JP2003013753A - エンジンのスロットルボディ - Google Patents

エンジンのスロットルボディ

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JP2003013753A
JP2003013753A JP2002169133A JP2002169133A JP2003013753A JP 2003013753 A JP2003013753 A JP 2003013753A JP 2002169133 A JP2002169133 A JP 2002169133A JP 2002169133 A JP2002169133 A JP 2002169133A JP 2003013753 A JP2003013753 A JP 2003013753A
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Japan
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throttle
throttle body
engine
housing
sensor
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JP2002169133A
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Hiroyuki Yamada
裕之 山田
Michiyoshi Kotaki
理好 小瀧
Akihiko Miyata
明彦 宮田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】種々の電気的動作要素を備えたスロットルボデ
ィの組立の単純化,合理化,自動化を可能にし、小形化
で形状的にもシンプルで、搭載性に優れたエンジン用ス
ロットルボディ及び吸気装置を提供する。 【解決手段】スロットルセンサ12,圧力センサなどを
収容するハウジング10がスロットルボディ本体1と別
個に成形されてボディ本体1の外壁に取付けられる。ボ
ディ本体壁部にも別の電気的動作要素26を収容するた
めのケース1Dがハウジング設置面1Eを臨んでボディ
本体と一体成形される。ハウジング10に電気的動作要
素26,センサ12,22の剛性の配線29が配設され
る。ハウジング10はケース1D内の電気的動作要素2
6を接続する端子付きカバーとして兼用。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絞り弁の他にスロ
ットルセンサ,バイパス空気流量制御弁等の種々の電気
的動作要素を備えたエンジンのスロットルボディ及び吸
気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンのスロットルボディには、従来
より、種々の電気的動作要素が装備されている。
【0003】例えば、特開昭63−100268号公
報,特開平2−256864号公報に記載のエンジン用
スロットルボディでは、アイドル制御弁(バイパス空気
量制御弁),燃料噴射弁が独立的に装備されたものが記
載されている。
【0004】特開平2−256865号公報に記載の燃
料噴射エンジン用混合気制御装置では、スロットルボデ
ィ側壁に設置のケーシングにスロットルセンサ,負圧セ
ンサ,吸気温センサ,電子制御ユニット,それらの外部
接続用のコネクタをまとめて設置したものが記載され、
また、スロットルセンサ,吸気圧センサ,吸気温センサ
等の電気的動作要素は、電子制御ユニットに屈曲自在な
リード線(配線)にて接続してある。コネクタも各接続
端子をまとめて一個のものが使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術に
おいては、一つのケーシングに種々の電気的動作要素を
まとめて設置した場合であっても、各電気的動作要素の
取付け方向(設置方向)が一律でないため、組立方向が
異なる。また、電気的動作要素を屈曲自在なリード線に
て接続しているが、リード線の配線位置がそれぞれ分散
している。組立方向が様々になるほど、また、配線位置
が分散するほど、組立作業,配線接続作業が煩雑になる
傾向があり、自動化のさまたげ,生産効率の低下をきた
す原因になる。
【0006】また、部品点数が増加するほど、装置全体
が大形化し、エンジンルーム内の搭載上の制約が大きく
なるため、より一層の部品の合理化及び集約的配置が望
まれる。
【0007】本発明の目的は、上記した種々の問題を解
消して、種々の電気的動作要素を備えたスロットルボデ
ィの組立の単純化,合理化,自動化を可能にし、しかも
小形化で形状的にもシンプルで、搭載性に優れたエンジ
ン用スロットルボディ及び吸気装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、次のような種々の課題解決手段を提案す
る。 絞り弁を備え、電気的に動作する要素が複数配設され
るエンジンのスロットルボディにおいて、前記電気的動
作要素の一つが絞り弁開度を検出するスロットルセンサ
で、このスロットルセンサを収容するハウジングに他の
電気的動作要素が剛性を有する一定形状の配線にて接続
され、さらに、前記ハウジングに前記配線とスロットル
ボディ外部の電子制御回路とを接続するためのコネクタ
が設けてあることを特徴とする。
【0009】ここで、剛性を有する配線は、スロットル
センサを収容するハウジングを合成樹脂でモールド成形
して、その樹脂中に前記剛性を有する配線をその接続端
子部を残して埋設したり、あるいは基板上に形成するの
が好ましい。
【0010】コネクタは、スロットルボディ外部の電子
制御回路と接続するための2個以上の電気的動作要素の
端子を集約することで、コネクタの合理化を図ることが
できる。
【0011】上記構成では、スロットルセンサを収容す
るハウジングが定形性を有する剛性の配線基板としても
機能し、この配線を介してハウジング側に設けたスロッ
トルセンサ及びその他の電気的動作要素(例えば、吸気
圧センサ,バイパス空気流量制御弁,吸気量センサ等)
をハウジング設置位置に集約的に接続でき、エンジン制
御に必要な部品(電気的動作要素)の集約化を図り得
る。
【0012】また、各電気的動作要素の配線は、剛性を
有する一定形状であるため、その配線端子を電気的動作
要素の接続端子に対して着脱自在な端子構造にして、配
線を相手方の接続端子(電気的動作要素側の接続端子)
の設置位置に対応した位置に設定しておくと、接続端子
同士のワンタッチ接続や接続の自動化が図れる。
【0013】また、エンジン制御装置と関連する各種の
電気的動作要素を、煩雑なリード線を使わずして、電気
的及び機械的に接続でき、コネクタも一個所に集約でき
るため、エンジンの組立ても容易となる。 絞り弁を備え、電気的に動作する要素が複数配設され
るエンジンのスロットルボディにおいて、前記電気的動
作要素の少なくとも一つを収容するハウジングがスロッ
トルボディ本体と別個に成形されて該スロットルボディ
本体の外壁に取付けられ、一方、スロットルボディ本体
の壁部にも別の電気的動作要素を収容するためのケース
が前記ハウジング設置面を臨むようにしてスロットルボ
ディ本体と一体成形され、さらに、前記ハウジングに
は、該ハウジング及び前記スロットルボディ本体側のケ
ースに収容した電気的動作要素の配線及びこれらの配線
をスロットルボディ外部の電子制御回路と接続するため
のコネクタが設けられ、このハウジングにより前記ケー
スを被いつつ該ケース内の電気的動作要素を接続する端
子付きカバーとして兼用させたことを特徴とする このように構成すれば、ハウジングの設置位置に接続対
象の電気的動作要素を集約させることが可能になる。ハ
ウジング側の電気的動作要素の取付けの簡便化を図り、
スロットルボディ側の電気的動作要素もセンサハウジン
グ設置前に該ハウジングや部品の取付け方向と一致した
方向からケースに内挿できる。そのため、スロットルボ
ディ側の電気的動作要素,ハウジング,ハウジング側の
電気的動作要素を順次同一方向から取り付けていくこと
ができ、スロットルボディに装着される電気部品,電気
的機構品の組立てひいてはスロットルボディの組立ての
合理化,自動化を図り得る。
【0014】さらに、センサなどを収容するハウジング
が端子付きカバーを兼ねるので、部品点数の合理化を図
ることができる。 絞り弁を備え、電気的に動作する要素が複数配設され
るエンジンのスロットルボディにおいて、各自の電気的
動作要素のハウジング同士が合成樹脂で一体成形されて
スロットルボディ本体の外壁一面に設けられ、この一体
型を成す各ハウジングの電気的動作要素の出し入れ口が
同じ方向に向けられて各電気的動作要素の取付け方向を
一致させてあり、且つ前記一体型ハウジングに各電気的
動作要素をスロットルボディ外部の電子制御回路と接続
するためのコネクタが設けてあることを特徴とする。
【0015】電気的動作要素のハウジング及び電気的動
作要素の集約化を図り、またハウジングでの配線,コネ
クタの集約化を可能にする。さらに、本構成も上記同様
にスロットルボディ側の電気的動作要素,ハウジング,
ハウジング側の電気的動作要素を順次同一方向から取り
付けていくことができ、スロットルボディに装着される
電気部品,電気的機構品の組立てひいてはスロットルボ
ディの組立ての合理化,自動化を図り得る。 絞り弁を備え、電気的に動作する要素が複数配設され
るエンジンのスロットルボディにおいて、各自の電気的
動作要素のハウジング同士が合成樹脂で一体成形されて
スロットルボディ本体の外壁一面に設けられ、この一体
型を成す各ハウジングの電気的動作要素の出し入れ口が
同じ方向に向けられて各電気的動作要素の取付け方向を
一致させてあり、一方、前記スロットルボディ本体の壁
部にも前記ハウジング外の電気的動作要素を収容するた
めのケースが前記一体型ハウジングの設置面に臨んでス
ロットルボディ本体と一体成形され、このケース開口を
前記一体型ハウジングにて被うように構成したことを特
徴とする。
【0016】上記の作用,効果に加えて、センサハウ
ジングがスロットルボディ側に設けた電気的動作要素の
ケースのカバー部品を兼ねるので、部品の合理化を図り
得る。
【0017】なお、上記からを応用したものとし
て、次のようなものがある。 絞り弁、絞り弁開度を検出するスロットルセンサ、絞
り弁をバイパスする空気通路、バイパス空気流量制御弁
を備えたエンジンのスロットルボディにおいて、前記ス
ロットルセンサのうち絞り弁軸一端に取付けられる可動
要素及びその軸端周辺に配置される固定要素のいずれも
が一方向から取り付け可能で、このスロットルセンサを
配置した側のスロットルボディ側壁の一面に前記バイパ
ス空気流量制御弁を内装するためのケースが臨むように
して、該ケースがスロットルボディ本体と一体成形さ
れ、該ケースでのバイパス空気流量制御弁出し入れ方向
を前記スロットルセンサの部品の取り付け方向と一致さ
せたことを特徴とする。 絞り弁、絞り弁開度を検出するスロットルセンサ、絞
り弁をバイパスする空気通路、該バイパス空気通路の空
気流量を制御するバイパス空気流量制御弁を備えたエン
ジンのスロットルボディにおいて、前記スロットルセン
サを収容するセンサハウジングがスロットルボディ本体
と別個に成形され、このセンサハウジングに前記スロッ
トルセンサ及び前記バイパス空気流量制御弁の配線と、
これらの配線をスロットルボディ外部の電子制御回路に
接続するためのコネクタと、バイパス空気流量制御弁側
に設けた接続端子と接続するための嵌合タイプの配線側
接続端子とが設けられ、スロットルボディ壁のうち前記
センサハウジングの設置面に臨む位置にバイパス空気流
量制御弁のケースがスロットルボディ本体と一体成形さ
れて、該ケースに内装されるバイパス空気流量制御弁の
接続端子とこれに対応する前記センサハウジングの配線
側接続端子とがセンサハウジングの取付け時に自ずと着
脱可能に嵌合するよう接続端子位置が設定してあること
を特徴とする。 絞り弁を備え、電気的に動作する要素が配設されるス
ロットルボディを吸気管に接続して成るエンジンの吸気
装置において、前記スロットルボディには、電気的動作
要素を収容するためのハウジングが設けられ、このハウ
ジングには電気的動作要素の接続端子をスロットルボデ
ィ外部の電子制御回路と接続するためのコネクタが設け
てあり、一方、前記吸気管には、前記スロットルボディ
側コネクタの接続相手である電子制御回路のコネクタが
固定され、これらのコネクタは、前記スロットルボディ
を前記吸気管に接続すると自ずと嵌合するような嵌合構
造をなしていることを特徴とする。
【0018】本構成によれば、スロットルボディ(ハウ
ジングを含む)側の各種の電気的動作要素を外部電子制
御回路に、スロットルボディと吸気管の接続を利用して
コネクタによりワンタッチで接続できる。そのため、吸
気管,スロットルボディ間の機械的接続、スロットルボ
ディ側の各種電気的動作要素,エンジン制御間の同時ワ
ンタッチ接続を可能にし、エンジンの組立て作業の簡便
化、自動組立ての促進を図り得る。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面により
説明する。
【0020】図1は本発明の一実施形態に係る縦断面図
で図4(b)のE−E´線で断面したもの、図2は図1
のA−A´断面図、図3は図1のB方向矢視図、図4
(a)は図1のC方向矢視図、(b)はD−D´線矢視
図、図5は図4(b)のE−E″線で断面した縦断面
図、図6を本実施形態に係るスロットルボディの分解断
面図、図7は上記スロットルボディの設置状態を示す断
面図、図8〜図12は上記スロットルボディの正面図、
下面図、右側面図、裏面図、左側面図である。
【0021】ここでは、一例として主空気通路とバイパ
ス空気通路を備えたスロットルボディについて説明す
る。
【0022】図1に示すように、スロットルボディ1に
は、絞り弁軸2が軸受け34A、34Bを介して回転可
能に支持されている。絞り弁軸2には、主吸気通路4内
で開度制御される絞り弁3が固着され、絞り弁軸一端に
スロットルレバー31がナット32により固着され、ま
た絞り弁3を閉じ方向に付勢するリターンスプリング3
3が装着されている。スロットルレバー31は図示され
ないアクセルワイヤからの動力とリターンスプリング3
3との力のバランスにより作動して、絞り弁3の開度ひ
いては主空気通路4内の吸入空気流量が制御される。
【0023】本例のスロットルボディ1は、軽量化を図
るために合成樹脂製とし、その主空気通路(吸気通路)
4内壁の絞り弁部周辺に短筒上の金属リング5を固着し
て(図2参照)、金属リング5が絞り弁部周辺の吸気通
路壁をなすようにしてある。
【0024】金属リング5は、吸気通路壁の真円精度及
び通路壁面の滑らかさを高めて絞り弁3による吸入空気
流量の制御精度を高めると共に、次のような熱伝達機構
の要素となって氷着防止を図っている。
【0025】すなわち、図1に示す如くスロットルボデ
ィ1の絞り弁部周辺側壁の一部1Aを突出させて、この
突出部1A中に一端にパイプ挿通部6Aを有する金属片
6を埋設し、パイプ挿通部6Aにエンジン冷却水を通す
金属製パイプ8を固着(溶着)させると共に、金属片6
の他端を図2に示すように直角に折り曲げて金属リング
5と接触させることにより、エンジン冷却水の熱が金属
片6を介して金属リング5に良好に伝熱されるようにし
て、絞り弁部の氷着を防止している。
【0026】9はエンジン冷却水循環用のパイプであ
る。
【0027】軸受け34Aは、その収容部1Bの内壁一
部と軸受34Aの間に介在させたOリング80によりそ
の径方向が固定されると共に、軸受34Aの収納後に収
容部1Bを合成樹脂のリング35を熱かしめ等で栓する
(固着)することで、その軸方向が固定される。このよ
うにして、軸受けと樹脂の温度による熱膨張率の違いに
よるがたつきを防止している。36,37はスロットル
ボディ1・絞り弁軸2間の気密性を保持するためのパッ
キンである。
【0028】絞り弁軸2のレバー31と反対側の一端に
は、絞り弁開度を検出するスロットルセンサ(回転角セ
ンサ)12が装着してある。
【0029】スロットルセンサ12は、ポテンショメー
タを構成する抵抗体13及び摺動ブラシ14付きのスリ
ーブ15,スリーブ15と結合させた金属ピン16,接
続片40を部品として、金属ピン16を絞り弁軸2の一
端凹部2Aに接続片40を介して圧入係合させ、金属ピ
ン16及び摺動ブラシ14付きスリーブ15が絞り弁軸
2と一体に回転するように構成してある。
【0030】スリーブ15の摺動位置に応じた抵抗体1
3の抵抗値を絞り弁開度信号として取り出して、この絞
り弁開度信号が、図3に示すようにハウジング(センサ
ハウジング)10に設けたコネクタ43を介してスロッ
トルボディ1外部のエンジン制御装置(電子制御回路)
100に送られる。
【0031】ハウジング10はスロットルボディ1と別
個に合成樹脂によりモールド成形され、上記したスロッ
トルセンサ12の構成部品を収容するハウジング部(収
容室)51の他に、後述する圧力センサ22のハウジン
グ部(収容室)20と、スロットルボディ1側に設けた
バイパス空気流量制御弁26を接続するためのハウジン
グ部(配線接続室)46を一体成形して一体型ハウジン
グ部を構成する。
【0032】スロットルボディ1の外壁一面1Eを絞り
弁軸2と直交する平面にして、この外壁一面にセンサハ
ウジング10がねじ11により固着され、センサハウジ
ング10のスロットルセンサ収容室51,圧力センサ収
容室20,配線接続室46がすべてスロットルボディ1
の同じ外壁一面を臨むように設定してある。
【0033】スロットルセンサ収容室51及び圧力セン
サ収容室20は、部品組立の便宜を図るためにハウジン
グ取付面1Eと反対側(外側)が開口され、これらの開
口部がハウジング10に被着した一つの合成樹脂製カバ
ー(蓋体)17により被われている。
【0034】カバー17の内側には、スロットルセンサ
12のスリーブ15に当てがわれる筒型突起17Bと、
抵抗体13を押える突起17Aが形成され、この筒部1
7B及び突起17Aによりスロットルセンサ12の部品
が抜け止めされる。
【0035】圧力センサ22は、絞り弁3下流の吸気圧
(負圧)を検出するもので、例えば、圧力により応動す
る半導体歪ゲージ式等がある。本例では、圧力センサ2
2の収容室20を基準圧室(大気圧室)とし、圧力セン
サ22の一面に基準圧力がかかる。また、スロットルボ
ディ本体1の壁部に吸気圧導入室(吸気導入部)25を
形成する。吸気圧導入部25には、図2,図4(b),
図5に示すようにスロットルボディ1に設けた圧力導入
孔42を介して絞り弁2下流領域の吸気圧が導入され
る。
【0036】この吸気圧がセンサハウジング10に設け
た圧力導入窓24を介して圧力センサ22のもう一方の
面にかかることで、吸気圧がセンサ22により検出さ
れ、この吸気圧信号が上記したコネクタ43を介してエ
ンジン制御装置100に送られるようにしてある。
【0037】圧力センサ22は、シールドケース23及
びシールド用基板21により電磁シールドされてハウジ
ング部20に収容されている。
【0038】吸気圧導入部25と、次に述べるバイパス
空気流量制御弁(以下、Idle Speedcontrol Valveを略
してISC弁と称する)26の収容ケース1D及びバイ
パス空気通路27とは、スロットルボディ1のモールド
成形を容易にするために、元々(アイドル制御弁26の
装着前)は、スロットルボディ1の壁部にて一連につな
がるように形成してある。
【0039】バイパス空気通路27は、主吸気通路4に
設けた絞り弁3を迂回するようスロットルボディ壁に形
成され、これに隣接するケース部1Dに組み込んだIS
C弁26によりバイパス空気通路の開口面積が制御され
てバイパス空気量ひいてはアイドル制御がなされる。I
SC弁26は、代表的なものとして電磁弁があり、主に
アイドリング運転時のバイパス空気流量制御(アイドル
制御)に使用されるが、そのほかの運転時にも一時的に
空気流量を自動的に増量制御したい場合に必要に応じて
使用可能である。
【0040】ここで、ISC弁26の装着について説明
する。
【0041】ISC弁26のケース1Dは、その開口が
スロットルボディ1外壁のセンサハウジング取付面1E
に臨むようにしてボディ1の壁体にスロットルボディ本
体と一体に成形してあり、上記開口(部品出し入れ口)
を通してISC弁26が絞り弁軸2の軸方向と同一方向
(平行)に装着されるようにケース1Dの向きを設定し
てある。
【0042】本例では、ケース1Dの内周にISC弁2
6を受け止める段差部(ISC弁受け)1Cが形成さ
れ、ISC弁26は、この段差部1Cに環状のシールラ
バー39を介して掛かり止めする。また、ISC弁26
の一端がセンサハウジング10に設けた環状突起10A
に押さえ付けられる。すなわち、ISC弁26は、シー
ルラバー39の弾性力とセンサハウジング10の押し付
け力により軸方向に挾持される。シールラバー39はI
SC弁26のがたつき防止と圧力導入部25・バイパス
空気通路27との断絶を図る機能を兼用させることで、
スロットルボディ1内部構造の簡略化を図っている。す
なわち、ISC弁26をシールラバー39を介して装着
することで圧力導入部25とバイパス空気通路27とが
自ずと遮断される。
【0043】次にセンサハウジング10に施される配線
構造について説明する。
【0044】センサハウジング10を構成するモールド
樹脂中には、スロットルセンサ12,圧力センサ22及
びISC弁26の電気配線が埋設される。図1,図4
(a),図5,図6に示す符号29は、その電気配線の
一部を途中省略して示すもので、配線29はISC弁2
9の電力供給用のもので、剛性を有する導電部材で一定
形状に構成される。
【0045】配線29はISC弁26の接続端子(ピン
端子)28に対応した数だけ用意され、各配線29の一
端には図6のP部拡大断面図に示すように、金属板を部
分的に丸め加工した接続端子(配線側端子)30が設け
られ、この端子30がセンサハウジング10に形成した
配線・端子接続室(ハウジング部)46に臨むように引
出される。
【0046】配線側接続端子30は、その内径をISC
弁26のピン端子28の外径より大きくしているが、図
6に示すように一部に内側に向けた凹み30Aをつけ
て、この凹み30Aの分だけ接続端子30の一部をピン
端子28より狭めておき、この凹み30Aと接続端子3
0の弾性によりISC弁26のピン端子28が接続端子
30に嵌合により圧入可能にしてある。
【0047】配線29は、各種電気的動作要素(スロッ
トルセンサ12,圧力センサ22,ISC弁26)の接
続用の配線端子30を残してハウジング(合成樹脂)1
0でインサート成形することにより成っている。また、
各種電気的動作要素の配線29の外部電子制御回路と接
続すべき端子も一つのコネクタ43に集約させている。
これにより、エンジン制御装置100と関連するすべて
の電気的動作要素を、リード線を使わずにして、電気的
及び機械的に容易に接続することができると共に、コネ
クタを一カ所に集約できるため、エンジン組立も容易と
なる。
【0048】図4(a)において、センサハウジング1
0の取付面側から見た図であり、前述のように、スロッ
トルセンサ12の接続部16、圧力センサ22の検出部
24及び接続端子30を備えている。11A,11Bは
ねじ穴、38´はパッキン嵌め込み溝、図1に示す25
´はハウジング側の圧力導入空間一部である。
【0049】図4(b)において、溝38´にパッキン
38を装着することにより、接続端子部46、圧力室2
5及びスロットルセンサ収容室51をシールしている。
【0050】図6に示すように、スロットルセンサ12
の可動要素14,15,16及び固定要素13、圧力セ
ンサ22を同一方向からセンサハウジング10の各自ハ
ウジング部に組み込む構成とすることにより、一個のセ
ンサカバー17をハウジング10に被着することで、セ
ンサ部を外部から断絶することができると共に、センサ
ハウジング部の自動組立を容易に行うことができる。ま
た、バイパス空気流量制御弁26とセンサハウジング1
0は、脱着可能な接続端子30にて接続されているた
め、この部分の自動組立が容易に行えると共に、万が一
センサまたはバイパス空気流量制御弁26が故障した際
においても、市場で容易に交換することができる。
【0051】図7は、本実施例の吸気装置をエンジンの
吸気管70に装着した一実施例を示した図である。スロ
ットルボディ1の上流側はエアダクト60、下流側はイ
ンテークマニホールド(吸気管)70であり、インテー
クマニホールド70には本吸気装置のセンサハウジング
10上のコネクタ43に嵌合する相手側コネクタ71が
ねじ73により固着されている。相手側コネクタ73と
エンジン制御装置100はリード線にて導通している。
スロットルボディ1をインテークマニホールド70と接
続するだけで、コネクタ部43,71も同時に嵌合する
ことができるように設定してある。
【0052】これによって、エンジンの組立が容易にな
る。本実施例では、相手側コネクタ71をインテークマ
ニホールド70にねじ止めにて固着しているが、エアダ
クト60側に固着させたり、これらとコネクタを一体成
形にて構成してもよい。
【0053】本実施形態によれば、 (イ)スロットルセンサ12を収容するハウジング10
が配線基板としても機能し、この配線29を介してハウ
ジング10側に設けたスロットルセンサ12及びその他
の電気的動作要素(例えば、吸気圧センサ22,バイパ
ス空気流量制御弁26,必要あれば吸気量センサなど
も)をハウジング設置位置1Eに集約的に接続でき、エ
ンジン制御に必要な部品(電気的動作要素)の集約化を
図り得る。
【0054】また、各電気的動作要素の配線29は、剛
性を有する一定形状であるため、その配線端子30を電
気的動作要素(例えばISC弁26)の接続端子28に
対して着脱自在な端子構造にして、相手方の接続端子に
たいしてワンタッチ接続や接続の自動化が図れる。 (ロ)また、エンジン制御装置100と関連する各種の
電気的動作要素を、煩雑なリード線を使わずして、電気
的及び機械的に接続でき、コネクタ43も一個所に集約
できるため、エンジンの組立ても容易となる。 (ハ)さらに、センサなどを収容するハウジング10が
スロットルボディ本体側のISC弁26のケース1Dに
対して端子付きカバーを兼ねるので、部品点数の合理化
を図ることができる。 (ハ)スロットルボディ1側の電気的動作要素26,ハ
ウジング10,ハウジング10側の電気的動作要素1
2,22を順次同一方向から取り付けていくことがで
き、スロットルボディに装着される電気部品,電気的機
構品の組立てひいてはスロットルボディの組立ての合理
化,自動化を図り得る。しかも小形化で形状的にもシン
プルで、搭載性に優れたエンジン用スロットルボディを
提供することができる。 (ニ)スロットルボディ(ハウジングを含む)1側の各
種の電気的動作要素を外部電子制御回路100に、スロ
ットルボディ1と吸気管70の接続を利用してコネクタ
によりワンタッチで接続できるので、吸気管70,スロ
ットルボディ1間の機械的接続、スロットルボディ1側
の各種電気的動作要素,エンジン制御間の同時ワンタッ
チ接続を可能にし、エンジンの組立て作業の簡便化、自
動組立ての促進を図り得る。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、種々の電気的動作要素
を備えたスロットルボディの組立の単純化,合理化,自
動化を可能にし、しかも小形化で形状的にもシンプル
で、搭載性に優れたエンジン用スロットルボディ及び吸
気装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る縦断面図。
【図2】図1のA−A´断面図。
【図3】図1のB方向矢視図。
【図4】(a)は図1のC方向矢視図、(b)はD−D
´線矢視図。
【図5】図4(b)のE−E″線で断面した縦断面図。
【図6】本実施形態に係るスロットルボディの分解断面
図。
【図7】上記スロットルボディの設置状態を示す断面
図。
【図8】上記スロットルボディの正面図。
【図9】上記スロットルボディの下面図。
【図10】上記スロットルボディの右側面図。
【図11】上記スロットルボディの裏面図。
【図12】上記スロットルボディの左側面図。
【符号の説明】
1…スロットルボディ、2…絞り弁軸、3…絞り弁、1
0…ハウジング、12…スロットルセンサ、17…カバ
ー、22…圧力センサ、26…ISC弁、29…剛性の
配線、30…接続端子、25…圧力導入部、27…バイ
パス空気通路。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年7月10日(2002.7.1
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 エンジンのスロットルボデ
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 絞り弁を備えたエンジンのスロットルボ
ディにおいて、スロットルボディ本体が合成樹脂により
成形され、主吸気通路内の絞り弁部周辺に吸気通路面と
なる金属リングが固着され、前記スロットルボディには
エンジン冷却水を通過させる金属製パイプが固着され、
この金属製パイプと前記金属リングとの間に伝熱経路が
形成されていることを特徴とするエンジンのスロットル
ボディ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮田 明彦 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器事業部内 Fターム(参考) 3G065 AA11 CA23 HA21

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絞り弁を備え、電気的に動作する要素が
    複数配設されるエンジンのスロットルボディにおいて、 前記電気的動作要素の一つが絞り弁開度を検出するスロ
    ットルセンサで、このスロットルセンサを収容するハウ
    ジングに他の電気的動作要素が剛性を有する一定形状の
    配線にて接続され、さらに、前記ハウジングに前記配線
    とスロットルボディ外部の電子制御回路とを接続するた
    めのコネクタが設けてあることを特徴とするエンジンの
    スロットルボディ。
  2. 【請求項2】 前記スロットルセンサを収容するハウジ
    ングは、合成樹脂でモールド成形されてその樹脂中に前
    記剛性を有する配線がその接続端子部を残して埋設され
    ている請求項1記載のエンジンのスロットルボディ。
  3. 【請求項3】 前記剛性を有する配線が基板上に形成し
    てある請求項1記載のエンジンのスロットルボディ。
  4. 【請求項4】 前記剛性を有する配線の少なくとも一部
    には、前記電気的動作要素を着脱可能に接続する端子を
    設けている請求項1記載ないし請求項3のいずれか1項
    記載のエンジンのスロットルボディ。
  5. 【請求項5】 前記コネクタは、前記スロットルボディ
    外部の電子制御回路と接続するための2個以上の電気的
    動作要素の端子を集約して成る請求項1ないし請求項4
    のいずれか1項記載のエンジンのスロットルボディ。
  6. 【請求項6】 前記コネクタに集約された2個以上の電
    気的動作要素の電源端子及び2個以上の電気的動作要素
    のグランド端子を共用化した請求項5記載のエンジンの
    スロットルボディ。
  7. 【請求項7】 絞り弁を備え、電気的に動作する要素が
    複数配設されるエンジンのスロットルボディにおいて、 前記電気的動作要素の少なくとも一つを収容するハウジ
    ングがスロットルボディ本体と別個に成形されて該スロ
    ットルボディ本体の外壁に取付けられ、 一方、スロットルボディ本体の壁部にも別の電気的動作
    要素を収容するためのケースが前記ハウジング設置面を
    臨むようにしてスロットルボディ本体と一体成形され、 さらに、前記ハウジングには、該ハウジング及び前記ス
    ロットルボディ本体側のケースに収容した電気的動作要
    素の配線及びこれらの配線をスロットルボディ外部の電
    子制御回路と接続するためのコネクタが設けられ、この
    ハウジングにより前記ケースを被いつつ該ケース内の電
    気的動作要素を接続する端子付きカバーとして兼用させ
    たことを特徴とするエンジンのスロットルボディ。
  8. 【請求項8】 前記ハウジングには、請求項1ないし請
    求項4記載のいずれかの剛性を有する配線が設けてある
    請求項7記載のエンジンのスロットルボディ。
  9. 【請求項9】 前記ハウジングには、請求項5または請
    求項6記載のコネクタが設けてある請求項7または請求
    項8記載のエンジンのスロットルボディ。
  10. 【請求項10】 絞り弁を備え、電気的に動作する要素
    が複数配設されるエンジンのスロットルボディにおい
    て、 各自の電気的動作要素のハウジング同士が合成樹脂で一
    体成形されてスロットルボディ本体の外壁一面に設けら
    れ、この一体型を成す各ハウジングの電気的動作要素の
    出し入れ口が同じ方向に向けられて各電気的動作要素の
    取付け方向を一致させてあり、且つ前記一体型ハウジン
    グに各電気的動作要素をスロットルボディ外部の電子制
    御回路と接続するためのコネクタが設けてあることを特
    徴とするエンジンのスロットルボディ。
  11. 【請求項11】 絞り弁を備え、電気的に動作する要素
    が複数配設されるエンジンのスロットルボディにおい
    て、 各自の電気的動作要素のハウジング同士が合成樹脂で一
    体成形されてスロットルボディ本体の外壁一面に設けら
    れ、この一体型を成す各ハウジングの電気的動作要素の
    出し入れ口が同じ方向に向けられて各電気的動作要素の
    取付け方向を一致させてあり、 一方、前記スロットルボディ本体の壁部にも前記ハウジ
    ング外の電気的動作要素を収容するためのケースが前記
    一体型ハウジングの設置面に臨んでスロットルボディ本
    体と一体成形され、このケース開口を前記一体型ハウジ
    ングにて被うように構成したことを特徴とするエンジン
    のスロットルボディ。
  12. 【請求項12】 前記一体型ハウジングには、請求項1
    ないし請求項4記載のいずれかの剛性を有する配線が設
    けてある請求項10または請求項11記載のエンジンの
    スロットルボディ。
  13. 【請求項13】 前記一体型ハウジングには、請求項5
    または請求項6記載のコネクタが設けてある請求項10
    ないし請求項12のいずれか1項記載のエンジンのスロ
    ットルボディ。
  14. 【請求項14】 前記一体型ハウジングの各電気的動作
    要素の出し入れ口を被うカバーも一体型にしてある請求
    項10ないし請求項13のいずれか1項記載のエンジン
    のスロットルボディ。
  15. 【請求項15】 前記電気的動作要素の一つが吸気圧セ
    ンサ,アイドル制御弁,空気流量センサのいずれかであ
    る請求項1ないし請求項14のいずれか1項記載のエン
    ジンのスロットルボディ。
  16. 【請求項16】 絞り弁、絞り弁開度を検出するスロッ
    トルセンサ、絞り弁をバイパスする空気通路、バイパス
    空気流量制御弁を備えたエンジンのスロットルボディに
    おいて、 前記スロットルセンサのうち絞り弁軸一端に取付けられ
    る可動要素及びその軸端周辺に配置される固定要素のい
    ずれもが一方向から取り付け可能で、このスロットルセ
    ンサを配置した側のスロットルボディ側壁の一面に前記
    バイパス空気流量制御弁を内装するためのケースが臨む
    ようにして、該ケースがスロットルボディ本体と一体成
    形され、該ケースでのバイパス空気流量制御弁出し入れ
    方向を前記スロットルセンサの部品の取り付け方向と一
    致させたことを特徴とするエンジンのスロットルボデ
    ィ。
  17. 【請求項17】 絞り弁、絞り弁開度を検出するスロッ
    トルセンサ、絞り弁をバイパスする空気通路、該バイパ
    ス空気通路の空気流量を制御するバイパス空気流量制御
    弁を備えたエンジンのスロットルボディにおいて、 前記スロットルセンサを収容するセンサハウジングがス
    ロットルボディ本体と別個に成形され、このセンサハウ
    ジングに前記スロットルセンサ及び前記バイパス空気流
    量制御弁の配線と、これらの配線をスロットルボディ外
    部の電子制御回路に接続するためのコネクタと、バイパ
    ス空気流量制御弁側に設けた接続端子と接続するための
    嵌合タイプの配線側接続端子とが設けられ、 スロットルボディ壁のうち前記センサハウジングの設置
    面に臨む位置にバイパス空気流量制御弁のケースがスロ
    ットルボディ本体と一体成形されて、該ケースに内装さ
    れるバイパス空気流量制御弁の接続端子とこれに対応す
    る前記センサハウジングの配線側接続端子とがセンサハ
    ウジングの取付け時に自ずと着脱可能に嵌合するよう接
    続端子位置が設定してあることを特徴とするエンジンの
    スロットルボディ。
  18. 【請求項18】 前記センサハウジングは前記バイパス
    空気流量制御弁収容ケースの開口部を被う端子付きカバ
    ーを兼用している請求項17記載のエンジンのスロット
    ルボディ。
  19. 【請求項19】 前記センサハウジングには、圧力セン
    サが収容され、この圧力センサの一面には、前記スロッ
    トルボディ壁に設けた圧力導入部を介して絞り弁下流側
    の吸気圧が導かれ、この圧力センサの取付け方向も前記
    スロットルセンサの部品取付け方向及びバイパス空気流
    量制御弁の出し入れ方向と一致させてある請求項18記
    載のエンジンのスロットルボディ。
  20. 【請求項20】 絞り弁、絞り弁開度を検出するスロッ
    トルセンサ、絞り弁をバイパスする空気通路、バイパス
    空気流量制御弁を備えたエンジンのスロットルボディに
    おいて、 前記スロットルセンサを収納するハウジングがスロット
    ボディ本体と別個に成形されてスロットルボディ側壁に
    着脱可能に取付けられ、該スロットルボディの側壁にも
    前記バイパス空気流量制御弁のケースが前記ハウジング
    の設置面に臨むようにして該スロットルボディ本体と一
    体に成形してあり、 このケースに収容されたバイパス空気流量制御弁が前記
    ハウジングと前記ケース内に形成したバイパス空気流量
    制御弁支持用係止部とにより挾持されて固定されている
    ことを特徴とするエンジンのスロットルボディ。
  21. 【請求項21】 絞り弁、絞り弁開度を検出するスロッ
    トルセンサ、絞り弁をバイパスする空気通路、バイパス
    空気流量制御弁、絞り弁下流の吸気圧を検出する吸気圧
    センサを備えたエンジンのスロットルボディにおいて、 前記スロットルボディ本体の壁部に前記バイパス空気通
    路,前記バイパス空気流量制御弁のケース,前記絞り弁
    下流の吸気圧を導入する吸気圧導入部とがバイパス空気
    流量制御弁の設置前には一連につながるように成形して
    あり、前記バイパス空気流量制御弁をシールラバーを介
    して前記ケースに収容することで、前記吸気圧導入部と
    バイパス通路が遮断される
  22. 【請求項22】 絞り弁を備え、電気的に動作する要素
    が配設されるスロットルボディを吸気管に接続して成る
    エンジンの吸気装置において、 前記スロットルボディには、電気的動作要素を収容する
    ためのハウジングが設けられ、このハウジングには電気
    的動作要素の接続端子をスロットルボディ外部の電子制
    御回路と接続するためのコネクタが設けてあり、 一方、前記吸気管には、前記スロットルボディ側コネク
    タの接続相手である電子制御回路のコネクタが固定さ
    れ、 これらのコネクタは、前記スロットルボディを前記吸気
    管に接続すると自ずと嵌合するような嵌合構造をなして
    いることを特徴とするエンジンの吸気装置。
  23. 【請求項23】 前記電気的動作要素は、少なくともス
    ロットルセンサ及びバイパス空気流量制御弁の一つであ
    る請求項22記載のエンジンの吸気装置。
  24. 【請求項24】 前記スロットルボディが請求項1〜2
    1のいずれかに記載のスロットルボディより構成されて
    いるものである請求項22又は請求項23記載のエンジ
    ンの吸気装置。
  25. 【請求項25】 絞り弁を備えたエンジンのスロットル
    ボディにおいて、スロットルボディ本体が合成樹脂によ
    り成形され、主吸気通路内の絞り弁部周辺に吸気通路面
    となる金属リングが固着され、前記スロットルボディに
    はエンジン冷却水を通過させる金属製パイプが固着さ
    れ、この金属製パイプと前記金属リングとが金属部材を
    介して接続されていることを特徴とするエンジンのスロ
    ットルボディ。
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