JP2008096903A - 電子音楽装置及びそのコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】取得する演奏データに可視的表示の一部又は全部を非表示に制限する制限情報が含まれている場合に、可視的表示を非表示として制限する。特に、演奏データをダウンロード形式で取得した場合に前記非表示制限をし、演奏データをストリーミング形式で取得した場合には、制限情報が含まれている場合であっても前記非表示制限をしない。
【選択図】図3
Description
すなわち、前記電子音楽装置では、音楽コンテンツ配信側が、可視的表示を望まない場合でも、電子音楽装置側の機能によって可視的表示がされてしまうので著作権利用料の負担増という点で好ましいものではなく、特に、ダウンロード配信はストリーミング配信に比べて著作権利用料において負担が大きいものであるため、著作権利用料の負担軽減を配慮した可視的表示の制限が望まれている。
更に、著作権者が可視的表示を望まない(許可しない)場合、このような可視的表示が可能な電子音楽装置向けに音楽コンテンツを提供すること自体を拒むことも考えられ、音楽コンテンツが提供されないとなると、リスニング用の音楽コンテンツを利用しようと考えるユーザにとって大変な不利益であって、この点からも可視的表示の制限が望まれている。
又、取得する演奏データは、配信サーバから通信ネットワークにより配信される形態、又は、光ディスクや磁気ディスク等の記憶媒体に記憶された形態のいずれも含む。
又、取得される演奏データの形式として、取得される演奏データが恒久的に記憶する記憶媒体に保存され、該記憶媒体から任意に読み出しする形式のものや、取得される演奏データが一時記憶部に記憶された後実行され又は一時記憶部に順次記憶されながら実行され、該演奏データの実行後に削除される形式のものを含む。
尚、前者の形式は、ダウンロード形式と呼ばれるものであり、後者の形式は、例えば、通信ネットワーク配信の場合にストリーミング形式と呼ばれるものである。
すなわち、本発明は、取得される演奏データが恒久的に記憶する記憶媒体に保存され、該記憶媒体から読み出しする形式(ダウンロード形式)のものである場合にのみ、可視的表示の一部又は全部を非表示として制限することができる。
特に、著作権利用料の負担が大きい形式の演奏データに対する著作権利用料の負担軽減という点で有効である。
したがって、著作権利用料の負担軽減を配慮するとともに、著作権者から音楽コンテンツの提供の許諾を得やすくする点を配慮した可視的表示の制限を実現できる。
尚、本形態では、取得する演奏データが、コンテンツ配信サーバから通信ネットワークを介して配信され、恒久的に記憶する記憶媒体に保存され、該記憶媒体から任意に読み出しする形式であるダウンロード形式と、同じく通信ネットワークを介して配信され、一時記憶部に記憶された後実行され又は一時記憶部に順次記憶されながら実行され、該演奏データの実行後に削除される形式であるストリーミング形式とした形態を例示する。
本形態の電子音楽装置Aは、音高情報を入力するための鍵盤を含む演奏操作子1と、各種情報を入力するための複数のスイッチを含む設定操作子2と、演奏操作子1の操作状態を検出する検出回路3と、設定操作子2の操作状態を検出する検出回路4と、装置全体の制御を司るCPU5と、該CPU5が実行する制御プログラムや、各種テーブルデータ等を記憶するROM6と、演奏データ、各種入力情報及び演算結果等を一時的に記憶するRAM7と、タイマ割込み処理における割込み時間や各種時間を計時するタイマ8と、各種情報等を表示する表示部9と、各種表示状態等を検出する表示回路91と、前記制御プログラムを含む各種アプリケーションプログラムや各種楽曲データ、各種データ等を記憶する記憶装置10と、外部のMIDI(Musical Instrument Digital Interface)機器110からのMIDI信号を入力したり、MIDI信号を外部に出力したりするMIDIインターフェース(I/F)11と、通信ネットワーク101を介して、コンテンツ配信サーバ(以下、「サーバ」という)102とデータの送受信を行う通信インターフェース(I/F)12と、演奏操作子1から入力された演奏データや予め設定された演奏データ等を楽音信号に変換する音源回路13と、該音源回路13からの楽音信号に各種効果を付与するための効果回路14と、該効果回路14からの楽音信号を音響に変換する、例えば、DAC(Digital-to-Analog Converter)やアンプ、スピーカ等のサウンドシステム15とにより構成されている。
これらの記憶装置(ドライブ)10には、データを書込み可能、且つ恒久的に保存することができる記憶装置(例えば、フレキシブルディスクやハードディスク等のディスク型記憶装置)が装着又は内蔵されている。
尚、前記ディスク型記憶装置に限らず、データを恒久的(不揮発的)に保存できる記憶装置であれば良く、例えばフラッシュメモリ等の半導体メモリでも良い。
そして、記憶装置10には、前述のように、CPU5が実行する制御プログラムも記憶でき、ROM6に制御プログラムが記憶されていない場合には、この記憶装置10に制御プログラムを記憶させておき、それをRAM7に読み込むことにより、ROM6に制御プログラムを記憶している場合と同様の動作をCPU5にさせることができる。
このようにすると、制御プログラムの追加やバージョンアップ等が容易に行える。
記憶装置10に上記各プログラムや各種楽曲データが記憶されていない場合には、通信I/F12は、サーバ102からプログラムや各種楽曲データをダウンロードするために用いられる。
クライアントとなるコンピュータ(本実施の形態では、電子音楽装置)は、通信I/F12及び通信ネットワーク101を介してサーバ102へとプログラムや各種楽曲データのダウンロードを要求するコマンドを送信する。
サーバ102は、このコマンドを受け、要求されたプログラムや各種楽曲データを、通信ネットワーク101を介してコンピュータへと配信し、コンピュータが通信I/F12を介して、これらプログラムや楽曲データを受信して記憶装置10に蓄積することにより、ダウンロードが完了する。
サーバ102内の記憶装置(図示せず)には、複数のストリーミングコンテンツ及び複数のダウンロードコンテンツからなるコンテンツファイル102aと、コンテンツファイル102aに含まれる各ストリーミングコンテンツ及び各ダウンロードコンテンツに夫々対応付けられた再生態様規定情報からなる再生態様規定ファイル102bと、コンテンツファイル102aに含まれる各ストリーミングコンテンツ及び各ダウンロードコンテンツの配信に関するページデータからなるコンテンツ配信ページデータ102cとが予め記憶されている。
尚、前記再生態様規定ファイルやコンテンツ配信ページデータは、電子音楽装置Aからのアクセスのたびに動的に生成されるものでもよい。
そして、取得された再生態様規定ファイル102bやコンテンツ配信ページデータ102cの内容が表示される。
又、取得されたコンテンツファイル102aは、配信タイプに応じて一時的(揮発的)に記憶する一時記憶部(RAM)19や恒久的に保存し読み出し可能な記憶媒体(記憶装置10内の記憶媒体)20に記憶される。
又、記憶されたコンテンツファイル102aの内容に基づいて、演奏を再生したり可視的表示したりする。
図3は、本形態の電子音楽装置がSMF形式のコンテンツファイルを再生/可視的情報の表示又は非表示とする機能構成を概略的に示すブロック図である。
図4乃至図6は、本形態の電子音楽装置が実行する、ストリーミング配信及びダウンロード配信されるコンテンツに対する処理の各手順を示すフローチャートである。
(1)ストリーミングコンテンツの自動演奏(自動再生)/可視的情報表示処理
(2)ダウンロードコンテンツの演奏(再生)/可視的情報非表示処理
又、各コンテンツファイルには、データ長、フォーマットの種類、トラック数、分解能等が記述されるヘッダチャンクや、実際の演奏データ、可視的表示制限情報が格納されるイベントデータ、当該イベントデータが発生するタイミングを規定するタイミングデータが記述されるトラックチャンクが含まれている。
尚、前記可視的表示制限情報は、一例としてシステムエクスクルーシブメッセージにて記述することができる。
すなわち、この可視的表示制限情報は、トラックチャンク(複数のトラックチャンクが存在する場合には、その内の可視的表示に関連するトラック、例えば、メロディトラックのチャンク)内の先頭部分(タイミングが「0」の位置)、あるいは先頭に近い部分(例えば、最初のMIDIイベントデータが出現するタイミングよりも前の任意の位置)に配置することにより、該情報をサーチする際にすばやく検出することができるからである。
又、楽譜表示(例えば、五線譜上への音符や音楽記号の表示、タブ譜表示、ピアノロール表示等)は、演奏情報を元に、これらの表示に使用する情報を生成することにより行う。
本形態における再生態様規定ファイルには、配信するコンテンツのタイプを規定する配信タイプ規定情報及び演奏する際の再生コンテンツリスト情報が含まれている。
前記再生コンテンツリスト情報には、1乃至複数のコンテンツについて、コンテンツファイルURL等が含まれている。
本形態におけるコンテンツ配信ページデータには、コンテンツを検索し、ダウンロードするための各種配信ページが含まれ、特に、コンテンツ検索結果ページには、上記再生態様規定ファイルへのリンク情報(URL)が含まれている。
配信ページの内容や配信される楽曲名や演奏者名及び歌手名等の各種リンク情報が含まれている。
サーバ102は、この要求に応答して、コンテンツ配信ページデータ102cをブラウザ部17に送信する(ステップS2)。
ブラウザ部17は、コンテンツ配信ページデータ102cを受信し、受信したコンテンツ配信ページデータ102cにより表わされたコンテンツ配信ページ102cを表示部9に表示する(ステップS3)。
このとき、表示部9に表示される内容として、図7(a)に示すように、コンテンツ配信ページ中に表示されるリンクLである「ジャンルで探す」「アーティストで探す」「曲名で探す」が表示される。
そして、ユーザがコンテンツ配信ページ中に表示されているリンクの「曲名で探す」を選択すると、ブラウザ部17は、図7(b)の曲名による検索ページをサーバ102に要求し、サーバ102は、要求に応じて該検索ページデータをブラウザ部17へと送信し、このときブラウザ部17では、受信した検索ページデータに基づき検索ページを表示する(図示は省略するが、ステップS1乃至ステップS3と略同様である。)。
そして、ユーザは、ブラウザ部17において、図7(b)の検索ページ中に表示されている検索条件入力枠L1に検索条件(例えば「夏が」)を入力し、検索ボタンを操作すると、ブラウザ部17は、サーバ102に対して該入力した検索条件を含むコンテンツの検索結果ページをサーバ102に要求し、サーバ102は、要求に応じて曲名に前記検索条件を含むコンテンツをデータベースからサーチし、サーチ結果に基づき検索結果ページを生成してブラウザ部17へと送信し、このときブラウザ部17では、受信した図7(c)の検索結果ページを表示する(図示は省略するが、ステップS1乃至ステップS3と略同様である。)。
検索結果ページには、図7(c)に示すように、図7(b)で検索したワードが含まれる曲名と、該曲名に対応したコンテンツのダウンロードを指示するボタンDLとストリーミングを指示するボタンSTが表示されている。
ユーザが所望する曲名のコンテンツ及びその配信形態に応じたボタンをユーザが選択すると、ブラウザ部17は、選択されたボタンに埋め込まれているこのリンクL2に対応した再生態様規定ファイル102bをサーバ102に要求する(ステップS4)。
すると、サーバ102は、要求に応答して、要求された再生態様規定ファイル102bをブラウザ部17に送信する(ステップS5)。
一方、再生制御部18は、この供給された再生態様規定ファイル102bを用いて、再生制御ルーチンの処理を実行する(ステップS7)。
このとき、サーバ102は、再生制御部18の要求により、コンテンツファイル102aを送信する(ステップS8)。
その際、図3の暗号化部26において、例えばSSL(セキュアソケットレイヤ)方式に基づきコンテンツファイル102aを暗号化した後に、電子音楽装置へとコンテンツファイル102aを送信する。
再生制御ルーチンにおいては、図5に示すように、前記供給された再生態様規定ファイル中の配信タイプデータがダウンロード及びストリームのいずれの配信タイプを規定しているかを判定する(ステップS9)。
その際、後述するダウンロード時のような可視的表示制限情報のサーチを行わないようにしている。
前述したように、ストリーミング配信においては、ダウンロード配信に比べて可視的表示に関する著作権利用料の負担が小さいため、著作権利用料の負担増を避けるべく可視的表示制限情報を含ませたコンテンツであっても、可視的表示を許容するようにしている。
尚、コンテンツファイル内に含まれる演奏情報に基づいて可視的情報(楽譜表示情報)を生成する技術は公知であるので詳細な説明は省略するが、この技術として、例えば、特開2002−258837号等に記載されている技術を採用することができる。
このとき、再生制御部18が、表示部9の表示画面を、ブラウザ表示から可視的表示に切り替える。
再生が終了(ステップ13)すると、再生制御部18が一時保存されたコンテンツファイル102aを削除(ステップS14)する。
このように、本形態におけるストリーミング配信とは、コンテンツファイル全体を一旦、一時記憶部19に保存した後、再生が終わると一時記憶部19から削除するような、疑似ストリーミング配信の技術を採用している。
再生終了毎に削除するルーチンを、再生コンテンツリストの最後まで達するまで継続する(ステップS15)。
このとき、全てのコンテンツファイルの再生が終了すると、再生制御部18が表示部9の表示画面を、可視的表示からブラウザ表示に切り替える。
取得された全てのコンテンツファイル102aは、再暗号化部22で暗号化(ステップS17)され、記憶媒体20に保存(ステップS18)される。
記憶媒体20に保存されたコンテンツファイル102aを再生する場合には、ブラウザ表示からファイル選択画面に切替え、記憶媒体18から保存されたコンテンツファイル102aを任意に選択し、これを再生指示(ステップS19)すると、再生制御部18が読み出して再複号化部23で複号化(ステップ20)し、一時記憶部19に一時保存(ステップS21)する。
一時記憶部18に一時保存されたコンテンツファイル102aは、制限手段の一部を構成する可視的表示制限情報検出部(検出手段)24で可視的表示制限情報をサーチ(ステップS22)し、その結果、該可視的表示制限情報が含まれていて、該情報が可視的表示無効である場合(ステップS23)には、制限手段の一部を構成する可視的表示制限部(制限手段)25で可視的表示を無効(ステップS24)とし、可視的表示情報を非表示(例えば、可視的表示画面に切替えることを禁止する、あるいは、可視的表示画面に切替えることはできるが該画面内には、該コンテンツファイルに基づく可視的表示を行わない等。)として演奏を再生(ステップS25)する。
又、可視的表示制限情報が含まれていて、該情報が可視的表示有効である場合又は可視的表示制限情報が含まれていない場合には、可視的表示情報を表示して演奏を再生(ステップS25)する。
そして、再生が終了(ステップS26)すると、一時保存されたコンテンツファイルを削除(ステップS27)するとともに、可視的表示を有効(初期値)(ステップS28)にする。
前記ステップS19において、コンテンツファイルの選択及び再生指示がされない場合には、その他の処理(ステップS29)、例えば、ダウンロードの終了処理や再度ステップS8に戻って、新たに配信タイプの選択処理、あるいは、システムのシャットダウン等を行う。
又、複数種類の可視的表示が可能であり、可視的表示制限情報が可視的表示の一部を無効とする情報である場合には、無効とされた可視的表示情報以外の情報を表示する制御をすることもできる。
つまり、複数種類の可視的表示の夫々に対応した複数種類の可視的表示制限情報を合わせるようにし、可視的表示の種類ごとに可視的表示の可否を制御できるようにしても良い。
例えば、コンテンツファイルが演奏用の演奏情報(MIDIイベントデータ)と歌唱音声合成用の歌詞情報とを含み、可視的表示が演奏情報に基づく楽譜表示と歌詞情報に基づく歌詞表示である場合、楽譜表示制限情報と歌詞表示制限情報の双方をコンテンツファイルに含ませ、楽譜表示と歌詞表示とを夫々独立して制限するようにしても良いし、あるいは、全ての可視的表示を制限する制限情報を含ませ、楽譜表示、歌詞表示ともに制限するようにしても良い。
又、本形態の電子音楽装置は、電子楽器上に構築されたものであるが、電子楽器以外の専用装置や汎用的なパーソナルコンピュータ上に構築してもよい。
又、本発明においては、例示するSMF形式以外のファイル形式で配信されるコンテンツファイルにも適用可能である。
又、本発明におけるダウンロードとストリーミングを切り替え制御の他例として、ダウンロードコンテンツファイルと、ストリーミングコンテンツファイルを別ファイルフォーマットとし、取得するファイルフォーマットに応じてダウンロードとストリーミングを切り替える制御が挙げられる。
又、本発明におけるストリーミングの方法の他例として、コンテンツファイルを部分単位で取得し、再生可能な量が蓄積される都度再生を行う方法が挙げられる。
又、本形態では、配信形態がダウンロードの場合には、可視的表示制限情報をコンテンツファイル内からサーチし、サーチ結果に応じて可視的表示の制限をする一方、ストリーミングの場合には、可視的表示制限情報のサーチ自体を省略する例を示した。
しかしながら、ストリーミングの場合であっても、可視的表示制限情報をサーチするようにしても良く、特に、制限をすべき可視的表示要素が複数種類ある場合に、ある表示要素は表示制限不要であっても他の可視的表示要素は表示制限が必要なこともあり得るため、このような場合には、ストリーミングであったとしても可視的表示制限情報のサーチは必須である。
尚、前述したストリーミング配信の場合に著作権利用料の軽減があるのは、日本特有の事情によるものである。
具体的には、日本の場合、多くの楽曲が日本社団法人音楽著作権協会(JASRAC)の管理曲とされており、JASRAC管理曲であれば、どの曲であってもリスニング用に作成された音楽コンテンツを元に可視的表示を行うことが認められているとともに、その著作権利用料は、ストリーミング配信ならばリスニングのみの場合と差がないとされている(ダウンロード配信の場合は、利用料に差があり得る。)
一方、日本国外においては、著作権者との個別交渉により可視的表示を許可するか否か、そして許可する場合の利用料が決定されることが多く、ストリーミング配信であっても可視的表示を許可しない場合や、許可したとしても利用料が高額となる場合もあり得る。
このため、電子音楽装置の仕向け地設定(例えば、電子音楽装置に備えられているディップスイッチにより、メーカーからの出荷時に仕向け地を設定する)を判別し、仕向け地が日本に設定されている場合には、可視的表示制限情報によらずストリーミング配信の際の可視的表示を許可するようにし、一方、日本以外に設定されている場合には、ストリーミング配信であっても可視的表示制限情報に従うように制御を切替えるのが望ましい。
尚、今後、日本以外の特定の国においても日本と同様の事情が生じることがあり得るので、そのような場合には、該特定の国についても日本と同様の扱いとする。
すなわち、少なくとも日本を含む特定の仕向け地において、前述のような制御をすれば良い。
101:通信ネットワーク
102:コンテンツ配信サーバ
102a:コンテンツファイル
102b:再生態様規定ファイル
102c:コンテンツ配信ページデータ
9:表示部
15:サウンドシステム
17:ブラウザ部
18:再生制御部
19:一時記憶部
20:記憶媒体
24:可視的表示制限情報検出部
25:可視的表示制限部
Claims (2)
- 取得した演奏データに基づいて演奏及び可視的表示を行う電子音楽装置において、取得する演奏データに可視的表示を非表示に制限する制限情報が含まれていることを検出する検出手段と、
検出手段により検出された制限情報に基づいて可視的表示を非表示として制限する制限手段であって、取得される演奏データが恒久的に記憶する記憶媒体に保存され、該記憶媒体から読み出しする形式のものである場合にのみ、可視的表示を非表示として制限する制限手段と、
を備えていることを特徴とする電子音楽装置。 - 取得した演奏データに基づいて演奏及び可視的表示を行う電子音楽装置に適用されるコンピュータプログラムにおいて、
演奏データを取得するステップと、
取得した演奏データを恒久的に記憶する記憶手段に記憶するステップと、
記憶した演奏データに可視的表示を非表示に制限する制限情報が含まれていることを検出するステップと、
演奏データに可視的表示を非表示に制限する制限情報が含まれていることを検出した際に、前記記憶手段から読み出される可視的表示を非表示として制限するステップと、
を含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
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