JP3521791B2 - 鍵盤装置 - Google Patents

鍵盤装置

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JP3521791B2
JP3521791B2 JP05398199A JP5398199A JP3521791B2 JP 3521791 B2 JP3521791 B2 JP 3521791B2 JP 05398199 A JP05398199 A JP 05398199A JP 5398199 A JP5398199 A JP 5398199A JP 3521791 B2 JP3521791 B2 JP 3521791B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、演奏練習等のた
めに押鍵すべき鍵として特定指示された鍵や押鍵された
鍵等について、指示された鍵であることを示す鍵指示表
示、及び鍵の音高を示す音高表示を各鍵毎に行う鍵盤装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、演奏練習等のために、押鍵すべき
鍵を、光を用いて特定指示するようにした鍵盤装置が知
られている。この装置は、例えば、LEDを各鍵毎に対
応して設けると共に、自動演奏装置を設け、該自動演奏
装置のメモリから読み出した自動演奏データに基づくシ
ーケンサ指示により次に押鍵すべき鍵(以下、「指示
鍵」と称する)に対応したLEDを順次発光させ、演奏
者に認識させるように構成されている。この装置には、
LEDが鍵の基端部近傍に配置されたものや鍵の下方に
配置されたもの等がある。
【0003】一方、各鍵の音高が適所に表記された鍵盤
装置も既に知られている。音高表示は一般に、例えば上
フレームの鍵の基端部近傍や鍵の押鍵面(上面)に、
「ド、レ、ミ」、「C、D#」等の文字のほか、記号や
絵で付すことによりなされている。上記従来の押鍵すべ
き鍵を特定指示するようにした鍵盤装置においても、音
高表示は上記のような一般的な態様でなされているのが
現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
一般的な音高表示では、押鍵指示や押鍵操作にかかわり
なく常に一定の表示態様を維持するので、指示鍵の音高
を演奏者に強く意識させることができない。上記従来の
鍵盤装置において、指示鍵の音高を強調して認識させる
ようにするために、音高の表記部分を照射するためのL
ED等の照射部を、指示鍵を指示表示するためのLED
とは別個に各鍵毎に設けることが考えられるが、そのよ
うにすると構成が複雑化するという問題があった。
【0005】また、上記した、指示鍵用のLEDが鍵の
基端部近傍に配置された鍵盤装置では、LEDの発した
光が演奏者に直接視認されるだけであるので、電飾的な
効果を与えることは期待できない。
【0006】一方、上記の指示鍵用のLEDが鍵の下方
に配置された鍵盤装置では、鍵を光透過性の材料で構成
する必要があるだけでなく、押鍵により発光部分が指に
隠れることを回避するために鍵全体を均一に照射する工
夫が必要になる等、構成上制約が多い。しかも、良好な
外観を維持しつつこれらの要件を満たすように構成する
のは容易でなく、黒鍵については黒色という性質上、一
層困難であった。
【0007】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたものであり、その目的は、簡単な構成で、
音高及び特定鍵を認識させることができる鍵盤装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1の鍵盤装置は、複数の鍵と、前記複
数の各鍵に対応して1つずつ設けられ、対応する鍵の基
端部側から鍵先端方向に向かって該鍵に光を照射する発
光体と、前記発光体に対応して設けられ、前記複数の各
鍵の音高を表示するための音高表示部と、前記発光体に
対応して設けられ、前記複数の鍵のうち特定された鍵を
認識させるための特定鍵認識部とを備え、前記音高表示
部と前記特定鍵認識部とを、対応する発光体に対して共
に近接させて、いずれも鍵並び方向に沿って連続配置す
ると共に、前記発光体が発光することにより、当該発光
した発光体に対応する鍵の音高を対応する音高表示部が
表示すると共に当該発光した発光体に対応する鍵が前記
特定された鍵であることを対応する特定鍵認識部が認識
させるように構成したことを特徴とする。
【0009】この構成により、発光体が発光することに
より、当該発光した発光体に対応する鍵の音高を音高表
示部が表示すると共に当該発光した発光体に対応する鍵
が特定された鍵であることを特定鍵認識部が認識させ
る。よって、1つの発光体で音高表示と特定鍵認識とを
兼用すると共に、光が鍵に照射されるので、簡単な構成
で、音高及び特定鍵を容易に認識させることができる。
【0010】なお、前記複数の鍵のうち特定された鍵に
は、自動演奏手段によるシーケンサ指示や、先生が親機
で演奏することによるリアルタイムの指示等により特定
された鍵のほか、演奏者自らの押鍵により特定された鍵
が含まれる。
【0011】なお、前記音高表示部は、前記複数の各鍵
の音高を示す表記が付された板状部材を備え、前記発光
体が発した光が前記板状部材における当該発光体に対応
する表記部分に照射、あるいは表記部分を透過して該表
記部分が強調されるようにされるように構成してもよ
い。これにより、演奏者に音高を強く意識させることが
できる。その際、表記や透過の態様によってイルミネー
ションによる装飾的な効果を付与するようにすることも
容易である。また、表記は文字、記号、絵等、種々選択
可能であるので、構成の自由度が高い。
【0012】同じ目的を達成するために本発明の請求項
2の鍵盤装置は、上記請求項1記載の構成において、前
記特定鍵認識部は、前記複数の各鍵にそれぞれ対応する
反射面を含み、該反射面は、前記複数の各鍵の基端部近
傍であって演奏者が視認可能な位置に設けられ、前記発
光体が発した光が当該発光体に対応する反射面で反射し
て前記演奏者に視認されることで、前記特定された鍵が
認識されるように構成したことを特徴とする。
【0013】この構成により、反射面を押鍵時に隠れな
いような適所に配置すれば、押鍵しても特定鍵の視認が
妨げられない。また、反射面は各鍵の基端部近傍であれ
ば黒鍵にも容易に備えることができるので、白鍵だけで
なく黒鍵も同様に特定鍵であることを認識させることが
できる。また、反射面の反射を介して認識させるので、
直接視認させる場合よりも電飾的な効果を施しやすい。
【0014】なお、反射面は、視認容易にするため前記
複数の各鍵の基端部上面、鍵本体後部上面または基端部
上面及び鍵本体後部上面の双方に設けるのが望ましい。
さらに前記発光体のうち白鍵に対応するものが発した光
は、当該対応する白鍵の押鍵面にも照射されるように構
成してもよい。これにより、白鍵については特定鍵の認
識が一層容易になり、しかも押鍵しても視認が妨げられ
ない。
【0015】なお、前記反射面を、前記複数の各鍵の基
端部上方において白鍵の押鍵面と略面一に設けるのが望
ましい。これにより、演奏者には、白鍵に対応する反射
面が白鍵の基端方向への延長部のように認識されるの
で、白鍵と反射面との対応関係がより視覚上明瞭とな
り、視認効果を向上することができる。
【0016】同じ目的を達成するために本発明の請求項
3の鍵盤装置は、上記請求項1または2記載の構成にお
いて、前記発光体を前記複数の各鍵の基端部上方に配置
すると共に、前記発光体のうち白鍵に対応するものが発
した光が、当該対応する白鍵の押鍵面にも照射されるよ
うに構成し、前記発光体のうち白鍵に対応するものが発
した光が、演奏者による押鍵時における指と白鍵の押鍵
面との当接点を鍵先端方向における照射範囲の限界位置
として、該限界位置よりも鍵基端部側に照射されるよう
に構成したことを特徴とする。
【0017】この構成により、発光体の光は、鍵の基端
部から鍵先端方向に向かって照射されるが、白鍵の非押
鍵時には演奏者の指には発光体の光が照射されない一
方、押鍵すると照射されるので、その白鍵を押鍵したこ
とが視認されやすい。従って、例えばCメジャースケー
ルの音高のみで成る練習曲の演奏練習には十分に役立つ
だけでなく、イルミネーションによる電飾的効果を向上
することができる。また、押鍵が視認されやすいので、
奏者には押鍵鍵がより鮮明に記憶され、習熟が一層早く
なる。
【0018】同じ目的を達成するために本発明の請求項
4の鍵盤装置は、上記請求項記載の構成において、前
記反射面を、前記複数の鍵の共通基端部上方に前記複数
の鍵とは別体に設け、黒鍵に対応する反射面と白鍵に対
応する反射面とを一体に形成したことを特徴とすること
を特徴とする。
【0019】この構成により、反射面の製造を容易にす
ることができる。
【0020】同じ目的を達成するために本発明の請求項
5の鍵盤装置は、上記請求項2または4記載の構成にお
いて、前記複数の各鍵に対応する反射面を互いに隣接す
る鍵に対応する反射面と区別するための識別部を設けた
ことを特徴とする。
【0021】この構成により、各鍵と反射面との対応関
係がより視覚上明瞭となり、視認効果を向上することが
できる。特に、演奏者と正対しない低音域及び高音域の
鍵であっても、対応する反射面を容易に視認することが
できる。
【0022】同じ目的を達成するために本発明の請求項
6の鍵盤装置は、上記請求項1〜5のいずれか1項に記
載の構成において、前記特定された鍵は、演奏者による
押鍵操作及び所定の押鍵指示の少なくとも一方に基づい
て特定された鍵であることを特徴とする。
【0023】この構成により、押鍵操作により鍵を特定
する場合は、自己が押鍵した鍵が明確に視認されるの
で、演奏練習に役立つ。自動演奏手段によるシーケンサ
指示や先生の親機によるリアルタイムでの演奏指示等
の、所定の押鍵指示に基づいて鍵を特定する場合は、次
に押鍵すべき鍵が容易に視認されるので、練習に役立
つ。
【0024】同じ目的を達成するために本発明の請求項
7の鍵盤装置は、複数の鍵と、板状部材と、ベース体
と、前記複数の各鍵に対応して1つずつ設けられ、対応
する鍵の基端部側から鍵先端方向に向かって該鍵に光を
照射する発光体と、前記板状部材に含まれ、音高を示す
表記によって前記複数の各鍵の音高を表示するための音
高表示部と、前記ベース体に含まれ、前記複数の鍵のう
ち特定された鍵を認識させるための特定鍵認識部と、
発光体を支持する支持部材とを備え、前記音高表示部
と前記特定鍵認識部とを、対応する発光体に対して共に
近接させて、いずれも鍵並び方向に沿って連続配置する
と共に、前記発光体が発光することにより、当該発光し
た発光体に対応する鍵の音高を対応する音高表示部が表
示すると共に当該発光した発光体に対応する鍵が前記
定された鍵であることを対応する特定鍵認識部が認識さ
せるように構成し、さらに、前記発光体の下方に前記ベ
ース体が位置し、且つ前記発光体の鍵先端方向に前記板
状部材が位置するように、前記ベース体、前記板状部
材、前記発光体及び前記支持部材をアッセンブリして表
示ユニットを構成し、該表示ユニットを、前記ベース体
を介して前記複数の鍵の共通基端部に固定したことを特
徴とする。
【0025】この構成により、表示ユニットが鍵基端部
上方で音高表示及び特定鍵表示の機能を果たし、1つの
発光体で音高表示と特定鍵認識とを兼用すると共に、光
が鍵に照射されるので、簡単な構成で、音高及び特定鍵
を容易に認識させることができる。また、表示ユニット
をアッセンブリしてから固定するので、製造、組立が容
易であり、既存の鍵盤装置や各種の鍵盤装置に同様の設
計を適用することが容易である。
【0026】なお、表示ユニットを複数の鍵の共通基端
部に着脱自在に取り付けるようにすれば、音高表示及び
指示鍵表示の機能がない鍵盤装置とこれらがある鍵盤装
置とを、表示ユニットの着脱の有無により作り分けるこ
とができるので、鍵盤装置を別々に設計、製造する必要
がなくなり、部品共通化によるコスト削減を図ることが
できる。
【0027】同じ目的を達成するために本発明の請求項
8の鍵盤装置は、上記請求項7記載の構成において、前
記各発光体の各照射領域を仕切るための遮光用リブを前
記表示ユニット内部に設けたことを特徴とする。
【0028】この構成により、遮光用リブが隣接する音
高表示部への光の漏れ防止機能を果たす。また、遮光用
リブを表示ユニットの内壁(例えば前記ベース体)から
内部に向かって突設すれば、遮光用リブが表示ユニット
を補強する機能を果たす。従って、遮光用リブが隣接す
る音高表示部への光の漏れ防止機能を果たすだけでな
く、表示ユニットの補強の機能をも兼用するように設計
することが容易であるので、構成を簡単にすることがで
きる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0030】図1は、 本実施の形態に係る鍵盤装置の
鍵後端部近傍を示す部分縦断面図である。本実施の形態
では、鍵先端方向、すなわち鍵の演奏者側を前方と称
し、鍵後端方向、すなわち鍵の基端部側を後方と称す
る。
【0031】本鍵盤装置は、鍵ユニット20をフレーム
30に装着し、上ケース40をフレーム30に接合して
成る。鍵ユニット20の共通基端部24と上ケース40
との間に表示ユニット10が配置される。
【0032】図2は、表示ユニット10の分解斜視図で
あり、図3は、表示ユニット10の分解平面図である。
図3(a)は、表示ユニット10を上方からみた平面図
である。同図(b)は、後述する表示パネル12(板状
部材)の平面図である。同図(c)は、表示パネル12
を外した状態で表示ユニット10を前方からみた平面図
である。同図(a)、(c)では、後述する取付基板1
3(支持部材)は省略されている。
【0033】図1において、鍵ユニット20は、黒鍵2
2のユニット及び2分割された白鍵21のユニットをそ
れらの共通基端部24にて互いに積層して成る3層構造
となっており、オクターブ毎に構成される。鍵ユニット
20は、押鍵操作される白鍵21、黒鍵22が、ヒンジ
部23を介して共通基端部24に各々左右及び上下方向
へ揺動自在に支持されて構成される。なお、各鍵21、
22の左右方向への揺動は、不図示の鍵ガイドによって
規制される。
【0034】本鍵盤装置の組み付けは、フレーム30上
に鍵ユニット20、表示ユニット10、上ケース40の
順に積層されてなされている。表示ユニット10のベー
ス体11の底板11h後部には、ネジ止め用の貫通孔1
1dが複数適所に設けられ(図3(a)参照)、鍵ユニ
ット20の共通基端部24にも同様の貫通孔(図示せ
ず)が設けられている。フレーム30上に鍵ユニット2
0の共通基端部24及び表示ユニット10のベース体1
1を積載し、上記各貫通孔の位置を合わせて上方からネ
ジ42をフレーム30に螺合することにより、フレーム
30に鍵ユニット20及び表示ユニット10が組み付け
られる(とも締め)。
【0035】上ケース40からはボス41が下方に突設
されている。表示ユニット10のベース体11の底板1
1h後部には、切り欠き部11gがボス41に対応する
位置に設けられ(図3(a)参照)、鍵ユニット20の
共通基端部24にも同様の切り欠き部(図示せず)が設
けられている。フレーム30に鍵ユニット20及び表示
ユニット10が組み付けられた状態で上ケース40を被
せると、上記各切り欠き部の存在によってボス41の下
面41aがフレーム30に直に当接する。この当接した
フレーム30の部分には上ケース40の取り付け用の孔
(図示せず)が設けられており、この孔に下方から不図
示のネジを貫通させ、上ケース40をフレーム30にネ
ジ止め、固定することができる。
【0036】表示ユニット10は、鍵ユニット20に対
応してオクターブ毎に構成される。表示ユニット10を
フレーム30に上記のようにして組み付けることによ
り、表示ユニット10は、上ケース40の前端部と鍵2
1、22の鍵本体後端部との間の開口部分に配置され
る。
【0037】表示ユニット10は、図2に示すようにベ
ース体11等及び表示パネル12から成り、内部に後述
する高輝度タイプのLED14(発光体)が設けられて
いる。
【0038】表示パネル12は、同図及び図3(b)に
示すように、音高表示部12a及び指示鍵表示部12b
(特定鍵認識部)から成り、板状に形成されている。音
高表示部12aには、1オクターブ分の音高表記12c
(「ド」、「ド#」、…「シ」)が付されている。各音
高表記12cは半透明で、音高表示部12aのその他の
領域は遮光のため黒色不透明になっている。従って、L
ED14が発光すると、それに対応する音高表記12c
の部分を照射光が透過し、演奏者に音高が視認される。
これにより、音高表示がなされる。なお、音高表記12
cの表記態様や透過の程度等の設定により、イルミネー
ションによる装飾的な効果を付与するようにすることも
容易である。また、表記は文字のほか、記号、絵、数字
譜等、種々選択可能である。
【0039】指示鍵表示部12bは、上部が光を透過す
る透明部12b’で、下部が黒色不透明とされている。
後述するように、この透明部12b’を、LED14及
びベース体11の反射面11a(特定鍵認識部)からの
光が透過し、演奏者は、主に反射面11aからの反射光
により、発光したLED14に対応する鍵を認識する。
LED14は、上記音高表示機能だけでなく、自動演奏
データに基づくシーケンサ指示により特定された次に押
鍵すべき鍵(以下、「指示鍵」と称する)の認識機能に
も兼用され、構成が簡単になっている。なお、透明部1
2b’の下部は、後述するベース体11の底板11hに
当接する部分である。
【0040】ベース体11は、図1に示すように、底板
11h、上端支持部材11b及び中間支持部材11fか
ら成り、光反射率の高い白色の樹脂等で一体成形されて
いる。なお、上端支持部材11bまたは中間支持部材1
1fを底板11hとは別体に構成して底板11hに固定
してもよい。
【0041】ベース体11の上端支持部材11bには、
図2及び図3(a)に示すように、複数の挿入孔11e
が各LED14に対応して設けられている。図1に示す
取付基板13は、1オクターブ分の長さに形成された板
状の部材であり(図には表現していない)、取付基板1
3には、LED14が各鍵21、22に対応して等間隔
に取り付けられている。各LED14が上端支持部材1
1bの挿入孔11eを貫通し、取付基板13が上端支持
部材11bの後面に接着またはネジ止めされて、各LE
D14がベース体11に固定される。
【0042】ベース体11の底板11hの前部上面は、
LED14の光を反射する反射面11aとして機能す
る。反射面11aは、白鍵21だけでなく黒鍵22にも
対応して設けられるが、共通基端部24上方に設けられ
るので、黒鍵22に対応する反射面11aも演奏者に視
認容易である。また、各鍵21、22を押鍵しても視認
が妨げられない。
【0043】反射面11aは、表示ユニット10をフレ
ーム30に組み付けた状態で、白鍵21の白鍵押鍵面2
1a(上面)と略面一となるように設定されている。こ
れにより、演奏者には、白鍵21に対応する反射面11
aが白鍵21の基端方向への延長部のように認識される
ので、白鍵21と反射面11aとの対応関係がより視覚
上明瞭となり、視認効果を向上することができる。反射
面11aにはさらに、識別溝11c(識別部)が刻設さ
れている。識別溝11cは、各鍵21、22との対応関
係を視覚上より明瞭にするために、各鍵21、22間の
延長対応部分において前後方向に延びている。これによ
り、演奏者と正対しない低音域及び高音域の鍵であって
も、対応する反射面11aを容易に視認することができ
る。また、識別溝11cにより白鍵21用の反射面11
aと黒鍵22用の反射面11aとを区別できることか
ら、両者を一体に形成した上で識別溝11cを形成すれ
ばよく、ベース体11の製造を容易にすることができ
る。
【0044】表示パネル12は、図1に示すように、ベ
ース体11の斜め上前方から取り付けられる。上端支持
部材11b、中間支持部材11f及び底板11hの各前
部は面一に形成され、これらの面に表示パネル12が接
着、固定される。中間支持部材11fは、表示パネル1
2の支持を補強し、表示パネル12の撓みを抑制してい
る。
【0045】また、上端支持部材11bからは前方で表
示ユニット10の内部に遮光用リブ15が中間支持部材
11fに対応して突設されている。リブ15は、一端部
が上端支持部材11bに他端部が中間支持部材11fに
それぞれ接着固定されている。これにより、LED14
の各照射領域が仕切られ、各照射光が隣接する音高表記
12cへ漏れるのを防止するので、音高表示がより明瞭
になる。また、リブ15は、一端部が上端支持部材11
bに他端部が中間支持部材11fにそれぞれ接着固定さ
れているので、表示ユニット10を補強している。従っ
て、リブ15が、光の漏れ防止機能と表示ユニット10
の補強機能の双方を果たすので、構成を簡単にすること
ができる。
【0046】なお、リブ15は、取付基板13から表示
ユニット10の内部に向かって突設してもよい。例え
ば、取付基板13にLED14をはんだ付けすると共
に、亜鉛板、銅板等のパーティションをはんだ付けして
構成することができる。この場合は、げたの歯が並んだ
ような形態となり、各げた間にLED14が配されるこ
とになる。
【0047】表示ユニット10は、ベース体11、表示
パネル12及びLED14等によるアッセンブリ体とし
てフレーム30に組み付けられるので、製造、組立が容
易である。
【0048】図4は、本鍵盤装置の鍵後端部近傍から鍵
前端部までを示す部分縦断面図である。
【0049】LED14による照射範囲は、図3に示す
表示ユニット10の表示パネル12の透明部12b’に
より規定される。すなわち、音高表示部12aと透明部
12b’との境界線B(図3、図4)から上方はLED
14の光が遮られるので、境界線Bの設定によって白鍵
21の先端方向における照射範囲の限界位置が定まる。
その限界位置は、図4に示すように、押下されない状態
における演奏者の指と白鍵21との当接点Pに設定され
ている(図4)。これにより、白鍵21に関しては、L
ED14の光は演奏者の指に非押鍵時には照射されない
が、押鍵すると初めて照射されるので、押鍵したこと及
び押鍵した鍵が強く認識される。また、イルミネーショ
ンによる電飾的効果も付与することができる。
【0050】本鍵盤装置は、図示しないが、自動演奏装
置及び制御部を備え、公知の手法により、自動演奏装置
からのシーケンサ指示信号によって規定される音高に対
応して、制御部が各LED14に個別に発光指示を与え
るように構成されている。
【0051】かかる構成において、本鍵盤装置では、自
動演奏装置からのシーケンサ指示信号に基づいて、音高
表示及び指示鍵表示がなされる。すなわち、上記シーケ
ンサ指示信号により例えば練習曲のメロディに従って指
示鍵が特定され、指示鍵に対応するLED14が順次発
光する。
【0052】LED14が発光すると、表示ユニット1
0の対応する反射面11aが照射され、その反射光が演
奏者に視認される。演奏者は、発光を手がかりに次に押
鍵すべき指示鍵を認識して演奏の練習をすることができ
る。これは黒鍵22の音高を含む練習曲でも可能であ
る。発光したLED14が白鍵21である場合は、上述
したようにLED14の光が白鍵押鍵面21aにも照射
され、より明瞭に視認される。白鍵21の音高のみで構
成される練習曲の場合は特に視認効果が高いので、演奏
の早期上達を図ることができる。さらに、指示鍵となっ
ている白鍵21を押下すると、指にLED14の光が直
接照射されて光るので、より視認効果が高まり、目から
受ける刺激が記憶にフィードバックされてより学習効果
が向上する。白鍵の音高でのみ成る練習曲の練習には十
分に実用的であり、さらにイルミネーションによる電飾
的な効果を付与することができる。
【0053】上記に加えて、LED14が発光すると、
表示パネル12の音高表記12cを照射光が透過して音
高表記12cが演奏者に認識される。演奏者は、発光を
手がかりに黒鍵22を含む指示鍵の音高を強く意識して
練習をすることができる。
【0054】本実施の形態によれば、各鍵21、22毎
に1つ設けたLED14が発光することで、その鍵の音
高表示と指示鍵認識表示とを同時に実現し、LED14
に両機能を兼用させることができるので、簡単な構成
で、音高表示及び指示鍵の認識をすることができる。
【0055】また、反射面11aを共通基端部24の上
方に設けたので、視認しやすく、押鍵しても視認が妨げ
られないだけでなく、白鍵21だけでなく黒鍵22にも
適用容易である。さらに反射面11aの反射光を介して
指示鍵を認識させるようにしたので、直接認識させる場
合よりも電飾的な効果を施しやすい。
【0056】また、白鍵21については、LED14の
照射光が押鍵面21aに広く届くようにしたので、指示
鍵の認識が一層容易になり、しかも押鍵すると初めて指
にも光が照射されるように設定したので、押鍵したこと
及び押鍵した鍵を一層強調することができ、練習に役立
つ。さらに反射面11aと白鍵21の押鍵面21aを面
一にしたこと及び反射面11aに識別溝11cを設けた
ことで、対応する指示鍵が一層明瞭に認識される。
【0057】また、表示ユニット10をアッセンブリし
てからフレーム30に固定するので、製造、組立が容易
であり、既存の鍵盤装置や各種の鍵盤装置に同様の設計
を適用することが容易である。なお、表示ユニット10
を共通基端部24にに着脱自在に取り付けるようにすれ
ば、音高表示及び指示鍵認識表示の機能がない鍵盤装置
とこれらがある鍵盤装置とを、表示ユニットの着脱の有
無により作り分けることができるので、鍵盤装置を別々
に設計、製造する必要がなくなり、部品共通化によるコ
スト削減を図ることができる。
【0058】また、リブ15が、隣接する音高表記12
cへの光の漏れ防止機能と表示ユニット10の補強機能
の双方を果たすようにしたので、構成を簡単にすること
ができる。
【0059】なお、指示鍵は、上記した自動演奏装置か
らのシーケンサ指示により特定するほか、本鍵盤装置を
親機と接続し、先生が親機で演奏することによるリアル
タイムの演奏指示により指示鍵を特定するようにしても
よい。これらの場合は、次に押鍵すべき鍵が容易に認識
され、演奏練習に役立つ。あるいは、演奏者自らが押鍵
した鍵に対応するLED14を発光させ、該押鍵した鍵
を指示鍵として特定してもよい。この場合は、自己が押
下した鍵が明確に視認されるので、押鍵動作を明瞭に確
認しつつ練習することができる。
【0060】なお、表示ユニット10を設ける位置は、
押鍵時を含めて視認が容易で白鍵21及び黒鍵22双方
に適用できれば他の位置でもよい。
【0061】なお、白鍵21の先端方向におけるLED
14による照射範囲の限界位置を表示パネル12におけ
る境界線Bの設定によって規定するようにしたが、これ
に限るものでなく、例えば指向性の強いLEDを用いて
照射範囲を規定するようにしてもよい。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係る鍵盤装置によれば、1つの発光体で音高表示と特
定鍵認識とを兼用すると共に、光が鍵に照射されるの
で、簡単な構成で、音高及び特定鍵を容易に認識させる
ことができる。
【0063】本発明の請求項2の鍵盤装置によれば、反
射面を押鍵時に隠れないような適所に配置すれば、押鍵
しても特定鍵の視認が妨げられない。また、反射面は各
鍵の基端部近傍であれば黒鍵にも容易に備えることがで
きるので、白鍵だけでなく黒鍵も同様に特定鍵であるこ
とを認識させることができる。また、反射面の反射を介
して認識させるので、直接視認させる場合よりも電飾的
な効果を施しやすい。
【0064】本発明の請求項3の鍵盤装置によれば、押
鍵が視認されやすいので、奏者には押鍵鍵がより鮮明に
記憶され、習熟が一層早くなる。また、イルミネーショ
ンによる電飾的効果を向上することができる。
【0065】本発明の請求項4の鍵盤装置によれば、反
射面の製造を容易にすることができる。
【0066】本発明の請求項5の鍵盤装置によれば、各
鍵と反射面との対応関係がより視覚上明瞭となり、視認
効果を向上することができる。
【0067】本発明の請求項6の鍵盤装置によれば、押
鍵操作により鍵を特定する場合は、自己が押鍵した鍵が
明確に視認されるので、演奏練習に役立つ。自動演奏手
段によるシーケンサ指示や先生の親機によるリアルタイ
ムでの演奏指示等の、所定の押鍵指示に基づいて鍵を特
定する場合は、次に押鍵すべき鍵が容易に視認されるの
で、練習に役立つ。
【0068】本発明の請求項7の鍵盤装置によれば、
単な構成で、音高及び特定鍵を容易に認識させることが
できる。また、表示ユニットをアッセンブリしてから固
定するので、製造、組立が容易であり、既存の鍵盤装置
や各種の鍵盤装置に同様の設計を適用することが容易で
ある。
【0069】本発明の請求項8の鍵盤装置によれば、遮
光用リブが隣接する音高表示部への光の漏れ防止機能を
果たすだけでなく、表示ユニットの補強の機能をも兼用
するように設計することが容易であるので、構成を簡単
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態に係る鍵盤装置の鍵後端部近傍
を示す部分縦断面図である。
【図2】 同装置の表示ユニットの分解斜視図である。
【図3】 同装置の表示ユニットの分解平面図であり、
表示ユニットを上方からみた平面図(同図(a))、表
示パネルの平面図(同図(b))、及び表示パネルを外
した状態で表示ユニットを前方からみた平面図(同図
(c))である。
【図4】 同装置の鍵後端部近傍から鍵前端部までを示
す部分縦断面図である。
【符号の説明】
10 表示ユニット、11 ベース体、11a 反射面
(特定鍵認識部)、11b 上端支持部材、11c 識
別溝(識別部)、12 表示パネル、12a音高表示
部、12b 指示鍵表示部(特定鍵認識部)、12b’
透明部、13取付基板(支持部材)、14 LED
(発光体)、15 遮光用リブ、20鍵ユニット、21
白鍵、21a 白鍵押鍵面、22 黒鍵、24 共通
基端部、30 フレーム、40 上ケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10H 1/32 - 1/34 G10H 1/00 101 - 102 G10B 3/12 G10G 1/02

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の鍵(21、22)と、前記複数の各鍵に対応して1つずつ設けられ、対応する
    鍵の基端部側から鍵先端方向に向かって該鍵に光を照射
    する発光体(14)と、 前記発光体に対応して設けられ、 前記複数の各鍵の音高
    を表示するための音高表示部(12a)と、前記発光体に対応して設けられ、 前記複数の鍵のうち特
    定された鍵を認識させるための特定鍵認識部(11a、
    12b)とを備え、 前記音高表示部と前記特定鍵認識部とを、対応する発光
    体に対して共に近接させて、いずれも鍵並び方向に沿っ
    て連続配置すると共に、 前記発光体が発光することにより、当該発光した発光体
    に対応する鍵の音高を対応する音高表示部が表示すると
    共に当該発光した発光体に対応する鍵が前記特定された
    鍵であることを対応する特定鍵認識部が認識させるよう
    に構成したことを特徴とする鍵盤装置。
  2. 【請求項2】 前記特定鍵認識部は、前記複数の各鍵に
    それぞれ対応する反射面(11a)を含み、該反射面
    は、前記複数の各鍵の基端部近傍であって演奏者が視認
    可能な位置に設けられ、前記発光体が発した光が当該発
    光体に対応する反射面で反射して前記演奏者に視認され
    ることで、前記特定された鍵が認識されるように構成し
    たことを特徴とする請求項1記載の鍵盤装置。
  3. 【請求項3】 前記発光体を前記複数の各鍵の基端部
    (24)上方に配置すると共に、前記発光体のうち白鍵
    に対応するものが発した光が、当該対応する白鍵の押鍵
    面にも照射されるように構成し、前記発光体のうち白鍵
    に対応するものが発した光が、演奏者による押鍵時にお
    ける指と白鍵の押鍵面との当接点を鍵先端方向における
    照射範囲の限界位置(P)として、該限界位置よりも鍵
    基端部側に照射されるように構成したことを特徴とする
    請求項1または2記載の鍵盤装置。
  4. 【請求項4】 前記反射面を、前記複数の鍵の共通基端
    部上方に前記複数の鍵とは別体に設け、黒鍵に対応する
    反射面と白鍵に対応する反射面とを一体に形成したこと
    を特徴とすることを特徴とする請求項記載の鍵盤装
    置。
  5. 【請求項5】 前記複数の各鍵に対応する反射面を互い
    に隣接する鍵に対応する反射面と区別するための識別部
    (11c)を設けたことを特徴とする請求項2または4
    記載の鍵盤装置。
  6. 【請求項6】 前記特定された鍵は、演奏者による押鍵
    操作及び所定の押鍵指示の少なくとも一方に基づいて特
    定された鍵であることを特徴とする請求項1〜5のいず
    れか1項に記載の鍵盤装置。
  7. 【請求項7】 複数の鍵と、板状部材(12)と、 ベース体(11)と、 前記複数の各鍵に対応して1つずつ設けられ、対応する
    鍵の基端部側から鍵先端方向に向かって該鍵に光を照射
    する発光体(14)と、 前記 板状部材に含まれ、音高を示す表記によって前記複
    数の各鍵の音高を表示するための音高表示部(12a)
    と、前記 ベース体に含まれ、前記複数の鍵のうち特定された
    鍵を認識させるための特定鍵認識部(11a)と、前記 発光体を支持する支持部材(13)とを備え、前記音高表示部と前記特定鍵認識部とを、対応する発光
    体に対して共に近接させて、いずれも鍵並び方向に沿っ
    て連続配置すると共に、 前記発光体が発光することにより、当該発光した発光体
    に対応する鍵の音高を対応する音高表示部が表示すると
    共に当該発光した発光体に対応する鍵が前記特定された
    鍵であることを対応する特定鍵認識部が認識させるよう
    に構成し、 さらに、 前記発光体の下方に前記ベース体が位置し、且
    つ前記発光体の鍵先端方向に前記板状部材が位置するよ
    うに、前記ベース体、前記板状部材、前記発光体及び前
    記支持部材をアッセンブリして表示ユニット(10)を
    構成し、該表示ユニットを、前記ベース体を介して前記
    複数の鍵の共通基端部(24)に固定したことを特徴と
    する鍵盤装置。
  8. 【請求項8】 前記各発光体の各照射領域を仕切るため
    の遮光用リブ(15)を前記表示ユニット内部に設けた
    ことを特徴とする請求項7記載の鍵盤装置。
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