JP2003074443A - バイパス吸気量制御装置におけるシール構造 - Google Patents

バイパス吸気量制御装置におけるシール構造

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稔 上田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バイパスバルブの構造,形式に関係なく,単
一のシール部材をもってアクチュエータ及びバイパス間
を確実にシールし,しかもシール部の摩擦抵抗を減少さ
せてバイパスバルブの応答性の向上をも図る。 【解決手段】 スロットルボディ17の吸気道17a
に,スロットルバルブ21を迂回するバイパス30を接
続し,このバイパス30を開閉するバイパスバルブ35
に,それを作動するアクチュエータ39を連結してな
る,バイパス吸気量制御装置において,バイパスバルブ
35が軸方向移動可能に嵌装される弁孔34と,アクチ
ュエータ39が装着されるアクチュエータハウジング4
2との間に,その間の気密を保持しながらアクチュエー
タ39の出力軸39aの根元部外周面に密接する環状の
シール部材57を配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,スロットルボディ
の吸気道に,該吸気道を開閉するスロットルバルブを迂
回するバイパスを接続し,このバイパスを開閉するバイ
パスバルブに,それを作動するアクチュエータを連結し
てなる,バイパス吸気量制御装置において,アクチュエ
ータ及びバイパス間をシールして,バイパスからアクチ
ュエータへの燃料や水分の浸入を防ぐようにした,シー
ル構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】かゝるバイパス吸気量制御装置における
シール構造は,例えば特開平10−299624号公報
に開示されているように,既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のバイパス吸気量
制御装置におけるシール構造では,アクチュエータが装
着されるアクチュエータハウジングと,バイパスバルブ
を軸方向移動可能に収容する弁孔との境界部に環状のシ
ール部材を取り付け,このシール部材の内周に形成した
リップを,バイパスバルブの外周面に軸方向に相対摺動
可能に密接させているので,上記リップのバイパスバル
ブに対する軸方向の摺動抵抗が比較的大きく,それがバ
イパスバルブの応答性を低下させる虞がある。しかも,
アクチュエータの出力軸とバイパスバルブとの間隙をバ
イパス側と遮断するために,バイパス弁は,出力軸の先
端部を覆うように袋状に構成されている。したがってア
クチュエータの出力軸の先端をバイパス側に露出させる
ようにして,バイパスバルブの構造を単純化した場合に
は,出力軸及びバイパスバルブ間のシールを果たす別の
シール部材が必要となり,全体としてシール構造が複雑
となる。
【0004】本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたも
ので,バイパスバルブの構造,形式に関係なく,単一の
シール部材をもってアクチュエータ及びバイパス間を確
実にシールでき,しかもシール部の摩擦抵抗を極力減少
させてバイパスバルブの応答性の向上にも寄与し得る,
バイパス吸気量制御装置におけるシール構造を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,本発明は,スロットルボディの吸気道に,該吸気道
を開閉するスロットルバルブを迂回するバイパスを接続
し,このバイパスを開閉するバイパスバルブに,それを
作動するアクチュエータを連結してなる,バイパス吸気
量制御装置において,バイパスバルブが軸方向移動可能
に嵌装される弁孔と,アクチュエータが装着されるアク
チュエータハウジングとの間に,その間の気密を保持し
ながらアクチュエータの出力軸の根元部外周面に密接す
る環状のシール部材を配設したことを第1の特徴とす
る。
【0006】この第1の特徴によれば,バイパスバルブ
の構造に関係なく,単一のシール部材をもってアクチュ
エータ及びバイパス間を確実にシールして,バイパスか
らアクチュエータへの燃料や水滴の浸入を防ぐことがで
きる。しかも,シール部材の,アクチュエータの出力軸
の回転面に対する摩擦抵抗は極めて小さいから,バイパ
スバルブの応答性への悪影響を回避することができる。
またバイパスバルブの構造に関係なくアクチュエータ及
びバイパス間のシールを果たすことができ,汎用性が高
い。
【0007】また本発明は,第1の特徴に加えて,弁孔
及びアクチュエータハウジング間に段部を形成し,この
段部とアクチュエータとの間に前記シール部材の外周部
を気密に挟持したことを第2の特徴とする。
【0008】この第2の特徴によれば,シール部材は,
アクチュエータハウジングへのアクチュエータの装着と
同時に定位置に保持されることになり,組付性が良好で
ある。
【0009】さらに本発明は,第2の特徴に加えて,前
記シール部材を,環状の補強板と,この補強板の外面に
モールド結合される弾性被覆とで構成し,その弾性被覆
には,前記段部及びアクチュエータの挟持面の少なくと
も一方に密接する外周リップと,前記出力軸の外周面に
密接する内周リップとを形成したことを第3の特徴とす
る。
【0010】この第3の特徴によれば,補強板により外
周リップ及び内周リップのシール姿勢を適正に保持し
て,それらのシール機能を高めることができる。
【0011】さらにまた本発明は,第3の特徴に加え
て,前記補強板を合成樹脂製として,これに前記弾性被
覆が充填されるアンカ孔を設けたことを第4の特徴とす
る。
【0012】この第4の特徴によれば,補強板を合成樹
脂製とすることで,シール部材の軽量化を図ることがで
き,また弾性被覆をアンカ孔に充填することにより,補
強板及び弾性被覆の結合力を効果的に強化することがで
き,軽量で耐久性の高いシール部材の提供が可能とな
る。
【0013】尚,前記アクチュエータは,後述する本発
明の実施例中のステップモータ39に対応する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を,添付図面
に示す本発明の一実施例に基づいて以下に説明する。
【0015】図1は本発明に係る吸気量制御装置を備え
る自動二輪車の側面図,図2は図1の2部拡大断面図,
図3は図2の3−3線断面図,図4は上記吸気量制御装
置の分解斜視図,図5は同吸気量制御装置の側面図,図
6は図5の6矢視図,図7は図5の7矢視図,図8は図
7の8矢視図,図9は図7の9−9線断面図,図10は
図5の10−10線断面図,図11は図5の11−11
線断面図,図12は図5の12−12線断面図,図13
は図12のバイパスバルブ周辺部の拡大図,図14は図
5の14−14線断面図,図15は図13の15−15
線拡大断面図,図16(A)はバイパスバルブの計量溝
側から見た側面図,図16(B)はバイパスバルブのキ
ー溝側から見た側面図,図17は図12の17部拡大断
面図である。
【0016】先ず,図1〜図3において,自動二輪車1
は,タンデム型のシート2をリッドに兼用した前後方向
に長いラゲッジボックス3の直下にパワーユニット4を
配してスクータ型に構成される。パワーユニット4は,
シリンダブロック6を大きく前傾させたエンジン5と,
このエンジン5のクランクケース9の一側に後方へ延び
るミッションケース10を一体的に連ねる無段変速機8
とからなっており,そのミッションケース10の後端部
に,駆動輪たる後輪16が軸支される。
【0017】自動二輪車1のボディフレーム11におい
て,ラゲッジボックス3を支持する左右一対の上部フレ
ーム11a,11aと,ヘッドパイプから延出した左右
一対のダウンチューブ11b,11bの上向き後端部と
の接続部に上部ブラケット12,12が設けられる一
方,エンジン5のクランクケース9上面に左右一対の下
部ブラケット13,13が形成され,上部ブラケット1
2,12に両端部を揺動可能に支承されるクランク状の
エンジンハンガ14の中間部で下部ブラケット13,1
3が揺動可能に支承される。こうしてパワーユニット4
はボディフレーム11に上下揺動可能に支持され,後部
フレーム11,11とミッションケース10間に,その
上下揺動を緩衝するリアクッションユニット26が取り
付けられる。
【0018】シリンダブロック6の前端に接合されるシ
リンダヘッド7には,上流端を車体後方へ向けて開口す
る吸気ポート7aが形成されており,その吸気ポート7
aに吸気道17aを連ねるスロットルボディ17がコネ
クティングチューブ15を介してシリンダヘッド7に取
り付けられる。その際,スロットルボディ17は,ラゲ
ッジボックス3及びエンジン5間において,吸気道17
aが前後方向且つ略水平(図示例では,やゝ前下がり)
に延びるように配置される。したがってスロットルボデ
ィ17はホリゾンタル型である。このスロットルボディ
17の後端には,エンジンハンガ14の上方を通過する
吸気ダクト18を介してエアクリーナ19が接続され
る。
【0019】シリンダヘッド7には,吸気ポート7aの
下流端に向けて燃料を噴射する燃料噴射弁20が取り付
けられる。
【0020】さて,上記スロットルボディ17を含む本
発明の吸気量制御装置について詳細に説明する。
【0021】図4〜図8に示すように,スロットルボデ
ィ17の吸気道17aには,これを開閉するバタフライ
型のスロットルバルブ21が配設され,これを支持する
バルブ軸22は,吸気道17aを水平に横断して,スロ
ットルボディ17の左右両側壁に回転可能に支承させて
いる。このバルブ軸22の,スロットルボディ17の一
側方に突出する一端にはスロットルドラム23が固着さ
れ,これに単一のスロットルケーブル24と,スロット
ルバルブ21を閉じ方向に付勢する戻しばね25とが接
続され,スロットルケーブル24を図示しないスロット
ル操作部材により牽引することにより,スロットルバル
ブ21は開放される。
【0022】バルブ軸22の他端が突出するスロットル
ボディ17の外側壁には,吸気道17aと平行でバルブ
軸22と直交する連結フランジ27が一体に形成され,
この連結フランジ27に,スロットルボディ17とは別
個に成形された合成樹脂製の制御ブロック28が複数本
のボルト29,29…をもって着脱可能に接合される。
これらスロットルボディ17及び制御ブロック28間
に,スロットルバルブ21を迂回して吸気道17aに接
続するバイパス30が形成される。
【0023】バイパス30は,図4,図9及び図13に
明示するように,吸気道17aの,スロットルバルブ2
1より上流側を前記連結フランジ27の接合面に連通す
べくスロットルボディ17に穿設されるバイパス入口3
1iと,吸気道17aの,スロットルバルブ21より下
流側を前記連結フランジ27の接合面に連通すべくスロ
ットルボディ17に穿設されるバイパス出口31oと,
前記連結フランジ27の接合面に形成されて一端をバイ
パス入口31iに接続するバイパス上流溝32iと,前
記連結フランジ27の接合面に形成されて一端をバイパ
ス出口31oに接続するバイパス下流溝32oと,制御
ブロック28に形成されて,バイパス上流溝32iの他
端に連なる弁孔入口33iと,制御ブロック28に形成
されて,バイパス下流溝32oの他端に連なる弁孔出口
33oと,これら弁孔入口33i及び弁孔出口33o間
を連通すべく制御ブロック28に吸気道17aと平行に
形成される有底シリンダ状の弁孔34とから構成され
る。その際,弁孔34はバイパス入口31i及びバイパ
ス出口31oよりも上方に配置され,この弁孔34の下
面に弁孔入口33i及び弁孔出口33oは開口する。
【0024】図12及び図13において,弁孔34に
は,弁孔入口33i及び弁孔出口33o間の連通量を制
御するピストン状のバイパスバルブ35が摺動自在に嵌
装され,該バルブ35には,これを軸方向に駆動する駆
動部材37がオルダムジョイント50を介して相互に径
方向変位可能に連結され,この駆動部材37には,ステ
ップモータ39の出力軸39aがねじ機構40を介して
連結される。即ち,ねじ軸に形成された出力軸39aが
駆動部材37のねじ孔41に螺合され,この出力軸39
aの回転により駆動部材37を軸方向に進退させ,オル
ダムジョイント50を介してバイパスバルブ35をも同
様に進退させ得るようになっている。
【0025】このステップモータ39は,弁孔34と同
軸に設けられて制御ブロック28の一側面に開口するア
クチュエータハウジング42に挿入されると共に,この
アクチュエータハウジング42の開口部にシール部材4
3を介して螺着されるプラグ44で保持される。
【0026】バイパスバルブ35には,図16(A)及
び(B)に明示するように,弁孔34の底部に向かって
開口する比較的深い円筒状の有底中空部45と,この有
底中空部45の内外を連通する切欠き状のキー溝47及
び計量溝48とが設けられ,キー溝47には,弁孔34
の底部から起立するキー49が係合して,バイパスバル
ブ35の摺動を許容しながら,その回り止めを果たす。
計量溝48は弁孔出口33oに対応して配置されるもの
で,溝幅を一定としてバイパスバルブ35の軸方向に延
びる幅広部48aと,その一端に連なると共に,幅広部
48aから離れるにつれて溝幅を減少させるテーパ部4
8bとからなっている。
【0027】前記オルダムジョイント50は,図13及
び図15に示すように,前記有底中空部45に隣接して
バイパスバルブ35に設けられる第1角孔51と,この
第1角孔51に第1の横方向Xでの摺動を可能として嵌
合されるジョイント部材53と,このジョイント部材5
3に設けられ,前記駆動部材37が第1の横方向Xと直
角をなす第2の横方向Yでの摺動を可能として嵌合され
る第2角孔52とで構成される。駆動部材37は,ジョ
イント部材53を貫通するように比較的長く形成される
と共に,その一端には,ジョイント部材53及びバイパ
スバルブ35の一端面に当接する大フランジ37aが設
けられる。またジョイント部材53の他端には有底中空
部45内に位置する小フランジ37bが形成され,この
小フランジ37bとバイパスバルブ35間に,該バルブ
35を大フランジ37a側に付勢する保持ばね54が縮
設される。したがってバイパスバルブ35は,駆動部材
37上で大フランジ37aと保持ばね54とで軸方向に
弾性的に挟持されると共に,該バルブ35の軸方向両面
は,第1及び第2角孔51,52や,該バルブ35及び
弁孔34間の摺動間隙を通して相互に連通される。また
ジョイント部材53は,バイパスバルブ35の第1角孔
51に臨む段部35aと,駆動部材37の大フランジ3
7aとで軸方向に挟持される。
【0028】図9,図13及び図14から明らかなよう
に,吸気道17aと平行に且つ同軸上に並ぶバイパスバ
ルブ35及びステップモータ39は,スロットルバルブ
21に水平に配置されたバルブ軸22の上方に配置され
る。しかもバイパスバルブ35は吸気道17aの上流側
へ,ステップモータ39は吸気道17aの下流側へそれ
ぞれ向けて配置され,それに伴いバイパス上流溝32i
よりもバイパス下流溝32oの方が長く形成される。
【0029】而して,弁孔34したがってバイパスバル
ブ35の吸気道17aに対する平行配置により,吸気量
制御装置のコンパクト化が図られる。またステップモー
タ39及びバイパスバルブ35はスロットルバルブ軸2
2上方へのバランス良く配置でき,これも吸気量制御装
置のコンパクト化に寄与する。
【0030】図12及び図13において,アクチュエー
タハウジング42は,その前方に同軸に並ぶ弁孔34よ
りも大径になっていて,弁孔34との境界に環状段部5
5を形成している。この環状段部55と,アクチュエー
タハウジング42に装着されたステップモータ39の前
端面との間にシール部材57が挟持される。即ち,シー
ル部材57は,アクチュエータハウジング42へのステ
ップモータ39の装着と同時に,その前端面と環状段部
55との間の定位置に保持されるので,組付性が良好で
ある。
【0031】このシール部材57は,環状の合成樹脂製
の補強板58と,この補強板58にそれを包むようにモ
ールド結合されるゴム製の弾性被覆59とからなる。そ
の弾性被覆59の外周部には前後一対のサイドリップ6
0,60が,また内周面には内周リップ61がそれぞれ
形成されており,そのサイドリップ60,60は前記環
状段部55及びステップモータ39の前端面にそれぞれ
密接し,また内周リップ61は出力軸39aの根元部外
周面に密接する。これらサイドリップ60,60及び内
周リップ61は,補強板58によりシール姿勢を適正に
保持されるので,常に良好なシール機能を発揮すること
ができる。
【0032】補強板58には,複数のアンカ孔62が穿
設されており,これらに弾性被覆59が充填され,補強
板58及び弾性被覆59の結合力を高めている。またこ
の補強板58を合成樹脂製とすることで,シール部材5
7の軽量化が図られる。
【0033】図5,図10及び図11において,制御ブ
ロック28には,スロットルバルブ21の開度を検知す
るスロットルセンサ64が取り付けられる。このスロッ
トルセンサ64は,制御ブロック28の外側面に形成さ
れた取り付け凹部65に嵌合されるケース66と,この
ケース66内でスロットルバルブ21のバルブ軸22の
端部に連結される回転子67と,この回転子67の回転
角度をスロットルバルブ21の開度として検知すべくケ
ース66に固着される固定子68とを備える。
【0034】図5,図9及び図14に示すように,この
スロットルセンサ64の取り付け凹部65の一側におい
て,スロットルボディ17及び制御ブロック28には,
連結フランジ27と直交しながら吸気道17aの上流側
に開口する第1センサ装着孔71が設けられ,これに吸
気道17aの上流の温度を検知する吸気温センサ73が
制御ブロック28側から装着される。またスロットルボ
ディ17には吸気道17aの下流側に開口するブースト
負圧検知孔74が,制御ブロック28には前記第1セン
サ装着孔71の直上に位置する第2センサ装着孔72が
それぞれ形成され,これらブースト負圧検知孔74及び
第2センサ装着孔72間を連通する連通路75がスロッ
トルセンサ64の下方を迂回する屈曲溝として,連結フ
ランジ27の接合面に形成される。そして第2センサ装
着孔72には,ブースト負圧検知孔74を通して吸気道
17aの下流側の吸気負圧,即ちエンジン5のブースト
負圧を検知するブースト負圧センサ76が装着される。
こうして,吸気温センサ73及びブースト負圧センサ7
6は相互に近接して配置される。
【0035】バイパス30の上流端であるバイパス入口
31iは,上記第1センサ装着孔71に,該装着孔71
より吸気道17aの上流側で近接配置される。また連通
路75がスロットルセンサ64の下方を迂回するように
配置されるのに対して,バイパス下流溝32oはスロッ
トルセンサ64の上方を迂回するように配置される。
【0036】図4〜図8及び図14において,制御ブロ
ック28の上部には上下に偏平化されたカプラ80が設
けられる。このカプラ80は,制御ブロック28に一体
に成形されたカプラ本体81と,それに埋設された多数
の接続子82とからなっており,そのカプラ本体81は
連結フランジ27を越えてスロットルボディ17の直上
まで延びていて,結合口80aを制御ブロック28と反
対の方向に向けている。その結合口80aには,電源等
に連なるワイヤハーネス86を接続した外部カプラ83
が結合される。
【0037】このようなカプラ80付きの制御ブロック
28は,前記連結フランジ27と反対側の外端面を開放
したボックス型をなしており,その外端面に電子制御ユ
ニット84の基板84aが設置される。その際,基板8
4aには前記吸気温センサ73,ブースト負圧センサ7
6及びスロットルセンサ64の接続端子64a,並びに
カプラ80の接続子82の内端が半田付けにより直接接
続される(図10〜図12参照)。符号85は,基板8
4a上に付設された各種半導体素子を示す。
【0038】而して,ホリゾンタル型スロットルボディ
17において,エンジン5の吸気吹き返し現象により燃
料油滴等の異物が吸気道17aからブースト負圧検知孔
74に侵入しても,ブースト負圧検知孔74と,その上
方に位置するブースト負圧センサ76との間には,連通
路75により大きな落差が付与され,しかも連通路75
は流路抵抗の大きい屈曲路となっているから,上記異物
はブースト負圧センサ76まで登り上がることができ
ず,したがって異物からブースト負圧センサ76を保護
して,その機能及び耐久性を確保することができる。
【0039】またスロットルセンサ64の一側に吸気温
センサ73及びブースト負圧センサ76が集中して配置
されるので,それらを電子制御ユニット84に集中的に
接続することが可能となり,該ユニット84のコンパク
ト化を図ることができる。
【0040】さらに連通路75となる溝,並びにバイパ
ス30の主要部となるバイパス上流溝及び下流溝32
i,32oは,スロットルボディ17の連結フランジ2
7の接合面に形成されるので,スロットルボディ17の
成形と同時に形成することができ,それらの形成のため
の特別な加工が不要となり,生産性の向上をもたらすこ
とができる。
【0041】さらにまたバイパス入口31iが,第2セ
ンサ装着孔72の下方に位置する第1センサ装着孔71
に,該装着孔71より吸気道17aの上流側で近接配置
されることで,第1,第2センサ装着孔71,72及び
バイパス入口31iを,互いに干渉させることなく集中
配置することができ,制御ブロック28のコンパクト化
に寄与し得る。
【0042】さらにまたバイパス下流溝32o及び連通
路75が,スロットルセンサ64を上下から囲むように
配置されることで,バイパス下流溝32o及び連通路7
5を,互いに干渉させることなくスロットルセンサ64
周りにコンパクトに配置することが可能となり,制御ブ
ロック28の更なるコンパクト化に寄与し得る。
【0043】再び図4において,カプラ80付き制御ブ
ロック28の外端面において,一方の対角線上の一対の
角部には位置決め突起87が,また他方の対角線上の角
部にはねじ孔88がそれぞれ形成される一方,基板84
aには,位置決め突起87に対応する位置決め孔89
と,ねじ孔88に対応するビス孔90とが設けられ,そ
の位置決め孔89を位置決め突起87に嵌合し,ビス孔
90に挿通したビス91をねじ孔88に螺合することに
より,基板84aは制御ブロック28の所定位置に固着
される。
【0044】また制御ブロック28には,図12及び図
17に示すように,ステップモータ39と基板84aと
の間で略直方体の合成樹脂製コネクタピース92が位置
決め固定される。このコネクタピース92には複数本の
リードフレーム93,93…が埋設されており,各リー
ドフレーム93の一端に成形される接続端子93aは基
板84aに半田付けにより直接接続され,各リードフレ
ーム93の他端にはコネクタ孔94が形成される。
【0045】一方,ステップモータ39の外側面に突設
された端子引き出し部95の前端面(ステップモータ3
9のアクチュエータハウジング42への挿入方向前方側
端面)から複数のコネクタピン96,96…が突出して
おり,これらコネクタピン96,96…は,ステップモ
ータ39のアクチュエータハウジング42への挿入と同
時に上記コネクタ孔94,94…に嵌入されるようにな
っている。
【0046】電子制御ユニット84は,スロットルセン
サ64,ブースト負圧センサ76,吸気温センサ73の
他,図示しないエンジン回転数センサやエンジン温度セ
ンサ等の出力信号に基づいて,ステップモータ39及び
燃料噴射弁20のみならず点火装置(図示せず)等の作
動をも制御するもので,信号及び電力の授受はカプラ8
0及び,それに結合される外部カプラ83を介して行わ
れる。
【0047】図4及び図9に示すように,連結フランジ
27の接合面には,バイパス上流溝32i,バイパス下
流溝32o,第1センサ装着孔71,ブースト負圧検知
孔74及び連通路75の周囲を囲むシール溝97が形成
され,それに制御ブロック28に密接するシール部材9
8が装着され,上記バイパス上流溝32i,バイパス下
流溝32o等の気密が保持される。
【0048】図4,図11及び図12に示すように,カ
プラ80付き制御ブロック28の外端部外周に形成され
た段付の嵌合面100には,電子制御ユニット84を収
容するAl合金板製のキャップ101が印籠嵌合され
る。その際,これらの嵌合面に形成された係止突起10
5及び係止孔106(図4及び図11参照)が弾性的に
係合される。このキャップ101は,Al合金板をプレ
ス成形してなるものであり,皺の無い良好な外観が付与
される。したがって,キャップ101は,制御ブロック
28の外観を良好にするので,自動二輪車1のように制
御ブロック28を外部の露出させる場合に有効である。
【0049】制御ブロック28には,キャップ101の
開放端面に近接して,キャップ101内に連通すると共
にキャップ101と反対側に開口するポッティング口1
02(図8及び図14参照)が設けられる。そしてキャ
ップ101を下方に向けて,ポッティング口102から
キャップ101内に合成樹脂103がキャップ101の
印籠嵌合部までポッティングされ,それにより電子制御
ユニット84が包まれと共に,キャップ101の印籠嵌
合部がシールされる。
【0050】上記ポッティング樹脂103は,電子制御
ユニット84を雨水や塵埃,振動から保護し,特にキャ
ップ101の制御ブロック28への印籠嵌合部をシール
することで,防水,防塵を効果的に図ることができ,さ
らにポッティング樹脂103の接着力によりキャップ1
01の制御ブロック28との結合力を強化することがで
きる。
【0051】しかも,電子制御ユニット84をキャップ
101内に収め,このキャップ101を下向きにして,
上方のポッティング口102から合成樹脂103をポッ
ティングするので,必要最小限のポッティング樹脂10
3をもって電子制御ユニット84の保護及びキャップ1
01の結合を効率的に行うことができ,したがってキャ
ップ101より上方のバイパスバルブ35やステップモ
ータ39への合成樹脂103の浸入を防ぐことができ
る。
【0052】ポッティングに際しては,キャップ101
内への合成樹脂のポッティング状態をポッティング口1
02から目視しながら,そのポッティング量を容易に調
整することができる。またポッティング樹脂103は,
各種センサ64,73,76の接続端子64a,73
a,76a及びコネクタピース92の接続端子93aの
基板84aに対する接続部をも包むことになるから,上
記接続端子64a,73a,76a,93aの耐振性を
向上させることができる。
【0053】再び図3及び図7において,前記各種セン
サ64,73,76及び電子制御ユニット84を備える
制御ブロック27は,スロットルボディ17の左右一側
に配置されるのに対して,カプラ80は,スロットルボ
ディ17の上方,即ちスロットルボディ17とラゲッジ
ボックス3の底壁との間に配置される。このような各種
センサ64,73,76及び電子制御ユニット84と,
カプラ80との分散配置により,自動二輪車1における
スロットルボディ17周りの狭小なスペースでも,それ
らを容易に配置することができ,特にカプラ80は上下
の偏平化が可能であるから,これをスロットルボディ1
7の上方に配置しても,上方のラゲッジボックス3の底
部を殆ど上方へ移動させる必要がなく,ラゲッジボック
ス3の容積の拡大を図ることができる。
【0054】しかも,カプラ80の,外部カプラ83と
の結合口80aを電子制御ユニット84と反対側に向け
たので,カプラ80に対する外部カプラ83の接続を電
子制御ユニット84やエンジン5に邪魔されることなく
容易に行うことができ,組付性及びメンテナンス性が良
好である。
【0055】また左右方向に延びるバルブ軸22の,電
子制御ユニット84と反対側の一端にはスロットルドラ
ム23が固着され,このスロットルドラム23に接続さ
れるスロットルケーブル24は,カプラ80の結合口8
0aの下方を通るように配置される(図8参照)。こう
することによりスロットルケーブル24と,カプラ80
に結合される外部カプラ83のワイヤハーネス86との
干渉を回避でき,組付性及びメンテナンス性の向上を図
ることができる。
【0056】さらに図2,図3,図7及び図8に示すよ
うに,スロットルドラム23に接続されたスロットルケ
ーブル24は,スロットルドラム23の下側部を通って
一旦後方へ延び,エンジンハンガ14のクランク部内で
U字状に屈曲した後,ボディフレーム11の一側のダウ
ンチューブ11bに沿って前方へ延び,操向ハンドル3
6(図1)に付設されたスロットル操作部材(図示せ
ず)に接続される。
【0057】而して,自動二輪車1の操向中,パワーユ
ニット4がリアクッションユニット26の伸縮の応じて
上下したとき,スロットルボディ17もパワーユニット
4と共に揺動するが,それに伴いスロットルケーブル2
4の,主としてU字状屈曲部が無理なく撓むことによ
り,スロットルケーブル24に過度な応力が発生するの
を防ぎ,その耐久性を確保することができる。しかもス
ロットルドラム23及びカプラ80の結合口80aをス
ロットルボディ17の同側に配置したにも拘わらず,単
一のスロットルケーブル24を上記のように配索するこ
とにより,カプラ80の結合口80aの周囲にはスロッ
トルケーブル24に邪魔されない比較低大きな作業スペ
ースを確保でき,該結合口80aへの外部カプラ83の
接続が容易となる。
【0058】こゝで上記吸気量制御装置の作用について
説明する。
【0059】スロットルバルブ21の全閉時,電子制御
ユニット84は,スロットルセンサ64,吸気温センサ
73及びブースト負圧センサ76等の出力信号に基づい
て,エンジン始動時,ファストアイドリング時,通常ア
イドリング時,エンジンブレーキ時などのエンジンの運
転条件を判定し,それに対応したバイパスバルブ35の
開度を得べく,ステップモータ39を作動して出力軸3
9aを正転又は逆転させる。
【0060】出力軸39aが正転又は逆転すると,駆動
部材37が軸方向に進退することで,ジョイント部材5
3を介してバイパスバルブ35を弁孔34に沿って前後
に摺動させ,計量溝48の弁孔出口33oに対する開口
面積,即ちバイパス30の開度を増減させて,バイパス
30での吸気流量を制御する。特に,計量溝48のテー
パ部48bを弁孔出口33oに対して進退させることに
より,上記吸気流量をゼロから所定の最大値まできめ細
かく制御することができる。その結果,エンジン始動,
ファストアイドリング及び通常アイドリングが自動的に
適正に行われる。
【0061】その際,オルダムジョイント50は,バイ
パスバルブ35と,ステップモータ39の出力軸39a
との軸線相互に製作誤差に起因するずれがあっても,そ
のずれは,ジョイント部材53の第1の横方向Xに沿う
移動と,駆動部材37の第2の横方向Yに沿う移動とに
吸収されるから,そのずれに係わりなく,バイパスバル
ブ35のスムーズな摺動を保証することができ,同時に
保持ばね54によりバイパスバルブ35の振動を抑制す
る。
【0062】またバイパスバルブ35の全閉状態では,
弁孔出口33oに臨むバイパスバルブ35の側面にエン
ジン5の吸気負圧が作用するが,そのときオルダムジョ
イント50がバイパスバルブ35の上記吸気負圧作用方
向への平行移動を許容するので,バイパスバルブ35は
弁孔出口33oの周囲に確実に密着して,弁孔出口33
oからのバイパス吸気のリークを防ぎ,もしくは極小に
抑えることができる。したがって弁孔34及びバイパス
バルブ35には特別高度な寸法精度は不要となり,生産
性の向上に寄与し得る。
【0063】さらにバイパスバルブ35の軸方向両端面
は,オルダムジョイント50の第1及び第2角孔51,
52や,該バルブ35及び弁孔34間の摺動間隙を通し
て相互に連通しているから,弁孔34にどのような圧力
が伝達されても,バイパスバルブ35の軸方向両端面間
に圧力差は発生せず,したがってステップモータ39の
比較的小さい出力によってもバイパスバルブ35を軽快
に作動することができる。このことは,バイパスバルブ
35の応答性を高めながら,ステップモータ39の小出
力化,延いては小型化を実現し得ることを意味する。
【0064】さらにまたバイパスバルブ35は,保持ば
ね54により弁孔入口33iから弁孔出口33oの方向
へ付勢されると共に,その付勢力を,ステップモータ3
9の出力軸39aが直接螺合する駆動部材37の大フラ
ンジ37aで支承されるので,特に,出力軸39aがバ
イパスバルブ35の閉じ方向に回転するときは,駆動部
材37が大フランジ37aによりバイパスバルブ35を
直接閉じ方向に押圧することになり,したがって保持ば
ね54の存在に関係なく,バイパスバルブ35の閉じ速
度を高めることができる。
【0065】一方,スロットルバルブ21を開放してい
けば,その開度増に応じた量の吸気が吸気道17aを通
してエンジン5に供給され,その出力を制御することが
できる。
【0066】ところで,このような吸気量制御装置にお
いて,スロットルボディ17の連結フランジ27に,そ
れと別体でカプラ80付きの制御ブロック28が接合さ
れ,この制御ブロック28には,バイパスバルブ35,
ステップモータ39,吸気温センサ73,ブースト負圧
センサ76,スロットルセンサ64及び電子制御ユニッ
ト84が取り付けられるので,スロットルボディ17の
加工と,制御ブロック28を含む制御系組立体の製作と
を並行して行うことが可能となり,特に,制御ブロック
28のスロットルボディ17への接合前に,カプラ80
に電源等を適宜接続することにより,ステップモータ3
9,バイパスバルブ35,各種センサ64,73,7
6,電子制御ユニット84等の機能検査を行うことがで
き,したがって,その検査を合格したもののみをスロッ
トルボディ17に取り付けることになるから,組立作業
に無駄がなく,生産性の向上を図ることができる。
【0067】しかも,制御ブロック28の外端面に電子
制御ユニット84を設置し,それを介してステップモー
タ39,各種センサ64,73,76及びカプラ80の
各間を電気的に接続したので,ステップモータ39,各
種センサ64,73,76及びカプラ80の各間の結線
を単純化して,組立性の向上を更に図ることができる。
【0068】さらに,ステップモータ39には,アクチ
ュエータハウジング42への挿入方向に向かって突出す
るコネクタピン96が設けられ,このコネクタピン96
が嵌入されるコネクタ孔94が,制御ブロック28側の
カプラ80に連なるリードフレーム93に設けられるの
で,制御ブロック28へのステップモータ39の取り付
けと同時に,ステップモータ39及びカプラ80間の電
気的接続がなされ,特別な電気的接続作業が不要とな
り,組立性の向上を更に図ることができる。
【0069】また,上記コネクタ孔94を持ったリード
フレーム93は,ステップモータ39及び電子制御ユニ
ット84間で制御ブロック28に位置決め固定される小
部品のコネクタピース92に埋設されるので,その埋設
は,大部品の制御ブロック28に埋設する場合に比して
極めて容易且つ正確であり,そしてコネクタピース92
を制御ブロック28にセットすることにより,リードフ
レーム93のコネクタ孔94を定位置に正確に配置する
ことができ,ステップモータ39のコネクタピン96と
の的確な嵌合が保証される。
【0070】さらに,ステップモータ39を装着するア
クチュエータハウジング42は,電子制御ユニット84
を設置する制御ブロック28の外端面とは異なる,制御
ブロック28の外周面に開口するように設けられるの
で,制御ブロック28のコンパクト化を図ることができ
ると共に,電子制御ユニット84の設置と関係なくステ
ップモータ39の着脱が可能となり,ステップモータ3
9及びバイパスバルブ35のメンテナンスを容易に行う
ことができる。
【0071】エンジン5の運転停止中には,弁孔34内
の空気中の水分が弁孔34の内壁に結露することがある
が,その結露した水滴は,弁孔34及びアクチュエータ
ハウジング42間に配設されたシール部材57によって
ステップモータ39への浸入を阻止されるので,ステッ
プモータ39を保護して,その耐久性を高めることがで
きる。
【0072】特に,シール部材57は,弁孔34及びア
クチュエータハウジング42間の環状段部55とステッ
プモータ39との間に挟持され,その内周面に,ステッ
プモータ39の出力軸39aの根元部外周面に密接する
内周リップ61を備えるので,内周リップ61の,出力
軸39aの回転面に対する摩擦抵抗は極めて小さく,バ
イパスバルブ35の応答性への影響を無くすることがで
き,しかも出力軸39aの先端を弁孔34内に露出させ
るようなバイパスバルブ35であっても,この単一のシ
ール部材57をもって,ステップモータ39及び弁孔3
4間を確実にシールすることができる。即ち,バイパス
バルブ35の構造は問わないから,このシール部材57
の適用範囲は広い。
【0073】またエンジン5の運転停止中には,通常,
バイパスバルブ35は弁孔出口33oを全閉状態にする
ので,吸気道17aの下流側で発生した燃料ガスがバイ
パス30の下流側に浸入してきても,バイパスバルブ3
5によって弁孔34への浸入は阻止される。したがっ
て,万一,前記シール部材57のシール機能が低下して
も,ステップモータ39が燃料ガスに曝されることを防
いで,その耐久性を確保することができる。
【0074】さらにバイパス30の,弁孔34より下流
側の長さは充分に長く設定されるため,吸気道17aの
下流側で発生した燃料ガスは,充分に長いバイパスの下
流部分を通過し難く,したがって燃料ガスの弁孔34へ
の浸入を防いで,ステップモータ39の保護に一層寄与
し得る。
【0075】またバイパス30において,バイパス入口
31i及びバイパス出口31oより高い位置を占める弁
孔入口33i及び弁孔出口33oが弁孔34の下面に開
口していることで,弁孔入口33i及び弁孔出口33o
から弁孔34へは塵埃等の異物は侵入し難く,したがっ
て侵入異物によるバイパスバルブ35の作動不良を回避
することができる。
【0076】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可
能である。例えば,バイパス上流溝32i,バイパス下
流溝32o及び連通路75は,制御ブロック28の連結
フランジ27との接合面側に形成することもできる。
【0077】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば,スロットルボディの吸気道に,該吸気道を開閉する
スロットルバルブを迂回するバイパスを接続し,このバ
イパスを開閉するバイパスバルブに,それを作動するア
クチュエータを連結してなる,バイパス吸気量制御装置
において,バイパスバルブが軸方向移動可能に嵌装され
る弁孔と,アクチュエータが装着されるアクチュエータ
ハウジングとの間に,その間の気密を保持しながらアク
チュエータの出力軸の根元部外周面に密接する環状のシ
ール部材を配設したので,バイパスバルブの構造に関係
なく,単一のシール部材をもってアクチュエータ及びバ
イパス間を確実にシールして,バイパスからアクチュエ
ータへの燃料や水滴の浸入を防ぐことができる。しか
も,シール部材の,アクチュエータの出力軸の回転面に
対する摩擦抵抗は極めて小さいから,バイパスバルブの
応答性への悪影響を回避することができる。またバイパ
スバルブの構造に関係なくアクチュエータ及びバイパス
間のシールを果たすことができ,汎用性が高い。
【0078】また本発明の第2の特徴によれば,第1の
特徴に加えて,弁孔及びアクチュエータハウジング間に
段部を形成し,この段部とアクチュエータとの間に前記
シール部材の外周部を気密に挟持したので,シール部材
は,アクチュエータハウジングへのアクチュエータの装
着と同時に定位置に保持されることになり,組付性が良
好である。
【0079】さらに本発明の第3の特徴によれば,第2
の特徴に加えて,前記シール部材を,環状の補強板と,
この補強板の外面にモールド結合される弾性被覆とで構
成し,その弾性被覆には,前記段部及びアクチュエータ
の挟持面の少なくとも一方に密接する外周リップと,前
記出力軸の外周面に密接する内周リップとを形成したの
で,補強板により外周リップ及び内周リップのシール姿
勢を適正に保持して,それらのシール機能を高めること
ができる。
【0080】さらにまた本発明の第4の特徴によれば,
第3の特徴に加えて,前記補強板を合成樹脂製として,
これに前記弾性被覆が充填されるアンカ孔を設けたの
で,シール部材の軽量化を図りつゝ,補強板及び弾性被
覆の結合力を効果的に強化することができ,軽量で耐久
性の高いシール部材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る吸気量制御装置を備える自動二輪
車の側面図。
【図2】図1の2部拡大断面図。
【図3】図2の3−3線断面図。
【図4】上記吸気量制御装置の分解斜視図。
【図5】同吸気量制御装置の側面図。
【図6】図5の6矢視図。
【図7】図5の7矢視図。
【図8】図7の8矢視図。
【図9】図7の9−9線断面図。
【図10】図5の10−10線断面図。
【図11】図5の11−11線断面図。
【図12】図5の12−12線断面図。
【図13】図12のバイパスバルブ周辺部の拡大図。
【図14】図2の14−14線拡大断面図。
【図15】図13の15−15線拡大断面図。
【図16】(A)バイパスバルブの計量溝側から見た側
面図。 (B)バイパスバルブのキー溝側から見た側面図。
【図17】図12の17部拡大断面図。
【符号の説明】
17・・・・スロットルボディ 17a・・・吸気道 21・・・・スロットルバルブ 30・・・・バイパス 34・・・・弁孔 35・・・・バイパスバルブ 39・・・・アクチュエータ(ステップモータ) 39a・・・出力軸 42・・・・アクチュエータハウジング 55・・・・段部 57・・・・シール部材 58・・・・補強板 60・・・・外周リップ 61・・・・内周リップ 62・・・・アンカ孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下川 潤一 宮城県角田市角田字流197−1 株式会社 ケーヒン角田開発センター内 (72)発明者 上田 稔 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 林 徹 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スロットルボディ(17)の吸気道(1
    7a)に,該吸気道(17a)を開閉するスロットルバ
    ルブ(21)を迂回するバイパス(30)を接続し,こ
    のバイパス(30)を開閉するバイパスバルブ(35)
    に,それを作動するアクチュエータ(39)を連結して
    なる,バイパス吸気量制御装置において,バイパスバル
    ブ(35)が軸方向移動可能に嵌装される弁孔(34)
    と,アクチュエータ(39)が装着されるアクチュエー
    タハウジング(42)との間に,その間の気密を保持し
    ながらアクチュエータ(39)の出力軸(39a)の根
    元部外周面に密接する環状のシール部材(57)を配設
    したことを特徴とする,バイパス吸気量制御装置におけ
    るシール構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のバイパス吸気量制御装置
    におけるシール構造において,弁孔(34)及びアクチ
    ュエータハウジング(42)間に段部(55)を形成
    し,この段部(55)とアクチュエータ(39)との間
    に前記シール部材(57)の外周部を気密に挟持したこ
    とを特徴とする,バイパス吸気量制御装置におけるシー
    ル構造。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のエンジン用吸気量制御装
    置において,前記シール部材(57)を,環状の補強板
    (58)と,この補強板(58)の外面にモールド結合
    される弾性被覆(59)とで構成し,その弾性被覆(5
    9)には,前記段部(55)及びアクチュエータ(3
    9)の挟持面の少なくとも一方に密接する外周リップ
    (60)と,前記出力軸(39a)の外周面に密接する
    内周リップ(61)とを形成したことを特徴とする,バ
    イパス吸気量制御装置におけるシール構造。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のエンジン用吸気量制御装
    置において,前記補強板(58)を合成樹脂製として,
    これに前記弾性被覆(59)が充填されるアンカ孔(6
    2)を設けたことを特徴とする,バイパス吸気量制御装
    置におけるシール構造。
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