JP3056580B2 - インターフェース装置 - Google Patents

インターフェース装置

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JP3056580B2
JP3056580B2 JP4069314A JP6931492A JP3056580B2 JP 3056580 B2 JP3056580 B2 JP 3056580B2 JP 4069314 A JP4069314 A JP 4069314A JP 6931492 A JP6931492 A JP 6931492A JP 3056580 B2 JP3056580 B2 JP 3056580B2
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正幸 植木
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Iwatsu Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Iwatsu Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交換機又はボタン電話
システムにおいて用いられるインターフェース装置に関
するものであり、更に詳細に述べれば、単独電話機を収
容する加入者線およびLD専用線用として好適なインタ
ーフェース装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】交換機又はボタン電話システムにおける
加入者線インターフェース装置においては電流供給を行
うための電流供給回路には、一般に次の機能が必要であ
る。 数十mA程度の直流電流を供給できること。 300Hz〜3,400Hzの音声周波数に対して
インピーダンスが高いこと。 小型であること。 対地不平衡減衰量が大きいこと。 無鳴動着信信号を送出できること。 構内交換機またはボタン電話システムがファクシミリ網
に接続されており加入者線インターフェース回路にファ
クシミリが収用された場合には、無鳴動着信させる必要
がある。無線鳴動着信信号の送出とは、ファクシミリの
直流回路が開いていて直流が流れていない場合に、13
00Hzの信号を送出することである。 ダイヤルパルスが受信できること。
【0003】このような条件のもとで従来一般に用いら
れて来た電流供給用インターフェース回路の例を図4に
示す。図4において、1,2はトランジスタ、3〜7は
抵抗器である。この回路は、単独電話機側の線路抵抗が
低く、トランジスタ1,2が飽和していない場合には、
定電流回路として働き、単独電話機側から見たインピー
ダンスは高い値を示す。ただし線路抵抗が高い場合に
は、トランジスタ1,2が飽和してしまうので、単独電
話機から見ると低いインピーダンスに備えることになり
使用範囲が狭い。またこの回路では、トランジスタ1,
2、抵抗3と4、5と7の特性がそろっていれば対地不
平衡減衰量を大きくとることができる回路構成となって
いるが、実際には特性をそろえることは困難である。ま
た、消費電力の観点からみると、この回路は線路抵抗が
低い場合には、トランジスタ1,2のエミッタ・コレク
タ間電圧が高くなり、大きな電力をトランジスタ1,2
で消費させることとなるため、トランジスタ1,2には
大容量のものが必要となり更に放熱器を取り付けなけれ
ばならない。また、直流が回路に流れていない場合に
は、トランジスタ1,2が飽和して低インピーダンスと
なるから、無鳴動着信信号が送出できない回路構成でも
ある。
【0004】更に、図5は図4の従来回路を改良した電
流供給用インピーダンス回路の他の従来回路である。
8,9はトランジスタ、10,11はコンデンサ、12
〜16は抵抗器である。12〜14は、V1 =−4V,
2 =−44V程度となるような抵抗比とし、かつ高い
抵抗値に設定する。
【0005】この図5の回路の直流特性について述べ
る。この回路は、トランジスタがエミッタフォロアとな
っているため、トランジスタ8,9のエミッタ間の直流
電圧は一定である。抵抗15,16及び線路抵抗の値に
より直流電流が定まる。一般に抵抗15,16の値は数
百Ωから1KΩ程度である。この時、トランジスタ8,
9のエミッタ−コレクタ電圧は5V程度と低い値で一定
となり、トランジスタで消量される電力は低くおさえる
ことができるため、トランジスタは小型のものを使用す
ることができる。
【0006】次に、図5の回路の交流特性について説明
する。コンデンサ10,11は抵抗12,13,14に
対して数十Hz以下の時定数となるように十分大きなも
のを使用する。単独電話機側から音声信号が到来すると
コンデンサ10,11を通してV1 ,V2 の電位が音声
信号に従って励振され、トランジスタ8,9のベース電
位が励振される。トランジスタ8,9はエミッタフォロ
ア回路になっているのでベース電位に従ってエミッタ電
位が変動する。以上の作用により結果として、単独電話
機側から見て抵抗15,16の抵抗値は極めて高いイン
ピーダンスに見えることとなる。そのため、単独電話機
側から見えるインピーダンスは抵抗12〜14の合成抵
抗だけが見えることとなり、これらの抵抗を高いものに
すれば、この電流供給回路はハイインピーダンスのもの
にすることができる。
【0007】この回路では、抵抗12と14の特性をそ
ろえることができる場合には、この回路でも対地不平衡
減衰量を大きく取れる可能性がある。また、この回路で
は、線路抵抗が高い場合でもトランジスタ8,9は飽和
することはないので、ハイインピーダンス特性を維持す
ることができ、図4の従来回路より広い範囲の線路抵抗
に対して使用することができる。更には、この回路では
たとえ直流を供給していない時でもトランジスタ8,9
は飽和しないため、無鳴動着信信号を送出することがで
きる。
【0008】次に、LD専用線に用いられるLD専用線
インターフェース装置において、電流供給を行うための
電流供給用インターフェース回路には、一般に次の機能
が必要である。LD専用線とは、専用線に直流が流れて
いることを検知して、発信,着信を伝達する専用線方式
である。専用線の待機時には相手側が直流閉結回路を閉
じると電流を供給できる状態にしておき、発信する場合
には直流閉結回路を形成する。着信側はその着信側が電
流を供給し始めたことを検知することにより着信状態で
あると判断する。そのため、LD専用線インターフェー
スには電流供給回路と直流閉結回路が必要不可欠であ
る。LD専用線上には直流に300Hz〜3,400H
zの音声周波数が重畳されるので、電流供給回路,直流
閉結回路は音声周波数を減衰させないように、音声周波
数帯域ではインピーダンスが高くなければならない。ま
た、LD専用線は線路抵抗が最大3000Ω程度で使用
されるので、直流供給回路は広い線路抵抗の範囲で直流
電流を供給することができ、対地不平衡減衰量の大きい
ものである必要がある。
【0009】次に、このような条件のもとで、従来一般
に用いられてきた回路は、図示を省略するが直流重畳ト
ランスを用いてLD専用線インターフェース回路を構成
していたが、音声周波数に対して十分なインダクタンス
を確保するためおよび最大100mA程度の直流重畳を
行うための巻線の径を太くする必要があり、更に直流重
畳をすることによるコアの磁気飽和を防止するために大
型のコアを用いる必要があることから、トランス自体が
非常に大型で重くなるという難点があった。今仮に従来
一般に用いられてきた回路を組合せて直流重畳トランス
を使用しないでLD専用線インターフェース回路を構成
した例を図6に示すが、この図6の回路は後述するよう
な欠点を有しているために、一般にはあまり実用に供さ
れてはいない。図6において、1,2はトランジスタ、
3〜7は抵抗器、48はトランス、49は直流阻止コン
デンサである。これらにより電流供給回路TKを形成し
ている。41はダイオードブリッジ、42はトランジス
タ、43〜45は抵抗器、46はコンデンサ、47は回
路トランスファリレーである。これらは従来よく知られ
てきた電子化リアクタンス回路DLで直流閉結回路を構
成している。
【0010】直流閉結回路は、音声周波数の減衰を防ぐ
ため、交流的にはインピーダンスが高く、直流的には直
流電流を流せる機能が必要である。トランジスタを使用
した電子化リアクタンス回路DLはこの条件を満足して
おり、直流閉結回路として使用することができる。電子
化リアクタンス回路DLはトランジスタ,抵抗,コンデ
ンサ等で形成できるため小型軽量に構成することができ
る。
【0011】4回路トランスファーリレー47は、発信
/着信に応じて直流閉結回路DL/直流供給回路TKに
切り替えるためのものである。直流電流は電流供給回路
TKから専用線に供給され、トランス48は直流阻止用
コンデンサ49により直流電流が阻止されていて直流重
畳する必要がない。そのためトランス48は細い巻線を
使用することができ、磁気飽和については低いレベルの
交流信号に対して飽和しないように耐えられれば良いの
で小型のコアを使用できる。従って、トランス48は小
型軽量のものを使用することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来技術では、次のような問題点がある。前記の図4
の第1の回路では線路抵抗が高い場合にはトランジスタ
1,2が飽和してしまい単独電話機側から見て低インピ
ーダンスに見えることとなるため、加入者線の線路抵抗
が低い範囲でしか、使用できないという欠点を有してい
る。また、この回路では、トランジスタ1,2、抵抗3
と4、5と7の特性がそろっていれば対地不平衡減衰量
を大きく取れるが、実際には特性のそろったトランジス
タを使用することは難しいため、対地不平衡減衰量を大
きく取ることは出来ない。線路抵抗が低い場合には、ト
ランジスタ1,2のエミッタ−コレクタ間電圧が高くな
り、大きな電力をトランジスタ1,2で消費させること
となるため、トランジスタ1,2には大型のトランジス
タを使用して放熱器をとりつける等の配慮が必要とな
り、回路が大型化する。トランジスタの温度が上昇する
ことにより信頼性も低下して回路全体の信頼性も低下す
ることとなる。更に、図4の回路では直流が流れていな
い場合には、トランジスタ1,2が飽和して低インピー
ダンスとなっており、無鳴動着信信号を送出することは
できない。以上述べたように、図4の従来の回路では使
用可能な線路に制限があり、回路が大型で、対地不平衡
減衰量が小さく、無鳴動着信信号が送出できない欠点を
持っていた。
【0013】また、図5の第2の従来回路は、ダイヤル
パルス受信時に大きな歪を起こさせるという欠点をもっ
ている。図5において従来回路が、ダイヤルパルス受信
時に歪を生じる理由は以下のとおりである。即ち、図5
においてブレーク時(単独電話機側の直流回路が開放さ
れている時)には、コンデンサ10にチャージされた電
荷は[トランジスタ8のベース→トランジスタ8のエミ
ッタ→抵抗15]の経路を通して急激に放電する。コン
デンサ11にチャージされた電荷も同様であり、L1−
L2間の電位は速やかに開放電圧となる。しかし、次に
メーク(単独電話機側の直流回路が閉されている時)
となると、コンデンサ10,11の電荷はほとんど放電
されており、電圧V1 ,V2 がトランジスタ8,9が充
分な電流を流すような定常状態の電位に復帰するにはメ
ーク時間に比べ大きな時間がかかり、電流供給不足とな
る。この結果ダイヤルパルスに歪を生じる。
【0014】以上述べたように図5の従来回路は、図4
の従来回路に比べ使用できる線路抵抗の範囲が広く、小
型で、対地不平衡減衰量が大きく、不無鳴動着信信号が
送出できる長所を持っているが、ダイヤルパルスに大き
な歪を生じるため加入者線インターフェース回路として
使用できなかった。
【0015】一方、DL専用線インターフェース用の図
6のインターフェース回路における電流供給回路TKで
は、専用線側の線路抵抗が低く、トランジスタ1,2
飽和していない場合には、定電流回路として働き、専用
線側から見たインピーダンスは高い値を示す。しかし、
線路抵抗が高い場合にはトランジスタ1,2が飽和して
しまい専用線側から見て低インピーダンスに見えること
となる。このため、この回路ではLD専用線の線路抵抗
が低い範囲でしか、使用できないという欠点を有してい
る。また、この図6の回路では、トランジスタ1,2、
抵抗3と4、5と7の特性がそろっていれば対地不平衡
減衰量を大きく取れるが、実際には特性のそろったトラ
ンジスタを使用することは難しいため、対地不平衡減衰
量を大きく取ることは出来ない。線路抵抗が低い場合に
は、トランジスタ1,2のエミッタ・コレクタ間電圧が
高くなり、大きな電力をトランジスタ1,2で消費させ
るたととなるため、トランジスタ1,2には大型のトラ
ンジスタを使用して放熱器をとりつける等の配慮が必要
となり、回路が大型化する。トランジスタの温度が上昇
することにより信頼性も低下して回路全体の信頼性も低
下することとなる。更に、図6の回路では直流が流れて
いない場合には、トランジスタ1,2が飽和して低イン
ピーダンスとなっており、無鳴動着信信号を送出するこ
とはできない。
【0016】以上述べたように、従来一般に用いられて
来た回路により直流重畳トランスを使用しないでLD専
用線インターフェース回路を構成した場合、直流供給時
に使用できる線路範囲が狭く、対地不平衡減衰量が小さ
く、LD専用線インターフェースに必要な条件を満足す
ることができない。
【0017】本願第1の発明の目的は、使用できる線路
抵抗の範囲が広く、小型で、対地不平衡減衰量が大きく
かつ、受信ダイヤルパルスの歪を除去する機能を有しな
い加入者線インターフェース装置を実現することであ
る。
【0018】本願第2の発明の目的は、使用できる線路
範囲が広く対地不平衡減衰量が大きい直流供給回路を工
夫することにより、直流重畳トランスを用いない小型軽
量のLD専用線インターフェース装置を実現することで
ある。
【0019】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本願第1の発明による加入者線インターフェース装
置は、直流電源と、一対の通話路側端子と、電話機を収
容する一対の加入者線側端子と、前記一対の通話路側端
子間に接続された抵抗を含む複数の抵抗よりなり前記直
流電源の出力端子電圧を分圧して該一対の通話路側端子
に所要の第1,第2の電位をそれぞれ与えるための分圧
発生回路と、前記直流電源の出力端子電圧から前記一対
の通話路側端子の電位にそれぞれ対応する第3,第4の
定電圧を出力する一対の定電圧端子を有する定電圧発生
回路と、前記一対の通話路側端子の一方の前記第1の電
と前記一対の定電圧端子の一方の前記第3の電位のい
ずれかを第1のベース電圧としてとり出す第1のダイオ
ードスイッチと、前記一対の通話路側端子の他方の前記
第2の電位と前記一対の定電圧端子の他方の前記第4の
電位のいずれかを第2のベース電圧としてとり出す第2
のダイオードスイッチとを有するベース電圧発生回路
と、前記第1のベース電圧を印加されたベース電極を有
し前記直流電源の出力端子の一方と前記一対の加入者線
側端子の一方との間に制限抵抗を含むコレクタ・エミッ
タ路が接続された第1のエミッタフォロア型トランジス
タと、前記第2のベース電圧を印加されたベース電極を
有し前記直流電源の出力端子の他方と前記一対の加入者
線側端子の他方との間に制限抵抗を含むコレクタ・エミ
ッタ路が接続された第2のエミッタフォロア型トランジ
スタと、前記一対の加入者線側端子の一方と前記一対の
通話路側端子の一方との間に接続された第1の帰還コン
デンサと、前記一対の加入者線側端子の他方と前記一対
の通話路側端子の他方との間に接続された第2の帰還コ
ンデンサと、を備え、前記一対の加入者線側端子に音声
信号が到来している場合には、前記第1のダイオードス
イッチは前記一対の通話路側端子の一方の前記第1の電
位を前記第1のベース電圧としてとり出し、また、前記
第2のダイオードスイッチは前記一対の通話路側端子の
他方の前記第2の電位を前記第2のベース電圧としてと
り出し前記一対の加入者線側端子にダイヤルパルスが
到来している場合には、該ダイヤルパルスのオフのとき
に、前記第1のダイオードスイッチは前記一対の通話路
側端子の一方の前記第1の電位を前記第1のベース電圧
としてとり出し、また、前記第2のダイオードスイッチ
は前記一対の通話路側端子の他方の前記第2の電位を前
記第2のベース電圧としてとり出し、さらに、該ダイヤ
ルパルスのオンのときに、前記第1のダイオードスイッ
チは前記一対の定電圧端子の一方の前記第3の電位を前
記第1のベース電圧としてとり出し、また、前記第2の
ダイオードスイッチは前記一対の定電圧端子の他方の前
記第4の電位を前記第2のベース電圧としてとり出し
をする動作を行うように構成されている。
【0020】また、本願第2の発明による専用線インタ
ーフェース装置は、電流供給回路と、一対の線路側端子
と一対の通話路側端子を有する直流閉結用電子化リアク
タンス回路と、一方側がコンデンサにより直流遮断され
他方側が通話路に接続される通話路トランスと、専用線
に接続される一対の専用線側端子と、を備えるととも
に、前記電流供給回路は、 直流電源と、一対の通話路
側側端子と、一対の加入者線側端子と、前記一対の通話
路側端子間に接続された抵抗を含む複数の抵抗よりなり
前記直流電源の出力端子電圧を分圧して該一対の通話路
側端子に所要の第1,第2の電位をそれぞれ与えるため
の分圧発生回路と、前記直流電源の出力端子電圧から前
記一対の通話路側端子の電位にそれぞれ対応する第3,
第4の定電圧を出力する一対の定電圧端子を有する定電
圧発生回路と、前記一対の通話路側端子の一方の前記第
1の電位と前記一対の定電圧端子の一方の前記第4の電
位のいずれかを第1のベース電圧としてとり出す第1の
ダイオードスイッチと、前記一対の通話路側端子の他方
と前記一対の定電圧端子の他方のいずれかの電圧を第2
のベース電圧としてとり出す第2のダイオードスイッチ
とを有するベース電圧発生回路と、前記第1のベース電
圧を印加されたベース電極を有し前記直流電源の出力端
子の一方と前記一対の加入者線側端子の一方との間に制
限抵抗を含むコレクタ・エミッタ路が接続された第1の
エミッタフォロア型トランジスタと、前記第2のベース
電圧を印加されたベース電極を有し前記直流電源の出力
端子の他方と前記一対の加入者線側端子の他方との間に
制限抵抗を含むコレクタ・エミッタ路が接続された第2
のエミッタフォロア型トランジスタと、前記一対の加入
者線側端子の一方と前記一対の通話路側端子の一方との
間に接続された第1の帰還コンデンサと、前記一対の加
入者線側端子の他方と前記一対の通話路側端子の他方と
の間に接続された第2の帰還コンデンサとを備え、前記
一対の加入者線側端子に音声信号が到来している場合に
は、前記第1のダイオードスイッチは前記一対の通話路
側端子の一方の前記第1の電位を前記第1のベース電圧
としてとり出し、また、前記第2のダイオードスイッチ
は前記一対の通話路側端子の他方の前記第2の電位を前
記第2のベース電圧としてとり出し、前記一対の加入者
線側端子にダイヤルパルスが到来している場合には、該
ダイヤルパルスのオフのときに、前記第1のダイオード
スイッチは前記一対の通話路側端子の一方の前記第1の
電位を前記第1のベース電圧としてとり出し、また、前
記第2のダイオードスイッチは前記一対の通話路側端子
の他方の前記第2の電位を前記第2のベース電圧として
とり出し、さらに、該ダイヤルパルスのオンのときに、
前記第1のダイオードスイッチは前記一対の定電圧端子
の一方の前記第3の電位を前記第1のベース電圧として
とり出し、また、前記第2のダイオードスイッチは前記
一対の定電圧端子の他方の前記第4の電位を前記第2の
ベース電圧としてとり出し、をする動作を行うように構
成され、更に、前記専用線端子を前記電流供給回路の前
記一対の加入者線側端子に接続するか又は前記電子化リ
アクタンス回路の前記一対の線路側端子に接続するかに
対応して前記通話路トランスの一方側を前記電流供給回
路の前記一対の通話路側端子に接続するか又は前記電子
化リアクタンス回路の前記一対の通話路側端子に接続す
るように切換動作をする切替えスイッチを備えた構成を
有している。
【0021】
【実施例】図1に加入者線インターフェース装置として
用いる本願第1の発明の構成例を示す。17,18はト
ランジスタ、19〜22はダイオード、23〜28は抵
抗器、29,30はコンデンサ、31,32は抵抗器で
ある。抵抗23,24,25よりなる回路が分圧回路
で、V1 =−4V,V2 =−44Vとなるように抵抗比
を設定する。抵抗26,27,28は定電圧発生回路の
例で、V3 =−8V,V4 =−40Vとなるように抵抗
比を設定する。ダイオード19と21、20と22はそ
れぞれダイオードスイッチである。抵抗23〜28、ダ
イオード19〜22でベース電圧発生回路を構成してい
る。抵抗31,32は電流制限抵抗、コンデンサ29,
30は帰還コンデンサである。
【0022】動作について説明する。システムの通話路
または単独電話機から音声信号が到来している場合に
は、その電圧レベルは低いので、前記のV 1 =−4V,
3 =−8Vの状態とV 2 =−44V,V 4 =−40V
の状態とはほぼそのまま維持され、ダイオード19のア
ノード電位がダイオード21のアノード電位より高くな
り、またダイオード20のカソード電位がダイオード2
2のカソード電位より低くなっているため、ダイオード
19,20がオン、ダイオード21,22がオフとなっ
ており、この場合は図5の従来回路と同等の動作を行
い、ハイインピーダンス回路に見える。
【0023】次に、このハイインピーダンス回路の状態
ダイヤルパルスが到来した場合について説明する。図
1の回路においては、単独電話機側の直流回路が開放さ
れるブレーク時にはコンデンサ29にチャージされた電
荷は、[ダイオード19→トランジスタ17のベース→
トランジスタ17のエミッタ→抵抗31]の経路を
て、またコンデンサ30もトランジスタ18を含む同様
の経路を経てディスチャージし、図5の従来回路と同様
にL1−L2の端子電圧は速やかに開放電圧を維持する
こととなる。単独電話機側の直流回路が閉結されるメー
ク時には、ダイヤルパルスのように大きな振幅の信号が
到来した場合には、コンデンサ29,30は比較的大き
い容量を有しているため、その個々のダイヤルパルスの
持続時間中は、それまで抵抗24に印加されていた−4
V〜−44Vの電圧を相殺する極性でダイヤルパルスの
メーク側出力による直流が抵抗24に重畳印加されるこ
とになる。これによりV 1 =−4Vは V 2 =−44V
に近づき、V 2 =−44VはV 1 =−4Vに近づくよう
に電位が変化して、V 1 が V 3 より低くV 2 がV 4
り高くなり、ダイオード19,20はオフ、ダイオード
21,22はオンとなり、トランジスタ17,18のベ
ース電位は一定、またはエミッタ電位は一定となり、抵
抗31,32より十分な電流を供給することとなる。
ち、コンデンサ29への充電時定数が大きくトランジタ
Q17への電流の供給が不十分となることを防止するた
めに、ダイオードD21による別ルートを追加すること
により、トランジタQ17へのベース電流の供給を十分
行うものである。この時、ダイオード19,20はオフ
となっているのでコンデンサ29,30は抵抗23,2
5を通してチャージされるが、この時定数は非常に大き
いのでほとんどチャージされることはなくブレーク時に
はますますL1−L2電圧は速やかに開放電圧になる。
以上の結果ダイヤルパルスを歪なく受信することができ
る。
【0024】V3 ,V4 の電圧を発生させる定電圧発生
回路は、図1の実施例のように、必ずしも抵抗分割によ
る方法だけでなく、例えば定電圧ダイオードを用いて発
生する回路でもよい。また多数の加入者線インターフェ
ースが同一ユニット上にある場合には、共通の定電圧発
生回路をおき、各個別の加入者線インターフェース回路
に供給してもよい。図2は、この場合の例であり、共通
の定電圧発生回路50が定電圧ダイオード51,52と
抵抗53を用いて構成され、その出力端子(A),
(B)が各回路40の対応する端子(A),(B)に接
続される。
【0025】図3にLD専用線インターフェース装置と
して用いる本願第2の発明の構成例を示す。図3におい
て、40は直流供給回路TK’、54は直流閉結回路
(電子化リアクタンス回路)DL’、L1,L2は専用
線側端子、a 2 ,a 2 は直流閉結回路DL’の通話路側
端子、b 1 ,b 2 は直流閉結回路DL’の線路側端子、
1 ,c 2 は直流供給回路TK’の通話路側端子、
2 ,d 2 は直流供給回路TK’の加入者線側端子であ
る。17,18はトランジスタ、19〜22はダイオー
ド、23〜28は抵抗器、29,30はコンデンサ、3
1,32は抵抗器である。抵抗23,24,25よりな
る回路が分圧回路で、V1 =−4V,V2 =−44Vと
なるように抵抗比を設定する。抵抗26,27,28は
定電圧発生回路の例で、V3 =−8V,V4 =−40V
となるように抵抗比を設定する。ダイオード19と2
1、20と22はそれぞれダイオードスイッチである。
抵抗23〜28、ダイオード19〜22でベース電圧発
生回路を構成している。抵抗31,32は電流制限抵
抗、コンデンサ29,30は帰還コンデンサである。こ
れらにより電流供給回路TK’を形成している。41は
ダイオードブリッジ、42はトランジスタ、43〜45
は抵抗器、46はコンデンサであり、直流閉結回路D
L’を構成している。47は4回路トランスファーリレ
ー、48はトランス、49は直流阻止用コンデンサであ
る。トランス48は直流重畳する必要がないため、小型
軽量のものを使用することができる。4回路トランスフ
ァーリレー47は、発信/着信に応じて直流閉結回路
L’/電流供給回路TK’に切り替えるためのものであ
る。
【0026】電流供給回路TK’の動作について説明す
る。音声信号が到来している場合は、その電圧レベルは
低いので、前記の図1について説明した場合と同様な理
由で、ダイオード19,20がオン、ダイオード21,
22がオフとなっている。この回路は、トランジスタが
エミッタフォロアとなっており、トランジスタ17,1
8のエミッタ間の直流電圧は一定である。抵抗31,3
2及び線路抵抗の値により直流電流が定まる。一般に抵
抗31,32の値は数百Ωから1KΩ程度である。コン
デンサ29,30は、抵抗23,24,25に対して数
十Hz以下の時定数となるように十分大きなものを使用
する。専用線側から音声信号が到来するとコンデンサ2
9,30を通して電圧V1 ,V2 の電位が音声信号に従
って励振され、トランジスタ17,18のベース電位が
励振される。トランジスタ17,18はエミッタフォロ
ア回路になっているのでベース電位に従ってエミッタ電
位が変動する。
【0027】以上の作用により結果として、専用線側か
ら見て抵抗30,32の抵抗値は極めて高いインピーダ
ンスに見えることとなる。そのため、専用線側から見え
るインピーダンスは抵抗23〜25の合成抵抗だけが見
えることとなり、これらの抵抗を高いものにすれば、こ
の電流供給回路TK’はハイインピーダンスのものにす
ることができる。この回路では、抵抗23と25の特性
がそろっていれば対地不平衡減衰量を大きく取れる。抵
抗の特性をそろえることは容易なので、この回路では対
地不平衡減衰量を大きく取ることができる。この回路で
は、線路抵抗が高い場合でもトランジスタ17,18は
飽和することはないので、ハイインピーダンス特性を維
持することができ、従来回路より広い範囲の線路抵抗に
対して使用することができる。
【0028】ダイオード21,22,抵抗26〜28,
31,32の回路について説明する。この回路はダイヤ
ルパルスを歪み無く受信するためのものである。図3の
回路においては、ブレーク時(相手側専用線の直流閉結
回路が開放されている時)にはコンデンサ29にチャー
ジされた電荷は、[ダイオード19→トランジスタ17
のベース→トランジスタ17のエミッタ→抵抗31]の
経路をへて、コンデンサ30も同様の経路をへてディス
チャージし、L1−L2の端子電圧は速やかに開放電圧
を維持することとなる。メーク時(相手側専用線の直流
閉結回路が閉結されている時)には、ダイヤルパルスの
ように大きな振幅の信号が到来した場合には、前記の図
1について説明した場合と同様な理由で、ダイオード1
9,20はオフ、ダイオード21,22はオンとなりト
ランジスタ17,18のベース電位は一定、またエミッ
タ電位は一定となり、抵抗31,32より十分な電流を
供給することとなる。この時、ダイオード19,20は
オフとなっているのでコンデンサ29,30は抵抗2
3,25を通してチャージされるが、この時定数は非常
に大きいのでほとんどチャージされることはなくブレー
ク時にはますますL1−L2間電圧は速やかに開放電圧
になる。以上の結果ダイヤルパルスを歪なく受信するこ
とができる。
【0029】以上述べたように、本発明の電流供給回路
は、使用できる線路範囲が広く、対地不平衡減衰量が大
きく、LD専用線インターフェース装置に必要な条件を
満足することができる。そのため、本発明の電流供給回
路を使用することにより、直流重畳トランスを用いない
でLD専用線インターフェース装置を実現することがで
きる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば従
来回路を改良して、使用できる線路抵抗の範囲が広く、
小型で、対地不平衡減衰量が大きく、無鳴動着信信号が
送出できる加入者線インターフェース装置を実現するこ
とができる。また、本発明によれば直流重畳トランスを
用いないで回路を構成できるため、小型軽量のLD専用
線インターフェース装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の第1の発明の1実施例を示す回路図であ
る。
【図2】本願の第1の発明の他の実施例を示す回路図で
ある。
【図3】本願の第2の発明の1実施例を示す回路図であ
る。
【図4】従来の加入者線インターフェース回路を示す回
路図である。
【図5】従来の加入者線インターフェース回路を示す回
路図である。
【図6】従来の専用線インターフェース回路を示す回路
図である。
【符号の説明】
1,2 トランジスタ 3,4,5,6,7 抵抗器 8,9 トランジスタ 10,11 コンデンサ 12,13,14,15,16 抵抗器 17,18 トランジスタ 19,20,21,22 ダイオード 23,24,25,26,27,28 抵抗器 29,30 コンデンサ 31,32 抵抗器40 電流供給回路(TK,TK’) 41 ダイオードブリッジ 42 トランジスタ 43,44,45 抵抗器 46 コンデンサ 47 トランスファーリレー 48 トランス 49 直流阻止コンデンサ 50 電源回路 51,52 定電圧ダイオード 53 抵抗器54 直流閉結回路(TK,TK’) L1,L2 専用線側端子 1 ,a 2 直流閉結回路の通話路側端子 1 ,b 2 直流閉結回路の線路側端子 1 ,c 2 直流供給回路の通話路側端子 1 ,d 2 直流供給回路の加入者側端子
フロントページの続き (72)発明者 植木 正幸 東京都杉並区久我山一丁目7番41号 岩 崎通信機株式会社内 (72)発明者 篠原 愼一 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 梅本 宏樹 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 19/00 - 19/08 H04Q 3/42

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源と、 一対の通話路側端子と、 電話機を収容する一対の加入者線側端子と、 前記一対の通話路側端子間に接続された抵抗を含む複数
    の抵抗よりなり前記直流電源の出力端子電圧を分圧して
    該一対の通話路側端子に所要の第1,第2の電位をそれ
    ぞれ与えるための分圧発生回路と、 前記直流電源の出力端子電圧から前記一対の通話路側端
    子の電位にそれぞれ対応する第3,第4の定電圧を出力
    する一対の定電圧端子を有する定電圧発生回路と、 前記一対の通話路側端子の一方の前記第1の電位と前記
    一対の定電圧端子の一方の前記第3の電位のいずれかを
    第1のベース電圧としてとり出す第1のダイオードスイ
    ッチと、 前記一対の通話路側端子の他方の前記第2の電位と前記
    一対の定電圧端子の他方の前記第4の電位のいずれかを
    第2のベース電圧としてとり出す第2のダイオードスイ
    ッチとを有するベース電圧発生回路と、 前記第1のベース電圧を印加されたベース電極を有し前
    記直流電源の出力端子の一方と前記一対の加入者線側端
    子の一方との間に制限抵抗を含むコレクタ・エミッタ路
    が接続された第1のエミッタフォロア型トランジスタ
    と、 前記第2のベース電圧を印加されたベース電極を有し前
    記直流電源の出力端子の他方と前記一対の加入者線側端
    子の他方との間に制限抵抗を含むコレクタ・エミッタ路
    が接続された第2のエミッタフォロア型トランジスタ
    と、 前記一対の加入者線側端子の一方と前記一対の通話路側
    端子の一方との間に接続された第1の帰還コンデンサ
    と、 前記一対の加入者線側端子の他方と前記一対の通話路側
    端子の他方との間に接続された第2の帰還コンデンサ
    と、 を備え、 前記一対の加入者線側端子に音声信号が到来している場
    合には、前記第1のダイオードスイッチは前記一対の通
    話路側端子の一方の前記第1の電位を前記第1のベース
    電圧としてとり出し、また、前記第2のダイオードスイ
    ッチは前記一対の通話路側端子の他方の前記第2の電位
    を前記第2のベース電圧としてとり出し、 前記一対の加入者線側端子にダイヤルパルスが到来して
    いる場合には、該ダイヤルパルスのオフのときに、前記
    第1のダイオードスイッチは前記一対の通話路側端子の
    一方の前記第1の電位を前記第1のベース電圧としてと
    り出し、また、前記第2のダイオードスイッチは前記一
    対の通話路側端子の他方の前記第2の電位を前記第2の
    ベース電圧としてとり出し、さらに、該ダイヤルパルス
    のオンのときに、前記第1のダイオードスイッチは前記
    一対の定電圧端子の一方の前記第3の電位を前記第1の
    ベース電圧としてとり出し、また、前記第2のダイオー
    ドスイッチは前記一対の定電圧端子の他方の前記第4の
    電位を前記第2のベース電圧としてとり出し、 をする動作を行うように構成された加入者線インターフ
    ェース装置。
  2. 【請求項2】 電流供給回路と、 一対の線路側端子と一対の通話路側端子を有する直流閉
    結用電子化リアクタンス回路と、 一方側がコンデンサにより直流遮断され他方側が通話路
    に接続される通話路トランスと、 専用線に接続される一対の専用線側端子と、 を備えるとともに、 前記電流供給回路は、 直流電源と、 一対の通話路側端子と、一対の 加入者線側端子と、 前記一対の通話路側端子間に接続された抵抗を含む複数
    の抵抗よりなり前記直流電源の出力端子電圧を分圧して
    該一対の通話路側端子に所要の第1,第2の電位をそれ
    ぞれ与えるための分圧発生回路と、 前記直流電源の出力端子電圧から前記一対の通話路側端
    子の電位にそれぞれ対応する第3,第4の定電圧を出力
    する一対の定電圧端子を有する定電圧発生回路と、 前記一対の通話路側端子の一方の前記第1の電位と前記
    一対の定電圧端子の一方の前記第3の電位のいずれかを
    第1のベース電圧としてとり出す第1のダイオードスイ
    ッチと、 前記一対の通話路側端子の他方の前記第2の電位と前記
    一対の定電圧端子の他方の前記第4の電位のいずれかを
    第2のベース電圧としてとり出す第2のダイオードスイ
    ッチとを有するベース電圧発生回路と、 前記第1のベース電圧を印加されたベース電極を有し前
    記直流電源の出力端子の一方と前記一対の加入者線側端
    子の一方との間に制限抵抗を含むコレクタ・エミッタ路
    が接続された第1のエミッタフォロア型トランジスタ
    と、 前記第2のベース電圧を印加されたベース電極を有し前
    記直流電源の出力端子の他方と前記一対の加入者線側端
    子の他方との間に制限抵抗を含むコレクタ・エミッタ路
    が接続された第2のエミッタフォロア型トランジスタ
    と、 前記一対の加入者線側端子の一方と前記一対の通話路側
    端子の一方との間に接続された第1の帰還コンデンサ
    と、 前記一対の加入者線側端子の他方と前記一対の通話路側
    端子の他方との間に接続された第2の帰還コンデンサと
    を備え、 前記一対の加入者線側端子に音声信号が到来している場
    合には、前記第1のダイオードスイッチは前記一対の通
    話路側端子の一方の前記第1の電位を前記第1のベース
    電圧としてとり出し、また、前記第2のダイオードスイ
    ッチは前記一対の通話路側端子の他方の前記第2の電位
    を前記第2のベース電圧としてとり出し、 前記一対の加入者線側端子にダイヤルパルスが到来して
    いる場合には、該ダイヤルパルスのオフのときに、前記
    第1のダイオードスイッチは前記一対の通話路側端子の
    一方の前記第1の電位を前記第1のベース電圧としてと
    り出し、また、前記第2のダイオードスイッチは前記一
    対の通話路側端子の他方の前記第2の電位を前記第2の
    ベース電圧としてとり出し、さらに、該ダイヤルパルス
    のオンのときに、前記第1のダイオードスイッチは前記
    一対の定電圧端子の一方の前記第3の電位を前記第1の
    ベース電圧としてとり出し、また、前記第2のダイオー
    ドスイッチは前記一対の定電圧端子の他方の前記第4の
    電位を前記第2のベース電圧としてとり出し、 をする動作を行うように構成され、 更に、前記専用線側端子を前記電流供給回路の前記一対
    の加入者線側端子に接続するか又は前記電子化リアクタ
    ンス回路の前記一対の線路側端子に接続するかに対応し
    て前記通話路トランスの一方側を前記電流供給回路の前
    記一対の通話路側端子に接続するか又は前記電子化リア
    クタンス回路の前記一対の通話路側端子に接続するよう
    に切換動作をする切替スイッチを備えた専用線インター
    フェース装置。
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