JP2013241893A - 車輌用エアクリーナ装置のセンサ取付構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車輌用エアクリーナ装置の周壁に形成されるセンサ取付部(50)は、金属製取付板(51)と、ねじ孔(52a)を有するナット(52)と、を含んでいる。金属製取付板(51)は、センサ取付座面(51a)、センサ挿入孔(55)及びボルト挿入孔(53)を有し、前記周壁の外側に位置し、インサート成形される。ナット(52)は、前記周壁の内側に位置し、ねじ孔(52a)がボルト挿入孔(53)と同軸となる状態で、前記周壁にインサート成形される。センサ(70)の本体部分(70a)がセンサ挿入孔(55)及び前記周壁のセンサ貫通孔(56)に挿入され、フランジ部分(70b)がセンサ取付座面(51a)に当接し、ボルト用取付孔(72)及びボルト挿入孔(53)に挿入されたボルト(60)をめねじ孔(52a)に螺着する。
【選択図】図7
Description
図1は本発明に係る吸気装置を備えた自動二輪車の左側面図であり、この図1において、車体フレームは、ヘッドパイプ1から後下方に延びる左右一対のメインフレームと2、ヘッドパイプ1から下方に延びる左右一対のダウンフレーム3と、該ダウンフレーム3の下端部に連結されて側方から見てL状に後方に延びる左右一対のロワーフレーム4と、左右のメインフレーム2を連結する複数本のクロスメンバー5(符号は一本のみに表示)と、を一体に有している。メインフレーム2の後端部には、下方に折れ曲がるスイングアームブラケット2aが一体に形成されており、該スイングアームブラケット2aの下端部はロワーフレーム4の後端部に結合されている。スイングアームブラケット2aには、ピボット8を介してスイングアーム6の前端部が回動自在に支持されており、スイングアーム6は後方に延び、スイングアーム6の後端部に後輪7が支持されている。
図2は、図1の吸気装置の縦断面拡大図であり、L1が水平線を示している。吸気ダクト30は、エアクリーナ装置22のボックス部の前壁を兼ねる容積部31と、該容積部31から前方に突出すると共に前方に向いて下方に傾斜した管状部32と、から構成されており、管状部32の前端(吸気下流端)にスロットル装置21の吸気通路の吸気入口が接続されている。スロットル装置21として、スロットル弁25aを有するスロットルボディ25を備えており、スロットルボディ25の上壁には、燃料噴射装置として第1のインジェクター33が設けられている。スロットル装置21の吸気下流端は、吸気接続管35を介してシリンダヘッド20cの吸気ポート20dに接続されている。
図7は吸気温センサ70及びセンサ取付部50の断面分解拡大図、図8は吸気温センサ70の正面図(前面図)である。図7において、吸気温センサ70は、温度検知部を有する細長い筒状の本体部分70aと、フランジ部分70bと、センサケーブル接続用の接続部分70cとを、一体に有している。フランジ部分70bは上下方向に長く形成されており、フランジ部分70bの上下方向の中央位置において、本体部分70aが後方に突出し、接続部分70cが前方に突出している。フランジ部分70bの上下部分には、それぞれボルト用取付孔72が形成されている。接続部分70cには、センサケーブル74の接続端子74aが着脱自在に接続される。センサケーブル74は前方に延び、図示しないメインハーネスに合流する。本体部分70bの前端部に形成された太径部70dの外周には、Oリング76が嵌められている。
図7において、拡張空間部31bの前壁41bに設けられたセンサ取付部50は、平面状のセンサ取付座面51aを有する金属製取付板51と、上下一対の金属製袋ナット52と、から構成されている。金属製取付板51及び袋ナット52は、樹脂製の吸気ダクト30を樹脂成形する時に、インサート成形により、平面状の前壁41b内に埋め込まれ、固着されている。センサ取付部50が前壁41b内に埋め込まれた状態において、金蔵製取付板51のセンサ取付座面51aは、前壁41bの平面状の前面と略同一面となっている。
(1)図7において、センサ取付部50の金属製取付板51及び袋ナット52を、吸気ダクト30の樹脂成形時にインサート成形する場合には、金属製取付板51の後面及び袋ナット52の外周面に、接着剤を塗布しておき、両袋ナット52の後端部を位置決めジグにより所定位置に固定する。さらに、金属製取付板51を、拡張空間部31bの前壁41bを成形するための樹脂成形型の成形面に当接させた状態として、吸気ダクト30を樹脂成形し、金属製取付板51及び袋ナット52を前壁41b内に埋め込む。
(1)前記実施の形態では、金属製取付板51と袋ナット52とを、溶接により結合したセンサ取付部50を、樹脂製の吸気ダクト30にインサート成形しているが、金属製取付板51と袋ナット52とを一体的に結合せずに、独立した状態で吸気ダクト30にそれぞれインサート成形することも可能である。
22 エアクリーナ装置
30 吸気ダクト(エアクリーナ装置の外周壁構成部材の一例)
31 容積部
32 管状部
41b 前壁(エアクリーナ装置の外周壁の一例)
50 センサ取付部
51 金属製取付板
51a センサ取付座面
52 袋ナット(ナット部材の一例)
52a めねじ孔
53 ボルト挿入孔
55 センサ挿入孔
56 センサ貫通孔
57 ナット保持部
57a 開口部分
60 ボルト
70 吸気温センサ(センサの一例)
70a 本体部分
70b フランジ部分
72 ボルト用取付孔
76 Oリング(シール部材)
Claims (6)
- 車輌用エアクリーナ装置の周壁構成部材にセンサ取付部を形成し、該センサ取付部に吸気特性測定用のセンサを取り付けるセンサ取付構造において、
前記周壁構成部材には、厚み方向に貫通するセンサ貫通孔が形成されており、
前記センサ取付部は、金属製取付板と、ねじ孔を有するナット部材と、を含み、
前記金属製取付板は、センサ取付座面、センサ挿入孔及びボルト挿入孔を有し、前記周壁構成部材の外側面に位置し、前記センサ挿入孔が前記センサ貫通孔と同軸となる状態で、前記周壁構成部材にインサート成形され、
前記ナット部材は、前記金属製取付板よりも前記周壁構成部材の内側に位置し、前記ねじ孔が前記ボルト挿入孔と同軸となる状態で、前記周壁構成部材にインサート成形され、
前記センサは、本体部分と、ボルト用取付孔を有するフランジ部分とを備えており、
前記本体部分が前記センサ挿入孔及び前記センサ貫通孔に挿入された状態で、前記フランジ部分が前記センサ取付座面に当接し、前記ボルト用取付孔及び前記ボルト挿入孔に挿入されたボルトを前記めねじ孔に螺着することにより、前記センサを前記センサ取付部に固定してある、ことを特徴とする車輌用エアクリーナ装置のセンサ取付構造。 - 前記センサ取付座面と前記フランジ部分との間に、前記センサ挿入孔の全周を囲む環状のシール部材が挟持されている、請求項1記載の車輌用エアクリーナ装置のセンサ取付構造。
- 前記ナット部材の端面が、前記周壁構成部材の内部空間に露出している、請求項1又は2に記載の車輌用エアクリーナ装置のセンサ取付構造。
- 前記ナット部材は、袋ナットである、請求項1乃至3のいずれか一つに記載の車輌用エアクリーナ装置のセンサ取付構造。
- 前記センサ貫通孔は、前記周壁構成部材の外部から内部側に進むにつれて水平又は高位置にくるように形成されている、請求項1乃至4のいずれか一つに記載の車輌用エアクリーナ装置のセンサ取付構造。
- 前記エアクリーナ装置は、スロットル装置側に突出して前記スロットル装置に接続される管状部を有しており、
前記管状部の下方に位置する前記エアクリーナ装置の前壁部分に、前記管状部の長さ方向に沿う方向に前記センサ貫通孔が形成されている、請求項1乃至5のいずれか一つに記載の車輌用エアクリーナ装置のセンサ取付構造。
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JP2012115751A JP2013241893A (ja) | 2012-05-21 | 2012-05-21 | 車輌用エアクリーナ装置のセンサ取付構造 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7325367B2 (ja) | 2020-03-18 | 2023-08-14 | 三機工業株式会社 | 照明器具取り付け構造 |
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2012
- 2012-05-21 JP JP2012115751A patent/JP2013241893A/ja active Pending
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