JPH0535539Y2 - - Google Patents
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- JPH0535539Y2 JPH0535539Y2 JP14429086U JP14429086U JPH0535539Y2 JP H0535539 Y2 JPH0535539 Y2 JP H0535539Y2 JP 14429086 U JP14429086 U JP 14429086U JP 14429086 U JP14429086 U JP 14429086U JP H0535539 Y2 JPH0535539 Y2 JP H0535539Y2
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- 238000005192 partition Methods 0.000 description 11
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- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
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- Manufacture Of Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案押釦構造を以下の項目に従つて説明す
る。
る。
A 産業上の利用分野
B 考案の概要
C 従来技術
D 考案が解決しようとする問題点
E 問題点を解決するための手段
F 実施例
a 筐体、スイツチ[第3図乃至第6図]
b 押釦構造体[第1図乃至第7図]
b−1 第1の成形体[第1図乃至第7図A]
b−1−a 支持部[第1図乃至第7図A]
b−1−b スイツチ操作子[第1図、第3図
乃至第7図A] b−1−c 第1の成形体の成形[第7図A] b−2 第2の成形体[第1図乃至第6図、第7
図B] b−3 フロントパネルへの取付け[第3図乃至
第6図] b−4 スイツチの操作 c 導光板[第1図、第3図乃至第6図] c−1 構成 c−2 作用 G 考案の効果 (A 産業上の利用分野) 本考案は新規な押釦構造に関する。詳しくは、
複数のスイツチを各別に操作するための複数のス
イツチ操作子と該複数のスイツチ操作子をこれが
上記スイツチと対向するように各別に支持する複
数の支持部と複数のスイツチ操作子を各別に押圧
するための複数の押圧部とを必要とする押釦構
造、例えば、電子機器の操作部等に設けられる押
釦の構造に関するものであり、複数の支持部と複
数のスイツチ操作子と複数の押圧部を所謂二重成
形により一体に形成することによつて複数の押釦
を単一部品としての構造を有するように構成する
ことができるようにした新規な押釦構造を提供し
ようとするものである。
乃至第7図A] b−1−c 第1の成形体の成形[第7図A] b−2 第2の成形体[第1図乃至第6図、第7
図B] b−3 フロントパネルへの取付け[第3図乃至
第6図] b−4 スイツチの操作 c 導光板[第1図、第3図乃至第6図] c−1 構成 c−2 作用 G 考案の効果 (A 産業上の利用分野) 本考案は新規な押釦構造に関する。詳しくは、
複数のスイツチを各別に操作するための複数のス
イツチ操作子と該複数のスイツチ操作子をこれが
上記スイツチと対向するように各別に支持する複
数の支持部と複数のスイツチ操作子を各別に押圧
するための複数の押圧部とを必要とする押釦構
造、例えば、電子機器の操作部等に設けられる押
釦の構造に関するものであり、複数の支持部と複
数のスイツチ操作子と複数の押圧部を所謂二重成
形により一体に形成することによつて複数の押釦
を単一部品としての構造を有するように構成する
ことができるようにした新規な押釦構造を提供し
ようとするものである。
(B 考案の概要)
本考案押釦構造は、互いに連続され略枠形を成
す支持部と該支持部の略中央部に各別に位置する
スイツチ操作子と該スイツチ操作子及び上記支持
部の間を連結する略シート状の押圧部とを備えた
押釦構造において、前記支持部又は該支持部及び
スイツチ操作子は比較的硬い合成樹脂により固定
金型と第1の可動金型とでモールド成形し、前記
押圧部及び前記スイツチ操作子又は押圧部は弾性
を有する材料により上記モールド成形による成形
体が残された状態の上記固定金型と第2の可動金
型とで上記成形体と一体にモールド成形すること
により、それぞれ独立したスイツチ操作を為す複
数の押釦を単一の部品とすることができるように
したものである。
す支持部と該支持部の略中央部に各別に位置する
スイツチ操作子と該スイツチ操作子及び上記支持
部の間を連結する略シート状の押圧部とを備えた
押釦構造において、前記支持部又は該支持部及び
スイツチ操作子は比較的硬い合成樹脂により固定
金型と第1の可動金型とでモールド成形し、前記
押圧部及び前記スイツチ操作子又は押圧部は弾性
を有する材料により上記モールド成形による成形
体が残された状態の上記固定金型と第2の可動金
型とで上記成形体と一体にモールド成形すること
により、それぞれ独立したスイツチ操作を為す複
数の押釦を単一の部品とすることができるように
したものである。
(C 従来技術)
所定のスイツチ、例えば、操作軸が押し込まれ
る毎に2つの動作をモードが交互に現出されるス
イツチを備えたスイツチ機構においては、通常、
上記スイツチの操作軸を押圧するための押釦構造
体が必要であり、そのような押釦構造体は、一般
に、スイツチを操作するためのスイツチ操作子と
該スイツチ操作子をこれらが上記スイツチと対向
するように支持する支持部とスイツチ操作子を押
圧するための押圧部等から構成される。
る毎に2つの動作をモードが交互に現出されるス
イツチを備えたスイツチ機構においては、通常、
上記スイツチの操作軸を押圧するための押釦構造
体が必要であり、そのような押釦構造体は、一般
に、スイツチを操作するためのスイツチ操作子と
該スイツチ操作子をこれらが上記スイツチと対向
するように支持する支持部とスイツチ操作子を押
圧するための押圧部等から構成される。
そして、このような押釦構造体の具体的な構造
には従来から各種のものがあるが、それらの多く
は、スイツチの操作軸等を押圧する操作子を押釦
に一体的に設けると共に操作パネルのうちスイツ
チと対向する位置に押釦が位置される孔を形成
し、また、押釦をこれが一定のストロークの範囲
内において移動されるように支持するための支持
部材を上記操作パネルに設け、かつ、該支持部材
と押釦との間もしくはスイツチが取着された回路
基板と押釦との間に押釦を常時反スイツチ側へ付
勢するための弾発部材を設けた構造を有してい
る。
には従来から各種のものがあるが、それらの多く
は、スイツチの操作軸等を押圧する操作子を押釦
に一体的に設けると共に操作パネルのうちスイツ
チと対向する位置に押釦が位置される孔を形成
し、また、押釦をこれが一定のストロークの範囲
内において移動されるように支持するための支持
部材を上記操作パネルに設け、かつ、該支持部材
と押釦との間もしくはスイツチが取着された回路
基板と押釦との間に押釦を常時反スイツチ側へ付
勢するための弾発部材を設けた構造を有してい
る。
(D 考案が解決しようとする問題点)
このように、従来の押釦構造体は多くの部品に
より構成されていたので、これら部品を形成する
ための金型の数や組立工数が多く必要になり、か
つ、コストも高くなる上に、組立精度にバラツキ
が生じる等の問題がある。
より構成されていたので、これら部品を形成する
ための金型の数や組立工数が多く必要になり、か
つ、コストも高くなる上に、組立精度にバラツキ
が生じる等の問題がある。
しかも、電子機器の操作部には、通常、複数の
スイツチが設けられるので、これら複数のスイツ
チを操作する押釦構造体もそのスイツチの数と同
じ数必要になり、従つて、このような複数の押釦
構造体を前記したような構成を有する従来の押釦
構造体により構成すると、個々の押釦構造体に必
要な押釦、操作子、支持部及び弾発部材等のそれ
ぞれがスイツチの数と同じ数必要になるので、そ
の部品点数や組立工数が非常に多くなり、また、
操作パネルや回路基板の構造もますます複雑化す
ることになる。
スイツチが設けられるので、これら複数のスイツ
チを操作する押釦構造体もそのスイツチの数と同
じ数必要になり、従つて、このような複数の押釦
構造体を前記したような構成を有する従来の押釦
構造体により構成すると、個々の押釦構造体に必
要な押釦、操作子、支持部及び弾発部材等のそれ
ぞれがスイツチの数と同じ数必要になるので、そ
の部品点数や組立工数が非常に多くなり、また、
操作パネルや回路基板の構造もますます複雑化す
ることになる。
(E 問題点を解決するための手段)
本考案押釦構造は、上記した問題点を解決する
ために、互いに連続され略枠形を成す支持部と該
支持部の略中央部に各別に位置するスイツチ操作
子と該スイツチ操作子及び上記支持部の間を連結
する略シート状の押圧部とを備えた押釦構造にお
いて、前記支持部又は該支持部及びスイツチ操作
子は比較的硬い合成樹脂により固定金型と第1の
可動金型とでモールド成形し、前記押圧部及び前
記スイツチ操作子又は押圧部は弾性を有する材料
により上記モールド成形による成形体が残された
状態の上記固定金型と第2の可動金型とで上記成
形体と一体にモールド成形したものである。
ために、互いに連続され略枠形を成す支持部と該
支持部の略中央部に各別に位置するスイツチ操作
子と該スイツチ操作子及び上記支持部の間を連結
する略シート状の押圧部とを備えた押釦構造にお
いて、前記支持部又は該支持部及びスイツチ操作
子は比較的硬い合成樹脂により固定金型と第1の
可動金型とでモールド成形し、前記押圧部及び前
記スイツチ操作子又は押圧部は弾性を有する材料
により上記モールド成形による成形体が残された
状態の上記固定金型と第2の可動金型とで上記成
形体と一体にモールド成形したものである。
従つて、本考案によれば、複数のスイツチ操作
子と該スイツチ操作子をこれらが所定のスイツチ
と各別に対向する位置に支持する複数の支持部と
押圧部とを一体に形成することができるので、そ
れぞれが独立したスイツチ押圧動作を為す複数の
押釦を単一の部品として構成することができる。
子と該スイツチ操作子をこれらが所定のスイツチ
と各別に対向する位置に支持する複数の支持部と
押圧部とを一体に形成することができるので、そ
れぞれが独立したスイツチ押圧動作を為す複数の
押釦を単一の部品として構成することができる。
(F 実施例)
以下に、本考案押釦構造の詳細を添附図面に示
した実施例に従つて説明する。
した実施例に従つて説明する。
尚、図面に示した実施例は本考案押釦構造を電
子機器の筐体のフロントパネルに一体的に組み付
けられる押釦構造体に適用したものであり、ま
た、説明は、先に電子機器の筐体の一例について
行ない、その後で押釦構造体について行なう。
子機器の筐体のフロントパネルに一体的に組み付
けられる押釦構造体に適用したものであり、ま
た、説明は、先に電子機器の筐体の一例について
行ない、その後で押釦構造体について行なう。
(a 筐体、スイツチ)[第3図乃至第6図]
1は、例えば、ビデオテープレコーダ等の電子
機器の筐体であり、該筐体1はその前面(第3図
における右方へ向う方向を前側とし、左方へ向う
方向を後側とする。また、第4図における左方へ
向う方向を左側とし、右方へ向う方向を右側とす
る。以下の説明において向きを示すときはこの方
向によるものとする。)が開口された略箱形を成
す筐体主部2と該筐体主部2の前面に被着された
フロントパネル3とから成り、フロントパネル3
の前面板4の上端寄りの位置にはテープカセツト
の挿入及び取出が行なわれるカセツト挿入口5が
形成されている。
機器の筐体であり、該筐体1はその前面(第3図
における右方へ向う方向を前側とし、左方へ向う
方向を後側とする。また、第4図における左方へ
向う方向を左側とし、右方へ向う方向を右側とす
る。以下の説明において向きを示すときはこの方
向によるものとする。)が開口された略箱形を成
す筐体主部2と該筐体主部2の前面に被着された
フロントパネル3とから成り、フロントパネル3
の前面板4の上端寄りの位置にはテープカセツト
の挿入及び取出が行なわれるカセツト挿入口5が
形成されている。
また、前面板4の下端に偏位した部分の左右両
端寄りの部分を除く部分には切欠部6が形成され
ると共に、フロントパネル3の底板7の上記切欠
部6と対応する部分には該切欠部6と連続する切
欠部8が形成されている。
端寄りの部分を除く部分には切欠部6が形成され
ると共に、フロントパネル3の底板7の上記切欠
部6と対応する部分には該切欠部6と連続する切
欠部8が形成されている。
尚、これら切欠部6及び8は後述する押釦構造
体により塞がれる。
体により塞がれる。
9はフロントパネル3の前面板4に後側から略
平行に対向する状態で配置された回路基板であ
り、該回路基板9は前面板4に後方へ向けて突設
された取付ボス4a,4a,……(図面では1つ
だけ示してある。)にねじ止めされると共に、そ
の下端はフロントパネル3の底板7に近接してい
る。
平行に対向する状態で配置された回路基板であ
り、該回路基板9は前面板4に後方へ向けて突設
された取付ボス4a,4a,……(図面では1つ
だけ示してある。)にねじ止めされると共に、そ
の下端はフロントパネル3の底板7に近接してい
る。
従つて、回路基板9の前面の下端寄りの部分の
左右両端部を除く部分はフロントパネル3の前面
板4に形成された前記切欠部6と対向する状態で
配置されており、この切欠部6と対向する部分に
5つのスイツチ10,10,……が左右方向に互
いに略等しい間隔を置いて配列される状態で取着
されている。
左右両端部を除く部分はフロントパネル3の前面
板4に形成された前記切欠部6と対向する状態で
配置されており、この切欠部6と対向する部分に
5つのスイツチ10,10,……が左右方向に互
いに略等しい間隔を置いて配列される状態で取着
されている。
尚、これらスイツチ10,10,……はそのケ
ース10a,10a,……に前後方向へ摺動自在
に支持され、かつ、常時前方へ向けて付勢された
操作軸10b,10b,……を有しており、該操
作軸10b,10b,……が押し込まれることに
よつてスイツチング動作が為されるようになつて
いる。
ース10a,10a,……に前後方向へ摺動自在
に支持され、かつ、常時前方へ向けて付勢された
操作軸10b,10b,……を有しており、該操
作軸10b,10b,……が押し込まれることに
よつてスイツチング動作が為されるようになつて
いる。
(b 押釦構造体)[第1図乃至第7図]
11は押釦構造体であり、該押釦構造体11
は、前記フロントパネル3の底板7の一部を成す
ベース板と前記スイツチ10,10,……と各別
に対向する複数の支持部を有する枠板と上記支持
部の略中央部に位置する複数のスイツチ操作子と
から成る第1の成形体と、該第1の成形体に一体
にモールド成形され、かつ、上記支持部とスイツ
チ操作子とを連続する略シート状の押圧部を有す
る第2の成形体とから成る。
は、前記フロントパネル3の底板7の一部を成す
ベース板と前記スイツチ10,10,……と各別
に対向する複数の支持部を有する枠板と上記支持
部の略中央部に位置する複数のスイツチ操作子と
から成る第1の成形体と、該第1の成形体に一体
にモールド成形され、かつ、上記支持部とスイツ
チ操作子とを連続する略シート状の押圧部を有す
る第2の成形体とから成る。
(b−1 第1の成形体)[第1図乃至第7図A]
12は第1の成形体であり、該第1の成形体1
2は透明で、かつ、比較的硬い合成樹脂によりモ
ールド成形されている。
2は透明で、かつ、比較的硬い合成樹脂によりモ
ールド成形されている。
13は押釦構造体11のベース板であり、該ベ
ース板13はフロントパネル3の底板7に形成さ
れた前記切欠部8と略同じ大きさを有する左右方
向に長い板状に形成されると共に、その前端部1
3aが略前方斜め上方へ向けて屈曲されており、
また、その後端の左右方向における略中間の位置
と左右両端寄りの位置から後方へ向けて略水平に
突出した係合片14,14,14が設けられ、か
つ、該係合片14,14,14の先端部下面には
爪部14a,14a,14aが形成されている。
ース板13はフロントパネル3の底板7に形成さ
れた前記切欠部8と略同じ大きさを有する左右方
向に長い板状に形成されると共に、その前端部1
3aが略前方斜め上方へ向けて屈曲されており、
また、その後端の左右方向における略中間の位置
と左右両端寄りの位置から後方へ向けて略水平に
突出した係合片14,14,14が設けられ、か
つ、該係合片14,14,14の先端部下面には
爪部14a,14a,14aが形成されている。
(b−1−a 支持部)[第1図乃至第7図A]
15は上記ベース板13の前端部13aから立
ち上げられた枠板であり、該枠板15はその外形
がフロントパネル3の前面板4に形成された前記
切欠部6と略同じ大きさを有すると共に、ベース
板13の前端部13aの左右両端から立ち上げら
れた側片16,17と、これら側片16,17の
上端間を連結している上片18と、該上片18と
ベース板13の前端部13aとの間に架け渡し状
に設けられた4つの仕切片19,19,……とか
ら成り、これら側片16,17と上片8と仕切片
19,19,……により左右方向に沿つて連続
し、かつ、略矩形の枠形を成す5つの支持部2
0,20,……が形成されている。
ち上げられた枠板であり、該枠板15はその外形
がフロントパネル3の前面板4に形成された前記
切欠部6と略同じ大きさを有すると共に、ベース
板13の前端部13aの左右両端から立ち上げら
れた側片16,17と、これら側片16,17の
上端間を連結している上片18と、該上片18と
ベース板13の前端部13aとの間に架け渡し状
に設けられた4つの仕切片19,19,……とか
ら成り、これら側片16,17と上片8と仕切片
19,19,……により左右方向に沿つて連続
し、かつ、略矩形の枠形を成す5つの支持部2
0,20,……が形成されている。
尚、5つの押圧シート20,20,……のうち
真中に位置する押圧シート20の左右両側の2つ
の押圧シート20,20の左右方向における長さ
は他の3つの押圧シート20,20,20の左右
方向における長さより長くなつているがこれら5
つの押圧シート20,20,……の各中央部の間
の間隔は前記回路基板9に設けられた5つのスイ
ツチ10,10,……の配列ピツチと略同じ長さ
になつている。
真中に位置する押圧シート20の左右両側の2つ
の押圧シート20,20の左右方向における長さ
は他の3つの押圧シート20,20,20の左右
方向における長さより長くなつているがこれら5
つの押圧シート20,20,……の各中央部の間
の間隔は前記回路基板9に設けられた5つのスイ
ツチ10,10,……の配列ピツチと略同じ長さ
になつている。
また、側片16,17及び仕切片19,19,
……は、第1図及び第2図等を見て良く解るよう
に、その後側縁はベース板13の上面から略垂直
に延びているが、その前側縁は極く緩やかな弧を
描きながら下端へ行くに従つて稍前方へ突き出て
行くような曲面に形成されている。
……は、第1図及び第2図等を見て良く解るよう
に、その後側縁はベース板13の上面から略垂直
に延びているが、その前側縁は極く緩やかな弧を
描きながら下端へ行くに従つて稍前方へ突き出て
行くような曲面に形成されている。
更に、枠板15の左右の側片16,17の上端
寄りの位置から係合片21,21が後方へ向けて
突設されており、該係合片21,21の先端部外
面に爪部21a,21aが形成されている。
寄りの位置から係合片21,21が後方へ向けて
突設されており、該係合片21,21の先端部外
面に爪部21a,21aが形成されている。
そして、枠板15の上片18の後面の左右両端
寄りの位置に上方に突出した係合片22,22が
形成されており、これら係合片22,22及び上
片18の後面のうち左右方向における中間の位置
から稍左右両側へ離間した位置から小さなピン2
3,23,……が後方へ向つて突設されている。
寄りの位置に上方に突出した係合片22,22が
形成されており、これら係合片22,22及び上
片18の後面のうち左右方向における中間の位置
から稍左右両側へ離間した位置から小さなピン2
3,23,……が後方へ向つて突設されている。
また、仕切片19,19,……のうち両端にあ
る2つ19,19の下端寄りの位置には前後方向
に沿つて延びる略円筒状を成すボス24,24が
形成されており、これらボス24,24の後端は
仕切片19,19の後側縁より僅かに後方へ突出
している。
る2つ19,19の下端寄りの位置には前後方向
に沿つて延びる略円筒状を成すボス24,24が
形成されており、これらボス24,24の後端は
仕切片19,19の後側縁より僅かに後方へ突出
している。
(b−1−b スイツチ操作子)[第1図,第3
図乃至第7図A] 25,26,27,28及び29はスイツチ操
作子である。
図乃至第7図A] 25,26,27,28及び29はスイツチ操
作子である。
これらスイツチ操作子25,26,27,28
及び29は前記枠板15の5つの支持部20,2
0,……のそれぞれ略中央部に各別に位置されて
おり、その主部25a,26a,27a,28a
及び29aは前面が閉塞され、かつ、軸方向にお
ける長さが枠板15の側片16,17及び仕切片
19,19,……の前後方向における幅と略同じ
長さを有する略筒状に形成されると共に、前面が
枠板15の側片16,17及び仕切片19,1
9,……の前側縁と略同一平面内に位置する状態
で配置されている。
及び29は前記枠板15の5つの支持部20,2
0,……のそれぞれ略中央部に各別に位置されて
おり、その主部25a,26a,27a,28a
及び29aは前面が閉塞され、かつ、軸方向にお
ける長さが枠板15の側片16,17及び仕切片
19,19,……の前後方向における幅と略同じ
長さを有する略筒状に形成されると共に、前面が
枠板15の側片16,17及び仕切片19,1
9,……の前側縁と略同一平面内に位置する状態
で配置されている。
そして、これら5つのスイツチ操作子25,2
6,27,28及び29のうち右側から1番目と
3番目に位置する2つのスイツチ操作子29,2
7の主部29a,27aは後方から見て左右方向
に長い略小判形の外形を成す筒状に形成され、他
の3つのスイツチ操作子25,26,27の主部
25a,26a,27aは後方から見て略円形を
成す筒状に形成されている。
6,27,28及び29のうち右側から1番目と
3番目に位置する2つのスイツチ操作子29,2
7の主部29a,27aは後方から見て左右方向
に長い略小判形の外形を成す筒状に形成され、他
の3つのスイツチ操作子25,26,27の主部
25a,26a,27aは後方から見て略円形を
成す筒状に形成されている。
また、主部25a,26a,27a,28a及
び29a後面の下端部には押圧突片25b,26
b,27b,28b及び29bが後方へ向けて突
設されている。
び29a後面の下端部には押圧突片25b,26
b,27b,28b及び29bが後方へ向けて突
設されている。
更に、主部25a,26a,27a,28a及
び29aの前面にはそれぞれ所定の動作モードを
意味する表示要素の形状を有する極く薄い表示突
部25c,26c,27c,28c及び29cが
形成されている。
び29aの前面にはそれぞれ所定の動作モードを
意味する表示要素の形状を有する極く薄い表示突
部25c,26c,27c,28c及び29cが
形成されている。
尚、第3図及び第6図等を見て良く解るよう
に、スイツチ操作子25,26,27,28及び
29はその軸方向が前後方向に沿つて略水平に延
びる姿勢で設けられており、従つて、その前面は
枠板15の側片16,17及び仕切片19,1
9,……の前側縁と同様に下端へ行くに従つて次
第に前方へ突出する緩やかな弧を描く曲面に形成
されている。
に、スイツチ操作子25,26,27,28及び
29はその軸方向が前後方向に沿つて略水平に延
びる姿勢で設けられており、従つて、その前面は
枠板15の側片16,17及び仕切片19,1
9,……の前側縁と同様に下端へ行くに従つて次
第に前方へ突出する緩やかな弧を描く曲面に形成
されている。
(b−1−c 第1の成形体の成形)[第7図A]
このような構造を有する第1の成形体12は例
えば次のように形成される。
えば次のように形成される。
即ち、30は固定金型、31は第1の可動金型
であり、これら固定金型30と第1の可動金型3
1によつて第1の成形体12を成形するためのキ
ヤビテイが形成される。即ち、これら固定金型3
0と第1の可動金型31とが型閉じされることに
よつて前記ベース板13と同じ形状のキヤビテイ
32、枠板15と同じ形状のキヤビテイ33,ス
イツチ操作子25,26,27,28及び29と
同じ形状のキヤビテイ34,35,36,37及
び38等必要なキヤビテイが画成される。
であり、これら固定金型30と第1の可動金型3
1によつて第1の成形体12を成形するためのキ
ヤビテイが形成される。即ち、これら固定金型3
0と第1の可動金型31とが型閉じされることに
よつて前記ベース板13と同じ形状のキヤビテイ
32、枠板15と同じ形状のキヤビテイ33,ス
イツチ操作子25,26,27,28及び29と
同じ形状のキヤビテイ34,35,36,37及
び38等必要なキヤビテイが画成される。
従つて、これらキヤビテイ32,33,34,
35,36,37及び38に溶融された合成樹脂
が射出されると、互いに連結されたベース板13
と枠板15及び該枠板15の各支持部20,2
0,……の略中央部に位置するスイツチ操作子2
5,26,27,28及び29とから成る第1の
成形体12がモールド成形されることになる。
35,36,37及び38に溶融された合成樹脂
が射出されると、互いに連結されたベース板13
と枠板15及び該枠板15の各支持部20,2
0,……の略中央部に位置するスイツチ操作子2
5,26,27,28及び29とから成る第1の
成形体12がモールド成形されることになる。
(b−2 第2の成形体)[第1図乃至第6図、
第7図B] 39は第2の成形体であり、該第2の成形体3
9は弾性を有する材料、例えば、ウレタンエラス
トマーにより上記第1の成形体12に一体にモー
ルド成形されると共に、略シート状に形成されて
おり、前記支持部20,20,……とスイツチ操
作子25,26,27,28及び29を連結する
押圧シートと前記ベース板13の下面を覆う化粧
シートとから成る。
第7図B] 39は第2の成形体であり、該第2の成形体3
9は弾性を有する材料、例えば、ウレタンエラス
トマーにより上記第1の成形体12に一体にモー
ルド成形されると共に、略シート状に形成されて
おり、前記支持部20,20,……とスイツチ操
作子25,26,27,28及び29を連結する
押圧シートと前記ベース板13の下面を覆う化粧
シートとから成る。
即ち、40は押圧シートであり、該押圧シート
40は前記枠板15の前面のスイツチ操作子2
5,26,27,28及び29に形成された表示
突部25c,26c,27c,28c及び29c
を除く全ての部分を覆うように位置されると共
に、その後面が枠板15の側片16,17、上片
18、仕切片19,19,……の前端面及びベー
ス板13の前端部13aの下面とスイツチ操作子
25,26,27,28及び29の前面に一体的
に結合されている。
40は前記枠板15の前面のスイツチ操作子2
5,26,27,28及び29に形成された表示
突部25c,26c,27c,28c及び29c
を除く全ての部分を覆うように位置されると共
に、その後面が枠板15の側片16,17、上片
18、仕切片19,19,……の前端面及びベー
ス板13の前端部13aの下面とスイツチ操作子
25,26,27,28及び29の前面に一体的
に結合されている。
従つて、押圧シート40のうち枠板15の支持
部20,20,……と各別に対応する部分40
a,40a,……(以下、「押圧部」と言う。)は
それぞれ他の押圧部40a,40aと独立して前
後方向へ撓むことができ、前記スイツチ操作子2
5,26,27,28及び29はこれら押圧部4
0a,40a,……により支持部20,20,…
…に支持されることになる。
部20,20,……と各別に対応する部分40
a,40a,……(以下、「押圧部」と言う。)は
それぞれ他の押圧部40a,40aと独立して前
後方向へ撓むことができ、前記スイツチ操作子2
5,26,27,28及び29はこれら押圧部4
0a,40a,……により支持部20,20,…
…に支持されることになる。
尚、第2図を見て良く解るように、押圧シート
40のうち枠板15の仕切片19,19,……と
対応する位置には上下方向に沿つて延びる細い溝
41,41,……が形成されており、これら溝4
1,41,……によつて押圧シート40の個々の
押圧部40a,40a,……が視覚的に区画され
ている。そして、押圧部40a,40a,……の
略中央部にスイツチ操作子25,26,27,2
8及び29に形成された表示突部25c,26
c,27c,28c及び29cが露出した状態で
位置される。
40のうち枠板15の仕切片19,19,……と
対応する位置には上下方向に沿つて延びる細い溝
41,41,……が形成されており、これら溝4
1,41,……によつて押圧シート40の個々の
押圧部40a,40a,……が視覚的に区画され
ている。そして、押圧部40a,40a,……の
略中央部にスイツチ操作子25,26,27,2
8及び29に形成された表示突部25c,26
c,27c,28c及び29cが露出した状態で
位置される。
42は上記押圧シート40と連続した化粧シー
トであり、該化粧シート42は前記ベース板13
の下面に一体的に結合されている。
トであり、該化粧シート42は前記ベース板13
の下面に一体的に結合されている。
そして、このような押圧シート40及び化粧シ
ート42から成る第2の成形体39は次のように
形成される。
ート42から成る第2の成形体39は次のように
形成される。
43は第2の可動金型であり、該第2の可動金
型43と前記固定金型30及びそこに残された第
1の成形体12によつて第2の成形体39を成形
するためのキヤビテイが形成される。即ち、前記
押圧シート40の形状と同じ形状のキヤビテイ4
4及び該キヤビテイ44と連続し、かつ、化粧シ
ート42の形状と同じ形状の図示しないキヤビテ
イが画成される。
型43と前記固定金型30及びそこに残された第
1の成形体12によつて第2の成形体39を成形
するためのキヤビテイが形成される。即ち、前記
押圧シート40の形状と同じ形状のキヤビテイ4
4及び該キヤビテイ44と連続し、かつ、化粧シ
ート42の形状と同じ形状の図示しないキヤビテ
イが画成される。
従つて、これらキヤビテイ40等に溶融された
ウレタンエラストマー等の溶融樹脂材料が射出さ
れると、連続した押圧シート40と化粧シート4
2から成る第2の成形体39が形成されると共
に、該第2の成形体39が第1の成形体12と一
体化される。
ウレタンエラストマー等の溶融樹脂材料が射出さ
れると、連続した押圧シート40と化粧シート4
2から成る第2の成形体39が形成されると共
に、該第2の成形体39が第1の成形体12と一
体化される。
しかして、固定金型30及び第1の可動金型3
1による一次成形と、該一次成形による成形体が
残された状態の固定金型30及び第2の可動金型
43による二次成形とが行なわれることにより、
それぞれ略枠形を成す5つの支持部20,20,
……と該支持部20,20,……の略中央部に各
別に位置する5つのスイツチ操作子25,26,
27,28及び29とこれらスイツチ操作子2
5,26,27,28及び29及び上記支持部2
0,20,……を連結する略シート状の5つの押
圧部40a,40a,……とを有する押釦構造体
1が形成されることになる。
1による一次成形と、該一次成形による成形体が
残された状態の固定金型30及び第2の可動金型
43による二次成形とが行なわれることにより、
それぞれ略枠形を成す5つの支持部20,20,
……と該支持部20,20,……の略中央部に各
別に位置する5つのスイツチ操作子25,26,
27,28及び29とこれらスイツチ操作子2
5,26,27,28及び29及び上記支持部2
0,20,……を連結する略シート状の5つの押
圧部40a,40a,……とを有する押釦構造体
1が形成されることになる。
(b−3 フロントパネルへの取付け)[第3図
乃至第6図] そこで、上記のように構成された押釦構造体1
1は前記フロントパネル3に次のようにして取り
付けられている。
乃至第6図] そこで、上記のように構成された押釦構造体1
1は前記フロントパネル3に次のようにして取り
付けられている。
即ち、押釦構造体11は、そのベース板13及
び化粧シート42がフロントパネル3の底板7に
形成された切欠部8内に位置され、かつ、その枠
板15及び押圧シート40がフロントパネル3の
前面板4に形成された切欠部6内に位置される状
態で、ベス板13に設けられた係合片14,1
4,14の爪部14a,14a,14aが筐体主
部2の底板2aの前端部に係合すると共に、枠板
15の側片16,17に設けられた係合片21,
21の爪部21a,21a及び上片18に設けら
れた係合片22,22の上部がフロントパネル3
の後面のうち切欠部6の縁部に係合することによ
つてフロントパネル3に取り付けられる。
び化粧シート42がフロントパネル3の底板7に
形成された切欠部8内に位置され、かつ、その枠
板15及び押圧シート40がフロントパネル3の
前面板4に形成された切欠部6内に位置される状
態で、ベス板13に設けられた係合片14,1
4,14の爪部14a,14a,14aが筐体主
部2の底板2aの前端部に係合すると共に、枠板
15の側片16,17に設けられた係合片21,
21の爪部21a,21a及び上片18に設けら
れた係合片22,22の上部がフロントパネル3
の後面のうち切欠部6の縁部に係合することによ
つてフロントパネル3に取り付けられる。
そして、押釦構造体11がこのようにしてフロ
ントパネル3に取り付けられると、その切欠部6
及び8が閉塞され、押釦構造体11のベース板1
3及び押圧シート40等がフロントパネル3の前
面及び底面の一部を各別に成すと共に、押釦構造
体11のスイツチ操作子25,26,27,28
及び29の押圧突片25b,26b,27b,2
8b及び29bの後端が回路基板9に取着された
前記スイツチ10,10,……の操作軸10b,
10b,……の前端と近接して対向することにな
る。
ントパネル3に取り付けられると、その切欠部6
及び8が閉塞され、押釦構造体11のベース板1
3及び押圧シート40等がフロントパネル3の前
面及び底面の一部を各別に成すと共に、押釦構造
体11のスイツチ操作子25,26,27,28
及び29の押圧突片25b,26b,27b,2
8b及び29bの後端が回路基板9に取着された
前記スイツチ10,10,……の操作軸10b,
10b,……の前端と近接して対向することにな
る。
(b−4 スイツチの操作)
しかして、例えば、第6図に示すように、押圧
部40a,40a,……のうち一番右側に位置す
る押圧部40aを後方へ向けて押圧すると、当該
押圧部40aが後方へ撓まされると共に該押圧部
40aに支持されたスイツチ操作子29が後方へ
移動されてその押圧突片29bが一番右に位置す
るスイツチ10の操作軸10bを押圧することに
なり、これによつて当該スイツチ10が所定のス
イツチング動作を行なうことになる。そして、そ
の状態から押圧部40aに対する押圧を解除する
と当該押圧部40a及びスイツチ操作子29が押
圧部40a自体が有する弾性により元の位置に戻
ることになり、それによつてスイツチ操作子29
が押圧される前の位置へと戻されることになる。
部40a,40a,……のうち一番右側に位置す
る押圧部40aを後方へ向けて押圧すると、当該
押圧部40aが後方へ撓まされると共に該押圧部
40aに支持されたスイツチ操作子29が後方へ
移動されてその押圧突片29bが一番右に位置す
るスイツチ10の操作軸10bを押圧することに
なり、これによつて当該スイツチ10が所定のス
イツチング動作を行なうことになる。そして、そ
の状態から押圧部40aに対する押圧を解除する
と当該押圧部40a及びスイツチ操作子29が押
圧部40a自体が有する弾性により元の位置に戻
ることになり、それによつてスイツチ操作子29
が押圧される前の位置へと戻されることになる。
(c 導光板)[第1図、第3図乃至第6図]
45は回路基板9に設けられた光源からの光を
前記スイツチ操作子25,26,27,28及び
29に導いてその表示突部25c,26c,27
c,28c及び29cを発光させるための導光板
である。
前記スイツチ操作子25,26,27,28及び
29に導いてその表示突部25c,26c,27
c,28c及び29cを発光させるための導光板
である。
(c−1 構成)
導光板45は透明な合成樹脂により、全体とし
て見た形状が左右方向に長い板状を成すように形
成されており、その前面の下端部のうち押釦構造
体11のスイツチ操作子25,26,27,28
及び29と各別に対応する位置に当該スイツチ操
作子25,26,27,28及び29の主部25
a,26a,27a,28a及び29aに内嵌し
得る外形を有する出光突部46,46,……が形
成されると共に、その上端寄りの部分の互いに左
右方向に離間する2つの位置に電球配置孔47,
47が形成されている。
て見た形状が左右方向に長い板状を成すように形
成されており、その前面の下端部のうち押釦構造
体11のスイツチ操作子25,26,27,28
及び29と各別に対応する位置に当該スイツチ操
作子25,26,27,28及び29の主部25
a,26a,27a,28a及び29aに内嵌し
得る外形を有する出光突部46,46,……が形
成されると共に、その上端寄りの部分の互いに左
右方向に離間する2つの位置に電球配置孔47,
47が形成されている。
また、導光板45の後面のうち前記出光突部4
6,46,……と各別に対応する位置と上面及び
下面の所定の位置には上記電球配置孔47,47
に配置される後述する電球からの光を出光突部4
6,46,……に導くための反射面48,48,
……が形成されると共に、下面の左右両端寄りの
位置に下方へ向けて突出する取付片49,49が
形成され、該取付片49,49に挿通孔49a,
49aが形成されており、更に、前面の上端部の
うち押釦構造体11の枠板15に設けられた前記
ピン23,23,……のうちの内側の2本23,
23と各別に対応する位置に略U字形を成す小さ
な凹部50,50が形成されている。
6,46,……と各別に対応する位置と上面及び
下面の所定の位置には上記電球配置孔47,47
に配置される後述する電球からの光を出光突部4
6,46,……に導くための反射面48,48,
……が形成されると共に、下面の左右両端寄りの
位置に下方へ向けて突出する取付片49,49が
形成され、該取付片49,49に挿通孔49a,
49aが形成されており、更に、前面の上端部の
うち押釦構造体11の枠板15に設けられた前記
ピン23,23,……のうちの内側の2本23,
23と各別に対応する位置に略U字形を成す小さ
な凹部50,50が形成されている。
そして、このように構成された導光板45は押
釦構造体11に対してその出光突部46,46,
……の前部がスイツチ操作子25,26,27,
28及び29の主部25a,26a,27a,2
8a及び29aに各別に内嵌される状態で、その
取付片49,49に形成された挿通孔49a,4
9aを挿通されたネジ51,51(第1図参照)
ガ枠板15に形成された前記ボス24,24に螺
合されることによつて押釦構造体に取着される。
釦構造体11に対してその出光突部46,46,
……の前部がスイツチ操作子25,26,27,
28及び29の主部25a,26a,27a,2
8a及び29aに各別に内嵌される状態で、その
取付片49,49に形成された挿通孔49a,4
9aを挿通されたネジ51,51(第1図参照)
ガ枠板15に形成された前記ボス24,24に螺
合されることによつて押釦構造体に取着される。
尚、導光板45がこのようにして押釦構造体1
1に取着されると、押釦構造体11の枠板15に
形成されたボス24,24と導光板45の取付片
49,49とが互いに突き合わせられ、かつ、押
釦構造体11のピン23,23の先端が導光板4
5に形成された凹部50,50の奥に当接される
ことになり、それによつて、導光板45が枠板1
5と稍離間して略平行に対面する姿勢が保持され
ると共に、導光板45の出光突部46,46,…
…がスイツチ操作子25,26,27,28及び
29の主部25a,26a,27a,28a及び
29aの前面と稍離間して位置されることにな
る。
1に取着されると、押釦構造体11の枠板15に
形成されたボス24,24と導光板45の取付片
49,49とが互いに突き合わせられ、かつ、押
釦構造体11のピン23,23の先端が導光板4
5に形成された凹部50,50の奥に当接される
ことになり、それによつて、導光板45が枠板1
5と稍離間して略平行に対面する姿勢が保持され
ると共に、導光板45の出光突部46,46,…
…がスイツチ操作子25,26,27,28及び
29の主部25a,26a,27a,28a及び
29aの前面と稍離間して位置されることにな
る。
52,52(第4図、第6図参照)は回路基板
9に装着された電球であり、導光板45が取着さ
れた状態の押釦構造体11がフロントパネル3に
前記したように取着されると、導光板45に形成
された電球配置孔47,47に該電球52,52
が相対的に位置することになる。
9に装着された電球であり、導光板45が取着さ
れた状態の押釦構造体11がフロントパネル3に
前記したように取着されると、導光板45に形成
された電球配置孔47,47に該電球52,52
が相対的に位置することになる。
(c−2 作用)
しかして、電球52,52が点灯すると、該電
球52,52から出た光の大部分は導光板45に
形成された反射面48,48,……等において反
射されることにより出光突部46,46,……に
導かれると共にこれら出光突部46,46,……
の前面からスイツチ操作子25,26,27,2
8及び29の前面へ向けて射出されることにな
り、それによつてスイツチ操作子25,26,2
7,28及び29の前面に形成された表示突部2
5c,26c,27c,28c及び29cが発光
せしめられることになる。
球52,52から出た光の大部分は導光板45に
形成された反射面48,48,……等において反
射されることにより出光突部46,46,……に
導かれると共にこれら出光突部46,46,……
の前面からスイツチ操作子25,26,27,2
8及び29の前面へ向けて射出されることにな
り、それによつてスイツチ操作子25,26,2
7,28及び29の前面に形成された表示突部2
5c,26c,27c,28c及び29cが発光
せしめられることになる。
尚、前記したように、押釦構造体11の押圧部
40a,40a,……が押圧されるとそれに対応
したスイツチ操作子が後方へ変位され、それによ
つて当該スイツチ操作子と対向するスイツチの操
作軸が押圧されることになるが、スイツチ操作子
25,26,27,28及び29の主部25a,
26a,27a,28a及び29aには導光板4
5が稍離間して位置されているので、押圧部40
a,40a,……の後方への押圧はスイツチ操作
子25,26,27,28及び29が導光板45
に突き当ることによつて規制されることになる。
40a,40a,……が押圧されるとそれに対応
したスイツチ操作子が後方へ変位され、それによ
つて当該スイツチ操作子と対向するスイツチの操
作軸が押圧されることになるが、スイツチ操作子
25,26,27,28及び29の主部25a,
26a,27a,28a及び29aには導光板4
5が稍離間して位置されているので、押圧部40
a,40a,……の後方への押圧はスイツチ操作
子25,26,27,28及び29が導光板45
に突き当ることによつて規制されることになる。
(G 考案の効果)
以上に記載したところから明らかなように、本
考案押釦構造は、互いに連続され略枠形を成す支
持部と該支持部の略中央部に各別に位置するスイ
ツチ操作子と該スイツチ操作子及び上記支持部の
間を連結する略シート状の押圧部とを備えた押釦
構造であつて、前記支持部又は該支持部及びスイ
ツチ操作子は比較的硬い合成樹脂により固定金型
と第1の可動金型とでモールド成形され、前記押
圧部及び前記スイツチ操作子又は押圧部は弾性を
有する材料により上記モールド成形による成形体
が残された状態の上記固定金型と第2の可動金型
とで上記成形体と一体にモールド成形されること
を特徴とする。
考案押釦構造は、互いに連続され略枠形を成す支
持部と該支持部の略中央部に各別に位置するスイ
ツチ操作子と該スイツチ操作子及び上記支持部の
間を連結する略シート状の押圧部とを備えた押釦
構造であつて、前記支持部又は該支持部及びスイ
ツチ操作子は比較的硬い合成樹脂により固定金型
と第1の可動金型とでモールド成形され、前記押
圧部及び前記スイツチ操作子又は押圧部は弾性を
有する材料により上記モールド成形による成形体
が残された状態の上記固定金型と第2の可動金型
とで上記成形体と一体にモールド成形されること
を特徴とする。
即ち、本考案によれば、複数のスイツチ操作子
と該スイツチ操作子をこれらが所定のスイツチと
各別に対向する位置に支持する複数の支持部と押
圧部とを全て一体的に形成することができる。
と該スイツチ操作子をこれらが所定のスイツチと
各別に対向する位置に支持する複数の支持部と押
圧部とを全て一体的に形成することができる。
従つて、本考案によれば、それぞれが独立した
スイツチ押圧動作を為す複数の押釦を単一の部品
として構成することができるので、スイツチの数
の多少に拘らず、そのスイツチを操作する押釦構
造体の数は1個で済むことになるため、押釦構造
体を形成するための金型が1種類で済み、また、
押釦構造体を操作パネル等に組込む作業工数も大
幅に削減することができる。しかも、個々の押釦
構造体を1つ1つ組み立てることが必要となる従
来の押釦構造は組立精度のバラツキが生じ易かつ
たが、本考案によればそのような組立精度のバラ
ツキを完全に無くすることができる。
スイツチ押圧動作を為す複数の押釦を単一の部品
として構成することができるので、スイツチの数
の多少に拘らず、そのスイツチを操作する押釦構
造体の数は1個で済むことになるため、押釦構造
体を形成するための金型が1種類で済み、また、
押釦構造体を操作パネル等に組込む作業工数も大
幅に削減することができる。しかも、個々の押釦
構造体を1つ1つ組み立てることが必要となる従
来の押釦構造は組立精度のバラツキが生じ易かつ
たが、本考案によればそのような組立精度のバラ
ツキを完全に無くすることができる。
尚、前記した実施例においては複数のスイツチ
操作子の前面を発光させるための1枚の導光板を
押釦構造体に直接取着するようにしたが、本考案
においては互いに独立した動きを為す複数のスイ
ツチ操作子でありながらこれらが単一の部品構造
を有すため、複数のスイツチ操作子を発光させる
導光手段も1枚構造のものとすることができ、か
つ、その1枚構造の導光手段を押釦構造体に直接
取着することも可能になり、また、そのように構
成することによつて導光板を必要とする押釦構造
体の構成をより簡素なものとすることができる。
操作子の前面を発光させるための1枚の導光板を
押釦構造体に直接取着するようにしたが、本考案
においては互いに独立した動きを為す複数のスイ
ツチ操作子でありながらこれらが単一の部品構造
を有すため、複数のスイツチ操作子を発光させる
導光手段も1枚構造のものとすることができ、か
つ、その1枚構造の導光手段を押釦構造体に直接
取着することも可能になり、また、そのように構
成することによつて導光板を必要とする押釦構造
体の構成をより簡素なものとすることができる。
また、前記した実施例においては、支持部とス
イツチ操作子とが比較的硬い合成樹脂によりモー
ルド成形されて成る第1の成形体と弾性を有する
材料により上記第1の成形体と一体にモールド成
形されて成る第2の成形体を備えた押釦構造を示
したが、場合によつては、第1の成形体を支持部
のみによつて構成すると共にスイツチ操作子及び
押圧部を弾性を有する材料により上記支持部のみ
から成る第1の成形体に一体にモールド成形する
ようにしても良い。
イツチ操作子とが比較的硬い合成樹脂によりモー
ルド成形されて成る第1の成形体と弾性を有する
材料により上記第1の成形体と一体にモールド成
形されて成る第2の成形体を備えた押釦構造を示
したが、場合によつては、第1の成形体を支持部
のみによつて構成すると共にスイツチ操作子及び
押圧部を弾性を有する材料により上記支持部のみ
から成る第1の成形体に一体にモールド成形する
ようにしても良い。
更に、前記した実施例においては支持部及びス
イツチ操作子を透明な材料により形成したものを
示したが、本考案における支持部、スイツチ操作
子及び押圧部の材料に透光性もしくは不透光性が
要求されることはなく、必要に応じて選択すれば
良い。
イツチ操作子を透明な材料により形成したものを
示したが、本考案における支持部、スイツチ操作
子及び押圧部の材料に透光性もしくは不透光性が
要求されることはなく、必要に応じて選択すれば
良い。
更にまた、上記実施例の説明にあつては、第1
の成形体と第2の成形体の成形順序を、第1の成
形体の方を先に成形するようにしたが、成形順序
がこれに限定されるものではなく、第2の成形体
を先に成形するようにしても良い。
の成形体と第2の成形体の成形順序を、第1の成
形体の方を先に成形するようにしたが、成形順序
がこれに限定されるものではなく、第2の成形体
を先に成形するようにしても良い。
図面は本考案押釦構造を電子機器の筐体に一体
的に組み付けられる押釦構造体に適用した実施の
一例を示すものであり、第1図は押釦構造体及び
導光板の斜視図、第2図は押釦構造体を第1図に
おける向きと異なる向きで示す斜視図、第3図は
筐体を一部切り欠いて示す側面図、第4図は押釦
構造体を組み付けた状態のフロントパネルの拡大
背面図、第5図は第4図の−線に沿う断面
図、第6図は押圧部が押圧された状態の要部を拡
大して示す垂直断面図、第7図は押釦構造体のモ
ールド成形工程をAからBへ順を追つて示す断面
図である。 符号の説明、12……一次成形による成形体、
20……支持部、25,26,27,28,29
……スイツチ操作子、30……固定金型、31…
…第1の可動金型、40a……押圧部、43……
第2の可動金型。
的に組み付けられる押釦構造体に適用した実施の
一例を示すものであり、第1図は押釦構造体及び
導光板の斜視図、第2図は押釦構造体を第1図に
おける向きと異なる向きで示す斜視図、第3図は
筐体を一部切り欠いて示す側面図、第4図は押釦
構造体を組み付けた状態のフロントパネルの拡大
背面図、第5図は第4図の−線に沿う断面
図、第6図は押圧部が押圧された状態の要部を拡
大して示す垂直断面図、第7図は押釦構造体のモ
ールド成形工程をAからBへ順を追つて示す断面
図である。 符号の説明、12……一次成形による成形体、
20……支持部、25,26,27,28,29
……スイツチ操作子、30……固定金型、31…
…第1の可動金型、40a……押圧部、43……
第2の可動金型。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 互いに連続され略枠形を成す支持部と該支持部
の略中央部に各別に位置するスイツチ操作子と該
スイツチ操作子及び上記支持部の間を連結する略
シート状の押圧部とを備えた押釦構造であつて、 前記支持部又は該支持部及びスイツチ操作子は
比較的硬い合成樹脂により固定金型と第1の可動
金型とでモールド成形され、 前記押圧部及び前記スイツチ操作子又は押圧部
は弾性を有する材料により上記モールド成形によ
る成形体が残された状態の上記固定金型と第2の
可動金型とで上記成形体と一体にモールド成形さ
れる ことを特徴とする押釦構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14429086U JPH0535539Y2 (ja) | 1986-09-20 | 1986-09-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14429086U JPH0535539Y2 (ja) | 1986-09-20 | 1986-09-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6350420U JPS6350420U (ja) | 1988-04-05 |
JPH0535539Y2 true JPH0535539Y2 (ja) | 1993-09-09 |
Family
ID=31054747
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14429086U Expired - Lifetime JPH0535539Y2 (ja) | 1986-09-20 | 1986-09-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0535539Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2648687B2 (ja) * | 1989-04-28 | 1997-09-03 | 大成プラス 株式会社 | 制御パネルの押ボタンとその製造方法 |
-
1986
- 1986-09-20 JP JP14429086U patent/JPH0535539Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6350420U (ja) | 1988-04-05 |
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