JP2001111372A - ローパスフィルター回路 - Google Patents

ローパスフィルター回路

Info

Publication number
JP2001111372A
JP2001111372A JP29222999A JP29222999A JP2001111372A JP 2001111372 A JP2001111372 A JP 2001111372A JP 29222999 A JP29222999 A JP 29222999A JP 29222999 A JP29222999 A JP 29222999A JP 2001111372 A JP2001111372 A JP 2001111372A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pass filter
low
filter circuit
telephone
parallel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29222999A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakatsu Nakajima
将勝 中嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokin Corp filed Critical Tokin Corp
Priority to JP29222999A priority Critical patent/JP2001111372A/ja
Publication of JP2001111372A publication Critical patent/JP2001111372A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Filters And Equalizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声信号帯において、ティッピングが生じな
い電話回線用のローパスフィルター回路を得ること。 【解決手段】 複数のインダクタと複数のコンデンサと
で構成されるローパスフィルター回路であって、前記ロ
ーパスフィルター回路の構成をインダクタL、L
と、インダクタL、L、コンデンサC、C
並列回路が直列接続され、一方、並列接続にてコンデン
サC、Cが接続された構成であって、前記インダク
タとインダクタL,L、コンデンサC、Cの並
列回路間に2個のダイオードD、DおよびD、D
の並列接続部が直列に接続され、前記2個のダイオー
ドD、DおよびD,Dは、その極性方向をそれ
ぞれ逆にして並列接続され、前記2個のダイオードの並
列接続部はラインの往復間にてそれぞれ1ユニットずつ
設置され、さらに、前記ダイオードの並列接続部から見
た電話回線側に並列にコンデンサCが接続されたロー
パスフィルター回路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として、Asymme
tric Degital Subscriber Lineシステム(以下、A
DSLシステムと呼ぶ)に用いられる、電話機あるいは
ADSLモデムの間に接続するのに好適な電話回線用の
ローパスフィルター回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電話回線を用いたデータ通信にお
いて、データ信号と音声信号を同時に送受信すること
は、不可能であったが、音声信号帯域よりも高い周波数
帯域を用いてデータ信号の送受信を行うADSLシステ
ムが開発され、実用化が進められている。
【0003】このADSLシステムの中でも、フルレー
トADSLシステムは、電話局と加入者宅に、データ信
号と音声信号を混合、分配するPlaine Old Telephone
Serviceスプリッター(以下、POTSスプリッター
と呼ぶ)と呼ばれる周波数フィルター装置が必要とな
る。
【0004】図6に示すように、従来、一般家庭内にお
いて、ADSLモデムと複数の電話機が接続される場
合、一台のPOTSスプリッターを介してADSLモデ
ムとそれぞれの電話機に分岐されていた。このPOTS
スプリッターの中に、ローパスフィルター5が設置され
ている。
【0005】図3は、従来のPOTSスプリッター内に
含まれる、ローパスフィルター回路を示す図である。ロ
ーパスフィルター回路の構成は、インダクタL’、L
’と、インダクタL’とコンデンサC’の並列回
路、インダクタL’とコンデンサC’の 並列回路
とが直列接続されていて、この中間に、さらに、並列に
コンデンサC’とC’とが接続された構成となって
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のPOT
Sスプリッターの設置は、専門技術者による取り付け工
事が必要であるため、電話会社に依頼する必要があっ
た。即ち、図6に示す接続法では、ユーザが自らPOT
Sスプリッターを設置することが困難であった。
【0007】そこで、ユーザが自らPOTSスプリッタ
ーをできる方法として、電話回線分岐後に、従来のPO
TSスプリッターを各々の電話回線口と電話機との間に
ユーザの各部屋内で自ら挿入する方法がある。しかし、
場合、図4のように、音声信号帯にティッピングが生じ
てしまうという問題点があった。この音声信号帯でのテ
ィッピングは、POTSスプリッターを1本の電話回線
口と、複数の電話機間について、それぞれの電話機につ
いてPOTSスプリッターを接続した場合に生じてい
た。
【0008】この原因は、使用していない電話機がコン
デンサと類似したインピーダンス特性を示しているた
め、これによりスプリッターの電話機接続側が終端され
た状態で、同一の電話回線上の使用していない電話機に
接続されたPOTSスプリッター内のインダクタとコン
デンサによる共振現象によるものであり、従来の電話サ
ービスに支障をきたしていた。
【0009】従って、本発明の目的は、音声信号帯にお
いて、ティッピングが生じない電話回線用のローパスフ
ィルター回路を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明のローパ
スフィルター回路は、フィルター回路中にダイオードを
挿入することにより、電話機使用時のみ、ADSL用の
POTSスプリッターとして機能するローパスフィルタ
ー回路を提供するものである。
【0011】本発明のローパスフィルター回路の構成
は、インダクタと、インダクタとコンデンサの並列回路
が直列接続されていて、この中間に、4個のダイオード
が直接接続され、さらに、前記ダイオードから見た電話
回線側に、並列にコンデンサが接続された回路構成とな
っている。
【0012】そして、前記のダイオードは、電話機非通
話時には、ハイインピーダンスとなるため、ダイオード
と電話機間に接続されているコンデンサは、同一の電話
回線上の電話回線口と電話機間に接続された他のローパ
スフィルターに影響を及ぼさない。これによって、音声
信号帯にティッピングが生じないこととなる。
【0013】このように、ローパスフィルター回路内に
ダイオードを用い、電話機の使用状況に応じたダイオー
ドのインピーダンス変動を利用することにより、電話機
使用時のみ、ADSL用のローパスフィルター回路とし
て機能させることができる。これによって、電話回線を
複数に分岐した後で、電話回線口と電話機間へのスプリ
ッターの接続を可能とし、音声信号帯にティッピングの
生じない電話回線用のローパスフィルター回路を実現で
きる。
【0014】即ち、本発明は、複数のインダクタと、複
数のコンデンサとで構成されるローパスフィルター回路
であって、前記ローパスフィルター回路の構成は、イン
ダクタと、インダクタ、コンデンサの並列回路が直列接
続され、一方、並列接続にてコンデンサが接続された構
成であって、インダクタと、インダクタ、コンデンサの
並列回路の間にダイオードが直列接続されたローパスフ
ィルター回路である。
【0015】また、本発明は、電話機が通話状態の時に
は、前記ダイオードはローインピーダンスになるため導
通状態となり、電話機が非通話状態の時には、前記ダイ
オードはハイインピーダンスとなるため非導通状態とな
るローパスフィルター回路である。
【0016】また、本発明は、前記ローパスフィルター
回路が1本の電話回線口と複数の電話機間において、前
記各電話機ごとに挿入されるローパスフィルター回路で
ある。
【0017】即ち、本発明は、複数のインダクタと、複
数のコンデンサとで構成されるローパスフィルター回路
であって、前記ローパスフィルター回路の構成は、イン
ダクタと、インダクタ、コンデンサの並列回路が直列接
続され、一方、並列接続にてコンデンサが接続された構
成であって、前記インダクタと、インダクタ、コンデン
サの並列回路間に2個のダイオードの並列接続部が直列
に接続され、前記2個のダイオードは、その極性方向を
それぞれ逆にして並列接続され、前記2個のダイオード
の並列接続部は、ラインの往復間にて、それぞれ1ユニ
ットずつ設置され、 さらに、前記ダイオードの並列接
続部から見た電話回線側に、並列にコンデンサが接続さ
れたローパスフィルター回路である。
【0018】また、本発明は、前記ローパスフィルター
回路において、ダイオードは、0.5〜0.7V以上の電
圧が印加されると急激に電流がながれる順方向特性を示
すpn接合ダイオード素子であり、前記ダイオード素子
2つを、一方のアノードと一方のカソードを接続して並
列回路を構成しているローパスフィルター回路である。
【0019】また、本発明は、前記ローパスフィルター
回路は、電話回線口と電話機の間に挿入され、電話機使
用時には、ローパスフィルター回路中のダイオードが導
通状態となり、ローパスフィルター回路として機能し、
電話機非使用時には、電話機のインピーダンスがハイイ
ンピーダンスになるのに伴ってダイオードがハイインピ
ーダンスとなり非導通状態となるため、これによってロ
ーパスフィルター回路中のダイオードと電話機間に接続
されているコンデンサが同一電話回線上に接続されてい
る他のローパスフィルター回路に影響を及ぼさないロー
パスフィルター回路である。
【0020】また、本発明は、前記ローパスフィルター
回路は、1本の電話回線口と、複数の電話機の間におい
て、各電話機ごとに挿入されるローパスフィルター回路
である。
【0021】
【実施例】本発明の実施例によるローパスフィルター回
路について、以下、説明する。
【0022】図1に、本発明によるローパスフィルター
回路の回路図を示す。図1の例は、特に電話回線と、電
話機との間に、前記ローパスフィルター回路が挿入され
ている。図1に示したローパスフィルター回路は、イン
ダクタLと、インダクタL 、コンデンサCの並列
回路間に2個のダイオードD、Dの並列接続部が直
列に接続されおり、またインダクタLと、インダクタ
、コンデンサCの並列回路間に2個のダイオード
、Dの並列接続部が直列に接続されており、前記
各組のダイオードDとD、およびDとDは、そ
の極性方向をそれぞれ逆にして並列接続されており、さ
らに、前記ダイオードの並列接続部から見た電話回線側
に、並列にコンデンサCが接続された回路構成であ
る。
【0023】ここで、ダイオードD、D、D、D
は、電話回線のTip、Ring間のインピーダンス
のバランスをとるために、DとD、DとDが一
方のアノードと一方のカソードを接続して並列回路を形
成し、CとCが並列接続されている中間にて、Ti
p、Ring上に直列接続される。
【0024】ここで、コンデンサCは、ダイオードが
リンガーに同期して導通、非導通の状態に変化するため
に生ずる逆起電圧が、データ信号帯(ADSL信号帯)
に影響を及ぼすのを減少させることを目的として、並列
に接続している。
【0025】ここで、前記ダイオードD、D
、Dは、電話機の使用状況に連動して、導通状
態、非道通状態が変化し、電話機使用時、即ち電話機の
インピーダンスが200オーム程度の低い値の時にのみ
導通状態となる。
【0026】また、電話機非使用時には、電話機のイン
ピーダンスが数メガオームという極めて高い値をとるた
め、ダイオードD、D、D、Dには極微少の電
圧しかかからず、非導通状態となる。
【0027】例えば、ダイオードD、D、D、D
に整流用のシリコンダイオード等を用いた場合、電話
機使用時には電話機のインピーダンスが200オーム程
度であるため、ダイオードにかかる電圧が大きくなり、
導通状態となる。
【0028】ここで、電話機非使用時には、電話機のイ
ンピーダンスが数メガオーム程度の極めて高い値とな
り、これに電圧の大半がかかるため、ダイオードD
、D、Dに掛かる電圧は極微少になる。
【0029】よって、本発明ローパスフィルター回路中
のL、L、C、C、C、Cにより構成され
る部分は、同一電話回線上に電話回線口と各電話機間に
接続されたローパスフィルタ回路間の干渉による共振に
は影響しない。
【0030】また、電話機使用時には、電話機のインピ
ーダンスが200オーム程度になるため、ダイオードの
インピーダンスは低い値となるため、導通状態となり、
図1に示した回路の中で、L、L、C、C、C
、Cにより構成されるローパスフィルター回路とし
て機能する。
【0031】ここで、前記ダイオードD、D
、Dは、0.5〜0.7V以上の電圧が印加される
と急激に電流がながれる順方向特性を示すpn接合ダイ
オード素子等が使用される。また、電話回線電流に対し
て、十分電流容量のある素子が選択される。
【0032】また、2個のダイオードの並列接続部が、
ラインの往復間にて、それぞれ1ユニットずつ設置され
ているのは、電話回線での双方向通信に対応するためで
あり、また、フィルタとしてのインピーダンスのバラン
スを取るためである。
【0033】図5は、本発明のローパスフィルター回路
を、電話回線分岐後に、1本の電話回線口と、複数の電
話機、あるいはモデムとの間にそれぞれ挿入して使用し
た例である。図5の場合での、電話使用時における音声
信号帯における挿入損失特性の測定結果を図2に示す。
図2より、音声信号帯にティッピングが見られないこと
が分かる。
【0034】以上のごとく、ADSLシステムと複数の
電話機を電話回線に接続する際、本発明のローパスフィ
ルター回路を電話回線口と各々の電話機の間に挿入する
ことで、音声信号帯でのティッピングが生じず、ADS
Lシステムを用いた高速データ伝送サービスと従来の電
話サービスの同時使用が可能となる。また、本発明のロ
ーパスフィルター回路は、ユーザー自ら設置することが
可能であり、電話会社による取り付け工事も不要である
ため、ADSLサービスの普及を促進する効果が期待で
きる。
【0035】
【発明の効果】以上、本発明によれば、1本の電話回線
口と複数の電話機の間に各々挿入した場合において、音
声信号帯にティッピングが生じない電話回線用のローパ
スフィルターを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるローパスフイルター回路
の説明図。
【図2】本発明のローパスフイルター回路を電話回線口
と電話機に間に挿入した際の音声信号帯における挿入損
失特性を示す図。
【図3】従来のローパスフイルター回路の説明図。
【図4】従来のローパスフイルター回路を電話回線口と
電話機に間に挿入した際の音声信号帯における挿入損失
特性を示す図。
【図5】本発明のローパスフイルター回路の電話機への
接続法を示す図。
【図6】従来のローパスフイルター回路の電話機への接
続法を示す図。
【符号の説明】
1、2、3、4、5 ローパスフィルター回路 10、11 電話回線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のインダクタと、複数のコンデンサ
    とで構成されるローパスフィルター回路であって、前記
    ローパスフィルター回路の構成は、インダクタと、イン
    ダクタ、コンデンサの並列回路が直列接続され、一方、
    並列接続にてコンデンサが接続された構成であって、前
    記インダクタと、インダクタ、コンデンサの並列回路間
    に2個のダイオードの並列接続部が直列に接続され、前
    記2個のダイオードは、その極性方向をそれぞれ逆にし
    て並列接続され、前記2個のダイオードの並列接続部
    は、ラインの往復間にて、それぞれ1ユニットずつ設置
    され、さらに、前記ダイオードの並列接続部から見た電
    話回線側に、並列にコンデンサが接続されたことを特徴
    とするローパスフィルター回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のローパスフィルター回
    路において、前記ダイオードは、0.5〜0.7V以上の
    電圧が印加されると急激に電流がながれる順方向特性を
    示すpn接合ダイオード素子であり、前記ダイオード素
    子2つを、一方のアノードと一方のカソードを接続して
    並列回路を構成していることを特徴とするローパスフィ
    ルター回路。
  3. 【請求項3】 請求項1または2のいずれかに記載した
    ローパスフィルター回路は、電話回線口と電話機の間に
    挿入され、電話機使用時には、ローパスフィルター回路
    中のダイオードが導通状態となり、ローパスフィルター
    回路として機能し、電話機非使用時には、電話機のイン
    ピーダンスがハイインピーダンスになるのに伴ってダイ
    オードがハイインピーダンスとなり、非導通状態となる
    ため、これによってローパスフィルター回路中のダイオ
    ードと電話機間に接続されているコンデンサが同一電話
    回線上に接続されている他のローパスフィルター回路に
    影響を及ぼさないことを特徴とするローパスフィルター
    回路。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載した
    ローパスフィルター回路は1本の電話回線口と、複数の
    電話機の間において、各電話機ごとに挿入されることを
    特徴とするローパスフィルター回路。
JP29222999A 1999-10-14 1999-10-14 ローパスフィルター回路 Pending JP2001111372A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29222999A JP2001111372A (ja) 1999-10-14 1999-10-14 ローパスフィルター回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29222999A JP2001111372A (ja) 1999-10-14 1999-10-14 ローパスフィルター回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001111372A true JP2001111372A (ja) 2001-04-20

Family

ID=17779171

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29222999A Pending JP2001111372A (ja) 1999-10-14 1999-10-14 ローパスフィルター回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001111372A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003060465A (ja) * 2001-08-10 2003-02-28 Murata Mfg Co Ltd ローパスフィルタ回路および積層型ローパスフィルタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003060465A (ja) * 2001-08-10 2003-02-28 Murata Mfg Co Ltd ローパスフィルタ回路および積層型ローパスフィルタ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6574309B1 (en) Remotely actuated splittler bypass system and method
US6343114B1 (en) Remotely addressable maintenance unit
US6473495B1 (en) Apparatus and method for coupling analog subscriber lines connected to a private branch exchange for transmission of network data signals in a home network
AU2012222949A1 (en) Method and device for coupling a DC supply line to a telephone line or coaxial cable
US7180999B1 (en) Subscriber line interface circuitry
US6748078B1 (en) System and method for allocating overhead voltage in the transmission of pots and XDSL signals
US9025744B2 (en) System for providing telephony and data services
KR100446585B1 (ko) 팁 및 링 톤신호 검출기용 근거리 종단 음성 제거 방법 및시스템
US6008976A (en) Connector for a protector block in a telecommunications system
CN101179298B (zh) 支持电力线和数字用户线接入的调制解调装置及实现方法
US7027587B2 (en) System and method for deriving sealing current
JP2001507891A (ja) 加入者線インタフェース回路の平衡型呼び出し発生器を用いた不平衡型呼び出し
US6359972B1 (en) Line in use detection
JP2001111372A (ja) ローパスフィルター回路
US20120263295A1 (en) Active microfilter for vdsl2 communication standard
US6393109B1 (en) Apparatus and method of coupling home network signals between an analog phone line and a digital UPN line
US20080043998A1 (en) Line interface for telephone
US6377665B1 (en) Apparatus and method of implementing a universal home network on a customer premises UPN telephone lines
RU97229U1 (ru) Каналообразующий преобразователь
JP3056580B2 (ja) インターフェース装置
JP2001077649A (ja) ローパスフィルター回路
KR100289580B1 (ko) 선로시험을 위한 가입자보드 시뮬레이터
Hawley et al. Loop plant electronics: Voice frequency electronics for loop applications
US20040120507A1 (en) Ring signal voltage offset for subscriber line interface circuit
JPS60162396A (ja) 停電着信回路