JP2006267491A - 自動演奏データ再生装置およびその制御方法を実現するためのプログラム - Google Patents

自動演奏データ再生装置およびその制御方法を実現するためのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】自動演奏データに基づいて、オリジナルの演奏によって生成される楽音と同様のクォリティの楽音を生成する自動演奏データ再生装置およびその制御方法を実現するプログラムを提供する。
【解決手段】受信した自動演奏データに基づいて、適性に演奏(再生)できるか否かを解析する(ステップS75)。この解析の結果、当該自動演奏データに不足しているデータがあるために、適性に演奏できないことを検知したときには、その不足データの送信要求をWebサーバに送信する(ステップS77)。ここで、解析結果の具体例としては、自動演奏データ中に、音色指定データが記載されているときに、その音色指定データによって示される音色データが、受信した自動演奏データ中にも、自動演奏データ再生装置内にも存在していないことを検知したことを挙げることができる。
【選択図】図9

Description

本発明は、ネットワークを介して接続されたサーバから取得した自動演奏データを再生する自動演奏データ再生装置およびその制御方法を実現するためのプログラムに関する。
ネットワークを介して接続されたサーバから取得した自動演奏データを再生する自動演奏データ再生装置は、従来から知られている。
このような自動演奏データ再生装置として、たとえばMIDI(Musical Instrument Digital Interface)データによって構成された自動演奏データをサーバから取得し、自動演奏データ中で指定される音色データについては、当該装置内に格納されたものを使用して、楽音信号を生成するようにしたものがある(たとえば特許文献1参照)。
特開2002−91440号公報
しかし、上記従来の自動演奏データ再生装置では、内蔵の音色データを使用して楽音信号を生成するので、生成された楽音は、元々のオリジナルの演奏によって生成された楽音とは違ったものとして聞こえてしまうことがあった。
これに対処するために、サーバからオーディオデータを取得し、このオーディオデータを再生することで、オリジナルの演奏によって生成される楽音と同じ楽音を生成するようにしたものもある。
しかし、オーディオデータは、MIDIデータによって構成された自動演奏データと比較して、そのデータ量が大きく、そのデータ送信に時間がかかるので、本来の演奏時間より縮減したデータを送信することもあった。さらに、オーディオデータには、編集し難いという欠点もあった。
本発明は、この点に着目してなされたものであり、自動演奏データに基づいて、オリジナルの演奏によって生成される楽音と同様のクォリティの楽音を生成することが可能となる自動演奏データ再生装置およびその制御方法を実現するためのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の自動演奏データ再生装置は、ネットワークを介してサーバと接続する接続手段と、該接続手段によって接続されたサーバに対して、該サーバに記憶されている自動演奏データの配信要求を送信する送信手段と、該送信手段によって送信された配信要求に応じて、前記サーバが配信した自動演奏データを受信する受信手段と、該受信手段によって受信した自動演奏データを再生する再生手段と、該再生手段によって、前記自動演奏データを再生した場合に、適性に再生できるか否かを解析する解析手段とを有し、前記解析手段による解析の結果、前記自動演奏データで使用する音色データが不足している場合には、前記送信手段は、当該音色データの配信要求を前記サーバに送信し、前記受信手段は、前記送信された配信要求に応じて、前記サーバが配信した音色データを受信し、前記再生手段は、該受信した音色データを使用して、前記自動演奏データを再生することを特徴とする。
好ましくは、複数の音色データを記憶する記憶手段と、前記解析手段による解析の結果、前記自動演奏データで使用する音色データが不足している場合に、当該音色データを前記記憶手段から検索する検索手段とをさらに有し、前記検索手段による検索の結果、当該音色データが前記記憶手段内に見つからないときに、前記前記送信手段は、当該音色データの配信要求を前記サーバに送信することを特徴とする。
さらに好ましくは、前記受信手段は、前記サーバから、少なくとも音色データを受信するときには、前記サーバによって圧縮された音色データを受信することを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項4に記載のプログラムは、請求項1と同様の技術的思想によって実現できる。
請求項1または4に記載の発明によれば、サーバから配信された自動演奏データを再生した場合に、適性に再生できるか否かが解析され、解析の結果、前記自動演奏データで使用する音色データが不足している場合には、当該音色データの配信要求が前記サーバに送信され、該送信された配信要求に応じて、前記サーバが配信した音色データが受信され、該受信した音色データを使用して、前記自動演奏データが再生されるので、自動演奏データに基づいて、オリジナルの演奏によって生成される楽音と同様のクォリティの楽音を生成することが可能となる。そして、サーバからは、データ容量の少ない自動演奏データが配信されるので、データの送信時間を削減することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る自動演奏データ再生装置1の概略構成を示すブロック図である。
同図に示すように、自動演奏データ再生装置1は、音高情報を入力するための鍵盤を含む演奏操作子2と、各種情報を入力するための複数のスイッチやキーボード、マウスを含む設定操作子3と、演奏操作子2の操作状態を検出する検出回路4と、設定操作子3の操作状態を検出する検出回路5と、装置全体の制御を司るCPU6と、該CPU6が実行する制御プログラムや、各種テーブルデータ等を記憶するROM7と、自動演奏データ、各種入力情報および演算結果等を一時的に記憶するRAM8と、タイマ割込み処理における割込み時間や各種時間を計時するタイマ9と、各種情報等を表示する、たとえば液晶ディスプレイ(LCD)若しくはCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイおよび発光ダイオード(LED)等を備えた表示装置10と、前記制御プログラムを含む各種アプリケーションプログラムや各種楽曲データ、各種データ等を記憶する外部記憶装置11と、外部からのMIDI(Musical Instrument Digital Interface)メッセージを入力したり、MIDIメッセージを外部に出力したりするMIDIインターフェース(I/F)12と、通信ネットワーク101を介して、たとえばサーバコンピュータ(以下、「サーバ」と略して言う)102とデータの送受信を行う通信インターフェース(I/F)13と、演奏操作子2から入力された演奏データや予め設定された演奏データ等を楽音信号に変換する音源回路14と、該音源回路14からの楽音信号に各種効果を付与するための効果回路15と、該効果回路15からの楽音信号を音響に変換する、たとえば、DAC(Digital-to-Analog Converter)やアンプ、スピーカ等のサウンドシステム16とにより構成されている。
上記構成要素4〜15は、バス17を介して相互に接続され、CPU6にはタイマ9が接続され、MIDII/F12には他のMIDI機器100が接続され、通信I/F13には通信ネットワーク101が接続され、音源回路14には効果回路15が接続され、効果回路15にはサウンドシステム16が接続されている。ここで、通信I/F13および通信ネットワーク101は、有線方式のものに限らず、無線方式のものであってもよい。また、両方式のものを備えていてもよい。
外部記憶装置11としては、たとえば、フレキシブルディスクドライブ(FDD)、ハードディスクドライブ(HDD)、CD−ROMドライブおよび光磁気ディスク(MO)ドライブ等を挙げることができる。そして、外部記憶装置11には、前述のように、CPU6が実行する制御プログラムも記憶でき、ROM7に制御プログラムが記憶されていない場合には、この外部記憶装置11に制御プログラムを記憶させておき、それをRAM8に読み込むことにより、ROM7に制御プログラムを記憶している場合と同様の動作をCPU6にさせることができる。このようにすると、制御プログラムの追加やバージョンアップ等が容易に行える。
MIDII/F12は、専用のものに限らず、RS−232CやUSB(ユニバーサル・シリアル・バス)、IEEE1394(アイトリプルイー1394)等の汎用のインターフェースより構成してもよい。この場合、MIDIメッセージ以外のデータをも同時に送受信してもよい。
通信I/F13は、上述のように、たとえばLAN(Local Area Network)やインターネット、電話回線等の通信ネットワーク101に接続されており、該通信ネットワーク101を介して、サーバ102に接続される。外部記憶装置11に上記各プログラムや各種パラメータが記憶されていない場合には、通信I/F13は、サーバ102からプログラムやパラメータをダウンロードするために用いられる。クライアントとなる自動演奏データ再生装置は、通信I/F13および通信ネットワーク101を介してサーバ102へとプログラムやパラメータのダウンロードを要求するコマンドを送信する。サーバ102は、このコマンドを受け、要求されたプログラムやパラメータを、通信ネットワーク101を介して自動演奏データ再生装置へと配信し、自動演奏データ再生装置が通信I/F13を介して、これらプログラムやパラメータを受信して外部記憶装置11に蓄積することにより、ダウンロードが完了する。
サーバ102は、本実施の形態では、コンテンツ(Webページデータ)を配信するWebサーバである。Webサーバ102は、自動演奏データ再生装置1と同様の構成要素によって構成すればよいが、演奏操作子2、検出回路4およびMIDII/F12は必須の要素ではないので、これらを省略してもよく、一般的には、サーバ用コンピュータが用いられる。
図2は、Webサーバ102の外部記憶装置(図示せず)に記憶された記憶内容の一例を示す図である。
同図に示すように、Webサーバ102の外部記憶装置には、ユーザ情報201、コンテンツデータ202およびその他データ203が記憶されている。
ユーザ情報201とは、Webサーバ102にアクセスして、Webサーバ102が提供する各種サービスを受けることができるユーザに関する情報を言い、ユーザ1人に対して1つ記憶されている。Webサーバ102にアクセス可能なユーザは、通常複数人登録されているが、各ユーザのユーザ情報は、それぞれ同じフォーマットのものを用いればよいので、図示例では、ユーザAのユーザ情報210がその代表として示されている。
ユーザ情報201は、ユーザID211と、ユーザパスワード212と、当該ユーザがアクセスに使用するPC(パーソナルコンピュータ)の固有情報213と、当該ユーザが既に購入した楽曲の情報(たとえば、楽曲の名称や購入日時など)214と、その他情報215とによって構成されている。
コンテンツデータ202は、自動演奏データ202aおよび音色データ202bによって構成されている。自動演奏データ202aは、複数のソングデータおよび複数の伴奏スタイルデータによって構成されている。ソングデータは、曲のメロディを発音させるためのデータであり、伴奏スタイルデータは、曲の伴奏を発音させるためのデータである。本実施の形態では、伴奏スタイルデータを例に挙げて、本発明の特徴を説明するが、これは説明上の都合であり、ソングデータについても同様に、本発明を適用することができる。
伴奏スタイルデータは、8ビート、16ビート、ダンス、ジャズ、R&Bなどの各種伴奏スタイルのそれぞれに対して、予め用意されている。各伴奏スタイルデータは、それぞれ同じフォーマットのものを用いればよいので、図2には、伴奏スタイルA(この“A”が、上記各種伴奏スタイル(8ビート、16ビート、ダンス、ジャズ、R&Bなど)のいずれかに相当する)対する伴奏スタイルデータ220がその代表として示されている。
伴奏スタイルデータ220は、楽曲情報221および演奏情報222によって構成されている。楽曲情報221には、当該伴奏スタイルデータ220の名称や、当該伴奏スタイルデータ220を再生するときのテンポ、当該伴奏スタイルデータ220が基準とする調などの書誌的情報と、当該伴奏スタイルデータ220に含まれる演奏情報222の記憶位置を示す情報(アドレス情報)などの管理情報が含まれている。演奏情報222は、複数のパーツ情報#k(k=1,2,…)223によって構成されている。パーツ情報#k223としては、たとえば、曲の「イントロ」部分に用いられるもの、曲の「メイン」部分に用いられるもの、曲の流れに区切りをつけて演奏を盛り上げる「ブレイク」部分に用いられるもの、および、曲の「エンディング」部分に用いられるものなどを挙げることができる。また、伴奏曲が複数のパート(音色)によって構成されている場合に、各パーツ情報#k223をそれぞれ各パートデータに対応付けるようにしてもよい。
各パーツ情報#k223は、それぞれ、使用制限情報224、音色指定データ225、演奏データ226およびその他情報227によって構成されている。
使用制限情報224は、当該パーツ情報#k223が使用制限を受けるものであるか否かを示す情報を含み、さらに、当該パーツ情報#k223が使用制限を受けるものである場合には、当該パーツ情報#k223がどのような種類のパーツ情報であるかを示すパーツ種類情報を含んでいる。使用制限を受けるものであるか否かを示す情報は、たとえばフラグ(以下、「使用制限フラグ」という)によって形成され、使用制限フラグが“1”のときには、当該パーツ情報#k223が使用制限を受けることを意味し、使用制限フラグが“0”のときには、当該パーツ情報#k223が使用制限を受けないことを意味する。使用制限フラグが“1”に設定された場合には、当該パーツ情報#k223は、使用制限を受けるが、その使用制限は、本実施の形態では、当該パーツ情報#k223の再生をできなくすることとしている。ただし、使用制限フラグが“1”に設定されていたとしても、当該パーツ情報#k223が編集されていない(つまり、著作権者が作成したオリジナルの)パーツ情報(以下、「親パーツ情報」という)である場合や、当該パーツ情報#k223が編集されたパーツ情報(以下、「子パーツ情報」という)であり、かつ、その親パーツ情報が当該パーツ情報#k223(つまり、子パーツ情報)と同じ装置内に記憶されている場合には、当該パーツ情報#k223を再生できるようにしている。したがって、上記パーツ種類情報として、当該パーツ情報#k223が親パーツ情報である場合には、親パーツ情報であることを示す情報が設定され、当該パーツ情報#k223が子パーツ情報である場合には、子パーツ情報であることを示す情報が設定される。さらに、子パーツ情報であることを示す情報が設定された場合に、その親パーツ情報が同じ装置内に記憶されているときには、その親パーツ情報が存在する位置を示す情報も設定される。したがって、当該パーツ情報#k223は、次の条件がすべて成立した場合に、その再生ができないように制限される。すなわち、
(1)使用制限フラグ=1
(2)子パーツ情報である
(3)その親パーツ情報が存在する位置を示す情報が設定されていない
と言う条件である。
なお、使用制限は、再生制限に限らず、編集制限等の他の種類の制限でもよいので、制限の種類が複数あり、その中からいずれか1つを選択して制限するように構成した場合には、使用制限情報内に、制限の種類を書き込めるようにすればよい。
音色指定データ225は、当該パーツ情報#k223で使用される音色データ(図示例では、音色AおよびBにそれぞれ対応する音色データ230aおよび230b)の位置を指定するデータである。
演奏データ226は、キーオンイベント、キーオフイベント、音色指定イベント等のイベントデータと、該イベントデータの再生タイミングを示すタイミングデータとを一組とする複数組のシーケンスによって構成されている。
その他情報227としては、たとえば、当該パーツ情報#k223が伴奏曲のどの部分のものであるかを示す情報や、当該パーツ情報#k223に付与された固有の名称を挙げることができる。
また、その他データ203としては、たとえば、Webサーバ102のCPU(図示せず)が実行する制御プログラムを挙げることができる。
以上のように構成された自動演奏データ再生装置1およびWebサーバ102が実行する制御処理を、まずその概要を説明し、次に図3〜図10を参照して詳細に説明する。
自動演奏データ再生装置1は、主として、次の処理を行う。すなわち、
(i)Webサーバ102から、送信要求した自動演奏データを受信し、さらに、受信した自動演奏データに音色指定データが含まれており、かつその音色指定データによって指定される音色データが自動演奏データ再生装置1内に記憶されていない場合に、その音色データをWebサーバ102から受信するデータ受信処理
(ii)上記(i)のデータ受信処理によって受信した自動演奏データを構成する複数のパーツ情報のうち、少なくとも1つのパーツ情報を編集するときに、編集対象のパーツ情報の使用制限フラグが“1”に設定されていた場合、編集後のパーツ情報(子パーツ情報)に対しても、使用制限情報を生成して記憶させる編集処理
(iii)子パーツ情報を自動演奏しようとするときには、子パーツ情報の使用制限情報の内容を判別し、その結果、その使用制限フラグが“1”に設定され、かつその親パーツ情報が存在する位置を示す情報が設定されていないことが判別された場合、当該子パーツ情報または当該子パーツ情報を含む自動演奏データ全体の再生を停止する処理を含む自動演奏処理
である。
Webサーバ102は、主として、次の処理を行う。すなわち、
(I)接続要求してきたユーザ(クライアント装置)の認証処理
(II)上記(I)の認証処理によって認証された自動演奏データ再生装置1が送信要求した自動演奏データおよび音色データを、自動演奏データ再生装置1に配信する配信処理
である。
次に、この制御処理を詳細に説明する。
図3は、Webサーバ102、特に前記CPUが実行するメインルーチンの手順を示すフローチャートであり、本メインルーチンは、たとえば、Webサーバ102の電源が投入されたときに起動される。なお、本メインルーチンには、前記(I)および(II)の各処理が含まれている。
同図において、まず、RAM(図示せず)をクリアしたり、前記通信ネットワーク101に接続したりする等の初期化処理を実行する(ステップS1)。
次に、通信ネットワーク101を介してユーザ(自動演奏データ再生装置1を含むクライアント装置)が接続してくる状態(接続要求の有無)を監視し(ステップS2)、接続要求があれば、そのユーザ側装置との接続処理を実行する(ステップS3)。ここで、接続処理とは、具体的には、Webサーバ102側の通信プロトコルとユーザ側装置の通信プロトコルとを合致させた後、ユーザ側装置に対して、ユーザIDおよびパスワードを入力できるWebページデータを送信する処理である。
ユーザ側装置は、受信したWebページデータを表示し、ユーザが、表示されたWebページに対して、自身のユーザIDおよびパスワードを入力すると、このユーザIDおよびパスワードは、ユーザ側装置から、通信ネットワーク101を介してWebサーバ102に送信される。これにより、Webサーバ102は、入力されたユーザIDおよびパスワード(ユーザ情報)を受け付け(ステップS4)、Webサーバ102内に保存されている、ユーザIDおよびパスワードと、入力されたユーザIDおよびパスワードとをそれぞれ比較し、両者が一致した場合に、そのユーザ側装置の接続を許可するという認証処理を行う(ステップS5)。なお、この認証処理で、接続が許可されたユーザ側装置に対しては、さらに、ユーザ側装置固有の情報(前記固有情報213に相当するもの)を取得するための取得要求を送信し、これに対して、ユーザ側装置が送信してきたユーザ側装置固有の情報を受信する。受信したユーザ側装置固有の情報は、当該ユーザ情報内の対応する位置(前記ユーザ情報201では、固有情報213の格納位置)に格納しておく。このように、ユーザ側装置固有の情報を取得するようにしたのは、次の理由による。すなわち、
(a)ユーザ側装置固有の情報に応じて、提供するサービスや送信するデータ種類を決定する
(b)Webサーバ102から自動演奏データを送信するときに、自動演奏データのデータ容量が大きい場合、自動演奏データを圧縮して送信する必要があるが、圧縮方式には様々な種類があり、ユーザ側装置がすべての圧縮方式をサポートしているとは限らないので、ユーザ側装置固有の情報から、当該ユーザ側装置がサポートしている圧縮方式を検知し、その圧縮方式で自動演奏データを圧縮して送信する
ためである。
次に、現在接続が許可されているユーザ側装置に対応したサービスメニューを表示させるためのWebページデータを、そのユーザ側装置に送信する(ステップS6)。ここで、ユーザ側装置に対応したサービスメニューとは、ユーザ側装置が取り扱うことができるサービスやデータ種類(上記(a)参照)、圧縮方式(上記(b)参照)の一覧である。
ユーザ側装置は、Webページデータを受信すると、そのWebページデータによって表されるサービスメニューを表示し、この中から、ユーザが、提供して欲しいサービスや、配信して欲しいデータ種類およびその圧縮方式を選択すると、その選択情報がユーザ側装置からWebサーバ102に送信される。
Webサーバ102は、この選択情報を受け付け(ステップS7)、選択情報に応じたサービス(または、データ種類および圧縮方式の自動演奏データ)をユーザ側装置に提供(または、配信)する(ステップS8)。
そして、ユーザ側装置から終了の信号を受信したり、ユーザ側装置が選択情報を送信しない状態が所定時間続いたりして、終了が検出されるまで、ステップS6〜S8の処理を繰り返す。一方、終了が検出されたときには、前記ステップS2に戻る。
このようにして、ユーザ側装置が接続許可され、そのユーザが、自動演奏データとして、たとえば前記伴奏スタイルデータ220を選択し、その配信要求をWebサーバ102に行うと、Webサーバ102は、その外部記憶装置に記憶された伴奏スタイルデータ220を読み出し、ユーザによって選択された圧縮方式で圧縮した後、ユーザ側装置に送信する。
図4は、自動演奏データ再生装置1、特にCPU6が実行するメインルーチンの手順を示すフローチャートである。本メインルーチンでは、主として、次の処理を行う。すなわち、
(A)初期化処理(ステップS11)
(B)パネル(図示せず)上に設けられた前記設定操作子3のうち、いずれかの設定操作子が操作されたときに実行される設定操作子処理(ステップS13〜S19)
(C)Webサーバ102から配信されたデータを受信するデータ受信処理(ステップS21)
(D)自動演奏の開始が指示されてからその終了が指示されるまで実行される自動演奏処理(ステップS23)
(E)前記演奏操作子2のいずれかが操作されたときに、操作された演奏操作子に対応する楽音信号を生成する処理(ステップS25)
である。
そして、上記(B)の設定操作子処理は、操作された設定操作子の種類に応じた、次の処理によって構成されている。すなわち、
(B1)ネットサービスに関連する設定操作子が操作されたときに実行されるネットサービス処理(ステップS14)
(B2)自動演奏データの編集に関連する設定操作子が操作されたときに実行される編集処理(ステップS16)
(B3)自動演奏の設定に関連する設定操作子が操作されたときに実行される自動演奏設定処理(ステップS18)
(B4)上記(B1)〜(B3)で操作された設定操作子以外の操作子が操作されたときに実行される処理
である。
図5は、上記(B1)のネットサービス処理の詳細な手順を示すフローチャートであり、本ネットサービス処理は、自動演奏データ再生装置1を、通信ネットワーク101を介してWebサーバ102に接続させることにより、ユーザが、Webサーバ102から各種サービスを受けることができるようにする処理である。
図5において、演奏操作子2を用いて、ユーザがWebサーバ102との接続を指示すると、CPU6は、前記通信I/F13を介して、通信ネットワーク101上にWebサーバ102との回線を確保し(ステップS32)、確保された回線を介して、Webサーバ102とネゴシエーションを行う(ステップS33)。このネゴシエーションには、前記ステップS3の接続処理で説明したような、Webサーバ102側の通信プロトコルと自動演奏データ再生装置1側の通信プロトコルとを合致させる処理が含まれている。
次に、前記図3のステップS6で、Webサーバ102が送信したWebページデータに基づいて、自動演奏データ再生装置1が前記表示装置10上にサービスメニューを表示している状態で、ユーザが、たとえば、設定操作子3に含まれる前記マウスやキーボードを用いて、サービスメニューに記載されている情報を選択指示したり、あるいはサービスメニューに記載されている入力欄に情報を入力指示したりした場合には、選択指示/入力指示された情報は、前記RAM8に確保された一時記憶領域(図示せず)に格納される(ステップS35)。
その後、設定操作子3に含まれる実行ボタン(典型的には、リターンキー)が操作されて、実行指示がなされると、上記一時記憶領域に格納された選択指示/入力指示された情報と、実行指示情報(典型的には、リターンキー情報)が、通信I/F13および通信ネットワーク101を介して、Webサーバ102に送信される(ステップS37)。
このようにして、ユーザが、Webサーバ102に対して接続指示を行うと、まず、自動演奏データ再生装置1とWebサーバ102とは自動的に仮接続される。次に、ユーザがユーザIDおよびパスワードを入力すると、入力されたユーザIDおよびパスワードは、Webサーバ102に送信され、Webサーバ102は、前述したように、このユーザIDおよびパスワードに基づいて認証処理を行い、その結果、自動演奏データ再生装置1に対して接続許可が下りると、自動演奏データ再生装置1とWebサーバ102とは本接続される。つまり、自動演奏データ再生装置1は、Webサーバ102から各種サービスを受け得る接続状態になる。この状態で、ユーザが、自動演奏データとして、たとえば前記伴奏スタイルデータ220を選択し、リターンキーを操作することにより、その配信を要求すると、伴奏スタイルデータ220の選択情報とリターンキー情報が、Webサーバ102側に送信される。
図6および図7は、前記(B2)の編集処理の詳細な手順を示すフローチャートであり、本編集処理は、ユーザが指定した自動演奏データに含まれる複数のパーツ情報のうち、少なくとも1つを選択して編集するときに実行される処理を示しており、前記(ii)の処理を含んでいる。なお、本編集処理が起動されるときには、既に、編集目的の自動演奏データが、ユーザによって選択され、Webサーバ102からダウンロードされて、RAM8に確保された自動演奏データ記憶領域(図示せず)に格納されているものとする。
図6において、まず、ユーザが上記自動演奏データ記憶領域に記憶されている自動演奏データの読み出しを指示すると、その自動演奏データを、自動演奏データ記憶領域から読み出し、その自動演奏データを構成するすべてのパーツ情報を、表示装置10上に表示する(ステップS42)。ここで、表示装置10に表示されるパーツ情報の内容は、たとえば、各パーツ情報の名称、使用制限情報に含まれる使用制限フラグの状態、音色指定データによって指定される音色名、および、演奏データを楽譜表示したものである。
次に、ユーザが、上記表示されたパーツ情報から、1つ以上のパーツ情報を選択し、そのコピーを指示した場合に、その選択&コピー指示されたパーツ情報に備えられている使用制限情報の使用制限フラグの値が“1”のときには、そのパーツ情報には使用制限がある旨のメッセージ(たとえば「そのパーツ情報の再生は、その親パーツ情報が自動演奏データ再生装置1内に記憶されていない限り、できません」)を表示した(ステップS45)後、そのパーツ情報を選択して、RAM8に確保された編集領域(図示せず)に記憶する(ステップS46)。一方、そのパーツ情報の使用制限フラグの値が“0”のときには、直ちに、そのパーツ情報を選択して、上記編集領域に記憶する(ステップS46)。
次に、ユーザが、編集領域に記憶されたパーツ情報を他の自動演奏データに貼り付ける指示を行った場合に、その貼り付け指示されたパーツ情報の使用制限フラグの値が“1”であり、かつ当該パーツ情報が親パーツ情報であるときには、新たに使用制限情報を生成した(ステップS49)後、その生成した使用制限情報を当該パーツ情報に含ませた上で、当該パーツ情報の貼り付け処理を実行する(ステップS50)。ここで、新たに生成する使用制限情報には、使用制限フラグ=1、子パーツ情報であることを示す情報、およびその親パーツ情報の存在する位置を示す情報が含まれる。一方、上記貼り付け指示されたパーツ情報の使用制限フラグの値が“1”であり、かつ当該パーツ情報が親パーツ情報であると言う両条件のうち、少なくとも一方の条件が満たされないときには、直ちに、当該パーツ情報の貼り付け処理を実行する(ステップS50)。
次に、ユーザが、前記編集領域に記憶されたパーツ情報に対して修正指示した場合に、その修正指示されたパーツ情報の使用制限フラグの値が“1”であり、かつ当該パーツ情報が親パーツ情報であるときには、前記ステップS49と同様に、新たに使用制限情報を生成した(図7のステップS53)後、その生成した使用制限情報を当該パーツ情報に含ませた上で、当該パーツ情報中、指示された項目のデータを指示通りに修正する(ステップS54)。一方、上記修正指示されたパーツ情報の使用制限フラグの値が“1”であり、かつ当該パーツ情報が親パーツ情報であると言う両条件のうち、少なくとも一方の条件が満たされないときには、直ちに、当該パーツ情報中、指示された項目のデータを指示通りに修正する(ステップS54)。なお、修正指示が、前記編集領域に記憶されたパーツ情報に対する削除指示の場合には、当該パーツ情報を編集領域から削除する。
次に、ユーザが、貼り付けられたパーツ情報または修正されたパーツ情報に対して、登録を指示した場合には、ユーザが入力した登録形態(たとえば、登録名称)を受け付け(ステップS56)、受け付けた登録形態で当該パーツ情報を外部記憶装置11に記憶し(ステップS57)、当該パーツ情報の使用制限情報に、使用制限フラグ=1および子パーツ情報であることを示す情報が記載されていた場合には、親パーツ情報が自動演奏データ再生装置1内に記憶されていない限り、当該パーツ情報を再生できない旨のメッセージを表示する(ステップS58)。なお、当該パーツ情報の使用制限情報に、その時点の親パーツ情報の存在する位置を示す情報や、親パーツ情報の名称が記載されていた場合には、親パーツ情報の存在する位置およびその名称も、併せて表示した方が好ましい。
図8は、前記(B3)の自動演奏設定処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
同図において、まず、自動演奏の設定に関する指示を受け付け(ステップS61)、受け付けた指示が、自動演奏の対象となる自動演奏データの選択指示である場合、演奏開始の指示である場合、または、この両指示以外のその他指示である場合のいずれかに応じて分岐する。
上記受け付けた指示が、自動演奏の対象となる自動演奏データの選択指示である場合には、選択指示された自動演奏データを、たとえば外部記憶装置11から読み出して、RAM8に確保された自動演奏用データ格納領域(図示せず)に記憶する(ステップS63)。
また、上記受け付けた指示が、演奏開始の指示である場合には、RAM8に設けられた演奏開始フラグをセット(“1”)する(ステップS65)。ここで、演奏開始フラグは、CPU6の処理を前記(D)の自動演奏処理に移行させるか否かを制御するものであり、演奏開始フラグの値が“1”のときには、自動演奏処理が実行される一方、演奏開始フラグが“0”のときには、自動演奏処理は実行されない。すなわち、前記4のステップS22の判別(自動演奏が実行中であるか否かの判別)は、この演奏開始フラグの値に基づいてなされている。
さらに、上記受け付けた指示が、その他指示である場合には、その指示に応じた処理を実行する(ステップS66)。
図9は、前記(C)のデータ受信処理の詳細な手順を示すフローチャートであり、本データ受信処理は、前記(i)の処理を含んでいる。本データ受信処理では、受信したデータの種類に応じて、異なった処理を実行するが、本データ受信処理で処理の対象とするデータの種類は、主として、自動演奏データと表示データであり、これら以外のデータは、その他データとして一括して取り扱うようにしている。
図9において、まず、受信したデータが自動演奏データの場合には、その末尾を示すデータを受信するまで、自動演奏データを受信した順序で、RAM8に確保された受信データ格納領域(図示せず)に記憶して行き、その末尾を示すデータを受信すると、受信データ格納領域に記憶された自動演奏データをフォーマット変換する(ステップS74)。自動演奏データは、前述のように、Webサーバ102から送信されるときには、所定の圧縮方式で圧縮されたものが送信されるので、受信した自動演奏データは、伸長する必要がある。ステップS74のフォーマット変換は、受信した自動演奏データを伸長することを意味している。ただし、圧縮していない自動演奏データであっても、Webサーバ102側と、自動演奏データ再生装置1とで、取り扱い可能なデータフォーマットが異なる場合があり、この場合には、自動演奏データ再生装置1は、Webサーバ102から受信した自動演奏データをそのまま取り扱うことができない。したがって、この場合には、自動演奏データのデータフォーマットを、自動演奏データ再生装置1で取り扱い可能なフォーマットに変換する必要がある。このようなフォーマット変換も、ステップS74のフォーマット変換に含まれる。
次に、フォーマット変換された自動演奏データに基づいて、適性に演奏(再生)できるか否かを解析する(ステップS75)。この解析の結果、当該自動演奏データに不足しているデータがあるために、適性に演奏できないことを検知したときには、その不足データの送信要求をWebサーバ102に送信する(ステップS77)。ここで、解析結果の具体例としては、自動演奏データ中に、音色指定データが記載されているときに、その音色指定データによって示される音色データが、受信した自動演奏データ中にも、自動演奏データ再生装置1内にも存在していないことを検知したことを挙げることができる。
次に、受信したデータが表示データの場合には、この表示データで、表示装置10の画面表示を更新する(ステップS79)。
さらに、受信したデータがその他データの場合には、その他データに応じた処理を実行する(ステップS80)。
このようにして、受信した自動演奏データに不足しているデータがあるために、適性に自動再生できない場合には、その不足しているデータを自動的に取得するようにしたので、受信した自動演奏データに基づいて、その自動演奏データの作成者の意図通りの演奏を行うことができる。特に、不足しているデータが音色データの場合、音色データは、自動演奏データを再生したときに発生する楽音の音質を最も左右するものであるので、その音色データとして、自動演奏データで使用されているものが取得されることになり、これにより、オリジナルの演奏によって生成される楽音と同様のクォリティの楽音を生成することが可能となる。
なお、本実施例では、不足しているデータは、直ちにWebサーバ102から取得するようにしたが、これに限らず、まず、自動演奏データ再生装置1内を検索し、見つからなかったときに、Webサーバ102から取得するようにしてもよい。さらに、不足しているデータそのものは、自動演奏データ再生装置1内に見つからなくても、それに代替可能なデータが見つかった場合には、その代替可能なデータを優先的に使い、ユーザの好みなどで、不足しているデータそのものを使いたいときに限って、Webサーバ102から取得するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、自動演奏データと、その自動演奏データで使用される音色データとは、Webサーバ102から別々に配信するようにしたが、これに限らず、自動演奏データと、その自動演奏データで使用される音色データとを1組にして、まとめて配信するようにしてもよい。この場合には、自動演奏データに不足しているデータ(特に音色データ)はないので、前記ステップS75〜S77の処理を省略することができる。
図10は、前記(D)の自動演奏処理の詳細な手順を示すフローチャートであり、前記(iii)の処理を含んでいる。本自動演奏処理では、自動演奏の対象となっている演奏データのうち、音色指定イベントとキーオンイベントにそれぞれ対応する処理のみ記載し、その他のイベントに対応する処理については記載していないが、これは説明の都合上に過ぎず、実際には、その他のイベントに対応する処理もなされていることは言うまでもない。なお、本自動演奏処理は、前記演奏開始フラグがセット(“1”)されているときに実行される。
図10において、まず、たとえば、RAM8に設けられた読み出しポインタが示す位置にあるイベントデータを、前記自動演奏用データ格納領域に記憶されている自動演奏データから読み出す(ステップS91)。
そして、読み出されたイベントデータの種類(音色指定イベントまたはキーオンイベント)および各種条件に応じて、次のように分岐して処理を行う。すなわち、
条件11:読み出されたイベントデータ=音色指定イベント&音色指定イベントで指定される音色データが、RAM8に確保された音色データ格納領域(図示せず)に記憶されていない場合;その他の場所、たとえば外部記憶装置11内を検索し、目的の音色データがその他の場所にあれば、その場所から取得する(ステップS94)
条件12:読み出されたイベントデータ=音色指定イベント&音色指定イベントで指定される音色データが、上記音色データ格納領域に記憶されている場合;何もしないで、次に進む。楽音信号生成時には、音色データ格納領域に記憶されている音色データを使用する
条件13:読み出されたイベントデータ≠音色指定イベント;何もしないで、次に進む
条件21:読み出されたイベントデータ=キーオンイベント&自動演奏の対象となっている演奏データが含まれる自動演奏データを構成する複数のパーツ情報内に、使用制限フラグ=1かつ子パーツ情報であるパーツ情報が1つも存在していない場合;キーオンイベントに対応した楽音信号を生成する(ステップS77)
条件22:読み出されたイベントデータ=キーオンイベント&自動演奏の対象となっている演奏データが含まれる自動演奏データを構成する複数のパーツ情報内に、使用制限フラグ=1かつ子パーツ情報であるパーツ情報が少なくとも1つ存在している&その親パーツ情報が自動演奏データ再生装置1内に存在している場合;キーオンイベントに対応した楽音信号を生成する(ステップS77)
条件23:読み出されたイベントデータ=キーオンイベント&自動演奏の対象となっている演奏データが含まれる自動演奏データを構成する複数のパーツ情報内に、使用制限フラグ=1かつ子パーツ情報であるパーツ情報が少なくとも1つ存在している&その親パーツ情報が自動演奏データ再生装置1内に存在していない&強制再生モードが選択されている&キーオンイベントが再生不許可対象のパーツ情報内の演奏データに含まれていない場合;キーオンイベントに対応した楽音信号を生成する(ステップS77)
条件24:読み出されたイベントデータ=キーオンイベント&自動演奏の対象となっている演奏データが含まれる自動演奏データを構成する複数のパーツ情報内に、使用制限フラグ=1かつ子パーツ情報であるパーツ情報が少なくとも1つ存在している&その親パーツ情報が自動演奏データ再生装置1内に存在していない&強制再生モードが選択されている&キーオンイベントが再生不許可対象のパーツ情報内の演奏データに含まれている場合;キーオンイベントに対応した楽音信号を生成しない
条件25:読み出されたイベントデータ=キーオンイベント&自動演奏の対象となっている演奏データが含まれる自動演奏データを構成する複数のパーツ情報内に、使用制限フラグ=1かつ子パーツ情報であるパーツ情報が少なくとも1つ存在している&その親パーツ情報が自動演奏データ再生装置1内に存在していない&強制再生モードが選択されていない場合;自動演奏を停止する(ステップS101)。
ここで、再生モードは、本実施の形態では、強制再生モードと通常再生モードの2種類があり、モード設定は、たとえば、前記図4のステップS4のその他入力操作に応じた処理中でなされる。また、上記ステップS101の自動演奏の停止処理は、具体的には、演奏開始フラグをリセット(“0”)することである。
このようにして、自動演奏データを構成する複数のパーツ情報のうち、少なくとも1つのパーツ情報が、再生制限(本実施の形態では、再生不許可)対象(使用制限フラグ=1かつ子パーツ情報である)であって、その再生制限対象のパーツ情報を再生しようとするときに、その親パーツ情報が自動演奏データ再生装置1内に存在している場合には、その再生制限対象のパーツ情報は自由に再生することができる。親パーツ情報は、編集されていないものであって、その作成者(権利者を含む)がオリジナリティ(著作権を含む)を主張したいものである。そして、親パーツ情報が自動演奏データ再生装置1内に格納されていると言うことは、その親パーツ情報を正規に取得したものと考えられる(不正に取得したものは、通常、親パーツ情報のコピー、すなわち子パーツ情報だからである)。つまり、親パーツ情報の作成者は、その親パーツ情報が格納された装置のユーザに対して、その使用を認めていることを意味する。したがって、同じ装置内に、親パーツ情報が存在している子パーツ情報については、それが再生制限対象であったとしても、その再生が許される。
これに対して、同じ装置内に、親パーツ情報が存在していない子パーツ情報については、それが再生制限対象であれば、上記理由と逆の理由で、その再生を制限している。ただし、通常再生モードでは、再生制限対象のパーツ情報だけでなく、そのパーツ情報が含まれる自動演奏データ全体の再生を制限するようにしている。
このように、本実施の形態では、自動演奏データの権利者は、その自動演奏データを構成する複数のパーツ情報のそれぞれに対して個別に、自由に再生制限を加えることができる一方、その自動演奏データの使用者は、再生制限の加えられたパーツ情報であっても、そのオリジナルパーツ情報を装置内に格納しておけば、そのパーツ情報を自由に編集することができるので、自動演奏データの権利者とその使用者との間の調和を図ることが可能となる。また、権利の主張を、自動演奏データ全体ではなく、そのうちの選択した一部についてのみ、行うことができるので、自動演奏データ全体に権利主張をしたくない権利者にとっては、好都合である。
なお、本実施の形態では、親パーツ情報が、自動演奏データ再生装置1に存在しているか否かは、その子パーツ情報の使用制限情報中に、親パーツ情報が存在する位置を示す情報が記載されているか否かによって判別するようにし、親パーツ情報が実際に存在している位置を検知している訳ではないが、その位置を実際に検知したときに、親パーツ情報が自動演奏データ再生装置1に存在していると判別するようにしてもよい。また、子パーツ情報の使用制限情報中に、親パーツ情報が存在する位置を示す情報が記載されていないとしても、直ちに、親パーツ情報が、自動演奏データ再生装置1に存在していないと判別するのではなく、親パーツ情報が実際に存在している位置の検知を試み、その結果、親パーツ情報が実際に存在していないことが分かった時点で、親パーツ情報が、自動演奏データ再生装置1に存在していないと判別するようにすればよい。
また、本実施の形態では、親パーツ情報を編集して、子パーツ情報を生成するようにしたが、子パーツ情報を編集して、孫パーツ情報を生成し、さらに、孫パーツ情報を編集して、ひ孫パーツ情報を生成するようにしてもよい。そして、孫パーツ情報およびひ孫パーツ情報についても、親パーツ情報が同じ装置内に格納されていなければ、再生制限されるようにすればよい。
なお、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、たとえば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。また、通信ネットワークを介してサーバコンピュータからプログラムコードが供給されるようにしてもよい。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明の一実施の形態に係る自動演奏データ再生装置の概略構成を示すブロック図である。 図1中のWebサーバの外部記憶装置に記憶された記憶内容の一例を示す図である。 図1中のWebサーバ、特にCPUが実行するメインルーチンの手順を示すフローチャートである。 図1の自動演奏データ再生装置、特にCPUが実行するメインルーチンの手順を示すフローチャートである。 図4中のネットサービス処理サブルーチンの詳細な手順を示すフローチャートである。 図4中の編集処理サブルーチンの詳細な手順を示すフローチャートである。 図6の編集処理サブルーチンの続きの手順を示すフローチャートである。 図4中の自動演奏設定処理サブルーチンの詳細な手順を示すフローチャートである。 図4中のデータ受信処理サブルーチンの詳細な手順を示すフローチャートである。 図4中の自動演奏処理サブルーチンの詳細な手順を示すフローチャートである。
符号の説明
6…CPU(送信手段、受信手段、再生手段、解析手段、検索手段),8…RAM(記憶手段),11…外部記憶装置(記憶手段),13…通信I/F(接続手段)

Claims (4)

  1. ネットワークを介してサーバと接続する接続手段と、
    該接続手段によって接続されたサーバに対して、該サーバに記憶されている自動演奏データの配信要求を送信する送信手段と、
    該送信手段によって送信された配信要求に応じて、前記サーバが配信した自動演奏データを受信する受信手段と、
    該受信手段によって受信した自動演奏データを再生する再生手段と、
    該再生手段によって、前記自動演奏データを再生した場合に、適性に再生できるか否かを解析する解析手段と
    を有し、
    前記解析手段による解析の結果、前記自動演奏データで使用する音色データが不足している場合には、前記送信手段は、当該音色データの配信要求を前記サーバに送信し、前記受信手段は、前記送信された配信要求に応じて、前記サーバが配信した音色データを受信し、前記再生手段は、該受信した音色データを使用して、前記自動演奏データを再生する
    ことを特徴とする自動演奏データ再生装置。
  2. 複数の音色データを記憶する記憶手段と、
    前記解析手段による解析の結果、前記自動演奏データで使用する音色データが不足している場合に、当該音色データを前記記憶手段から検索する検索手段と
    をさらに有し、
    前記検索手段による検索の結果、当該音色データが前記記憶手段内に見つからないときに、前記前記送信手段は、当該音色データの配信要求を前記サーバに送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動演奏データ再生装置。
  3. 前記受信手段は、前記サーバから、少なくとも音色データを受信するときには、前記サーバによって圧縮された音色データを受信することを特徴とする請求項1または2に記載の自動演奏データ再生装置。
  4. ネットワークを介してサーバと接続する接続手段によって接続されたサーバに対して、該サーバに記憶されている自動演奏データの配信要求を送信する送信ステップと、
    該送信ステップによって送信された配信要求に応じて、前記サーバが配信した自動演奏データを受信する受信ステップと、
    該受信ステップによって受信した自動演奏データを再生する再生ステップと、
    該再生ステップによって、前記自動演奏データを再生した場合に、適性に再生できるか否かを解析する解析ステップと
    を有する自動演奏データ再生装置の制御方法を、コンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記解析ステップによる解析の結果、前記自動演奏データで使用する音色データが不足している場合には、前記送信ステップでは、当該音色データの配信要求を前記サーバに送信し、前記受信ステップでは、前記送信された配信要求に応じて、前記サーバが配信した音色データを受信し、前記再生ステップでは、該受信した音色データを使用して、前記自動演奏データを再生する
    ことを特徴とするプログラム。
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