JP2004279756A - 音あるいは音楽に関連したコンテンツの利用装置およびプログラム - Google Patents

音あるいは音楽に関連したコンテンツの利用装置およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】コンテンツに設定するパラメータを、コンテンツとは独立に設定できるようにする、音あるいは音楽に関連したコンテンツの利用装置を提供する。
【解決手段】コンテンツの利用装置2は、ユニークIDとパラメータ群とを対応付けた対応表3を記憶している。コンテンツの利用装置2は、コンテンツ1(コンテンツ名A)を、ユニークID〜IDとともに取得する。対応表3を参照し、取得されたユニークID〜IDのそれぞれに対応するパラメータ群A〜Dを取り出すことにより、設定するパラメータを決定する。コンテンツA,コンテンツ要素B〜Dを利用するに際し、それぞれ、同じユニークIDが割り当てられている、パラメータ群A〜Dを装置に設定する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、音あるいは音楽に関連したコンテンツの利用技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子楽器や音源内蔵のパーソナルコンピュータ等において、曲データ(ソングデータ)を入力することによって、楽曲を自動演奏する装置がある。同時に、ディスプレイ画面に楽譜を表示させるものもある。
従来は、上述した曲データなどのコンテンツの中に、このコンテンツを利用する際の、音色,効果,テンポ設定等のパラメータ種類およびその値(以下、まとめて単にパラメータという)を埋め込んでおき、音楽コンテンツを利用する装置に設定している(特許文献1参照)。
ところが、コンテンツに最適なパラメータを埋め込みたいが、この最適なパラメータは、曲に依存するだけでなく、コンテンツを利用する装置によっても大きく異なる。コンテンツを利用する装置は、1種類ではないことから、種類の異なるコンテンツ利用装置のそれぞれに適応したパラメータを、まとめて全てコンテンツ内に埋め込むことは、コンテンツ作成が大変であるとともに、コンテンツのデータ量も増えてしまう。
【0003】
一方、コンテンツを利用する装置あるいはプログラムがバージョンアップされることにより、新たなパラメータを用いたり、元のパラメータの値を変更したりして、コンテンツをよりよく表現できるようになる。しかし、元のパラメータしか含んでいないコンテンツは、そのままではバージョンアップの利点を享受できない。また、元のパラメータと互換性がないパラメータしか設定できなくなった場合には、正常に動作しなくなる。バージョンアップに応じるために、一度出回ったコンテンツを作成し直し再配布するのは、膨大なコストがかかり、現実的ではない。
【0004】
また、同じコンテンツであっても、コンテンツの利用装置とは無関係に、パラメータを変更し、例えば、よりよい表現が可能になるように改変したい場合がある。このような場合も、パラメータをコンテンツ内に埋め込んでおくと、改変の都度、コンテンツを変更する必要があるし、既にユーザ側に保有されているコンテンツを変更することは難しい。
このように、コンテンツにパラメータを埋め込むことは、コンテンツを有効に利用する点で種々の問題があった。
【0005】
【特許文献1】特開2000−242265号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたもので、音あるいは音楽に関連するコンテンツに設定するパラメータを、コンテンツとは独立に設定できるようにする、音あるいは音楽に関連したコンテンツの利用装置およびそのプログラムを提供することを目的とするものである。
例えば、設定するパラメータをコンテンツの個々の利用側に応じたものとすることができる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、請求項1に記載の発明においては、音あるいは音楽に関連したコンテンツが少なくとも1つのコンテンツ要素を含み、該コンテンツの全体およびまたは前記少なくとも1つのコンテンツ要素に対し、それぞれを識別するためのコンテンツ識別情報が割り当てられ、該コンテンツ識別情報が付加された前記コンテンツを利用する音あるいは音楽に関連したコンテンツの利用装置であって、コンテンツ入力手段と、前記コンテンツの全体およびまたは前記少なくとも1つのコンテンツ要素に関し、前記コンテンツ識別情報と1または複数のパラメータとの対応関係を規定しており、前記コンテンツ入力手段により取得された当該コンテンツ識別情報に対応した1または複数のパラメータを決定するパラメータ決定手段と、当該コンテンツ識別情報のそれぞれに対応して決定された1または複数のパラメータを、当該コンテンツ識別情報のそれぞれが割り当てられた前記コンテンツの全体およびまたは少なくとも1つの要素を利用する際に設定するパラメータ設定手段を有するものである。
従って、コンテンツ識別情報を用いることにより、パラメータ自体をコンテンツに付加する必要がないことから、コンテンツとは独立してパラメータを作成したり、改変したりできるので、コンテンツの制作が簡単になる。また、コンテンツのデータ量を大幅に増やすことなく、パラメータの設定が可能になる。
なお、上述したパラメータ決定手段は、コンテンツ識別情報と1または複数のパラメータとの対応関係を記憶する記憶手段を有し、この記憶手段により対応関係を規定することができる。この場合、対応関係の規定の変更が容易になる。
【0008】
請求項2に記載の発明においては、請求項1に記載の音あるいは音楽に関連したコンテンツの利用装置において、対応関係更新手段を有し、該対応関係更新手段は、前記パラメータ決定手段が、前記1または複数のパラメータを決定できないときは、前記パラメータ決定手段に対し、当該コンテンツ識別情報と1または複数のパラメータとの対応データを取得させるものである。
従って、パラメータ決定手段が、前記コンテンツの全体およびまたは少なくとも1つのコンテンツ要素に関し、前記コンテンツ入力手段により取得された当該コンテンツ識別情報に対応する1または複数のパラメータを、いつでも決定できるようになる。
【0009】
請求項3に記載の発明においては、請求項1または2に記載の音あるいは音楽に関連したコンテンツの利用装置において、前記パラメータ決定手段は、前記コンテンツの全体およびまたは前記少なくとも1つのコンテンツ要素に関し、前記コンテンツ識別情報と前記コンテンツを利用する側に応じた1または複数のパラメータとの対応関係を規定しており、前記コンテンツ入力手段により取得された当該コンテンツ識別情報に対応し、かつ、前記コンテンツを利用する側に応じた、1または複数のパラメータを決定するものである。
従って、コンテンツとは独立して、個々の利用側に応じたパラメータを設定することができ、個々の利用側に応じたコンテンツの制作が簡単になる。コンテンツのデータ量を大幅に増やさずに、個々の利用側に応じたパラメータの設定が可能になる。コンテンツの利用側に機種変更やバージョンアップがあった場合でも、コンテンツ提供側では、元のコンテンツをそのまま用いることができるから、簡単に対応できる。
【0010】
なお、前記パラメータ決定手段は、前記コンテンツの全体およびまたは前記少なくとも1つのコンテンツ要素に関し、前記コンテンツ識別情報および前記コンテンツの利用側を識別する利用側識別情報との組み合わせと前記1または複数のパラメータとの対応関係を規定しており、前記コンテンツ入力手段により取得された当該コンテンツ識別情報と自らの利用側識別情報との組み合わせに対応した、1または複数のパラメータを決定するものであってもよい。この場合、コンテンツを利用する側が変更されたときに、利用側識別情報を変更するだけで対応することができる。
さらに加えて、上述したパラメータ決定手段は、前記コンテンツ識別情報および前記コンテンツの利用側を識別する利用側識別情報との組み合わせと前記1または複数のパラメータとの対応関係を記憶する記憶手段を有し、この記憶手段により対応関係を規定することができる。この場合、対応関係の規定の変更が容易になる。
【0011】
請求項4に記載の発明においては、請求項1に記載の音あるいは音楽に関連したコンテンツの利用装置をコンピュータに実行させるプログラムの形態で実現するものである。同様に、請求項2,3に記載の発明もコンピュータに実行させるプログラムの形態で実現することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の一形態において用いられるコンテンツおよび対応表の説明図である。
図中、1は音あるいは音楽に関連したコンテンツである。2は音あるいは音楽に関連したコンテンツの利用装置である。
一般にコンテンツは、テキスト、音声、演奏、静止画、動画等の形式、またはこれらの複合形式で表される情報であって、コンテンツの利用装置2側においてユーザに表示される。また、ソフトウエアプログラムであっても、ゲーム用ソフトウエアのように、上述した複合形式のように見なされる場合は、上述したコンテンツに含まれる。
【0013】
上述した音あるいは音楽に関連したコンテンツ1は、特に、音や音楽に関連したものに限定されたものである。
音のコンテンツは、ナレーション、朗読などの音声、その他環境音を録音あるいは合成したデータであり、オーディオ波形あるいは特殊な音色を指定した演奏データで提供される。音楽のコンテンツは、楽器演奏を録音あるいは合成したデータや歌唱を録音したデータであり、オーディオ波形あるいは演奏データで提供される。
音あるいは音楽に関連したコンテンツ1とは、上述したものの他に、音あるいは音楽とともにあるいは単独で再生される楽譜、歌詞テキスト、画像データ(演奏に関連する可視的イメージデータ、例えば、音楽ライブビデオ映像や背景画像など)の場合がある。
以下、音あるいは音楽に関連したコンテンツ1を単にコンテンツ1といい、音あるいは音楽に関連したコンテンツの利用装置2を単にコンテンツ利用装置ということにする。
【0014】
コンテンツ1には、各コンテンツおよびまたは少なくとも1つのコンテンツ要素に対し、それぞれを識別するために割り当てられたコンテンツ識別情報として、ユニークIDが付加されている。
コンテンツの利用装置2は、ハードウエアとして図示しているが、パーソナルコンピュータ等である場合に、コンテンツ1の利用は、ソフトウエアプログラムを実行することにより実現される。
コンテンツの利用装置2は、各ユニークIDとパラメータ群(1または複数のパラメータ)とを対応付けた対応表3を記憶している。
加えて、設定表4や「コンテンツ利用側識別情報a」5を記憶してもよい。
設定表4は、コンテンツおよびコンテンツ要素と、パラメータ群とを対応づけたものである。
「コンテンツ利用側識別情報a」5は、コンテンツを利用する側、すなわち、コンテンツの利用装置2およびまたはコンテンツの利用プログラム等を識別するためのものである。対応表3をコンテンツを利用する側に応じたものに変更する場合などに用いることができる。
【0015】
図1は、コンテンツ1(コンテンツ名A)が複数のコンテンツ要素B〜Dからなる一般例を示している。
コンテンツの利用装置2側で、コンテンツAが、複数の異なる表現のされ方をする場合に、その表現の態様に応じて複数のコンテンツ要素に分けている。
しかし、コンテンツ要素は1つでもよいし、表現の態様が異なっていても、共通のパラメータの設定が可能な場合は、複数のコンテンツ要素をまとめて、共通のユニークIDを付加してもよい。
個々のコンテンツの利用装置2に対し、コンテンツの側からのパラメータの設定を必要としない、コンテンツ全体あるいはコンテンツ要素がある場合、それにはユニークIDを付加する必要はない。
また、表現の態様が共通していても表現に差を持たせるなどのために、複数のコンテンツ要素に細分化した方がよい場合もある。
例えば、演奏データを、音高データ、音符長データ、テンポデータといったコンテンツ素材に細分化したものを、それぞれコンテンツ要素とする。また例えば、楽譜表示データを、音符、その他の音楽記号、音名の表示、歌詞の表示等のコンテンツ素材に細分化したものを、それぞれコンテンツ要素とする。
【0016】
コンテンツ1には、図示を省略しているが、コンテンツ要素の他、一般的なデータファイルと同様にファイル構造に必要な情報を含む。
また、ユニークIDをファイルの先頭、ユニークID,ID,IDを各コンテンツ要素の先頭に配置しているが、これは一例であって、コンテンツおよびコンテンツ要素を特定できれば、図示の配置に限られない。
ユニークIDは、コンテンツを識別するためのコンテンツ識別情報の一例である。ユニークIDは、本来、コンテンツ・リリース・マネージャのような管理者が発行する。
しかし、ユニークIDとして、GUID(Globally Unique IDentifier)を使用することができる。その一例は、装置のハードウエアに装着された個々のEthernet(R)カードに割り当てられた「Mac(Media Access Control)アドレス」と、GUIDを作成した時刻とを組み合わせて作成される128bitの数字である。従って、複数のコンテンツ作成装置のそれぞれがGUIDを生成する度に、世界中でユニークなIDが生成されると見なしてよい。その結果、ユニークIDの集中管理が不要である。
コンテンツ1には、例えば、複数の音楽曲に対応して、複数の種類がある。従って、それぞれのコンテンツの全体およびまたはコンテンツ要素に対し、原則として互いに異なるユニークIDが割り当てられる。
【0017】
コンテンツの利用装置2側において、コンテンツ1を利用する際に、パラメータを設定する。
ここでいうパラメータとは、コンテンツを利用する側に設定されるコンテンツ表現に関する機能およびその具体的な値である。
コンテンツを利用する側の能力によって、設定できるパラメータが大きく異なる。例えば、音源装置とエフェクタ装置である場合とでは、そもそもパラメータの種類が異なる。同じ音源装置であっても、機種が異なる場合には、パラメータの種類が異なる場合の他に、同じパラメータの種類であっても設定値を異ならせた方がよい場合がある。
従って、コンテンツを利用する側に応じたパラメータを設定することにより、コンテンツを利用する側の能力に応じたコンテンツ利用をすることができる。
【0018】
コンテンツ全体に対しては、個々のコンテンツ要素に共通するパラメータを設定する。一方、個々のコンテンツ要素に対しては、個々のコンテンツ要素に依存するパラメータを設定する。
コンテンツ1の中には、コンテンツを利用する際に設定するパラメータを含まない。その代わりに、コンテンツ1の全体およびまたは少なくとも1つのコンテンツ要素に対し、それぞれを識別するためのユニークIDが割り当てられて、コンテンツに付加されている。
一方、コンテンツの利用装置2は、対応表3として、コンテンツ名Aおよびコンテンツ要素B〜Dの、それぞれに割り当てられたユニークID〜IDに対応してパラメータを指定する対応データを記憶している。
この対応表3は、個々のコンテンツ利用装置2など、コンテンツを利用する側に応じて異なるものとなる。
【0019】
コンテンツの利用装置2は、多数あるコンテンツ1のうち、1つのコンテンツ1(コンテンツ名A)を、ユニークID〜IDとともに取得する。
次に、対応表3を参照し、取得されたユニークID〜IDのそれぞれに対応するパラメータ群A〜Dを取り出すことにより、設定するパラメータを決定する。対応表3には、取得されたコンテンツ1に付加された全てのユニークIDとパラメータ群との対応関係を示すデータが含まれているものとする。
次に、設定表4に示すように、コンテンツA,コンテンツ要素B〜Dを利用するに際し、これらと同じユニークIDが割り当てられたパラメータ群A〜Dを、装置に設定する。この設定表4は対応関係を説明するためのものであり、必ずしもメモリ領域上に作成することを要しない。
【0020】
上述した説明では、パラメータをコンテンツの利用側に応じたものとしたが、コンテンツ作成側の要求からパラメータを変更したい場合もある。
例えば、同じコンテンツであっても、コンテンツ全体あるいはコンテンツ要素を利用する際のパラメータを変更し、よりよい表現が可能になるようにしたい場合がある。
この場合は、新たにユニークIDを割り当て、コンテンツの利用装置2に新たなユニークIDが付加されたコンテンツを取得させるとともに、新たなユニークIDと変更後のパラメータとの対応関係が規定されるように、対応表3を変更すればよい。
【0021】
図2は、図1に示したコンテンツおよび対応表の第1の具体例を示す説明図である。コンテンツ1は、ある曲の自動演奏データファイル11である。例えば、SMF(Standard MIDI File)やシーケンサプログラムの独自規格と同様な方法でファイル化されている。
演奏データが複数の演奏パート別に格納され、各演奏パートは、利用装置側の音源において、異なる楽器音色の楽音波形信号を生成させる。
ギターパートの演奏データにユニークIDが割り当てられている。この自動演奏ファイル11の、例えばマスタートラックのある場所に、所定の形式に従い、このユニークIDが書き込まれている。
コンテンツ利用装置2は、パーソナルコンピュータ12であり、演奏データの再生および楽譜表示を行うプログラム(シーケンサソフトウエア)14がインストールされている。加えて、ギターエフェクトプラグイン(アドインプログラム)15がインストールされている。
【0022】
ギターエフェクトプラグイン15は、ギター演奏向けのコンテンツに適したエフェクト、例えば、音を歪ませるディストーションやオーバードライブ等を付与する。
パーソナルコンピュータ12は、ユニークIDとこれに対応するギターエフェクトパラメータ群との対応表13を記憶している。
ギターエフェクトプラグイン15は、自動演奏ファイル11から、ギターパートに割り当てられたユニークIDを取得する。次に、対応表13を参照することにより、ユニークIDにより指定されるギターエフェクトパラメータ群を決定する。このギターエフェクトパラメータ群が設定されてギターパートが演奏される。
その結果、ユーザにとっては、ギターエフェクトプラグイン15に適したギターエフェクトパラメータ群が、自動演奏データファイル11によって自動設定されたように見える。
【0023】
他のパートの演奏データについても、コンテンツ側からパラメータ設定を行いたい場合は、その演奏パートに対し、新たなユニークIDを割り当てるとともに、新たなユニークIDとパラメータ群との対応関係も規定されるように対応表13を変更すればよい。全ての演奏パートの演奏にリバーブなどのパラメータを共通して設定したい場合には、コンテンツ全体に新たなユニークIDを割り当てるとともに、対応表13を変更すればよい。
この他、伴奏パートの演奏データを自動作成するオートアレンジ機能を有するプラグインの場合は、例えば、オートアレンジの対象とするメロディパートにユニークIDを割り当て、このユニークIDと設定すべきスタイルパラメータとの対応関係を対応表13で規定すれば、オートアレンジ機能に応じたスタイルパラメータを、自動演奏ファイル11の作成側で設定することができる。
【0024】
図3は、図1に示したコンテンツおよび対応表の第2の具体例を示す説明図である。コンテンツ1は、異種メディアのコンテンツ要素を有するマルチメディアファイル21である。22はパーソナルコンピュータ、23は対応表、24はマルチメディアプログラムである。
マルチメディアファイル21は、例えば、演奏データブロック21a,オーディオデータブロック21b,楽譜表示データブロック21cを有する。コンテンツ全体に対しユニークID、コンテンツ要素のそれぞれに対しユニークID,ID,IDが割り当てられている。各ユニークIDが付加されるファイル位置は任意であって、コンテンツとユニークIDとの対応付けができればよい。
図示の例では、演奏データブロック21aと楽譜表示データブロック21cとを区別しているが、同じ演奏データブロック21aのコンテンツから、自動演奏と楽譜表示というように異なるコンテンツ表現を行う場合もある。
【0025】
対応表23には、マルチメディアファイル21に含まれるユニークID〜IDと、コンテンツを利用する側のマルチメディアプログラム24に適したパラメータ群とを対応づけて記憶されている。各パラメータ群は、例えば、クオリティパラメータ群、エフェクトパラメータ群、エフェクトパラメータ群、音楽記号フォントパラメータ群である。
ここで一例としてあげたクオリティパラメータ群とは、このマルチメディアファイル21の利用時に、マルチメディアプログラム24が全体としてどの程度の品質でコンテンツを表現するかを一括指定するパラメータである。
品質とは、例えば、演奏データの場合は音符の分解能、波形データの場合はサンプリングレート、楽譜表示データの場合は色表示の有無、表示する音楽記号の種類などである。
上述したようにコンテンツを利用する側に応じた品質とするほか、マルチメディアファイル21の作成側で、品質を管理してもよい。例えば、同じコンテンツであっても、マルチメディアファイル21が試用版であるときは品質を低下させ、製品版であるときは品質を高めるようにパラメータが作成される。
【0026】
図1〜図3を参照した説明では、コンテンツの利用装置側において、対応表3,13,23を装置内の記憶装置に一時的あるいは継続的に記憶させている。しかし、必ずしもこのような対応表3,13,23を用いる必要はない。
例えば、対応関係がプログラムリスト中に規定されていてもよい。図2の例で説明すれば、記憶された対応表13を用いることなく、ギターエフェクトプラグイン15のプログラムの記述の中に、所定のユニークIDを入力したときに所定のギターエフェクトパラメータ群が決定されるステップを埋め込んでおけばよい。
コンテンツ1の相違に応じて選択されるギターエフェクトパラメータ群の種類が少なく、対応するユニークIDの種類も少ない場合であれば簡単に実現できる。
【0027】
図4は、本発明の実施の一形態を実現するコンテンツ利用装置のハードウエア構成を示すブロック図である。
図中、RAM(Random Access Memory)34には、CPU(Central Processing Unit)32のワーキングエリアが設けられる。ROM(Read Only Memory)33には、システムプログラムが記憶されている。OS(Operating Systems)プログラムは、外部記憶装置42のHDD(ハード磁気ディスク装置)からRAM34にロードされる。CPU32は、HDDからコンテンツ利用プログラム等のアプリケーションプログラムをRAM34にロードしてこれを実行する。
キーボード,マウス等の操作子35は、コンテンツや対応データの取得、パラメータ設定やコンテンツの再生制御などの各種の選択,設定を行う操作子であり、操作状態は検出回路36で検出される。
表示回路37は、楽譜,テキスト,静止画,動画等をディスプレイ38に出力して可視表示させる。
【0028】
音源回路39は、演奏データおよびこれに関連するパラメータ群を入力し、楽音波形信号を生成し効果回路40に出力する。効果回路40は、バス31を通してエフェクト関連のパラメータ群を入力し、楽音波形信号にエフェクトの付加を行い、サウンドシステム41に供給してスピーカから出力させる。
コンテンツのオーディオ波形データは、バス31から効果回路40に出力し、エフェクトを付加し、独立にエフェクトが付加される楽音波形信号とミキシングされてサウンドシステム41に出力させる。
音源回路39と効果回路40に代えて、ソフトウェア音源プログラムによってCPU32が楽音波形信号を生成し、かつ、エフェクトを付加してもよい。
【0029】
外部記憶装置42は、HDDの他、CD−ROM(コンパクトディスク・リード・オンリィ・メモリ),MO(Magneto Optical Disk),DVD(Digital Versatile Disk)等の記録媒体用ドライブ、半導体メモリカード(フラッシュメモリ)の記録再生装置である。装着取外し自在な記録媒体からコンテンツや対応データ等を入力し、HDDに格納し、RAM34にロードされて利用される。
43はMIDI(Musical Instrument Digital Interface)インターフェースであって、種々のMIDI機器44、例えば、外部音源装置、MIDI鍵盤等をバス31に接続する。USB(ユニバーサル・シリアル・バス)、IEEE1394(アイトリプルイー1394)等の汎用インターフェースを用い、直結あるいはLAN(Local Area Network)接続されてもよい。
45は通信インターフェースであって、インターネット等の通信ネットワーク46を介して、コンテンツ配信サーバ47等に接続されて、コンテンツや対応データをダウンロードする。アプリケーションプログラム自体をダウンロードしてもよい。
【0030】
図5は、本発明の実施の一形態を説明するためのコンテンツ提供サービスシステムを示す説明図である。
51はコンテンツ作成装置、52はコンテンツ配信サーバ、53はコンテンツ利用装置X、54はコンテンツ利用装置Yである。コンテンツ作成装置51、コンテンツ配信サーバ52のハードウエア構成図は省略するが、図4に示したコンテンツ利用装置と同様な構成で実現できる。
コンテンツおよび対応データは、コンテンツ配信サーバ52から、ローカルエリアネットワークあるいはインターネット等の通信ネットワークを経由して、コンテンツ利用装置X53,Y54に取得される。コンテンツは、コンテンツが記録されたCD−ROM等の記録媒体から取得してもよいし、予めコンテンツの利用装置X53,Y54内に記憶されていてもよい。
【0031】
コンテンツ作成装置51のコンテンツ作成部55において、音あるいは音楽に関連したコンンツ1を作成するとともに、各コンテンツの全体およびまたは少なくとも1つのコンテンツ要素に対し、それぞれを特定し識別するためのユニークIDを付ける。
パラメータおよび対応データ作成部56において、各コンテンツ利用装置X53,Y54…の側に応じたパラメータ群を、各コンテンツの全体およびまたは少なくとも1つのコンテンツ要素に対して作成し、各ユニークIDに対応づけることにより、対応データを作成する。
【0032】
コンテンツ配信サーバ52において、コンテンツ記憶部57に、コンテンツ作成部55で作成された複数のコンテンツを記憶する一方、対応データ記憶部58に、パラメータおよび対応データ作成部56で作成された対応データを記憶する。従って、コンテンツ配信サーバ52は、複数のコンテンツおよび複数の利用装置に適したパラメータとを別構成とし、相互をユニークIDで関連付けたデータベースを構築している。
パラメータおよび対応データ作成部56は、常に最新のコンテンツに対応した対応データを、各コンテンツ利用装置X53,Y54ごとに作成するとともに、各コンテンツ利用装置X53,Y54のバージョンアップに対応する対応データを作成し、対応データ記憶部58に蓄積しておく。
【0033】
コンテンツ利用装置X53,Y54,…は、個々に応じた対応表3を対応表記憶部60,63に持つ。ユーザの好みによって、操作子による編集操作によってパラメータを変更することができる。別途、ユーザ独自の対応表を設けて、ユーザにより手動設定されたパラメータ群とユニークIDとの対応データを保存してもよい。ユーザ独自の対応表は、次回から優先的に使用されるようにしてもよい。
対応表3をコンテンツ利用装置X53の対応表記憶部60に格納する方法には、種々の方法がある。
【0034】
第1の方法は、予め、多数のコンテンツ1に割り当てられたユニークIDと、各コンテンツ利用装置X53に応じたパラメータ群との対応データを、対応表記憶部60内にプリインストールした状態で装置を出荷するか、あるいは、CD−ROM等の記録媒体で供給し、対応表記憶部60に格納する方法である。
図2に示した例で説明すると、複数の自動演奏データファイル11(未購入の物も含む)のいずれかによって使用されるパラメータ群であって、ギターエフェクトプラグイン15に応じたものをまとめて格納しておく。
第2の方法は、あるコンテンツ1の取得と同時に、このコンテンツ1の利用に必要で、かつ、各コンテンツ利用装置X53に応じたパラメータが含まれた対応データを取り込む方法である。
第3の方法は、コンテンツ1を取得した後に、対応表更新部59により、このコンテンツ1の利用に必要で、かつ、各コンテンツ利用装置X53に応じたパラメータが含まれた対応データを対応表記憶部60に取得させて対応表3を更新するという方法である。
【0035】
上述した第1の方法であっても、コンテンツ1に付加されたユニークIDが、対応表記憶部60,63内に存在しないときがある。例えば、対応表3を格納しておいたとしても、格納後に発売されたコンテンツがあるとすれば、通常は、このコンテンツに付加されたユニークIDが存在しない。このような場合は、第3の方法と同様に新たに対応データを取得すればよい。
図2に示した具体例で説明すると、ギター用のエフェクトプラグイン15が、自動演奏データファイル11に対し、今までよりもよいエフェクトパラメータ群の値が設定できるようになったり、従来のパラメータとの互換性がない新しいパラメータが設定されるようになったりした場合も、対応表13を更新するだけでよい。
特に、バージョンアッププログラムをコンテンツ配信サーバ52からダウンロードするような場合は、同時に、対応データ記憶部58からバージョンアップ後のコンテンツ利用装置X53用の対応データを取得して更新することができる。
【0036】
図6は、図5に示したコンテンツ提供サービスシステムにおいて、コンテンツ利用装置X53側の動作を示すフローチャートである。
S71において、コンテンツ利用部61に記憶された、コンテンツ1内の各ユニークIDを読み、S72において各ユニークIDが対応表記憶部60にあるときには、S73に処理を進め、各ユニークIDに対応するパラメータを読み出してコンテンツ利用部61に供給し、S75においてコンテンツを利用する。
しかし、S72において、各ユニークIDが対応表記憶部60に存在しないときは、S74に処理を進める。
【0037】
コンテンツ配信サーバ52に対し、自動的に最新の対応データの配信を要求する場合、コンテンツ利用装置X53の「コンテンツ利用側識別情報」をコンテンツ配信サーバ52に送信することにより、自身に必要な対応表のみをダウンロードすることができる。
ここで、「コンテンツ利用側識別情報」とは、図1において、「コンテンツ利用側識別情報a」5として説明したものである。
例えば、コンテンツの利用装置2の製造番号(型番+シリアルナンバ),製品名とバージョン,あるいは、製品ユーザ登録番号などを用いることができる。
【0038】
「コンテンツ利用側識別情報」を送信しないで、自分以外のコンテンツ利用装置に応じたパラメータとの対応データを含めてダウンロードしてもよい。この場合は、ユニークIDとコンテンツの利用側を識別する利用側識別情報との組み合わせと、パラメータ群との対応データをダウンロードし、ダウンロード後のS73において、ユニークIDと自身の「コンテンツ利用側識別情報」との組み合わせに対応したパラメータを決定すればよい。この場合、コンテンツを利用する側の変更に容易に対応することができる。
なお、コンテンツの利用装置2とコンテンツの利用プログラムの両方がコンテンツの表現能力に関係する場合がある。このように複数のものがコンテンツの表現能力などの、コンテンツ利用機能に関係する場合は、それぞれに「コンテンツ利用側識別情報」を割り当ててコンテンツ配信サーバ52に送信するか、それぞれを一体のものとして識別する「コンテンツ利用側識別情報」を割り当て、コンテンツ配信サーバ52に送信する必要がある。
【0039】
手動更新する場合は、コンテンツ利用装置X53は、ユーザに対し対応表記憶部60に各ユニークIDがない旨を報知する。ユーザは、それに応じて操作子を用いて、対応表記憶部60に記憶された対応表3を編集(新しいユニークIDとパラメータ群の対応関係を登録する)したり、コンテンツ配信サーバ52に手動アクセスして、「コンテンツ利用側識別情報」を送信したりして、自身のコンテンツ利用側に応じた、各ユニークIDとパラメータとの対応データを選択してダウンロードする。
あるいは、CD−ROM等の記録媒体から最新の対応データを読み込んでもよい。
上述したように、対応表記憶部60に一度記憶された対応表3は、パラメータ群のライブラリとして、順次新しいものを上書きしたり追加したりして、コンテンツ利用側に応じたパラメータ群に更新することができる。
【0040】
図5に示したコンテンツ配信サーバ52は、コンテンツを利用する側のコンテンツ利用装置X53に対し、ユニークIDのそれぞれに応じた1または複数のパラメータを設定させるコンテンツ用の対応データを提供するサーバ装置でもある。
以下の記載では、対応データを提供するサーバとしての構成例を説明する。
第1の例の対応データ提供サーバは、対応データ記憶部58の他に、図示を省略した利用側識別情報入力部と、対応データ提供部を有する構成とする。
対応データ記憶部58は、複数のコンテンツの、コンテンツの全体およびまたは少なくとも1つのコンテンツ要素に関し、各利用側識別情報に応じて、コンテンツ識別情報(ユニークID)と利用する側に応じた1または複数のパラメータとの対応データを記憶している。
対応データ提供部は、対応データ記憶部58から、利用側識別情報入力部により取得された利用側識別情報に応じた対応データを取り出してコンテンツの利用側に提供する。
その結果、コンテンツ利用装置X53側において、コンテンツ識別情報に対応しかつ利用する側に応じたパラメータを決定できるようになる。
【0041】
第2の例の対応データ提供サーバは、対応データ記憶部58の他に、図示を省略したコンテンツ識別情報入力部と、対応データ提供部を有する構成とする。
対応データ記憶部58は、複数のコンテンツの、コンテンツの全体およびまたは少なくとも1つのコンテンツ要素に関し、コンテンツ識別情報と1または複数のパラメータとの対応データを記憶している。
対応データ提供部は、対応データ記憶部58から、コンテンツ識別情報入力部により取得されたコンテンツ識別情報に応じた対応データを取り出してコンテンツの利用側に提供する。
その結果、コンテンツ利用装置X53側において、コンテンツ識別情報に応じたパラメータを決定できるようになる。
【0042】
第3の例の対応データ提供サーバは、対応データ記憶部58の他に、利用側識別情報入力部と、コンテンツ識別情報入力部と、対応データ提供部を有する構成とする。
対応データ記憶部58は、複数のコンテンツの、コンテンツの全体およびまたは少なくとも1つのコンテンツ要素に関し、コンテンツ識別情報と利用側識別情報との組み合わせと、利用する側に応じた1または複数のパラメータとの対応データを記憶している。
対応データ提供部は、対応データ記憶部58から、利用側識別情報入力部により取得された利用側識別情報、および、コンテンツ識別情報入力部により取得されたコンテンツ識別情報に応じた対応データを取り出してコンテンツの利用側に提供する。
【0043】
従って、コンテンツ利用装置X53側において、コンテンツ識別情報入力部により入力された「特定のコンテンツ識別情報」に応じかつ利用する側に応じたパラメータを決定できるようになる。
例えば、コンテンツ利用装置X53側において新たに取得されたコンテンツに付加されたコンテンツ識別情報を、この「特定のコンテンツ識別情報」として入力するとよい。
あるいは、コンテンツ利用装置X53側のバージョンアップ等のために、利用する側に応じた1または複数のパラメータを決定できなくなった場合に、コンテンツ利用装置X53側において既に取得されているコンテンツに割り当てられているコンテンツ識別情報を、この「特定のコンテンツ識別情報」として入力するとよい。
【0044】
上述した説明では、コンテンツの利用装置として、コンテンツを利用するソフトウェアがインストールされたパーソナルコンピュータを例示した。
しかし、コンテンツの利用装置は、専用の音楽装置(例えば、電子楽器、エフェクタ装置、音源装置)、オーディオ装置、携帯電話等の携帯型通信端末、ゲーム装置、カラオケ装置、自動演奏ピアノであってもよい。コンテンツの利用機能は、組み込まれたCPUに制御プログラムを実行させることで実現できる。
コンテンツ利用を行うハードウェアは、プラグインボードとして別体で提供される装置であってもよい。
携帯型通信端末の場合、着信メロディ音、オーディオ波形再生、ゲーム、カラオケの歌詞等、多様なものが音あるいは音楽に関連したコンテンツとなる。
装置を1つの本体に内蔵したものに限らず、それぞれが別体の装置であり、各種ネットワークを用いて各装置が接続され、各コンテンツ要素が、それぞれ異なる装置において利用され、全体として統合されたコンテンツ利用システムとなるものであってもよい。
【0045】
【発明の効果】
本発明は、上述した説明から明らかなように、音あるいは音楽に関連するコンテンツに設定するパラメータを、コンテンツの変更を伴わないで、簡単に、個々の利用側に応じたものにできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態において用いられるコンテンツおよび対応表の説明図である。
【図2】図1に示したコンテンツおよび対応表の第1の具体例を示す説明図である。
【図3】図1に示したコンテンツおよび対応表の第2の具体例を示す説明図である。
【図4】本発明の実施の一形態を実現するコンテンツ利用装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の一形態を説明するためのコンテンツ提供サービスシステムを示す説明図である。
【図6】図5に示したコンテンツ提供サービスシステムにおいて、コンテンツ利用装置側の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…音あるいは音楽に関連したコンテンツ、2…音あるいは音楽に関連したコンテンツの利用装置、3…対応表、4…設定表、5…コンテンツ利用側識別情報a、51…コンテンツ作成装置、53…コンテンツ利用装置X、54…コンテンツ利用装置Y

Claims (4)

  1. 音あるいは音楽に関連したコンテンツが少なくとも1つのコンテンツ要素を含み、該コンテンツの全体およびまたは前記少なくとも1つのコンテンツ要素に対し、それぞれを識別するためのコンテンツ識別情報が割り当てられ、該コンテンツ識別情報が付加された前記コンテンツを利用する音あるいは音楽に関連したコンテンツの利用装置であって、
    前記コンテンツ識別情報が付加されたコンテンツを取得するコンテンツ入力手段と、
    前記コンテンツの全体およびまたは前記少なくとも1つのコンテンツ要素に関し、前記コンテンツ識別情報と1または複数のパラメータとの対応関係を規定しており、前記コンテンツ入力手段により取得された当該コンテンツ識別情報に対応した1または複数のパラメータを決定するパラメータ決定手段と、
    該パラメータ決定手段により、当該コンテンツ識別情報のそれぞれに対応して決定された1または複数のパラメータを、前記コンテンツ入力手段により取得されかつ当該コンテンツ識別情報のそれぞれが割り当てられた前記コンテンツの全体およびまたは少なくとも1つの要素を利用する際に設定するパラメータ設定手段、
    を有することを特徴とする音あるいは音楽に関連したコンテンツの利用装置。
  2. 対応関係更新手段を有し、
    該対応関係更新手段は、前記パラメータ決定手段が、前記1または複数のパラメータを決定できないときは、前記パラメータ決定手段に対し、当該コンテンツ識別情報と1または複数のパラメータとの対応データを取得させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の音あるいは音楽に関連したコンテンツの利用装置。
  3. 前記パラメータ決定手段は、前記コンテンツの全体およびまたは前記少なくとも1つのコンテンツ要素に関し、前記コンテンツ識別情報と前記コンテンツを利用する側に応じた1または複数のパラメータとの対応関係を規定しており、前記コンテンツ入力手段により取得された当該コンテンツ識別情報に対応し、かつ、前記コンテンツを利用する側に応じた、1または複数のパラメータを決定するものである、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の音あるいは音楽に関連したコンテンツの利用装置。
  4. 音あるいは音楽に関連したコンテンツが少なくとも1つのコンテンツ要素を含み、該コンテンツの全体およびまたは前記少なくとも1つのコンテンツ要素に対し、それぞれを識別するためのコンテンツ識別情報が割り当てられ、該コンテンツ識別情報が付加された前記コンテンツを利用する音あるいは音楽に関連したコンテンツの利用プログラムであって、
    前記コンテンツ識別情報が付加されたコンテンツを取得するコンテンツ入力ステップと、
    前記コンテンツの全体およびまたは前記少なくとも1つのコンテンツ要素に関し、前記コンテンツ識別情報と1または複数のパラメータとの対応関係を規定しており、前記コンテンツ入力ステップにより取得された当該コンテンツ識別情報に対応した1または複数のパラメータを決定するパラメータ決定ステップと、
    該パラメータ決定ステップにより、当該コンテンツ識別情報のそれぞれに対応して決定された1または複数のパラメータを、前記コンテンツ入力ステップにより取得されかつ当該コンテンツ識別情報のそれぞれが割り当てられた前記コンテンツの全体およびまたは少なくとも1つの要素を利用する際に設定するパラメータ設定ステップ、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする音あるいは音楽に関連したコンテンツの利用プログラム。
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