JP4239971B2 - 電子鍵盤楽器 - Google Patents

電子鍵盤楽器 Download PDF

Info

Publication number
JP4239971B2
JP4239971B2 JP2004382078A JP2004382078A JP4239971B2 JP 4239971 B2 JP4239971 B2 JP 4239971B2 JP 2004382078 A JP2004382078 A JP 2004382078A JP 2004382078 A JP2004382078 A JP 2004382078A JP 4239971 B2 JP4239971 B2 JP 4239971B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lesson
function
key
keyboard
operator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004382078A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006189514A (ja
Inventor
学 川田
民恵 大西
ベルジェーゼ エンリコ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP2004382078A priority Critical patent/JP4239971B2/ja
Publication of JP2006189514A publication Critical patent/JP2006189514A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4239971B2 publication Critical patent/JP4239971B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

この発明は、電子鍵盤楽器に関し、特に弾けない楽曲を弾けるようにするための複数のレッスン機能を有するレッスン機能部を備えた電子鍵盤楽器に関する。
電子鍵盤楽器のレッスン機能としては多種多様のものがある。ワンキープレイに代表されるものとして、押鍵タイミングのみの一致で進行する自動演奏機能によるものが二十数年前(1980年代)から多数提案されている。
押鍵タイミング及び音高の一致によって自動演奏が進行する機能も、上記とほぼ同時期から提案され、その後これらのワンキープレイのバリエーションが多種開発されている。その一つが、特許文献1に記載されており、かなり高度な機能になっている。
特開2004−101979号公報
このような背景のもとに、最近、複数のレッスン機能として、パッドが叩かれるか押鍵されたタイミングの一致のみによって自動演奏を進行させる機能(ステップ1)と、押鍵タイミングと音高の一致によって自動演奏を進行させる機能(ステップ2)と、押鍵を待たずに自動演奏を進行させる機能(ステップ3)とを有し、いずれの場合も押さえるべき鍵をランプの点灯により光らせて表示するようにした電子鍵盤楽器が発売された(カシオLK−39)。
この電子鍵盤楽器においては、ケースの鍵盤後方の操作パネル部には、左右に円形のスピーカが、中央部に円形のパッドが配設され、そのパッドと左右のスピーカとの間に多数の操作子(キーやスイッチ)が配設されている。そして、上記複数のレッスン機能を選択するための操作子(スイッチボタン)は、パッドと左側のスピーカとの間に左下側から右上方に向かって円弧状に、ステップ1,2,3の順に配設されている(集合している)。しかし、これは練習の難易度の順にはなっておらず、難易ではステップ1が「中」、ステップ2が「難」、ステップ3が「易」である。
このように、上記複数のレッスン機能を選択するための操作子が、そのレッスン機能ごとに同数だけ選択する機能の難易度に関係なく配設されているので、レッスン機能の数(種類)を増やしたり、あるいはそれらと異なる学習機能を追加すると、それらの機能を選択するための操作子の数も増加し、その配設用スペースが多く必要になるばかりか、レッスン機能等の選択の操作性がよいものではなく、レッスン機能がわかりにくいものであった。
この発明はこのような背景に鑑みてなされたものであり、電子鍵盤楽器のレッスン機能部が、難易度が段階的に異なる複数のレッスン機能と、その複数のレッスン機能とは異なる学習機能とを有する場合に、それらの各機能を選択するための操作子の数をレッスン機能及び学習機能の総数より少なくしても、複数の各レッスン機能及び学習機能が判り難くならず、その選択を容易に行うことができるようにすることを目的とする。
この発明は上記の目的を達成するため、複数の鍵を有する鍵盤と、複数の操作子を有する操作パネル部と、レッスン機能部とを備えた電子鍵盤楽器において、そのレッスン機能部が、難易度が段階的に異なる複数のレッスン機能と、その複数のレッスン機能とは異なる学習機能とを備え、上記操作パネル部における上記鍵盤の鍵長手方向に対して異なる位置に、上記難易度が段階的に異なる複数のレッスン機能を選択するための複数の操作子を配設し、その複数の操作子のうち上記鍵盤に最も近い位置に配設された操作子が、上記学習機能を選択するための操作子を兼ねるようにしたものである。
そして、上記鍵盤に最も近い位置に配設された操作子が、上記複数のレッスン機能のうちの最も難易度が高いレッスン機能を選択するための操作子と上記学習機能を選択するための操作子とを兼ねるようにするのが望ましい。
このように構成したこの発明による電子鍵盤楽器は、難易度が段階的に異なる複数のレッスン機能を選択するための複数の操作子のうち鍵盤に最も近い位置に配設された操作子が、上記学習機能を選択するための操作子を兼ねので、レッスン機能と学習機能を選択する操作子がまとまって配置されて分かりやすく、しかも2機能の選択に兼用する操作子は選択頻度が高いが、最も鍵盤に近い位置にあるので操作性がよい。
上記鍵盤に最も近い位置に配設された操作子が、最も難易度が高いレッスン機能と上記学習機能を選択するための操作子を兼ねるようすれば、最も難しいレッスン機能で練習した後に学習機能による学習に進む機能選択が容易になる。また、難易度が高いレッスンを行う人は操作に慣れているので、その機能選択用操作子が他の学習機能選択用の操作子を兼ねていても違和感がない。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1はこの発明による電子鍵盤楽器の一実施形態の外観を示す平面図であり、この図1によってこの電子鍵盤楽器の上面の外観構成、特に操作パネル部の構成を説明する。
この電子鍵盤楽器1は、下ケースに上ケースを嵌合させてネジ止めにより一体化したケース2に各部が内蔵あるいは装着されている。そのケース2の手前側は上ケースが両側部を残して開放されており、そこに鍵盤3が装着されている。その鍵盤3は多数の白鍵と黒鍵からなる鍵31を有しており、この例では5オクターブの鍵盤を構成している。
また、全ての鍵31の下側には発光ダイオード(LED)32が配設されており(図1では図示の都合上一部の鍵31にのみ破線の小さい丸で示している)、各鍵31の少なくともそのLED32と対向する部分は半透明に形成されており、レッスン演奏時に押えるべき鍵31に対応するLED32が点灯して、その鍵を教示することができる。しかし、これを省略して、後述するLCDの表示によって、レッスン演奏時に押えるべき鍵を教示するようにしてもよい。
ケース2の鍵盤3の後方部分はほぼフラットに形成されており、左右両端側にスピーカグリル4が設けられ、その内側にそれぞれスピーカ5が装着されている。スピーカグリル4には、多数の小孔が形成されたパンチメタルあるいはサランネットが被着されている。
ケース2(上ケース)の上面における左右のスピーカグリル4の間の部分が操作パネル部20である。
その操作パネル部20の中央部には、表示器として液晶表示器(LCD)6が配置され、その左右両側に多数の操作子が配設されており、その多数の操作子を総称してパネル操作子(後述する図2に示すパネル操作子21)と云う。
そして、LCD6の左側には、この電子鍵盤楽器1が有するレッスン機能部が備える複数のレッスン機能を選択するための複数(この例では3個)のレッスン機能選択用操作子201,202,203が、鍵盤3の鍵31の並び方向の標準鍵(この例では中央のオクターブのC鍵31C)位置における鍵長手方向(一点鎖線7で示す方向)に沿って、操作パネル部20に直線的に配設されている。
上記「標準鍵」は、この電子鍵盤楽器1のメモリに演奏データを記憶していてレッスン演奏が可能な楽曲全体で最も多い調(一般にはハ長調)の主音に該当するC鍵にするのが一般的であるが、へ長調のG鍵、あるいはト長調のF鍵にする場合もある。
操作子201は、記憶している楽曲の演奏データによる自動演奏を自動的に進行させる第1のレッスン機能(聴くだけ機能)L1を、操作子202は、鍵盤3のいずれかの鍵が押されたタイミングで上記自動演奏を進行させる第2のレッスン機能(タイミングのみ一致進行機能)L2を、操作子203は、鍵盤3の押された鍵とその押鍵タイミングとが次の演奏音と一致したときに上記自動演奏を進行させる第3のレッスン機能(タイミングと音高一致進行機能)L3を、それぞれ選択するための操作子である。
この場合、第1のレッスン機能L1が最も難易度が低く、第3のレッスン機能L3が最も難易度が高い。したがって、操作子201〜203はレッスン機能の難易度順に配列されており、この例では鍵盤3に最も近い位置に難易度が最も高い第3のレッスン機能L3を選択する操作子203を配設している。しかし、操作子201〜203をこれと逆の順番に配列するようにしてもよい。
この実施形態ではさらに、レッスン機能部が、上述したように難易度が段階的に異なる複数のレッスン機能である第1〜第3のレッスン機能L1〜L3の他に、その複数のレッスン機能とは異なる学習機能(例えばコード学習機能)L4を備えており、第1〜第3のレッスン機能L1〜L3を選択するためのレッスン機能選択用操作子201〜203のうち、鍵盤3に最も近い位置に配設された操作子203を、学習機能L4を選択するための操作子に兼用している。
すなわち、この操作子203が予め設定した所定時間以内の短押しされたときは第3のレッスン機能を選択し、上記所定時間を超えて長押しされたときには上記学習機能L4を選択する。この場合は、学習機能の選択に兼用する操作子203が、この実施形態のように最も難易度の高いレッスン機能を選択する操作子である方がよい。
この実施形態ではまた、レッスン機能部のレッスン機能にリズムラン機能を含み、そのリズムラン機能のスタート/ストップ選択用操作子204が、レッスン機能選択用操作子201〜203が配列された直線上で、上記学習機能の選択に兼用する操作子203よりもさらに鍵盤3に近い位置に配設されている。すなわち、これらの操作子201〜204が、標準鍵31Cの位置における鍵長手方向に沿って、操作パネル部20に直線的に配設されている。このリズムラン機能のスタート/ストップ選択用操作子204の左側には、リズム演奏をメロディ演奏に同期してスタートさせるためのシンクロスタートボタン205が配置されている。
なお、この実施形態では上述のように、難易度が段階的に異なる複数のレッスン機能である第1〜第3のレッスン機能をそれぞれ選択するためのレッスン機能選択用操作子201〜203、およびリズムラン機能のスタートス/トップ選択用操作子204を、鍵盤3の鍵31の並び方向の標準鍵31Cの位置における鍵長手方向に沿って直線的に配設し、レッスン機能選択用操作子201〜203のうちの鍵盤3に最も近い位置に配設された操作子203を、学習機能L4を選択するための操作子に兼用した。しかし、これはこの発明に必須の構成ではなく、操作パネル部における鍵盤の鍵長手方向に対して異なる位置に、難易度が段階的に異なる複数のレッスン機能を選択するための複数の操作子を配設し、その複数の操作子のうち鍵盤に最も近い位置に配設された操作子が、学習機能を選択するための操作子を兼ねるようにすればよい。
操作パネル部20の操作子201〜204よりさらに左側に、練習パート指定用の左手ボタン206と右手ボタン207、音量調整用のマスタボリューム208、およびスタンバイオンランプ209等が設けられている。
左手ボタン206は、楽曲のうち左手パートを練習パートとして指定するためのボタンである。そして、このボタンの押下により、指定のON/OFFをトグルで切り替えることができる。右手ボタン207は、楽曲のうち右手パートを練習パートとして指定するためのボタンであり、指定のON/OFFを左手パートとは独立にトグルで切り替えることができる。
これらの左手ボタン206と右手ボタン207内にはLEDが設けられており、それぞれ練習パートとして指定されているときにのみそのLEDが点灯して、指定されていることを表示する。これらの左手ボタン206と右手ボタン207によって、左手パートのみ又は右手パートのみ、あるいはその両方を練習パートとして指定することができる。この指定は自動演奏中にも任意に変更可能である。
操作パネル部20におけるLCD6の右側には、ソング指定ボタン211、スタイル指定ボタン212、ボイス指定ボタン213がLCD6の短辺に沿って列設され、そのさらに右側にテンキー210とエンタボタン214が配設されている。これらの各操作子よりも鍵盤3寄りに他の複数の操作子も配設されているが、この発明には関係しないのでそれらの説明は省略する。
LCD6は、種々の画像や文字、楽譜等を表示でき、待機中にソング指定ボタン211を押すと、押す度に表示画面に楽曲データ(演奏データ)が記憶されている楽曲名とその番号のリストが所定曲数ずつ順次表示される。そこで、テンキー210によって練習したい楽曲の番号を指定し、エンタボタン214を押すとその楽曲の指定が確定され、その楽曲名のみが液晶表示器6に表示される。
ソング指定ボタン211は、このように練習したり自動演奏させたりする楽曲の楽曲データ(演奏データ)を指定するためのボタンであり、このボタンを押下した後、テンキー210で楽曲の番号を入力することによりその指定を行うことができる。なお、内部に記憶している楽曲データの他に、フレキシブルディスクやメモリチップなどの外部記憶媒体を装着可能にして、それらに記憶されている楽曲データや、通信ネットワーク上の外部装置に記憶されている楽曲データなどを指定して、内部のメモリ(RAM)に読み込ませることも可能である。
LCD6は、指定可能な楽曲リストのほかにも、使用する音色の名称、設定されている動作モード等のこの電子鍵盤楽器1の動作内容や設定内容、あるいはユーザに対するメッセージ等を表示したり、自動演奏中の楽曲あるいはその中の練習パートとして指定したパートの内容を楽譜として表示したりすることもできる。
スタイル指定ボタン212とボイス指定ボタン213については、この発明に直接関係しないので、その説明を省略する。
図2は上述した電子鍵盤楽器の制御系を含む全体構成を示すブロック図であり、次にその構成と機能について説明する。
この電子鍵盤楽器1の内部には、CPU11,ROM12,RAM13,タイマ14,外部記憶媒体インタフェース(I/F)15,MIDI(Musical Instruments Digital Interface:登録商標)I/F16,検出回路17,表示回路18,音源回路19,および通信I/F22を備え、これらがシステムバス25によって相互に接続されている。
そして、鍵盤3及び前述した図1に示した操作パネル部20に設けられている多数の操作子を総称するパネル操作子21を検出回路17に接続し、LCD6及び各鍵31毎に設けられたLED32等からなる表示装置23を表示回路18に接続し、左右のスピーカ5及び図示していないアンプ等からなるサウンドシステム24を音源回路19に接続している。
CPU11は、この電子鍵盤楽器1の全体を統括制御する制御手段であり、ROM12や外部記憶媒体I/F15等に記憶している所要の制御プログラムを実行することにより、各部の動作を制御し、以下に説明するこの発明の実施形態のレッスン機能部としての各種レッスン機能や学習機能を始め、その他種々の機能を実現することができる。
ROM12は、変更の不要なデータを記憶させる読出し専用のメモリである。
ここで、図3に、ROM12に記憶させるデータの構成を示す。
この図に示すとおり、ROM12には、CPU11が実行する制御プログラムや、この電子鍵盤楽器1の初期設定値、および多数の楽曲の演奏データである楽曲データ等を記憶させる。このうち、制御プログラムは、CPU11にこの電子鍵盤楽器1の各部を制御させて種々の機能を実現させるためのプログラムであり、初期設定値は、通常演奏,自動演奏,および楽曲データ再生を行う際に全般的な発音内容や表示内容を定めるために使用するテンポデータ、音色データ、音量データ、および楽曲名データ等のデータである。
また、楽曲データは、楽曲の内容を示すMIDI形式のデータであり、各々16トラックの演奏データからなる。そして、この電子鍵盤楽器1に予め記憶させておく楽曲データについては、第1トラックを右手(メロディ)パートに、第2トラックを左手(伴奏)パートに対応付けるようにしている。その他のトラックがどのようなパートに対応付けられるかは、楽曲に応じて異なるし、全てのトラックにデータがある必要はない。
そして、各トラックの演奏データは、楽曲の再生内容を表わす情報であり、メロディパートに対応付けられるトラックでは主旋律を再生するための情報、それ以外のトラックでは主旋律以外の部分(和音演奏,ベース演奏,リズム演奏等)を再生するための情報である。そして、これらの情報は、再生進行順に配置されたタイミングデータとイベントデータの組み合わせを含む。
また、このうちタイミングデータは、対応するイベントデータが示すイベントに係る処理を行うべきタイミング(時間)を示すデータであり、1つのタイミングに複数のイベントが対応している場合もある。そして、イベントデータは、楽曲を再生させるための各種イベントの内容を示すデータであり、ノートオンイベント、ピッチチェンジイベント、ノートオフイベント、テンポチェンジイベント、音色チェンジイベント等がある。
以上のようなデータを記憶するROM12を書き換え可能な不揮発性メモリによって構成し、データを追加したりアップデートできるようにしてもよい。また、楽曲データをROM12に記憶させず、再生する楽曲データを全て後述する記憶媒体や外部装置から読み出させるようにしてもよい。
図2の説明に戻ると、RAM13は、CPU11のワークエリアとして使用したり、ROM12から読み出された指定された楽曲データを一時的に記憶させたり、一時的に使用するパラメータの値等を記憶させたりするメモリである。
タイマ14は計時手段であり、楽曲データに基づいて楽曲の演奏を行う場合の、指定されたテンポに従ったノートオンやノートオフ等のイベントに関する処理のタイミング制御等に使用される。
外部記憶媒体I/F15は、フレキシブルディスクドライブ(FDD)やメモリカードスロット等、外部の記憶媒体に対してデータの読み書きを行う手段である。そして、この外部記憶媒体I/F15により装着された記憶媒体から読み出した楽曲データに基づく演奏を行うことも可能である。
MIDII/F16は、MIDI規格に従ったデータを授受するためのインタフェースであり、例えば、MIDIに対応した別の電子楽器あるいはMIDIデータを取り扱うアプリケーションプログラムを備えたコンピュータ等と通信を行うために用いる。
検出回路17は、鍵盤3やパネル操作子21においてなされた操作の内容を検出してCPU11に伝える検出手段である。
表示回路18は、CPU11からの指示に従って表示装置23における表示を制御する表示制御手段である。そして、表示装置23は、図1における操作パネル部20に設けられたLCD6と、鍵盤3の各鍵31毎に設けられた押鍵ガイド用のLED32等によって構成される。
音源回路19は、楽曲データを構成する各トラックの演奏データを基に複数の発音チャンネルで波形データを生成し、楽音信号を発生してサウンドシステム24へ送信する。
通信I/F22は、イーサネット(登録商標)方式やIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)1394方式等の通信を行うためのインタフェースであり、このインタフェースを介してこの電子鍵盤楽器1を通信ネットワークに接続することができる。そして、この通信ネットワークを介して外部装置から楽曲データをダウンロードして再生することもできる。
この電子鍵盤楽器1は、上記の構成により次のような機能を実現することができる。
まず、ユーザによる鍵盤3における鍵31の押離鍵操作に応じた楽音を生成して出力する通常演奏をすることができる。また、指定された楽曲の全パートあるいは指定されたパートを自動演奏しながら押えるべき鍵のLED32を点灯して表示する第1のレッスン機能(聴くだけ機能)L1、鍵盤3のいずれかの鍵が押されたタイミングで上記自動演奏を進行させる第2のレッスン機能(タイミングのみ一致進行機能)L2、鍵盤3の押された鍵とその押鍵タイミングとが次の演奏音と一致したときに上記自動演奏を進行させる第3のレッスン機能(タイミングと音高一致進行機能)L3を、それぞれレッスン機能選択用操作子201〜203による選択に応じて行うことができる。第2,第3のレッスン機能を実行する際にも、押えるべき鍵のLED32を点灯して学習者の押鍵操作をガイドする。
レッスン機能選択用操作子203が所定時間以上押されたときには、学習機能を選択して、コード学習のためのコードディクショナリの処理を行う。
リズムラン機能のスタート/ストップ選択用操作子204がオフのときに押されるとスタートが選択されて自動的にリズム演奏を開始し、オンのときに押されるとストップが選択されて、その自動リズム演奏を停止する。
次に、これらの機能を実現するためにCPU11が実行する処理について説明する。なお、その他の一般的な機能を実現するための処理については説明を省略する。
まず、図4に示すメインルーチンの処理について説明する。
この電子鍵盤楽器の電源が投入されるとこの処理をスタートし、ステップ01では鍵盤3に関する押離鍵処理を実行し、マニュアル演奏を可能にする。
次いでステップS02,S03では、レッスン機能選択用操作子201が押されることによるL1オンイベントの有無を判断し、無ければそのままステップS04へ進み、有れば第1のレッスン機能の選択状態を示すL1フラグを反転(1であれば0に、0であれば1に)し、第2,第3のレッスン機能と学習機能の選択状態をそれぞれ示すL2〜L4モードフラグを全てリセットする(0にする)。
次のステップS04,S05では、レッスン機能選択用操作子202が押されることによるL2オンイベントの有無を判断し、無ければそのままステップS06へ進み、有れば第2のレッスン機能の選択状態を示すL2フラグを反転(1であれば0に、0であれば1に)し、第1,第3のレッスン機能と学習機能の選択状態をそれぞれ示すL1,L3,L4モードフラグを全てリセットする(0にする)。
その後のステップS06〜S11では、レッスン機能選択用操作子203が押されるか離されることによるL3オンオフイベントの有無を判断し、無ければそのままステップS12へ進み、オンイベントが有ればL1,L2モードフラグをリセットし、オンしている時間を計測するタイマの動作を規定するタイマフラグ(F)をセットして、それまでのタイマの積算値をリセットする。さらに、第3のレッスン機能の選択状態を示すL3モードフラグを反転(1であれば0に、0であれば1に)し、学習機能の選択状態を示すL4モードフラグを0にする。
そして、L3モードフラグがオン(“1”)中に予め設定した所定時間経過したか否かを判断し、経過していなければそのままステップS12へ進むが、経過していればL3モードフラグをリセットし、L4モードフラグを1にする。
ステップS06でL3オンオフイベントがオフのときは、タイマフラグをリセットしてステップS09へ進む。
ここでタイマは、例えば10ms毎に発生するインタラプトによるタイマ割り込み処理で計測し、タイマフラグが1のときだけ1回毎にタイマカウンタを+1する。したがって、100カウントで1秒になる。タイマフラグが0のときは、それまでの積算値を保持する。
これらの処理により、レッスン機能選択用操作子203を第3のレッスン機能L3と学習機能L4の選択用に兼用することができる。すなわち、操作子203を所定時間以内で短かく押せば、L3モードフラグを反転して第3のレッスン機能を選択又は選択解除することができ、操作子203を所定時間を越えて長く押し続ければ、L3モードフラグを1にして、学習機能を選択することができる。
ステップS12,S13では、リズムラン機能のスタート/ストップ選択用操作子204が押されることによるリズム(R)オンイベントの有無を判断し、無ければそのままステップS14へ進み、有ればRUNフラグを反転(1であれば0に、0であれば1に)して、ステップS14へ進む。
ステップS14ではコード学習機能であるコードディクショナリ処理のサブルーチンを実行した後、このメインルーチンの処理を終了する。しかし、電源が投入されている間はこのメインルーチンの処理を繰り返し実行する。
次に、各レッスン機能および学習機能の処理について説明する。
図5は、L1モードフラグが1のときに実行する第1のレッスン機能(聴くだけ機能)の処理を示すフローチャートである。この処理はL1モードフラグが1になるとスタートし、ステップS21で再生する楽曲データ及び練習パートが指定されているか否かを判断する。指定されていればステップS22以下の処理に進むが、指定されていなければ、ステップS28でLCD6に「楽曲が指定されていません。」又は「練習パートが指定されていません。」の表示を行わせて、処理を終了する。
ステップS22に進むと、再生する楽曲データのうち、練習パートとして指定されているパートに対応付けられているトラックの演奏データを、楽曲の進行に応じてRAM13から順番に読み出し、音源回路19に送信して楽音合成させ、マスタボリューム208で設定されている音量で発音させる。
ステップ23では、再生する楽曲データのうち、練習パートとして指定されているパートに対応付けられているトラック以外の全部又は一部のトラックの演奏データを、楽曲の進行に応じてRAM13から順番に読み出し、音源回路19に送信して楽音合成させ、マスタボリューム208で設定されている音量より「所定音量」だけ小さい音量で発音させる。その「所定音量」は、ユーザが自由に変更できるようにするとよい。また、「その他のトラック」については音量を0にして、発音しないようにしてもよい。
さらに、ステップS24では、ステップS22で読み出した演奏データに基づき、LCD6に練習パートとして指定されているパートの楽譜を表示させる。
そして、ステップS25では、ステップS22で読み出した演奏データに基づき、練習パートとして指定されているパートの演奏のために、押鍵すべき鍵に対応するLED32を発光させて、レッスン者の押鍵操作をガイドする。
ステップS22〜S25の処理は便宜上順次実行するように図示したが、実際には同時に並行して処理される。
その後、ステップS26で演奏データが終了するか、ステップS27でL1モードフラグが“0”になると処理を終了するが、演奏データが有り、L1モードフラグが“1”であれば、ステップS22へ戻って上述の処理を繰り返す。
したがって、ユーザは、練習したい楽曲と右手か左手のパートを指定し、第1のレッスン機能選択用操作子201を押して第1のレッスン機能を選択すれば、指定した楽曲の指定したパートがマスタボリューム208で設定した音量で自動演奏されると共に、指定していないパートが設定した音量より小さい音量で自動演奏される。
したがって、練習者には指定したパートの演奏音が大きく聞こえ、それ以外のパートの演奏音も小さく聞こえるので、練習したいパートが強調されて覚え易く、且つ他のパートとの関係も掴むことができる。
その際、LCD6に指定したパートの演奏中の楽譜が表示され、指定したパートの演奏のために鍵盤3の押鍵すべき鍵が照光によりガイドされるので、ユーザはそのパートの演奏音を聴きながら、楽譜の表示を見たり鍵盤3の照光される鍵を目で追うことによって、演奏の感覚を掴むことができる。
なお、この実施例では押鍵すべき鍵をLEDによって照光してガイドするようにしたが、図1に示したLCD6として表示画面が比較的大きいものを使用して、そこに練習パートの楽譜とともに鍵盤図を表示して、押鍵すべき鍵を押鍵すべきタイミングで反転表示させてガイドする機能を持たせてももよい。その場合には図5のステップS25で、押鍵すべき鍵に対応するLEDを発光させる処理に代えて、鍵盤図の表示と押鍵すべき鍵を押鍵すべきタイミングで反転表示させる処理を行うようにする。
図6は、L2モードフラグが1のときに実行する第2のレッスン機能(タイミングのみ一致進行機能)の処理を示すフローチャートである。この処理はL2モードフラグが1になるとスタートし、まずステップS31で再生する楽曲データ及び練習パートが指定されているか否かを判断し、指定されていればステップS32以下の処理に進むが、指定されていなければ、ステップS39では図5のステップS28と同様に、LCD6に「楽曲が指定されていません。」又は「練習パートが指定されていません。」の表示を行わせて、処理を終了する。
ステップS32では、図5のステップS22〜S25と同じ発音・表示処理を行う。
その後ステップS33,S34に進んで押鍵すべきタイミングに押鍵があったか否かを判断し、押鍵すべきタイミングに押鍵があればステップS35に進んで楽曲の進行を続行させる。押鍵がなければステップS36で楽曲の進行を一時停止し、ステップS34へ戻って押鍵を待って楽曲の進行を続行する。なお、押鍵すべきタイミングより早く押鍵があった場合は、押鍵すべきタイミングになるのを待って楽曲の進行を続行するようにしてもよい。
そして、ステップS37で演奏データが終了すると処理を終了し、演奏データが終了しなければ、ステップS38で終了関連操作子によって終了宣言が成されたかどうかを判断して、そうであれば処理を終了し、そうでなければステップS32に戻って上述の処理を繰り返す。
この第2のレッスン機能によれば、指定した楽曲の指定したパートを演奏するために、押鍵すべきタイミングに鍵盤3のいずれかの鍵を押鍵すると楽曲が進行して、マスタボリューム208で設定した音量で演奏されると共に、指定していないパートも設定した音量より小さい音量で演奏される。押鍵すべきタイミングに押鍵しないと楽曲の進行が一時停止し、押鍵するのを待って楽曲が進行して演奏される。
これによってワンフィンガプレイの演奏ができ、練習パートの押鍵タイミングを練習することがてきる。この場合にも他のパートが小さい音で演奏音されるので、他のパートとの関係も掴むことができる。
この場合も、LCD6に指定したパートの演奏中の楽譜が表示され、指定したパートの演奏のために鍵盤3の押鍵すべき鍵が照光によってガイドされる。あるいは、前述のようにLCD6に鍵盤を表示して押鍵すべき鍵を反転表示するようにしてもよい。
図7は、L3モードフラグが1のときに実行する第3のレッスン機能(タイミングと音高一致進行機能)の処理を示すフローチャートである。この処理はL3モードフラグが1になるとスタートするが、ステップS41〜S49のうち、ステップS44以外は前述した図6のステップS31〜S33,S35〜S39と同じ処理を行う。
ステップS44では、ステップS42で定義された演奏のための押鍵すべき鍵の音高データと同一の押鍵があったか否かを判断する。そして、同一の押鍵があればステップS45へ進んで楽曲の進行を続行するが、同一の押鍵がなければステップS46で楽曲の進行を一時停止してステップS44へ戻り、同一の押鍵があるのを待って楽曲の進行を続行する。
この第3のレッスン機能によれば、指定した楽曲の指定したパートを演奏するために、押鍵すべきタイミングに鍵盤3の押鍵すべき音高の鍵を押鍵すると楽曲が進行して、マスタボリューム208で設定した音量で演奏されると共に、指定していないパートも設定した音量より小さい音量で演奏される。押鍵すべきタイミングに押鍵すべき音高の鍵を押鍵しないと楽曲の進行が一時停止し、押鍵すべき音高の鍵が押鍵されるのを待って楽曲が進行して演奏される。
この場合は、押鍵タイミングと押された鍵の音高とが押鍵すべきタイミングと音高と一致しないと、楽音の進行が一時停止するので、練習パートを完全に演奏できるように練習することができる。このときも、他のパートの演奏音が小さく聞こえるので、これまでに掴んだ感覚を活かして練習することができる。
この場合も、LCD6に指定したパートの演奏中の楽譜が表示され、指定したパートの演奏のために鍵盤3の押鍵すべき鍵が照光によってガイドされる。あるいは、前述のようにLCD6に鍵盤を表示して押鍵すべき鍵を反転表示するようにしてもよい。
この
図8は、図4のステップS14で実行するコード学習機能であるコードディクショナリ処理を示すフローチャートである。
この処理をスタートすると、まずステップS51でL4モードフラグが1か否かを判断し、0であれば何もせずに図4のメインルーチンへリターンする。L4モードフラグが1であれば学習機能が選択されているのでステップS52へ進んで、鍵盤3によってルート鍵(コードの根音の鍵)の押鍵のみ又はルート鍵の押鍵とテンキー210による数字(例えばC7の7)入力又はルート鍵とテンキー210のキーの組み合わせによるアルファベット入力(例えば「major」や「minor」など)によるコード指定の完了を待つ。なお、テンキー210から完全なコード名を入力してもよい。
あるいは、このモード(L4=1)に入ると、鍵盤がスプリットされ、ルート指定鍵群と種類指定鍵群とに分かれ、ルート鍵と種類指定鍵(例えば「m7:マイナセブンス」)との入力によって、LCD6の鍵盤図に押すべき3鍵が表示され、コード指定が完了するようにしてもよい。
コード指定が完了すると、コード構成音の各鍵に対応したLED32を発光させる。複数のコードの候補がある場合、最も代表的なコードの構成音に対応したLED32を発光させる。そして、ステップS54で定義された複数鍵が同時にオン(押鍵)されるのを待ち、定義された複数鍵が同時にオンされるとステップS55でコード構成音の各鍵に対応した音高の音を発音(正解音列発生)して、図4のメインルーチンへリターンする。
このコード学習機能によれば、ルート鍵の押鍵のみあるいはそれと数字やアルファベットにより、あるいは上述して他のやり方によりコードを指定すると、そのコードの各構成音の各鍵がLEDの発光によって表示されるので、その照光している各鍵を同時に押鍵することによって所望のコードを演奏することができる。
図9は、リズムラン機能におけるリズムの最小単位毎のタイマインタラプトによって処理する動作のフローチャートである。
この処理は、常にリズムの最小単位毎のタイマインタラプトでスタートし、まずステップS61でリズムランモード(RUNフラグが1)か否かを判断し、リズムランモードでなければ、そのままメインルーチンへリターンする。リズムランモードでなければ、ステップS62へ進んで、リズム種類選択手段により選択されたリズム種類データ(ワルツ、ルンバ、ジルバ等)と、そのリズム種類に応じた複数の発音すべきリズム音源種類データ(ハイハット、シンバル、スネアドラム、バスドラム等)と、リズムインタラプト毎にカウントされるカウントデータとのマトリクスの交点に、音源データがあるか否かを判断する。そして、上記マトリクスの交点に音源データがなければそのままメインルーチンへリターンするが、上記マトリクスの交点に音源データがあれば、ステップS63へ進んで定義されたデータの音を発音させた後、メインルーチンへリターンする。
上述した実施形態の電子鍵盤楽器は、前述のように難易度が段階的に異なる複数のレッスン機能を選択するための複数の操作子のうち鍵盤に最も近い位置に配設された操作子が、上記学習機能を選択するための操作子を兼ねので、レッスン機能と学習機能を選択する操作子がまとまって配置されて分かりやすく、しかも操作子の数を減らすことがきる。さらに、上記操作子によって選択されたレッスン機能により練習する際に、指定された練習パートは設定された音量で演奏し、他のパートは設定された音量より小さい音量で演奏する機能を有しているので、練習パートが強調されて覚え易く、且つ他のパートとの関係も掴みながら各段階の練習を効果的にすすめることができる。
以上の説明から明らかなように、この発明による電子鍵盤楽器は、難易度が段階的に異なる複数のレッスン機能、それらとは異なる学習機能を有し、それらの各機能を適宜選択して実行できる各種の電子鍵盤楽器に利用することができ、レッスン機能と学習機能を選択する操作子がまとまって配置されるので分かりやすく、操作子の数を減らすために2機能の選択に兼用する操作子は選択頻度が高くなるが、最も鍵盤に近い位置にあるので操作性がよい。したがって、初心者でも所望の楽曲の演奏練習を容易に行うことができる。
この発明による電子鍵盤楽器の一実施形態の外観を示す平面図である。 図1に示した電子鍵盤楽器の全体構成を示すブロック図である。 図2に示したROMに記憶させるデータの構成を示す図である。 図2に示したCPUによるメインルーチンの処理を示すフローチャートである。
同じくL1モードフラグが“1”のときに実行する第1のレッスン機能の処理を示すフローチャートである。 同じくL2モードフラグが“1”のときに実行する第2のレッスン機能の処理を示すフローチャートである。 同じくL3モードフラグが“1”のときに実行する第3のレッスン機能の処理を示すフローチャートである。 同じく図4のステップS14で実行するコードディクショナリ処理(コード学習機能の処理)を示すフローチャートである。 同じくリズムラン機能におけるリズムの最小単位毎のタイマインタラプトによって処理する動作のフローチャートである。
符号の説明
1…電子鍵盤楽器、2…ケース、3…鍵盤、4…スピーカグリル、5…スピーカ、6…液晶表示器(LCD)、11…CPU、12…ROM、13…RAM、14…タイマ、15…外部記憶媒体I/F、16…MIDI/F、17…検出回路、18…表示回路、19…音源回路、20…操作パネル部、21…パネル操作子、22…通信I/F、23…表示装置、24…サウンドシステム、25…システムバス、31…鍵、31C…C鍵(標準鍵)、32…鍵を光らせるLED、
201…第1のレッスン機能選択用操作子、202…第2のレッスン機能選択用操作子、
203…第3のレッスン機能選択用操作子(学習機能選択用操作子を兼ねる)、
204…リズムラン機能のスタート/ストップ選択用操作子、205…シンクロスタートボタン、206…左手ボタン、207…右手ボタン、208…音量調整用のマスタボリューム、209…スタンバイオンランプ、210…テンキー、211…ソング指定ボタン、212…スタイル指定ボタン、213…ボイス指定ボタン、214…エンタボタン

Claims (2)

  1. 複数の鍵を有する鍵盤と、複数の操作子を有する操作パネル部と、レッスン機能部とを備えた電子鍵盤楽器において、
    前記レッスン機能部は、難易度が段階的に異なる複数のレッスン機能と、その複数のレッスン機能とは異なる学習機能とを備え、
    前記操作パネル部における前記鍵盤の鍵長手方向に対して異なる位置に、前記難易度が段階的に異なる複数のレッスン機能を選択するための複数の操作子を配設し、該複数の操作子のうち前記鍵盤に最も近い位置に配設された操作子が、前記学習機能を選択するための操作子を兼ねていることを特徴とする電子鍵盤楽器。
  2. 請求項1記載の鍵盤電子楽器において、
    前記鍵盤に最も近い位置に配設された操作子が、前記複数のレッスン機能のうちの最も難易度が高いレッスン機能を選択するための操作子と前記学習機能を選択するための操作子とを兼ねていることを特徴とする電子鍵盤楽器。

JP2004382078A 2004-12-28 2004-12-28 電子鍵盤楽器 Expired - Fee Related JP4239971B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004382078A JP4239971B2 (ja) 2004-12-28 2004-12-28 電子鍵盤楽器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004382078A JP4239971B2 (ja) 2004-12-28 2004-12-28 電子鍵盤楽器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006189514A JP2006189514A (ja) 2006-07-20
JP4239971B2 true JP4239971B2 (ja) 2009-03-18

Family

ID=36796810

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004382078A Expired - Fee Related JP4239971B2 (ja) 2004-12-28 2004-12-28 電子鍵盤楽器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4239971B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006189514A (ja) 2006-07-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4094236B2 (ja) 演奏支援装置、演奏支援方法及び同方法をコンピュータで実現させる演奏支援プログラム
US7321094B2 (en) Electronic musical instrument
JP2012515622A (ja) 対話型楽器ゲーム
JP3807275B2 (ja) コード提示装置およびコード提示用コンピュータプログラム
JP4543475B2 (ja) 演奏練習装置および運指練習装置
US4757736A (en) Electronic musical instrument having rhythm-play function based on manual operation
JP2004302438A (ja) 弦楽器型の電子楽器
JP4379291B2 (ja) 電子音楽装置及びプログラム
JP3348708B2 (ja) 演奏ガイド付き電子楽器
JP2006276434A (ja) 演奏ガイド装置及びプログラム
JP4798301B2 (ja) 鍵盤楽器
JP2000214848A (ja) 演奏支援装置、演奏支援方法、および演奏支援プログラムを記録した記録媒体
JP4305386B2 (ja) 電子鍵盤楽器
JPH06301332A (ja) 電子楽器
JP3267777B2 (ja) 電子楽器
JP4239971B2 (ja) 電子鍵盤楽器
JPH06301333A (ja) 演奏教習装置
JP4821505B2 (ja) 電子鍵盤楽器、及びそれに用いるプログラム
JP3620366B2 (ja) 電子鍵盤楽器
JP7338669B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、演奏データ表示システム、およびプログラム
JP3674469B2 (ja) 演奏ガイド方法と装置及び記録媒体
JP3543680B2 (ja) 演奏ガイド付き電子鍵盤楽器
JP2004258383A (ja) 電子楽器
KR100708806B1 (ko) 건반악기
JP4321545B2 (ja) ドラム型電子楽器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071023

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081202

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081215

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4239971

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140109

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees