JP3914128B2 - エンジン用スロットルボディ装置 - Google Patents

エンジン用スロットルボディ装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動二輪車や自動車等の車両のエンジンに適用されるエンジン用スロットルボディ装置に関し、特に、スロットルバルブにより開閉される吸気道を有するスロットルボディに、スロットルバルブの開度を電気的に検出するスロットルセンサと、吸気道内の吸気温度を電気的に検出する吸気温センサとを取り付けたものゝ改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
かゝる自動二輪車用スロットルボディ装置は、例えば下記特許文献1に開示されているように、既に知られている。
【0003】
【特許文献1】
実開平3−122246号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のエンジン用スロットルボディ装置では、スロットルセンサ及び吸気温センサをスロットルボディに個別に取り付けるようになっているため、組立性が悪く、製作コストの低減を困難にしていた。
【0005】
本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたもので、スロットルセンサ及び吸気温センサを共通のユニットハウジングに収めてユニット化し、これをスロットルボディに一挙に取り付けるようにして組立性の向上を図り、製作コストの低減を可能した前記エンジン用スロットルボディ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、スロットルバルブにより開閉される吸気道を有するスロットルボディに、スロットルバルブの開度を電気的に検出するスロットルセンサと、吸気道内の吸気温度を電気的に検出する吸気温センサとを取り付けたエンジン用スロットルボディ装置において、スロットルボディにねじ止めされる共通のユニットハウジング内にスロットルセンサ及び吸気温センサを装着してセンサユニット構成されており、ユニットハウジングには、スロットルボディの側壁を貫通して吸気道に閉じた先端部を臨ませる中空筒体が一体に成形されると共に、この中空筒体内に、その中空筒体の先端部内面にセンサ素子を密着させて吸気温センサが収納されることを第1の特徴とする。
【0007】
尚、前記センサ素子は、後述する本発明の実施例中のサーミスタ35に対応する。
【0008】
この第1の特徴によれば、センサユニットの組み立てと、スロットルボディ及びスロットルバルブの組み立てとを並行して行った後、それらを一挙に結合してスロットルボディ装置を得ることができる。これにより、スロットルボディ装置の組み立てを能率的に行うことができると共に、センサユニットの性能検査を、該ユニットのスロットルボディへの取り付け前に実施することが可能で合理的である。その上、吸気温センサをユニットハウジングと一体の、先端を閉じた中空筒体に収納することにより、特別なシール部材を用いることなく、吸気温センサの防塵及び防水を図ることができ、またその中空筒体の閉じた先端部内面に吸気温センサのセンサ素子を密着させることにより、吸気道内の吸気温度を的確に検出することができる。
【0009】
さらに本発明は、第の特徴に加えて、前記中空筒体を、吸気道の軸線とスロットルバルブの軸線とを含む平面上で、スロットルバルブの軸線と平行に配置したことを第の特徴とする。
【0010】
この第の特徴によれば、中空筒体の長さが最小となり、センサユニットのコンパクト化を図ることができる。
【0011】
さらにまた本発明は、第1又は第2の特徴に何れかに加えて、前記ユニットハウジング内には、スロットルセンサ及び吸気温センサにそれぞれ対応する検出回路をプリントした共通の回路基板を装着したことを第の特徴とする。
【0012】
この第の特徴によれば、スロットルセンサ及び吸気温センサと回路基板との電気的接続の自動化が容易であり、生産性の向上、延いては製作コストの更なる低減を図ることができる。
【0013】
さらにまた本発明は、第の特徴に加えて、前記ユニットハウジングに、前記回路基板を介してスロットルセンサ及び吸気温センサにそれぞれ電気的に接続した接続端子を集約して備える単一のカプラを一体に成形したことを第の特徴とする。
【0014】
この第の特徴によれば、前記カプラと、それに対応する外部カプラとの1回の接続により、スロットルセンサ及び吸気温センサと電子制御ユニット間の接続を完了できて、車両への搭載性を良好にすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、添付図面に示す本発明の好適な実施例に基づいて以下に説明する。
【0016】
図1は本発明の実施例に係る自動二輪車の側面図、図2は図1中のエンジン部拡大図、図3は図2中のスロットルボディ装置の拡大側面図、図4は図3の4矢視図、図5は図4の5矢視図、図6は図3の6−6線断面図である。
【0017】
尚、以下の説明において、前後、左右とは、自動二輪車を基準にしていうものとする。
【0018】
先ず、図1において、スクータ型の自動二輪車Mの車体フレームFには、ステップフロワSの後方でパワーユニットUpが水平のピボット軸Pvを介して上下揺動可能に懸架されると共に、車体フレームF及びパワーユニットUp間にリアクッションCが取り付けられる。
【0019】
パワーユニットUpは、クランクケース1から前傾のシリンダ部2を突出させた燃料噴射式エンジンEと、クランクケース1の一側部から後方にミッションケース3を延出させる変速機Tとから構成され、ミッションケース3の後端部には、エンジンEの動力により変速機Tを介して駆動される後輪Wrが軸支される。またパワーユニットUpに上方において、車体フレームFに、ヘルメット等を収容し得るラゲッジボックスBxが搭載され、その上部に、リッドを兼ねる乗車用シート(図示せず)が取り付けられる。
【0020】
図2に示すように、クランクケース1の上部には、前記ピボット軸Pvの両端部に回動可能に支承される左右一対の突壁1aが一体に形成されており、この両突壁1a間に、シリンダ部2の上部から後方に延びる吸気管4がピボット軸Pvの上面に近接して配置され、この吸気管4の後端にはスロットルボディ5が連結される。このスロットルボディ5と前記ラゲッジボックスBxとの間には、パワーユニットUpの所定の上下ストロークに対応するスペース8が確保される。
【0021】
またシリンダ部2には、内部の吸気ポート6に向けて燃料を噴射する電磁式の燃料噴射弁7が装着される。
【0022】
図3〜図6において、スロットルボディ5は、吸気管4の内部に連なって自動二輪車Mの前後方向に延びる吸気道10を有し、この吸気道10の中間部に配置されるバタフライ型のスロットルバルブ11は、スロットルボディ5の中間部を貫通して自動二輪車Mの左右方向に延びるバルブ軸12に支持される。したがって、このバルブ軸12を回転することにより、スロットルバルブ11を開閉することができる。
【0023】
バルブ軸12の一端部には、自動二輪車Mのユーザにより牽引操作される操作ワイヤ13が接続されて巻き付けられるスロットルドラム14が固着され、またこのスロットルドラム14には、これをスロットルバルブ11の閉じ方向に付勢する戻しばね15が接続される。こうしてバルブ軸12に連結したスロットルドラム14は、操作ワイヤ13の牽引によりスロットルバルブ11の開き方向に回転し、戻しばね15の付勢力をもってスロットルバルブ11の閉じ方向に回転することができる。
【0024】
図6に示すように、バルブ軸12の、スロットルドラム14と反対側の他端部には、スロットルバルブ11の開度を電気的に検出するスロットルセンサ17と、吸気道10内の吸気温度を電気的に検出する吸気温センサ18とを備えるセンサユニット19が取り付けられる。
【0025】
以上において、スロットルボディ5、スロットルバルブ11、バルブ軸12及びセンサユニット19がスロットルボディ装置Tbの構成要素となる。
【0026】
センサユニット19のユニットハウジング20は、一端部外周に取り付けフランジ21aを有すると共に、他端面を開放した合成樹脂製のハウジング本体21と、このハウジング本体21の開放面を密閉する合成樹脂製の蓋板22とからなっており、前記取り付けフランジ21aを、スロットルボディ5の、バルブ軸12の他端部が突出する側の取り付け面5aに上下一対のねじ部材23a,23bにより接合することにより、ユニットハウジング20はスロットルボディ5に固着される。その際、ハウジング本体21の外端に突設された位置決め円筒部24が、前記取り付け面5aにバルブ軸12と同心状に形成された位置決め凹部25に嵌合される。
【0027】
上記ハウジング本体21内にスロットルセンサ17及び吸気温センサ18が装着され、それらに共通の回路基板26が、ハウジング本体21と蓋板22との間で挟持される。
【0028】
スロットルセンサ17は、ハウジング本体21に形成された段付きの支持孔27に回転可能に遊嵌される回転子28と、この回転子28の端面から回路基板26に向かって突出させた導電ブラシ40,40と、回路基板26にプリントされて導電ブラシ40,40が摺接する抵抗体41とからなり、回転子28は、これが支持孔27に嵌合されるとき、バルブ軸12の他端部と嵌合連結する連結孔29を有しており、それらの嵌合連結部には、ガタを排除するU字状の板ばね30が挿入される。また回転子28の端面には、バルブ軸12と同軸に並ぶ支軸31が設けられ、この支軸31は、回路基板26に設けられる支持孔32に回転自在に支承される。
【0029】
回路基板26には、スロットルバルブ11の開度、即ちバルブ軸12の回転角を抵抗体41の両端間電圧として検出する第1検出回路がプリントされている。
【0030】
吸気道10の、スロットルバルブ11より上流側の内壁には、吸気道10の軸線Aとバルブ軸12の軸線Bとを含む平面Pに沿って延び通気溝10aが形成されており、ユニットハウジング20には、スロットルボディ5側壁の透孔34を貫通して、上記通気溝10aに閉じた先端部33aを臨ませる比較的薄肉の中空筒体33が一体成形される。その際、この中空筒体33は、上記平面Pでバルブ軸12と平行に配置される。
【0031】
吸気温センサ18は、上記中空筒体33の閉じた先端部33a内面に密着させるサーミスタ35と、このサーミスタ35から延出して、回路基板26にプリントされた第2検出回路に接続される端子36とから構成され、その第2検出回路は、吸気温度の変化に応じて変化するサーミスタ35の抵抗値を電圧として検出するようになっている。吸気温センサ18を収容後、中空筒体33の中空部には合成樹脂43がポッティングされる。
【0032】
再び図2〜図4において、ユニットハウジング20の取り付けフランジ21aをスロットルボディ5の取り付け面5aに接合する前記下部のねじ部材23bの周辺において取り付けフランジ21aには単一のカプラ37が一体に連設され、このカプラ37は、スロットルボディ5の直下且つ前記ピボット軸Pvの後方に配置されるものである。またこのカプラ37の背面には、取り付けフランジ21aに続く補強リブ45が一体に突設される。
【0033】
カプラ37は、スロットルセンサ17に対応した回路基板26上の第1検出回路と、吸気温センサ18に対応した回路基板26上の第2検出回路とにそれぞれ連なる第1及び第2接続端子38,39を集約して備えている。このカプラ37の接続口37aは、前記スロットルドラム14と同側方を向いている。
【0034】
而して、スロットルセンサ17及び吸気温センサ18の検出信号は、カプラ37と、これに接続される外部カプラ44とを通して図示しない制御ユニットに入力され、それに応じて、上記制御ユニットは燃料噴射弁7に開弁信号を出力する。
【0035】
スロットルボディ5及びユニットハウジング20の接合面間には、前記透孔34及び位置決め凹部25の開口部をシールするシール部材42が介裝される。
【0036】
次に、この実施例の作用について説明する。
【0037】
パワーユニットUpを上下揺動可能に支承するピボット軸Pvの上面に近接して配置される吸気管4の後端にスロットルボディ5を連結し、このスロットルボディ5の一側にスロットルドラム14を、その他側に、スロットルセンサ17及び吸気温センサ18を有するセンサユニット19をそれぞれ配設し、両センサ17,18に連なる単一のカプラ37を、スロットルボディ5の直下且つピボット軸Pvの後方に配設したので、カプラ37の設置にピボット軸Pv後方のデッドスペースを利用することができ、したがってスロットルボディ5と、その上方のラゲッジボックスBxとの間には、カプラ37に何等邪魔されない、パワーユニットUpの上下揺動のための充分なスペース8を確保することができ、ラゲッジボックスBxの容量を減少させる必要もない。
【0038】
ところで、スロットルボディ装置Tbの組立てに際しては、予めユニットハウジング20にスロットルセンサ17及び吸気温センサ18を取り付けてセンサユニット19を組み立てると共に、各センサ17,18の性能検査をしておく。そして、スロットルボディ5にスロットルバルブ11を取り付けたとき、そのスロットルボディ5の取り付け面5aにユニットハウジング20の取り付けフランジ21aをねじ部材23a,23bにより固着すれば、スロットルバルブ11のバルブ軸12がスロットルセンサ17の回転子28の連結孔29に嵌合すると共に、吸気温センサ18を収めた中空筒体33の先端部33aが吸気道10の通気溝10aに臨むことになり、スロットルボディ装置Tbを一挙に組み立てることができる。
【0039】
このように、センサユニット19の組み立てと、スロットルボディ5及びスロットルバルブ11の組み立てとを並行して行った後、それら結合して一挙にセンサ付きスロットルボディ5を得るので、その組み立てを能率的に行うことができると共に、センサユニット19の性能検査を、スロットルボディ5への取り付け前に実行することが可能で合理的である。
【0040】
またユニットハウジング20内には、スロットルセンサ17及び吸気温センサ18にそれぞれ対応する検出回路をプリントした共通の回路基板26が取り付けられるので、スロットルセンサ17及び吸気温センサ18と回路基板26との電気的接続の自動化が容易であり、生産性の更なる向上、延いては製作コストの更なる低減を図ることができる。
【0041】
さらにユニットハウジング20には、スロットルセンサ17及び吸気温センサ18にそれぞれ対応する第1及び第2接続端子38,39を集約して備えた単一のカプラ37が一体に成形され、その接続口37aが、前記スロットルドラム14と同側方を向いているので、自動二輪車Mの組立ラインにおいて、スロットルドラム14への操作ワイヤ13の接続作業と、上記カプラ37への外部カプラ44の接続作業とを自動二輪車Mの左右片側で1人の作業者により容易に行うことができ、しかもカプラ37及び外部カプラ44の1回の接続により、スロットルセンサ17及び吸気温センサ18と図示しない電子制御ユニット間の接続を完了することができ、自動二輪車Mへの搭載性が良好である。
【0042】
またカプラ37は、スロットルボディ5においてセンサユニット19の位置とは異なるスロットルボディ5の下方に配置されるにも拘らず、ユニットハウジング20の取り付けフランジ21aに支持されるように、それに一体に連設されるものであるから、カプラ37専用の取り付け部材は不要であり、構造の簡素化に寄与し得る。
【0043】
その上、カプラ37は、ユニットハウジング20の取り付けフランジ21aをスロットルボディ5に固着する下部のねじ部材23bの近傍で取り付けフランジ21aと一体化されるので、カプラ37の根元の剛性が下部のねじ部材23bで強化されることになり、またカプラ37の背面が補強リブ45により剛性が強化されることもあって、カプラ37は、外部カプラ44からの抜き差し荷重に充分耐えることができる。
【0044】
また吸気温センサ18は、ユニットハウジング20と一体の、先端を閉じた中空筒体33に収納されるので、特別なシール部材を用いることなく、吸気温センサ18の防塵及び防水を図ることができ、しかもその中空筒体33の閉じた先端部33a内面に吸気温センサ18のサーミスタ35を密着さているので、吸気道10内の吸気温度を的確に検出することができる。しかも上記中空筒体33は、吸気道10の軸線Aとバルブ軸線Bとを含む平面P上で、バルブ軸12の軸線Aと平行に配置されるので、中空筒体33の長さが最小となり、センサユニット19のコンパクト化を図ることができる。
【0045】
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば、本発明は自動車のエンジンにも適用可能である。
【0046】
【発明の効果】
以上のように本発明の第1の特徴によれば、ロットルボディにねじ止めされる共通のユニットハウジング内にスロットルセンサ及び吸気温センサを装着してセンサユニットを構成したので、センサユニットの組み立てと、スロットルボディ及びスロットルバルブの組み立てとを並行して行った後、それらを一挙に結合してスロットルボディ装置を得ることができる。これにより、スロットルボディ装置の組み立てを能率的に行うことができると共に、センサユニットの性能検査を、該ユニットのスロットルボディへの取り付け前に実施することが可能で合理的である。
【0047】
その上、前記ユニットハウジングには、スロットルボディの側壁を貫通して吸気道に閉じた先端部を臨ませる中空筒体を一体に成形し、この中空筒体内に、その先端部内面にセンサ素子を密着させて吸気温センサを収納したので、吸気温センサをユニットハウジングと一体の、先端を閉じた中空筒体に収納することにより、特別なシール部材を用いることなく、吸気温センサの防塵及び防水を図ることができ、またその中空筒体の閉じた先端部内面に吸気温センサのセンサ素子を密着させることにより、吸気道内の吸気温度を的確に検出することができる。
【0048】
さらに本発明の第の特徴によれば、第の特徴に加えて、前記中空筒体を、吸気道の軸線とスロットルバルブの軸線とを含む平面上で、スロットルバルブの軸線と平行に配置したので、中空筒体の長さが最小となり、センサユニットのコンパクト化を図ることができる。
【0049】
さらにまた本発明の第の特徴によれば、第1又は第2の特徴に何れかに加えて、前記ユニットハウジング内には、スロットルセンサ及び吸気温センサにそれぞれ対応する検出回路をプリントした共通の回路基板を装着したので、スロットルセンサ及び吸気温センサと回路基板との電気的接続の自動化が容易であり、生産性の向上、延いては製作コストの更なる低減を図ることができる。
【0050】
さらにまた本発明の第の特徴によれば、第の特徴に加えて、前記ユニットハウジングに、前記回路基板を介してスロットルセンサ及び吸気温センサにそれぞれ電気的に接続した接続端子を集約して備える単一のカプラを一体に成形したので、前記カプラと、それに対応する外部カプラとの1回の接続により、スロットルセンサ及び吸気温センサと電子制御ユニット間の接続を完了できて、車両への搭載性を良好にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る自動二輪車の側面図
【図2】 図1中のエンジン部拡大図
【図3】 図2中のスロットルボディ装置の拡大側面図
【図4】 図3の4矢視図
【図5】 図4の5矢視図
【図6】 図3の6−6線断面図
【符号の説明】
5・・・・・スロットルボディ
10・・・・吸気道
11・・・・スロットルバルブ
17・・・・スロットルセンサ
18・・・・吸気道温センサ
19・・・・センサユニット
20・・・・ユニットハウジング
26・・・・回路基板
33・・・・中空筒体
33a・・・中空筒体の閉じた先端部
35・・・・センサ素子(サーミスタ)
37・・・・カプラ
38,39・・・カプラの接続端子
A・・・・・吸気道の軸線
B・・・・・スロットルの軸線
P・・・・・平面
Th・・・・スロットルボディ装置

Claims (4)

  1. スロットルバルブ(11)により開閉される吸気道(10)を有するスロットルボディ(5)に、スロットルバルブ(11)の開度を電気的に検出するスロットルセンサ(17)と、吸気道(10)内の吸気温度を電気的に検出する吸気温センサ(18)とを取り付けたエンジン用スロットルボディ装置において、
    スロットルボディ(5)にねじ止めされる共通のユニットハウジング(20)内にスロットルセンサ(17)及び吸気温センサ(18)を装着してセンサユニット(19)構成されており、
    ユニットハウジング(20)には、スロットルボディ(5)の側壁を貫通して吸気道(10)に閉じた先端部(33a)を臨ませる中空筒体(33)が一体に成形されると共に、この中空筒体(33)内に、その中空筒体(33)の先端部(33a)内面にセンサ素子(35)を密着させて吸気温センサ(18)が収納されることを特徴とする、エンジン用スロットルボディ装置
  2. 請求項記載のエンジン用スロットルボディ装置において、
    前記中空筒体(33)を、吸気道(10)の軸線(A)とスロットルバルブ(11)の軸線(B)とを含む平面(P)上で、スロットルバルブ(11)の軸線(B)と平行に配置したことを特徴とする、エンジン用スロットルボディ装置。
  3. 請求項1又は2記載のエンジン用スロットルボディ装置において、
    前記ユニットハウジング(20)内には、スロットルセンサ(17)及び吸気温センサ(18)にそれぞれ対応する検出回路をプリントした共通の回路基板(26)を装着したことを特徴とする、エンジン用スロットルボディ装置。
  4. 請求項に記載のエンジン用スロットルボディ装置において、
    前記ユニットハウジング(20)に、前記回路基板(26)を介してスロットルセンサ(17)及び吸気温センサ(18)にそれぞれ電気的に接続した接続端子(38,39)を集約して備える単一のカプラ(37)を一体に成形したことを特徴とする、エンジン用スロットルボディ装置。
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