JP2005189878A - 音楽演奏装置と音楽演奏方法とプログラム - Google Patents

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Abstract

【目的】 歌唱用の楽曲を背景音楽として演奏していることが容易に認識できるようにする。
【構成】 音楽処理部105によって演奏情報に基づいて楽曲を演奏し、映像処理部106によって演奏情報に対応する歌詞情報に基づいて楽曲の演奏に同期させて歌詞を表示する際、リモコン装置21又は操作表示部104によってBGMモードに切り換えられたときは、楽曲再生コントロール部110によって楽曲の演奏中は歌詞の表示を禁止する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、歌唱用の伴奏音楽を演奏するマイクロコンピュータやカラオケ装置等の音楽演奏装置に関する。
従来、カラオケ装置等の音楽演奏装置は、歌唱用の楽曲(カラオケ曲)の再生演奏のみを行なう専用装置であったが、昨今では装置自体の小型化が進み、通信回線を用いた楽曲の配信方式が採用されて扱える曲数も多くなり、スナック等の小型店舗や家庭でも使用されるようになった。
また、パーソナルコンピュータ(PC)の高機能化と高性能化が進み、カラオケ音楽再生用のソフトウェアが開発され、家庭にあるPCにソフトウェアをインストールするだけでカラオケを簡単に楽しめるようになった。
このように、小型店舗や家庭で利用されるようになると、カラオケとして使用するだけでなく、豊富な楽曲を背景音楽(バックグラウンドミュージック:BGM)として使用する機会も多くなってきている。例えば、次の歌唱者に対する曲の再生までの間にボリュームを落したBGMを演奏して出力する音楽演奏装置(例えば、特許文献1参照)があった。
特開平1−150264号公報
しかしながら、従来の音楽演奏装置では、カラオケ曲をBGMとして演奏するときでも、ディスプレイに歌詞を色替え表示してしまうので、BGMであることが識別し難いという問題があった。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、歌唱用の楽曲を背景音楽として演奏していることが容易に認識できるようにすることを第1の目的とする。
また、カラオケ曲は、歌唱者が歌い易いようにするため、オリジナルの楽曲とは音量,メロディラインの音色,キー(調)等を異ならせて演奏されるので、BGMとして演奏したときにメロディラインがはっきりしなかったりして違和感があるという問題があった。
そこで、歌唱用の楽曲を背景音楽として違和感無く聞こえるようにすることを第2の目的とする。
さらに、カラオケ曲をそのままBGMとして演奏するだけでは、利用者の多様なニーズに対応できないという問題があった。
そこで、歌唱用の楽曲を背景音楽として演奏するときの機能を向上させることを第3の目的とする。
この発明は上記の第1の目的を達成するため、演奏情報に基づいて楽曲を演奏する演奏手段と、上記演奏情報に対応する歌詞情報に基づいて上記楽曲の演奏に同期させて歌詞を表示する歌詞表示手段を備えた音楽演奏装置において、背景音楽モードに切り換える背景音楽切換手段と、その手段によって背景音楽モードに切り換えられたとき、上記演奏手段による楽曲の演奏中は上記歌詞表示手段に上記歌詞の表示を禁止させる歌詞表示禁止手段を設けたものである。
また、演奏情報に基づいて楽曲を演奏する演奏手段と、上記演奏情報に対応する歌詞情報に基づいて上記楽曲の演奏に同期させて歌詞を表示する歌詞表示手段を備えた音楽演奏装置において、背景音楽モードに切り換える背景音楽切換手段と、その手段によって背景音楽モードに切り換えられたとき、上記演奏手段による楽曲の演奏中は上記歌詞表示手段に上記歌詞の表示を禁止させ、上記演奏情報に対応する楽曲の題名,歌手名,又は作詞作曲者名等の楽曲情報を表示させる手段を設けるとよい。
さらに、演奏情報に基づいて楽曲を演奏する演奏手段と、上記演奏情報に対応する歌詞情報に基づいて上記楽曲の演奏に同期させて歌詞を表示する歌詞表示手段とを備えた音楽演奏装置において、背景音楽モードに切り換える背景音楽切換手段と、その手段によって背景音楽モードに切り換えられたとき、上記演奏手段による楽曲の演奏中は上記歌詞表示手段に上記歌詞を小文字で表示をさせる手段を設けるとよい。
また、上記第2の目的を達成するため、演奏情報に基づいて歌唱用の音色のメロディラインで楽曲を演奏する演奏手段を備えた音楽演奏装置において、上記演奏情報に対応する背景音楽用の楽曲のメロディラインの音色情報を記憶する背景音楽用音色情報記憶手段と、背景音楽モードに切り換える背景音楽切換手段と、その手段によって背景音楽モードに切り換えられたとき、上記演奏手段に上記背景音楽用音色情報記憶手段に記憶された音色情報に基づいて上記楽曲のメロディラインを背景音楽用の音色で演奏させる手段を設けるとよい。
さらに、演奏情報に基づいて歌唱用の音量で楽曲を演奏する演奏手段を備えた音楽演奏装置において、上記演奏情報に対応する背景音楽用の音量情報を記憶する背景音楽用音量情報記憶手段と、背景音楽モードに切り換える背景音楽切換手段と、その手段によって背景音楽モードに切り換えられたとき、上記演奏手段に上記背景音楽用音量情報記憶手段に記憶された音量情報に基づいて上記楽曲を背景音楽用の音量で演奏させる手段を設けるとよい。
さらにまた、演奏情報に基づいて歌唱用の調で楽曲を演奏する演奏手段を備えた音楽演奏装置において、上記演奏情報に対応する背景音楽用の調情報を記憶する背景音楽用調情報記憶手段と、背景音楽モードに切り換える背景音楽切換手段と、その手段によって背景音楽モードに切り換えられたとき、上記演奏手段に上記背景音楽用調情報記憶手段に記憶された調情報に基づいて上記楽曲を背景音楽用の調で演奏させる手段を設けるとよい。
また、上記第3の目的を達成するため、演奏情報に基づいて歌唱用の音色で楽曲を演奏する演奏手段を備えた音楽演奏装置において、上記演奏情報に対応する背景音楽用の複数種類の音色情報を記憶する背景音楽用音色情報記憶手段と、背景音楽モードに切り換える背景音楽切換手段と、その手段によって背景音楽モードに切り換えられたとき、上記背景音楽用音色情報記憶手段から音色情報の種類を選択する音色種類選択手段と、上記演奏手段に上記楽曲を上記音色種類選択手段によって選択された種類の音色情報に基づく音色で演奏させる手段を設けるとよい。
さらに、演奏情報に基づいて楽曲を演奏する演奏手段を備えた音楽演奏装置において、複数種類の演奏情報を歌手別,ジャンル別等の区分毎に記憶する演奏情報記憶手段と、背景音楽モードに切り換える背景音楽切換手段と、その手段によって背景音楽モードに切り換えられたとき、上記演奏情報記憶手段に記憶されている演奏情報の区分を選択する選択手段と、上記演奏手段に上記選択手段によって選択された区分に該当する複数の演奏情報に基づく楽曲を連続して演奏させる手段を設けるとよい。
この発明の請求項1の音楽演奏装置は、演奏情報に基づいて楽曲を演奏し、その演奏情報に対応する歌詞情報に基づいて上記楽曲の演奏に同期させて歌詞を表示する際、背景音楽モードに切り換えられたときは、上記楽曲の演奏中は上記歌詞の表示を禁止するので、利用者は歌唱時に必要な歌詞が表示されないことによって背景音楽の演奏であることを容易に認識することができる。
また、この発明の請求項2の音楽演奏装置は、演奏情報に基づいて楽曲を演奏し、その演奏情報に対応する歌詞情報に基づいて上記楽曲の演奏に同期させて歌詞を表示する際、背景音楽モードに切り換えられたときは、上記楽曲の演奏中は上記歌詞の表示を禁止し、上記演奏情報に対応する楽曲の題名,歌手名,又は作詞作曲者名等の楽曲情報を表示するので、利用者は歌唱時に必要な歌詞が表示されないことによって背景音楽の演奏であることを容易に認識することができ、その背景音楽の題名,歌手名,又は作詞作曲者名等の内容を容易に知ることもできる。
さらに、この発明の請求項3の音楽演奏装置は、演奏情報に基づいて楽曲を演奏し、その演奏情報に対応する歌詞情報に基づいて上記楽曲の演奏に同期させて歌詞を表示する際、背景音楽モードに切り換えられたときは、上記楽曲の演奏中は上記歌詞を小文字で表示するので、利用者は歌唱時とは異なる大きさの歌詞が表示されることによって背景音楽の演奏であることを容易に認識することができ、その歌詞の内容を容易に知ることもできる。
また、この発明の請求項4の音楽演奏装置は、演奏情報に基づいて歌唱用の音色のメロディラインで楽曲を演奏する際、背景音楽モードに切り換えられたときは、上記演奏情報に対応させて記憶した背景音楽用の楽曲のメロディラインの音色情報に基づいて上記楽曲のメロディラインを背景音楽用の音色で演奏するので、背景音楽の音色を統一してメロディラインをはっきり聞き取れるようにすることができ、利用者に違和感無く聴かせることができる。
さらに、この発明の請求項5の音楽演奏装置は、演奏情報に基づいて歌唱用の音量で楽曲を演奏する際、背景音楽モードに切り換えられたときは、上記演奏情報に対応させて記憶した背景音楽用の音量情報に基づいて上記楽曲を背景音楽用の音量で演奏するので、背景音楽をオリジナル曲の音量で演奏してメロディラインをはっきり聞き取れるようにすることができ、利用者に違和感無く聴かせることができる。
さらにまた、この発明の請求項6の音楽演奏装置は、演奏情報に基づいて歌唱用の調で楽曲を演奏する際、背景音楽モードに切り換えられたときは、上記演奏情報に対応させて記憶した背景音楽用の調情報に基づいて上記楽曲を背景音楽用の調で演奏するので、背景音楽をオリジナル曲の調で演奏してメロディラインをはっきり聞き取れるようにすることができ、利用者に違和感無く聴かせることができる。
また、この発明の請求項7の音楽演奏装置は、演奏情報に基づいて歌唱用の音色で楽曲を演奏する際、背景音楽モードに切り換えられたときは、上記演奏情報に対応させて記憶した背景音楽用の複数種類の音色情報の中から選択された音色情報に基づいて上記楽曲を演奏するので、利用者によって選択されたピアノ音,ギター音等の任意の音色で背景音楽を演奏することができる。
さらに、この発明の請求項8の音楽演奏装置は、演奏情報に基づいて楽曲を演奏する際、背景音楽モードに切り換えられたときは、歌手別,ジャンル別等の区分毎に記憶した複数種類の演奏情報の中から選択された区分に該当する複数の演奏情報に基づく楽曲を連続して演奏するので、利用者によって選択された歌手やジャンルに属する曲を連続して背景音楽として演奏することができる。
この発明による音楽演奏装置は、歌唱用の楽曲を背景音楽として演奏するときには、歌詞表示を禁止したり、題名のみを表示したり、歌詞を小さい文字で表示したりすることにより、背景音楽の演奏であることが容易に認識できる。
また、歌唱用の楽曲を背景音楽として演奏するとき、背景音楽用の音色,音量,又は調で演奏するようにすれば、歌唱用の楽曲を背景音楽として違和感無く聞こえるようにすることができる。
さらに、歌唱用の楽曲を背景音楽として演奏するとき、任意に選択された音色で演奏したり、同一歌手の複数の楽曲を連続して演奏したりすれば、歌唱用の楽曲を背景音楽として演奏するときの機能を向上させることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図2は、この発明の一実施形態である通信カラオケシステムの構成を示すブロック図である。この通信カラオケシステムは、ホストコンピュータ1と複数のカラオケ端末装置2とが公衆電話網(PSTN),デジタル通信網(ISDN)等の通信網3を介してデータ通信可能に接続されている。
そのホストコンピュータ1は、電子音楽によるカラオケ曲の演奏情報と、その演奏情報によって再生される音楽に対応する歌詞の文字情報である歌詞情報と、その演奏情報によって再生される音楽に対応する映像を指定して選択する映像選択情報等からなる多数の曲情報を蓄積し、各カラオケ端末装置2に対して各曲情報を配信する。
一方、各カラオケ端末装置2は、ホストコンピュータ1から配信された曲情報を蓄積し、使用者によって指定された音楽に対応する曲情報に基づいて再生した音楽と歌詞と映像を同期させて出力し、その音楽に対してマイク入力された音声をミキシングして出力する。
次に、上記ホストコンピュータ1について説明する。
図3はそのホストコンピュータ1の構成を示すブロック図である。
ホストコンピュータ1は、CPU,ROM,及びRAM等からなるマイクロコンピュータによって実現され、入力装置11,表示装置12,記憶装置13,及び制御装置14等からなる。
入力装置11は、各種の操作情報を入力するキーボードやマウス等の入力手段であり、曲情報の蓄積,更新,及び配信と、各カラオケ端末装置2への配信管理等の処理時の操作情報を入力する。
表示装置12は、LCD,CRT等のディスプレイであり、曲情報の蓄積,更新,及び配信と、各カラオケ端末装置2への配信管理等の処理時の作業画面や各種メッセージ等を表示する。
記憶装置13は、ハードディスク装置,光ディスク装置等の大記憶容量のメモリであり、演奏情報とその演奏情報に対応する歌詞情報とその演奏情報に対応する映像を指定して選択する映像選択情報等からなる多数の曲情報を蓄積するデータベースである。
制御装置14は、このホストコンピュータ1全体の制御を司り、記憶装置13への曲情報の蓄積と更新処理、各カラオケ端末装置2への通信網3を介した曲情報の配信処理、その配信時の各カラオケ端末装置2との通信網3を介した呼の設定及び解除、曲情報の符号化及び変調の処理、各カラオケ端末装置2から受信したデータの復調及び復号化の処理、各カラオケ端末装置2への配信管理処理等の各種処理を実行する。
次に、上記各カラオケ端末装置2について説明する。
図1は各カラオケ端末装置2の構成を示すブロック図である。
カラオケ端末装置2は、マイクロコンピュータによって実現され、リモコン装置21,マイク22,表示装置23,スピーカ24,ミキシングアンプ25,及びコマンダ26等からなる。
リモコン装置21は、使用者による音楽の選曲等の各種の操作情報を入力する操作キーを備え、選曲やカラオケ曲の再生を指定するカラオケモードや背景音楽の再生を指定するBGMモードを入力し、キー入力された操作情報を赤外線等の信号によってコマンダ26の操作表示部へ出力する入力手段である。
マイク22は、使用者が発する声音を音声信号に変換してミキシングアンプ25へ入力する音声入力装置である。
表示装置23は、LCD,CRT等のディスプレイであり、コマンダ26から出力される情報に基づいて映像,歌詞,及びその他の情報を表示する。
スピーカ24は、ミキシングアンプ25から出力される情報に基づいて音楽及び音声を出力する。
ミキシングアンプ25は、ボリューム等の各種の操作キーを備えており、コマンダ26から出力される音楽信号を増幅してスピーカ24によって出力すると共に、その音楽信号にマイク22から入力された音声信号を増幅してミキシングして出力する処理と、音楽及び音声のボリューム調節等の処理を行なう。
コマンダ26は、このカラオケ端末装置2全体の制御を司ると共に、この発明に関わる各種の処理を実行する制御装置であり、CPU101,ROM102,RAM103,操作表示部104,音楽処理部105,映像処理部106,表示制御部107,通信制御部108,記憶部109,及び楽曲再生コントロール部110等がバス111を介して接続されている。
CPU101は、このコマンダ26全体の制御を司り、ホストコンピュータ1からの曲情報の配信時の通信制御部108によるデータ通信制御と、記憶部109への曲情報の蓄積と読み出し、リモコン装置21又は操作表示部104から入力された操作情報に基づいて記憶部109から読み出した曲情報により、音楽処理部105によるカラオケ曲や背景音楽(BGM)の楽曲の演奏,映像処理部106による背景映像の再生,歌詞の色替え出力等の各種の制御処理を実行する。
ROM102は、CPU101が各種の処理を実行するためのプログラムを格納した読み出し専用のメモリである。
RAM103は、CPU101がROM102のプログラムを実行するときに使用する作業エリアであり、各種の処理を実行するときのパラメータ等を記憶する書き込み読み出し可能なメモリである。
操作表示部104は、使用者による音楽の選曲等の各種の操作情報を入力する操作キーを備えた入力手段であり、選曲やカラオケ曲の再生を指定するカラオケモードや背景音楽の再生を指定するBGMモードを入力し、リモコン装置21から入力された操作情報を入力する制御も行なう。
音楽処理部105は、曲情報の演奏情報に基づいて複数の音色の音楽信号を生成する音源装置(例えば、MIDI音源ボード)を有し、その音源装置によって生成された音楽信号をミキシングアンプ25へ出力する処理と、その音楽信号に対して各種の加工を施して音質等の各種の音響効果を付加する処理等を行なう。
また、カラオケ曲の再生時の複数種類の音色情報(ピアノ,ギター等の音色の音色プログラムチェンジナンバ)と、音量情報(ベロシティ)と、調情報(オリジナルキー)と共に、背景音楽用の楽曲のメロディラインの音色情報と、背景音楽用の音量情報と、背景音楽用の調情報を備えている。
映像処理部106は、曲情報中の映像選択情報に基づいて記憶部109から読み出した画像データに基づく背景映像を再生し、その曲情報中の歌詞情報に基づく文字情報を曲の進行に合わせて色替えしながら背景映像に重ね合わせた(スーパーインポーズ)映像信号を表示制御部107へ出力する処理を行なう。また、その映像信号に各種の加工を施して映像効果を付加する処理も行なう。
表示制御部107は、映像処理部106から出力される映像信号に基づいて表示装置23に映像を表示する。
通信制御部108は、通信網3を介したホストコンピュータ1との呼の設定及び開放等のデータ通信時の制御処理と、ホストコンピュータ1から配信された曲情報の復調と復号化を行なって記憶部109へ出力し、通信網3を介してデータ送信するときのデータの符号化と変調の処理等も行なう。
記憶部109は、ハードディスク装置,光ディスク装置等の記憶装置であり、ホストコンピュータ1から配信された曲情報を蓄積する。また、光ディスク等のリムーバブルなメディアに記録された映像の画像データの中から曲情報の映像選択情報によって参照される各種の映像の画像データを読み出して映像処理部106へ出力する。
楽曲再生コントロール部110は、この発明に係る背景音楽モード選択時の各種の音声再生処理と、この発明に係る背景音楽モード選択時の各種の歌詞表示処理を司る。バス111は、上記各部間で各種のデータをやり取りする通信線である。
すなわち、上記音楽処理部105等が演奏情報に基づいて楽曲を演奏する演奏手段の機能を果たし、上記映像処理部106等が上記演奏情報に対応する歌詞情報に基づいて上記楽曲の演奏に同期させて歌詞を表示する歌詞表示手段の機能を果たし、上記リモコン装置21及び操作表示部104等が背景音楽モードに切り換える背景音楽切換手段の機能を果たし、上記楽曲再生コントロール部110等が背景音楽モードに切り換えられたとき、上記演奏手段による楽曲の演奏中は上記歌詞表示手段に上記歌詞の表示を禁止させる歌詞表示禁止手段の機能を果たす。
また、上記楽曲再生コントロール部110等は、背景音楽モードに切り換えられたとき、上記演奏手段による楽曲の演奏中は上記歌詞表示手段に上記歌詞の表示を禁止させ、上記演奏情報に対応する楽曲の題名,歌手名,又は作詞作曲者名等の楽曲情報を表示させる手段の機能も果たす。
さらに、上記楽曲再生コントロール部110等は、背景音楽モードに切り換えられたとき、上記演奏手段による楽曲の演奏中は上記歌詞表示手段に上記歌詞を小文字で表示をさせる手段の機能も果たす。
また、上記音楽処理部105等は演奏情報に基づいて歌唱用の音色のメロディラインで楽曲を演奏する演奏手段の機能を果たし、上記記憶部109は上記演奏情報に対応する背景音楽用の楽曲のメロディラインの音色情報を記憶する背景音楽用音色情報記憶手段の機能を果たし、上記楽曲再生コントロール部110等は背景音楽モードに切り換えられたとき、上記演奏手段に上記背景音楽用音色情報記憶手段に記憶された音色情報に基づいて上記楽曲のメロディラインを背景音楽用の音色で演奏させる手段の機能も果たす。
さらに、上記音楽処理部105等は演奏情報に基づいて歌唱用の音量で楽曲を演奏する演奏手段の機能を果たし、上記記憶部109は上記演奏情報に対応する背景音楽用の音量情報を記憶する背景音楽用音量情報記憶手段の機能を果たし、上記楽曲再生コントロール部110等は背景音楽モードに切り換えられたとき、上記演奏手段に上記背景音楽用音量情報記憶手段に記憶された音量情報に基づいて上記楽曲を背景音楽用の音量で演奏させる手段の機能も果たす。
さらにまた、上記音楽処理部105等は演奏情報に基づいて歌唱用の調で楽曲を演奏する演奏手段の機能を果たし、上記記憶部109は上記演奏情報に対応する背景音楽用の調情報を記憶する背景音楽用調情報記憶手段の機能を果たし、上記楽曲再生コントロール部110等は背景音楽モードに切り換えられたとき、上記演奏手段に上記背景音楽用調情報記憶手段に記憶された調情報に基づいて上記楽曲を背景音楽用の調で演奏させる手段の機能も果たす。
また、上記音楽処理部105等は演奏情報に基づいて歌唱用の音色で楽曲を演奏する演奏手段の機能を果たし、上記記憶部109は上記演奏情報に対応する背景音楽用の複数種類の音色情報を記憶する背景音楽用音色情報記憶手段の機能を果たし、上記リモコン装置21及び操作表示部104等は背景音楽モードに切り換えられたとき、上記背景音楽用音色情報記憶手段から音色情報の種類を選択する音色種類選択手段の機能を果たし、上記楽曲再生コントロール部110等は上記演奏手段に上記楽曲を上記音色種類選択手段によって選択された種類の音色情報に基づく音色で演奏させる手段の機能も果たす。
さらに、上記音楽処理部105等は演奏情報に基づいて楽曲を演奏する演奏手段の機能を果たし、上記記憶部109は複数種類の演奏情報を歌手別,ジャンル別等の区分毎に記憶する演奏情報記憶手段の機能を果たし、上記リモコン装置及び操作表示部104等は背景音楽モードに切り換えられたとき、上記演奏情報記憶手段に記憶されている演奏情報の区分を選択する選択手段の機能を果たし、上記楽曲再生コントロール部110等は上記演奏手段に上記選択手段によって選択された区分に該当する複数の演奏情報に基づく楽曲を連続して演奏させる手段の機能も果たす。
次に、この通信カラオケシステムで使用される曲情報について説明する。
その曲情報は、1音楽についての演奏情報,歌詞情報,及び映像選択情報等からなる。演奏情報は、カラオケ端末装置2が備えている音源装置に対して指定した楽器や音色の音楽を出力させるMIDIのコードデータである。歌詞情報は、この音楽の歌詞の文字や記号等のコードデータである。映像選択情報は、カラオケ端末装置2の記憶部109に蓄積されている映像の画像データを選択、参照するコードデータである。
次に、上記MIDIデータについて簡単に説明する。
MIDIデータは、電子楽器の制御信号及びインターフェース等の規格を定めたミュージカル・インスツルメント・デジタル・インターフェース規格(MIDI規格)によって規定された電子音楽再生用のデータであり、演奏する楽器の種類である音色(音色プログラムチェンジナンバー),音符のノートオンとノートオフ,音の強弱,音質,音量(ベロシティ),ステレオ感を表現するコーラス,音の左右の広がりを表現するパンポット等を指定するコマンドであるコードデータからなる。そして、音源装置がMIDIデータに基づいて各種の音色や音質等の音楽信号を生成し、アンプ及びスピーカを経て音楽として出力する。
次にこの通信カラオケシステムにおけるデータ通信の処理について説明する。
図4はホストコンピュータ1とカラオケ端末装置2との間で曲情報を配信するときのデータ通信処理を示すフローチャートである。
ステップ(図中「S」で示す)1でリモコン装置等での曲番号の入力による楽曲リクエストがあると、ステップ2でリクエストされた曲番号の曲情報が装置内部に蓄積されているか否かを判断する。
ステップ2の判断で蓄積されていなければ、ステップ3でホストコンピュータへ発呼し、ステップ4で該当する曲情報をダウンロードし、ステップ5でダウンロードした曲情報によって楽曲の再生及び演奏を実行して、リターンする。
ステップ2の判断でリクエストされた曲番号の曲情報が装置内部に蓄積されていれば、ステップ6で記憶部から該当する曲情報を読み込み、ステップ5で読み込んだ曲情報によって楽曲の再生及び演奏を実行して、リターンする。
さらに上記処理について説明する。カラオケ端末装置2のコマンダ26は、リモコン装置21又は操作表示部104によって音楽が選曲されると、記憶部109に選曲された音楽に該当する曲情報が記憶されているか否かを判断する。
その判断によって記憶されているときには、記憶部109から該当する曲情報を読み出し、その曲情報に基づく音楽と映像の再生出力の処理に移行する。
また、選曲された音楽に該当する曲情報が記憶されていないときには、通信制御部108によってホストコンピュータ1へ発呼し、ホストコンピュータ1との間で呼を設定し、選曲された音楽に該当する曲情報の配信を要求する。
一方、ホストコンピュータ1の制御装置14は、そのカラオケ端末装置2との間の呼の設定後、そのカラオケ端末装置2から音楽に該当する曲情報の要求を受信したか否かを判断して、その要求を受信したら記憶装置13に該当する曲情報が有るか否かを判断して、有ったら記憶装置13からその該当する曲情報を読み出し、要求元のカラオケ端末装置2へ配信する。
そして、カラオケ端末装置2のコマンダ26は、ホストコンピュータ1から配信された曲情報を受信したか否かを判断して、受信したらその曲情報を記憶部109に記憶した後、ホストコンピュータ1との呼を切断し、その曲情報に基づく音楽と映像の再生出力の処理に移行する。
次に、このカラオケ端末装置2における通常のカラオケ曲再生時の音楽及び映像の出力処理について説明する。
コマンダ26のCPU101は、リモコン装置21又は操作表示部104によって音楽が選曲されると、記憶部109からその選曲された音楽に該当する曲情報を読み出し、その曲情報から演奏情報と歌詞情報と映像選択情報をそれぞれ抽出し、音楽処理部105へ演奏情報を、映像処理部106へ歌詞情報をそれぞれ出力タイミングを取って送る。また、これらの情報と同期して記憶部109から映像処理部106へ画像データを読み出す。
音楽処理部105は、音源装置によって演奏情報に基づく音楽信号を生成し、それをミキシングアンプ25へ送る。
また、映像処理部106は、記憶部109から映像選択情報によって指定された画像データを読み出し、その画像データに歌詞情報に基づいて生成した文字情報を重ね合わせた映像信号を生成し、それを表示制御部107へ送る。
そして、ミキシングアンプ25が音楽処理部105によって生成された音楽信号を増幅し、マイク22から入力された音声信号と合わせてスピーカ24へ出力し、音楽及び音声を再生出力する。
一方、表示制御部107が映像処理部106によって生成された映像信号を表示装置23へ出力し、映像及び歌詞を再生出力する。
このようにして、スピーカ24から出力される音楽に合わせて表示装置23にその音楽に対応する歌詞と映像とが表示される。
次に、上記カラオケ端末装置2におけるカラオケ曲を背景音楽(BGM)として再生するときの処理について説明する。
まず、カラオケ曲をそのままBGMとして再生すると、表示装置23に背景画像と共に歌詞が色替え表示されて、BGMであるのに誰かが歌う曲であるように間違えられてしまうし、画面上の歌詞表示が鬱陶しく感じられる。
そこで、このカラオケ端末装置2は、リモコン装置21又は操作表示部104によって背景音楽モード(BGMモード)に切り換えられたとき、楽曲再生コントロール部110がカラオケの楽曲の演奏中は歌詞の表示を禁止する。
図5はその処理を示すフローチャートである。
この処理は、ステップ(図中「S」で示す)11でカラオケモードとBGMモードのいずれが入力されたかを判断して、BGMモードの入力ならステップ12で選曲されたMIDIデータによる楽曲の再生を実行し、ステップ13で背景映像を表示し、ステップ14で歌詞表示処理を禁止して、この処理を終了する。
一方、ステップ11の判断でカラオケモードの入力なら、ステップ15で選曲されたMIDIデータによる通常の楽曲の再生を実施し、背景映像と共に歌詞の色替え表示を行なって、この処理を終了する。
したがって、利用者は歌唱時に必要な歌詞が表示されないことによってBGMの演奏であることを容易に認識することができ、画面上には背景映像のみが表示されてBGMを楽しむことができる。
次に、BGMモードで流れている楽曲の曲名や歌手名を知りたいことが有る。
そこで、このカラオケ端末装置2において、リモコン装置21又は操作表示部104によってBGMモードに切り換えられたとき、楽曲再生コントロール部110によってカラオケの楽曲の演奏中は歌詞の表示を禁止し、演奏中の楽曲に対応する楽曲の題名,歌手名,又は作詞作曲者名等の楽曲情報を表示するようにする。
図6はその処理を示すフローチャートである。
この処理は、ステップ(図中「S」で示す)21でBGMモードか否かを判断して、BGMモードならステップ22で選択された楽曲のタイトル(題名),歌手名,作詞作曲者名等の楽曲情報を表示装置の画面上部に表示し、ステップ23で楽曲の再生を実施して、リターンする。
したがって、利用者は歌唱時に必要な歌詞が表示されないことによってBGMの演奏であることを容易に認識することができ、そのBGMの題名,歌手名,又は作詞作曲者名等の内容を容易に知ることもできる。
なお、上述の処理では題名等を画面上部に表示したが、利用者によって指定された位置に表示するようにすれば、楽曲情報の表示に関する操作性を向上させることができる。
次に、上記のBGMモードで流れている楽曲の歌詞を知りたいことも有る。
そこで、このカラオケ端末装置2において、リモコン装置21又は操作表示部104によってBGMモードに切り換えられたとき、楽曲の演奏中は歌詞を小文字で表示するとよい。
図7はその処理を示すフローチャートである。
この処理は、ステップ(図中「S」で示す)31でBGMモードか否かを判断して、BGMモードならステップ32で選択された楽曲の歌詞のフォントの大きさを小さくして表示装置の画面に表示し、ステップ33で楽曲の再生を実施して、リターンする。
したがって、利用者は歌唱時とは異なる大きさの文字で歌詞が表示されることによってBGMの演奏であることを容易に認識することができ、その歌詞の内容も容易に知ることもできる。
なお、上述の処理ではBGMモードのときには歌詞の大きさを小さくして表示するようにしたが、通常のカラオケ再生時とは異なる書体で表示したり、振り仮名を取って表示したり、画面上の目立たない位置に表示するようにしてもよい。
次に、カラオケ曲は歌唱者が歌うのに邪魔にならないように、且つ聞き取り易いようにメロディラインの音色が様々に構成されており、そのままBGMとして再生すると、一番肝心なメロディラインがはっきしなかったり、途中で音色が変わったりして違和感を与えてしまう。
そこで、このカラオケ端末装置2は、リモコン装置21又は操作表示部104によって背景音楽モード(BGMモード)に切り換えられたとき、楽曲再生コントロール部110によって選曲されたカラオケ曲の演奏情報に対応させて記憶した背景音楽用の楽曲のメロディラインの音色情報に基づいてメロディラインを背景音楽用の音色で演奏するようにする。
図8はその処理を示すフローチャートである。
この処理は、ステップ(図中「S」で示す)41でBGMモードか否かを判断して、BGMモードならステップ42で選択された楽曲のBGM用の音色プログラムチェンジナンバを読み込み、ステップ43でその音色プログラムチェンジナンバをセットし、ステップ44で楽曲の再生を実施して、リターンする。
上記音色プログラムナンバは、BGM用として指定されたピアノ等の音色を音源装置に対して指定するデータであり、MIDIデータ中に埋め込むことにより、音源装置によって任意の音色で楽曲を再生することができる。
したがって、BGMモードでは音色を統一してメロディラインをはっきり聞き取れるように演奏されるので、利用者はBGMをオリジナル曲のメロディラインと違和感無く聴くことができる。
次に、カラオケ曲は歌唱者が歌うのに邪魔にならないように、且つ聞き取り易いように演奏時の音量が設定されており、そのままBGMとして再生すると、一番肝心なメロディラインがはっきしなかったり、抑揚がなかったりして違和感を与えてしまう。
そこで、このカラオケ端末装置2は、リモコン装置21又は操作表示部104によって背景音楽モード(BGMモード)に切り換えられたとき、楽曲再生コントロール部110によって選曲されたカラオケ曲の演奏情報に対応させて記憶した背景音楽用の音量情報に基づいて背景音楽用の音量で演奏するようにする。
図9はその処理を示すフローチャートである。
この処理は、ステップ(図中「S」で示す)51でBGMモードか否かを判断して、BGMモードならステップ52で選択された楽曲のBGM用の音量(ベロシティ)を読み込み、ステップ53でその音量情報に変更し、ステップ54で楽曲の再生を実施して、リターンする。
上記ベロシティは、BGM用として予め指定された音量を音源装置に対して指定するデータであり、MIDIデータ中に埋め込むことにより、音源装置によって楽曲の音量を変更して再生することができる。
したがって、BGMモードではオリジナル曲の音量で演奏してメロディラインをはっきり聞き取れるように演奏されるので、利用者は違和感無く聴くことができる。
次に、カラオケ曲は歌唱者が歌うのに邪魔にならないように、且つ歌い易いように演奏時のキー(調)が設定されており、そのままBGMとして再生すると、どの楽曲も同じようなメロディに聞こえてしまうし、オリジナルのキーでないためにオリジナリティがなくなる。また、絶対音感を持った利用者にとってはとても聞き取り難くなってしまう。
そこで、このカラオケ端末装置2は、リモコン装置21又は操作表示部104によって背景音楽モード(BGMモード)に切り換えられたとき、楽曲再生コントロール部110によって選曲されたカラオケ曲の演奏情報に対応させて記憶した背景音楽用の調情報に基づいて背景音楽用の調で演奏するようにする。
図10はその処理を示すフローチャートである。
この処理は、ステップ(図中「S」で示す)61でBGMモードか否かを判断して、BGMモードならステップ62で選択された楽曲のBGM用のキーを読み込み、ステップ63でそのキーに変更し、ステップ64で楽曲の再生を実施して、リターンする。
上記キーは、BGM用として予め指定されたキーを音源装置に対して指定するデータであり、MIDIデータ中に埋め込むことにより、音源装置によって楽曲のキーを変更して再生することができる。
したがって、BGMモードではBGM用のキーで演奏してメロディラインをはっきり聞き取れるように演奏されるので、利用者は違和感無く聴くことができる。
なお、上記BGM用のキーを楽曲のオリジナルキーに設定すれば、原曲とほぼ同じように演奏することができる。
次に、カラオケ曲のメロディラインの音色は元の楽曲の作りで決められているので、利用者が好みの音色で聴きたくてもできなかった。例えば、元がピアノ曲の場合、ギターバージョンでは聴くことができなかった。
そこで、このカラオケ端末装置2は、リモコン装置21又は操作表示部104によって背景音楽モード(BGMモード)に切り換えられたとき、楽曲再生コントロール部110によって選曲されたカラオケ曲の演奏情報に対応させて記憶した背景音楽用の複数種類の音色情報の中から選択された音色情報に基づいて演奏するようにする。
図11はその処理を示すフローチャートである。
この処理は、ステップ(図中「S」で示す)71でBGMモードか否かを判断して、BGMモードならステップ72でリモコン装置又は操作表示部によって音色変更の指示が有ったか否かを判断して、音色変更の指示が有ればステップ73で選択された音色情報(音色プログラムチェンジナンバ)を読み込み、ステップ74でその音色プログラムチェンジナンバをセットし、ステップ75で楽曲の再生を実施して、リターンする。
ステップ72の判断で音色変更の指示がなければ、ステップ76で予めセットされているBGM用の音色プログラムチェンジナンバを読み出し、ステップ74でその音色プログラムチェンジナンバをセットし、ステップ75で楽曲の再生を実施して、リターンする。
したがって、利用者はBGM再生のとき、カラオケ曲をピアノ音,ギター音等の好みの音色のBGMで聴くことができる。
次に、BGMの演奏時には、例えば、同じ歌手の曲を続けて聴きたい場合がある。しかし、1曲ずつ再生を指示するのでは操作が煩雑になる。
そこで、このカラオケ端末装置2は、リモコン装置21又は操作表示部104によってBGMモードに切り換えられたとき、楽曲再生コントロール部110によって歌手別,ジャンル別等の区分毎に記憶した複数種類の演奏情報の中から選択された区分に該当する複数の演奏情報に基づく楽曲を連続して演奏するようにする。
図12はその処理を示すフローチャートである。
この処理は、ステップ(図中「S」で示す)81でBGMモードか否かを判断して、BGMモードならステップ82でリモコン装置又は操作表示部によって歌手別,ジャンル別等の区分を列記した楽曲リストが選択されたか否かを判断して、選択されたらステップ83で表示装置に楽曲リストを表示し、ステップ84で楽曲リスト中の歌手別表示が選択されたか否かを判断する。
ステップ84の判断で歌手別表示が選択されたら、ステップ85で歌手別表示中の歌手が選択されたか否かを判断して、歌手が選択されたらステップ86で選択された歌手の全楽曲の曲情報に基づいて各楽曲を連続して再生して、リターンする。
したがって、利用者は好みの歌手やジャンルの曲を連続してBGMで聴くことができ、BGM再生時の操作性が向上する。
次に、表1に示すように、上記BGM用の音色,音量,キーのパラメータを曲管理テーブルで曲毎に管理し、BGMモードのときには、曲管理テーブルから必要なパラメータを読み込んでカラオケ曲を再生するようにしても良い。
Figure 2005189878
このカラオケ端末装置2は、カラオケ再生を行なうときには通常の楽曲再生と映像表示,歌詞表示,歌詞色替えを行なう。
なお、上述の処理では説明を省略したが、再生音楽とマイク入力の音声に対してはエコー等の音声エフェクト処理をかけることもできる。
そして、カラオケ曲によるBGMを、カラオケ再生時よりも原曲に近いキーと、聴きやすいメロディラインの音色と、曲のバランスを取った音量で聴くことができる。
また、BGMの音色も利用者がその場の雰囲気にマッチした音色を選択することができる。例えば、同じ曲でも夜にはジャズピアノやサックスフォンの音色に変更することができる。
さらに、BGMの再生中は、画面に曲名,歌手名等の楽曲情報を常時表示することにより、演奏中の曲名等を直ぐに知ることができる。
また、BGMで演奏中はカラオケ再生時とは異なる大きさの文字で表示することにより、演奏中の歌詞を知ることもでき、背景映像の邪魔になることも防ぐことができる。
さらに、曲選択の際に楽曲リストを表示し、その楽曲リストに基づいて好みの歌手を選択すれば、その歌手について登録されている全楽曲のBGMを連続して聴くことができ、あたかもCDの再生のように利用することができる。
図2に示したカラオケ端末装置の構成を示すブロック図である。 この発明の一実施形態である通信カラオケシステムの構成を示すブロック図である。 図2に示したホストコンピュータの構成を示すブロック図である。 図2に示したホストコンピュータとカラオケ端末装置との間で曲情報を配信するときのデータ通信処理を示すフローチャートである。
図1に示したカラオケ端末装置におけるカラオケ曲をBGMとして再生するときの処理を示すフローチャートである。 図1に示したカラオケ端末装置の通常のカラオケ曲の音楽及び映像等の再生処理を示すフローチャートである。 図1に示したカラオケ端末装置におけるカラオケ曲をBGMとして再生するときの他の処理を示すフローチャートである。 同じくカラオケ曲をBGMとして再生するときのまた他の処理を示すフローチャートである。
同じくカラオケ曲をBGMとして再生するときのさらに他の処理を示すフローチャートである。 同じくカラオケ曲をBGMとして再生するときのまた他の処理を示すフローチャートである。 同じくカラオケ曲をBGMとして再生するときのさらに他の処理を示すフローチャートである。 同じくカラオケ曲をBGMとして再生するときのさらにまた他の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1:ホストコンピュータ 2:カラオケ端末装置 3:通信網 11:入力装置 12:表示装置 13:記憶装置 14:制御装置 21:リモコン装置 22:マイク 23:表示装置 24:スピーカ 25:ミキシングアンプ 26:コマンダ 101:CPU 102:ROM 103:RAM 104:操作表示部 105:音楽処理部 106:映像処理部 107:表示制御部 108:通信制御部 109:記憶部 110:楽曲再生コントロール部 111:バス

Claims (8)

  1. 演奏情報に基づいて楽曲を演奏する演奏手段と、前記演奏情報に対応する歌詞情報に基づいて前記楽曲の演奏に同期させて歌詞を表示する歌詞表示手段とを備えた音楽演奏装置において、
    背景音楽モードに切り換える背景音楽切換手段と、該手段によって背景音楽モードに切り換えられたとき、前記演奏手段による楽曲の演奏中は前記歌詞表示手段に前記歌詞の表示を禁止させる歌詞表示禁止手段とを設けたことを特徴とする音楽演奏装置。
  2. 演奏情報に基づいて楽曲を演奏する演奏手段と、前記演奏情報に対応する歌詞情報に基づいて前記楽曲の演奏に同期させて歌詞を表示する歌詞表示手段とを備えた音楽演奏装置において、
    背景音楽モードに切り換える背景音楽切換手段と、該手段によって背景音楽モードに切り換えられたとき、前記演奏手段による楽曲の演奏中は前記歌詞表示手段に前記歌詞の表示を禁止させ、前記演奏情報に対応する楽曲の題名,歌手名,又は作詞作曲者名等の楽曲情報を表示させる手段とを設けたことを特徴とする音楽演奏装置。
  3. 演奏情報に基づいて楽曲を演奏する演奏手段と、前記演奏情報に対応する歌詞情報に基づいて前記楽曲の演奏に同期させて歌詞を表示する歌詞表示手段とを備えた音楽演奏装置において、
    背景音楽モードに切り換える背景音楽切換手段と、該手段によって背景音楽モードに切り換えられたとき、前記演奏手段による楽曲の演奏中は前記歌詞表示手段に前記歌詞を小文字で表示をさせる手段とを設けたことを特徴とする音楽演奏装置。
  4. 演奏情報に基づいて歌唱用の音色のメロディラインで楽曲を演奏する演奏手段を備えた音楽演奏装置において、
    前記演奏情報に対応する背景音楽用の楽曲のメロディラインの音色情報を記憶する背景音楽用音色情報記憶手段と、
    背景音楽モードに切り換える背景音楽切換手段と、該手段によって背景音楽モードに切り換えられたとき、前記演奏手段に前記背景音楽用音色情報記憶手段に記憶された音色情報に基づいて前記楽曲のメロディラインを背景音楽用の音色で演奏させる手段とを設けたことを特徴とする音楽演奏装置。
  5. 演奏情報に基づいて歌唱用の音量で楽曲を演奏する演奏手段を備えた音楽演奏装置において、
    前記演奏情報に対応する背景音楽用の音量情報を記憶する背景音楽用音量情報記憶手段と、
    背景音楽モードに切り換える背景音楽切換手段と、該手段によって背景音楽モードに切り換えられたとき、前記演奏手段に前記背景音楽用音量情報記憶手段に記憶された音量情報に基づいて前記楽曲を背景音楽用の音量で演奏させる手段とを設けたことを特徴とする音楽演奏装置。
  6. 演奏情報に基づいて歌唱用の調で楽曲を演奏する演奏手段を備えた音楽演奏装置において、
    前記演奏情報に対応する背景音楽用の調情報を記憶する背景音楽用調情報記憶手段と、
    背景音楽モードに切り換える背景音楽切換手段と、該手段によって背景音楽モードに切り換えられたとき、前記演奏手段に前記背景音楽用調情報記憶手段に記憶された調情報に基づいて前記楽曲を背景音楽用の調で演奏させる手段とを設けたことを特徴とする音楽演奏装置。
  7. 演奏情報に基づいて歌唱用の音色で楽曲を演奏する演奏手段を備えた音楽演奏装置において、
    前記演奏情報に対応する背景音楽用の複数種類の音色情報を記憶する背景音楽用音色情報記憶手段と、
    背景音楽モードに切り換える背景音楽切換手段と、該手段によって背景音楽モードに切り換えられたとき、前記背景音楽用音色情報記憶手段から音色情報の種類を選択する音色種類選択手段と、前記演奏手段に前記楽曲を前記音色種類選択手段によって選択された種類の音色情報に基づく音色で演奏させる手段とを設けたことを特徴とする音楽演奏装置。
  8. 演奏情報に基づいて楽曲を演奏する演奏手段を備えた音楽演奏装置において、
    複数種類の演奏情報を歌手別,ジャンル別等の区分毎に記憶する演奏情報記憶手段と、背景音楽モードに切り換える背景音楽切換手段と、該手段によって背景音楽モードに切り換えられたとき、前記演奏情報記憶手段に記憶されている演奏情報の区分を選択する選択手段と、前記演奏手段に前記選択手段によって選択された区分に該当する複数の演奏情報に基づく楽曲を連続して演奏させる手段とを設けたことを特徴とする音楽演奏装置。
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CN108682438A (zh) * 2018-04-13 2018-10-19 广东小天才科技有限公司 一种基于录音内容调整伴奏的方法及电子设备

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