態におけ
る非押鍵状態を示した断面図。
【図2】図1の電子鍵盤楽器の押鍵状態を示した断面
図。
【図3】図1の電子鍵盤楽器の回路構成を示したブロッ
ク図。
【図4】図1の電子鍵盤楽器のタイムチャートを示した
図。
【図5】図3の電子鍵盤楽器の基本フローを示した図。
【図6】図5の通常演奏の鍵発光制御処理の動作フロー
を示した図。
【図7】この発明の電子鍵盤楽器の第2実施形態を示し
た断面図。
【図8】図7の電子鍵盤楽器のタイムチャートを示した
図。
【図9】図7の電子鍵盤楽器における通常演奏の鍵発光
制御処理の動作フローを示した図。
【図10】この発明の電子鍵盤楽器の第3実施形態にお
けるタイムチャートを示した図。
【図11】図10の電子鍵盤楽器におけるナビゲート演
奏の鍵発光制御処理の動作フローを示した図。
【図12】この発明の電子鍵盤楽器の第4実施形態にお
けるタイムチャートを示した図。
【図13】図12の電子鍵盤楽器におけるナビゲート演
奏の鍵発光制御処理の動作フローを示した図。
【符号の説明】
1 鍵盤シャーシ 2 鍵 4 ゴムスイッチ 28 発光ダイオード 30 CPU 33 検出部 34 発光部 40 距離センサ SW1 第1スイッチ SW2 第2スイッチ Ka 距離センサの測定値 K1 近地点 K2 遠地点 B1 高い輝度 B2 低い輝度

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鍵盤シャーシと、 この鍵盤シャーシ上に上下方向に回動自在に配置された
    複数の鍵と、 前記鍵盤シャーシ上に前記複数の鍵それぞれに対応して
    配置された複数の発光素子と、 前記複数の鍵の押鍵状態をそれぞれ検出する検出手段
    と、 この検出手段で検出された検出信号に基づいて前記押鍵
    された鍵に対応する前記発光素子の輝度を制御する発光
    制御手段とを備えたことを特徴とする電子鍵盤楽器。
  2. 【請求項2】前記検出手段は、前記鍵の押鍵操作に応じ
    て第1、第2スイッチが順次スイッチ信号を出力するス
    イッチ部材であることを特徴とする請求項1記載の電子
    鍵盤楽器。
  3. 【請求項3】前記検出手段は、互いに対応する前記鍵と
    前記発光素子との距離を測定する距離センサであること
    を特徴とする請求項1記載の電子鍵盤楽器。
  4. 【請求項4】前記発光制御手段は、通常の演奏を行う通
    常演奏モードのときに、押鍵された鍵に対応する前記発
    光素子の輝度を前記検出手段からの検出信号に基づいて
    制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載
    の電子鍵盤楽器。
  5. 【請求項5】前記発光制御手段は、押鍵すべき鍵を順次
    指示するナビゲートモードのときに、押鍵すべき鍵に対
    応する前記発光素子を点灯させ、かつその輝度を前記検
    出手段からの検出信号に基づいて制御するとともに、次
    に押鍵すべき鍵に対応する前記発光素子を点滅させるこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の電子鍵盤
    楽器。
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