JPH0231953Y2 - - Google Patents

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JPH0231953Y2
JPH0231953Y2 JP9066384U JP9066384U JPH0231953Y2 JP H0231953 Y2 JPH0231953 Y2 JP H0231953Y2 JP 9066384 U JP9066384 U JP 9066384U JP 9066384 U JP9066384 U JP 9066384U JP H0231953 Y2 JPH0231953 Y2 JP H0231953Y2
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JP
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illuminated
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JP9066384U
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の技術分野 本考案は照光式パネルスイツチに関し、さらに
詳しくは自動車等に取付けるに適した夜間でも押
ボタンの操作位置を容易に確認でき、操作を容易
かつ確実になすように押ボタンが照光を行つて文
字や数字を明確に視認できるようになしたパネル
スイツチに関する。
従来技術 従来パネルスイツチとしては、いわゆるメンブ
レンスイツチと称される薄形スイツチが提案され
ているが、このようなメンブレンスイツチにおい
ては、透明基板と、この透明基板上にスペーサー
を介して上下に間隔をおいて配置される上部透明
接点および下部透明接点とを用い、透明基板の下
部に配置した光源によつて全体を照明するように
したものが提案されているが、この種のものはク
リツク感触がなく、かつ押ボタンがないために操
作者の操作勝手が悪い欠点を免れなかつた。その
ために薄形で押ボタンの操作時にクリツク感があ
つて夜間でも視認が容易になるような照光式パネ
ルスイツチが要望されていた。
考案の目的 本考案は上述の点に鑑みて提案されたもので、
特に自動車等に取付ける電話用操作パネル等に使
用するのに適した夜間でも押ボタンの操作位置を
容易に確認でき、操作を容易かつ確実になすよう
に押ボタンが照光を行つて文字や数字を明確に視
認できるようになしたパネルスイツチを提供する
ことを目的とする。
考案の概要 本考案による照光式パネルスイツチは所定配置
状態の下部接点と、絶縁性可撓性フイルムにより
形成された上部シート上に前記下部接点に対応す
る位置に下部接点から微小間隔をおいて配置され
た上部接点と、上部シート上に載置され、それぞ
れ上部接点に対応する位置に透孔を設けられたエ
レクトロルミネツセンス発光体と、それぞれ前記
透孔内に配置されたドーム状のクリツクばねと、
それぞれ前記クリツクばねの頂部を押圧するよう
に配置された透光性樹脂より成る押ボタンとより
成ることを特徴とする。本考案のさらに他の特徴
によつて、クリツクばねの上面には光反射性光沢
面が設けられ、押ボタンの下面には採光部と、光
散乱部とが設けられている。前記採光部は発光体
の上面からの光およびクリツクばねからの光を効
率よく押ボタン内に導入し、光散乱部は導入され
た光を効率よく散乱させ、全体としてこれらの光
を均一に押ボタンの上面から射出させ、夜間でも
押ボタンの視認を良好になす。押ボタンの操作を
行うとクリツクばねの作用によるクリツク感触に
よつて上部接点が下部接点に接触したことを確実
に操作者に知らせる。
このように構成されているから、本考案の照光
式パネルスイツチは夜間においても良好に押ボタ
ンを視認でき、操作が容易になり、しかも所望の
押ボタンを操作した時に正しく下部接点と上部接
点とが接触したことが押ボタンのクリツク感触に
よつて確認でき、操作の正確性が得られるととも
に操作者に安心感を与え得るのである。
考案の実施例 以下に添付図面を参照して本考案の望ましい実
施例を説明する。
第1図は本考案の照光式パネルスイツチの一部
分を示す断面図で、第2図は本考案の照光式パネ
ルスイツチの全体斜視図である。
第1図において、基板1上にその周囲に沿つて
枠体2が取付けねじ3のような手段によつて固定
され、枠体2内には基板1上に絶縁性下部シート
4が配置され、この下部シート4の上面には所定
配置状態にて下部接点5が取付けられていて、図
示されないリードバターンによつて外部に引出さ
れている。(なお、下部接点5は基板1上に形成
することもある。)下部シート4上にはそれぞれ
の下部接点5の位置を切欠かれた絶縁性の間隔部
材6が配置され、間隔部材6の上には絶縁性の可
撓性フイルムより成る上部シート7が配置されて
いる。この上部シート7の下面には前記下部接点
5にそれぞれ対応する位置に上部接点8が取付け
られていて、下部接点5と同様に図示されないリ
ードパターンによつて外部に引出されている。前
記間隔部材6の厚みは、下部接点5と上部接点8
とがそれぞれ微小間隔をおいて位置決めされて上
部シート7を僅かに下方に撓ませるだけで下部接
点5と上部接点8との接触を行い得るように定め
られている。上部シート7の上には上部接点8の
位置を切欠かれたエレクトロルミネツセンス発光
体9が配置され、図示されない上部透明電極およ
び下部電極によつて付勢された時に所望の発光を
行うようになつていて、発光された光は上方に射
出する。エレクトロルミネツセンス発光体9の切
欠内にはそれぞれドーム状のクリツクばね10が
配置され、クリツクばね10の頂部を押圧すると
クリツク作動によつて上部接点8を下部接点5に
接触させる作用を与えると同時に操作者に対して
クリツク感触を与える。クリツクばね10の表面
は光反射性光沢面を形成されている。それぞれの
クリツクばね10の上方の枠体2の頂壁2′には
それぞれのクリツクばね10に対応する位置に段
付き開口部が形成され、これらの開口部内に透光
性樹脂より成り、段付き開口部の段部に対応する
段部を有する押ボタン11が遊動可能に配置され
ている。この押ボタン11の下面には中央にクリ
ツクばね10の頂部に当接する下向きに凸状の球
面の形状の鏡面受光部11aと、その周囲を取巻
く凹凸或いはヘアライン加工された採光部を兼ね
る光散乱部11bと、その周囲を取巻く鏡面状の
採光部11cとが形成されていて、この鏡面状の
採光部11cはエレクトロルミネツセンス発光体
9の上面から発光される光を押ボタン11内に採
り込むとともに、一部の光を反射してクリツクば
ね10に指向させ、光散乱部11bは、自身も光
を採り込むとともに、押ボタン11の下面全体か
ら導入した光を効率よく散乱させて、全体の光を
効率よく押ボタン11の上面から放出する。ま
た、押ボタン11の下面中央の採光部11aも光
を採り込み、押ボタン11の内部に導入し、押ボ
タン11の中央部も均一に明るくさせる。したが
つて押ボタン11の上面はムラなく照光されて夜
間における押ボタン11の視認を容易になすよう
になつている。なお、光散乱部11bは図示の実
施例では例えばヘアライン状のものを示したが、
白色塗装等により光を散乱させてもよい。要は採
光部と散乱部とが効率よく配置されゝばよい。頂
壁2′の上面にはそれぞれの押ボタン11を遊嵌
させる開口を有するパネルスイツチの表面板21
が取付けられている。したがつて、エレクトロル
ミネツセンス発光体9を発光させれば、夜間でも
押ボタン11が照光によつて容易に視認でき、所
望の押ボタン11を押圧すれば、クリツクばね1
0がクリツク作動されて上部接点8を下部接点5
に接触させたことが確実に感知され得るのであ
る。
上述の本考案のパネルスイツチは第2図に示さ
れるように厚みTが約4ミリ、高さHが約80ミ
リ、幅Wが約40ミリに極く薄い形状に形成される
ことができる。第2図において、下方に示される
ようにリードパターン等は帯状に連結されて引出
されている。押ボタン11は例えば第2図に示さ
れるように縦横に20個の押ボタン11を配置する
ことができる。
上述のように説明したが本考案においては所望
により種々の変形を行うことができる。
考案の効果 上述のように形成された照光式パネルスイツチ
は次のような効果を有する。
(a) 押ボタンおよびクリツクばねを有する操作性
と使い勝手のよい照光式パネルスイツチの大幅
な薄形化が可能になつた。
(b) 夜間においても押ボタンや押ボタンに付与さ
れた文字または数字が照光により容易に視認で
きるから、操作が容易、かつ誤作動がなく、操
作者が安心して操作できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による照光式パネルスイツチの
望ましい1実施例の部分的断面図。第2図は本考
案による照光式パネルスイツチの全体斜視図。 1……基板、2……枠体、4……下部シート、
5……下部接点、6……間隔部材、7……上部シ
ート、8……上部接点、9……エレクトロルミネ
ツセンス発光体、10……クリツクばね、11…
…押ボタン、12……表面板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁性下部シートの上面に所定配列状態にて設
    けられた下部接点と、絶縁性の可撓性フイルムに
    より形成された上部シートの下面に前記下部接点
    に対応する位置に下部接点から微小間隔をおかれ
    て設けられた上部接点と、前記上部シート上に配
    置され、前記上部接点にそれぞれ対応する位置に
    透孔を設けられた平板状のエレクトロルミネツセ
    ンス発光体と、前記透孔内にそれぞれ配置され、
    表面を光反射性光沢面となされたドーム状クリツ
    クばねと、それぞれ前記クリツクばねの頂部を押
    圧するように配置された透光性樹脂より成る押ボ
    タンとを有し、前記押ボタンの下面には前記発光
    体および前記クリツクばねの光反射性光沢面から
    の光を採り入れる採光部と、採り入れた光を散乱
    させるための光散乱部とが形成されていて、前記
    採光部により光を押ボタン内に導入して押ボタン
    を照光させるようになされていることを特徴とす
    る照光式パネルスイツチ。
JP9066384U 1984-06-18 1984-06-18 照光式パネルスイツチ Granted JPS616222U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9066384U JPS616222U (ja) 1984-06-18 1984-06-18 照光式パネルスイツチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9066384U JPS616222U (ja) 1984-06-18 1984-06-18 照光式パネルスイツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS616222U JPS616222U (ja) 1986-01-14
JPH0231953Y2 true JPH0231953Y2 (ja) 1990-08-29

Family

ID=30645859

Family Applications (1)

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JP9066384U Granted JPS616222U (ja) 1984-06-18 1984-06-18 照光式パネルスイツチ

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JPS616222U (ja) 1986-01-14

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