JP2003063068A - 光プリントヘッド - Google Patents

光プリントヘッド

Info

Publication number
JP2003063068A
JP2003063068A JP2001259934A JP2001259934A JP2003063068A JP 2003063068 A JP2003063068 A JP 2003063068A JP 2001259934 A JP2001259934 A JP 2001259934A JP 2001259934 A JP2001259934 A JP 2001259934A JP 2003063068 A JP2003063068 A JP 2003063068A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emitting
driving
selection
circuit
print head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001259934A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Bizen
充弘 尾前
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Sanyo Electric Co Ltd, Tottori Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2001259934A priority Critical patent/JP2003063068A/ja
Priority to EP02760595A priority patent/EP1422066A1/en
Priority to PCT/JP2002/008148 priority patent/WO2003020525A1/ja
Publication of JP2003063068A publication Critical patent/JP2003063068A/ja
Priority to US10/486,357 priority patent/US7136086B2/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/04Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
    • H04N1/19Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using multi-element arrays
    • H04N1/191Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using multi-element arrays the array comprising a one-dimensional array, or a combination of one-dimensional arrays, or a substantially one-dimensional array, e.g. an array of staggered elements
    • H04N1/192Simultaneously or substantially simultaneously scanning picture elements on one main scanning line
    • H04N1/193Simultaneously or substantially simultaneously scanning picture elements on one main scanning line using electrically scanned linear arrays, e.g. linear CCD arrays
    • H04N1/1931Simultaneously or substantially simultaneously scanning picture elements on one main scanning line using electrically scanned linear arrays, e.g. linear CCD arrays with scanning elements electrically interconnected in groups
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/435Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/447Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using arrays of radiation sources
    • B41J2/45Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using arrays of radiation sources using light-emitting diode [LED] or laser arrays

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、発光部間に生じる輝度差を少なくす
るとともに、共通電極への電圧供給のために発生する発
熱により個別電極へ供給される駆動電流に対する影響を
低減した光プリントヘッドを提供することを目的とす
る。 【解決手段】発光素子22の個別電極に対して、駆動電
流を出力するn個の出力端子を有する駆動用IC1と、
発光素子22の共通電極に対して、m群毎にn/m個毎
の出力端子を有する選択用IC2とが、それぞれ、発光
素子22と1対1となるように、発光素子22の両側に
設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電写真用プリン
タなどの記録ヘッドに用いられる光プリントヘッドに関
するもので、特に、素子内で時分割駆動を行うことがで
きるように構成された発光素子を駆動するための駆動用
ICを用いた光プリントヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光プリントヘッドにおいて用いら
れる発光素子(アレイ)は、実公平6−48887号公
報に示すように、複数の発光部に1対1で対応させて個
別電極を素子表面側に設け、各発光部に共通の電極を素
子裏側に設けて構成しているので、1つの素子内で時分
割駆動することができなかった。時分割駆動することが
できないので、個別電極を発光部と同数設ける必要があ
り、発光部の高密度化が進むと、それに対応して個別電
極も高密度配置になる結果、駆動用ICとの接続が困難
になるという問題があった。
【0003】このような問題を解決するために、特開平
6−163980号公報において、素子内での時分割駆
動が可能な発光素子が提案されている。すなわち、発光
素子上の複数の発光部を複数mの群に分け、群毎の発光
部に接続するように複数本の共通電極を設け、異なる群
に属するm個の発光部に接続した個別電極をn個設ける
ことによってm×n個の発光部を備える発光素子が提案
されている。この発光素子によれば、m本の共通電極を
時分割的に選択することによって個別電極の数を従来の
1/mに削減することができるので、駆動用ICとの接
続を容易にすることができる。
【0004】図21は、前記公報にて提案されているよ
うな時分割駆動対応型の発光素子を用いる場合に、従来
のダイナミック駆動方式に基づいて想定される回路構成
例を示している。図21において、各発光素子100
は、その表面に設けた複数の発光部を2つの群に分け
る。この分けられた各群に属する複数の発光部に2本の
共通電極をそれぞれ接続する。そして、この発光素子1
00には、それぞれ、個別電極の数と同じ端子を備える
駆動用IC200が1対1でワイヤボンド接続されると
ともに、共通電極の選択を行うための共通電極選択用I
C300が2本のグランドライン400を介して接続さ
れる。
【0005】又、本出願人は、時分割駆動に適した汎用
性のある駆動用ICについて、特開2001−1137
51号公報にて提案している。該公報においては、駆動
用IC内に、個別電極に電流供給を行う第1駆動部と、
共通電極を時分割的に選択するため第2駆動部とが設け
られている。そして、このように構成される駆動用IC
は、第2駆動部に各共通電極と接続される出力端子を複
数が設けられ、駆動用ICに流れる電流を分散させるこ
とができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図21
のように構成される場合、分割数が4以上と多くなる
と、各発光素子の共通電極と共通電極選択用ICとを電
気的に接続する配線が多数必要となる。そして、この配
線の配線抵抗の相違によって、発光部の位置に応じて輝
度に相違が生じる。又、共通電極選択用ICに設けられ
た端子周辺に存在する内部抵抗に起因する電圧降下又は
接地電位の上昇によって、各発光部を点灯させたときの
輝度に悪影響を及ぼす。よって、点灯する発光部の数に
よって、発光部の輝度に相違が生じる。
【0007】又、特開平2001−113751号公報
にて提案した構成の場合、発光素子と駆動用ICとの配
線が片側接続とされるため、配線密度の低減に限界があ
り、共通電極に接続させるための配線を増加することが
できない。又、この一部の配線図が、図22又は図23
のようになる。
【0008】図22及び図23において、発光部126
は、4個毎に個別電極128にアノードが接続されると
ともに、この4個一組の発光部126はそれぞれ共通電
極となる配線127−1〜127−4とコンタクトホー
ル125を介してカソードが接続される。第1駆動部の
出力端子DOaにコンタクトホール128を介して接続
する4個の発光部126の1つが第2駆動部の出力端子
CD1と接続される。又、この出力端子CD1は配線1
27−1とコンタクトホール129を介して接続され
る。第1駆動部の出力端子DOaにコンタクトホール1
28を介して接続する4個の発光部126の残りの3つ
については、共通電極となる配線127−2〜127−
4と接続される。
【0009】又、第1駆動部の出力端子DObにコンタ
クトホール128を介して接続する4個の発光部126
の1つが第2駆動部の出力端子CD2と接続される。
又、この出力端子CD2は配線127−2とコンタクト
ホール129を介して接続される。第1駆動部の出力端
子DObにコンタクトホール128を介して接続する4
個の発光部126の残りの3つについては、共通電極と
なる配線127−1、127−3、127−4と接続さ
れる。更に、第1駆動部の出力端子DOc,Dodに接
続された個別電極128と接続する4個の発光部126
の1つが、それぞれ第2駆動部の出力端子CD3,CD
4と接続され、同様の配線構成となる。尚、図22及び
図23は、それぞれ、コンタクトホール128とコンタ
クトホール125との位置が変更されている。このよう
に、その配線が複雑なものとなる。
【0010】更に、共通電極選択用として働く第2駆動
部での発熱量が大きくなるため、この発熱の影響によっ
て、駆動用ICの出力特性が変化するなどして、第1駆
動部から出力される駆動電流が大きく変化してしまう。
特に、高速で高解像度のプリンタに使用される光プリン
トヘッドなどの発光素子に大電流を流す場合において、
この問題が大きく作用する。
【0011】このような問題を鑑みて、本発明は、発光
部間に生じる輝度差を少なくするとともに、共通電極へ
の電圧供給のために発生する発熱により個別電極へ供給
される駆動電流に対する影響を低減した光プリントヘッ
ドを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の光プリントヘッドは、n個の発光
部で構成される発光部群をm群備え、基板上に1列に配
列した時分割駆動用の発光素子と、前記発光部の第1電
極に駆動電流を供給し、基板上に1列に配列した駆動用
ICと、前記発光部の第2電極に電源電位を供給し、基
板上に1列に配列した選択用ICと、を有し、前記駆動
用ICと前記選択用ICがそれぞれ、前記発光素子を中
心として対となるように載置され、前記駆動用ICが前
記各発光部群毎に、前記各発光部群のn個のデータ信号
に応じた前記駆動電流を前記発光素子に供給するととも
に、前記選択用ICが前記各発光部群毎に前記電源電位
を前記発光素子に供給することによって、時分割駆動を
行うことを特徴とする。
【0013】このようにすることで、前記発光素子に設
けられた前記発光部の第2電極に接続するための配線が
複雑とならず、配線が長くなるために生じる電流容量を
低減することができる。
【0014】このような光プリントヘッドにおいて、請
求項2に記載するように、前記発光素子と前記駆動用I
Cと前記選択用ICとが、1対1対1の対応関係をもっ
て一方向に複数並んで配置されるようにしても構わな
い。
【0015】又、請求項3に記載するように、前記駆動
用ICによる前記各発光部群毎の駆動電流の切り換え動
作と、前記選択用ICによる前記各発光部群毎の前記電
源電位の切り換え動作とが、同一のタイミングに同期し
て行われるようにして、各発光部毎の光量補正及び点灯
制御を容易にすることができる。
【0016】又、請求項4に記載するように、前記駆動
用ICが前記各発光部群毎の駆動電流の切り換え動作を
行うためのタイミングを決めるための分割タイミング信
号を生成するタイミング制御回路を有し、前記選択用I
Cが前記各発光部群毎の電源電位の切り換え動作を行う
ためのタイミングを決めるための分割タイミング信号を
生成するタイミング制御回路を有し、前記駆動用ICに
設けられたタイミング制御回路と、前記選択用ICに設
けられたタイミング回路とが、それぞれ、同一のタイミ
ング信号から同一の分割タイミング信号を生成するよう
にしても構わない。
【0017】又、請求項5に記載するように、前記駆動
用ICが、素子駆動用のn個の出力端子と、外部より順
次与えられる少なくともn×m個のデータ信号を記憶す
るデータ信号記憶回路と、該データ信号記憶回路に記憶
しているデータ信号をm回に分割して取り出すデータ選
択回路と、該データ選択回路で取り出されたデータ信号
に基づいて、前記出力端子に駆動電流を出力するドライ
ブ回路と、を有するようにしても構わない。このとき、
更に、請求項6に記載するように、前記駆動用ICが、
前記複数のデータ信号に個々に対応して補正を行うため
の補正データを記憶する補正データ記憶回路を有するよ
うにして、補正データを用いて各発光部の光量補正がで
きるようにしても構わない。
【0018】又、請求項7に記載するように、前記選択
用ICが、前記各発光部群毎にx個毎設けらたx×m個
の群選択用端子と、前記各発光部群毎に対応したx個の
群選択用端子を選択して、前記電源電位と電気的に接続
するドライブ回路と、を有するようにしても構わない。
このとき、更に、請求項8に記載するように、前記選択
用ICの出力端子が、前記各発光部群毎にn/m個毎設
けられ、その合計がn個であるようにしても構わない。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、以
下に、図面を参照して説明する。
【0020】まず、本発明の光プリントヘッドの構成に
ついて、図1を参照して説明する。図1の光プリントヘ
ッドにおいて、発光部26をn×m(384)個備えた
発光素子22がL(19)個備えられ、各発光素子22
に対して、それぞれ1対1となるように、L(19)個
の駆動用IC1及び共通電極選択用IC(以下、「選択
用IC」と呼ぶ)2とが設けられる。
【0021】そして、発光素子22−1,22−2,…
22−19には、それぞれ、発光部#1〜#384,#
385〜#768,…#6913〜#7296が備えら
れる。又、駆動用IC1−1〜1−19にはそれぞれ、
n(96)個の出力端子DO1〜DO96が設けられ、
選択用IC2−1〜2−19にはそれぞれ、n(96)
個の出力端子CD1−1〜CD1−24,CD2−1〜
CD2−24,CD3−1〜CD3−24,CD4−1
〜CD4−24が設けられる。
【0022】今、発光素子22−1〜22−19、駆動
用IC1−1〜1−19、及び、選択用IC2−1〜2
−19はそれぞれ、同一の構成とされる。よって、発光
素子22−1、駆動用IC1−1、及び、選択用IC2
−1を代表して、その関係について説明する。発光素子
22−1は、発光部#1〜#4,#5〜#8,…#38
1〜#384のように、m(4)個毎に個別電極28が
設けられる。この個別電極28に駆動用IC1−1のD
O1〜DO96が接続される。
【0023】又、共通電極27−1〜27−4が設けら
れ、共通電極27−1に発光部#1,#5,…#381
が、共通電極27−2に発光部#2,#6,…#382
が、共通電極27−3に発光部#3,#7,…#383
が、共通電極27−4に発光部#4,#8,…#384
が、それぞれ接続される。更に、共通電極27−4には
選択用IC2−1の出力端子CD1−1〜CD1−24
が、共通電極27−3には選択用IC2−1の出力端子
CD2−1〜CD2−24が、共通電極27−2には選
択用IC2−1の出力端子CD3−1〜CD3−24
が、共通電極27−1には選択用IC2−1の出力端子
CD4−1〜CD4−24が、それぞれ接続される。
【0024】このように光プリントヘッドが構成される
とき、駆動用IC1及び選択用IC2の内部構成につい
て、図2及び図3を参照して簡単に説明する。尚、詳細
な構成及び動作については、後述の各実施形態で説明す
る。
【0025】まず、図2を参照して、駆動用IC1の構
成について説明する。駆動用IC1は、図2に示すよう
に、素子駆動用(個別電極23a用)のn(96)個の
出力端子DO1〜DO96で構成された個別端子部DO
と、データ入力端子SIから順次送られてくるシリアル
入力データ信号を一時的に記憶するデータ信号記憶回路
4と、データ信号記憶回路4から複数回に分割して出力
されるデータ信号に基づき各出力端子DO1〜DO96
に駆動信号を出力する駆動回路5と、駆動回路5に定電
流を供給する電流供給回路6と、所定のタイミング信号
を供給するタイミング制御回路7とを備える。
【0026】データ信号記憶回路4は、データ入力端子
SIからシリアル入力されるデータ信号をクロック信号
CLK1に同期して取り込み、データ出力端子SOから
シリアル出力するn×m(384)ビット構成のシフト
レジスタ8と、シフトレジスタ8に取り込まれたデータ
信号を、ロード信号LOAD1に基づいて並列に取り込
むn×m(384)ビット構成のラッチ回路9とを備え
ている。シフトレジスタ8から並列に出力されるn×m
(384)個のデータ信号はラッチ回路9を介さないで
補正データ記憶回路10に供給することもできるように
している。
【0027】尚、データ信号を複数ビットで構成する場
合などにおいては、それに応じてシフトレジスタ8及び
ラッチ回路9等の構成を変更することもでき、例えば、
シフトレジスタ8をアドレス指定方式のメモリで構成し
ても良い。
【0028】駆動回路5は、ラッチ回路9が出力するn
×m(384)個のデータ信号から、n個単位にデータ
信号を順次選択して出力する第1の選択回路11Aと、
選択回路11Aの出力に基づいて前記出力端子DO1〜
DO96を介して一定の電流を出力するn(96)ビッ
ト構成の第1のドライブ回路12Aとを基本的な構成と
して備えている。駆動回路5は、この基本構成に加え
て、必要に応じて、出力補正に対応するための補正デー
タをn×m(384)個記憶するための補正データ記憶
回路10と、補正データ記憶回路10から出力されるn
×m(384)個の補正データ信号から、n個単位に補
正データ信号を順次選択して出力する補正データ用の第
2の選択回路11Bと、選択回路11Bの出力に基づい
て増減した電流値の出力を前記出力端子DO1〜DO9
6を介して駆動信号として出力するn(96)ビット構
成の補正用の第2のドライブ回路12Bとを備える。
又、選択回路11A,11Bはそれぞれ、タイミング制
御回路7より与えられる分割タイミング信号(DIV1
〜DIV4)に基づいて動作を行う。
【0029】記憶回路10には、各発光部26の光量を
均一にするために、予め求めた光量補正データが記憶さ
れる。記憶回路10は、Sビット(例えば3ビット構
成)で構成される補正データをn×m(384)個記憶
することができるように、例えばS×n×mビット構成
のラッチ回路で構成することができる。そして、各補正
データ記憶回路10に対する補正データの書き込みは、
シフトレジスタ8から並列に供給されるn×m(38
4)個単位の信号に基づいて行われるようになってい
る。
【0030】補正データ記憶回路10の書き込みは、前
もって行うことができる。即ち、記憶回路10のみを書
き込み状態としてシフトレジスタ8を介して補正データ
の各ビットを記憶する作業をS(3)回繰り返すことに
よって行うことができる。
【0031】次に、図3を参照して、選択用IC2の構
成について説明する。選択用IC2は、図3に示すよう
に、群選択用(共通電極27−1〜27−4用)のm
(4)個毎の出力端子CD1−1〜CD4−1,CD1
−2〜CD4−2,…CD1−24〜CD4−24で構
成されたn/m(24)個の共通端子部CD−1〜CD
−24と、各出力端子CD1−1〜CD4−1,CD1
−2〜CD4−2,…CD1−24〜CD4−24と接
続され、これらを選択的に一方の電源電位、例えば接地
電位VSSに切り換えるドライブ回路3と、所定のタイミ
ング信号をドライブ回路3に供給するタイミング制御回
路7aとを備えている。駆動回路3は、タイミング制御
回路7aより与えられる分割タイミング信号(DIV1
〜DIV4)に基づいて動作を行う。
【0032】このような構成の光プリントヘッドの外観
について、図4を参照して説明する。図4は、光プリン
トヘッド20の一例を示す要部平面図である。図4の光
プリントヘッド20は、絶縁性基板21の上に、L(1
9)個の発光素子22を一列に配列し、この発光素子2
2の両側それぞれに隣接させて駆動用IC1及び共通電
極選択用IC2を発光素子22とそれぞれ1対1で対応
させて一列に配列している。即ち、図4において、発光
素子22の上側に共通電極選択用IC2を、発光素子2
2の下側に駆動用IC1を、それぞれ、発光素子22と
1対1で対応するように配列している。
【0033】発光素子22と駆動用IC1間には両者を
接続するための配線223aが、発光素子22と共通電
極選択用IC2間には両者を接続するための配線223
bが、それぞれ施される。配線223a,223bとし
ては、金線等のワイヤボンド線による直接接続構造、中
継用のパターンを介在したワイヤボンド線による間接的
接続構造を用いることができるが、高密度のフレキシブ
ル配線を異方性導電接着剤を用いて接続する構造を用い
ることもできる。
【0034】基板21の上には、信号用、電力供給用の
複数本の配線パターン24a,24bを発光素子22の
配列方向に沿って形成している。駆動用IC1と配線パ
ターン24aの間には配線223aと同様の配線25a
を、選択用IC2と配線パターン24bの間には配線2
23bと同様の配線25bを、設けている。
【0035】発光素子22は、その上面にm×n(38
4)個の発光部26をその長手方向に沿って配列してい
る。そして、この複数の発光部26は、時分割駆動でき
るようにそれぞれが独立して形成されており、群単位に
時分割駆動できるように、m(4)の群に区分けしてい
る。この例では、発光部26の1、5、9番目を第1の
群、2、6、10番目を第2の群、3、7、11番目を
第3の群、4、8、12番目を第4の群というように、
発光部26の配置順序を示す番号を4で割った場合の余
りの数に基づいて4つの群に区分けした場合を例示して
いる。
【0036】そして、発光素子22は、第1の群に属す
る発光部26に共通に接続した共通電極27−1と、第
2の群に属する発光部26に共通に接続した共通電極2
7−2、第3の群に属する発光部26に共通に接続した
共通電極27−3、及び第4の群に属する発光部26に
共通に接続した共通電極27−4それぞれを、n/m
(24)個毎に設けられる。図4において共通電極23
bとしたとき、共通電極23bはn(96)個となる。
又、隣接する4つの発光部26に接続したn(96)個
の個別電極23aを設けている。
【0037】これらの個別電極23aは、それぞれ駆動
用IC1の出力端子DO1〜DO96に接続され、共通
電極23bは、出力端子CD1−1〜1−24、CD2
−1〜2−24、CD3−1〜3−24、CD4−1〜
4−24に接続される。そして、共通電極23bを選択
し、任意の個別電極23aに通電させれば、発光部26
の4分の1ずつが時分割で発光する。尚、発光素子22
はL(19)個であるので、ヘッド20全体の発光部2
6の数は、L×m×n=19×4×96=7296個と
なる。
【0038】又、図5を参照して、配線接続の関係につ
いて説明する。図5は、発光素子22の発光部26付近
の一部を示す要部平面図である。以下では、発光部#3
69〜#384に関する部分を代表して説明する。発光
部#381〜#384のアノードがコンタクトホール2
8及び配線パッド23aと配線223a(図4)を介し
て出力端子DO1と、発光部#377〜#380のアノ
ードがコンタクトホール28及び配線パッド23aと配
線223a(図4)を介して出力端子DO2と、発光部
#373〜#376のアノードがコンタクトホール28
及び配線パッド23aと配線223a(図4)を介して
出力端子DO3と、発光部#369〜#372のアノー
ドがコンタクトホール28及び配線パッド23aと配線
223a(図4)を介して出力端子DO4と、電気的に
接続されている。
【0039】又、共通電極27−4がコンタクトホール
35及び配線パッド23bと配線223b(図4)を介
して出力端子CD1−1と、共通電極27−3がコンタ
クトホール35及び配線パッド23bと配線223b
(図4)を介して出力端子CD2−1と、共通電極27
−2がコンタクトホール35及び配線パッド23bと配
線223b(図4)を介して出力端子CD3−1と、共
通電極27−1がコンタクトホール35及び配線パッド
23bと配線223b(図4)を介して出力端子CD4
−1と、それぞれ電気的に接続される。
【0040】更に、発光部#384のカソードにコンタ
クトホール34,35、配線パッド23bと共通電極2
7−4が接続し、発光部#379のカソードにコンタク
トホール34,35、配線パッド23bと共通電極27
−3が接続し、発光部#374のカソードにコンタクト
ホール34,35、配線パッド23bと共通電極27−
2が接続し、発光部#369のカソードにコンタクトホ
ール34,35、配線パッド23bと共通電極27−1
が接続し、それぞれ電気的に接続される。
【0041】又、発光部#372,#376,#380
のカソードがコンタクトホール34,35及び配線パタ
ーン30を介して共通電極27−4と、発光部#37
1,#375,#383のカソードがコンタクトホール
34,35及び配線パターン31を介して共通電極27
−3と、発光部#370,#378,#382のカソー
ドがコンタクトホール34,35及び配線パターン32
を介して共通電極27−2と、発光部#373,#37
7,#381のカソードがコンタクトホール34,35
及び配線パターン33を介して共通電極27−1と、そ
れぞれ電気的に接続される。
【0042】上述の構成は、以下の第1〜第3の実施形
態において、共通のものである。次に、以下の各実施形
態において、駆動用IC及び選択用ICの詳細な構成及
び光プリントヘッドの動作について説明する。 <第1の実施形態>上述の構成の光プリントヘッドの第
1の実施形態について、図面を参照して説明する。図6
は、駆動用ICの図2に示すブロック図のうち、複数あ
る出力端子DO1〜DO96の1つの出力端子DO1に
関係する部分を中心に抽出した要部回路ブロック図であ
る。図9は、選択用ICの図3のブロック図を、更に詳
細に示した要部回路ブロック図である。
【0043】まず、駆動用IC1について説明する。図
6の駆動用IC1において、出力端子DO1から発光部
#a〜#dに対して駆動電流が与えられるものとする
と、発光部#a〜#dのデータがシフトレジスタ8から
ラッチ回路9に与えられた後、選択回路11Aに与えら
れる。尚、ラッチ回路9は選択制御信号発生回路14か
ら出力されるロード信号LOADtに基づいてシフトレ
ジスタ8に取り込まれているデータ信号を並列に取り込
む。
【0044】選択回路11Aは、3入力のANDゲート
G1a〜G1dによって構成され、ANDゲートG1a
〜G1dにはそれぞれ、発光部#a〜#dのデータがラ
ッチ回路9から入力される。又、ANDゲートG1a〜
G1dにはそれぞれ、選択制御信号発生回路14より与
えられるm(4)種類の分割タイミング信号DIV1〜
DIV4が入力されるとともに、残りの1入力について
は、ストローブ信号STBが入力される。
【0045】又、予め、シフトレジスタ8を介して入力
されたS(3)ビット毎の補正データが補正データ記憶
回路10に格納されている。そして、発光部#aのS
(3)ビットの補正データが2入力のANDゲートGx
a〜Gzaに、発光部#bのS(3)ビットの補正デー
タが2入力のANDゲートGxb〜Gzbに、発光部#
cのS(3)ビットの補正データが2入力のANDゲー
トGxc〜Gzcに、発光部#dのS(3)ビットの補
正データが2入力のANDゲートGxd〜Gzdに、そ
れぞれ入力される。
【0046】そして、ANDゲートGxa〜Gzaの残
りの1入力に分割タイミング信号DIV1が、ANDゲ
ートGxb〜Gzbの残りの1入力に分割タイミング信
号DIV2が、ANDゲートGxc〜Gzcの残りの1
入力に分割タイミング信号DIV3が、ANDゲートG
xd〜Gzdの残りの1入力に分割タイミング信号DI
V4が、それぞれ入力される。そして、ANDゲートG
xa〜Gxdの出力が4入力のORゲートG2xに、A
NDゲートGya〜Gydの出力が4入力のORゲート
G2yに、ANDゲートGza〜Gzdの出力が4入力
のORゲートG2zに、それぞれ入力される。
【0047】更に、ANDゲートG1a〜G1dからの
出力がバッファBに与えられ、ANDゲートG1a〜G
1d及びORゲートG2xの出力が2入力のANDゲー
トG3xに、ANDゲートG1a〜G1d及びORゲー
トG2yの出力が2入力のANDゲートG3yに、AN
DゲートG1a〜G1d及びORゲートG2zの出力が
2入力のANDゲートG3zに、それぞれ入力される。
【0048】ドライバ回路12は、1つの出力端子DO
1に対してそれぞれ電流出力が異なる4つの電流増幅器
12a〜12dによって構成され、この電流増幅器12
a〜12dには、電流供給回路6から電流が供給され
る。そして、電流増幅器12a〜12dは、バッファB
及びANDゲートG3x〜G3zからの出力によって個
々にその作業状態が制御され、その合計出力電流が4m
Aをベースとして3〜5mA程度の範囲で変更できるよ
うにしている。
【0049】選択制御信号発生回路14は、図7に波形
を示すように、記憶タイミングを示すロード信号LOA
Dtによって規定される期間を複数の期間に分割するた
めの分割タイミング信号DIV1〜DIV4を生成する
ための回路で、例えば図8に示すように、2つのフリッ
プフロップFF1、FF2と、m(4)個の論理ゲート
回路G1〜G4を組み合わせたカウンタと、1つの論理
ゲート回路G5によって構成することができる。論理ゲ
ート回路G5は、ロード信号LOADtの分離に用いら
れる。ここで、制御信号LOAD1は、ラッチ回路9の
ラッチタイミングを規定するためのロード信号LOAD
tに、分割タイミング信号DIV1〜DIV4が重畳さ
れた信号で、点灯時間を規定するためのストローブ信号
STBを供給する信号線とは別の信号線を介して外部よ
り供給される。
【0050】具体的には、JKフリップフロップFF1
の入力端子J、KにHレベルである電源電圧VDD1が
入力され、クロック入力端子CLに制御信号LOAD1
が入力され、リセット入力端子Rにリセット信号RES
ETが入力される。フリップフロップFF1の出力端子
Q1より信号QAが出力され、出力端子Q2より信号Q
aが出力される。JKフリップフロップFF2の入力端
子J、Kに信号QAが入力され、クロック入力端子CL
に制御信号LOAD1が入力され、リセット入力端子R
にリセット信号RESETが入力される。
【0051】フリップフロップFF2の出力端子Q1よ
り信号QBが出力され、出力端子Q2より信号Qbが出
力される。論理ゲート回路G1は信号QAと信号Qbの
アンドをとって分割タイミング信号DIV1を出力す
る。論理ゲート回路G2は信号Qaと信号QBのアンド
をとって分割タイミング信号DIV2を出力する。論理
ゲート回路G3は信号QAと信号QBのアンドをとって
分割タイミング信号DIV3を出力する。論理ゲート回
路G4は信号QaとQbのアンドをとって分割タイミン
グ信号DIV4を出力する。論理ゲート回路G5は制御
信号LOAD1と信号QAと信号Qbのアンドをとって
ロード信号LOADtを出力する。
【0052】尚、選択制御信号発生回路14は、図8で
は外部から入力されるリセット信号RESETによって
リセットされる構成であるが、1ライン分のデータ信号
の入力に同期してリセットすることができ、例えば、前
記ロード信号LOADtに同期した信号によって前記フ
リップフロップFF1、FF2をリセットする構成とし
ても良い。
【0053】このように構成されるとき、出力端子DO
1を中心にデータの流れについて説明する。選択制御信
号発生回路14よりロード信号LOADtがHレベルと
なると、ラッチ回路9にシフトレジスタ8に格納された
データがラッチされる。よって、発光部#a〜#dそれ
ぞれのデータがANDゲートG1a〜G1dに与えられ
る。又、発光部#a〜#dのS(3)ビット毎の補正デ
ータが補正データ記憶回路10に予め記録されているの
で、発光部#aの補正データがANDゲートGxa〜G
zaに、発光部#bの補正データがANDゲートGxb
〜Gzbに、発光部#cの補正データがANDゲートG
xc〜Gzcに、発光部#dの補正データがANDゲー
トGxd〜Gzdに、それぞれ与えられる。
【0054】選択制御信号発生回路14からの分割タイ
ミング信号DIV1がHレベルとなると、ANDゲート
Gxa〜Gzaに与えられる発光部#aの補正データ
が、ORゲートG2x〜G2zを介してANDゲートG
3x〜G3zに与えられる。このとき、ストローブ信号
STBがHレベルとなると、発光部#aのデータが、A
NDゲートG1aを介してバッファB及びANDゲート
G3x〜G3zに与えられる。
【0055】よって、発光部#aのデータがバッファB
を介して電流増幅器12aに、発光部#aのS(3)ビ
ットの補正データがANDゲートG3x〜G3zを介し
て電流増幅器12b〜12dに与えられる。そして、電
流増幅器12aが発光部#aのデータに従って制御され
るとともに、電流増幅器12b〜12dが発光部#aの
補正データに従って制御される。
【0056】同様に、選択制御信号発生回路14からの
分割タイミング信号DIV2がHレベルとなると、スト
ローブ信号STBがHレベルとなったとき、ANDゲー
トG1bから発光部#bのデータが、ANDゲートGx
b〜Gzb及びORゲートG2x〜G2zから発光部#
bの補正データが選択されて出力される。よって、電流
増幅器12aが発光部#bのデータに従って制御される
とともに、電流増幅器12b〜12dが発光部#bの補
正データに従って制御される。
【0057】更に、選択制御信号発生回路14からの分
割タイミング信号DIV3,DIV4がそれぞれHレベ
ルとなると、同様に選択回路11が動作する。よって、
分割タイミング信号DIV3がHレベルのときは、電流
増幅器12aが発光部#cのデータに従って制御される
とともに、電流増幅器12b〜12dが発光部#cの補
正データに従って制御される。又、分割タイミング信号
DIV4がHレベルのときは、電流増幅器12aが発光
部#dのデータに従って制御されるとともに、電流増幅
器12b〜12dが発光部#dの補正データに従って制
御される。
【0058】次に、選択用IC2について説明する。図
9に示すように、ドライブ回路3が、出力端子CD1−
1〜CD4−1,C1−2〜C4−2,…C1−24〜
C4−24のそれぞれに対して、選択制御信号発生回路
14aからの分割タイミング信号DIV4〜DIV1に
従って、接地電位VSSへの接続を切り換える。このと
き、選択制御信号発生回路14aは、駆動用IC1の選
択制御信号発生回路14とほぼ同様の回路構成であり、
図8のような回路構成の選択制御信号発生回路14より
ANDゲートG5が省略された構成となる。
【0059】よって、選択制御信号発生回路14aから
出力される分割タイミング信号DIV1〜DIV4は、
図7のタイミングチャートで表されるように変化する。
そして、選択制御信号発生回路14aから分割タイミン
グ信号DIV1が与えられるとき、出力端子CD4−1
〜CD4−24が選択されて接地電位VSSに接続され、
選択制御信号発生回路14aから分割タイミング信号D
IV2が与えられるとき、出力端子CD3−1〜CD3
−24が選択されて接地電位VSSに接続され、選択制御
信号発生回路14aから分割タイミング信号DIV3が
与えられるとき、出力端子CD2−1〜CD2−24が
選択されて接地電位VSSに接続され、選択制御信号発生
回路14aから分割タイミング信号DIV2が与えられ
るとき、出力端子CD1−1〜CD1−24が選択され
て接地電位VSSに接続される。
【0060】次に、上記駆動用IC1及び選択用IC2
の動作を含めた上記光プリントヘッドの動作について、
図10に示すタイミングチャートを参照して説明する。
尚、記憶回路10に記憶すべき補正データは、既に記憶
回路10に記憶されているものとする。
【0061】まず始めにリセット信号RESETが供給
され、これによって各部が初期状態に設定される。続い
て、設定信号SETがLレベルからHレベルに切り替え
られる。その結果、記憶回路10への書き込みが禁止さ
れた状態となる。19番目の駆動用IC1のデータ入力
端子SIにデータ信号(7296個)が順次与えられ、
これがクロック信号CLK1に同期して順次各駆動用I
C1のシフトレジスタ8に取り込まれる。
【0062】次に、制御信号LOAD1に基づき生成さ
れたロード信号LOADtが、所定時間Hレベルに保持
され、各駆動用IC1のシフトレジスタ8に保持された
n×m(384)個のデータ信号の入力が行われる。こ
の時、ロード信号LOADtの立ち下がり時点でラッチ
回路9が選択(ラッチ)されるので、シフトレジスタ8
に取り込まれたn×m(384)個のデータ信号がラッ
チ回路9に入力されて記憶される。
【0063】一方、制御信号LOAD1がLレベルから
Hレベルに切り替わった直後に、分割タイミング信号D
IV1がLレベルからHレベルに切り替わり制御信号L
OAD1が次にLレベルからHレベルに立ち上がるまで
保持される。制御信号LOAD1が次にHレベルに立ち
上がると、分割タイミング信号DIV2のみがHレベル
に切り替わり、同様に順次分割タイミング信号DIV
3、DIV4のみがHレベルに切り替わる。
【0064】この分割タイミング信号DIV1〜DIV
4の切り替わりによって、選択回路11がラッチ回路9
や記憶回路10から選択して出力するデータ信号の位置
が順次切り替わる。又、分割タイミング信号DIV1〜
DIV4の切り替わりによって、ドライブ回路3が接地
電圧VSSに接続する出力端子CD4−1〜4−24,C
D3−1〜CD3−24,CD2−1〜CD2−24,
CD1−1〜CD1−24を切り換える。
【0065】よって、分割タイミング信号DIV1によ
って、1番目、5番目、…7293番目のデータが選択
され、分割タイミング信号DIV2によって、2番目、
6番目、…7294番目のデータが選択される。分割タ
イミング信号DIV3によって3番目、7番目、…72
95番目のデータが選択される。分割タイミング信号D
IIV4によって4番目、8番目、…7296番目のデ
ータが選択される。
【0066】分割タイミング信号DIV1〜DIV4が
各々Hレベルに保持されている期間内に、発光の期間を
示すストローブ信号STBがHレベルに所定期間保持さ
れる。ストローブ信号STBがHレベルに保持されてい
る間に前記データ(必要に応じて記憶回路10に格納さ
れた3ビットの補正データが付加される)がドライブ回
路12に与えられる。ドライブ回路12は、データ信号
やそれに付加された補正データに基づいて、4つの電流
増幅器12a〜12dを選択的に作動させてその出力電
流を出力端子DOを介して発光素子22の各個別電極2
3aに供給する。
【0067】ここで、ストローブ信号(反転STB)と
しては、図10に示すように有効期間に一方のレベル
(この例ではLレベル)を保持するもののほかに、レベ
ルがLレベルとHレベルに交互に短い期間に変化する1
つ以上の交番制のパルス信号によって有効期間を示すも
のを用いることもできる。
【0068】全ての発光素子22の個別電極23aにデ
ータ信号や補正データに応じた電流が供給可能な状態と
なるが、4分の1の発光部26のみが共通電極23bを
介して接地されるように、選択用IC2のドライブ回路
3によって選択制御されているので、この例では4個置
きの発光部26のみが選択的に発光する。
【0069】選択された発光部26の点灯時間はストロ
ーブ信号(反転STB)がLレベルになっている所定時
間であるので、ストローブ信号(反転STB)のLレベ
ルに保持する期間を制御することによって発光部26の
点灯時間を制御することができる。
【0070】上記のような、4分の1ずつの切り替えに
よる時分割駆動によって1ライン分の選択的な発光を行
い、これを順次繰り返すことによって、1画面分の露光
を行うことができる。 <第2の実施形態>上述の構成の光プリントヘッドの第
2の実施形態について、図面を参照して説明する。図1
1は、駆動用ICの図2に示すブロック図のうち、複数
ある出力端子DO1〜DO96の1つの出力端子DO1
に関係する部分を中心に抽出した要部回路ブロック図で
ある。図14は、選択用ICの図3のブロック図を、更
に詳細に示した要部回路ブロック図である。
【0071】尚、第1の実施形態における駆動用IC
(図6)及び選択用IC(図9)と相違する点は、選択
制御信号発生回路に入力される制御信号として専用の信
号を用いる構成とした点である。よって、図11及び図
14のそれぞれにおいて、それ以外の点については図6
及び図9と同様の構成であるので、同一部分には同一符
号を付して説明を省略する。
【0072】図12は選択制御信号発生回路30の動作
を示す波形図である。制御信号DIVSELは上記第2
の実施形態の図7に示す制御信号LOAD1とほぼ同タ
イミングの信号である。本実施形態の制御信号LOAD
1は分割タイミング信号DIV1〜DIV4の生成には
使用されず、ラッチ回路9や補正データ記憶回路10の
データの取り込みタイミングを与えるために使用され
る。
【0073】図13は選択制御信号発生回路30の構成
例を示す回路図である。この選択制御信号発生回路30
は、図12に示すように、制御信号DIVSELによっ
て規定される期間を複数の期間に分割するための分割タ
イミング信号DIV1〜DIV4を生成するための回路
で、2つのフリップフロップFF1、FF2と、m
(4)個の論理ゲート回路回路G1〜G4を組み合わせ
たカウンタによって構成することができる。
【0074】具体的には、JKフリップフロップFF1
の入力端子J、KにHレベルである電源電圧VDD1が
入力され、クロック入力端子CLに制御信号DIVSE
Lが入力され、リセット入力端子Rに制御信号LOAD
1が入力される。フリップフロップFF1の出力端子Q
1より信号QAが出力され、出力端子Q2より信号Qa
が出力される。JKフリップフロップFF2の入力端子
J、Kに信号QAが入力され、クロック入力端子CLに
制御信号DIVSELが入力され、リセット入力端子R
に制御信号LOAD1が入力される。
【0075】フリップフロップFF2の出力端子Q1よ
り信号QBが出力され、出力端子Q2より信号Qbが出
力される。論理ゲート回路G1は信号QAと信号Qbの
アンドをとって分割タイミング信号DIV1を出力す
る。論理ゲート回路G2は信号Qaと信号QBのアンド
をとって分割タイミング信号DIV2を出力する。論理
ゲート回路G3は信号QAと信号QBのアンドをとって
分割タイミング信号DIV3を出力する。論理ゲート回
路G4は信号Qaと信号Qbのアンドをとって分割タイ
ミング信号DIV4を出力する。
【0076】このように選択制御信号発生回路30は1
つの制御信号DIVSELに基づいて4つの分割タイミ
ング信号DIV1〜DIV4を生成する。すなわち、分
割タイミング信号の数よりも少数の信号線を用いて制御
信号DIVSELを供給することができるので、外部と
接続する制御信号の端子の数削減してICの小型化を図
ることができるとともに、ワイヤボンド配線などの外部
配線数を削減することができる。
【0077】このように構成されるとともに分割タイミ
ング信号DIV1〜DIV4を出力する選択制御信号発
生回路30が、図11及び図14のように、駆動用IC
1及び選択用IC2のそれぞれに設けられる。
【0078】次に、上記駆動用IC1及び選択用IC2
の動作を含めた上記光プリントヘッドの動作について、
図15に示すタイミングチャートを参照して説明する。
尚、記憶回路10に記憶すべき補正データは、既に記憶
回路10に記憶されているものとする。
【0079】19番目の駆動用IC1のデータ入力端子
SIにデータ信号(7296個)が順次与えられ、これ
がクロック信号CLK1に同期して順次各駆動用IC1
のシフトレジスタ8に取り込まれる。次に、制御信号L
OAD1の立ち下がり時点でラッチ回路9が選択(ラッ
チ)されるので、シフトレジスタ8に取り込まれたn×
m個のデータ信号がラッチ回路9に入力されて記憶され
る。
【0080】また、制御信号LOAD1の立ち下がり直
後に制御信号DIVSELが所定時間Hレベルに保持さ
れることによって分割タイミング信号DIV1がLレベ
ルからHレベルに切り替わり制御信号DIVSELが次
にLレベルからHレベルに立ち上がるまで保持される。
制御信号DIVSELが次に立ち上がると、分割タイミ
ング信号DIV2のみがHレベルに切り替わり、同様に
順次分割タイミング信号DIV3、DIV4のみがHレ
ベルに切り替わる。
【0081】この分割タイミング信号DIV1〜DIV
4の切り替わりによって、選択回路11がラッチ回路9
や記憶回路10から選択して出力するデータ信号の位置
が順次切り替わる。又、分割タイミング信号DIV1〜
DIV4の切り替わりによって、ドライブ回路3が接地
電圧VSSに接続する出力端子CD4−1〜4−24,C
D3−1〜CD3−24,CD2−1〜CD2−24,
CD1−1〜CD1−24を切り換える。
【0082】よって、第1の実施形態と同様、分割タイ
ミング信号DIV1によって、1番目、5番目、…72
93番目のデータが選択され、分割タイミング信号DI
V2によって、2番目、6番目、…7294番目のデー
タが選択される。分割タイミング信号DIV3によって
3番目、7番目、…7295番目のデータが選択され
る。分割タイミング信号DIIV4によって4番目、8
番目、…7296番目のデータが選択される。
【0083】このとき、ストローブ信号STBがHレベ
ルに保持されている間に、ドライブ回路12は、データ
信号やそれに付加された補正データに基づいて、4つの
電流増幅器12a〜12dを選択的に作動させてその出
力電流を出力端子DOを介して発光素子22の各個別電
極23aに供給する。更に、4分の1の発光部26のみ
が共通電極23bを介して接地されるように、選択用I
C2のドライブ回路3によって選択制御されているの
で、この例では4個置きの発光部26のみが選択的に発
光する。
【0084】上記のような、4分の1ずつの切り替えに
よる時分割駆動によって1ライン分の選択的な発光を行
い、これを順次繰り返すことによって、1画面分の露光
を行うことができる。 <第3の実施形態>上述の構成の光プリントヘッドの第
3の実施形態について、図面を参照して説明する。図1
6は、駆動用ICの図2に示すブロック図のうち、複数
ある出力端子DO1〜DO96の1つの出力端子DO1
に関係する部分を中心に抽出した要部回路ブロック図で
ある。図19は、選択用ICの図3のブロック図を、更
に詳細に示した要部回路ブロック図である。
【0085】図16に示す駆動用ICは、図11の駆動
用ICと比べて、データ信号記憶回路が、データ入力端
子SI1〜SI4からシリアルに入力されるデータ信号
をクロック信号CLK1に同期して取り込み、データ出
力端子SO1〜SO4からシリアル出力するn×mビッ
ト構成の多入力シフトレジスタを有する点と、選択制御
信号発生回路が、時分割のタイミングを規定するように
外部から供給される制御信号DIVSEL1,2の2信
号に基づいて、分割タイミング信号を生成する点とが異
なる。よって、図11と同一部分には同一符号を付して
説明を省略する。
【0086】又、図19の選択用ICは、図14の選択
用ICと比べて、選択制御信号発生回路が、時分割のタ
イミングを規定するように外部から供給される制御信号
DIVSEL1,2の2信号に基づいて、分割タイミン
グ信号を生成する点が異なる。よって、図14と同一部
分には同一符号を付して説明を省略する。
【0087】図16の駆動用IC1及び図19の選択用
IC2の備えられる選択制御発生回路31は、図17の
ように、論理ゲート回路G11は制御信号DIVSEL
1の反転と制御信号DIVSEL2の反転とのアンドを
とって分割タイミング信号DIV1を出力する。論理ゲ
ート回路G12は制御信号DIVSEL1の反転と制御
信号DIVSEL2とのアンドをとって分割タイミング
信号DIV2を出力する。論理ゲート回路G13は制御
信号DIVSEL1と制御信号DIVSEL2の反転と
のアンドをとって分割タイミング信号DIV3を出力す
る。論理ゲート回路G14は制御信号DIVSEL1と
制御信号DIVSEL2とのアンドをとって分割タイミ
ング信号DIV4を出力する。
【0088】よって、図18の真理値表で示すように、
制御信号DIVSEL1がHレベルとなり、DIVSE
L2がHレベルとなると、選択制御信号発生回路31は
分割タイミング信号DIV4のみをHレベルに他の分割
タイミング信号DIV1〜DIV3をLレベルにする。
制御信号DIVSEL1がHレベルとなり、制御信号D
IVSEL2がLレベルとなると、選択制御信号発生回
路31は分割タイミング信号DIV3のみをHレベルに
他の分割タイミング信号DIV1、DIV2、DIV4
をLレベルにする。
【0089】制御信号DIVSEL1がLレベルとな
り、制御信号DIVSEL2がHレベルとなると、選択
制御信号発生回路31は分割タイミング信号DIV2の
みをHレベルに他の分割タイミング信号DIV1、DI
V3、DIV4をLレベルにする。制御信号DIVSE
L1がLレベルとなり、制御信号DIVSEL2がLレ
ベルとなると、選択制御信号発生回路31は分割タイミ
ング信号DIV1のみをHレベルにして他の分割タイミ
ング信号DIV2〜DIV4をLレベルにする。従っ
て、制御信号DIVSEL1、2に与えるレベルの組み
合わせによって分割タイミング信号DIV1〜DIV4
による群の選択を自由にすることができる。
【0090】このように構成されるとともに分割タイミ
ング信号DIV1〜DIV4を出力する選択制御信号発
生回路31が、図16及び図19のように、駆動用IC
1及び選択用IC2のそれぞれに設けられる。
【0091】次に、上記駆動用IC1及び選択用IC2
の動作を含めた上記光プリントヘッドの動作について、
図20に示すタイミングチャートを参照して説明する。
尚、記憶回路10に記憶すべき補正データは、既に記憶
回路10に記憶されているものとする。
【0092】まず、設定信号SETがLレベルからHレ
ベルに切り替えられる。その結果、記憶回路10への書
き込みが禁止された状態となる。19番目の駆動用IC
1のデータ入力端子SI1〜SI4にデータ信号(72
96個)がr(4)個単位に順次与えられ、これがクロ
ック信号CLK1に同期して順次各駆動用IC1の多入
力シフトレジスタ58に取り込まれる。
【0093】ここで、各データ入力端子SI1〜SI4
に与えられるデータ信号は、入力端子SI1に1,5,
9番目のデータ、入力端子SI2に2,6,10番目の
データというように、予め発光素子の4つの群に対応し
た形態に振り分けられて入力される。1つの駆動用IC
1のシフトレジスタ58への入力が終わると、その出力
端子SO1〜SO4を介して、隣に位置する駆動用IC
1のシフトレジスタ58にデータ信号が与えられる。こ
のように、データ信号を多入力するので、1入力の場合
に比べてデータ入力の時間を大幅に短縮することができ
る。
【0094】1ライン分のデータ入力が終了すると、ロ
ード信号LOAD1が、所定時間Hレベルに保持され、
各駆動用IC1のシフトレジスタ58に保持されたn×
m(384)個のデータ信号の入力が行われる。この
時、ロード信号LOAD1の立ち下がり時点でラッチ回
路9が選択(ラッチ)されるので、シフトレジスタ58
に取り込まれたn×m(384)個のデータ信号がラッ
チ回路9に入力されて記憶される。
【0095】ロード信号LOAD1がHレベルからLレ
ベルに切り替わった直後に、発光のタイミングを示す制
御信号DIVSEL1,2が共にLレベルに保持され、
これに伴って選択制御信号発生回路14が出力する分割
タイミング信号のDIV1のみがLレベルからHレベル
に切り替わる。その直後に発光のタイミングを示すスト
ローブ信号(反転STB)がHレベルから所定期間Lレ
ベルに保持され、その間に発光素子の選択的な発光が行
われる。
【0096】制御信号DIVSEL1,2の組み合わせ
を変更することにより、分割タイミング信号のDIV2
のみがHレベルに切り替えることができ、同様に順次D
IV3、DIV4のみがHレベルに切り替えることがで
きる。
【0097】この分割タイミング信号DIV1〜DIV
4の切り替わりによって、選択回路11がラッチ回路9
や記憶回路10から選択して出力するデータ信号の位置
が順次切り替わる。又、分割タイミング信号DIV1〜
DIV4の切り替わりによって、ドライブ回路3が接地
電圧VSSに接続する出力端子CD4−1〜4−24,C
D3−1〜CD3−24,CD2−1〜CD2−24,
CD1−1〜CD1−24を切り換える。
【0098】このように、第1及び第2の実施形態と同
様に、分割タイミング信号DIV1〜DIV4を与える
ことによって、4分の1ずつの切り替えによる時分割駆
動によって1ライン分の選択的な発光を行い、これを順
次繰り返すことによって、1画面分の露光を行うことが
できる。
【0099】尚、上述の光プリントヘッドの選択用IC
において、共通電極に接続される出力端子を、m群毎に
n/m個毎設けられるものとしたが、n/m個と限られ
るものでなく、複数であればよい。よって、選択用IC
には、出力端子がm群毎にx個毎設けられるものとし、
m×x個の出力端子を有するようにすればよい。
【0100】
【発明効果】本発明によると、駆動用ICとは別に共通
電極を選択する選択用ICを複数設けたため、従来のよ
うに多数の長い配線を必要とせず、電流容量の不足によ
る電圧降下を防ぐことができる。よって、点灯する発光
部の数量に応じて各発光部の輝度差が大きくなることを
防ぐことができる。又、選択用ICが共通電極に接続さ
れる出力端子を複数有することで、共通電極に流れる電
流を分散することができる。よって、発光部の位置によ
って輝度差が発生することを防ぐことができる。又、駆
動用ICと選択用ICを発光素子の両側に配置するた
め、配線密度を低くすることができる。更に、共通電極
を選択するための選択用ICを駆動用ICと別のICと
したことによって、選択用ICの発熱によって駆動用I
Cに与える影響を防ぐことができるため、動作を安定さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光プリントヘッドの内部構成を示すブ
ロック図。
【図2】本発明の光プリントヘッド内に設けられた駆動
用ICの内部構成を示すブロック図。
【図3】本発明の光プリントヘッド内に設けられた選択
用ICの内部構成を示すブロック図。
【図4】本発明の光プリントヘッドの要部平面図。
【図5】本発明の光プリントヘッドの発光素子の要部平
面図。
【図6】第1の実施形態の光プリントヘッド内に設けら
れた駆動用ICの内部構成を示すブロック回路図。
【図7】第1の実施形態の光プリントヘッド内に設けら
れた選択制御信号発生回路の動作を示すタイミングチャ
ート。
【図8】第1の実施形態の光プリントヘッド内に設けら
れた選択制御信号発生回路の内部構成を示すブロック回
路図。
【図9】第1の実施形態の光プリントヘッド内に設けら
れた選択用ICの内部構成を示すブロック回路図。
【図10】第1の実施形態の光プリントヘッドの動作を
示すタイミングチャート。
【図11】第2の実施形態の光プリントヘッド内に設け
られた駆動用ICの内部構成を示すブロック回路図。
【図12】第2の実施形態の光プリントヘッド内に設け
られた選択制御信号発生回路の動作を示すタイミングチ
ャート。
【図13】第2の実施形態の光プリントヘッド内に設け
られた選択制御信号発生回路の内部構成を示すブロック
回路図。
【図14】第2の実施形態の光プリントヘッド内に設け
られた選択用ICの内部構成を示すブロック回路図。
【図15】第2の実施形態の光プリントヘッドの動作を
示すタイミングチャート。
【図16】第3の実施形態の光プリントヘッド内に設け
られた駆動用ICの内部構成を示すブロック回路図。
【図17】第3の実施形態の光プリントヘッド内に設け
られた選択制御信号発生回路の動作を示すタイミングチ
ャート。
【図18】第3の実施形態の光プリントヘッド内に設け
られた選択制御信号発生回路の内部構成を示すブロック
回路図。
【図19】第3の実施形態の光プリントヘッド内に設け
られた選択用ICの内部構成を示すブロック回路図。
【図20】第3の実施形態の光プリントヘッドの動作を
示すタイミングチャート。
【図21】従来の光プリントヘッドの内部構成を示すブ
ロック図。
【図22】従来の光プリントヘッドの発光素子周囲の要
部平面図。
【図23】従来の光プリントヘッドの発光素子周囲の要
部平面図。
【符号の説明】
1 駆動用IC 2 選択用IC 3 ドライブ回路 4 データ信号記憶回路 5 駆動回路 6 電源供給回路 7 タイミング制御回路 11 選択回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C162 AE21 AE28 AE47 AF13 AF59 AH03 AH05 AH79 AH82 FA04 FA17

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 n個の発光部で構成される発光部群をm
    群備え、基板上に1列に配列した時分割駆動用の発光素
    子と、 前記発光部の第1電極に駆動電流を供給し、基板上に1
    列に配列した駆動用ICと、 前記発光部の第2電極に電源電位を供給し、基板上に1
    列に配列した選択用ICと、 を有し、 前記駆動用ICと前記選択用ICがそれぞれ、前記発光
    素子を中心として対となるように載置され、 前記駆動用ICが前記各発光部群毎に、前記各発光部群
    のn個のデータ信号に応じた前記駆動電流を前記発光素
    子に供給するとともに、前記選択用ICが前記各発光部
    群毎に前記電源電位を前記発光素子に供給することによ
    って、時分割駆動を行うことを特徴とする光プリントヘ
    ッド。
  2. 【請求項2】 前記発光素子と前記駆動用ICと前記選
    択用ICとが、1対1対1の対応関係をもって一方向に
    複数並んで配置されていることを特徴とする請求項1に
    記載の光プリントヘッド。
  3. 【請求項3】 前記駆動用ICによる前記各発光部群毎
    の駆動電流の切り換え動作と、前記選択用ICによる前
    記各発光部群毎の前記電源電位の切り換え動作とが、同
    一のタイミングに同期して行われることを特徴とする請
    求項1又は請求項2に記載の光プリントヘッド。
  4. 【請求項4】 前記駆動用ICが前記各発光部群毎の駆
    動電流の切り換え動作を行うためのタイミングを決める
    ための分割タイミング信号を生成するタイミング制御回
    路を有し、 前記選択用ICが前記各発光部群毎の電源電位の切り換
    え動作を行うためのタイミングを決めるための分割タイ
    ミング信号を生成するタイミング制御回路を有し、 前記駆動用ICに設けられたタイミング制御回路と、前
    記選択用ICに設けられたタイミング回路とが、それぞ
    れ、同一のタイミング信号から同一の分割タイミング信
    号を生成することを特徴とする請求項3に記載の光プリ
    ントヘッド。
  5. 【請求項5】 前記駆動用ICが、 素子駆動用のn個の出力端子と、 外部より順次与えられる少なくともn×m個のデータ信
    号を記憶するデータ信号記憶回路と、 該データ信号記憶回路に記憶しているデータ信号をm回
    に分割して取り出すデータ選択回路と、 該データ選択回路で取り出されたデータ信号に基づい
    て、前記出力端子に駆動電流を出力するドライブ回路
    と、 を有することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれ
    かに記載の光プリントヘッド。
  6. 【請求項6】 前記駆動用ICが、前記複数のデータ信
    号に個々に対応して補正を行うための補正データを記憶
    する補正データ記憶回路を有することを特徴とする請求
    項5に記載の光プリントヘッド。
  7. 【請求項7】 前記選択用ICが、 前記各発光部群毎にx個毎設けらたx×m個の群選択用
    端子と、 前記各発光部群毎に対応したx個の群選択用端子を選択
    して、前記電源電位と電気的に接続するドライブ回路
    と、 を有することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれ
    かに記載の光プリントヘッド。
  8. 【請求項8】 前記選択用ICの出力端子が、前記各発
    光部群毎にn/m個毎設けられ、その合計がn個である
    ことを特徴とする請求項7に記載の光プリントヘッド。
JP2001259934A 2001-08-29 2001-08-29 光プリントヘッド Pending JP2003063068A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001259934A JP2003063068A (ja) 2001-08-29 2001-08-29 光プリントヘッド
EP02760595A EP1422066A1 (en) 2001-08-29 2002-08-08 Optical print head
PCT/JP2002/008148 WO2003020525A1 (fr) 2001-08-29 2002-08-08 Tete d'impression optique
US10/486,357 US7136086B2 (en) 2001-08-29 2003-08-08 Optical print head

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001259934A JP2003063068A (ja) 2001-08-29 2001-08-29 光プリントヘッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003063068A true JP2003063068A (ja) 2003-03-05

Family

ID=19087215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001259934A Pending JP2003063068A (ja) 2001-08-29 2001-08-29 光プリントヘッド

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7136086B2 (ja)
EP (1) EP1422066A1 (ja)
JP (1) JP2003063068A (ja)
WO (1) WO2003020525A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4370321B2 (ja) * 2006-12-05 2009-11-25 株式会社沖データ 駆動装置、ledアレイ、ledヘッド、及びこれらを備えた画像形成装置
JP6253649B2 (ja) * 2013-06-24 2017-12-27 キヤノン株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3306130B2 (ja) 1992-11-17 2002-07-24 三洋電機株式会社 発光ダイオードアレイ装置
JP2578849Y2 (ja) 1992-12-04 1998-08-20 東陶機器株式会社 電解酸性水の製造装置
JPH09277592A (ja) * 1996-04-17 1997-10-28 Oki Electric Ind Co Ltd 発光ダイオードアレイチップおよびその駆動方法、ledプリントヘッドおよびその駆動方法
JP3357811B2 (ja) * 1997-02-13 2002-12-16 三洋電機株式会社 駆動用ic及び光プリントヘッド

Also Published As

Publication number Publication date
US7136086B2 (en) 2006-11-14
WO2003020525A1 (fr) 2003-03-13
EP1422066A1 (en) 2004-05-26
US20040233270A1 (en) 2004-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1134084B1 (en) Driver ic and optical print head
US6853396B1 (en) Driving ic and optical print head
US7126622B2 (en) Drive IC and optical print head
JP2003063068A (ja) 光プリントヘッド
JP3357811B2 (ja) 駆動用ic及び光プリントヘッド
JP2003069078A (ja) 発光素子および光プリントヘッド
JPH07108573B2 (ja) Ledアレイ駆動回路
JP3600086B2 (ja) 駆動用ic、発光素子及び光プリントヘッド
JP3600086B6 (ja) 駆動用ic、発光素子及び光プリントヘッド
JP3515454B2 (ja) 駆動用ic及び光プリントヘッド
JPH07329352A (ja) プリントヘッド駆動ic、ledアレイチップ及びledプリントヘッド
JP3600097B6 (ja) 駆動用ic及び光プリントヘッド
JP3600097B2 (ja) 駆動用ic及び光プリントヘッド
JP3584028B2 (ja) 駆動用ic及び光プリントヘッド
WO2001021411A1 (fr) Circuit integre pilote et tete d'impression optique
JP2003054041A (ja) 光プリントヘッド及びそれに用いるドライバic
JP2001180035A (ja) 駆動用ic及び光プリントヘッド
JP2505511B2 (ja) 光プリンタの発光素子駆動回路
JP2003063067A (ja) 光プリントヘッド
JP2004001538A (ja) 駆動用ic及び光プリントヘッド
JPH03227266A (ja) 光プリンタヘッド
JP2003011428A (ja) 駆動用ic及び光プリントヘッド
JPH0834140A (ja) プリントヘッド駆動回路及びプリントヘッド
JP2855047B2 (ja) プリントヘッド
JPS6028180B2 (ja) 記録ヘツド

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040412

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040601

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041019