JPH0112722Y2 - - Google Patents

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JPH0112722Y2
JPH0112722Y2 JP1982190506U JP19050682U JPH0112722Y2 JP H0112722 Y2 JPH0112722 Y2 JP H0112722Y2 JP 1982190506 U JP1982190506 U JP 1982190506U JP 19050682 U JP19050682 U JP 19050682U JP H0112722 Y2 JPH0112722 Y2 JP H0112722Y2
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operation button
panel
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light emitting
light
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JP1982190506U
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はビデオテープレコーダー等において用
いられる発光表示部を持つ操作釦装置に関する。
〔従来技術〕
ビデオテープレコーダ(VTR)等の選局部に
は選局された番組を発光により表示する発光表示
部を備える操作釦装置が通常備えられている。従
来におけるこの種の操作釦装置の一例を第1図及
び第2図に示す。図において1はパネル、2は操
作釦、3は操作釦2を付勢するコイルバネ、4は
操作釦2の押え部材である。パネル1の裏面には
発光表示用の光案内手段である角穴5aと操作釦
を受ける切欠5bを備える凸部5が設けてある。
凸部5に隣接してパネル1を貫通する溝孔6が設
けられている。
操作釦2はスイツチ7を操作する操作杆2b
と、押圧部2aと、突起2cが一体に成形された
もので、押圧部2aがパネルの溝孔6に嵌合し、
さらに突起2cが切欠き5bに嵌り込む。この切
欠き5bと突起2cとの嵌合によつて、各操作釦
の並び方向の位置決めが行なわれる。押え部材4
には操作杆2b用の透孔4aと、角孔5aに対応
する透孔4bと固定用の透孔4cを備えている。
コイルバネ3は各操作釦ごとに用意されており、
操作釦の操作杆2bにコイルバネ3が嵌合して、
押え部材4を凸部5に固定することによつて、操
作釦2はパネル1側へ付勢されている。
従つて操作釦2はパネル1に取付けられている
ことになる。操作釦2によつて操作されるプツシ
ユスイツチ7及び発光表示用の発光ダイオード8
(LED)はVTR本体側のシヤーシに固定された
プリント基板9上に設けられている。そしてパネ
ル1をVTR本体のシヤーシに固定した場合には、
第2図に示す如くLED8の先端が透孔4bを貫
通して角穴5a内に進入して不要な光モレが防が
れる。10は番組表示用の数字が設けられている
チヤンネルプレートである。
この様な従来例では以下の欠点が考えられる。
1)各操作釦にコイルバネを嵌合する必要があ
り、組立時の作業性が悪い。2)パネルを本体側
に固定する時、複数のLEDを押え板の透孔に挿
入しなければならず、作業性が悪い。3)操作釦
の位置決め用の切欠きをパネルの凸部に設けてあ
るのでパネル成型用の金型が複雑となる。
〔考案の目的〕
本考案は上記の点に鑑みてなされたものであ
り、部品点数が少なく、組立作業性の良い発光表
示機能を備える操作釦装置を提供することを目的
とする。
〔考案の構成〕
本考案は、発光表示機能を備える操作釦装置に
おいて、押圧部12bと操作突起12aを有する
操作釦12と、この操作突起12aと嵌合する透
孔14bが設けられた複数の弾性片14aをくし
歯状に有する透光性弾性シート14を備え、この
弾性シートにより前記操作釦12をパネル10方
向に付勢支持すると共に操作釦の並び方向での位
置決めを為し、発光素子の前記弾性シートを通過
した光によつて発光表示を行なう構成とすること
を特徴とする。
〔実施例〕
以下図面に従い本考案の一実施例を説明する。
第3図は、パネル裏面側より見た分解斜視図であ
り、パネル10の裏面側には従来例と類似の凸部
11が設けられている。凸部11には光案内手段
となる角孔11aが、後述する発光素子である発
光ダイオードLEDに対応して設けられており、
LEDの光が角孔11aにより案内されチヤンネ
ルプレートに印刷された数字を照らすことにより
番組の発光表示がなされる。突起11b,11b
は後述する弾性シートの位置決め用である。
操作釦12はプツシユスイツチを操作する操作
突起12aと押圧部12bとパネル10の裏面と
当接する突起12cを一体に成型したものであ
る。操作釦12は押圧部12bの先端がパネル1
0の凸部11に隣接して設けられた溝孔13に挿
入される。操作釦12のパネル10へ向う方向で
の位置決めはパネル裏面と突起12cとの当接に
よりなされる。
14は透光性を有する弾性シートであつて長方
形状のシートに必要個数の切込みを設けて、複数
の弾性片14aを図示の如く、くし歯状に備えた
形となつている。弾性シート14の材質は塩ビや
ポリカーボネイト等である。14bは操作釦の操
作突起12aが嵌合する透孔であつて各弾性片1
4aに設けられている。操作突起12aと透孔1
4bとの嵌合により、操作釦12の溝孔13の延
びる方向での(従つて操作釦の並ぶ方向での)位
置決めがなされている。弾性シート14の中央部
にはパネル凸部11の突起11bと嵌合する透孔
14cと固定用の透孔14dがある。15は弾性
シート14をパネルの凸部11に固定する支持体
である。支持体1はねじでパネル凸部11に固定
されることにより弾性シート14をパネル凸部1
1とで挟持する。弾性片が自由に動く様に、又、
LEDの光が透過する様に支持体15は弾性シー
ト14の中央部のみを覆う形状であり、高さh
(第4図ロ参照)は後述の如く不要な光モレを防
ぐ為に十分な大きさに設定されている。
第4図はパネル10の凸部11に操作釦12等
を取付けた状態の一部を示すイは背面図、ロはイ
のA−A′断面図である。支持体15はねじ16
によつて固定されており、切欠き15aはパネル
凸部の突起11bと嵌合する。第5図はプツシユ
スイツチ17、LED18等も含めた状態を示す
断面図である。プツシユスイツチ17とLED1
8はプリント基板19に固定されて、プリント基
板19はVTRの本体シヤーシに固定されている。
操作釦12,12は弾性シート14によつてパネ
ル10方向に付勢され、突起12cとパネル10
裏面との当接により図の状態で保持される。
操作釦12が押圧されるとその操作釦に対応す
る弾性片14aがたわみ、プツシユスイツチ17
が操作される。プツシユスイツチのオンによつて
スイツチに接続された回路が所定の動作を行な
い、LED18が点灯する。LED18の光は角孔
11aに案内されチヤンネルプレート20を背面
より照らして選局した番組の数字を表示する。支
持体15は前述の様にLED18の光が他の表示
に影響することを防ぐ光モレ防止手段としての役
割も持つ。
チヤンネルプレート20は透明なプレートに数
字を所定の位置に白ヌキで印刷したものである
(第6図参照)。数字部分には従来行なわれていた
様なメジウム(拡散剤配合塗料)の塗付、ニスび
き等の加工はしない。その代りに弾性シート14
を半透明又は着色されたものとする。弾性シート
14を半透明とすれば、LED18の光が散らさ
れて表示が見やすくなる。また緑色のLEDを使
用して表示の色を他の色にしたい時には弾性シー
ト14を赤等に着色すれば実現できる。この様に
すれば、チヤンネルプレート20に染料を塗付し
た場合に見られる如き、色ムラ、光沢ムラ等を除
去できる。本実施例ではチヤンネルプレート20
は第5図の如くパネル10の前面に固定されてい
るが、交換できる様にしてもよい。
〔考案の効果〕
以上に述べた様に、本考案は、発光表示機能を
備える操作釦装置において、押圧部12bと操作
突起12aを有する操作釦12と、この操作突起
12aと嵌合する透孔14bが設けられた複数の
弾性片14aをくし歯状に有する透光性弾性シー
ト14を備え、この弾性シートにより操作釦12
をパネル10方向に付勢支持すると共に操作釦の
並び方向での位置決めを為し、発光素子の前記弾
性シートを通過した光によつて発光表示を行なう
構成となつている。
よつて、上記構成によれば、操作釦12のパネ
ル10方向への付勢、及び操作釦12の並び方向
での位置決めが透光性弾性シート14により為さ
れるため、第1図に示す従来技術の様に、操作釦
のパネル方向への付勢のために、押さえ部材と操
作釦との間にコイルバネを設ける構成に比較して
部品点数が削減されると共に、第1図に示す従来
技術の様に、パネルの凸部に切欠を形成する必要
がなく、パネル成型用の複雑な金型が不要とな
る。
また、本考案による構成では、LED18の光
は、透光性弾性シート14を透過するため、透光
性弾性シート14にLED18を貫通せしめるる
ための透孔を設ける必要がない。よつて、透孔を
設ける工程、及び組立時にLED18を透孔に嵌
合せしめる作業を必要としない。
上述する様に本考案によれば、部品点数が削減
されると共に、組立時の作業性が向上し、また、
複雑な金型が不要となり、その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の操作釦装置の分解斜視図、第2
図は同じく断面図である。第3〜第6図は本考案
の一実施例に係り、第3図は分解斜視図、第4図
イはパネル裏面より見た一部分の平面図、ロはイ
のA−A′断面図、第5図はプツシユスイツチ及
び発光ダイオードを含む断面図、第6図はチヤン
ネルプレートの一部分の平面図である。 主な図番の説明、10…パネル、12…操作
釦、14…弾性シート、18…発光ダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発光表示機能を備える操作釦装置において、押
    圧部12bと操作突起12aを有する操作釦12
    と、この操作突起12aと嵌合する透孔14bが
    設けられた複数の弾性片14aをくし歯状に有す
    る透光性弾性シート14を備え、この弾性シート
    により前記操作釦12をパネル10方向に付勢支
    持すると共に操作釦の並び方向での位置決めを為
    し、発光素子の前記弾性シートを通過した光によ
    つて発光表示を行なうことを特徴とする発光表示
    機能を備える操作釦装置。
JP19050682U 1982-12-15 1982-12-15 発光表示機能を備える操作釦装置 Granted JPS5993031U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19050682U JPS5993031U (ja) 1982-12-15 1982-12-15 発光表示機能を備える操作釦装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19050682U JPS5993031U (ja) 1982-12-15 1982-12-15 発光表示機能を備える操作釦装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5993031U JPS5993031U (ja) 1984-06-23
JPH0112722Y2 true JPH0112722Y2 (ja) 1989-04-13

Family

ID=30410460

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19050682U Granted JPS5993031U (ja) 1982-12-15 1982-12-15 発光表示機能を備える操作釦装置

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JP (1) JPS5993031U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6322593Y2 (ja) * 1980-01-22 1988-06-21

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Publication number Publication date
JPS5993031U (ja) 1984-06-23

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