JP2003058150A - 電子音楽装置及びプログラム - Google Patents

電子音楽装置及びプログラム

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JP2003058150A JP2001241733A JP2001241733A JP2003058150A JP 2003058150 A JP2003058150 A JP 2003058150A JP 2001241733 A JP2001241733 A JP 2001241733A JP 2001241733 A JP2001241733 A JP 2001241733A JP 2003058150 A JP2003058150 A JP 2003058150A
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/0033Recording/reproducing or transmission of music for electrophonic musical instruments
    • G10H1/0041Recording/reproducing or transmission of music for electrophonic musical instruments in coded form
    • G10H1/0058Transmission between separate instruments or between individual components of a musical system
    • G10H1/0066Transmission between separate instruments or between individual components of a musical system using a MIDI interface

Abstract

(57)【要約】 【課題】 楽曲データの外部出力を曲毎に個別的に制御
して権利を保護しつつ有効利用を図ることができる電子
音楽装置等を提供する。 【解決手段】 楽曲データが選択されたら、楽曲データ
を、著作権が存在することを「1」で示す著作権フラグ
CRFと一緒に第2ROM6Bまたはフラッシュメモリ
21から読み出してRAM7に書き込む。外部出力指示
がなされたら、楽曲データに対応する著作権フラグCR
Fが「0」である場合は、著作権保護の必要無しと判断
し、外部出力指示に応じて、通信I/F14を介しての
外部装置へのアップロード、あるいはFD24へのコピ
ー等によって出力する。一方、CRF=1である場合
は、著作権保護の必要有りと判断して出力禁止メッセー
ジを表示し、外部出力を禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、機能説明のデモ
曲やユーザの演奏練習等のために複数の自動演奏用の楽
曲データを予め記憶、あるいは外部から取り込んで記憶
し、記憶した楽曲データを外部装置や外部記憶装置等に
出力可能な電子音楽装置及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デモ曲や演奏練習等のために複数
の自動演奏用の楽曲データを予め記憶、あるいは外部か
ら取り込んで記憶し、そのような楽曲データから所望の
データを読み出して自動演奏させるように構成された電
子音楽装置が知られている。そのような電子音楽装置の
中には、記憶した楽曲データを必要に応じて読み出し、
編集して再記憶したり、外部装置や外部記憶装置等に出
力したりすることが可能に構成された電子音楽装置もあ
る。このような装置は、例えば、鍵盤等の演奏操作子を
有するまたは有しない電子楽器、カラオケ装置、パーソ
ナルコンピュータ等、各種形態で構成され得る。
【0003】電子音楽装置には、MIDIインターフェ
イスやFDドライブ等の外部出力手段を備えているもの
も多く、さらにはネットワーク機能や、HD、CD−
R、フラッシュメモリ等の他の記録メディアと間でデー
タ交換を行えるものも実現されつつあり、装置内部に記
憶された楽曲データを外部に劣化を伴うことなく出力す
ることは技術的に容易である。
【0004】近年、自動演奏や演奏ガイド機能等の充実
等に伴い、数10〜100を超える数のデモ曲乃至自動
演奏曲がプリセットされるようになってきており、さら
には、商品競争力を高めるために、比較的新しい曲も多
く含まれるようになってきた。デモ曲等として採用され
る曲には、著作権保護が不要なPD(Public Domain)
曲もあるが、上記新しい曲には、通常、著作権が存在し
ている。
【0005】従来の電子音楽装置では、著作権曲をデモ
曲等として電子音楽装置で使用するための権利(録音
権)をJASRAC(日本音楽著作権協会)や著作権者
等から得た後に、対応するMIDI楽曲データを作成
し、これを不揮発性の内蔵メモリ等に記憶することによ
り、自動演奏、押鍵ガイド等、電子音楽装置上において
利用できるようにしている。そして、上記録音権は、そ
の契約内容にもよるが、一般的には、電子音楽装置上に
おいてのみ自動演奏、押鍵ガイド等に利用することが許
されるだけであって、著作権のある楽曲(著作権曲)に
ついて無制限に外部に出力乃至複製することは許されて
いないことが多い。
【0006】ところで、MIDI楽曲データには、原曲
の著作権とは別に、MIDIデータを作成した者の著作
隣接権等が存在するが、上記PD曲については、そのよ
うな著作隣接権等を主張しない限り、電子音楽装置のユ
ーザはその楽曲データの外部出力や複製を自由に行え
る。特に、電子音楽装置の提供者が上記PD曲の著作隣
接権等を所有する場合には、ユーザ自身の演奏練習等の
ために、PD曲のユーザによる自由な活用を認めて利用
範囲を広げるのが可能であり、むしろ望ましい場合もあ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電子音楽装置では、例えば、内蔵メモリにデモ曲等
を記憶して電子音楽装置を提供する場合、上記のように
PD曲と著作権曲とが混在することが多いことから、著
作権曲を保護すべく、PD曲と著作権曲の区別なく外部
出力乃至複製を一律に禁止するような構成を採用してい
るのが通常である。そのため、PD曲の有効利用が図れ
ない。その一方、著作権曲の保護は確実に行うことが要
請される。
【0008】また、上記従来の電子音楽装置には、外部
装置からPD曲だけでなく著作権を有する楽曲データを
もダウンロード等により取り込んでフラッシュメモリ等
に記憶することができるものもある。このような装置で
は、事後的にフラッシュメモリに記憶された楽曲データ
についても、上記と同様の問題が発生する。
【0009】さらに、電子音楽装置に予め記憶しておく
プリセット曲は、例えば、日本向けと海外向けというよ
うに、仕向地によって採用する曲目を異ならせたい場合
がある。そのため、従来の電子音楽装置では、例えば、
不揮発性の内蔵メモリ等にプリセットする楽曲データ
を、電子音楽装置が販売される仕向地毎に異ならせるよ
うにしている。
【0010】しかしながら、プリセット用の内蔵メモリ
の種類が仕向地に対応して多くなり、構成が複雑化する
と共に、作成コスト、在庫管理コストが増大するという
問題があった。
【0011】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたものであり、その第1の目的は、楽曲デー
タの外部出力を曲毎に個別的に制御して権利を保護しつ
つ有効利用を図ることができる電子音楽装置及びプログ
ラムを提供することにある。
【0012】本発明の第2の目的は、曲プリセット用メ
モリの共用化により構成の簡単化及びコスト低減を図る
ことができる電子音楽装置及びプログラムを提供するこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために本発明の請求項1の電子音楽装置は、複数の楽
曲データと該複数の各楽曲データに対応する所定の権利
データとを対応付けて記憶する第1記憶手段と、前記第
1記憶手段により記憶された楽曲データに基づいて楽音
信号を発生させる楽音信号発生手段と、前記第1記憶手
段により記憶された楽曲データを外部に出力可能な外部
出力手段と、前記第1記憶手段により記憶された楽曲デ
ータを選択して出力する出力指示を受け付ける出力受け
付け手段と、前記出力受け付け手段により前記出力指示
の受け付けがあった場合は、該受け付けにおいて選択さ
れた楽曲データに対応する所定の権利データに基づい
て、前記外部出力手段による前記楽曲データの外部出力
を制御する出力制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】この構成によれば、出力指示の受け付けが
あった場合は、該受け付けにおいて選択された楽曲デー
タに対応する所定の権利データに基づいて、楽曲データ
の外部出力が制御される。これにより、例えば、権利デ
ータ付きの楽曲データについては、外部出力を一律に禁
止、あるいは条件付きで禁止する等のように制御するこ
とで、無制限の出力が回避される。一方、権利データ付
きでない楽曲データについては、外部出力を許容するこ
とで、自由な利用が促進される。よって、楽曲データの
外部出力を曲毎に個別的に制御して権利を保護しつつ有
効利用を図ることができる。
【0015】また、請求項2の電子音楽装置は、上記請
求項1記載の構成において、前記第1記憶手段により記
憶された楽曲データが前記外部出力手段により外部出力
される際には、前記第1記憶手段から第2記憶手段に前
記楽曲データと共に対応する所定の権利データが転送さ
れ、該転送された楽曲データが前記第2記憶手段から外
部に出力されるように構成され、前記出力制御手段は、
前記選択された楽曲データに対応する所定の権利データ
を前記第2記憶手段から読み出し、該読み出した所定の
権利データに基づいて、前記外部出力手段による前記楽
曲データの外部出力を制御することを特徴とする。
【0016】この構成によれば、楽曲データが外部出力
される際には、第1記憶手段から第2記憶手段に楽曲デ
ータと共に対応する所定の権利データが転送され、該転
送された楽曲データが前記第2記憶手段から外部に出力
される。そして、選択された楽曲データに対応する所定
の権利データが前記第2記憶手段から読み出され、該読
み出された所定の権利データに基づいて、楽曲データの
外部出力が制御される。これにより、楽曲データがRA
M等を介して出力される場合においても外部出力を曲毎
に個別的に制御することができる。また、所定の権利デ
ータは、第2記憶手段から読み出したものを用いるの
で、楽曲データの出力制御における判別処理が迅速にな
る。よって、楽曲データが別の記憶手段を介して外部出
力される場合やMIDIアウトされる場合においても規
制等することで、権利保護を厚く、確実にすると共に、
出力可否判別等の処理を迅速に行うことができる。
【0017】また、請求項3の電子音楽装置は、上記請
求項1または2記載の構成において、前記出力制御手段
は、前記選択された楽曲データに対応する所定の権利デ
ータが、権利保護が必要であることを示さない場合は、
前記選択された楽曲データの外部出力を許容する一方、
前記選択された楽曲データに対応する所定の権利データ
が、権利保護が必要であることを示す場合は、前記選択
された楽曲データの外部出力を禁止するように制御する
ことを特徴とする。
【0018】この構成によれば、選択された楽曲データ
に対応する所定の権利データが権利保護が必要であるこ
とを示さない場合は、前記選択された楽曲データの外部
出力が許容される一方、権利保護が必要であることを示
す場合は外部出力が禁止される。これにより、著作権等
の権利を有する楽曲データの無制限の外部出力を曲毎に
個別的に制限して権利を保護すると共に、権利を有しな
い楽曲データの有効利用を図ることができる。
【0019】また、請求項4の電子音楽装置は、上記請
求項1〜3のいずれか1項に記載の構成において、前記
第1記憶手段は、前記複数の楽曲データと前記対応する
所定の権利データとを予め記憶している第1内蔵メモリ
を備えたことを特徴とする。
【0020】この構成によれば、装置内部に予めプリセ
ットされた楽曲データについて権利保護または有効利用
を図ることができる。
【0021】また、請求項5の電子音楽装置は、上記請
求項1〜3のいずれか1項に記載の構成において、前記
第1記憶手段は、前記複数の楽曲データと前記対応する
所定の権利データとを予め記憶している第1内蔵メモリ
と、前記複数の楽曲データと対応する所定の権利データ
とを予め記憶している外部提供手段及び前記第1内蔵メ
モリの少なくとも一方から前記楽曲データ及び前記所定
の権利データを取り込んで記憶可能な第2内蔵メモリ
(21)とを備えたことを特徴とする。
【0022】この構成によれば、プリセット曲を編集等
して再記憶した楽曲データや、外部から入力した楽曲デ
ータについても権利保護を維持することができる。
【0023】また、請求項6の電子音楽装置は、上記請
求項5記載の構成において、前記楽曲データ及び前記所
定の権利データが前記外部提供手段から前記第2内蔵メ
モリに取り込まれる場合は、前記所定の権利データは、
前記外部提供手段に記憶されていた形態にかかわらず、
所定の形態に変換されて前記第2内蔵メモリに記憶され
ることを特徴とする。
【0024】この構成によれば、外部から取り込んだ楽
曲データの権利データの形態がまちまちであっても、装
置内部における権利データの形態を統一して管理を容易
にすることで、権利保護をより確実にすることができ
る。
【0025】また、請求項7の電子音楽装置は、上記請
求項5または6記載の構成において、前記楽曲データ及
び前記所定の権利データが前記第1内蔵メモリから前記
第2内蔵メモリに取り込まれる場合は、前記所定の権利
データは、変更されることなく対応する楽曲データと一
緒に前記第2内蔵メモリに記憶されることを特徴とす
る。
【0026】プリセット曲について、所定の権利データ
を変更することなく楽曲データに常に付随させること
で、ファイル名の変更や編集等を経て再記憶が行われて
も権利を一貫して保護することができる。
【0027】また、請求項8の電子音楽装置は、上記請
求項1〜7のいずれか1項に記載の構成において、前記
外部出力手段は、前記楽曲データをファイルとしての出
力、及びMIDIデータとしてのリアルタイム出力の少
なくとも一方により出力可能であることを特徴とする。
【0028】この構成によれば、劣化を伴わないような
楽曲データの出力を広く制限等して権利を効果的に保護
することができる。
【0029】上記第2の目的を達成するために本発明の
請求項9の電子音楽装置は、利用される内蔵曲を仕向地
毎に異ならせて提供される電子音楽装置であって、複数
の楽曲データと該複数の各楽曲データ毎にその仕向地を
示す仕向地対応データとを対応付けて記憶する第3記憶
手段と、装置別の仕向地を示す仕向地データを記憶する
仕向地データ記憶手段と、前記第3記憶手段により記憶
された楽曲データを利用するためにアクセスするアクセ
ス手段と、前記楽曲データを利用しようとする際、前記
仕向地データ記憶手段により記憶された仕向地データに
合致する仕向地対応データに対応する楽曲データのみに
ついて、前記アクセス手段によるアクセスを可能とする
一方、その他の楽曲データについては前記アクセス手段
によるアクセスを禁止するように制御するアクセス制御
手段とを備えたことを特徴とする。
【0030】この構成によれば、第3記憶手段に記憶さ
れた楽曲データを利用しようとする際、記憶された仕向
地データに合致する仕向地対応データに対応する楽曲デ
ータのみについて、アクセスが可能とされる一方、その
他の楽曲データについてはアクセスが禁止される。これ
により、例えば、第3記憶手段内の記憶内容は仕向地に
かかわらず統一したとしても、アクセス可能な楽曲デー
タを仕向地データに従って仕向地毎に異ならせることが
できるので、装置の複数の仕向地間で第3記憶手段の共
通化が可能となる。よって、各仕向地に適した楽曲デー
タのみをアクセス可能にして、楽曲データプリセット用
メモリの作成、管理を簡単にし、メモリの共用化により
構成の簡単化及びコスト低減を図ることができる。
【0031】また、請求項10の電子音楽装置は、上記
請求項9記載の構成において、前記第3記憶手段は、複
数の仕向地用の楽曲データ及び該楽曲データの各々に対
応する仕向地対応データのすべてを記憶し、前記複数の
仕向地用の電子音楽装置間で共用可能に構成されたこと
を特徴とする。
【0032】この構成によれば、楽曲データ用のプリセ
ットメモリを複数の仕向地用の電子音楽装置間で共用可
能にして構成の簡単化及びコスト低減を図ることができ
る。
【0033】上記第1の目的を達成するために本発明の
請求項11のプログラムは、複数の楽曲データと該複数
の各楽曲データに対応する所定の権利データとを対応付
けて記憶した第1記憶手段からの楽曲データの出力を制
御する電子音楽装置の制御方法をコンピュータに実現さ
せるためのプログラムであって、前記第1記憶手段に記
憶された楽曲データに基づいて楽音信号を発生させる楽
音信号発手順と、前記第1記憶手段に記憶された楽曲デ
ータを外部に出力可能な外部出力手順と、前記第1記憶
手段に記憶された楽曲データを選択して出力する出力指
示を受け付ける出力受け付け手順と、前記出力受け付け
手順により前記出力指示の受け付けがあった場合は、該
受け付けにおいて選択された楽曲データに対応する所定
の権利データに基づいて、前記外部出力手順による前記
楽曲データの外部出力を制御する出力制御手順とを実行
させるためのプログラムであることを特徴とする。
【0034】この構成によれば、請求項1と同様の作用
効果を奏することができる。
【0035】上記第2の目的を達成するために本発明の
請求項12のプログラムは、複数の楽曲データと該複数
の各楽曲データ毎にその仕向地を示す仕向地対応データ
とを対応付けて記憶した第3記憶手段と、装置別の仕向
地を示す仕向地データを記憶した仕向地データ記憶手段
とを備えた電子音楽装置を制御して、利用される内蔵曲
を仕向地毎に異ならせて前記電子音楽装置が提供される
ようにする電子音楽装置の制御方法をコンピュータに実
現させるためのプログラムであって、前記第3記憶手段
に記憶された楽曲データを利用するためにアクセスする
アクセス手順と、前記楽曲データを利用しようとする
際、前記仕向地データ記憶手段に記憶された仕向地デー
タに合致する仕向地対応データに対応する楽曲データの
みについて、前記アクセス手順によるアクセスを可能と
する一方、その他の楽曲データについては前記アクセス
手順によるアクセスを禁止するように制御するアクセス
制御手順とを実行させるためのプログラムであることを
特徴とする。
【0036】この構成によれば、請求項9と同様の作用
効果を奏することができる。
【0037】なお、請求項11または12記載のプログ
ラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
は、本発明を構成する。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0039】図1は、本発明の一実施の形態に係る電子
音楽装置の全体構成を示すブロック図である。本装置
は、例えば、機能説明のデモ曲やユーザの演奏練習等の
ために複数の自動演奏用の楽曲データを複数内蔵した鍵
盤装置として構成されるが、装置の形態はこれに限るも
のでなく、他の電子楽器、カラオケ装置、パーソナルコ
ンピュータとして構成してもよい。
【0040】本装置は、押鍵検出回路3、スイッチ検出
回路4、ROM6、RAM7(第2記憶手段)、タイマ
8、表示制御回路9、フロッピー(登録商標)ディスク
ドライブ(FDD)10(外部出力手段)、ハードディ
スクドライブ(HDD)11(外部出力手段)、CD−
ROM(コンパクトディスク−リード・オンリ・メモ
リ)ドライブ12、MIDI(Musical Instrument Dig
ital Interface)インターフェイス(MIDII/F)
13、通信インターフェイス(通信I/F)14(外部
出力手段)、音源回路15(楽音信号発生手段)、効果
回路16及びフラッシュメモリ21(第1記憶手段、第
2内蔵メモリ)が、バス18を介してCPU5(出力制
御手段、アクセス制御手段)にそれぞれ接続されて構成
される。
【0041】さらに、押鍵検出回路3には鍵盤1が接続
され、スイッチ検出回路4にはパネルスイッチ2(出力
受け付け手段、アクセス手段)が接続されている。表示
制御回路9には例えばLCD等で構成される表示装置1
9が接続されている。CPU5にはタイマ8が接続さ
れ、MIDII/F13には他のMIDI機器100が
接続されている。音源回路15には効果回路16を介し
てサウンドシステム17が接続されている。
【0042】通信I/F14には、通信ネットワーク1
01を介してサーバコンピュータ102(外部提供手
段)が接続される。通信I/F14にはさらに、パーソ
ナルコンピュータ等の外部装置20(外部提供手段)が
接続されている。通信I/F14は、RS−232Cや
USB(ユニバーサル・シリアル・バス)、IEEE1
394(アイトリプルイー1394)等の汎用のインタ
ーフェース機能をも有しており、これらによって、外部
装置20との間でデータの送受信が行える。
【0043】押鍵検出回路3は鍵盤1の各鍵(不図示)
の押鍵状態を検出する。パネルスイッチ2は、各種情報
を入力するための複数のスイッチ(不図示)を備える。
スイッチ検出回路4は、パネルスイッチ2の各スイッチ
の押下状態を検出する。CPU5は、本装置全体の制御
を司る。RAM7(以下、「ワークメモリ」とも称す
る)は、自動演奏データ、テキストデータ等の各種入力
情報、、各種フラグやバッファデータ及び演算結果等を
一時的に記憶する。タイマ8は、タイマ割り込み処理に
おける割り込み時間や各種時間を計時する。表示制御回
路9は、表示装置19に楽譜等の各種情報を表示させ
る。
【0044】ROM6は、第1ROM6A(仕向地デー
タ記憶手段)及び第2ROM6B(第1記憶手段、第1
内蔵メモリ、第3記憶手段)で成る。第1ROM6A
は、後述するように、CPU5が実行する各種制御処理
プログラムや各種テーブルデータ等を記憶する。第2R
OM6B(以下、「プリセットメモリ」とも称する)
は、SMF(Standard Midi File)形式等の楽曲データ
を、プリセットされたデモ曲等として予め記憶してい
る。
【0045】フラッシュメモリ21は、例えば、EEP
ROM(Electrically Erasable and Programmable RO
M)等で構成される。フラッシュメモリ21は、後述す
るように、第2ROM6Bの楽曲データの再記憶や外部
からの楽曲データの記憶を行なえる。
【0046】FDD10は、記憶媒体であるフロッピー
(登録商標)ディスク(FD)24(外部提供手段)を
ドライブする。FD24には、上記プログラム、各種ア
プリケーションプログラム、及び各種データ等が格納さ
れる。HDD11は、上記制御処理プログラムを含む各
種アプリケーションプログラムや各種データ等を記憶す
る。CD−ROMドライブ12は、上記制御処理プログ
ラムを含む各種アプリケーションプログラムや各種デー
タ等が格納されているCD−ROM(不図示)をドライ
ブする。
【0047】MIDII/F13は、他のMIDI機器
100等の外部装置からのMIDI信号を入力したり、
MIDI信号を外部装置に出力したりする。通信I/F
14は、通信ネットワーク101を介して、例えばサー
バコンピュータ102とデータの送受信を行う。通信I
/F14はまた、外部装置20ともデータの送受信を行
う。音源回路15は、楽曲データを楽音信号に変換す
る。効果回路16は、音源回路15から入力される楽音
信号に各種効果を付与し、DAC(Digital-to-Analog
Converter)やアンプ、スピーカ等のサウンドシステム
17は、効果回路16から入力される楽音信号等を音響
に変換する。
【0048】なお、本実施の形態では、音源回路15
は、その名称の通り、すべてハードウェアで構成した
が、これに限らず、一部ソフトウェアで構成し、残りの
部分をハードウェアで構成してもよいし、また、すべて
ソフトウェアで構成するようにしてもよい。
【0049】HDD11には、前述のようにCPU5が
実行する制御処理プログラムを記憶することができる。
第1ROM6Aに制御処理プログラムが記憶されていな
い場合には、このHDD11内のハードディスクに制御
処理プログラムを記憶させておき、それをRAM7に読
み込むことにより、ROM6に制御処理プログラムを記
憶している場合と同様の動作をCPU5にさせることが
できる。このようにすると、制御処理プログラムの追加
やバージョンアップ等を容易に行うことができる。
【0050】CD−ROMドライブ12によりCD−R
OMから読み出された制御処理プログラムや各種データ
は、HDD11内のハードディスクにストアされる。こ
れにより、制御処理プログラムの新規インストールやバ
ージョンアップ等を容易に行うことができる。なお、こ
のCD−ROMドライブ12以外にも、外部記憶装置と
して、光磁気ディスク(MO)装置等、様々な形態のメ
ディアを利用するための他の装置を設けるようにしても
よい。
【0051】通信I/F14は、上述のように、LAN
(ローカルエリアネットワーク)やインターネット、電
話回線等の通信ネットワーク101に接続されており、
該通信ネットワーク101を介して、サーバコンピュー
タ102と接続される。HDD11内のハードディスク
に上記各プログラムや各種パラメータが記憶されていな
い場合には、通信I/F14は、サーバコンピュータ1
02からプログラムやパラメータをダウンロードするた
めに用いられる。クライアントとなるコンピュータ(本
実施の形態では電子音楽装置)は、通信I/F14及び
通信ネットワーク101を介してサーバコンピュータ1
02へとプログラムやパラメータのダウンロードを要求
するコマンドを送信する。サーバコンピュータ102
は、このコマンドを受け、要求されたプログラムやパラ
メータを、通信ネットワーク101を介してコンピュー
タへと配信し、コンピュータが通信I/F101を介し
て、これらプログラムやパラメータを受信してHDD1
1内のハードディスクに蓄積することにより、ダウンロ
ードが完了する。
【0052】この他、外部コンピュータ等との間でデー
タのやりとりを直接行うためのインターフェイスを備え
るようにしてもよい。
【0053】なお、本実施の形態では、プリセットされ
る楽曲データは、SMFフォーマットに基づくものと
し、入力、出力される場合もSMFフォーマットのまま
なされることを前提とする。しかし、楽曲データは、音
符データが特定でき、音符、タイミングデータ等からな
るシーケンサ等で多用される独自フォーマットのデータ
でもよい。また、楽曲データのフォーマットは、演奏イ
ベントの発生時刻を一つ前のイベントからの時間で表し
た「イベント+相対時間」、演奏イベントの発生時刻や
曲や小節内における絶対時間で表した「イベント+絶対
時間」、音符の音高と符長(あるいは休符と休符長)で
演奏データを表した音高(休符)+符長方式、演奏の最
小分割能毎にメモリの領域を確保し、演奏イベントの発
生する時刻に対応するメモリ領域に演奏イベントを記憶
した「ベタ」方式等、どのような形式であってもよく、
いずれのフォーマットを採用しても、周知の技術によっ
て簡単に自動演奏処理を実現することができる。
【0054】図2は、各種メモリ内のデータ構成を示す
概念図である。同図(a)は第2ROM6B(プリセッ
トメモリ)、同図(b)はフラッシュメモリ21、同図
(c)はRAM7(ワークメモリ)、同図(d)はFD
24内の記憶内容をそれぞれ示す。
【0055】同図(a)に示すように、第2ROM6B
には、楽曲エントリデータ、スタイルエントリデータ、
音色エントリデータ、設定エントリデータ、その他エン
トリデータ、楽曲データ(デモ曲)、スタイルデータ、
音色データ、設定データ(レジストレーション)及びそ
の他データが、本装置の出荷時点で記憶されている。
【0056】同図(b)に示すように、フラッシュメモ
リ21には、第2ROM6Bと同様のデータが記憶され
る。ただし、本装置の出荷時点ではフラッシュメモリ2
1には何も記憶されていない。フラッシュメモリ21に
は、後述する図10の外部入力処理により、通信ネット
ワーク101を介するダウンロード、外部装置20から
の読み込み、あるいはFD24、不図示のHD(ハード
ディスク)、CD−ROM12等の「記録メディア」か
らの読み込みによって楽曲データが記憶されるほか、第
2ROM6B内の楽曲データをRAM7に読み出し編集
等して再度保存する場合にも記憶される。
【0057】同図(c)に示すように、RAM7には、
楽曲名(ファイル名)、著作権データ(所定の権利デー
タ)、選択された楽曲データA等が記憶される。これら
のデータは、図10の外部入力処理の前や、後述する図
11の自動演奏処理において第2ROM6Bまたはフラ
ッシュメモリ21からRAM7に転送されコピーされた
ものである。
【0058】同図(d)に示すように、FD24には、
エントリデータ、複数の楽曲データA、B、C等が記憶
される。本実施の形態では、楽曲データを提供する外部
の記録メディアの1つとしてこのFD24を例示し、F
D24からの楽曲データはフラッシュメモリ21に記憶
される。なお、楽曲データを提供する記録メディアはF
D24に限らず、例えば、HD(ハードディスク)、C
D−ROM12等でもよい。
【0059】図3は、第2ROM6Bに記憶されている
データの詳細な構成を示す図である。なお、フラッシュ
メモリ21に記憶されるデータの構成もこれと同様であ
る。
【0060】楽曲データ(デモ曲)は楽曲データA、
B、Cというように通常複数存在し、例えば、楽曲エン
トリデータも、楽曲データA、B、Cに対応してエント
リデータA、B、Cが存在する。他のデータも各楽曲デ
ータ毎に存在する。エントリデータA、B、Cはいずれ
も、各楽曲データのファイル毎の40バイトのデータで
あって、対応する楽曲データ等のファイル名、先頭アド
レス、ファイルサイズ及び著作権データ等を含んでい
る。この著作権データには、著作権フラグCRF(0ま
たは1)及び仕向地フラグDF(仕向地対応データ)
(0または1または2)が含まれる。
【0061】ここで、著作権フラグCRFは、「0」で
あるとき、対応する楽曲データには保護されるべき著作
権が存在せず、著作権フラグCRFが「1」であると
き、対応する楽曲データには著作権が存在することを示
す。一方、仕向地フラグDFは、本実施の形態では、D
F=0、1であるとき、対応する楽曲データの仕向地が
それぞれ日本、海外であることを示す。また、DF=2
であるときは、対応する楽曲データの仕向地が日本及び
海外の双方であることを示す。
【0062】一方、楽曲データA、B、Cはいずれも、
トラックデータ(トラック1〜16)で構成され、各ト
ラックデータは、初期値、タイミングデータ(タイミン
グ1、2等)、MIDIイベントデータ(MIDIイベ
ント1、2等)を含んでいる。MIDIイベントデータ
には、ノートオン、ノートオフのそれぞれのノート番
号、ベロシティ及びチャネル(ch)番号等が含まれ
る。
【0063】このほか、スタイルデータは、8ビート、
16ビート、ロック、ジャズ等の自動伴奏のスタイルを
示すデータであり、ユーザによる演奏またはコード進行
に合わせた自動伴奏を行う際の元となるデータである。
音色データは、テーマ(音色の雰囲気)に合わせた音色
パラメータのデータであり、カットオフ周波数の値や各
種エンベロープの値等を規定するデータである。設定デ
ータ(レジストレーション)は、演奏テーマに合わせた
音色、音量、キートランスポーズ値、テンポ、効果等の
各設定値を規定するデータである。
【0064】図4は、第1ROM6A内のデータ構成を
示す概念図である。
【0065】第1ROM6Aには、プリセットデータ、
処理プログラム、仕向地情報DI(仕向地データ)等が
本装置の出荷時点で記憶されている。仕向地情報DI
は、本装置が販売される地方を示すデータであり、
「0」または「1」のいずれかの値に設定される。本実
施の形態では、DI=0、1であるときそれぞれ仕向地
が日本、海外であることを示す。例えば、日本向けの電
子音楽装置については、第1ROM6Aの仕向地情報D
Iに「0」が設定されている。
【0066】図5は、仕向地情報DI及び仕向地フラグ
DFに基づく楽曲データのアクセス状況を説明するため
の図である。
【0067】後述する図7、図8のパネルスイッチ処理
において、楽曲データの一覧表示指示がされた場合、第
1ROM6Aから読み出した仕向地情報DIが「0」の
場合は、に示す楽曲データ群のうち、仕向地フラグDF
が「0」また「2」に設定されている楽曲データが抽出
され、実際に一覧表示される(日本向けモデル)。一
方、第1ROM6Aから読み出した仕向地情報DIが
「1」の場合は、仕向地フラグDFが「1」また「2」
に設定されている楽曲データが抽出され、実際に一覧表
示される(海外向けモデル)。抽出されない楽曲データ
はアクセスがされ得ず、ユーザからみれば、あたかも装
置内に記憶されていないかのように認識される。
【0068】図6は、本実施の形態におけるメインルー
チンのフローチャートを示す図である。本処理は電源の
オン時に開始される。
【0069】まず、初期設定、すなわち、所定プログラ
ムの実行を開始し、各種レジスタ、フラグ、パラメータ
のクリア、各種インターフェイス、タイマ等のクリア、
初期画面の表示等(図示せず)を行う(ステップS60
1)。
【0070】次に、後述する図7、図8のパネルスイッ
チ処理を実行、すなわちパネルスイッチ2等の操作を受
け付け、音量、テンポ等の設定、楽曲、スタイル等の選
択、自動演奏のスタート、ストップ、MIDI−OUT
(MIDII/F13を通じてリアルタイムで楽曲デー
タを順次出力すること)の設定、外部入出力処理等を行
う(ステップS602)。
【0071】次に、後述する図11の自動演奏処理を実
行、すなわち、所望の楽曲データの再生処理、MIDI
−OUT処理、押鍵ガイド処理等を行う(ステップS6
03)。次に、押鍵処理を実行、すなわち、ユーザの押
鍵操作を検出し、MIDIイベントに変換して音源回路
15に送って発音させることで、そのとき指定されてい
る音色にてリアルタイムによる演奏処理等を行う(ステ
ップS604)。次に、その他の処理を実行して(ステ
ップS605)、前記ステップS602に戻る。
【0072】図7は、図6のステップS602で実行さ
れるパネルスイッチ処理のフローチャートを示す図であ
る。
【0073】まず、設定操作に応じた設定値の変更を実
行する(ステップS701)。例えば、音量、テンポ、
キートランスポーズ等の設定操作があった場合は、その
操作量に応じて各設定値を変更する。次に、スイッチ操
作に応じて自動演奏フラグAAS、MIDI−OUTフ
ラグMOSを「0」と「1」の間で反転する(ステップ
S702)。すなわち、パネルスイッチ2の不図示の自
動演奏スタート/ストップが押下された場合は自動演奏
フラグAASを反転し、同不図示のMIDI−OUTス
イッチが押下された場合はMIDI−OUTフラグMO
Sを反転する。ここで、自動演奏フラグAAS、MID
I−OUTフラグMOSは、自動演奏を行うこと、MI
DI−OUTを行うことをそれぞれ「1」で示す。
【0074】次に、パネルスイッチ2等により楽曲デー
タの一覧表示の指示がなされたか否かを判別し(ステッ
プS703)、その判別の結果、楽曲データの一覧表示
の指示がなされない場合はステップS709に進む一
方、楽曲データの一覧表示の指示がなされた場合はステ
ップS704に進み、第2ROM6Bから仕向地情報D
Iを読み出す。
【0075】次に、読み出した仕向地情報DIが「0」
であるか否かを判別する(ステップS705)。その判
別の結果、DI=0である場合は、本装置が日本向けで
あるので、ステップS706に進み、第2ROM6B
(プリセットメモリ)内の楽曲データのうち、対応する
仕向地フラグDFが「0」(日本向け)または「2」
(日本及び海外向け)であるものを抽出すると共に、抽
出した楽曲データに連番を付して、その番号と一緒に各
楽曲データのファイル名を表示装置19に表示して(図
5の日本向けモデル参照)、ステップS708に進む。
【0076】一方、DI=0でない(DI=1である)
場合は、本装置が海外向けであるので、ステップS70
7に進み、第2ROM6B内の楽曲データのうち、対応
する仕向地フラグDFが「1」(海外向け)または
「2」(日本及び海外向け)であるものを抽出すると共
に、抽出した楽曲データに連番を付して、その番号と一
緒に各楽曲データのファイル名を表示装置19に表示し
て(図5の海外向けモデル参照)、前記ステップS70
8に進む。
【0077】ステップS708では、フラッシュメモリ
21内に記憶されている楽曲データについても同様に連
番を付して、その番号と一緒に各楽曲データのファイル
名を表示装置19に表示する。なお、この場合の連番は
上記第2ROM6B内の楽曲データに付けた番号に続け
て付してもよいし、100番台の番号として101番か
ら付すようにしてもよい。
【0078】次に、ステップS709では、ユーザによ
り楽曲データが選択されたか否かを判別する。ここで、
楽曲データの選択は、表示装置19に楽曲データが表示
されている場合は、その中から選択操作により特定され
得るが、ファイル名を表示させないで直接入力すること
によっても特定することができる。その判別の結果、楽
曲データが選択されない場合はステップS713に進む
一方、楽曲データが選択された場合は、ステップS71
0に進み、選択されている楽曲データを、対応するファ
イル名及び著作権データと一緒に第2ROM6Bまたは
フラッシュメモリ21から読み出して、これらを対応付
けてRAM7(ワークメモリ)に書き込む(図2(c)
参照)。
【0079】次に、選択されている楽曲データを外部出
力する指示がなされたか否かを判別し(ステップS71
1)、その判別の結果、外部出力する指示がなされた場
合は、後述する図9の外部出力処理を実行し(ステップ
S712)、ステップS713に進む一方、外部出力す
る指示がなされない場合は直ちに前記ステップS713
に進む。
【0080】ステップS713では、外部から楽曲デー
タを取り込む指示(例えば、通信ネットワーク101を
介するダウンロード、あるいは記録メディアや外部装置
20からの読み込みの指示)がなされたか否かを判別
し、その判別の結果、外部から楽曲データを取り込む指
示がなされた場合は、後述する図10の外部入力処理を
実行し(ステップS714)、ステップS715に進む
一方、外部から楽曲データを取り込む指示がなされない
場合は直ちに前記ステップS715に進む。
【0081】ステップS715では、その他のスイッチ
操作に応じた処理を行って、本処理を終了する。
【0082】図9は、図7、図8のステップS712で
実行される外部出力処理のフローチャートを示す図であ
る。
【0083】まず、選択されている楽曲データに対応す
る著作権データ内の著作権フラグCRFを読み出し(ス
テップS901)、著作権フラグCRFが「1」である
か否かを判別する(ステップS902)。
【0084】なお、選択されている楽曲データは、図
7、図8のステップS710で、著作権データと一緒に
既にRAM7に書き込まれているので、前記ステップS
901では、著作権フラグCRFをRAM7から読み出
すようにして処理を迅速にしている。なお、第2ROM
6Bまたはフラッシュメモリ21に元々記憶されている
対応する著作権フラグCRFを読み出して判別に用いる
ようにしてもよい。
【0085】その判別の結果、CRF=1である場合
は、著作権保護の必要有りと判断してステップS903
に進み、出力禁止メッセージを表示装置19に表示し
て、外部出力を行うことなく本処理を終了する。ここ
で、出力禁止メッセージとしては、例えば、「選択され
ている楽曲データは、著作権があり保護されているの
で、外部出力及び複製ができません」等の旨のメッセー
ジが採用される。
【0086】一方、前記ステップS902の判別の結
果、CRF=1でない(CRF=0である)場合は、著
作権保護の必要無しと判断してステップS904に進
み、外部出力指示が、通信I/F14を介しての出力を
指示するものであるか否かを判別する。その判別の結
果、外部出力指示が、通信I/F14を介しての出力を
指示するものである場合は、ステップS905に進み、
選択されている楽曲データのファイルを通信I/F14
を介して出力する。例えば、通信I/F14に接続され
た外部装置20(例えば、パーソナルコンピュータ、他
の電子音楽装置等)、サーバコンピュータ102にアッ
プロードする。その後、本処理を終了する。
【0087】なお、MIDII/F13を通じて楽曲デ
ータを出力する場合、相手機器が所定のソフトウェアを
利用でき、楽曲データをバルクデータとして受信可能な
環境を有していれば、楽曲データをファイルとして転送
することが可能である(MDRモード)。従って、この
ような環境が整っていれば、外部出力指示がMIDII
/F13を通じての出力を指示する場合も、前記ステッ
プS904から前記ステップS905に進んで、通信I
/F14からの出力と同様に処理するようにしてもよ
い。
【0088】一方、前記ステップS904の判別の結
果、外部出力指示が、通信I/F14を介しての出力を
指示するものでない場合は、ステップS906に進み、
選択されている楽曲データを指示に従った記録メディア
(FD24等)にコピーして、本処理を終了する。
【0089】本処理によれば、著作権フラグCRFが
「1」である場合は、選択されている楽曲データについ
て著作権保護の必要有りと判断され、そのアップロード
や複写等による外部出力が禁止される。
【0090】図10は、図7、図8のステップS714
で実行される外部入力処理のフローチャートを示す図で
ある。
【0091】まず、ダウンロードや読み込みにより楽曲
データを取り込むことが可能な取り込み元となり得る外
部装置(外部装置20、サーバコンピュータ102等)
及び記録メディア(FD24等)の一覧を表示装置19
に表示する(ステップS1001)。次に、表示された
外部装置及び記録メディアの中から、実際の取り込み元
と、その取り込み元内の楽曲データとをユーザに選択さ
せ、その選択に応じて、楽曲データを取り込み元から取
り込む(ステップS1002)。
【0092】なお、本実施の形態では、前記ステップS
1001において、取り込み元の候補として第2ROM
6Bも表示されるものとする。第2ROM6Bが取り込
み元となった場合は、楽曲データが編集等を経てフラッ
シュメモリ21に際記憶されることになる。なお、上記
のような楽曲データをバルクデータとして送受信可能な
装置があれば、それも一覧表示に含めるようにしてもよ
い。
【0093】次に、楽曲データの取り込み元が記録メデ
ィアであったか否かを判別し(ステップS1003)、
その判別の結果、楽曲データの取り込み元が記録メディ
アであった場合は、記録メディア内の楽曲データ全体が
保護対象であるか否かを判別する(ステップS100
4)。ここで、この判別は、記録メディア内に著作権保
護を示す特定ファイルが含まれているか否かによってな
され、特定ファイルが含まれている場合は、楽曲データ
のすべてが保護対象であると判別される。なお、特定フ
ァイルは、本装置が解釈できるものであればどのような
形式のものであってもよく、ルートディレクトリに所定
の情報が付されている等のように、何らかの保護対策が
メディア単位でなされていればよい。
【0094】その判別の結果、記録メディア内の楽曲デ
ータ全体が保護対象である場合は、エントリデータを作
成すると共に、これを、取り込んだ楽曲データと一緒に
フラッシュメモリ21に記憶し(ステップS1005)
(図2(b)参照)、ステップS1009に進む。ここ
で、作成するエントリデータにおいて、著作権データ中
の著作権フラグCRFは「1」に設定される。
【0095】一方、前記ステップS1003の判別の結
果、楽曲データの取り込み元が記録メディアでなかった
場合は、ステップS1006に進む。また、前記ステッ
プS1004の判別の結果、「記録メディア内の楽曲デ
ータ全体が保護対象である」に該当しない場合も、前記
ステップS1006に進む。
【0096】ステップS1006では、取り込み元から
取り込んだ楽曲データが保護対象であるか否かを判別す
る。この判別は楽曲データ単位でなされ、例えば、楽曲
データ中に著作権表示のデータがある場合や、所定のス
クランブルがかかっている場合や、所定の透かし情報が
含まれている場合等に保護対象であると判別される。な
お、楽曲データ単位で保護対象であることを示す情報で
あって本装置が解釈できるものであれば、これら以外の
ものであってもよく、何らかの保護対策が楽曲データ単
位でなされていればよい。
【0097】その判別の結果、取り込み元から取り込ん
だ楽曲データが保護対象である場合は、前記ステップS
1005と同様に、著作権フラグCRFを「1」に設定
したエントリデータを作成すると共に、これを、選択さ
れた楽曲データと一緒にフラッシュメモリ21に記憶し
て(ステップS1007)、ステップS1009に進
む。前記ステップS1005、S1007により、記録
メディアから取り込まれる著作権付きの楽曲データにつ
いても、本装置における著作権フラグCRFによる統一
した(所定の形態の)情報によって保護が可能となる。
【0098】一方、前記ステップS1006の判別の結
果、取り込み元から取り込んだ楽曲データが保護対象で
ない場合は、ステップS1008に進み、エントリデー
タを作成すると共に、これを、取り込んだ楽曲データと
一緒にフラッシュメモリ21に記憶する。ここでは、取
り込んだ楽曲データは著作権保護の必要がないので、作
成するエントリデータにおいて、著作権データ中の著作
権フラグCRFは「0」に設定される。
【0099】次に、ステップS1009では、楽曲デー
タの取り込みを終了するか否かを判別し、その判別の結
果、楽曲データの取り込みを終了しない場合は、前記ス
テップS1001に戻る一方、楽曲データの取り込みを
終了する場合は、本処理を終了する。
【0100】本処理によれば、楽曲データが記録メディ
アまたは外部装置から取り込まれ、その際、著作権保護
がかかっている場合は、著作権フラグCRFを「1」に
設定したエントリデータと共に楽曲データがフラッシュ
メモリ21に記憶される。
【0101】図11は、図6のステップS603で実行
される自動演奏処理のフローチャートを示す図である。
【0102】まず、自動演奏フラグAASが「1」に設
定されているか否かを判別し(ステップS1101)、
その判別の結果、AAS=1でない場合は直ちに本処理
を終了する一方、AAS=1である場合は、自動演奏を
行う場合であるので、ステップS1102に進み、RA
M7(ワークメモリ)内の楽曲データについて、MID
Iイベントの読み出しタイミングであるか否かを判別す
る(ステップS1102)。その判別の結果、MIDI
イベントの読み出しタイミングでない場合は本処理を終
了する一方、MIDIイベントの読み出しタイミングで
ある場合は、ステップS1103に進んで、今回のMI
DIイベントが「END」以外のデータであるか否かを
判別する。
【0103】その判別の結果、今回のMIDIイベント
が「END」以外のデータである場合は、読み出しタイ
ミングのMIDIイベントを音源回路15に送り、発音
させて(ステップS1104)、ステップS1105に
進む一方、今回のMIDIイベントが「END」以外の
データでない(ENDデータである)場合は、自動演奏
フラグAASを「0」に設定して(ステップS110
9)、本処理を終了する。
【0104】ステップS1105では、MIDI−OU
TフラグMOSが「1」に設定されており且つ著作権フ
ラグCRFが「0」に設定されているか否かを判別す
る。なお、ここで、処理の迅速化の観点から、図7、図
8のステップS901と同様に、著作権フラグCRF
は、RAM7に書き込まれているものを読み出すように
している。
【0105】その判別の結果、MOS=1且つCRF=
0である場合は、MIDI−OUTが設定されており、
且つ著作権保護による規制を受けないでMIDI−OU
Tが可能な楽曲データであるので、ステップS1106
に進み、読み出しタイミングのMIDIイベントをMI
DII/F13を介してMIDI−OUT、すなわち、
リアルタイムで楽曲データを順次出力し、ステップS1
107に進む。一方、MOS=0またはCRF=1の少
なくとも一方である場合は、MIDI−OUTが設定さ
れていないか、設定されていたとしても著作権保護によ
る規制を受けた楽曲データであるので、MIDI−OU
Tを行うことなく前記ステップS1107に進む。これ
により、たとえMIDI−OUTが設定されていても、
著作権フラグCRFが「1」である楽曲データについて
はMIDI−OUTが禁止される。
【0106】ステップS1107では、押鍵ガイドの設
定があるか否かを判別し、その判別の結果、押鍵ガイド
の設定がない場合は本処理を終了する一方、押鍵ガイド
の設定がある場合は、読み出しタイミングのMIDIイ
ベントに応じて不図示の押鍵ランプを点灯/消灯制御し
て(ステップS1108)、本処理を終了する。例え
ば、MIDIイベントがノートオン/ノートオフの場合
は、対応するランプを点灯/消灯する。
【0107】本処理によれば、自動演奏を行う場合にお
いて、著作権フラグCRFが「1」である楽曲データに
ついては著作権保護の必要有りと判断され、MIDI−
OUTによる出力が禁止される。
【0108】本実施の形態によれば、第2ROM6Bに
プリセットされる楽曲データに著作権データを対応させ
て記憶しておき、楽曲データをアップロードや複写等に
より外部出力しようとした場合、著作権データ中の著作
権フラグCRFに応じて出力を制御するようにしたの
で、例えば、CRF=1である楽曲データについては外
部出力を一律に禁止することで、著作権を保護する一方
で、PD曲のように著作権保護の不要な楽曲データにつ
いては、外部出力を許容して自由な利用を可能にしてユ
ーザの便宜を図ることができる。よって、著作権を有す
る楽曲データの無制限の外部出力を曲毎に個別的に制限
して権利を保護すると共に、権利を有しない楽曲データ
の有効利用を図ることができる。また、外部出力の際や
自動演奏でMIDI−OUTを行う際、楽曲データが一
旦RAM7に書き込まれるが、その場合にも著作権フラ
グCRFによるチェックがなされるので、楽曲データが
別の記憶手段を介して外部出力される場合やMIDIア
ウトされる場合についても、権利保護を厚く、確実にす
ることができる。
【0109】さらに、楽曲データを外部出力する際に
は、楽曲データと共に対応する著作権データをRAM7
に書き込み、著作権フラグCRFはRAM7内のものを
参照するようにしたので、出力可否の判別処理を迅速に
行うことができる。
【0110】また、外部から著作権保護がかかっている
楽曲データを取り込む場合、著作権フラグCRFを
「1」としたエントリデータを作成し、楽曲データと共
にフラッシュメモリ21に記憶し、フラッシュメモリ2
1内に記憶された楽曲データについても著作権フラグC
RFによる出力可否判別を行うようにしたので、第2R
OM6B内の内蔵曲だけでなく、事後的に得た楽曲デー
タについても適切に権利保護または有効利用を図ること
ができる。しかも、フラッシュメモリ21には、第2R
OM6B内の楽曲データを編集等して再記憶が可能であ
り、その際、著作権フラグCRFが変更されることなく
楽曲データに付随されるようにしたので、プリセット曲
についてファイル名の変更や編集等を経て再記憶が行わ
れても権利を一貫して保護することができる。
【0111】さらに、楽曲データを外部から取り込む場
合、楽曲データに何らかの著作権保護対策がなされてい
れば、フラッシュメモリ21に記憶する際に本装置で規
定した形態に(著作権フラグCRFとして)変換して保
護の要否を判別可能に維持するので、外部から取り込ん
だ楽曲データの著作権データの形態がまちまちであって
も、装置内部における著作権データの形態を統一して管
理を容易にすることで、権利保護をより確実にすること
ができる。
【0112】本実施の形態によればまた、第2ROM6
B内に、日本向けと海外向けとで区別することなくすべ
ての楽曲データを記憶すると共に、各楽曲データに仕向
地フラグDFを対応させておき、且つ、本装置の第1R
OM6Aの仕向地情報DIとして、日本向け装置には
「0」、海外向け装置には「1」を記憶しておく。そし
て、一覧表示の際、第1ROM6Aから読み出した仕向
地情報DIが「0」か「1」かによって、対応する楽曲
データのみが表示され、適切な楽曲データのみが利用可
能となるようにした。これにより、日本向けと海外向け
とで第1ROM6Aを区別して作成、管理する必要がな
くなるので、第1ROM6Aの作成、管理を簡単にし、
第1ROM6Aの共用化により構成の簡単化及びコスト
低減を図ることができる。
【0113】なお、本実施の形態では、本装置で実行さ
れる処理プログラムを仕向地毎に異ならせて記憶するよ
うにしたが、これの代わりに、楽曲データと同様に日本
向け用と海外向け用の両処理プログラムを第1ROM6
Aに記憶しておき、実際に実行される処理プログラムが
仕向地データDIに基づいて選択されるようにしてもよ
い。その場合、例えば、第1ROM6Aに図4に示す仕
向地情報DIを記憶する代わりに、CPU5に繋がる不
図示のI/Oポートの1ビットを用いて「0」なら日
本、「1」なら海外、というように設定すればよい。
【0114】なお、本実施の形態では、仕向地は2個の
場合を例示したが、3個以上いくつの場合にも適用可能
であり、数に応じて仕向地情報DI、仕向地フラグDF
の設定値数を増やせばよい。
【0115】なお、本実施の形態において、楽曲データ
の外部出力を制御する態様は、一律許容または一律禁止
を例示したが、これに限らず、一定の条件付きで許容/
禁止するようにしてもよい。例えば、特定の出力先だけ
に出力を許容してもよいし、あるいは、著作権の利用許
諾の内容に従って、1世代に限りファイルとしてのコピ
ーを可能にするための情報を付随させて出力を許容する
ようにしてもよい。
【0116】なお、本実施の形態において、楽曲データ
が予め記憶された記録メディア、及び本装置から転送さ
れた楽曲データを記憶する記録メディアは、例示した上
記FD24等に限定されるものでなく、例えば、光磁気
ディスク、CD−R/RW、磁気テープ、PD(Phase
change Disk)、DVD−RAM、DVD−R/RW
等、各種メディアを用いることができる。
【0117】なお、本実施の形態では楽曲データを第2
ROM6Bまたはフラッシュメモリ21から出力する
際、RAM7に一旦書き込み、RAM7から出力するよ
うにした場合を例示したが、楽曲データの著作権フラグ
CRFによる出力規制は、RAM7を介してなされる場
合に限らず、第2ROM6Bまたはフラッシュメモリ2
1から直接出力されるようにした場合にも適用可能であ
る。
【0118】なお、本実施の形態において、スタイルデ
ータ、音色データ、設定データ等に著作権が存在する場
合は、楽曲データの場合と同様に著作権データに基づき
出力規制等の制御を行うようにしてもよい。
【0119】なお、本実施の形態では、保護すべき楽曲
データとして著作権を有するものを例示したが、これ以
外の権利等によって自由な複製が禁止されているものに
ついても、著作権データと同様のデータを用いて出力規
制を行うことが可能である。
【0120】なお、本発明を達成するためのソフトウェ
アによって表される制御処理プログラムを記憶した記憶
媒体を、本装置に読み出すことによって同様の効果を奏
するようにした場合、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することに
なり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発
明を構成することになる。また、プログラムコードが電
送媒体等を介して供給される場合は、プログラムコード
自体が本発明を構成することになる。なお、これらの場
合の記憶媒体としては、ROMのほか、フロッピー(登
録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、CD
−ROM、CD−R/RW、磁気テープ、不揮発性のメ
モリカード等を用いることができる。
【0121】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、上述した実施の形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる
ことは言うまでもない。さらに、記憶媒体から読出され
たプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能
拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニッ
トに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコー
ドの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニ
ットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部
を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0122】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項
1、11によれば、楽曲データの外部出力を曲毎に個別
的に制御して権利を保護しつつ有効利用を図ることがで
きる。
【0123】また、請求項2によれば、権利保護を厚
く、確実にすると共に、出力可否判別等の処理を迅速に
行うことができる。
【0124】また、請求項3によれば、著作権等の権利
を有する楽曲データの無制限の外部出力を曲毎に個別的
に制限して権利を保護すると共に、権利を有しない楽曲
データの有効利用を図ることができる。
【0125】また、請求項4によれば、装置内部に予め
プリセットされた楽曲データについて権利保護または有
効利用を図ることができる。
【0126】また、請求項5によれば、プリセット曲を
編集等して再記憶した楽曲データや、外部から入力した
楽曲データについても権利保護を維持することができ
る。
【0127】また、請求項6によれば、装置内部におけ
る権利データの形態を統一して管理を容易にすること
で、権利保護をより確実にすることができる。
【0128】また、請求項7によれば、ファイル名の変
更や編集等を経て再記憶が行われても権利を一貫して保
護することができる。
【0129】また、請求項8によれば、劣化を伴わない
ような楽曲データの出力を広く制限等して権利を効果的
に保護することができる。
【0130】本発明の請求項9、12によれば、各仕向
地に適した楽曲データのみをアクセス可能にして、楽曲
データプリセット用メモリの作成、管理を簡単にし、メ
モリの共用化により構成の簡単化及びコスト低減を図る
ことができる。
【0131】また、請求項10によれば、楽曲データ用
のプリセットメモリを複数の仕向地用の電子音楽装置間
で共用可能にして構成の簡単化及びコスト低減を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係る電子音楽装置の
全体構成を示すブロック図である。
【図2】 各種メモリ内のデータ構成を示す概念図であ
る。
【図3】 第2ROMに記憶されているデータの詳細な
構成を示す図である。
【図4】 第1ROM内のデータ構成を示す概念図であ
る。
【図5】 仕向地情報DI及び仕向地フラグDFに基づ
く楽曲データのアクセス状況を説明するための図であ
る。
【図6】 本実施の形態におけるメインルーチンのフロ
ーチャートを示す図である。
【図7】 図6のステップS602で実行されるパネル
スイッチ処理のフローチャートを示す図である。
【図8】 図6のステップS602で実行されるパネル
スイッチ処理の図7の続きのフローチャートを示す図で
ある。
【図9】 図7、図8のステップS712で実行される
外部出力処理のフローチャートを示す図である。
【図10】 図7、図8のステップS714で実行され
る外部入力処理のフローチャートを示す図である。
【図11】 図6のステップS603で実行される自動
演奏処理のフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
2 パネルスイッチ(出力受け付け手段、アクセス手
段)、 5 CPU(出力制御手段、アクセス制御手
段)、 6A 第1ROM(仕向地データ記憶手段)、
6B 第2ROM(第1記憶手段、第1内蔵メモリ、
第3記憶手段)、7 RAM(第2記憶手段)、 10
フロッピー(登録商標)ディスクドライブ(FDD)
(外部出力手段)、 11 ハードディスクドライブ
(HDD)(外部出力手段)、 13 MIDIインタ
ーフェイス(MIDII/F)(外部出力手段)、 1
4 通信インターフェイス(通信I/F)(外部出力手
段)、15 音源回路(楽音信号発生手段)、 20
外部装置(外部提供手段)、21 フラッシュメモリ
(第1記憶手段、第2内蔵メモリ)、 24 フロッピ
ー(登録商標)ディスク(FD)(外部提供手段)、
102 サーバコンピュータ(外部提供手段)、 DI
仕向地情報(仕向地データ)、 DF 仕向地フラグ
(仕向地対応データ)、 CRF 著作権フラグ(所定
の権利データの一部)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の楽曲データと該複数の各楽曲デー
    タに対応する所定の権利データとを対応付けて記憶する
    第1記憶手段(6B、21)と、 前記第1記憶手段により記憶された楽曲データに基づい
    て楽音信号を発生させる楽音信号発生手段と、 前記第1記憶手段により記憶された楽曲データを外部に
    出力可能な外部出力手段と、 前記第1記憶手段により記憶された楽曲データを選択し
    て出力する出力指示を受け付ける出力受け付け手段と、 前記出力受け付け手段により前記出力指示の受け付けが
    あった場合は、該受け付けにおいて選択された楽曲デー
    タに対応する所定の権利データに基づいて、前記外部出
    力手段による前記楽曲データの外部出力を制御する出力
    制御手段とを備えたことを特徴とする電子音楽装置。
  2. 【請求項2】 前記第1記憶手段により記憶された楽曲
    データが前記外部出力手段により外部出力される際に
    は、前記第1記憶手段から第2記憶手段(7)に前記楽
    曲データと共に対応する所定の権利データが転送され、
    該転送された楽曲データが前記第2記憶手段から外部に
    出力されるように構成され、前記出力制御手段は、前記
    選択された楽曲データに対応する所定の権利データを前
    記第2記憶手段から読み出し、該読み出した所定の権利
    データに基づいて、前記外部出力手段による前記楽曲デ
    ータの外部出力を制御することを特徴とする請求項1記
    載の電子音楽装置。
  3. 【請求項3】 前記出力制御手段は、前記選択された楽
    曲データに対応する所定の権利データが、権利保護が必
    要であることを示さない場合は、前記選択された楽曲デ
    ータの外部出力を許容する一方、前記選択された楽曲デ
    ータに対応する所定の権利データが、権利保護が必要で
    あることを示す場合は、前記選択された楽曲データの外
    部出力を禁止するように制御することを特徴とする請求
    項1または2記載の電子音楽装置。
  4. 【請求項4】 前記第1記憶手段は、前記複数の楽曲デ
    ータと前記対応する所定の権利データとを予め記憶して
    いる第1内蔵メモリ(6B)を備えたことを特徴とする
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子音楽装置。
  5. 【請求項5】 前記第1記憶手段は、前記複数の楽曲デ
    ータと前記対応する所定の権利データとを予め記憶して
    いる第1内蔵メモリ(6B)と、前記複数の楽曲データ
    と対応する所定の権利データとを予め記憶している外部
    提供手段(20、24、102)及び前記第1内蔵メモ
    リの少なくとも一方から前記楽曲データ及び前記所定の
    権利データを取り込んで記憶可能な第2内蔵メモリ(2
    1)とを備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    か1項に記載の電子音楽装置。
  6. 【請求項6】 前記楽曲データ及び前記所定の権利デー
    タが前記外部提供手段から前記第2内蔵メモリに取り込
    まれる場合は、前記所定の権利データは、前記外部提供
    手段に記憶されていた形態にかかわらず、所定の形態に
    変換されて前記第2内蔵メモリに記憶されることを特徴
    とする請求項5記載の電子音楽装置。
  7. 【請求項7】 前記楽曲データ及び前記所定の権利デー
    タが前記第1内蔵メモリから前記第2内蔵メモリに取り
    込まれる場合は、前記所定の権利データは、変更される
    ことなく対応する楽曲データと一緒に前記第2内蔵メモ
    リに記憶されることを特徴とする請求項5または6記載
    の電子音楽装置。
  8. 【請求項8】 前記外部出力手段は、前記楽曲データを
    ファイルとしての出力、及びMIDIデータとしてのリ
    アルタイム出力の少なくとも一方により出力可能である
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の
    電子音楽装置。
  9. 【請求項9】 利用される内蔵曲を仕向地毎に異ならせ
    て提供される電子音楽装置であって、 複数の楽曲データと該複数の各楽曲データ毎にその仕向
    地を示す仕向地対応データとを対応付けて記憶する第3
    記憶手段(6B)と、 装置別の仕向地を示す仕向地データを記憶する仕向地デ
    ータ記憶手段(6A)と、 前記第3記憶手段により記憶された楽曲データを利用す
    るためにアクセスするアクセス手段と、 前記楽曲データを利用しようとする際、前記仕向地デー
    タ記憶手段により記憶された仕向地データに合致する仕
    向地対応データに対応する楽曲データのみについて、前
    記アクセス手段によるアクセスを可能とする一方、その
    他の楽曲データについては前記アクセス手段によるアク
    セスを禁止するように制御するアクセス制御手段とを備
    えたことを特徴とする電子音楽装置。
  10. 【請求項10】 前記第3記憶手段は、複数の仕向地用
    の楽曲データ及び該楽曲データの各々に対応する仕向地
    対応データのすべてを記憶し、前記複数の仕向地用の電
    子音楽装置間で共用可能に構成されたことを特徴とする
    請求項9記載の電子音楽装置。
  11. 【請求項11】 複数の楽曲データと該複数の各楽曲デ
    ータに対応する所定の権利データとを対応付けて記憶し
    た第1記憶手段からの楽曲データの出力を制御する電子
    音楽装置の制御方法をコンピュータに実現させるための
    プログラムであって、 前記第1記憶手段に記憶された楽曲データに基づいて楽
    音信号を発生させる楽音信号発手順と、 前記第1記憶手段に記憶された楽曲データを外部に出力
    可能な外部出力手順と、 前記第1記憶手段に記憶された楽曲データを選択して出
    力する出力指示を受け付ける出力受け付け手順と、 前記出力受け付け手順により前記出力指示の受け付けが
    あった場合は、該受け付けにおいて選択された楽曲デー
    タに対応する所定の権利データに基づいて、前記外部出
    力手順による前記楽曲データの外部出力を制御する出力
    制御手順とを実行させるためのプログラム。
  12. 【請求項12】 複数の楽曲データと該複数の各楽曲デ
    ータ毎にその仕向地を示す仕向地対応データとを対応付
    けて記憶した第3記憶手段と、装置別の仕向地を示す仕
    向地データを記憶した仕向地データ記憶手段とを備えた
    電子音楽装置を制御して、利用される内蔵曲を仕向地毎
    に異ならせて前記電子音楽装置が提供されるようにする
    電子音楽装置の制御方法をコンピュータに実現させるた
    めのプログラムであって、 前記第3記憶手段に記憶された楽曲データを利用するた
    めにアクセスするアクセス手順と、 前記楽曲データを利用しようとする際、前記仕向地デー
    タ記憶手段に記憶された仕向地データに合致する仕向地
    対応データに対応する楽曲データのみについて、前記ア
    クセス手順によるアクセスを可能とする一方、その他の
    楽曲データについては前記アクセス手順によるアクセス
    を禁止するように制御するアクセス制御手順とを実行さ
    せるためのプログラム。
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