JP4384777B2 - エンジンの電動式吸気量制御装置 - Google Patents

エンジンの電動式吸気量制御装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、吸気道を有するスロットルボディに、吸気道を開閉すべくスロットルバルブを回転可能に支承し、このスロットルバルブを電動モータにより減速ギヤ装置を介して駆動するようにした、エンジンの電動式吸気量制御装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
かゝるエンジンの電動式吸気量制御装置は、例えば実開平8−193528号公報に開示されているように、既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のかゝる電動式吸気量制御装置では、スロットルバルブ及び電動モータを、両者の軸線が互いに平行するように配置すると共に、両者間に、電動モータからスロットルバルブを減速駆動する減速ギヤ装置を配設しているので、その減速ギヤ装置が露出状態となっており、その防水、防塵を図るためには、それを覆う特別なカバーが必要となる。こうしたことは、部品点数の増加や外形の大型化を招く要因となって、好ましくない。
【0004】
本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたもので、特別なカバーを用いることなく、減速ギヤ装置の防水、防塵を図ることができるようにした、前記エンジンの電動式吸気量制御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、吸気道を有するスロットルボディに、吸気道を開閉すべくスロットルバルブを回転可能に支承し、このスロットルバルブを電動モータにより減速ギヤ装置を介して駆動するようにした、エンジンの電動式吸気量制御装置であって、スロットルボディに、スロットルバルブを回転自在に支持するロットル支持部を形成し、このスロットル支持部の一端部に前記電動モータを取付けると共に、前記減速ギヤ装置をスロットル支持部内に収容したものにおいて、前記スロットル支持部には、スロットルバルブを回転可能に嵌合する第1支持孔と、この第1支持孔より大径で、第1支持孔に段部を介して連なる第2支持孔とを設け、この第2支持孔には、スロットルバルブの一端部外周に形成された位置決めフランジを回転可能に収容すると共に、前記段部と協働して位置決めフランジの軸方向移動を拘束する電動モータのハウジングを、そのハウジングにより該第2支持孔を閉鎖するように嵌合して固定し、スロットルバルブの一端部に形成した円筒状の凹部に前記減速ギヤ装置を配設したことを第1の特徴とする。
【0006】
また本発明は、吸気道を有するスロットルボディに、吸気道を開閉すべくスロットルバルブを回転可能に支承し、このスロットルバルブを電動モータにより減速ギヤ装置を介して駆動するようにした、エンジンの電動式吸気量制御装置であって、スロットルボディに、スロットルバルブを回転自在に支持するスロットル支持部を形成し、このスロットル支持部の一端部に前記電動モータを取付けると共に、前記減速ギヤ装置を該スロットル支持部内に収容したものにおいて、前記スロットル支持部には、ロータリ型に構成したスロットルバルブを回転可能に嵌合する第1支持孔と、この第1支持孔より大径で、第1支持孔に段部を介して連なる第2支持孔とを設け、この第2支持孔には、スロットルバルブの一端部外周に形成された位置決めフランジを回転可能に収容すると共に、前記段部と協働して位置決めフランジの軸方向移動を拘束する電動モータのハウジングを、そのハウジングにより該第2支持孔を閉鎖するように嵌合して固定し、スロットルバルブの一端部に、底部が前記第1支持孔内に達する深さの円筒状凹部を形成して、この凹部内に前記減速ギヤ装置を、その減速ギヤ装置が前記第1支持孔内に位置するように配設したことを第2の特徴とする。
【0007】
上記第1,第2の各特徴によれば、スロットルバルブを支持するスロットル支持部が、電動モータの取付けに供されるのみならず、減速ギヤ装置を収容するハウジングを兼ねることになるので、電動モータの取付け構造の簡素化を図ることができるのみならず、特別なカバーを用いることなく減速ギヤ装置の防水、防塵を図ることができる。またスロットル支持部の第2支持孔に、第1,第2支持孔間の段部と協働して位置決めフランジの軸方向移動を拘束する電動モータのハウジングを嵌合して固定したので、電動モータのハウジングを利用して、スロットルバルブの軸方向位置を決定することができ、従って、特別な位置決めストッパ部材を用いることなくスロットルバルブの軸方向位置決めを行うことができ、構成の簡素化に寄与し得る。その上、スロットルバルブの一端部に形成した円筒状の凹部、即ちスロットルバルブ内に減速ギヤ装置を収容したことにより、スロットル支持部の小型化を可能にし、吸気量制御装置全体のコンパクト化を図ることができる。
【0008】
さらに本発明は、第1又は第2の特徴に加えて、減速ギヤを、電動モータの出力軸に設けられるピニオンと、このピニオンを囲繞してスロットルバルブに設けられるリングギヤと、電動モータのハウジングに軸支されてピニオン及びリングギヤに噛合するアイドルギヤとから構成したことを第3の特徴とする。
【0009】
この第3の特徴によれば、減速ギヤ装置をコンパクトに構成して、スロットル支持部内に容易に収めることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を、添付図面に示す本発明の一実施例に基づいて以下に説明する。
【0011】
図1は本発明の電動式吸気量制御装置を備えたエンジンの縦断側面図、図2は上記電動式吸気量制御装置の縦断側面図、図3は図2の3−3線断面図、図4は図2における電動モータ部の拡大縦断面図、図5は図3の5−5線断面図、図6は図2における電子制御ユニット部の分解図である。
【0012】
先ず図1及び図2において、エンジンEは自動二輪車用四サイクルエンジンであって、車両の前方に頭部を向けて略水平姿勢をとるシリンダブロック1及びシリンダヘッド2を備えており、そのシリンダヘッド2に、吸気ポート3、排気ポート4、吸気弁5、排気弁6及びこれら弁を開閉駆動する動弁機構7が設けられる。このシリンダヘッド2の上面に、吸気ポート3に連通する吸気管8が接合される。この吸気管8は合成樹脂製であって、その一側に形成された支持ボス8cに電磁式燃料噴射弁9が弁ホルダ91により取付けられる。この燃料噴射弁9からの噴射燃料は、吸気管8に形成された燃料吐出孔86によりシリンダヘッド2の吸気ポート3に向けられるようになっている。
【0013】
弁ホルダ91は、燃料噴射弁9の基部に嵌合する第1保持筒部91aと、同弁9の、燃料入口を持つ先端部に嵌合する第2保持筒部91bと、この両保持筒部91a,91b間を一体に結合する連結部91cと、第2保持筒部91bの一側から吐出するホースジョイント92とを合成樹脂により一体成形してなるもので、その第1保持筒部91aには、前記支持ボス8cと結合する金属製リング93が埋設されている。ホースジョイント92には、図示しない燃料噴射ポンプに連なる燃料ホース94が接続される。
【0014】
燃料噴射弁9を装着した吸気管8の上流端には電動式吸気量制御装置10が接続される。即ち、吸気量制御装置10は、エンジンEの吸気系において燃料吐出孔96より上流に配置される。吸気量制御装置10は、合成樹脂製のスロットルボディ11を備えている。このスロットルボディ11は、下流側をやゝ下向きにして傾斜させた吸気道12を有し、その上流端部はファンネル状に拡径しており、その下流端部の内周面には環状凹部13aが形成されている。
【0015】
吸気道12のファンネル状上流端部には、ゴム製の吸気ダクト95を介してエアクリーナ(図示せず)が接続される。
【0016】
この吸気量制御装置10について図2〜図6により詳細に説明する。
【0017】
図2及び図3において、スロットルボディ11には、その下流側端面に開口する、後述する補助吸気道34の直状通路33が吸気道12と平行に設けられ、この直状通路33の下流端部内周面にも環状凹部13bが形成されている。
【0018】
一方、吸気管8は、吸気道12をエンジンEの吸気ポート3に連通する吸気路8aと、直状通路33を、エンジンEにより駆動される過給ポンプ36に連通する補助吸気路8bとを備えており、これら吸気路8a及び補助吸気路8bに対応して吸気管8の上流側端部には一対の嵌合筒部26a,26bが形成され、これらが前記環状凹部13a,13bにそれぞれシール部材14a,14bを介して嵌合される。
【0019】
スロットルボディ11及び吸気管8には、互いに当接する連結フランジ15,16が形成されており、これらが断面コ字状の連結リング17により相互に結合される。こうして、スロットルボディ11は吸気管8に連結される。その際、吸気管8の嵌合筒部26a,26bの各外周に装着されたシール部材14a,14bをスロットルボディ11の環状凹部13a,13bの内周面に密接させて、スロットルボディ11及び吸気管8内部間の気密を保持するようにしたので、両連結フランジ15,16の各端面の仕上げ加工を不要としながら、スロットルボディ11及び吸気管8間の気密を確保でき、のみならず両フランジ15,16の薄肉化が可能となり、それら連結部のコンパクト化を図ることができる。
【0020】
スロットルボディ11には、吸気道12の軸線と直交し且つ吸気道12より大径の支持孔18を有する筒状のスロットル支持部19が一体に成形され、その支持孔18にロータリ型のスロットルバルブ20が回転可能に嵌合される。このスロットルバルブ20も合成樹脂製である。
【0021】
図4に明示するように、スロットル支持部19の一端部には、支持孔18に環状段部22を介して同軸上に連なる、支持孔18より大径の第2の支持孔21が設けられ、この第2の支持孔21内で環状段部22に当接する位置決めフランジ20aがスロットルバルブ20の一端部外周に一体成形される。
【0022】
第2の支持孔21には、スロットルバルブ20を開閉駆動するための電動モータ55のハウジング56の端部が嵌合されると共に、同ハウジング56の外周から突出した取付けフランジ57がスロットル支持部19の一端面にボルト69(図1参照)により固着される。こうして、スロットルバルブ20が嵌合する支持孔18は電動モータ55により閉鎖される。
【0023】
電動モータ55は、ハウジング56の内周面に固着されたステータ58と、このステータ58と協働するロータ59と、このロータ59の固着されてその中心部を貫通する出力軸60とを備える。ハウジング56は、ステータ58を支持する円筒状のハウジング本体56aと、このハウジング本体56aの両端に結合される内端及び外端ブラケット56b,56cとから構成され、これら内端及び外端ブラケット56b,56cがベアリング61,62を介して出力軸60の両端部を支承する。したがって、第2の支持孔21には、内端ブラケット56bと共にハウジング本体56aの内端部が嵌合され、その内端ブラケット56bが前記環状段部22と協働して前記位置決めフランジ20aの軸方向移動、即ちスロットルバルブ20の軸方向移動を拘束するようになっている。勿論、位置決めフランジ20a及び内端ブラケット56b間には、位置決めフランジ20aの回転を許容する微小間隙が確保される。
【0024】
図4及び図5に示すように、電動モータ55からスロットルバルブ20を減速駆動する減速ギヤ装置63がスロットル支持部19内に配設される。この減速ギヤ装置63は、出力軸60の、内端ブラケット56b外に突出した端部に形成されたピニオン64と、スロットルバルブ20の一端部に形成されてピニオン64を囲繞する内歯のリングギヤ65と、内端ブラケット56bに突設された支軸67に支持されてピニオン64及びリングギヤ65に噛合するアイドルギヤ66とから構成される。リングギヤ65は、スロットルバルブ20に、その一端面に開口するように設けられた円筒状の凹部68の内周面に形成される。また図示例では、3個の支軸67及びアイドルギヤ66が出力軸60周りに等間隔で配置される。
【0025】
再び、図2及び図3において、スロットルバルブ20には、前記吸気道12と同形断面の弁孔27が形成されており、この弁孔27は、スロットルバルブ20の全閉位置では吸気道12と完全に食い違って不通状態となり、全開位置では吸気道12と合致して連続した吸気道12を形成するようになっている。
【0026】
スロットルバルブ20には、弁孔27の一側面に開口する縦孔31と、この縦孔31の一側壁を貫通する横孔32とが形成され、その横孔32と連通してスロットルボディ11の上流側端面に開口する直状通路33がスロットルボディ11に形成される。これら縦孔31、横孔32及び直状通路33によって補助吸気道34が構成される。この補助吸気道34は、前述のように吸気管8の補助吸気路8bを介して過給ポンプ36に接続される。
【0027】
スロットルバルブ20の上端面には、前記縦孔31の開口部を閉鎖する合成樹脂製のキャップ38が溶着され、このキャップ38には、スロットルバルブ20と同軸に延びる欠円断面の連結軸39が一体成形されている。この連結軸39に、スロットルバルブ20の開度を検知するスロットルセンサSthの回転子40rの連結筒41が嵌合される。
【0028】
尚、スロットルボディ11が補助吸気路8bを持たない場合には、スロットルバルブ20に連結軸39を一体成形することができる。
【0029】
連結筒41は、その先端に縮径弾性を付与するスリット42が形成されていて、連結軸39の外周面にがた無く嵌合し得るようになっている。回転子40rとスロットルボディ11との間には、回転子40rを介してスロットルバルブ20を閉じ方向に付勢する、捩じりコイルばねからなる戻しばね37が接続される。したがって、この戻しばね37は、スロットルバルブ20及び回転子40rに共通の戻しばねとなっている。
【0030】
図2及び図6に示すように、スロットル支持部19の、電動モータ55の取付け側と反対の他端には盆状の制御ユニット取付け部43が一体に連設され、これに電子制御ユニットUが取付けられる。電子制御ユニットUは、制御ユニット取付け部43の底面に対面するセンサ基板44と、このセンサ基板44の背面に重ねて配置される素子基板45と、これら基板44,45を収容するユニットハウジング46とから構成される。
【0031】
センサ基板44には、前記スロットルセンサSthの回転子40rの中心軸48が回転自在に嵌合する支持孔49が設けられると共に、回転子40rの回転角度、即ちスロットルバルブ20の開度をブラシ50を介して電気信号に変換する固定子40sが形成される。またセンサ基板44にはブースト負圧センサSpbが取り付けられる。このブースト負圧センサSpbは、スロットルバルブ20より下流の吸気道12に開口する検知孔47を通して、エンジンEのブースト負圧、換言すればエンジン負荷を検知し、それを電気信号に変換するようになっている。
【0032】
尚、スロットルセンサSthにおいては、回転子40r及び固定子40sの対向面を入替えて、ブラシ50を固定子40s側に設けることもできる。またホール素子及び磁石を用いて、スロットルセンサSthを非接触型に構成することもできる。
【0033】
さらにセンサ基板44の下面には雄形接続端子51aが突設され、これと接続される雌形接続端子51bが制御ユニット取付け部43の底面に設けられる。この雌形接続端子51bには、スロットルボディ11の吸気道12入口に臨む吸気温センサStに連なる導線52が接続される。これら吸気温センサSt、導線52及び雌形接続端子51bは、スロットルボディ11の成形時、それに埋設される。こうすることにより吸気温センサSt及び電子制御ユニットU間の配線作業を不要にすることができる。尚、電子制御ユニットUがスロットルボディ11に一体的に取付けられるので、吸気温センサStをその電子制御ユニットUに付設しても、吸気道12を流れる吸気の温度をスロットルボディ11を通して間接的に検知することができ、しかも吸気温センサStに連なる配線の省略が可能となる。
【0034】
センサ基板44の上面には、スロットルセンサSthの固定子40s、ブースト負圧センサSpb及び雄形接続端子51a等に連なる雌形接続端子80bが埋設される。
【0035】
素子基板45には、上記雌形接続端子80bと接続される雄形接続端子80aと、この雄形接続端子80aに連なる燃料噴射量制御用素子81、燃料噴射時期制御用素子82、点火時期制御用素子83、その他の各種制御用素子の他、この電子制御ユニットUのテストや故障アラームに使用されるLEDインジケータ84が付設され、これらと共に素子基板45はユニットハウジング46にモールド結合される。このようにすると、インジケータ84を特別な計器盤等に設ける必要がなくなり、またそのための配線も要しない。
【0036】
ユニットハウジング46の一側にカプラハウジング85が一体に形成されており、その内部に、上記各素子に連なる複数のカプラ端子86(図には、そのうちの1本のみを示す)が配設され、これらによってカプラ半体87aが構成される。こうして、電子制御ユニットUがカプラ半体87aを一体に備えると、その間の配線作業が不要となり、部品点数の削減を図ることができる。
【0037】
このカプラ半体87aには、外部の電源や、アクセルペダル角度センサSp、エンジン回転数センサSne、クランク位置センサScその他の各種センサ、並びに点火時期制御装置Igその他の各種制御機器に連なる接続端子を持つ他のカプラ半体87bが接続される。
【0038】
前記燃料噴射量制御用素子81及び燃料噴射時期制御用素子82は、これを上記両カプラ半体87a,87bを介し前記電磁式燃料噴射弁9のソレノイドに接続して、それを作動するようにしてもよいが、図示例の場合、燃料噴射量制御用素子81及び燃料噴射時期制御用素子82の出力部と燃料噴射弁9のソレノイドとを接続する導線88,89はスロットルボディ11及び吸気管8に埋設される。その際、スロットルボディ11及び吸気管8の接合面には、両導線88,89間を接続する雌形接続端子90b及び雄形接続端子90aがそれぞれ設けられ、またそれと同様の一対の接続端子が吸気管8及び燃料噴射弁9の接合面にも設けられる。こうすることにより、部品の組立てと同時に電気的な接続を行うことができ、組立性の向上と部品点数の削減に寄与し得る。尚、スロットルボディ11及び吸気道管8を合成樹脂で一体成形すれば、接続端子も不要となり、部品点数の更なる削減を図ることができる。
【0039】
而して、電子制御ユニットUのスロットルボディ11への取付けに際しては、予めセンサ基板44を素子基板45の下面に重ねて、接続端子80a,80bを相互に接続しておく。そしてユニットハウジング46をスロットルボディ11の制御ユニット取付け部43に印籠嵌合すれば、センサ基板44及びスロットルボディ11の接続端子51a,51bが相互に接続され、その状態でユニットハウジング46と制御ユニット取付け部43との当接面を溶着する。尚、ユニットハウジング46及び制御ユニット取付け部43は、クリップやビス等により相互に分離可能に結合しておくこともでき、そのようにすると、電子制御ユニットUの内部の保守、点検が可能となる。
【0040】
次に、この実施例の作用について説明する。
【0041】
エンジンEの運転中、図示しないアクセルペダルが踏み込まれると、その踏み角度がアクセルペダル角度センサSpにより検知されて、電子制御ユニットUに入力され、それに応じて電子制御ユニットUは、電動モータ55に通電してロータ59を回転させる。ロータ59が回転すると、出力軸60と共にピニオン64が回転し、アイドルギヤ66及びリングギヤ65を介してスロットルバルブ20を開き方向に減速駆動しながら、該バルブ20の開度を微調整することができる。そして、スロットルバルブ20がアクセルペダルの角度に対応した開度まで開かれると、その開度がスロットルセンサSthによって検知されて電子制御ユニットUに送られ、電子制御ユニットUは電動モータ55に保持電流を供給する。
【0042】
ところで、スロットルバルブ20を回転可能に支持するスロットル支持部19は、電動モータ55の取付け部に兼用されると共に、減速ギヤ装置63を収容するので、電動モータ55の取付け構造の簡素化を図ると共に、特別なカバーを用いることなく減速ギヤ装置の防水、防塵をも図ることができる。
【0043】
また、スロットルバルブ20及び電動モータ55の支持のための同軸上に並ぶ支持孔18,21は、スロットル支持部19に高精度に同時形成することができ、製作が容易であり、これに伴い電動モータ55の出力軸60及びスロットルバルブ20間を連結する減速ギヤ装置63も高精度に構成することができるため、減速ギヤ装置63のバックラッシュを極力小さく抑えて、電動モータ55によるスロットルバルブ20の駆動を的確に行うことができる。
【0044】
さらに、減速ギヤ装置63は、電動モータ55の出力軸60に形成されるピニオン64と、スロットルバルブ20の円筒状凹部68内周面に形成されるリングギヤ65と、電動モータ55の内端ブラケット56bに軸支されてピニオン64及びリングギヤ65に噛合するアイドルギヤ66とからコンパクトに構成されるので、これをスロットル支持部19内、特にスロットルバルブ20の狭小な凹部68に容易に収めることができ、したがって、スロットル支持部19の小型化を可能にし、電動式吸気量制御装置10全体のコンパクト化に寄与し得る。
【0045】
さらにまた、スロットル支持部19の第2の支持孔21において、環状段部22と電動モータ55の内端ブラケット56bとにより、スロットルバルブ20の一端部に形成された位置決めフランジ20aの軸方向移動を拘束するようにしたので、特別な位置決めストッパ部材を用いることなくスロットルバルブ20の軸方向の位置決めを行うことができ、構成の簡素化に寄与し得る。
【0046】
エンジンEの始動時及びアイドリング時には、スロットルバルブ20は、弁孔27を吸気道12と完全に食い違わせた全閉位置にセットする。このスロットルバルブ20はロータリ型であり、スロットルボディ11の支持孔18との嵌合状態が常に一定であるので、全閉位置でもバタフライ型スロットルバルブのような固着の虞はない。しかも、エンジンEの作動時には、その吸気負圧の作用により、スロットルバルブ20は吸気道12の下流側へ引き寄せられ、支持孔18の一側に密着することになるため、支持孔18からの空気のリークを阻止し、スロットルバルブ20の良好な全閉状態を得ることができる。
【0047】
スロットルバルブ20を全開位置まで回転すると、その弁孔27は吸気道12と合致して、吸気道12には何も存在させずに連続した吸気道12を形成するので、吸気道12の吸気抵抗を大幅に減少させて、エンジンEの高出力性能の向上を図ることができる。
【0048】
また、スロットルボディ11より下流側に燃料吐出孔96が配置され、これを通して燃料噴射弁9からの噴射燃料が吸気ポート3に噴射されるので、燃料供給系が吸気抵抗となることもなく、特にスロットルバルブ20の上記全閉時に有利であり、また燃料がスロットルボディ11内を通過するようなこともないから、燃料の管壁への付着を最小限に抑えて、空燃比の変動を防ぐことができる。
【0049】
その間、過給ポンプ36から吐出される空気は、補助吸気道34を経てエンジンEに供給され、その充填効率を高めて、更なる出力の向上に寄与する。ところで、上記補助吸気道34は、これが弁孔27に開口するようスロットルボディ11及びスロットルバルブ20にわたり設けられるので、スロットルボディ11への補助吸気道34の形成が少なくて済み、即ち直状通路33の形成のみとなり、補助吸気道34付きスロットルボディ11の成形を容易に行うことができる。
【0050】
また、スロットルボディ11及びスロットルバルブ20は共に合成樹脂製であるので、それらの回転嵌合面の摩擦係数は比較的低く、表面硬度も比較的低いことから、スロットルボディ11及びスロットルバルブ20の回転面が早期に馴染み易く、したがって、スロットルバルブ20の開閉を軽快に行うことができと共に、回転面からの空気のリーク量を早期に安定させることができる。
【0051】
しかも、スロットルバルブ20がロータリ型であることから、スロットルボディ11及びスロットルバルブ20相互の接触面が極めて広く、良好な放熱及び受熱性を得ることができ、またそれらの接触面が広いことにより、スロットルバルブ20の全閉位置での閉鎖性が良好となり、エンジンEのアイドリングの安定化に寄与し得る。
【0052】
エンジンEの運転中、スロットルバルブ20に回転子40rを直接連結したスロットルセンサSthでは、スロットルバルブ20の開度を正確に検知することができる。そして、電子制御ユニット46における燃料噴射量制御用素子81、燃料噴射時期制御用素子82及び点火時期制御用素子83は、スロットルセンサSth、ブースト負圧センサSpb、吸気温センサSt、エンジン回転数センサSn及びクランク位置センサSc等が出力する電気信号を受けて、そのときのエンジンの運転状態を判別し、燃料噴射量制御用素子81及び燃料噴射時期制御用素子82は、燃料噴射弁9の燃料噴射量及び噴射時期を決定して、そのように該弁9を作動し、点火時期制御用素子83は点火時期を決定して、そのように図示しない点火装置を作動する。
【0053】
ところで、スロットルセンサSthやブースト負圧センサSpbを備えるセンサ基板44と、燃料噴射量制御用素子81、燃料噴射時期制御用素子82及び点火時期制御用素子83を備える素子基板45とは単一のユニットハウジング46に収められて電子制御ユニットUを構成し、そしてスロットルボディ11の制御ユニット取付け部43に取付けられるので、各種センサSth、Spb及び各種制御用素子81〜83がユニット化され、これらをスロットルボディ11にコンパクトに設置することができ、したがって、スロットルボディ11の他には電子制御ユニットのための設置スペースを用意する必要がなくなり、スペース効率が向上して制御系のコンパクト化、延いては吸気装置のコンパクト化を図ることができ、またスロットルセンサSth及び各種制御用素子81〜83間の配線の簡素化のみならず、各種制御用素子81〜83の作動に必要な電源コードやエンジン回転数センサSnからの信号線の配線統合をも図ることができる。こうして配線が簡略されることは、電磁波等の影響を少なくする上で有利となる。
【0054】
しかも、スロットルバルブ20に回転子40rは、スロットルセンサSthに直接連結されているから、スロットルバルブ20の開度を正確に検知することができる。
【0055】
またセンサ基板44の広い背面に、各種制御用素子81〜83が素子基板45を介して配設されるので、各種制御用素子81〜83をスロットルセンサSth及びブースト負圧センサSpbに干渉されることなく自由に配設することが可能であり、そのレイアウトの自由度が大きい。
【0056】
また特に、またセンサ基板44及び素子基板45は、互いに分離可能に積層状態に結合されるので、コンパクトである上、機種に応じてこれらセンサ基板44及び素子基板45上に取付ける各種センサ及び素子の仕様を変更して、種々の特性の電子制御ユニットUを廉価に提供することができる。しかも、電子制御ユニットUは、スロットルボディ11を間に挟んで電動モータ55と反対側に配置されるので、電動モータ55が作動時に発生するノイズの影響を受け難いものとなる。
【0057】
さらにスロットルボディ11は合成樹脂製であるから、それ自体が絶縁性があり、したがって、これに特別な絶縁部材を介在させることなく電子制御ユニットUを取付けることができ、取付け構造の簡素化を図ることができる。
【0058】
本発明は上記各実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
【0059】
【発明の効果】
以上のように本発明の特徴によれば、スロットルバルブを支持するスロットル支持部が、電動モータの取付けに供されるのみならず、減速ギヤ装置を収容するハウジングを兼ねることになるので、電動モータの取付け構造の簡素化を図ることができるのみならず、特別なカバーを用いることなく減速ギヤ装置の防水、防塵を図ることができる。
【0060】
また特に本発明の第1,第2の各特徴によれば、スロットル支持部の第2支持孔に、第1,第2支持孔間の段部と協働して位置決めフランジの軸方向移動を拘束する電動モータのハウジングを嵌合して固定したので、電動モータのハウジングを利用して、スロットルバルブの軸方向位置を決定することができ、従って、特別な位置決めストッパ部材を用いることなくスロットルバルブの軸方向位置決めを行うことができ、構成の簡素化に寄与し得る。またスロットルバルブの一端部に形成した円筒状の凹部、即ちスロットルバルブ内に減速ギヤ装置を収容したことにより、スロットル支持部の小型化を可能にし、吸気量制御装置全体のコンパクト化を図ることができる。
【0061】
さらに本発明の第3の特徴によれば、減速ギヤを、電動モータの出力軸に設けられるピニオンと、このピニオンを囲繞してスロットルバルブに設けられるリングギヤと、電動モータのハウジングに軸支されてピニオン及びリングギヤに噛合するアイドルギヤとから構成したので、減速ギヤ装置をコンパクトに構成して、スロットル支持部内に容易に収めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電動式吸気量制御装置を備えたエンジンの縦断側面図。
【図2】 上記電動式吸気量制御装置の縦断側面図。
【図3】 図2の3−3線断面図。
【図4】 図2における電動モータ部の拡大縦断面図。
【図5】 図3の5−5線断面図。
【図6】 図2における電子制御ユニット部の分解図。
【符号の説明】
E・・・・・エンジン
10・・・・電動式吸気量制御装置
11・・・・スロットルボディ
12・・・・吸気道
20・・・・スロットルバルブ
20a・・・位置決めフランジ
18・・・・第1支持孔
19・・・・スロットル支持部
21・・・・第2支持孔
22・・・・段部
55・・・・電動モータ
56・・・・ハウジング
60・・・・出力軸
63・・・・減速ギヤ装置
64・・・・ピニオン
65・・・・リングギヤ
66・・・・アイドルギヤ
68・・・・凹部

Claims (3)

  1. 吸気道(12)を有するスロットルボディ(11)に、吸気道(12)を開閉すべくスロットルバルブ(20)を回転可能に支承し、このスロットルバルブ(20)を電動モータ(55)により減速ギヤ装置(63)を介して駆動するようにした、エンジンの電動式吸気量制御装置であって、
    スロットルボディ(11)に、スロットルバルブ(20)を回転自在に支持するロットル支持部(19)を形成し、このスロットル支持部(19)の一端部に前記電動モータ(55)を取付けると共に、前記減速ギヤ装置(63)をスロットル支持部(19)内に収容したものにおいて、
    前記スロットル支持部(19)には、スロットルバルブ(20)を回転可能に嵌合する第1支持孔(18)と、この第1支持孔(18)より大径で、第1支持孔(18)に段部(22)を介して連なる第2支持孔(21)とを設け、
    この第2支持孔(21)には、スロットルバルブ(20)の一端部外周に形成された位置決めフランジ(20a)を回転可能に収容すると共に、前記段部(22)と協働して位置決めフランジ(20a)の軸方向移動を拘束する電動モータ(55)のハウジング(56)を、そのハウジング(56)により該第2支持孔(21)を閉鎖するように嵌合して固定し、
    スロットルバルブ(20)の一端部に形成した円筒状の凹部(68)に前記減速ギヤ装置(63)を配設したことを特徴とする、エンジンの電動式吸気量制御装置。
  2. 吸気道(12)を有するスロットルボディ(11)に、吸気道(12)を開閉すべくスロットルバルブ(20)を回転可能に支承し、このスロットルバルブ(20)を電動モータ(55)により減速ギヤ装置(63)を介して駆動するようにした、エンジンの電動式吸気量制御装置であって、
    スロットルボディ(11)に、スロットルバルブ(20)を回転自在に支持するスロットル支持部(19)を形成し、このスロットル支持部(19)の一端部に前記電動モータ(55)を取付けると共に、前記減速ギヤ装置(63)を該スロットル支持部(19)内に収容したものにおいて、
    前記スロットル支持部(19)には、ロータリ型に構成したスロットルバルブ(20)を回転可能に嵌合する第1支持孔(18)と、この第1支持孔(18)より大径で、第1支持孔(18)に段部(22)を介して連なる第2支持孔(21)とを設け、
    この第2支持孔(21)には、スロットルバルブ(20)の一端部外周に形成された位置決めフランジ(20a)を回転可能に収容すると共に、前記段部(22)と協働して位置決めフランジ(20a)の軸方向移動を拘束する電動モータ(55)のハウジング(56)を、そのハウジング(56)により該第2支持孔(21)を閉鎖するように嵌合して固定し、
    スロットルバルブ(20)の一端部に、底部が前記第1支持孔(18)内に達する深さの円筒状凹部(68)を形成して、この凹部(68)内に前記減速ギヤ装置(63)を、その減速ギヤ装置(63)が前記第1支持孔(18)内に位置するように配設したことを特徴とする、エンジンの電動式吸気量制御装置。
  3. 請求項1又は2記載のエンジンの電動式吸気量制御装置において、
    減速ギヤ装置(63)を、電動モータ(55)の出力軸(60)に設けられるピニオン(64)と、このピニオン(64)を囲繞してスロットルバルブ(20)に設けられるリングギヤ(65)と、電動モータ(55)のハウジング(56)に軸支されてピニオン(64)及びリングギヤ(65)に噛合するアイドルギヤ(66)とから構成したことを特徴とする、エンジンの電動式吸気量制御装置。
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