JP2001180035A - 駆動用ic及び光プリントヘッド - Google Patents

駆動用ic及び光プリントヘッド

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JP2001180035A
JP2001180035A JP2000313610A JP2000313610A JP2001180035A JP 2001180035 A JP2001180035 A JP 2001180035A JP 2000313610 A JP2000313610 A JP 2000313610A JP 2000313610 A JP2000313610 A JP 2000313610A JP 2001180035 A JP2001180035 A JP 2001180035A
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driving
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circuit
light emitting
input
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JP2000313610A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Bizen
充弘 尾前
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Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 時分割駆動に対応した発光素子を駆動するに
適した汎用性のある駆動用ICを提供すること。 【構成】 素子駆動用のn(96)個の出力端子DO
と、該各出力端子DOと接続した第1駆動部2とを備え
た駆動用IC1であって、第1駆動部2は、複数(r)
の入力端子SI1〜SI4を介して順次送られてくる少
なくともn×m個のデータ信号を記憶するデータ信号記
憶回路4(多入力シフトレジスタ8、ラッチ9)と、デ
ータ信号記憶回路4に記憶しているデータ信号をn個単
位に選択して取り出すデータ選択回路(11A)と、こ
の選択されたデータ信号に基づき前記各駆動用出力端子
に駆動信号を出力する駆動回路12Aを備える構成とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ等の記録
ヘッドに用いられる光プリントヘッドに係わり、特に、
素子内で時分割駆動を行うことができるように構成され
た発光素子を駆動するための新規な駆動用ICとそれを
用いた光プリントヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光プリントヘッドにおいて用いら
れる発光素子(アレイ)は、実公平6−48887号公
報に示すように、複数の発光部に1対1で対応させて個
別電極を素子表面側に設け、各発光部に共通の電極を素
子裏側に設けて構成しているので、1つの素子内で時分
割駆動することができなかった。時分割駆動することが
できないので、個別電極を発光部と同数設ける必要があ
り、発光部の高密度化が進むと、それに対応して個別電
極も高密度配置になる結果、駆動用ICとの接続が困難
になるという問題があった。
【0003】このような問題を解決するため、特開平6
−163980号公報において、素子内での時分割駆動
が可能な発光素子が提案されている。すなわち、発光素
子上の複数の発光部を複数mの群に分け、群毎の発光部
に接続するようにm本の共通電極を設け、異なる群に属
するm個の発光部に接続した個別電極をn個設けること
によってm×n個の発光部を備える発光素子が提案され
ている。この発光素子によれば、m本の共通電極を時分
割的に選択することによって個別電極の数を従来の1/
mに削減することができるので、駆動用ICとの接続を
容易にすることができる。
【0004】このような発光素子を従来と同様の駆動用
ICを用いて時分割駆動することも可能であるが、この
場合、共通電極を時分割的に選択するための駆動回路を
別途必要とするので、時分割駆動に適した汎用性のある
駆動用ICの開発が望まれている。
【0005】そこで本願出願人は、上記の点を考慮し、
共通電極を時分割的に選択するための駆動回路を内蔵し
た駆動用ICについて、特開平10−226102号公
報にて提案しているが、この公報に示された構成では、
1ライン分のデータを複数回に分割して入力する必要が
有るので、データ処理が複雑化するという問題が有っ
た。また、この駆動用ICは、解像度が異なる発光素子
にも適用しようとする際、データ処理が複雑化するとい
う問題が有った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上記
のような時分割駆動に対応した発光素子を駆動するに適
した汎用性のある駆動用ICを提供することを課題の1
つとする。また、解像度が異なる複数種類の発光素子に
対応可能な駆動用ICを提供することを課題の1つとす
る。また、データの入力を高速に行なうことができる駆
動用ICを提供することを課題の1つとする。そして、
このような駆動用ICと発光素子を用いることによって
高解像度の光プリントヘッドを提供することを課題の1
つとする。そしてまた、光プリントヘッドの小型化や印
字速度の高速化を可能とすることを課題の1つとする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1に記
載のように、素子駆動用のn個の出力端子と、該各出力
端子と接続した第1駆動部とを備えた駆動用ICであっ
て、前記第1駆動部は、複数(r)の入力端子を介して
順次送られてくる少なくともn×m個のデータ信号を記
憶するデータ信号記憶回路と、該データ信号記憶回路に
記憶しているデータ信号をn個単位に選択して取り出す
データ選択回路と、この選択されたデータ信号に基づき
前記各駆動用出力端子に駆動信号を出力する駆動回路を
備える構成としたことを特徴とする。
【0008】本発明は請求項2に記載のように、請求項
1記載の駆動用ICにおいて、前記データ信号記憶回路
は、r入力でn×m個のデータ信号を記憶するシフトレ
ジスタ及びn×m個のデータ信号を記憶するラッチ回路
で構成し、前記データ選択回路は、前記ラッチ回路に記
憶しているデータ信号をn個単位に選択して取り出す構
成としたことを特徴とする。
【0009】本発明は請求項3に記載のように、請求項
1記載の駆動用ICにおいて、前記データ信号記憶回路
は、r入力でn×m個のデータ信号を記憶するシフトレ
ジスタで構成し、前記データ選択回路は、前記シフトレ
ジスタに記憶しているデータ信号をn個単位に選択して
取り出すとともに、取り出したn個のデータ信号を記憶
するラッチ回路で構成したことを特徴とする。
【0010】本発明は請求項4に記載のように、請求項
1〜3記載の駆動用ICにおいて、複数(m)個の群選
択用端子と、前記群選択用端子を所定電位に選択的に接
続する第2の駆動部を備えることを特徴とする。
【0011】本発明は請求項5に記載のように、素子駆
動用のn個の出力端子と、該各出力端子と接続した第1
駆動部と、m個の群選択用端子と、該各群選択用端子と
接続した第2駆動部と、タイミング制御回路を備えた駆
動用ICであって、前記第1駆動部は、複数(r)の入
力端子を介して順次送られてくる少なくともn×m個の
データ信号を記憶するデータ信号記憶回路と、該データ
信号記憶回路に記憶しているデータ信号を前記タイミン
グ制御回路からのm種類の分割タイミング信号に基づい
てn個単位に選択して取り出すデータ選択回路と、この
選択されたデータ信号に基づき前記各駆動用出力端子に
駆動信号を出力する駆動回路を備え、前記第2駆動部
は、前記m個の群選択用端子を前記m種類の分割タイミ
ング信号に基づいて順次切り替える構成としたことを特
徴とする。
【0012】本発明は請求項6に記載のように、請求項
4あるいは5記載の駆動用ICにおいて、前記複数の入
力端子の数(r)と群選択用端子の数(m)を同じに設
定したことを特徴とする。
【0013】本発明は請求項7に記載のように、請求項
1〜6記載の駆動用ICにおいて、前記第1の駆動部
は、n×m個の補正データを記憶する補正データ記憶回
路を備えることを特徴とする。
【0014】本発明は請求項8に記載のように、請求項
1〜7記載の駆動用ICにおいて、前記駆動用ICは、
n個の発光部で構成される群をm個以下備える発光素子
を群単位で時分割駆動するための駆動用ICであること
を特徴とする。
【0015】本発明の光プリントヘッドは請求項9に記
載のように、請求項1〜8記載の駆動用ICを備えるこ
とを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態を図面を参
照して説明する。図1は、駆動用ICの回路ブロック図
を示し、図2は、図1に示す回路ブロック図のうち、複
数ある出力端子DO1〜DO96の1つの出力端子DO
1に関係する部分を中心に抽出した要部回路ブロック図
である。まず、これらの図を中心に説明する。
【0017】駆動用IC1は、図1に示すように、素子
駆動用(後述する個別電極28用)の複数個(n)の出
力端子DOで構成された個別端子部と、各出力端子DO
と接続され、これらに対して駆動信号としての所定の電
流出力を与える第1駆動部2と、群選択用(後述する共
通電極27用)の複数(m)個の出力端子CDで構成さ
れた共通端子部と、各出力端子CDと接続され、これら
を選択的に所定の電源電位、例えば接地電位VSSに切
り替える第2駆動部3を備えている。以下、n=96,
m=4の場合を例にとって説明するが、本発明はこれに
限定されるものではない。
【0018】第1駆動部2は、複数(r)のデータ入力
端子SI1〜SI4を介して順次与えられるシリアル入
力データ信号を一時的に記憶するデータ信号記憶回路4
と、このデータ信号記憶回路4から出力されたデータ信
号に基づき上記各出力端子DO1〜DO96に駆動信号
を出力する駆動回路5と、この駆動回路5に定電流を供
給する電流供給回路6と、この第1駆動部2並びに第2
駆動部3の各部に所定のタイミング信号を供給するタイ
ミング制御回路7とを備えている。
【0019】データ信号記憶回路4は、データ入力端子
SI1〜SI4からシリアルに入力されるデータ信号を
クロック信号CLK1に同期して取り込み、データ出力
端子SO1〜SO4からシリアル出力するn×m(38
4)ビット構成の多入力シフトレジスタ8と、このシフ
トレジスタ8に取り込まれたデータ信号を、ロード信号
LOAD1に基づいてn×m(384)ビット単位に並
列に取り込むn×m(384)ビット構成のラッチ回路
9とを備えている。シフトレジスタ8から並列に出力さ
れるn×m(384)個のデータ信号はラッチ回路9を
介さないで記憶回路10に供給することもできるように
している。
【0020】尚、データ信号を複数ビットで構成する場
合などにおいては、それに応じてシフトレジスタ8やラ
ッチ回路9等の構成を変更することもでき、例えば、シ
フトレジスタ8をアドレス指定方式のメモリで構成する
こともできる。
【0021】駆動回路5は、ラッチ回路9が出力するn
×m(384)個のデータ信号から、n個単位にデータ
信号を順次選択して出力する第1の選択回路11Aと、
この第1の選択回路11Aの出力に基づいて前記出力端
子DO1〜DO96を介して一定の電流を出力するn
(96)ビット構成の第1のドライブ回路12Aを基本
的な構成として備えている。駆動回路5は、この基本構
成に加えて、必要に応じて、データ補正に対応するため
の補正データをn×m(384)個記憶するための補正
データ記憶回路10と、この補正データ記憶回路10か
ら出力されるn×m(384)個の補正データ信号か
ら、 n個単位に補正データ信号を順次選択して出力す
る補正データ用の第2の選択回路11Bと、この補正デ
ータ用の選択回路11Bの出力に基づいて増加減した電
流値の出力を前記出力端子DO1〜DO96を介して駆
動信号として出力するn(96)ビット構成の補正用の
第2のドライブ回路12Bを備えることができる。
【0022】記憶回路10は、 複数(S)ビット(例
えば3ビット構成)で構成される補正データを、データ
信号に対応してn×m(384)個記憶することができ
るように、例えばS×n×mビット構成のラッチ回路で
構成することができる。そして、各補正データ記憶回路
10に対する補正データの書き込みは、シフトレジスタ
8から並列に供給されるn×m個単位の信号に基づいて
行われるようになっている。
【0023】補正データ記憶回路10の書き込みは、前
もって行うことができる。すなわち、記憶回路10のみ
を書き込み状態としてシフトレジスタ8を介して補正デ
ータの各ビットを記憶する作業を複数(S=3)回繰り
返すことによって行うことができる。
【0024】ドライブ回路12は、図2に示すように、
1つの出力端子DOに対してそれぞれ電流出力が異なる
4つの電流増幅器12a〜12dを1組として、それを
出力端子DOと同数備えて構成されている。電流供給回
路6から電流が供給される4つ電流増幅器12a〜12
dは、個々にその作動状態を制御することによって、合
計出力電流を4mAをベースとして3〜5mA程度の範
囲で変更できるようにしている。
【0025】選択回路11は、時分割駆動を行うために
前記ラッチ回路9や補正データ記憶回路10に記憶され
たn×m個分のデータや補正データを、n個単位に選択
してm回取り出すための回路で、複数の論理ゲート回路
によって構成されている。この選択回路11は、タイミ
ング制御回路7の一部を構成する分割タイミング信号発
生回路14によってゲートの開閉が制御される。
【0026】この分割タイミング信号発生回路14は、
図3(A)に回路図、同図(B)に真理値表を示すよう
に、時分割のタイミング(前記選択回路の選択タイミン
グ)を規定するように外部から供給される制御信号の1
つである外部信号DIVSEL1,2に基づいて、分割
タイミング信号(DIV1〜4)を生成するための回路
で、論理ゲート回路を組み合わせて構成することができ
る。このように、分割タイミング発生回路14は、少数
の外部信号DIVSEL1,2に基づいて4つの分割タ
イミング信号(DIV1〜4)を生成するので、外部と
接続する制御信号の端子の数を削減してICの小型化を
図ることができるとともに、ワイヤボンド配線などの外
部配線数を削減することができる。
【0027】次に、図2を参照して1つの出力端子DO
1を中心にデータの流れについて説明する。ラッチ回路
9に記憶された1つのIC分のデータ(384個のオン
/オフデータ)は、分割タイミング信号DIV1〜4が
順次Hレベルに切り替わることによって、その分割タイ
ミング信号DIV1〜4と接続されたアンドゲート回路
のみが開く結果、その間に選択的に出力される。図2に
示す例では、1つのIC内部の1から4番目のデータが
順次ドライブ回路12の駆動に用いられる。また、補正
データ記憶回路10に記憶された3ビット構成の補正デ
ータも同様に、分割タイミング信号DIV1〜4が順次
Hレベルに切り替わることによって3個一組のアンドゲ
ート回路が開く結果、その間に選択的に出力される。補
正データ記憶回路10の出力は、ドライブ回路12に供
給され、3つの電流増幅器12b〜12dを選択的に動
作させる。
【0028】次に、第2駆動部3について説明する。第
2駆動部3は、出力端子CD1〜CD4の1つを選択的
に接地電位VSSに切り替えるための回路で、前記分割
タイミング信号DIV1〜4に同期したタイミングによ
って切り替える構成としているが、前記選択回路11の
選択タイミングに同期した他の信号を用いて切り変える
構成とすることもできる。
【0029】図6は、上記の駆動用IC1を備えて構成
した光プリントヘッド20の一例を示す要部平面図であ
る。この光プリントヘッド20は、絶縁性の長尺基板2
1の上に複数、例えばL=20個の発光素子22を一列
に配列し、この発光素子22の片側に隣接させて駆動用
IC1を発光素子22と1対1で対応させて一列に配列
している。この例では、駆動用IC1を発光素子22の
片側に配列しているが、駆動用IC1を発光素子22の
両側に配列する場合は、発光素子22と駆動用IC1を
1対2の対応関係で配列すれば良い。発光素子22と駆
動用IC1間には、両者を接続するための配線23が施
される。配線23としては、金線等のワイヤボンド線に
よる直接接続構造、中継用のパターンを介在したワイヤ
ボンド線による間接的接続構造を用いることができる
が、高密度のフレキシブル配線を異方性導電接着剤を用
いて接続する構造を用いることもできる。
【0030】基板21の上には、信号用、電力供給用の
複数本の配線パターン24を発光素子22の配列方向に
沿って延びるように形成している。駆動用IC1と配線
パターン24の間には、前記配線23と同様の配線25
を設けている。
【0031】発光素子22は、その上面に複数(m×n
=384)個の発光部26をその長手方向に沿って一列
に例えば1200DPI(Dot/Inch)の密度
(解像度)で配列している。そして、この複数の発光部
26は、時分割駆動できるようにそれぞれが独立して形
成されており、群単位に時分割駆動できるように、複数
mの群に区分けしている。この例では、発光部26の
1,5,9番目を第1の群、2,6,10番目を第2の
群というように、発光部26の配置順序を示す番号を4
で割った場合の余りの数に基づいて4つの群に区分けし
た場合を例示している。
【0032】そして、発光素子22は、第1の群に属す
る発光部26に共通に接続した共通電極27−1と、第
2の群に属する発光部26に共通に接続した共通電極2
7−2、共通電極27−3、並びに共通電極27−4の
4本(M=4)の共通電極27を設けるとともに、隣接
する4つの発光部26に接続した96個(N=96)の
個別電極28を設けている。これらの個別電極28は、
それぞれ駆動用IC1の出力端子DO1〜DO96に接
続され、共通電極27は、出力端子CD1、CD2、C
D3、CD4に接続される。そして、共通電極27を選
択し、任意の個別電極DOに通電させれば、発光部の4
分の1ずつが時分割で発光する。
【0033】尚、発光素子22はL個(20個)である
ので、ヘッド20全体の発光部26の数は、L×M×N
=20×4×96=7680個となる。図7の#を付し
た番号がヘッド20全体の発光部26の通し番号であ
る。
【0034】次に、上記駆動用IC1の動作を含めた上
記光プリントヘッド20の動作について、図1、図2に
加えて、図7に示す光プリントヘッドの回路構成例、図
5に示すタイミングチャートを参照して説明する。
【0035】尚、記憶回路10に記憶すべき補正データ
は、発光素子22の各発光部26の光量を均一にするた
めに、各発光部26に対応して予め求めた光量補正デー
タが用いられ、これらのデータは、既に記憶回路10に
記憶されているものとする。
【0036】まず、設定信号SETがLレベルからHレ
ベルに切り替えられる。その結果、記憶回路10への書
き込みが禁止された状態となる。
【0037】20番目の駆動用IC1のデータ入力端子
SI1〜SI4にデータ信号(7680個)がr個単位
に順次与えられ、これがクロック信号CLK1に同期し
て順次各駆動用IC1の多入力シフトレジスタ8に取り
込まれる。ここで、各データ入力端子SI1〜SI4に
与えられるデータ信号は、入力端子SI1に1,5,9
番目のデータ、入力端子SI2に2,6,10番目のデ
ータというように、予め発光素子の4つの群に対応した
形態に振り分けられて入力される。1つの駆動用IC1
のシフトレジスタ8への入力が終わると、その出力端子
SO1〜4を介して、隣に位置する駆動用IC1のシフ
トレジスタ8にデータ信号が与えられる。このように、
データ信号を多入力するので、1入力の場合に比べてデ
ータ入力の時間を大幅に短縮することができる。
【0038】1ライン分のデータ入力が終了すると、ロ
ード信号LOAD1が、所定時間Hレベルに保持され、
各IC1のシフトレジスタ8に保持されたn×m個のデ
ータ信号の取り込みが行われる。この時、ロード信号L
OAD1の立ち下がり時点でラッチ回路9が選択(ラッ
チ)されるので、シフトレジスタ8に取り込まれたn×
m個のデータ信号がラッチ回路9に一斉に入力されて記
憶される。
【0039】ロード信号LOAD1がHレベルからLレ
ベルに切り替わった直後に、外部信号DIVSEL1,
2が共にLレベルに保持され、分割タイミング発生回路
14が出力する分割タイミング信号のDIV1のみがL
レベルからHレベルに切り替わる。その直後に発光のタ
イミングを示す外部ストローブ信号(反転STB)がH
レベルから所定期間Lレベルに保持され、その間に発光
素子の選択的な発光が行われる。
【0040】外部信号DIVSEL1,2の組み合わせ
を変更することにより、分割タイミング信号のDIV2
のみをHレベルに切り替えることができ、同様に順次D
IV3、DIV4のみをHレベルに切り替えることがで
きる。
【0041】この分割タイミングDIV1〜4の切り替
わりによって、選択回路11がラッチ回路9や記憶回路
10から選択して出力するデータ信号の位置が順次切り
替わる。例えば分割タイミングDIV1によって、1番
目、5番目、…7677番目のデータが選択され、分割
タイミングDIV2によって、2番目、6番目、…76
78番目のデータが選択される。
【0042】これらのデータ(必要に応じて3ビットの
補正データが付加される)がドライブ回路12に与えら
れる。ドライブ回路12は、データ信号やそれに付加さ
れた補正データに基づいて、4つの電流増幅器12a〜
12dを選択的に作動させてその出力電流を出力端子D
Oを介して発光素子22の各個別電極28に供給する。
【0043】全ての発光素子22の個別電極28にデー
タ信号や補正データに応じた電流が供給可能な状態とな
るが、4分の1の発光部26のみが共通電極27を介し
て接地されているので、この例では4個置きの発光部2
6のみがストローブ信号(反転STB)のLレベル期間
に選択的に発光する。
【0044】上記のような、4分の1ずつの切り替えに
よる時分割駆動によって1ライン分の選択的な発光を行
い、これを順次繰り返すことによって、1画面分の露光
を行うことができる。
【0045】上記のように、素子内時分割駆動に対応し
た発光素子22を駆動するための各駆動用IC1が、群
を単位とするタイミングに同期して動作する第2駆動部
3を内蔵し、この駆動用IC1によって対応した発光素
子22の時分割駆動を行う構成としているので、負荷の
分散を図ることができる。よって、時分割駆動を行うた
めの第2駆動部3に加わる最大負荷は、対応する発光素
子22の1つの群に属する発光部26の数に基づき決定
できる。その結果、従来のダイナミック駆動方式のよう
に時分割駆動用(共通電極選択用)の専用ICを用いて
全ての発光素子を対象とした時分割駆動を行う場合に比
べて、時分割駆動用の回路に加わる負荷を大幅に低減す
ることができる。そして、駆動用IC1の第2駆動部3
は、小電流を制御することができる小型回路で構成する
ことができ、駆動用IC1を従来のスタテック方式用の
ICと同等の形状で構成することができるので、全体的
な回路構成の小型化を達成することができる。
【0046】また、時分割駆動を行う構成でありなが
ら、1ライン分のデータ信号を一度の処理作業で入力す
ることができるので、従来の回路で行なっていたような
分割数と同じ回数にわたって繰り返しデータ信号を入力
する処理が不要となる。特に、群の数(m)とデータ入
力端子数(r)を同じに設定しているので、群単位に予
めデータを振り分けてデータ入力を行なうことができ、
データ入力処理等を容易に実行することができる。ま
た、時分割数を増加させても、その分割数よりも少数の
制御信号の供給線を利用して時分割用のタイミング(分
割タイミング信号)を発生させるようにしているので、
ICの端子数や組立て作業数の削減を図ることができ
る。
【0047】また、駆動用IC1は、それに接続した発
光素子の全ての発光部に対応した補正用データを記憶
し、それを選択して出力することができるので、補正用
データを用いた時分割駆動を行う場合に、記憶した補正
データに基づく発光光量の補正を容易に行うことができ
る。
【0048】また、上記駆動用IC1は、1200DP
I以外の解像度の発光素子を駆動する場合への適用も容
易であるので、これらの例について図8〜13に示す概
略的な構成図、図14〜17に示すタイミングチャート
を参照して以下説明する。
【0049】図9は発光素子として、共通電極数が2
(M=2)、個別電極数が96(N=96)、解像度が
600DPIの発光素子を用いるように、上記基本実施
形態(図8参照)に若干の変更を加えた別の実施形態を
示している。すなわち、発光素子22として、図6に示
す前記発光素子22と外観形状は同等であるが、発光部
26の配列密度が半分であるとともに、発光部26を奇
数と偶数の2つの群(M=2)に区分けした2分割タイ
プのものを用いている。駆動用IC1は、2つの入力S
I1,SI2を使用することにより1ライン分のデータ
入力を1920クロックで行ない、残りの2つの入力S
I3,SI4を使用することにより次の1ライン分のデ
ータ入力を同時に行うようにしている。それらの変更に
応じて信号の入力形態に若干の変更を加えている。これ
らの変更点を除いて他の構成は上記基本実施形態と同様
である。このようにすることにより、図14にタイミン
グを示すように、一度のデータ入力処理によって2ライ
ン分のデータを取り込んだ後、分割タイミングDIV1
によって、1ライン目の1群(奇数データ)を選択し、
分割タイミングDIV2によって、1ライン目の2群
(偶数データ)を選択し、分割タイミングDIV3によ
って、2ライン目の1群(奇数データ)を選択し、分割
タイミングDIV4によって、2ライン目の2群(奇数
データ)を選択することができる。
【0050】ここで、図10に示すように、残りの2つ
の入力SI3,SI4を使用しなければ、1ライン分の
データのみを取り扱う構成とすることができる。
【0051】このようにすることにより、1200DP
I対応の駆動用IC1を600DPIの発光素子22の
駆動に利用することができる。
【0052】図11は、発光素子として300DPIの
発光素子を用いるように、上記基本実施形態に若干の変
更を加えた別の実施形態を示している。すなわち、発光
素子22として、図6に示す前記発光素子22と外観形
状は同等であるが、発光部26の配列密度が4分の1で
群が1つ(M=1)の非分割タイプのものを用いてい
る。駆動用IC1に入力するデータ信号を、4つの入力
SI1〜SI4を使用することにより、図15にタイミ
ングを示すように、4ライン分のデータ入力を1920
クロックで行なう。それらの変更に応じて信号の入力形
態に若干の変更を加えている。これらの変更点を除いて
他の構成は上記基本実施形態と同様である。このように
することにより、1200DPI対応の駆動用IC1を
300DPIの発光素子22の駆動に利用することがで
きるとともに、1度のデータ入力処理で4ライン分のデ
ータ信号を入力することができるので、データ処理能力
を高めて印字速度を速くすることができる。
【0053】図12は、発光素子として600DPIの
発光素子を用いるように、上記基本実施形態に若干の変
更を加えた別の実施形態を示している。すなわち、発光
素子22として、図6に示す前記発光素子22と同じ長
さで、発光部26の配列密度が半分の600DPIで、
2つの群(M=2)に区分けした2分割タイプのものを
2つ用いている。これらの発光素子は、発光素子の長手
方向と同方向に配列され、駆動用IC1とマルチプレク
ス配線を介して接続されている。駆動用IC1は、図1
6にタイミングを示すように、その1つの入力SI1を
使用して一方の発光素子の奇数番目のデータ信号の入力
を行ない、次の入力SI2を使用して一方の発光素子の
偶数番目のデータ信号の入力を行ない、次の入力SI3
を使用して他方の発光素子の奇数番目のデータ信号の入
力を行ない、次の入力SI4を使用することにより、他
方の発光素子の偶数番目のデータ信号の入力を行なうこ
とで、1ライン分のデータ入力を960クロックで行な
う。それらの変更に応じて信号の入力形態に若干の変更
を加えている。これらの変更点を除いて他の構成は上記
基本実施例と同様である。このようにすることにより、
1200DPI対応の駆動用IC1を600DPIの発
光素子22の駆動に利用することができる。また、駆動
用ICと発光素子を1:2の関係を保った1つの単位
(ブロック)としてこれを基板21の長手方向に配列す
ることができるので、駆動用IC数の削減を図ることが
できる。
【0054】図13は、発光素子として300DPIの
発光素子を用いるように、上記基本実施形態に若干の変
更を加えた別の実施形態を示している。すなわち、発光
素子22として、図6に示す前記発光素子22と同じ長
さで、発光部26の配列密度が4分の1の300DPI
で、群が1つ(M=1)の非分割タイプのものを4つ用
いている。これらの発光素子は、発光素子の長手方向と
同方向に配列され、駆動用IC1とマルチプレクス配線
を介して接続されている。駆動用IC1は、図17にタ
イミングを示すように、その1つの入力SI1を使用し
て第1の発光素子のデータ信号の入力を行ない、次の入
力SI2を使用して第2の発光素子のデータ信号の入力
を行ない、次の入力SI3を使用して第3の発光素子の
データ信号の入力を行ない、次の入力SI4を使用する
ことにより、第4の発光素子のデータ信号の入力を行な
うことで、1ライン分のデータ入力を480クロックで
行なう。それらの変更に応じて信号の入力形態に若干の
変更を加えている。これらの変更点を除いて他の構成は
上記基本実施例と同様である。このようにすることによ
り、1200DPI対応の駆動用IC1を300DPI
の発光素子22の駆動に利用することができる。また、
駆動用ICと発光素子を1:4の関係を保った1つの単
位(ブロック)としてこれを基板21の長手方向に配列
することができるので、駆動用IC数の削減を図ること
ができる。
【0055】図20は、発光素子として600DPIの
発光素子を用いるように、上記基本実施形態に若干の変
更を加えた別の実施形態を示している。すなわち、発光
素子22として、図6に示す前記発光素子22と同じ長
さで、発光部26の配列密度が半分の600DPI、個
別電極数Nが半分の48で、4つの群(M=4)に区分
けした4分割タイプのものを2つ用いている。これらの
発光素子は、発光素子の長手方向と同方向に配列され、
駆動用IC1とマルチプレクス配線ではない通常の直接
的な配線を介して接続されている。駆動用IC1は、図
22にタイミングを示すように、その1つの入力SI1
を使用して両方の発光素子の第1群(1,5,9・・番
目)のデータ信号の入力を行ない、次の入力SI2を使
用して両方の発光素子の第2群(2,6,10・・番
目)のデータ信号の入力を行ない、次の入力SI3を使
用して両方の発光素子の第3群(3,7,11・・番
目)のデータ信号の入力を行ない、次の入力SI4を使
用して両方の発光素子の第4群(4,8,12・・番
目)のデータ信号の入力を行なうことで、1ライン分の
データ入力を960クロックで行なう。それらの変更に
応じて信号の入力形態に若干の変更を加えている。これ
らの変更点を除いて他の構成は上記基本実施例と同様で
ある。このようにすることにより、1200DPI対応
の駆動用IC1を600DPIの発光素子22の駆動に
利用することができる。また、駆動用ICと発光素子を
1:2の関係を保った1つの単位(ブロック)としてこ
れを基板21の長手方向に配列することができるので、
駆動用IC数の削減を図ることができる。
【0056】図21は、発光素子として300DPIの
発光素子を用いるように、上記基本実施形態に若干の変
更を加えた別の実施形態を示している。すなわち、発光
素子22として、図6に示す前記発光素子22と同じ長
さで、発光部26の配列密度が4分の1の300DP
I、個別電極数Nが4分の1の24で、4つの群(M=
4)に区分けした4分割タイプのものを4つ用いてい
る。これらの発光素子は、発光素子の長手方向と同方向
に配列され、駆動用IC1とマルチプレクス配線ではな
い通常の直接的な配線を介して接続されている。駆動用
IC1は、図23にタイミングを示すように、その1つ
の入力SI1を使用してそれに接続した全て(この例で
は4つ)の発光素子の第1群(1,5,9・・番目)の
データ信号の入力を行ない、次の入力SI2を使用して
それに接続した全ての発光素子の第2群(2,6,10
・・番目)のデータ信号の入力を行ない、次の入力SI
3を使用してそれに接続した全ての発光素子の第3群
(3,7,11・・番目)のデータ信号の入力を行な
い、次の入力SI4を使用してそれに接続した全ての発
光素子の第4群(4,8,12・・番目)のデータ信号
の入力を行なうことで、1ライン分のデータ入力を48
0クロックで行なう。それらの変更に応じて信号の入力
形態に若干の変更を加えている。これらの変更点を除い
て他の構成は上記基本実施例と同様である。このように
することにより、1200DPI対応の駆動用IC1を
300DPIの発光素子22の駆動に利用することがで
きる。また、駆動用ICと発光素子を1:4の関係を保
った1つの単位(ブロック)としてこれを基板21の長
手方向に配列することができるので、駆動用IC数の削
減を図ることができる。
【0057】尚、上記実施形態は、駆動用ICとして、
図1、図2に示すように、ラッチとしてシフトレジスタ
8の記憶データ数と同数のデータを記憶するラッチ回路
を用いる場合を示したが、本発明はこれ以外にも適用す
ることができ、例えば、図18に示すように、シフトレ
ジスタに記憶するデータ数よりも少数のデータを記憶す
るラッチ回路を用いる場合にも適用することができる。
【0058】以下、シフトレジスタに記憶するデータ数
よりも少数のデータを記憶するラッチ回路を用いる実施
形態について、図18と図19を参照して説明する。上
記基本実施形態と大きく相違する点は、シフトレジスタ
に記憶している複数(m×n=384)個のデータをn
個単位に駆動回路12に供給するための選択回路とし
て、出力端子DO数と同数のデータを記憶するラッチ回
路11Cと、このラッチ回路11Cに選択的にデータを
入力する選択回路11Aを用いた点である。
【0059】図18に示すように、多入力シフトレジス
タ8に記憶している複数(m×n=384)個のデータ
を、論理ゲート回路で構成した選択回路11Aを介して
ラッチ回路11Cに与えるようにしている。ラッチ回路
11Cは、出力端子DO数と同数のデータを記憶するn
ビット構成のラッチで構成され、LOAD1信号によっ
てn個単位にデータを取り込む。選択回路11Aは、分
割タイミング信号発生回路14の出力する分割タイミン
グ信号DIV1〜DIV4によって、シフトレジスタ8
が出力する複数(m×n=384)個のデータからn個
のデータを選択してラッチ回路11Cに与える。シフト
レジスタ8に記憶されたデータは、このような選択処理
がm回繰り返されることによって順次ラッチ回路11C
に与えられる。ラッチ回路11Cが出力するn個のデー
タは、ストローブ信号(反転STB)がLレベルの間に
ドライバ回路12に与えられる。
【0060】分割タイミング信号発生回路14は、図3
(A)の構成を採用することもできるが、図4に示すよ
うに、1つの外部タイミング信号DIVSELのパルス
をカウントして出力するカウンタタイプの回路構成を採
用している。
【0061】この実施形態の動作は図19のタイミング
チャートに示している。この図に示すとおり、4つの入
力SI1〜SI4を介して1920クロックによって1
ライン分のデータを取り込んだ後、その1ライン分のデ
ータの駆動が終了するまでの間は、次のラインのデータ
を取り込むことができないので、処理速度が遅くなる
が、駆動用IC内部の回路素子数を削減してICの小型
化、低価格化を図ることができる。よって、この実施形
態は、処理速度よりも小型化や低価格化が優先される光
プリントヘッドに好適である。
【0062】尚、上記各実施形態における発光素子22
として、PN接合の発光ダイオード以外にもPNPN接
合の発光ダイオード(発光サイリスタ)など、他の構造
の発光部を配列した発光素子を採用することができる。
また、発光部を1列に配列したもののほかに、千鳥配置
したものや、2列以上の複数列配置したものを用いるこ
ともできる。そして、発光素子22の片側に駆動用IC
1を配列する場合のほかに、発光素子の両側に前記駆動
用IC1を配置することもできる。発光素子の両側に前
記駆動用IC1を配置する場合は、発光素子として倍の
解像度を持つもの、例えば2400DPIの解像度の発
光素子を採用するのが望ましい。
【0063】また、上記駆動用IC1は、例えば個別端
子部あるいは共通端子部のいずれか一方をオープン状態
とすることにより、あるいはその他の方法により、第1
駆動部2あるいは第2駆動部3のみを選択的に利用する
こともできる。
【0064】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、時分割駆
動に対応した発光素子を駆動するに適した汎用性のある
駆動用ICを提供することができる。また、解像度が異
なる複数種類の発光素子に対応可能な駆動用ICを提供
することができる。また、データの入力を高速に行なう
ことができる駆動用ICを提供することができる。そし
て、このような駆動用ICと発光素子を用いることによ
って高解像度の光プリントヘッドを提供することができ
る。そしてまた、光プリントヘッドの小型化や印字速度
の高速化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本実施形態に係る駆動用ICの回路
ブロック図である。
【図2】図1の要部を示す回路ブロック図である。
【図3】同実施形態の要部(分割タイミング信号発生回
路)の回路図(A)と、その真理値表を示す図(B)で
ある。
【図4】分割タイミング信号発生回路の他の構成例を示
す回路図である。
【図5】同実施形態のタイミングチャートである。
【図6】本発明の基本実施形態に係る光プリントヘッド
の要部平面図である。
【図7】同実施形態の光プリントヘッドの回路ブロック
図である。
【図8】同実施形態の特徴部を概略的に示す概略構成図
である。
【図9】他の実施形態の特徴部を概略的に示す概略構成
図である。
【図10】他の実施形態の特徴部を概略的に示す概略構
成図である。
【図11】他の実施形態の特徴部を概略的に示す概略構
成図である。
【図12】他の実施形態の特徴部を概略的に示す概略構
成図である。
【図13】他の実施形態の特徴部を概略的に示す概略構
成図である。
【図14】図9に示す実施形態の動作を示すタイミング
チャートである。
【図15】図11に示す実施形態の動作を示すタイミン
グチャートである。
【図16】図12に示す実施形態の動作を示すタイミン
グチャートである。
【図17】図13に示す実施形態の動作を示すタイミン
グチャートである。
【図18】本発明の他の実施形態に係る駆動用ICの要
部を示す回路ブロック図である。
【図19】図18に示す駆動用ICを備える実施形態の
タイミングチャートである。
【図20】他の実施形態の特徴部を概略的に示す概略構
成図である。
【図21】他の実施形態の特徴部を概略的に示す概略構
成図である。
【図22】図20に示す実施形態の動作を示すタイミン
グチャートである。
【図23】図21に示す実施形態の動作を示すタイミン
グチャートである。
【符号の説明】
1 駆動用IC 2 第1駆動部 3 第2駆動部 4 データ信号記憶回路 5 駆動回路 11 選択回路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】素子駆動用のn個の出力端子と、該各出力
    端子と接続した第1駆動部とを備えた駆動用ICであっ
    て、前記第1駆動部は、複数(r)の入力端子を介して
    順次送られてくる少なくともn×m個のデータ信号を記
    憶するデータ信号記憶回路と、該データ信号記憶回路に
    記憶しているデータ信号をn個単位に選択して取り出す
    データ選択回路と、この選択されたデータ信号に基づき
    前記各駆動用出力端子に駆動信号を出力する駆動回路を
    備える構成としたことを特徴とする駆動用IC。
  2. 【請求項2】前記データ信号記憶回路は、r入力でn×
    m個のデータ信号を記憶するシフトレジスタ及びn×m
    個のデータ信号を記憶するラッチ回路で構成し、前記デ
    ータ選択回路は、前記ラッチ回路に記憶しているデータ
    信号をn個単位に選択して取り出す構成としたことを特
    徴とする請求項1記載の駆動用IC。
  3. 【請求項3】前記データ信号記憶回路は、r入力でn×
    m個のデータ信号を記憶するシフトレジスタで構成し、
    前記データ選択回路は、前記シフトレジスタに記憶して
    いるデータ信号をn個単位に選択して取り出すととも
    に、取り出したn個のデータ信号を記憶するラッチ回路
    で構成したことを特徴とする請求項1記載の駆動用I
    C。
  4. 【請求項4】複数(m)個の群選択用端子と、前記群選
    択用端子を所定電位に選択的に接続する第2の駆動部を
    備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれ
    かに記載の駆動用IC。
  5. 【請求項5】素子駆動用のn個の出力端子と、該各出力
    端子と接続した第1駆動部と、m個の群選択用端子と、
    該各群選択用端子と接続した第2駆動部と、タイミング
    制御回路を備えた駆動用ICであって、前記第1駆動部
    は、複数(r)の入力端子を介して順次送られてくる少
    なくともn×m個のデータ信号を記憶するデータ信号記
    憶回路と、該データ信号記憶回路に記憶しているデータ
    信号を前記タイミング制御回路からのm種類の分割タイ
    ミング信号に基づいてn個単位に選択して取り出すデー
    タ選択回路と、この選択されたデータ信号に基づき前記
    各駆動用出力端子に駆動信号を出力する駆動回路を備
    え、前記第2駆動部は、前記m個の群選択用端子を前記
    m種類の分割タイミング信号に基づいて順次切り替える
    構成としたことを特徴とする駆動用IC。
  6. 【請求項6】前記複数の入力端子の数(r)と群選択用
    端子の数(m)を同じに設定したことを特徴とする請求
    項4あるいは請求項5記載の駆動用IC。
  7. 【請求項7】前記第1の駆動部は、前記n×m個の補正
    データを記憶する補正データ記憶回路を備えることを特
    徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の駆動
    用IC。
  8. 【請求項8】前記駆動用ICは、n個の発光部で構成さ
    れる群をm個以下備える発光素子を群単位で時分割駆動
    するための駆動用ICであることを特徴とする請求項1
    から請求項7のいずれかに記載された駆動用IC。
  9. 【請求項9】請求項1から請求項8のいずれかに記載の
    駆動用ICを備えることを特徴とする光プリントヘッ
    ド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100653795B1 (ko) 2003-12-02 2006-12-05 캐논 가부시끼가이샤 기록 헤드용 소자 보드, 기록 헤드 및 기록 헤드 제어 방법

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