JP3543680B2 - 演奏ガイド付き電子鍵盤楽器 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、使用していないときに光や音によるデモンストレーションを自動的に行うようにした電子鍵盤楽器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子鍵盤楽器においては、鍵盤操作子の並びに従って音階通りの音高を発音する通常の演奏を行うことができるが、これに加えて、記録手段から読み出された自動演奏データにより自動演奏するようにした電子鍵盤楽器が知られている。また、自動演奏データに応じて操作すべき鍵盤の位置をガイドランプにより点灯表示させて、ガイドランプの指示通りに鍵盤を押鍵操作することによりその曲を演奏できるようにした演奏ガイド付き電子鍵盤楽器も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のガイド付き電子鍵盤楽器において楽器のデモンストレーションを行うときには、自動演奏が行われてその演奏音が発音されるのが一般的である。この際に、自動演奏データに従ってガイドランプにより鍵盤位置を点灯表示させていくこともできるが、自動演奏音に応じた点灯制御とされるため、そのデモンストレーション態様が単純であり面白味に欠けるものであった。また、デモンストレーションする環境によっては自動演奏音が邪魔になることがあり、このような際にはデモンストレーションを実行することに支障を与えるおそれがあった。
【0004】
そこで、本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、面白みに富んだデモンストレーションを行うことのできる演奏ガイド付き電子鍵盤楽器を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の演奏ガイド付き電子鍵盤楽器は、操作すべき鍵盤の位置を少なくともガイドランプによりガイドする演奏ガイド付き電子鍵盤楽器であって、前記鍵盤および操作子からの入力が一定時間ないことを検出した時に、前記鍵盤を操作して演奏を行う演奏モードあるいは伴奏パターンが自動的に演奏される伴奏モードからデモンストレーションモードとするモード設定手段と、該モード設定手段によりデモンストレーションモードとされた際に、記録手段から自動演奏データを読み出し、読み出した自動演奏データに従ってガイドランプを点灯制御する制御手段と、デモンストレーションモードに設定されている時に、電子鍵盤楽器への入力が検出された際に、デモンストレーションモードを解除する解除手段とを備え、電源が商用電源あるいは電池とされており、電池駆動時には前記デモンストレーションモードに設定されることを禁止している。
【0007】
このような本発明によれば、記録手段に記録されている複数の自動演奏データのいずれかによりガイドランプを点灯制御するデモンストレーションを行うことができるので、読み出される自動演奏データが異なればガイドランプの点灯態様が異なるようになり、見ている人を長時間飽きさせることがないデモンストレーションとすることができる。
また、デモンストレーション時に自動演奏データによる自動演奏音は発音されないため、他の楽器や曲が演奏されている際でも邪魔になることがない。
さらに、電源が投入されていて一定時間が経過したときにデモンストレーションが開始されるため、電源が投入されていることを知ることができ、電源の切り忘れを防止することができる。
さらにまた、デモンストレーションが行われているときに、鍵盤や操作子を操作することでデモンストレーションが直ちに停止されるため、楽器としての存在感を持たせることができるようになる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明のガイド付き電子鍵盤楽器の実施の形態にかかる一構成例の外観を図1に示す。
図1において、電子鍵盤楽器1は、電子鍵盤楽器1に備えられた演奏操作子である複数の白鍵および黒鍵からなる鍵盤2と、この鍵盤2の基端部に設けられて、操作すべき鍵を光で照射すると共に、その音名を発光表示する音名/鍵盤ガイドランプ3を備えている。この音名/鍵盤ガイドランプ3は十分な光量の光源が内蔵されており、この光源を発光させることにより操作すべき鍵のみが照射されると共にその音名が発光表示される。また、五線譜上に音符を表示して操作すべき鍵をガイドする音符表示ガイドや、操作すべき鍵の運指を指を強調表示してガイドする運指表示ガイドの表示がされるパネルの上面に設けられた表示器4と、操作された鍵に基づいた楽音や自動演奏される楽音を発音する楽音演奏用の左スピーカー5a,右スピーカ5bとを備えている。さらに、デモンストレーションモードである光デモモードと音デモモードをそれぞれオン/オフするデモンストレーションスイッチ、演奏モードを通常演奏モードあるいはサウンドエフェクトモードに切り換えるソングスイッチや、伴奏モードをオン/オフする伴奏スイッチ、演奏ガイドの切り換え指示を設定する複数の設定ボタンからなる操作パネル7がパネルの上面に設けられている。
【0009】
操作パネル7に設けられたデモンストレーションスイッチにより光デモモードをオンすると、鍵盤2及び操作パネル7を一定時間(例えば、3分)操作しなかった際に音名/鍵盤ガイドランプ3が自動演奏データに従って点灯制御されるようになる。また、デモンストレーションスイッチにより音デモモードをオンすると、鍵盤2及び操作パネル7を一定時間(例えば、3分)操作しなかった際に短いフレーズのサウンドエフェクト音が発音されるようになる。この場合、サウンドエフェクト音は、例えば1分ごとに異なるサウンドエフェクト音に変更される。また、光デモモードまたは音デモモードのデモンストレーションモードとされている場合に、鍵盤2あるいは操作パネル7を操作すると、直ちにデモンストレーションモードは解除される。なお、光デモモードおよび音デモモードはそれぞれ独立してオンすることができ、同時にオンすることもいずれか一方のモードだけをオンすることも可能とされている。
【0010】
さらに、操作パネル7に設けられたソングスイッチにより通常演奏モードあるいはサウンドエフェクトモードに設定することができ、伴奏スイッチにより伴奏モードをオン/オフすることができる。この際に、通常演奏モードであって伴奏モードとしたり、サウンドエフェクトモードであって伴奏モードとすることができる。
演奏モードのうちの通常演奏モードは、鍵盤2を押鍵した際に鍵盤2の鍵盤操作子の並びに従って音階通りの音高の楽音を発音する通常の演奏を行うモードである。この場合、左鍵域はオブリガートを演奏することになる。また、サウンドエフェクトモードでは、鍵盤2の鍵域が分割され、右鍵域が通常の演奏を行う鍵域となり、左鍵域が短いフレーズのサウンドエフェクト音を発音指定する鍵域になる。そして、サウンドエフェクト音を発音指定する左鍵域における鍵盤操作子が操作された際に、操作された鍵盤操作子により指定されたサウンドエフェクト音が発音されるようになる。
【0011】
さらに、伴奏モードでは伴奏パターンが自動伴奏されるようになり、鍵盤2の鍵域は分割されて、右鍵域が通常の演奏を行う鍵域となり、左鍵域が伴奏パターンにおける和音を指定する鍵域になる。すなわち、和音指定する左鍵域において和音が検出され、検出された和音に基づいて自動伴奏が行われるようになる。なお、伴奏モードおよびサウンドエフェクトモードにおいて、通常の演奏を行う右鍵域における鍵盤操作子が操作された場合は、鍵盤2の鍵盤操作子の並びに従って音階通りの音高の楽音が発音される。また、サウンドエフェクトモードで、かつ、伴奏モードとされている場合は、左鍵域をさらに2分割して一方をサウンドエフェクト音を指定する鍵域とし、他方を和音を指定する鍵域とする。さらに、サウンドエフェクトモードのみに設定された際の左鍵域と右鍵域との境目と、伴奏モードのみに設定された際の左鍵域と右鍵域との境目とを同一として、演奏時に鍵盤操作子の操作を誤ることを防止するようにしてもよい。
【0012】
次に、図1に示す本発明のガイド付き電子鍵盤楽器1にかかるハードウェアの構成例を図2に示す。
図2において、鍵盤2は黒鍵および白鍵からなる鍵盤操作子を備える図1に示す鍵盤であり、音名/鍵盤ガイドランプ3は操作すべき鍵とその音名を表示する図1に示す音名/鍵盤ガイドランプであり、表示器4は音符表示ガイドと運指表示ガイドや各種設定用の表示がされる図1に示す表示器である。また、楽音演奏用スピーカー5は楽音演奏用の図1に示す左スピーカーおよび右スピーカーである。7はデモンストレーションモードである光デモモードおよび音デモモードをそれぞれオン/オフするデモンストレーションスイッチ、通常演奏モードあるいはサウンドエフェクトモードに設定するソングスイッチ、および、伴奏モードをオン/オフする伴奏スイッチを含む各種設定用ボタンからなる図1に示す操作パネルである。11は電子鍵盤楽器における各部の動作を制御する中央処理装置(Central Processing Unit:CPU)であり、動作時の経過時間を示したり、特定の間隔でタイマ割込を発生するタイマを備えている。12は演奏データや各種データ等の格納エリアや、CPU11のワークエリア等が設定されるRAM(Random Access Memory)であり、13はCPU11が実行するデモンストレーションプログラム、演奏ガイドプログラム、楽音発生プログラム等のプログラムや、サウンドエフェクトデータ、演奏データ等の各種データが格納されているROM(Read Only Memory)である。
【0013】
また、14は表示器4に音符表示ガイドを表示するための音符表示ガイド部であり、15は表示器4に運指表示ガイドを表示するための運指表示ガイド部である。16は自動演奏装置や自動演奏機能を有する外部の電子楽器であり、インターフェース17を介して接続されている。インターフェース17をMIDIインターフェースとして外部の電子楽器16をMIDI対応機器としてもよい。さらに、外部の電子楽器16を教師用の楽器として、外部の電子楽器16から次に操作すべき鍵の演奏データをインターフェース17を介して取り込むようにしてもよい。18はCPU11が楽音発生プログラムを実行することにより生成した楽音制御データを受け取って音源レジスタに格納し、この楽音制御データに基づいて楽音を発生する音源であり、19は音源18から出力されるアナログ信号に変換されたアナログ楽音信号を増幅して楽音演奏用スピーカー5から発音するサウンドシステムである。
【0014】
21はハードディスクやリムーバブルディスク等の記憶装置であり、CPU11が実行するデモンストレーションプログラム、演奏ガイドプログラムや、楽音発生プログラム等のプログラムおよび各種アプリケーションプログラム等や自動演奏データ等の各種データが格納されており、実行される際にはそのプログラムやデータがRAM12にロードされる。なお、22は各ブロック間の情報の受け渡しを行うバスである。
上記したハードウェア構成は、パーソナルコンピュータやワークステーションと共通する構成が多くされており、パーソナルコンピュータやワークステーションにデモンストレーションプログラムおよび演奏ガイドプログラムを含む楽音発生プログラムを搭載させて、表示手段を兼用すると共に、MIDIキーボード等の鍵盤からなるキーボードを接続することにより、本発明に係るガイド付き電子鍵盤楽器とすることも可能である。
【0015】
図2に示すハードウェア構成の本発明に係るガイド付き電子鍵盤楽器において、ガイド付き演奏する際には、記憶装置21や外部の電子楽器16からRAM12にロードした自動演奏データを先読みして、音符表示ガイド部14が音符表示ガイド用データを生成して表示器4に音符表示ガイドを表示し、運指表示ガイド部15も同様に、運指表示ガイド用データを生成して表示器4に運指表示ガイドを表示する。さらに、音名/鍵盤ガイドランプ3は送られた音名/鍵盤ガイドデータに基づいて、該当する鍵の基端部および音名を発光させるよう図1に示す音名/鍵盤ガイドランプ3が発光駆動されて、音名/鍵盤ガイドを行う。なお、ユーザーがガイド設定を行うことにより各ガイドの実行のオン/オフを任意に設定することができる。
【0016】
また、操作パネル7には鍵盤2の演奏操作子の並びに従って音階通りの音高を発音させることができる通常演奏モード、あるいは、鍵盤2の鍵域を通常の演奏を行う右鍵域と、短いフレーズのサウンドエフェクト音を発音指定する左鍵域とに分割し、サウンドエフェクト音を発音指定する左鍵域における鍵盤操作子が操作された際に、操作された鍵盤操作子により指定されたサウンドエフェクト音を発音するサウンドエフェクトモードとに設定するソングスイッチと、鍵盤2の鍵域を通常の演奏を行う右鍵域と、和音指定する左鍵域とに分割し、この和音指定する左鍵域における鍵盤操作子により指定された和音を検出し、検出された和音に基づいて自動伴奏を行う伴奏モードをオン/オフする伴奏スイッチが設けられている。このソングスイッチを操作して通常演奏モードに設定された際に、上記した演奏ガイドに基づいてユーザーが鍵盤2が操作されると、操作された鍵盤操作子に基づいてキーオン(キーオフ)データや音高情報、音色パラメータ等の楽音制御パラメータが得られ、これらのデータに基づいて楽音制御データが生成される。この楽音制御データは、音源18に送られ楽音制御データに基づいて楽音信号が発生される。この楽音信号はサウンドシステム19を介して楽音演奏用スピーカー5から放音される。
【0017】
また、ソングスイッチを操作してサウンドエフェクトモードに設定されると、通常演奏を行う右鍵域の演奏操作子を操作した場合は、通常演奏モードと同様に押鍵された鍵に基づく通常演奏の楽音が発音されるが、サウンドエフェクト音を指定する左鍵域の演奏操作子を操作すると、操作した演奏操作子に割り当てられたサウンドエフェクト音が発音されるようになる。この場合、操作された演奏操作子が検出され、検出された演奏操作子に割り当てられたサウンドエフェクト音に対応するサウンドエフェクトデータがRAM12あるいはROM13から読み出されて音源18に送られ、このサウンドエフェクトデータに基づいてサウンドエフェクト信号が発生される。このサウンドエフェクト信号はサウンドシステム19を介して楽音演奏用スピーカー5からサウンドエフェクト音として放音される。このサウンドエフェクト音としては、車の走行音や飛行機の飛翔音、あるいは、「こんにちは」「いらっしゃい」等の短いフレーズの会話音や、「ワン、ツー、スリー」や「それ、やぁー」等のかけ声であってもかまわない。このように、サウンドエフェクト音は短いフレーズで構成されるが、このフレーズをループさせて繰り返し発音するようにしてもよい。なお、右鍵域においては発音される楽音の音色を変更することができる。
【0018】
さらに、伴奏モードに設定されると操作パネル7において設定されたスタイルに基づいてコード音およびベース音と打楽器音からなる伴奏パターンが自動的に演奏される。この際に、自動伴奏に合わせて通常演奏を行う右鍵域の演奏操作子を操作すると、通常演奏モードと同様に通常演奏音も発音される。また、和音指定する左鍵域における鍵盤操作子が操作されると、操作された1ないし複数の鍵盤操作子から和音名と根音が検出され、検出された和音名と根音に基づいたコード音が演奏されるようになる。また、自動伴奏中に再度左鍵域の鍵盤操作子を操作すると、検出された和音に基づいてコードが変更されるようになる。なお、スタイルは操作パネルの設定ボタンにより設定するが、自動演奏を行う際はその自動演奏データを読み出した際に、自動演奏データに適したスタイルに自動的に設定するようにしてもよい。
なお、右鍵域においては発音される楽音の音色を変更することができる。
【0019】
操作パネル7に設けられたデモンストレーションスイッチにより光デモモードをオンすると、鍵盤2及び操作パネル7を一定時間(例えば、3分)操作しなかった際に音名/鍵盤ガイドランプ3が自動演奏データに従って点灯制御されるようになる。すなわち、自動演奏データで演奏される鍵に対応した音名/鍵盤ガイドランプ3が演奏に応じて順次点灯されていくようになる。この際、自動演奏データによる楽音は生成されず、発音されないようにされている。そして、自動演奏される曲の自動演奏データは記憶装置21から読み出されてRAM12に書き込まれるが、その曲目は前回の自動演奏時に選択された曲目とされる。あるいはユーザーが曲目を予め設定するようにしてもよい。また、鍵盤2及び操作パネル7を一定時間操作しなかった際に光デモモードが開始される時間は、ユーザーが任意の時間に設定することが可能とされている。
【0020】
さらにまた、デモンストレーションスイッチにより音デモモードをオンすると、光デモモードと同様に鍵盤2及び操作パネル7を一定時間(例えば、3分)操作しなかった際に、短いフレーズのサウンドエフェクト音が発音されるようになる。この場合、光デモモードもオンとされている際には光デモモードと同時に開始されるようになる。サウンドエフェクト音は、開始された後はループして繰り返し発音されるようにしてもよい。また、例えば1分毎に異なるサウンドエフェクトデータを読み出して音源18に送ることにより、サウンドエフェクト音を変更するようにしてもよい。
そして、光デモモードまたは音デモモードのデモンストレーションモードとされている場合に、鍵盤2あるいは操作パネル7を操作すると、直ちにデモンストレーションモードは解除され、設定されている演奏モードおよび伴奏モードで演奏等を行うことができるようになる。また、鍵盤2及び操作パネル7を操作しない時間が長時間に渡り続いた場合には、オンとされている光デモモードおよび音デモモードが繰り返し実行される。繰り返し光デモモードを実行する際には、自動演奏データを変更して異なる点灯態様の光デモモードを実行するのが好適である。
【0021】
ところで、本発明にかかるガイド付き電子鍵盤楽器は商用電源で駆動されることはもちろんのこと、電池により駆動することもできるようにされている。しかし電池駆動とされているときには、なるべく電池の消耗を低減することが必要とされることから、デモンストレーションモードの一方あるいは両方がオンされていても光デモおよび音デモの実行は禁止される。
また、本発明にかかるガイド付き電子鍵盤楽器は、詳細に説明しないが五線譜上に音符を表示する音符表示ガイド、表示した手の指を強調表示することにより運指を表示する運指表示ガイド、鍵盤2の基端部に設けられて、操作すべき鍵を光で照射すると共に、その音名を発光表示する音名/鍵盤ガイドの3つの種類のガイドを備えている。
【0022】
次に、本発明の図1および図2に示す電子鍵盤楽器1の動作を図3ないし図6に示すフローチャートを参照しながら説明する。
図3はメイン処理のフローチャートであり、電子鍵盤楽器1の電源が投入されたりリセットされたりした際に開始され、メイン処理が開始されるとステップS1の初期設定処理において、演奏モードが前回設定された通常演奏モードあるいはサウンドエフェクトモードのいずれかに設定され、自動演奏データは前回設定された自動演奏データに設定される。さらに、表示器4に表示される初期画面の設定や、RAM12に設定される後述する光デモの開始タイミングを検出するレジスタtimoおよび音デモの開始タイミングを検出するレジスタtims等のレジスタや各種バッファのリセットやセット等の初期設定処理が行われる。次いで、ステップS2にて後述するデモンストレーションモード、および、演奏モードや伴奏モードの設定を行うパネル設定処理が行われる。パネル設定処理が終了すると、ステップS3にてガイド信号を生成してそのガイド信号を表示する音符表示ガイドや運指表示ガイドおよび音名/鍵盤ガイドを実行するガイド信号生成と実施処理が行われる。ガイド信号生成と実施処理が終了すると、ステップS4にてユーザーの演奏を検出して対応した楽音信号を生成する処理を行う後述するユーザー演奏入力処理が行われる。ユーザー演奏入力処理が終了すると、ステップS5にてユーザーの演奏入力に基づいて生成された楽音の発音の処理を行うと共に、自動演奏データに基づく楽音の生成と発音を行って自動演奏の進行の処理を行う楽音出力処理が行われる。上記したパネル設定処理(ステップS2)ないし楽音出力処理(ステップS5)の処理は繰り返し行われる。
【0023】
次に、メイン処理のステップS2にて実行されるパネル設定処理を図4に示すフローチャートを参照しながら説明する。パネル設定処理では、図1に示す複数のボタンを備える操作パネル7を操作することによりデモンストレーションモード等のモード設定や自動演奏の設定が行われる。このパネル設定処理が開始されると、ステップS10にて操作パネル7のスイッチやボタン等のパネル操作子が操作されて入力があるか否かが判定される。ここで、パネル操作子入力がないと判定されるとステップS11に進んで、鍵盤2における演奏操作子が操作されたか否かが判定される。さらにここで、演奏操作子が操作されずその入力が検出されない場合は、ステップS13に進んでレジスタtimoの値が1だけインクリメントされる。なお、レジスタtimoは光デモの開始タイミングを検出するレジスタであり、メイン処理のステップS1にて「0」にリセットされているので、ステップS13の処理が終了した現在の時点においてレジスタtimoの値は「1」となる。
【0024】
次いで、ステップS14にてレジスタtimoの値が設定値Xを越えたか否かが判定される。設定値Xとしては、例えば3分に相当する値とされるが、この場合はレジスタtimoの値は「1」であるのでnoと判定されてパネル処理が終了してメイン処理にリターンされる。そして、次回のパネル処理においてもパネル操作子および演奏操作子が操作されていない場合は、ステップS13にてレジスタtimoの値が「1」だけインクリメントされるようになり、パネル操作子および演奏操作子が例えば3分間操作されず、同様の処理が繰り返し行われた際に、レジスタtimoの値がXを越えてステップS14にてyesと判定されるようになる。この場合は、ステップS15に進んで光デモモードがオンとされているか否かが判定され、光デモモードが操作パネル7においてオンと設定されている場合には、ステップS16に進んでステップS1の初期設定処理で設定された自動演奏データがRAM12から読み出される。
【0025】
次いで、ステップS17にてRAM12から読み出された自動演奏データに従って、発音されるタイミングに達した際に該当する音名/鍵盤ガイドランプ3が点灯されて光デモが行われるようになる。このように、例えば3分とされた設定値Xを越えるまでの期間に渡り演奏操作子およびパネル操作子を操作しなかった場合は、光デモモードが開始されるようになる。また、光デモモードがオンとされていないとステップS15にて判定された際には、ステップS16,ステップS17の処理はスキップされて、ステップS18に進む。
そして、ステップS17の処理が終了すると、ステップS18にて音デモモードがオンとされているか否かが判定され、音デモモードが操作パネル7においてオンと設定されている場合には、ステップS19に進んでレジスタtimsの値が1だけインクリメントされる。なお、レジスタtimsは音デモの開始タイミングを検出するレジスタであり、メイン処理の初期設定処理(ステップS1)にて設定値Yにセットされているので、ステップS19の処理が終了した現在の時点においてレジスタtimsの値は「Y+1」となる。
【0026】
次いで、ステップS20にてレジスタtimsの値が設定値Yを越えたか否かが判定される。設定値Yとしては、例えば1分に相当する値とされるが、この場合はレジスタtimsの値は「Y+1」であるのでyesと判定されて、ステップS21に進む。そして、ステップS21にて前回と異なるサウンドエフェクトデータをRAM12あるいはROM13から読み出して音源18へ出力する。これにより、所定のサウンドエフェクト音が発音されるようになる。続いて、ステップS22にてレジスタtimsが「0」にリセットされ、パネル処理が終了してメイン処理にリターンされる。
【0027】
そして、次回のパネル処理時においてもパネル操作子および演奏操作子が操作されていない場合は、ステップS19にてレジスタtimoの値が「1」だけインクリメントされて「1」となり、この場合はステップS20にて設定値「Y」を越えていないと判定されるので、そのまま、パネル処理が終了してメイン処理にリターンされるが、この後もパネル操作子および演奏操作子が例えば1分間以上に渡り操作されないと、パネル処理におけるステップS19にて同様のインクリメント処理が繰り返し行われた際に、レジスタtimsの値が再び設定値Yを越えてステップS20にてyesと判定されるようになる。この場合は、前回と異なるサウンドエフェクトデータをRAM12あるいはROM13から読み出して音源18へ出力する。これにより、前回と異なるサウンドエフェクト音が発音されるようになる。このように、ステップS14にてレジスタtimoの値が設定値Xを越えた際に、音デモモードがオンとされているとサウンドエフェクト音は発音されるようになり、その後、例えば1分とされた設定値Yを越えるまでの期間に渡り演奏操作子およびパネル操作子を操作しなかった場合は、1分毎に異なるサウンドエフェクト音が発音されるようになる。また、音デモモードがオンとされていないとステップS18にて判定された際には、ステップS19ないしステップS22の処理はスキップされて、リターンされる。
なお、光デモや音デモが実行され、その後にパネル操作子あるいは演奏操作子が操作されて光デモや音デモの実行が一度解除されて、再度光デモや音デモが実行されるとき、あるいは、パネル操作子および演奏操作子が長時間にわたり操作されず、音デモモードにおいて読み出された自動演奏データの1曲が終了した際には、異なる自動演奏データが続けて読み出されるようになる。この場合の自動演奏データの再生順は、ユーザーが設定した曲順や、ユーザーが過去に自動演奏に使用した曲の曲順とすることができる。
【0028】
ところで、ステップS11にて演奏操作子が操作されたと判定された際には、ステップS12にて、レジスタtimoが「0」にリセットされると共に、レジスタtimsが「Y」にセットされ、パネル操作子が操作された際にはステップS23にてレジスタtimoが「0」にリセットされると共に、レジスタtimsが「Y」にセットされる。これにより、光デモが実行されている場合や音デモが実行されている場合は、直ちに光デモや音デモの実行が停止される。また、光デモや音デモが待機中であった場合は、改めて3分待機するようになる。
【0029】
パネル設定処理のステップS10に戻り、パネル操作子の入力があると判定された場合は、後述する図5に示す処理Eに進み自動演奏関連の処理が行われる。次いで、ステップS23にてレジスタtimoが「0」にリセットされると共に、レジスタtimsが「Y」にセットされ、ステップS24に進みステップS10で操作されたパネル操作子が伴奏モードに設定する伴奏スイッチであるか否かが判定される。そして、伴奏スイッチが操作されたと判定されると、ステップS25にて伴奏モードがオン状態となっているか否かが判定され、伴奏モードがオン状態と判定されるとステップS26にて伴奏モードをオフにする処理が行われ、伴奏モードがオン状態でないと判定されるとステップS27にて伴奏モードをオンにする処理が行われる。このように、伴奏スイッチは押す毎に伴奏モードのオン/オフ状態が反転するスイッチとされる。
【0030】
また、ステップS24にて操作されたパネル操作子が伴奏スイッチでないと判定された場合は、ステップS28へ分岐して操作されたパネル操作子が演奏モードを設定するソングスイッチであるか否かが判定される。そして、ソングスイッチが操作されたと判定されると、ステップS29にて演奏モードが通常演奏モードとなっているか否かが判定され、演奏モードが通常演奏モードと判定されるとステップS30にて通常演奏モードをサウンドエフェクトモードに変更する処理が行われ、演奏モードが通常演奏モードでないと判定されるとステップS31にてサウンドエフェクトモードを通常演奏モードに変更する処理が行われる。このように、ソングスイッチは押す毎に演奏モードが他方の演奏モードへ入れ替わるスイッチとされる。
【0031】
また、ステップS28にて操作されたパネル操作子がソングスイッチでないと判定された場合は、ステップS32へ分岐して操作されたパネル操作子が鍵域設定用の操作子であるか否かが判定される。そして、鍵域設定用の操作子であると判定された場合は、ステップS33にて鍵域を設定する基準位置となる鍵盤入力が入力されるまで待機される。そして、鍵盤入力が検出されると、ステップS34にて入力された鍵盤の位置から右側の鍵域(右鍵域)が通常演奏を行う鍵域に設定され、その鍵盤の位置を表示するために鍵盤の位置に対応する音名/鍵盤ガイドランプ3が点灯されるようになる。この場合、音名/鍵盤ガイドを行う際の点灯と区別されるように、点灯色を変えたり点滅させる等の点灯態様に変えるようにするのが好適である。
【0032】
さらに、ステップS32にて操作されたパネル操作子が鍵域設定用の操作子でないと判定された場合は、ステップS35へ分岐して操作されたパネル操作子がデモンストレーション設定用の操作子であるか否かが判定される。ここで、デモンストレーション設定用の操作子であると判定された場合は、ステップS36に進んで光デモのオン/オフの設定か否かが判定され、光デモのオン/オフ設定と判定されるとステップS42に分岐して光デモのオン/オフ状態が反転される。また、ステップS36にて光デモのオン/オフ設定でないと判定されるとステップS37に進んで音デモのオン/オフの設定か否かが判定され、音デモのオン/オフ設定と判定されるとステップS43に分岐して音デモのオン/オフ状態が反転される。さらに、ステップS37にて音デモのオン/オフ設定でないと判定されるとステップS38に進んでデモンストレーションモードの作動時間の設定か否かが判定され、デモンストレーションモードの作動時間の設定と判定されるとステップS44に分岐して作動時間の設定値Xと設定値Yの設定が行われる。この場合、作動時間の設定値X、Yは3分と1分に限らず任意の設定値とすることができる。さらにまた、ステップS38にてデモンストレーションモードの作動時間の設定でないと判定されるとデモンストレーションにおけるその他の設定となるから、ステップS39にてその設定処理が行われる。例えば、光デモに用いる自動演奏データの設定やサウンドエフェクト音の設定を行うことができる。
【0033】
なお、ステップS35にて操作されたパネル操作子がデモンストレーション設定用の操作子でないと判定された場合は、ステップS40に分岐して操作されたパネル操作子がその他設定用の操作子であるか否かが判定される。そして、その他設定用の操作子である場合は、ステップS41にてその他設定処理が行われる。その他設定処理では、音名/鍵盤ガイド等のガイド機能の設定や発音される楽音の音色や効果の設定が行われる。また、操作されたパネル操作子がステップS40にてその他設定用の操作子でないと判定されると、パネル設定処理が終了してメイン処理にリターンされる。
なお、ステップS26およびステップS27の処理が終了した時、ステップS30およびステップS31の処理が終了したとき、ステップS34の処理が終了したとき、ステップS39の処理が終了したとき、ステップS41,ステップS42,ステップS43,ステップS44の処理が終了したときには、パネル設定処理が終了してメイン処理にリターンされる。
【0034】
次に、ステップS10にてパネル操作子の入力があると判定された場合に実行される自動演奏関連の処理Eのフローチャートを図5を参照しながら説明する。自動演奏関連の処理Eでは、ステップS50において自動演奏関連の操作子が操作されたか否かが判定される。そして、自動演奏関連の操作子が操作されたと判定されると、ステップS51にて操作された操作子の指示が再生指示か否かが判定され、再生指示と判定されるとステップS53に分岐して自動演奏の実行処理が行われる。また、ステップS51にて再生指示でないと判定されるとステップS52にて操作された操作子の指示が停止指示か否かが判定され、停止指示と判定されるとステップS55に分岐して自動演奏の停止処理が行われる。
【0035】
さらに、ステップS52にて停止指示でないと判定されるとステップS54にて操作された操作子の指示が自動演奏データ(曲目)の変更指示か否かが判定され、自動演奏データ(曲目)の変更指示と判定されるとステップS56に分岐して自動演奏する曲目の変更設定処理が行われ、次いで、ステップS57にて変更された自動演奏データに基づいてガイド設定処理が行われる。ガイド設定処理が行われるのは、ガイド信号が自動演奏データに基づいて生成されるため、曲目が変更された際にはガイド信号を生成し直す必要があるからである。
なお、ステップS50にて自動演奏関連の操作子が操作されていないと判定された場合、ステップS53,ステップS55,ステップS57の各処理が終了した場合、および、ステップS54にて自動演奏データ(曲目)の変更指示でないと判定された場合は、自動演奏関連の処理Eは終了してパネル設定処理のステップS23に進む。
【0036】
次に、メイン処理のステップS4にて実行されるユーザー演奏入力処理を図6に示すフローチャートを参照しながら説明する。このユーザー演奏入力処理ではユーザーが鍵盤2を操作して入力したデータに基づく楽音信号やサウンドエフェクト音の生成および停止を行う処理である。
ユーザー演奏入力処理が開始されると、ステップS60にて鍵盤2のいずれかの鍵が押鍵されてキーオン信号が発生されたか否かが判定される。ここで、キーオン信号が発生されたと判定されると、ステップS61に進んで現在の演奏モードがサウンドエフェクトモードに設定されており、かつ、左鍵域の鍵盤操作子が操作されたか否かが判定される。ここで、サウンドエフェクトモードに設定されており、かつ、左鍵域の鍵盤操作子が操作されたと判定されると、ステップS63に分岐して、操作された鍵盤操作子に割り当てられたサウンドエフェクトに対応する信号を音源18へ出力する。これにより、サウンドエフェクト音が音源18で生成されて発音されるようになる。
【0037】
また、ステップS63の処理が終了した場合、あるいは、サウンドエフェクトモードに設定されており、かつ、左鍵域の鍵盤操作子が操作されていないとステップS61にて判定された場合は、ステップS62に進んで伴奏モードに設定されており、かつ、左鍵域の鍵盤操作子が操作されたか否か判定される。ここで、伴奏モードに設定されており、かつ、左鍵域の鍵盤操作子が操作されたと判定されると、ステップS65に分岐して左鍵域において押鍵された鍵盤操作子から指定されたコードが検出される。次いで、検出されたコードに対応した伴奏信号を音源18に送り、音源18において伴奏音を生成して自動伴奏が発音される。
さらに、ステップS62の処理が終了した場合、あるいは伴奏モードに設定されており、かつ、左鍵域の鍵盤操作子が操作されていないとステップS62にて判定されると、この場合は、通常演奏モードにおいてキーオンされた場合、あるいは、サウンドエフェクトモードまたは伴奏モードにおいて右鍵域の鍵をキーオンした場合であるので、ステップS64にて押鍵された鍵盤操作子に対応する楽音信号が音源18に送られ、音源18において生成された楽音信号が発音されるようになる。
【0038】
また、ステップS60にて鍵盤2のいずれの鍵盤操作子もキーオンされていないと判定された場合は、ステップS67に分岐して鍵盤2のいずれかの鍵盤操作子がキーオフされたか否かが判定される。ここで、鍵盤2の何れかの鍵盤操作子がキーオフされたと判定された場合は、ステップS68にてキーオフされた鍵盤操作子に対応する音が消音される。さらに、鍵盤2の何れの鍵盤操作子もキーオフされていないと判定された場合は、ユーザー演奏入力処理が終了しメイン処理にリターンされる。
なお、ステップS64の処理およびステップS68の処理が終了した場合、および、ステップS67にてキーオフが検出されない場合は、ユーザー演奏入力処理が終了しメイン処理にリターンされる。
【0039】
【発明の効果】
本発明は以上説明したように、記録手段に記録されている複数の自動演奏データのいずれかによりガイドランプを点灯制御するデモンストレーションを行うことができるので、読み出される自動演奏データが異なればガイドランプの点灯態様が異なるようになり、見ている人を長時間飽きさせることがないデモンストレーションとすることができる。
また、デモンストレーション時に自動演奏データによる自動演奏音は発音されないため、他の楽器や曲が演奏されている際でも邪魔になることがない。
さらに、電源が投入されていて一定時間が経過したときにデモンストレーションが開始されるため、電源が投入されていることを知ることができ、電源の切り忘れを防止することができる。
さらにまた、デモンストレーションが行われているときに、鍵盤や操作子を操作することでデモンストレーションが直ちに停止されるため、楽器としての存在感を持たせることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子鍵盤楽器の実施の形態にかかる一構成例の外観を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態にかかる電子鍵盤楽器のハードウェアの構成例を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態にかかる電子鍵盤楽器のメイン処理のフローチャートを示す図である。
【図4】本発明の実施の形態にかかる電子鍵盤楽器のパネル設定処理のフローチャートを示す図である。
【図5】本発明の実施の形態にかかる電子鍵盤楽器のパネル設定処理における自動演奏関連の処理Eのフローチャートを示す図である。
【図6】本発明の実施の形態にかかる電子鍵盤楽器のユーザー演奏入力処理のフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
1 電子鍵盤楽器、2 鍵盤、3 音名/鍵盤ガイドランプ、4 表示器、5楽音演奏用スピーカー、5a 左スピーカー、5b 右スピーカ、7 操作パネル、11 CPU、12 RAM、13 ROM、14 音符表示ガイド部、15 運指表示ガイド部、16 外部の電子楽器、17 インターフェース、18 音源、19 サウンドシステム、21 記憶装置、22 バス
Claims (1)
- 操作すべき鍵盤の位置を少なくともガイドランプによりガイドする演奏ガイド付き電子鍵盤楽器であって、
前記鍵盤および操作子からの入力が一定時間ないことを検出した時に、前記鍵盤を操作して演奏を行う演奏モードあるいは伴奏パターンが自動的に演奏される伴奏モードからデモンストレーションモードとするモード設定手段と、
該モード設定手段によりデモンストレーションモードとされた際に、記録手段から自動演奏データを読み出し、読み出した自動演奏データに従ってガイドランプを点灯制御する制御手段と、
デモンストレーションモードに設定されている時に、電子鍵盤楽器への入力が検出された際に、デモンストレーションモードを解除する解除手段とを備え、
電源が商用電源あるいは電池とされており、電池駆動時には前記デモンストレーションモードに設定されることを禁止したことを特徴とする演奏ガイド付き電子鍵盤楽器。
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