JP2003060465A - ローパスフィルタ回路および積層型ローパスフィルタ - Google Patents

ローパスフィルタ回路および積層型ローパスフィルタ

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JP2003060465A JP2001244879A JP2001244879A JP2003060465A JP 2003060465 A JP2003060465 A JP 2003060465A JP 2001244879 A JP2001244879 A JP 2001244879A JP 2001244879 A JP2001244879 A JP 2001244879A JP 2003060465 A JP2003060465 A JP 2003060465A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 必ずしもグランド端子を設ける必要がなく、
小型で良好な電気特性が得られるローパスフィルタ回路
および積層型ローパスフィルタを提供する。 【解決手段】 積層型ローパスフィルタ11は、共振用
コイルL11及び共振用コンデンサC11,C12から
なるπ型3次ローパスフィルタLPF1と、共振用コイ
ルL12及び共振用コンデンサC14,C15からなる
π型3次ローパスフィルタLPF2とを有している。つ
まり、入力端子24,25と出力端子26,27の間
に、二つのローパスフィルタLPF1,LPF2が電気
的に接続されている。ローパスフィルタLPF1,LP
F2のそれぞれの共振用コンデンサC11,C12,C
14,C15は、その一端がコムライン結合している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はローパスフィルタ回
路および積層型ローパスフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のローパスフィルタ回路として、例
えば、図16に示すπ型3次ローパスフィルタ回路1が
知られている。このローパスフィルタ回路1は、入力端
子2と出力端子3との間にインダクタL1を電気的に接
続し、インダクタL1の両端とグランド間にそれぞれコ
ンデンサC1,C2を電気的に接続している。なお、コ
ンデンサC3はポール調整用コンデンサである。
【0003】そして、従来の積層型ローパスフィルタ
は、一つのチップに一つのローパスフィルタ回路1しか
内蔵していなかった。そのため、1対のバランスライン
(平衡信号ライン)にこのローパスフィルタ回路1を取
り付けようとした場合には、それぞれの信号ライン毎に
積層型ローパスフィルタを接続しなければならず、2個
の積層型ローパスフィルタを並置して使用していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
積層型ローパスフィルタは、一つのチップに一つのロー
パスフィルタ回路1しか内蔵していないため、それぞれ
の信号ライン毎に積層型ローパスフィルタを接続する必
要がある。従って、部品点数が多くなり、電子機器が大
型化し、挿入損失も大きくなるという問題があった。
【0005】また、平衡信号などのように、2ラインの
電位差を基準に信号処理を行う際には、グランド端子が
なくても動作する。しかし、従来の積層型ローパスフィ
ルタには、電位0の基準となるグランド端子が必ず設け
られているため、本来なら必要ないグランドパターンを
実装基板に配設しなければならないという問題もあっ
た。
【0006】そこで、本発明の目的は、必ずしもグラン
ド端子を設ける必要がなく、小型で良好な電気特性が得
られるローパスフィルタ回路および積層型ローパスフィ
ルタを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】前記目的を達成
するため、本発明に係るローパスフィルタ回路は、
(a)少なくとも二つの入力端子と、(b)少なくとも
二つの出力端子と、(c)前記二つの入力端子と前記二
つの出力端子の間に電気的に接続された少なくとも二つ
のローパスフィルタとを備え、(d)前記二つのローパ
スフィルタのそれぞれの共振用コンデンサの一端がコム
ライン結合していること、を特徴とする。
【0008】また、本発明に係る積層型ローパスフィル
タは、(e)複数の絶縁体層と共振用コイル導体と共振
用コンデンサ導体とを積み重ねて構成した積層体と、
(f)前記積層体の表面に設けた少なくとも二つの入力
端子及び少なくとも二つの出力端子と、(g)前記積層
体内に前記共振用コイル導体及び共振用コンデンサ導体
にて構成された少なくとも二つのローパスフィルタとを
備え、(h)前記二つのローパスフィルタが、前記二つ
の入力端子と前記二つの出力端子の間に電気的に接続さ
れているとともに、前記二つのローパスフィルタのそれ
ぞれの共振用コンデンサを構成する一方の共振用コンデ
ンサ導体が共通導体であること、を特徴とする。
【0009】以上の構成により、少なくとも二つのロー
パスフィルタが、それぞれの共振用コンデンサの一端を
コムライン結合している(言い換えると、共振用コンデ
ンサを構成する一方の共振用コンデンサ導体が共通導体
である)ため、1チップ内に複数のローパスフィルタが
形成される。
【0010】入力端子の数と出力端子の数とローパスフ
ィルタの数は等しい。また、グランド端子を必ずしも必
要としないため、実装基板にグランドパターンを配設す
る必要がなくなり、実装基板の設計が簡略化する。な
お、コムライン結合している共振用コンデンサの一端を
グランド端子に電気的に接続することにより、それぞれ
のローパスフィルタを独立させて機能させることができ
る。
【0011】また、二つのローパスフィルタが互いに共
振用コンデンサを共有する場合には、共振用コンデンサ
の数が削減され、より一層の小型化が図れる。
【0012】また、入力端子や出力端子は、それぞれ平
衡端子や不平衡端子とされる。例えば、入力端子及び出
力端子をそれぞれ平衡端子とすることにより、小型の平
衡−平衡型のバランスフィルタが得られる。また、入力
端子及び出力端子のいずれか一方の端子対において、一
方の端子を開放状態とすることにより、他方の端子が不
平衡端子となり、不平衡−平衡型のバランスフィルタが
得られる。
【0013】また、本発明に係る積層型ローパスフィル
タ部品は、第1、第2ローパスフィルタのそれぞれの共
振用コンデンサを構成する一方の共振用コンデンサ導体
が共通導体であり、第3、第4ローパスフィルタが互い
に共振用コンデンサを共有していることを特徴とする。
この場合、第1、第2グランド端子をさらに設け、第
1、第2ローパスフィルタのそれぞれの共振用コンデン
サを構成する共通導体を、前記第1、第2グランド端子
に電気的に接続してもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るローパスフィ
ルタ回路および積層型ローパスフィルタの実施の形態に
ついて添付の図面を参照して説明する。
【0015】[第1実施形態、図1〜図5]図1に示す
ように、積層型ローパスフィルタ11は、共振用コイル
導体13a〜13d,14a〜14dをそれぞれ表面に
設けた絶縁体シート12a〜12dと、コンデンサ導体
15〜21をそれぞれ表面に設けた絶縁体シート12f
〜12j等で構成されている。絶縁体シート12a〜1
2jは誘電体粉末や磁性体粉末を結合剤等と一緒に混練
したものをシート状にしたものである。
【0016】共振用コイル導体13a〜13d、14a
〜14dはそれぞれ略コの字状のパターンであり、絶縁
体シート12a〜12cに設けたビアホール29を介し
て電気的に直列に接続され、共振用コイルL11,L1
2を構成している。共振用コイルL11,L12は同一
層上に並置されており、その巻回方向は逆方向である。
なお、共振用コイル導体13a〜13d,14a〜14
dは必ずしもコの字状のパターンである必要はなく、渦
巻き状、直線状、蛇行状などの任意のパターンであって
もよいことは言うまでもない。
【0017】コンデンサ導体15,16は、絶縁体シー
ト12fを挟んでそれぞれコンデンサ導体17,18、
19,20に対向して、ポール調整用コンデンサC1
3,C16を構成している。コンデンサ導体17,1
8,19,20は絶縁体シート12g,12h,12i
を挟んで共通コンデンサ導体21に対向し、それぞれ共
振用コンデンサC11,C12,C14,C15を構成
している。導体13a〜13d,14a〜14d,15
〜21はそれぞれ、スパッタリング法、蒸着法、印刷
法、フォトリソグラフィ法などの方法により形成され、
Ag−Pd,Ag,Pd,Cuなどの材料からなる。
【0018】各シート12a〜12jは積み重ねられ、
さらに、上下に保護シートが配置された後、一体的に焼
成され、図2に示すように矩形体状の積層体22とされ
る。積層体22には6個の外部電極24〜29が形成さ
れている。これらの外部電極24〜29はスパッタリン
グ法、蒸着法、塗布法、印刷法などの方法により形成さ
れ、Ag−Pd,Ag,Pd,Cu,Cu合金などの材
料からなる。
【0019】外部電極24は、共振用コイル導体13a
及びコンデンサ導体17に電気的に接続されている。外
部電極25は、共振用コイル導体14a及びコンデンサ
導体19に電気的に接続されている。外部電極24,2
5は入力端子とされる。
【0020】外部電極26は、共振用コイル導体13d
及びコンデンサ導体18に電気的に接続されている。外
部電極27は、共振用コイル導体14a及びコンデンサ
導体20に電気的に接続されている。外部電極26,2
7は出力端子とされる。外部電極28,29は、いずれ
の内部導体とも電気的に接続されていないダミー端子と
される。
【0021】図3は、積層型ローパスフィルタ11の電
気等価回路図である。積層型ローパスフィルタ11は、
共振用コイルL11及び共振用コンデンサC11,C1
2からなるπ型3次ローパスフィルタLPF1と、共振
用コイルL12及び共振用コンデンサC14,C15か
らなるπ型3次ローパスフィルタLPF2とを有してい
る。つまり、入力端子24,25と出力端子26,27
の間に、二つのローパスフィルタLPF1,LPF2が
電気的に接続されている。ローパスフィルタLPF1,
LPF2のそれぞれの共振用コンデンサC11,C1
2,C14,C15は、その一端が共通コンデンサ導体
21によってコムライン結合している。
【0022】以上の構成からなる積層型ローパスフィル
タ11は、二つのローパスフィルタLPF1,LPF2
を1チップに内蔵することができるので、電子機器の小
型化を図ることができる。ローパスフィルタLPF1,
LPF2のそれぞれのフィルタ特性の調整は、共振用コ
イルL11,L12のインダクタンス値および共振用コ
ンデンサC11,C12,C14,C15のキャパシタ
ンス値を調整することにより行われる。
【0023】さらに、このローパスフィルタ11は、グ
ランド端子を有さないので、実装基板にグランドパター
ンを配線する必要がなく、実装基板の設計を簡略化する
ことができる。
【0024】また、このローパスフィルタ11は、外部
電極24,25を一対の平衡入力端子として機能させ、
外部電極26,27を一対の平衡出力端子として機能さ
せることにより、平衡−平衡型のバランスフィルタとな
る。一方、入力側外部電極24,25や出力側外部電極
26,27を不平衡端子として利用することもできる。
つまり、外部電極24,25(外部電極26,27)の
一方の外部電極を外部不平衡回路に接続し、他方の外部
電極を開放状態にする。これにより、積層型ローパスフ
ィルタ11は、不平衡−平衡型や不平衡−不平衡型のバ
ランスフィルタとなる。このようなローパスフィルタに
て構成されたバランスフィルタは、バンドパスフィルタ
にて構成されたバランスフィルタと比較して、高周波側
(例えば2倍波、3倍波等)の減衰量が大きく、フィル
タ特性に優れている。
【0025】なお、図1に示した積層型ローパスフィル
タ11において、絶縁体シート12h,12jの表面に
設けた共通コンデンサ導体21を、図4に示したグラン
ドコンデンサ導体30に変更してもよい。このグランド
コンデンサ導体30は外部電極28,29に電気的に接
続し、外部電極28,29はグランド端子とされる。図
5はこうして得られた積層型ローパスフィルタ11Aの
電気等価回路図である。この積層型ローパスフィルタ1
1Aは、内蔵している二つのローパスフィルタLPF
1,LPF2をそれぞれ独立させて機能させることがで
きる。
【0026】[第2実施形態、図6〜図8]図6に示す
ように、積層型ローパスフィルタ31は、前記第1実施
形態のローパスフィルタ11において、コンデンサ導体
17〜21の代わりに、コンデンサ導体33〜36を用
いたものである。
【0027】コンデンサ導体33,34は絶縁体シート
12g,12hを挟んでコンデンサ導体35,36に対
向し、それぞれ共振用コンデンサC17,C18を構成
している。
【0028】各シート12a〜12iは積み重ねられ、
さらに、上下に保護シートが配置された後、一体的に焼
成され、図7に示すように矩形体状の積層体42とされ
る。積層体42には6個の外部電極44〜49が形成さ
れている。
【0029】外部電極44は、共振用コイル導体13a
及びコンデンサ導体33に電気的に接続されている。外
部電極45は、共振用コイル導体14a及びコンデンサ
導体35に電気的に接続されている。外部電極44,4
5は入力端子とされる。
【0030】外部電極46は、共振用コイル導体13d
及びコンデンサ導体36に電気的に接続されている。外
部電極47は、共振用コイル導体14d及びコンデンサ
導体34に電気的に接続されている。外部電極46,4
7は出力端子とされる。外部電極48,49は、いずれ
の内部導体とも電気的に接続されていないダミー端子と
される。
【0031】図8は、積層型ローパスフィルタ31の電
気等価回路図である。積層型ローパスフィルタ31は、
共振用コイルL11及び共振用コンデンサC17,C1
8からなるπ型3次ローパスフィルタLPF1と、共振
用コイルL12及び共振用コンデンサC17,C18か
らなるπ型3次ローパスフィルタLPF2とを有してい
る。つまり、入力端子44,45と出力端子46,47
の間に、二つのローパスフィルタLPF1,LPF2が
電気的に接続されている。
【0032】以上の構成からなる積層型ローパスフィル
タ31は、前記第1実施形態の積層型ローパスフィルタ
11と同様の作用効果を奏することができる。さらに、
共振用コンデンサC17,C18はローパスフィルタL
PF1,LPF2に共用されており、共振用コンデンサ
の数が削減され、より一層の小型化を図ることができ
る。
【0033】[第3実施形態、図9〜図15]第3実施
形態は、1チップにローパスフィルタを3個以上内蔵し
ている積層型ローパスフィルタのいくつかの例について
説明する。
【0034】図9は、前記第1実施形態の積層型ローパ
スフィルタ11を同一絶縁体シート上に2個並置した構
造を有する積層型ローパスフィルタ51の電気回路ブロ
ック図である。52〜55は入力端子、56〜59は出
力端子である。
【0035】図10は、前記第2実施形態の積層型ロー
パスフィルタ31を同一絶縁体シート上に2個並置した
構造を有する積層型ローパスフィルタ61の電気回路ブ
ロック図である。62〜65は入力端子、66〜69は
出力端子である。
【0036】図11は、前記第1実施形態の積層型ロー
パスフィルタ11と、前記第2実施形態の積層型ローパ
スフィルタ31とを、絶縁体シート上に並置した構造を
有する積層型ローパスフィルタ71の電気回路ブロック
図である。72〜75は入力端子、76〜79は出力端
子である。
【0037】図12は、前記第1実施形態の積層型ロー
パスフィルタ11Aを同一絶縁体シート上に2個並置し
た構造を有する積層型ローパスフィルタ81の電気回路
ブロック図である。82〜85は入力端子、86〜89
は出力端子、G1,G2はグランド端子である。
【0038】図13は、前記第1実施形態の積層型ロー
パスフィルタ11と、前記第1実施形態の積層型ローパ
スフィルタ11Aとを、同一絶縁体シート上に並置した
構造を有する積層型ローパスフィルタ91の電気回路ブ
ロック図である。92〜95は入力端子、96〜99は
出力端子、G1はグランド端子である。
【0039】図14は、前記第1実施形態の積層型ロー
パスフィルタ11Aと、前記第2実施形態の積層型ロー
パスフィルタ31とを、絶縁体シート上に並置した構造
を有する積層型ローパスフィルタ101の電気回路ブロ
ック図である。102〜105は入力端子、106〜1
09は出力端子、G1はグランド端子である。
【0040】図15は、前記第1実施形態の積層型ロー
パスフィルタ11(あるいは、前記第1、第2実施形態
の積層型ローパスフィルタ11Aや31であってもよ
い)と、図16に示したような従来の積層型ローパスフ
ィルタ1とを、絶縁体シート上に並置した構造を有する
積層型ローパスフィルタ111の電気回路ブロック図で
ある。112〜114は入力端子、115〜117は出
力端子、G1はグランド端子である。
【0041】なお、積層型ローパスフィルタ51,6
1,71,81,91,101,111の分解斜視図や
外観斜視図等は、前記第1及び第2実施形態の図1〜図
8に記載された内容を適宜組み合わせることによって容
易に得られるので、図示していない。
【0042】[他の実施形態]なお、本発明は前記実施
形態に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々
に変更することができる。
【0043】前記実施形態では、内蔵のローパスフィル
タを同一絶縁体層上に並置している構造を採用している
が、必ずしもこれに限るものではなく、複数のローパス
フィルタを絶縁体シートの積み重ね方向に上下に積層す
る構造であってもよい。また、ローパスフィルタは、π
型3次ローパスフィルタ以外のローパスフィルタであっ
てもよい。
【0044】また、積層型ローパスフィルタを製造する
場合、内部導体を設けた絶縁体シート等を積み重ねた
後、一体的に焼成する工法に必ずしも限定されない。絶
縁体シートは予め焼成されたものを用いてもよい。ま
た、以下に説明する工法によって積層型ローパスフィル
タを製造してもよい。すなわち、印刷などの手段により
ペースト状の絶縁体材料にて絶縁体層を形成した後、そ
の絶縁体層の表面にペースト状の導電性材料を塗布して
内部導体を形成する、次に、ペースト状の絶縁体材料を
前記内部導体の上から塗布して内部導体が内蔵された絶
縁体層とする。同様にして、順に重ね塗りすることによ
り、積層構造を有するローパスフィルタが得られる。
【0045】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、1チップ内に複数のローパスフィルタを形成す
ることができるので、従来の積層型ローパスフィルタと
比較して、部品点数の削減及び実装面積の縮小を図るこ
とができる。この結果、小型で良好な電気特性が得られ
る。また、グランド端子を必ずしも必要としないため、
実装基板にグランドパターンを配設する必要がなくな
り、実装基板の設計を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本説明に係る積層型ローパスフィルタの一実施
形態を示す分解斜視図。
【図2】図1に示した積層型ローパスフィルタの外観を
示す斜視図。
【図3】図2に示した積層型ローパスフィルタの電気等
価回路図。
【図4】図1に示した積層型ローパスフィルタの変形例
に使用される絶縁体シートの平面図。
【図5】図1に示した積層型ローパスフィルタの変形例
の電気等価回路図。
【図6】本発明に係る積層型ローパスフィルタの別の実
施形態を示す分解斜視図。
【図7】図6に示した積層型ローパスフィルタの外観を
示す斜視図。
【図8】図6に示した積層型ローパスフィルタの電気等
価回路図。
【図9】本発明に係る積層型ローパスフィルタのさらに
別の実施形態を示す電気回路ブロック図。
【図10】本発明に係る積層型ローパスフィルタのさら
に別の実施形態を示す電気回路ブロック図。
【図11】本発明に係る積層型ローパスフィルタのさら
に別の実施形態を示す電気回路ブロック図。
【図12】本発明に係る積層型ローパスフィルタのさら
に別の実施形態を示す電気回路ブロック図。
【図13】本発明に係る積層型ローパスフィルタのさら
に別の実施形態を示す電気回路ブロック図。
【図14】本発明に係る積層型ローパスフィルタのさら
に別の実施形態を示す電気回路ブロック図。
【図15】本発明に係る積層型ローパスフィルタのさら
に別の実施形態を示す電気回路ブロック図。
【図16】従来の積層型ローパスフィルタの電気回路
図。
【符号の説明】
11,31,51,61,71,81,91,101,
111…積層型ローパスフィルタ 12a〜12j…絶縁体シート 13a〜13d,14a〜14d…共振用コイル導体 17〜21,33〜36…コンデンサ導体 24,25,44,45,52〜55,62〜65,7
2〜75,82〜85,92〜95,102〜105,
112〜114…入力端子 26,27,46,47,56〜59,66〜69,7
6〜79,86〜89,96〜99,106〜109,
115〜117…出力端子 28,29…外部端子(グランド端子) G1,G2…グランド端子 L11,L12…共振用コイル C11,C12,C14,C15,C17,C18…共
振用コンデンサ LPF1,LPF2,LPF…ローパスフィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 登 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 Fターム(参考) 5E070 AA05 AB04 CB13 5E082 AA01 AB03 BB01 CC03 DD07 EE04 EE35 FF05 FG06 FG46 5J024 AA01 BA01 CA03 DA04 DA29 DA32 DA34 DA35 EA01

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも二つの入力端子と、 少なくとも二つの出力端子と、 前記二つの入力端子と前記二つの出力端子の間に電気的
    に接続された少なくとも二つのローパスフィルタとを備
    え、 前記二つのローパスフィルタのそれぞれの共振用コンデ
    ンサの一端がコムライン結合していること、 を特徴とするローパスフィルタ回路。
  2. 【請求項2】 前記共振用コンデンサのコムライン結合
    している一端がグランド端子に電気的に接続されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のローパスフィルタ回
    路。
  3. 【請求項3】 少なくとも二つの入力端子と、 少なくとも二つの出力端子と、 前記二つの入力端子と前記二つの出力端子の間に電気的
    に接続された少なくとも二つのローパスフィルタとを備
    え、 前記二つのローパスフィルタが互いに共振用コンデンサ
    を共有していること、 を特徴とするローパスフィルタ回路。
  4. 【請求項4】 前記入力端子の数と前記出力端子の数と
    前記ローパスフィルタの数とが等しいことを特徴とする
    請求項1〜請求項3のいずれかに記載のローパスフィル
    タ回路。
  5. 【請求項5】 前記二つの入力端子が平衡入力端子であ
    ることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記
    載のローパスフィルタ回路。
  6. 【請求項6】 前記二つの入力端子のうち一つが不平衡
    入力端子であることを特徴とする請求項1〜請求項4の
    いずれかに記載のローパスフィルタ回路。
  7. 【請求項7】 前記二つの出力端子が平衡出力端子であ
    ることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記
    載のローパスフィルタ回路。
  8. 【請求項8】 前記二つの出力端子のうち一つが不平衡
    入力端子であることを特徴とする請求項1〜請求項6の
    いずれかに記載のローパスフィルタ回路。
  9. 【請求項9】 複数の絶縁体層と共振用コイル導体と共
    振用コンデンサ導体とを積み重ねて構成した積層体と、 前記積層体の表面に設けた少なくとも二つの入力端子及
    び少なくとも二つの出力端子と、 前記積層体内に前記共振用コイル導体及び共振用コンデ
    ンサ導体にて構成された少なくとも二つのローパスフィ
    ルタとを備え、 前記二つのローパスフィルタが、前記二つの入力端子と
    前記二つの出力端子の間に電気的に接続されているとと
    もに、前記二つのローパスフィルタのそれぞれの共振用
    コンデンサを構成する一方の共振用コンデンサ導体が共
    通導体であること、 を特徴とする積層型ローパスフィルタ。
  10. 【請求項10】 複数の絶縁体層と共振用コイル導体と
    共振用コンデンサ導体とを積み重ねて構成した積層体
    と、 前記積層体の表面に設けた少なくとも二つの入力端子及
    び少なくとも二つの出力端子と、 前記積層体内に前記共振用コイル導体及び共振用コンデ
    ンサ導体にて構成された少なくとも二つのローパスフィ
    ルタとを備え、 前記二つのローパスフィルタが、前記二つの入力端子と
    前記二つの出力端子の間に電気的に接続されているとと
    もに、前記二つのローパスフィルタが互いに共振用コン
    デンサを共有していること、 を特徴とする積層型ローパスフィルタ。
  11. 【請求項11】 複数の絶縁体層と共振用コイル導体と
    共振用コンデンサ導体とを積み重ねて構成した積層体
    と、 前記積層体の表面に設けた少なくとも三つの入力端子及
    び少なくとも三つの出力端子と、 前記積層体内に前記共振用コイル導体及び共振用コンデ
    ンサ導体にて構成された少なくとも三つのローパスフィ
    ルタとを備え、 前記三つのローパスフィルタのうち二つが、前記三つの
    入力端子のうちの二つの入力端子と前記三つの出力端子
    のうちの二つの出力端子との間に電気的に接続されてい
    るとともに、該二つのローパスフィルタのそれぞれの共
    振用コンデンサを構成する一方の共振用コンデンサ導体
    が共通導体であること、 を特徴とする積層型ローパスフィルタ。
  12. 【請求項12】 複数の絶縁体層と共振用コイル導体と
    共振用コンデンサ導体とを積み重ねて構成した積層体
    と、 前記積層体の表面に設けた少なくとも三つの入力端子及
    び少なくとも三つの出力端子と、 前記積層体内に前記共振用コイル導体及び共振用コンデ
    ンサ導体にて構成された少なくとも三つのローパスフィ
    ルタとを備え、 前記三つのローパスフィルタのうち二つが、前記三つの
    入力端子のうちの二つの入力端子と前記三つの出力端子
    のうちの二つの出力端子との間に電気的に接続されてい
    るとともに、該二つのローパスフィルタが互いに共振用
    コンデンサを共有していること、 を特徴とする積層型ローパスフィルタ。
  13. 【請求項13】 複数の絶縁体層と共振用コイル導体と
    共振用コンデンサ導体とを積み重ねて構成した積層体
    と、 前記積層体の表面に設けた第1、第2、第3、第4入力
    端子及び第1、第2、第3、第4出力端子と、 前記積層体内に前記共振用コイル導体及び共振用コンデ
    ンサ導体にて構成された第1、第2、第3、第4ローパ
    スフィルタとを備え、 前記第1、第2ローパスフィルタが前記第1、第2入力
    端子と前記第1、第2、出力端子との間に電気的に接続
    されるとともに、前記第3、第4ローパスフィルタが前
    記第3、第4入力端子と前記第3、第4出力端子との間
    に電気的に接続され、前記第1、第2ローパスフィルタ
    のそれぞれの共振用コンデンサを構成する一方の共振用
    コンデンサ導体が共通導体であり、第3、第4ローパス
    フィルタが互いに共振用コンデンサを共有しているこ
    と、 を特徴とする積層型ローパスフィルタ。
  14. 【請求項14】 前記積層体の表面に第1、第2グラン
    ド端子をさらに設け、前記第1、第2ローパスフィルタ
    のそれぞれの共振用コンデンサを構成する共通導体が、
    前記第1、第2グランド端子に電気的に接続されている
    ことを特徴とする請求項13に記載の積層型ローパスフ
    ィルタ。
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