JP2001234761A - 内燃機関用モジュール及び吸気装置 - Google Patents
内燃機関用モジュール及び吸気装置Info
- Publication number
- JP2001234761A JP2001234761A JP2000048927A JP2000048927A JP2001234761A JP 2001234761 A JP2001234761 A JP 2001234761A JP 2000048927 A JP2000048927 A JP 2000048927A JP 2000048927 A JP2000048927 A JP 2000048927A JP 2001234761 A JP2001234761 A JP 2001234761A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- module
- throttle body
- intake
- intake pipe
- internal combustion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D9/00—Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits
- F02D9/08—Throttle valves specially adapted therefor; Arrangements of such valves in conduits
- F02D9/10—Throttle valves specially adapted therefor; Arrangements of such valves in conduits having pivotally-mounted flaps
- F02D9/107—Manufacturing or mounting details
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Characterised By The Charging Evacuation (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】吸気管,スロットルボディ等の形状,構造の簡
略化を図り、吸気系の製造,組立ての簡便化,及びそれ
らのコスト低減を図り、しかも、既存の吸気系をそのま
まにして機能付加することも可能なモジュールを提供す
る。 【解決手段】絞り弁20を有するスロットルボディ2と
これに接続される吸気管1との間に介在して取付け可能
なモジュール3を用意する。モジュール3は、吸気通路
の一部となる孔31を有し且つスロットルボディ2及び
吸気管1の各フランジ2a,1aに接するフランジ形の
ブロック30を本体とし、このブロックに吸気通路以外
の1以上の機能部品、例えばISCバルブ4,キャニス
タバルブ5,圧力センサ6等を備えて成る。
略化を図り、吸気系の製造,組立ての簡便化,及びそれ
らのコスト低減を図り、しかも、既存の吸気系をそのま
まにして機能付加することも可能なモジュールを提供す
る。 【解決手段】絞り弁20を有するスロットルボディ2と
これに接続される吸気管1との間に介在して取付け可能
なモジュール3を用意する。モジュール3は、吸気通路
の一部となる孔31を有し且つスロットルボディ2及び
吸気管1の各フランジ2a,1aに接するフランジ形の
ブロック30を本体とし、このブロックに吸気通路以外
の1以上の機能部品、例えばISCバルブ4,キャニス
タバルブ5,圧力センサ6等を備えて成る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関に用いる
種々の機能部品を装着するためのモジュール及び吸気装
置に関する。
種々の機能部品を装着するためのモジュール及び吸気装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の内燃機関の吸気系の一例を、図6
を用いて説明する。
を用いて説明する。
【0003】従来の内燃機関は、スロットルボディ2と
吸気管1とが、取付けねじ9等の固定手段を用いて接続
されている。
吸気管1とが、取付けねじ9等の固定手段を用いて接続
されている。
【0004】この吸気系は、吸気管1,スロットルボデ
ィ2の他に、内燃機関の機能部品として、アイドルスピ
ードコントロールバルブ(以下、「ISCバルブ」と称
する)4や、エミッション系部品であるキャニスタパー
ジバルブ5、センサ系部品である圧力センサ6、圧力取
出し用ニップルなどの部品が吸気管1やスロットルボデ
ィ2に装着されていた。
ィ2の他に、内燃機関の機能部品として、アイドルスピ
ードコントロールバルブ(以下、「ISCバルブ」と称
する)4や、エミッション系部品であるキャニスタパー
ジバルブ5、センサ系部品である圧力センサ6、圧力取
出し用ニップルなどの部品が吸気管1やスロットルボデ
ィ2に装着されていた。
【0005】ISCバルブ4は、スロットルボディ2に
設けられ、ボディ2に設けたISC用通路2bに流れる
空気量を制御しており、電気信号により開閉する弁作動
機構4aを有する。20は絞り弁である。
設けられ、ボディ2に設けたISC用通路2bに流れる
空気量を制御しており、電気信号により開閉する弁作動
機構4aを有する。20は絞り弁である。
【0006】ISCバルブ4は、取付けねじ10を用い
てスロットルボディ2の側壁一部2cに取付けられてい
る。
てスロットルボディ2の側壁一部2cに取付けられてい
る。
【0007】キャニスタパージバルブ5は、電気信号に
より作動する弁作動機構5aを主体とし、これによりバ
ルブ本体に設けたガス通路5cを開閉制御する方式が一
般的である。ガス通路5cの一端側のニップル5dは、
吸気管1に設けたニップル1bに連通管7を介して接続
され、他端側のニップル5eはキャニスタ(図示省略)
からガスを導く連通管8と接続されている。
より作動する弁作動機構5aを主体とし、これによりバ
ルブ本体に設けたガス通路5cを開閉制御する方式が一
般的である。ガス通路5cの一端側のニップル5dは、
吸気管1に設けたニップル1bに連通管7を介して接続
され、他端側のニップル5eはキャニスタ(図示省略)
からガスを導く連通管8と接続されている。
【0008】圧力センサ6は、吸気管1に設けた圧力導
入通路1cより導かれた圧力を、例えば半導体ダイアフ
ラム等で形成されたゲージ6aにより感知する方式が一
般的である。圧力センサ6は、取付けねじ11を用い
て、吸気管1の側壁1dに取付けられている。
入通路1cより導かれた圧力を、例えば半導体ダイアフ
ラム等で形成されたゲージ6aにより感知する方式が一
般的である。圧力センサ6は、取付けねじ11を用い
て、吸気管1の側壁1dに取付けられている。
【0009】また、各電気部品(センサ6や、ISCバ
ルブ4,キャニスタパージバルブ5等のアクチュエー
タ)は、それぞれコネクタ4b、5b、6bを有し、単
独の配線13、14、15を介して図示されない制御ユ
ニットに接続されている。
ルブ4,キャニスタパージバルブ5等のアクチュエー
タ)は、それぞれコネクタ4b、5b、6bを有し、単
独の配線13、14、15を介して図示されない制御ユ
ニットに接続されている。
【0010】なお、従来技術として、例えば特開平9−
250374号公報,特開平9−303164号公報に
は、各種のセンサを一体に組み込んだセンサ一体式スロ
ットルボディが開示されている。
250374号公報,特開平9−303164号公報に
は、各種のセンサを一体に組み込んだセンサ一体式スロ
ットルボディが開示されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記したセンサ,アク
チュエータ等の機能部品は、それぞれ単体で製作される
ため、各機能部品の取付け部を吸気管又はスロットルボ
ディに確保する必要がある。その分、吸気マニホール
ド,スロットルボディの形状,構造が複雑になる。
チュエータ等の機能部品は、それぞれ単体で製作される
ため、各機能部品の取付け部を吸気管又はスロットルボ
ディに確保する必要がある。その分、吸気マニホール
ド,スロットルボディの形状,構造が複雑になる。
【0012】また、新たな機能部品を付加する場合に
は、スロットルボディ、吸気管全体を変えなければなら
ない。これらは、吸気系の製作及び組立てコストを低減
できない原因となっていた。
は、スロットルボディ、吸気管全体を変えなければなら
ない。これらは、吸気系の製作及び組立てコストを低減
できない原因となっていた。
【0013】本発明の目的は、上記の種々の課題を改善
して、吸気管,スロットルボディ等の形状,構造の簡略
化を図り、吸気系の製造,組立ての簡便化,及びそれら
のコスト低減を図り、しかも、既存の吸気系をそのまま
にして機能付加することも可能な機能付加用のモジュー
ルを提供することにある。
して、吸気管,スロットルボディ等の形状,構造の簡略
化を図り、吸気系の製造,組立ての簡便化,及びそれら
のコスト低減を図り、しかも、既存の吸気系をそのまま
にして機能付加することも可能な機能付加用のモジュー
ルを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、基本的には、スロットルボディとこれに
接続される吸気管との間に介在して取付け可能なモジュ
ールを用意する。そして、このモジュールは、吸気通路
の要素となるほかに、該吸気通路以外の機能をなす1以
上の部品(機能部品)を備える構成とした。
決するために、基本的には、スロットルボディとこれに
接続される吸気管との間に介在して取付け可能なモジュ
ールを用意する。そして、このモジュールは、吸気通路
の要素となるほかに、該吸気通路以外の機能をなす1以
上の部品(機能部品)を備える構成とした。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1〜図5
の実施例に基づき説明する。
の実施例に基づき説明する。
【0016】図1は本発明の第1実施例に係る吸気装置
を模式化して示す断面図、図2はその分解斜視図であ
る。なお、これらの図面に示す要素のうち、既述した図
6の符号と同一の符号は、同一或いは共通する要素を示
すものである(図3以降の実施例も同様である)。
を模式化して示す断面図、図2はその分解斜視図であ
る。なお、これらの図面に示す要素のうち、既述した図
6の符号と同一の符号は、同一或いは共通する要素を示
すものである(図3以降の実施例も同様である)。
【0017】吸気管1は空気取り入れ部101,コレク
タ102,独立吸気管103を有している。スロットル
ボディ2は、吸気管1の上流側にモジュール3を介して
取り付けられている。
タ102,独立吸気管103を有している。スロットル
ボディ2は、吸気管1の上流側にモジュール3を介して
取り付けられている。
【0018】モジュール3は、吸気系に後述する種々の
機能を付加するためのもので、吸気管1とスロットルボ
ディ2の間に介在している。
機能を付加するためのもので、吸気管1とスロットルボ
ディ2の間に介在している。
【0019】このモジュール3は、図2に示すように、
吸気通路の要素となる孔(ボア)31を有し、且つ吸気
管1及びスロットルボディ2の各フランジ1a,2aに
接するフランジ形のブロック30を本体とする。このブ
ロック30は、アルミニウム製或いは合成樹脂等で成形
可能である。
吸気通路の要素となる孔(ボア)31を有し、且つ吸気
管1及びスロットルボディ2の各フランジ1a,2aに
接するフランジ形のブロック30を本体とする。このブ
ロック30は、アルミニウム製或いは合成樹脂等で成形
可能である。
【0020】モジュール3は、吸気管側のフランジ1a
とスロットルボディ側のフランジ2aの間にシール2
1,22を介して挾まれるようにして配置されている
(図2参照)。モジュール3の取付けは、次のようにし
て行われる。
とスロットルボディ側のフランジ2aの間にシール2
1,22を介して挾まれるようにして配置されている
(図2参照)。モジュール3の取付けは、次のようにし
て行われる。
【0021】モジュール3を構成するブロック30は、
角形フランジ形状をなし、そのフランジ部のコーナに複
数(ここでは4つ)の取付け孔32が配設されている。
この取付け孔32は、スロットルボディ2側の取付け孔
23と吸気管1側の取付け孔13の位置に合わせて設け
られている。ねじ9を、上記孔23,32,13を通し
て締め付けることで、スロットルボディ2とモジュール
3と吸気管1とが3連一体に構成される。
角形フランジ形状をなし、そのフランジ部のコーナに複
数(ここでは4つ)の取付け孔32が配設されている。
この取付け孔32は、スロットルボディ2側の取付け孔
23と吸気管1側の取付け孔13の位置に合わせて設け
られている。ねじ9を、上記孔23,32,13を通し
て締め付けることで、スロットルボディ2とモジュール
3と吸気管1とが3連一体に構成される。
【0022】モジュール3は、吸気通路以外の機能をな
す部品として、例えば、ISCバルブ4、キャニスタパ
ージバルブ5、圧力センサ6を備えている。また、これ
らの機能部品に関連して、ISC用のバイパス(空気通
路)3c、キャニスタ用ガス通路3d及びそのニップル
3e、圧力導入通路3fが形成されている。
す部品として、例えば、ISCバルブ4、キャニスタパ
ージバルブ5、圧力センサ6を備えている。また、これ
らの機能部品に関連して、ISC用のバイパス(空気通
路)3c、キャニスタ用ガス通路3d及びそのニップル
3e、圧力導入通路3fが形成されている。
【0023】このうち、バイパス3cの上流側は、スロ
ットルボディ2に設けたISC用のバイパス通路2dに
接続(連通)し、下流側は、吸気管1側に設けたバイパ
ス出口通路15に接続している。
ットルボディ2に設けたISC用のバイパス通路2dに
接続(連通)し、下流側は、吸気管1側に設けたバイパ
ス出口通路15に接続している。
【0024】ISCバルブ4は、上記したバイパス3c
及び電気信号に作動する弁作動機構4aから構成されて
いる。このバイパス3c及び弁作動機構4aは、モジュ
ール3の本体に、一体成形又は組立て等により一体化し
ている。また、弁作動機構4aは、モジュール3に内蔵
或いは外付けで装着してもよい。
及び電気信号に作動する弁作動機構4aから構成されて
いる。このバイパス3c及び弁作動機構4aは、モジュ
ール3の本体に、一体成形又は組立て等により一体化し
ている。また、弁作動機構4aは、モジュール3に内蔵
或いは外付けで装着してもよい。
【0025】キャニスタパージバルブ5は、キャニスタ
用ガス通路3d,弁作動機構5a,連通ホース8を接続
するニップル3eから構成されている。これらのガス通
路3d,弁作動機構5a,ニップル3eは、モジュール
本体30と一体成形又は組立て等により一体化を実現し
ている。
用ガス通路3d,弁作動機構5a,連通ホース8を接続
するニップル3eから構成されている。これらのガス通
路3d,弁作動機構5a,ニップル3eは、モジュール
本体30と一体成形又は組立て等により一体化を実現し
ている。
【0026】圧力センサ6は、圧力導入通路3f、セン
サ本体6aから構成されている。圧力導入通路3f及び
センサ本体6aは、モジュール本体30に、一体成形又
は組立て等により一体化を実現している。
サ本体6aから構成されている。圧力導入通路3f及び
センサ本体6aは、モジュール本体30に、一体成形又
は組立て等により一体化を実現している。
【0027】図2に示すように、モジュール本体30
は、上記した各種機能部品4,5,6を備えるために、
これらの部品の取付スペースをフランジ側面に確保して
いる。また、これらの機能部品4,5,6のコネクタ部
4b,5b,6bを同一方向(ここでは、スロットルボ
ディ2の方向)に指向させている。これにより、コネク
タへの各外部配線の接続をすべて同一方向から行うこと
ができ、配線作業が容易になる。
は、上記した各種機能部品4,5,6を備えるために、
これらの部品の取付スペースをフランジ側面に確保して
いる。また、これらの機能部品4,5,6のコネクタ部
4b,5b,6bを同一方向(ここでは、スロットルボ
ディ2の方向)に指向させている。これにより、コネク
タへの各外部配線の接続をすべて同一方向から行うこと
ができ、配線作業が容易になる。
【0028】コネクタ部4b,5b,6bは、例えば、
モジュール本体30と一体にモールド成形され、その内
部に端子をインサート成形する等の態様をなしている。
モジュール本体30と一体にモールド成形され、その内
部に端子をインサート成形する等の態様をなしている。
【0029】上記構成において、ISCバルブ4の開弁
動作時には、絞り弁20が閉状態にあるため、ISC用
の空気がバイパス通路2b,3c及び15を通って吸気
管1側に供給される。また、圧力センサ5は、モジュー
ル3の位置で吸気管負圧を検出する。絞り弁開動作時に
は、必要に応じてキャニスタパージバルブ5が開動作
し、蒸発燃料ガスが吸気通路に放出される。
動作時には、絞り弁20が閉状態にあるため、ISC用
の空気がバイパス通路2b,3c及び15を通って吸気
管1側に供給される。また、圧力センサ5は、モジュー
ル3の位置で吸気管負圧を検出する。絞り弁開動作時に
は、必要に応じてキャニスタパージバルブ5が開動作
し、蒸発燃料ガスが吸気通路に放出される。
【0030】本実施例によれば、従来はスロットルボデ
ィ2側に取付けられていたISCバルブ4,圧力センサ
6及び吸気管1に取付けられていたキャニスタパージバ
ルブ5を、一つのモジュール本体30に集約的に配置す
ることができ、その分、スロットルボディ2及び吸気管
1の形状,構造の簡略化を図ることができ、その製品コ
スト,組立てコストの低減を図ることができる。
ィ2側に取付けられていたISCバルブ4,圧力センサ
6及び吸気管1に取付けられていたキャニスタパージバ
ルブ5を、一つのモジュール本体30に集約的に配置す
ることができ、その分、スロットルボディ2及び吸気管
1の形状,構造の簡略化を図ることができ、その製品コ
スト,組立てコストの低減を図ることができる。
【0031】また、このモジュール3は、ある程度のバ
リュエーションを揃えておけば、種々の内燃機関に対応
することができる。また、機能の追加がある場合でも、
モジュール3だけを変えればよく、スロットルボディ2
及び吸気管1は、既存のまま或いはほとんど改変しなく
ても済み、経済的である。
リュエーションを揃えておけば、種々の内燃機関に対応
することができる。また、機能の追加がある場合でも、
モジュール3だけを変えればよく、スロットルボディ2
及び吸気管1は、既存のまま或いはほとんど改変しなく
ても済み、経済的である。
【0032】さらに本実施例では、モジュール3を取付
けるための固定手段(ねじ9)がスロットルボディ2と
吸気管1の接続のためのねじを共用するので、部品固定
用のねじ部材の簡略化を図り、また、モジュール3は、
吸気管1へのスロットルボディ2の固定と同時に行われ
るため、組立て工数を減らして、より一層の製作及び組
立てコストの低減を図ることができる。
けるための固定手段(ねじ9)がスロットルボディ2と
吸気管1の接続のためのねじを共用するので、部品固定
用のねじ部材の簡略化を図り、また、モジュール3は、
吸気管1へのスロットルボディ2の固定と同時に行われ
るため、組立て工数を減らして、より一層の製作及び組
立てコストの低減を図ることができる。
【0033】次に図3及び図4を用いて本発明の第2実
施例を説明する。
施例を説明する。
【0034】図3は本発明の第2実施例に係る吸気装置
を模式化して示す断面図、図4はその分解斜視図であ
る。
を模式化して示す断面図、図4はその分解斜視図であ
る。
【0035】本実施例と第1実施例との相違点は、機能
部品を構成するISCバルブ4,キャニスタパージバル
ブ5,圧力センサ6の配線及びコネクタ構造である。
部品を構成するISCバルブ4,キャニスタパージバル
ブ5,圧力センサ6の配線及びコネクタ構造である。
【0036】第1実施例では、ISCバルブ4,キャニ
スタパージバルブ5,圧力センサ6の配線及びそのコネ
クタ部4b、5b、6bは、独立した形で別々に配置さ
れていたが、本実施例では、上記のコネクタを符号3h
に示すように統一化し、そのコネクタ3hに各機能部品
4,5,6の端子を集約的に配置した。
スタパージバルブ5,圧力センサ6の配線及びそのコネ
クタ部4b、5b、6bは、独立した形で別々に配置さ
れていたが、本実施例では、上記のコネクタを符号3h
に示すように統一化し、そのコネクタ3hに各機能部品
4,5,6の端子を集約的に配置した。
【0037】これらの端子は、図4に示すようにモジュ
ール本体30内にインサート成形(埋設成形)したフレ
ーム配線3gを介して一つのコネクタ3hに集約したも
のであり、これらの外部リード配線も集約配線16とす
ることができる。
ール本体30内にインサート成形(埋設成形)したフレ
ーム配線3gを介して一つのコネクタ3hに集約したも
のであり、これらの外部リード配線も集約配線16とす
ることができる。
【0038】本実施例によれば、2ケ以上の電気系部品
(機能部品)がモジュール3に一体化されている場合で
あっても、それらの部品の配線用のコネクタをできるだ
け少ない数にまとめ、しかも配線の集約化を図ることか
ら、ワイヤハーネスの簡略化及びその配線作業の簡略化
を図ることで、より一層の製造コスト及び組立てコスト
の低減を図ることができる。
(機能部品)がモジュール3に一体化されている場合で
あっても、それらの部品の配線用のコネクタをできるだ
け少ない数にまとめ、しかも配線の集約化を図ることか
ら、ワイヤハーネスの簡略化及びその配線作業の簡略化
を図ることで、より一層の製造コスト及び組立てコスト
の低減を図ることができる。
【0039】図5は本発明の第3実施例に係る吸気装置
を模式化して示す断面図である。
を模式化して示す断面図である。
【0040】本実施例と第1実施例の相違点は、モジュ
ール3の固定方法にある。すなわち本実施例では、モジ
ュール3のうち一面側のフランジ部30aをねじ12を
介して吸気管1側のフランジ1aに接するようにして吸
気管1に取付け、モジュール3の他面側のフランジ部3
0bをスロットルボディ2のフランジ2aに接するよう
にしてねじ9を介して取付けたものである。
ール3の固定方法にある。すなわち本実施例では、モジ
ュール3のうち一面側のフランジ部30aをねじ12を
介して吸気管1側のフランジ1aに接するようにして吸
気管1に取付け、モジュール3の他面側のフランジ部3
0bをスロットルボディ2のフランジ2aに接するよう
にしてねじ9を介して取付けたものである。
【0041】上記モジュール3に装着する機能部品は、
今までに述べた機能部品以外であってもよく(例えば、
EGRバルブの吐出口、)、また、負圧取り出し用ニッ
プル等を取付けることも可能である。
今までに述べた機能部品以外であってもよく(例えば、
EGRバルブの吐出口、)、また、負圧取り出し用ニッ
プル等を取付けることも可能である。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、吸気管,
スロットルボディ等の形状,構造の簡略化を図り、吸気
系の製造,組立ての簡便化,及びそれらのコスト低減を
図り、しかも、既存の吸気系をそのままにして機能付加
することも可能な機能付加用のモジュールを提供するこ
とができる。
スロットルボディ等の形状,構造の簡略化を図り、吸気
系の製造,組立ての簡便化,及びそれらのコスト低減を
図り、しかも、既存の吸気系をそのままにして機能付加
することも可能な機能付加用のモジュールを提供するこ
とができる。
【図1】本発明の第1実施例に係る吸気装置を模式化し
て示す断面図。
て示す断面図。
【図2】上記第1実施例の分解斜視図。
【図3】本発明の第2実施例に係る吸気装置を模式化し
て示す断面図。
て示す断面図。
【図4】上記第2実施例の分解斜視図。
【図5】本発明の第3実施例に係る吸気装置を模式化し
て示す断面図。
て示す断面図。
【図6】従来の内燃機関の吸気装置を示す断面図。
1…吸気管、1a…フランジ、2…スロットルボディ、
2a…フランジ、3…モジュール、3c…ISC用バイ
パス、3d…キャニスタ用ガス通路、3e…ニップル、
3f…圧力導入通路、3g…配線、3h…コネクタ、4
…ISCバルブ、4a…弁作動機構、4b…コネクタ、
5…キャニスタパージバルブ、5a…弁作動機構、5b
…コネクタ、6…圧力センサ、6b…コネクタ、13,
14,15…単独配線、16…集約配線、30…フラン
ジ形ブロック(モジュール本体)。
2a…フランジ、3…モジュール、3c…ISC用バイ
パス、3d…キャニスタ用ガス通路、3e…ニップル、
3f…圧力導入通路、3g…配線、3h…コネクタ、4
…ISCバルブ、4a…弁作動機構、4b…コネクタ、
5…キャニスタパージバルブ、5a…弁作動機構、5b
…コネクタ、6…圧力センサ、6b…コネクタ、13,
14,15…単独配線、16…集約配線、30…フラン
ジ形ブロック(モジュール本体)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 光宜 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器グループ内 Fターム(参考) 3G031 AD03 HA10 HA11 3G065 AA11 CA23 HA21 HA22
Claims (7)
- 【請求項1】 絞り弁を有するスロットルボディとこれ
に接続される吸気管との間に介在して取付け可能なモジ
ュールで、該モジュールは、吸気通路の要素となるほか
に、該吸気通路以外の機能をなす1以上の部品(以下、
この部品を「機能部品」と称する)を備えていることを
特徴とする内燃機関用モジュール。 - 【請求項2】 絞り弁を有するスロットルボディとこれ
に接続される吸気管との間に介在して取付け可能なモジ
ュールで、前記モジュールは、吸気通路の一部となる孔
を有し且つ前記スロットルボディ及び吸気管の各フラン
ジに接するフランジ形のブロックを本体とし、このブロ
ックに吸気通路以外の1以上の機能部品を備えて成るこ
とを特徴とする内燃機関用モジュール。 - 【請求項3】 前記モジュールを構成するフランジ形ブ
ロックに、前記スロットルボディと前記吸気管のフラン
ジに設けた取付け孔に位置を合わせた取付け孔が設けら
れている請求項2記載の内燃機関用モジュール。 - 【請求項4】 前記モジュールには、前記機能部品とし
て圧力センサ、アイドルスピードコントロールバルブ、
キャニスタパージバルブの少なくとも2つが配置されて
いる請求項1又は2記載の内燃機関用モジュール。 - 【請求項5】 前記機能部品が複数の電気系部品で、そ
れらの電気配線用のコネクタが前記電気系部品の個数よ
り少ない数に統一化して配置されている請求項1又は2
記載の内燃機関用モジュール。 - 【請求項6】 前記モジュールには、前記スロットルボ
ディ側に設けたバイパス吸気通路に連通するバイパスが
形成され、このバイパスにアイドルスピードコントロー
ルバルブが配置されている請求項1又は2記載の内燃機
関用モジュール。 - 【請求項7】 絞り弁を有するスロットルボディと吸気
管との間に、吸気通路の要素とそれ以外の1以上の機能
部品とを備えたモジュールを介在させたことを特徴とす
る内燃機関の吸気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000048927A JP2001234761A (ja) | 2000-02-21 | 2000-02-21 | 内燃機関用モジュール及び吸気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000048927A JP2001234761A (ja) | 2000-02-21 | 2000-02-21 | 内燃機関用モジュール及び吸気装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001234761A true JP2001234761A (ja) | 2001-08-31 |
Family
ID=18570938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000048927A Pending JP2001234761A (ja) | 2000-02-21 | 2000-02-21 | 内燃機関用モジュール及び吸気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001234761A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002242801A (ja) * | 2001-02-13 | 2002-08-28 | Honda Motor Co Ltd | 船外機の低速エア制御弁(eacv)配置構造 |
US6847539B2 (en) | 2002-11-25 | 2005-01-25 | Fujitsu Limited | Ferroelectric memory and method of reading data in the same |
JP2007198346A (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-09 | Aisan Ind Co Ltd | エンジンの吸気装置 |
JP4886705B2 (ja) * | 2005-02-24 | 2012-02-29 | クノル−ブレムゼ ジステーメ フューア ヌッツファールツォイゲ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | ターボチャージ式ピストン内燃機関のためのフレッシュガス供給装置 |
WO2019163238A1 (ja) * | 2018-02-23 | 2019-08-29 | 株式会社ミクニ | スロットル装置及び燃料蒸発ガス回収システム |
US20190329647A1 (en) * | 2018-04-26 | 2019-10-31 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Straddled vehicle |
-
2000
- 2000-02-21 JP JP2000048927A patent/JP2001234761A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002242801A (ja) * | 2001-02-13 | 2002-08-28 | Honda Motor Co Ltd | 船外機の低速エア制御弁(eacv)配置構造 |
JP4545962B2 (ja) * | 2001-02-13 | 2010-09-15 | 本田技研工業株式会社 | 船外機の低速エア制御弁配置構造 |
US6847539B2 (en) | 2002-11-25 | 2005-01-25 | Fujitsu Limited | Ferroelectric memory and method of reading data in the same |
JP4886705B2 (ja) * | 2005-02-24 | 2012-02-29 | クノル−ブレムゼ ジステーメ フューア ヌッツファールツォイゲ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | ターボチャージ式ピストン内燃機関のためのフレッシュガス供給装置 |
JP2007198346A (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-09 | Aisan Ind Co Ltd | エンジンの吸気装置 |
WO2019163238A1 (ja) * | 2018-02-23 | 2019-08-29 | 株式会社ミクニ | スロットル装置及び燃料蒸発ガス回収システム |
US20190329647A1 (en) * | 2018-04-26 | 2019-10-31 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Straddled vehicle |
US11072234B2 (en) * | 2018-04-26 | 2021-07-27 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Straddled vehicle |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20020154466A1 (en) | Control unit incorporating pressure sensor | |
CN100540871C (zh) | 节流阀系统以及传感器单元 | |
JP2001234761A (ja) | 内燃機関用モジュール及び吸気装置 | |
US8113171B2 (en) | Engine intake system | |
KR20090087884A (ko) | 터보차저 | |
US7207226B2 (en) | Semiconductor pressure sensor | |
US20080006241A1 (en) | Throttle Valve Device | |
JPH09303164A (ja) | エンジンのスロットルボディ及び吸気装置 | |
US20010045206A1 (en) | Air/fuel module with integrated components and electronics | |
WO2006132337A1 (ja) | エンジンの流量制御装置及び吸気装置 | |
JP4474080B2 (ja) | エンジンの吸気量制御装置 | |
JP3975065B2 (ja) | 小型車両におけるエンジンの吸気量制御装置 | |
JPH07332181A (ja) | 内燃機関の負圧供給装置 | |
JP2003074444A (ja) | バイパス吸気量制御装置 | |
JP2005188408A (ja) | スロットル装置 | |
TW533264B (en) | Seal structure in bypass intake control system | |
US6883501B2 (en) | Throttle and fuel injector assembly | |
JP2003074378A (ja) | エンジンの吸気量制御装置 | |
EP1096123B1 (en) | Fuel supply apparatus for engines | |
JP2000220540A (ja) | 吸気マニホールド構造 | |
JP2003013753A (ja) | エンジンのスロットルボディ | |
JP3084899B2 (ja) | 内燃機関の燃料供給装置 | |
JP2004183524A (ja) | エンジン用スロットルボディ装置 | |
JP2003148261A (ja) | スロットルボディ | |
JP2002070590A (ja) | 集中コネクタ付きスロットルボディ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040423 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040511 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040914 |