JP3740908B2 - 演奏データ処理装置及び方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、演奏データを表示する機能を有するシーケンサや自動伴奏装置あるいは自動リズム演奏装置等の自動演奏装置に関し、特に演奏データを作成あるいは編集する際にユーザの使い勝手のよい表示を行うようにした演奏データ処理装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子楽器のキーボードやコンピュータ等から入力される演奏データ(演奏情報)を記憶し、記憶された演奏データに基づいて演奏音を再生するシーケンサタイプの自動演奏装置が従来から知られている。このような自動演奏装置では、演奏したい演奏音の演奏データをユーザが自由に作成することができ、また、記憶させた演奏データをユーザが思いのままに編集することができる。すなわち、ユーザが演奏データを簡単に作成・編集することができるようにさまざまな機能が自動演奏装置には用意されている。そのような機能の中に、画面上に所定の形式で演奏データ編集画面をウインドウ表示して、ユーザが演奏データに対して自由度の高い入力・アレンジ・編集を行うことのできる機能がある。ウインドウ表示される演奏データ編集画面としては、例えば、画面上に表示されるトラック単位に区切られた小節単位あるいは拍単位の任意のポイントに、ユーザがブロックデータ(例えば、1小節毎などの所定単位に区切られた演奏データ)を次々と貼り付けていくことによって曲作りを行うことのできるトラックビューウインドウ、音符や記号などを楽譜(例えば、5線譜)に貼り付けていくだけで演奏データを入力することのできるスタッフウィンドウ、1音符ずつ数値で音高等の演奏データを緻密に入力することのできるリストウィンドウ、ピアノ等の鍵盤楽器における鍵盤の押鍵タイミングや押鍵時間をグラフィカルに編集して演奏データを入力することのできるピアノロールウィンドウ、リズムパートを専用に入力することのできるドラムウインドウ等の編集画面が種々ある。ユーザは所望の形式の演奏データ編集画面を複数同時にウインドウ表示し、ウインドウ表示された演奏データ編集画面から演奏データの作成・編集を簡単に行うことができるようになっており、そのために、ビギナーからパワーユーザまで本格的な曲作りをスムーズに行うことができる。これらの演奏データ編集画面による演奏データの表示・入力等の処理は、演奏データ処理装置によって行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来から知られた演奏データ処理装置においては、演奏データの新規作成時や所望の既存演奏データを編集する際、常にある決まった形式の演奏データ編集画面(例えば、トラックビューウインドウ等)を初期画面としてウインドウ表示していた。しかし、ユーザによっては最初から使用する演奏データ編集画面(例えば、スタッフウインドウやピアノロールウインドウ等)が決まっている場合があり、このような場合であっても、従来の演奏データ処理装置では初期画面としてある決まった形式の演奏データ編集画面のみしかウインドウ表示することができなかった。そのために、ユーザが所望の形式の演奏データ編集画面をウインドウ表示するには所定のコマンドをその都度入力しなければならず、その入力操作が煩わしい、という問題点があった。
また、ユーザは演奏データを新規作成あるいは編集する際に、ウインドウ表示された演奏データの任意の位置を指示するための1乃至複数のポイント指標(以下、マーカーと呼ぶことにする)や、あるいは演奏データにおいて同音・同音型・同一小節の繰り返しを指示する所定の反復記号等を設定入力することが可能である。しかし、マーカーと反復記号の双方を演奏データ上の同一の所定位置に設定入力した場合には設定入力位置が重なり、マーカー又は反復記号の少なくともどちらか一方のみしか前記設定入力位置に表示されなかった。つまり、ユーザにとって設定内容がわかりにくい表示であることから演奏データの編集に不便である、という問題点があった。また、従来では多数小節の演奏を繰り返して行うことを指示する反復記号(例えば、リピート・マークやダル・セーニョあるいはダ・カーポ等)については設定入力することができるが、直前の1乃至4小節の演奏を繰り返して行うことを指示する反復記号、あるいは小節内における直前の1音の演奏を繰り返して行うことを指示する反復記号(以下、これらの記号を特に部分リピート記号と呼ぶことにする)については設定入力することができない、という問題点もあった。
更に、演奏データ編集画面をウインドウ表示する際に演奏音のコードネームを画面上に表示するものがある。しかし、コードネームを表示する際には演奏データに記憶されているコードネームデータをそのまま画面上に表示しており、管楽器(例えば、トランペットやサックス等)などの移調楽器におけるコード表記に対応してコードネームを表示していなかったことから、移調楽器に対する曲作りを行うユーザにとって使い勝手が悪く演奏データの編集に不便である、という問題点もあった。
【0004】
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、部分リピート記号を設定入力することができ、かつ、それに対応する演奏ができるようにした演奏データ処理装置及び方法を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1の本発明に係る演奏データ処理装置は、演奏データを記憶する記憶手段と、前記演奏データを作成・編集するための手段であって、直前の演奏データを拍単位あるいは小節単位で繰り返すことを指示する部分リピート記号を入力する入力手段と、前記入力手段により入力された部分リピート記号に従って該部分リピート記号の入力位置の直前の演奏データと同様の演奏を繰り返すように前記演奏データを加工する制御手段とを備え、前記入力手段は、前記演奏データに応じた楽譜を表示した画面上の所望の楽譜位置に前記部分リピート記号の画像を表示させることで、該部分リピート記号の該所望楽譜位置に対する入力を行うものであり、該入力に際しては該部分リピート記号の画像を表示させる該所望楽譜位置は前記直前の演奏データの音符の直後における楽譜上の任意の位置に入力可能であり、該入力された該部分リピート記号の画像を表示させる楽譜位置を示すタイミングデータを前記演奏データと共に前記記憶手段に記憶することで、該記憶手段から読み出したデータに基づき、前記入力された楽譜上の該所望楽譜位置に該部分リピート記号の画像を表示させることができるようにしたことを特徴とする
また、請求項2の本発明に係る演奏データ処理装置は、演奏データを記憶する記憶手段と、前記演奏データを作成・編集するための手段であって、直前の演奏データを拍単位あるいは小節単位で繰り返すことを指示する部分リピート記号を入力する入力手段と、前記入力手段により入力された部分リピート記号に従って該部分リピート記号の入力位置の直前の演奏データと同様の演奏を繰り返すように前記演奏データを加工する制御手段とを備え、前記入力手段は、前記演奏データに応じた楽譜を表示した画面上の所望の楽譜位置に前記部分リピート記号の画像を表示させることで、該部分リピート記号の該所望楽譜位置に対する入力を行うものであり、該入力手段により入力された前記部分リピート記号の画像の表示位置情報を前記記憶手段に記憶し、前記演奏データに応じた楽譜を画面上に表示するとき該記憶した表示位置情報に基づき該部分リピート記号の画像を楽譜表示画面に表示させる一方、前記制御手段による前記演奏データの加工は該部分リピート記号の直前の演奏データを拍又は小節単位でコピーすることからなることを特徴とする。
【0010】
演奏データは、演奏される楽曲を音楽的に特徴付けるデータであり、記憶手段に記憶されている。この演奏データに対して、直前の演奏データを拍単位あるいは小節単位で繰り返すことを指示する部分リピート記号を入力することができるようになっている。制御手段は、入力された部分リピート記号に従って直前の演奏データと同様の演奏を繰り返すように前記演奏データを加工する。こうして、ユーザが部分リピート記号を使用することによって、簡単に演奏データの編集を行うことができるようになる。
請求項1の本発明によれば、前記演奏データに応じた楽譜を表示した画面上の所望の楽譜位置に前記部分リピート記号の画像を表示させることで、該部分リピート記号の該所望楽譜位置に対する入力を行うことができ、よって、該入力に際しては該部分リピート記号の画像を表示させる該所望楽譜位置は前記直前の演奏データの音符の直後における楽譜上の任意の位置に入力可能であり、ユーザは部分リピート記号が表示されるべき正規の楽譜位置に拘束されることなく、楽譜上の自由な位置に部分リピート記号の画像を表示させるよう入力できる。この場合、該入力された該部分リピート記号の画像を表示させる楽譜位置を示すタイミングデータを演奏データと共に記憶手段に記憶することで、該記憶手段から読み出したデータに基づき、該入力された楽譜上の所望楽譜位置に該部分リピート記号の画像を表示させることができる
また、請求項2の本発明によれば、入力された部分リピート記号の画像の表示位置情報を記憶手段に記憶し、演奏データに応じた楽譜を画面上に表示するとき該記憶した表示位置情報に基づき該部分リピート記号の画像を楽譜表示画面に表示させる一方、該部分リピート記号に応じた演奏データの加工は該部分リピート記号の直前の演奏データを拍又は小節単位でコピーすることで行なうので、部分リピート記号の画像はユーザの入力した自由な楽譜位置に表示させることができる一方で、リピートする演奏そのものは拍又は小節単位で音楽的に不自然さがないようにすることができる。
【0013】
本発明は、装置の発明として構成し、実施することができるのみならず、方法の発明として構成し、実施することができる。また、それぞれを適宜組み合わせて実施することができる。更に、本発明は、コンピュータまたはDSP等のプロセッサのプログラムの形態で実施することができるし、そのようなプログラムを記憶した記憶媒体の形態で実施することもできる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に従って詳細に説明する。
図1は、この発明に係る演奏データ処理装置を内蔵した電子楽器の構成を示すハードブロック図である。
電子楽器は、マイクロプロセッサユニット(CPU)1、プログラムメモリ2及びワーキングメモリ3からなるマイクロコンピュータによって制御されるようになっている。CPU1は、この電子楽器全体の動作を制御するものである。このCPU1に対して、データ及びアドレスバス1Dを介してプログラムメモリ2、ワーキングメモリ3、押鍵検出回路4、検出回路5、表示回路6、音源回路7、効果回路8、外部記憶装置9、MIDIインタフェース(I/F)10および通信インタフェース11がそれぞれ接続されている。CPU1には、タイマ割込み処理における割込み時間や各種時間を計時するタイマ1Aが接続されている。
【0015】
プログラムメモリ2は、CPU1により実行あるいは参照される各種プログラムや各種データ等を格納するものであり、リードオンリメモリ(ROM)等で構成されている。ワーキングメモリ3は、演奏に関する各種情報やCPU1がプログラムを実行する際に発生する各種データを一時的に記憶するものであり、ランダムアクセスメモリ(RAM)の所定のアドレス領域がそれぞれ割り当てられ、レジスタやフラグなどとして利用される。キーボード4Aは楽音の音高を選択するための複数の鍵を備えており、各鍵に対応してキースイッチを有しており、このキーボード4Aは楽音演奏のために使用できるのは勿論のこと、演奏データの入力手段として使用することもできる。押鍵検出回路4は、キーボード4Aの各鍵の押圧及び離鍵を検出し、検出出力を生じる。なお、キーボード4Aは演奏曲に関する各種の音楽条件を入力するための各種の操作子を含んでいてよい。例えば、数値データを入力するためのテンキーや音高、音色、効果等を選択・設定・制御するためのパネルスイッチ等の各種操作子を含んでいてよい。マウス5Aは演奏曲に関する各種の音楽条件を入力するためディスプレイ6A上に表示された演奏曲の位置を指示したり、あるいは所定の処理(例えば、ディスプレイ6A上に表示する演奏データ編集画面のウインドウ表示のオン・オフ操作や演奏データ編集画面におけるブロックデータあるいは音符の貼り付け操作等)を行うための指示を与えるものである。マウス検出回路5は、マウス5Aの操作状態を検出し、その操作状態に応じた情報をデータ及びアドレスバス1Dを介してCPU1に出力する。表示回路6はCPU1の制御状態、演奏データの内容等の各種情報を、例えば液晶表示パネル(LCD)やCRT等から構成されるディスプレイ6Aに表示するようになっている。
【0016】
音源回路7は、複数のチャンネルで楽音信号の同時発生が可能であり、データ及びアドレスバス1Dを経由して与えられた演奏情報を入力し、このデータに基づき楽音信号を発生する。音源回路7から発生された楽音信号は、サウンドシステム8Aを介して発音される。また、効果回路8は前記音源回路7から発生された楽音信号に対して各種効果を与える。前記音源回路7における楽音信号発生方式はいかなるものを用いてもよい。例えば、発生すべき楽音の音高に対応して変化するアドレスデータに応じて波形メモリに記憶した楽音波形サンプル値データを順次読み出す波形メモリ読み出し方式、又は上記アドレスデータを位相角パラメータデータとして所定の周波数変調演算を実行して楽音波形サンプル値データを求めるFM方式、あるいは上記アドレスデータを位相角パラメータデータとして所定の振幅変調演算を実行して楽音波形サンプル値データを求めるAM方式等の公知の方式を適宜採用してもよい。また、専用のハードウェアを用いて音源回路を構成するものに限らず、DSPとマイクロプログラム、あるいはCPUとソフトウェアのプログラムを用いて音源回路を構成するようにしてもよい。また、これらを組み合わせて用いてもよい。さらに、1つの回路を時分割で使用することによって複数の発音チャンネルを形成するようなものでもよいし、1つの発音チャンネルが1つの回路で形成されるようなものであってもよい。
【0017】
外部記憶装置9は、演奏データ(後述する)やリズムパターンなどのような演奏に関するデータやCPU1が実行する各種プログラム等の制御に関するデータを記憶するものである。前記ROM2に制御プログラムが記憶されていない場合、この外部記憶装置9(例えばハードディスク)に制御プログラムを記憶させておき、それを前記RAM3に読み込むことにより、ROM2に制御プログラムを記憶している場合と同様の動作をCPU1にさせることができる。このようにすると、制御プログラムの追加やバージョンアップ等が容易に行える。なお、外部記憶装置9はハードディスク(HD)に限らず、フロッピィーディスク(FD)、コンパクトディスク(CD−ROM・CD−RAM)、光磁気ディスク(MO)、あるいはDVD(Digital Versatile Diskの略)等の着脱自在な様々な形態の記憶メディアを利用する記憶装置であってもよい。
【0018】
MIDIインタフェース(I/F)10は、当該電子楽器外部の他のMIDI機器10A等からMIDI規格の演奏情報を入力したり、あるいはMIDI演奏情報を当該電子楽器外部へ出力するためのものである。通信インタフェース11は、例えばLANやインターネット、電話回線等の通信ネットワーク11Bに接続されており、概通信ネットワーク11Bを介して、サーバコンピュータ11Aと接続され、当該サーバコンピュータ11Aから制御プログラムや各種データを電子楽器装置側に取り込むためのものである。すなわち、ROM2やハードディスクに制御プログラムや各種データが記憶されていない場合に、サーバコンピュータ11Aから制御プログラムや各種データをダウンロードするために用いられる。クライアントとなる電子楽器装置は、通信インターフェース11及び通信ネットワーク11Bを介してサーバコンピュータ11Aへと制御プログラムや各種データのダウンロードを要求するコマンドを送信する。サーバコンピュータ11Aは、このコマンドを受け、要求された制御プログラムやデータを、通信ネットワーク11Bを介して本装置へと配信し、本装置が通信インタフェース11を介して、これら制御プログラムや各種データを受信してハードディスクに蓄積することにより、ダウンロードが完了する。なお、MIDIインタフェース10は専用のMIDIインタフェースを用いるものに限らず、RS232−C、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)、IEEE1394(アイトリプルイー1394)等の汎用のインタフェースを用いてMIDIインタフェースを構成するようにしてもよい。この場合、MIDIメッセージ以外のデータをも同時に送受信するようにしてもよい。
【0019】
図2は、この発明において採用する演奏データのデータ構成の一実施例を概念的に示した図である。演奏データ処理装置は当該演奏データに従ってディスプレイ6A上に譜面の表示を行ったり、あるいは演奏の再生を行っている(後述の演奏処理参照)。
演奏データは、大別すると、1つのマスタートラックデータと複数のノートトラックデータとに分けられる。マスタートラックデータは、例えば、タイミング、コードネーム、マーカー、反復記号等に関するデータを記憶する項目からなり、全ノートトラックデータに共通に利用されるデータである。コードネームデータはコードネームの表示や、自動伴奏のコード指定のために利用されるデータである。マーカーデータは、データ入力の際にマウス5Aのポインタなどをその位置へジャンプして表示するために利用されるデータである。反復記号データは、全ノートトラックデータを反復制御するために利用されるデータである。各ノートトラックデータは、ノートデータや部分リピート記号等、そのトラック内でのみ利用されるデータを記憶している。ノートデータは、発音や消音に利用されるデータである。部分リピート記号データはあるトラックにおいて、部分リピート記号の直前の1乃至複数のノートデータを繰り返すために利用されるデータである。マスタートラックデータ及びノートトラックデータは、そのデータの発生タイミングデータと、そのデータの内容(例えばコードネームである旨を示す識別データとコードネームデータとからなる。他のデータも同様に識別データと実体データとからなる。)の組からなる。タイミングデータは一例として前のデータからの相対時間で記録されている。なお、曲の先頭や小節の先頭からの絶対時間でタイミングデータを表してもよい。すなわち、演奏データ(マスタートラックデータ及び各ノートトラックデータ)のフォーマットは、イベント(データ内容)の発生時刻を曲や小節内における絶対時間で表した『イベント+絶対時間』形式のもの、イベントの発生時刻を1つ前のイベントからの時間で表した『イベント+相対時間』形式のもの、音符の音高と符長あるいは休符と休符長で演奏データを表した『音高(休符)+符長』形式のもの、演奏の最小分解能毎にメモリの領域を確保し、演奏イベントの発生する時刻に対応するメモリ領域にイベントを記憶した『ベタ方式』形式のものなど、どのような形式のものでもよい。このように、タイミングデータは、コードネーム、マーカー、反復記号等を画面上に表示する位置、あるいは演奏の際の発音タイミング等に利用されるデータである。なお、マスタートラックデータは上述した項目以外にも音色やテンポ、拍子等、曲全体に関する他の演奏パラメータを項目として備えていてもよいことは言うまでもない。
【0020】
また、演奏データは図2に示したようにマスタートラックデータと各ノートトラックデータとが連続的に記憶領域に記憶されているものに限らず、飛び飛びの記憶領域に散在して記憶されていてもよい。例えば、マスタートラックデータと各ノートトラックデータとを別々のメモリ上に記憶してもよい。ただし、この場合には各々散在するデータを、連続するデータとして別途管理することが必要であることはいうまでもない。例えば、マスタートラックデータと各ノートトラックデータとを関連づけしたテーブルを用意し、このテーブルを参照することによって演奏データが決定されるようにしてよい。
更に、各ノートトラックのデータを1つのトラックに混在記憶させてもよく、この場合には各イベントにトラック識別データを付与しておけばよい。
【0021】
図3は、この発明において採用する各種設定値の記憶レジスタのデータ構成の一実施例を概念的に示した図である。
当該記憶レジスタはキーボードやマウスを使用してユーザがディスプレイから入力した各種設定値を記憶するためのレジスタであり、本実施例ではデフォルトウインドウの設置値、表示フィルタの設定値、コードインストゥルメントタイプとを記録するデータ項目から構成される。「デフォルトウインドウの設定値」は、ユーザの所望のウインドウ(これをデフォルトウインドウと呼ぶことにする)を初期画面として開くか開かないかの設定情報(例えば、デフォルトウインドウを開く場合には「1」を、デフォルトウインドウを開かない場合には「0」を設定する)とデフォルトウインドウのタイプ(例えば、リストウインドウやピアノロールウインドウなど)とに分けられる。「デフォルトウインドウのタイプ」には複数のウインドウを設定することができ、設定された複数のデフォルトウインドウを前記設定情報に従って開く(あるいは開かない)。「表示フィルタの設定値」は、マーカー表示フィルタオン/オフ情報と反復記号表示フィルタオン/オフ情報とに分けられる。マーカー表示フィルタオン/オフ情報はマーカーをウインドウ表示された画面上に表示するか否かを決定するための情報であり、例えば、マーカーを表示する場合には「1」を、マーカーを表示しない場合には「0」を設定する。反復記号表示フィルタオン/オフ情報は反復記号をウインドウ表示された画面上に表示するか否かを決定するための情報であり、例えば、反復記号を表示する場合には「1」を、反復記号を表示しない場合には「0」を設定する。「コードインストゥルメントタイプ」は、楽器種類及び基音(チューニング)を記録する。例えば、楽器種類にはピアノなどの基音が‘C’音である楽器の場合には「ノーマル楽器」、トランペットやサックスなどの基音が‘C’音以外の楽器(例えば、トランペットにおける基音は‘Bb’であり、アルトサックスにおける基音は‘Eb’である)の場合には「移調楽器」のように記録される。勿論、これに限らずそれぞれの楽器名を記録するようにしてもよい。また、「移調楽器」である場合にはその楽器の基音が「チューニング」に記録される(例えば、トランペットの場合には‘Bb’が、アルトサックスの場合には‘Eb’がそれぞれ記録される)。ただし、楽器種類が「ノーマル楽器」である場合には、基音‘C’を「チューニング」に記録するようにしても記録しないようにしてもどちらでもよい。
【0022】
なお、上述の各種設定値の記憶レジスタは、演奏データ全てに共通するものとして1個だけ備えるようにしてもよいし、あるいは個々の演奏データに対応するようにして複数備えるように構成してもよい。また、各種設定値のうち、一部を演奏データ全てに共通するものとし、残りを個々の演奏データ毎に備える(例えば、演奏データ中に記憶する)ようにしてもよい。例えば、コードインストゥルメントタイプのみ、個々の演奏データ毎に備えるようにしてもよい。更に、記憶レジスタは上述したデータ項目以外にも他のデータ項目を備えていてもよいことは言うまでもない。
【0023】
図4は本発明に係る演奏データ処理装置において実行される演奏処理の一実施例を示すフローチャートであり、図5〜図8は図4に示す各処理を詳細に示したフローチャートである。
当該演奏処理は、電源オン等の所定の処理によって起動されて実行を開始する。まず、ステップS101では各種の初期設定を行うための初期設定処理を行う。ステップS102では、ウインドウに表示する演奏データの内容を設定するためのウインドウ設定・表示処理を行う。ステップS103では、ユーザからの入力があった場合の入力項目設定・表示処理を行う。ステップS104では、演奏データに基づく演奏音の再生処理を行う。そして、当該再生処理を終えるとステップS101の処理まで戻って、上述の各処理を繰り返し続ける。
以下、図5〜図8の各フローチャートに従って、上述の各処理の動作を詳細に説明する。
【0024】
まず、初期設定処理(ステップS101)について詳細に説明する。図5は、初期設定処理の一実施例を示すフローチャートである。
ステップS1では、トラックビューウインドウを表示する。トラックビューウインドウは画面上に表示されるトラック単位に区切られた小節単位あるいは拍単位の任意のポイントに、ユーザがブロックデータ(例えば、1小節毎などの所定単位に区切られた演奏データ)を次々と貼り付けて曲作りを行うことのできるウインドウ(図9あるいは図10などを参照)であり、本実施例では当該ウインドウを初期画面として表示するようにしている。図9や図10から理解できるように、本実施例におけるトラックビューウインドウは画面上段部に「ファイル」「ウインドウ」「設定」等の処理選択フィールドが設けられ、ユーザはマウス5A等により当該処理選択フィールドを選択することにより所望の処理を行うことができるようになっている。すなわち、画面中段部及び下段部には演奏データを表示あるいは入力するためのデータフィールドが設けられており、画面中段部にブロックデータを、画面下段部にコードネームをそれぞれ表示・入力することができるようになっている。このようなトラックビューウィンドウは既に一般的に用いられているものであるから、ここでの説明は省略する。
なお、トラックビューウインドウの表示項目・形式等は上述したものに限られないことは言うまでもない。すなわち、上述したフィールド以外のフィールドが設けられていてもよいし、また、各フィールドはどのような位置に表示されていてもよい。
【0025】
図5に戻り、当該トラックビューウインドウと共に初期表示する他のウインドウ(デフォルトウインドウ)があるか否かを判定するために、記憶レジスタのデフォルトウインドウの設定値を参照する(ステップS2)。参照したデフォルトウインドウの設定値が「デフォルトウインドウを開く」の設定でない場合(ステップS3のNO)、デフォルトウインドウを初期画面として開く必要がないのでステップS5の処理へジャンプする。参照したデフォルトウインドウの設定値が「デフォルトウインドウを開く」の設定である場合(ステップS3のYES)には、デフォルトウインドウタイプに設定されているウインドウをトラックビューウインドウと同時に初期画面として表示する(ステップS4)。例えば、デフォルトウインドウの設定値が「デフォルトウインドウを開く」の設定であり、かつ、デフォルトウインドウタイプに設定されているウインドウのタイプが「スタッフウインドウ」である場合には、トラックビューウインドウとスタッフの両方のウインドウを共にディスプレイ6A上に重ねるようにして(あるいは並べるようにして)表示する。ステップS5では、その他の初期設定を行う。その他の初期設定では、例えば音源の設定などが行われる。
このように、任意の形式のウインドウを当該処理の起動時に自動的に表示することが可能となり、ユーザがいちいち所望のウインドウ形式を表示するための指示コマンドを入力する必要がなくなることから、ユーザにとって非常に使い勝手が良くなる。
【0026】
なお、上述の説明では、デフォルトウインドウに関して、初期設定時に新しいウインドウを開く時の例を示したが、任意の時点でのユーザによる新規作成指示の時、又は既存の演奏データファイルを開く時に、デフォルトウインドウの処理をしてもよい。また、演奏データファイル毎にデフォルトウインドウの設定情報を記憶し、演奏データファイル毎に異なる形式のウインドウを開くようにしてもよい。また、ユーザ毎のデフォルトウインドウの設定情報を記憶し、装置やプログラムの起動時にユーザ名を入力することで、ユーザ毎に異なる形式のウインドウを開くようにしてもよい。また、デフォルトウインドウを開く/開かない、デフォルトウインドウタイプの2つの設定を別々にするようにしたが、「スタッフウインドウを開く」「ピアノロールウインドウを開く」「リストウインドウを開く」「ドラムウインドウを開く」「デフォルトウインドウを開かない」などのように、「開く/開かない」と「開く場合のウインドウタイプ」を同時に設定するような選択肢の中からいずれかを選択的に設定するようにしてもよい。また、同時に複数のウインドウを開くような設定としてもよい(例えば、領域を分けて複数表示する等)。
【0027】
次に、ウインドウ設定・表示処理(ステップS102)について詳細に説明する。図6は、ウインドウ設定・表示処理の一実施例を示すフローチャートである。
ステップS6では、演奏データの編集を行う対象となる演奏データの読み込みを行ったか否かを判定する。演奏データの編集を行うために演奏データの読み込み指示がなされた場合(ステップS6のYES)には、外部記憶装置9等からRAM3へと演奏データを読み込み、トラックビューウインドウ及び上述した初期設定処理(図5参照)で表示したデフォルトウインドウに従って当該演奏データの内容を表示する(ステップS7)。一方、演奏データを新規に作成するために演奏データの読み込み指示がなされていない場合(ステップS6のNO)には、ステップS7の処理を行わずにステップS8へジャンプする。ステップS8では、記憶レジスタの「デフォルトウインドウの設定値」に変更が行われたか否かを判定する。つまり、初期設定処理時に表示するデフォルトウインドウの設定を変更したかを判定する。デフォルトウインドウの設定値の変更が行われている場合(ステップS8のYES)、変更後のデフォルトウインドウの設定値を記憶レジスタに記憶する(ステップS9)。デフォルトウインドウの設定値の変更が行われていない場合(ステップS8のNO)、ステップS10へジャンプする。
【0028】
デフォルトウインドウの設定値の変更を行う際の表示例を示すと図9のようである。すなわち、ユーザのマウス5A操作に従って開かれるウインドウ表示内(ポップアップメニュー)に「デフォルトウインドウ」及び「デフォルトウインドウを開く」という名称の項目があり、「デフォルトウインドウ」から更に「リスト」「ピアノロール」「スタッフ」「ドラム」といったウインドウが並べられたポップアップメニューが開かれる。「デフォルトウインドウ」はユーザが初期画面としてウインドウ表示したいデフォルトウインドウを選択するための項目であり、本実施例では「スタッフ」ウインドウが選択されている。「デフォルトウインドウを開く」は初期設定としてデフォルトウインドウを開くか開かないかを選択するための項目であり、本実施例ではデフォルトウインドウを開く設定にする場合にはその左端にチェック表示を行い、デフォルトウインドウを開かない設定にする場合にはその左端のチェック表示を消す。すなわち、図9に示した状態においては、初期画面としてトラックビューウインドウと共にスタッフウインドウが同時に開かれる設定である。
【0029】
図6に戻り、ステップS10では、表示フィルタの設定値に変更が行われたか否かを判定する。表示フィルタの設定値に変更が行われている場合には(ステップS10のYES)、変更後の表示フィルタの設定値を記憶する(ステップS11)。そして、マスタートラックデータからマーカーデータ及び反復記号データを読み出し、表示オンとなっているデータをトラックビューウインドウに表示する(ステップS12)。なお、マーカー及び反復記号の双方とも表示オフならば、どちらも表示しない。
表示フィルタの設定値の変更を行う際の表示例を示すと図10のようである。この実施例では、デフォルトウインドウの設定値の変更を行う場合と異なり、トラックビューウインドウのフィールド選択とは関係なく新たにポップアップメニューをウインドウ表示して、ユーザは当該ポップアップメニューから表示フィルターの選択を行うようになっている。ポップアップメニューには、「マーカーの追加」、「マーカー名」(M1、M2)と「マーカーリスト」、「表示フィルタ」、「反復記号挿入」と「反復記号リスト」という名称の項目があり、「表示フィルタ」は更に「マーカー」と「反復記号」という名称の項目からなる。「マーカーの追加」は、新たにマーカーを追加する際に使用される項目である。「マーカー名」(M1、M2)と「マーカーリスト」は現在設定されているマーカーを示すものであって、「マーカー名」として表示されているM1又はM2を選択すると、該マーカーの位置にポインタ等がジャンプする。一方、「マーカーリスト」は、登録されているマーカーの一覧を表示するとともに、マーカーの追加、位置変更あるいは削除等が可能なウインドウを表示する。「表示フィルタ」は画面上に表示したい記号(マーカーあるいは反復記号)を設定するための項目であり、本実施例では「マーカー」あるいは「反復記号」の左端にチェック表示を行うことによって表示を行うよう設定できる。すなわち、図10に示した状態においてはマーカー(M1、M2)のみが表示されることになる。「反復記号挿入」は、新たに反復記号をを追加する際に使用される項目である。「反復記号リスト」は、現在設定されている反復記号を表示するとともに、反復記号の位置変更や削除が可能なウインドウを表示する。
【0030】
図6に戻って、表示フィルタの設定値の変更が行われていない場合(ステップS10のNO)、ステップS13へジャンプする。すなわち、トラックビューウインドウに表示されているマーカーあるいは反復記号の表示位置等を変えることなく、次の処理へ進む。ステップS13では、コードインストゥルメントタイプの設定値に変更が行われたか否かを判定する。コードインストゥルメントタイプの設定値の変更が行われている場合(ステップS13のYES)、変更後のコードインストゥルメントタイプの設定値を記憶する(ステップS14)。そして、マスタートラックデータからコードネームデータを読み出し、コードインストゥルメントタイプに応じて移調した後のコードネームをトラックビューウインドウに表示する(ステップS15)。コードインストゥルメントタイプの設定値の変更が行われていない場合(ステップS13のNO)、当該処理を終了する。すなわち、トラックビューウインドウに表示されているコードネームを変えることなく、次の処理へ進む。
【0031】
コードインストゥルメントタイプの設定値の変更を行う際の表示例を示すと図11のようである。この実施例では、トラックビューウインドウのトラック単位のインストゥルメントタイプデータフィールドを選択すると新たにダイアログをウインドウ表示して(インストゥルメントタイプ設定ダイアログ)、ユーザは当該ダイアログからコードインストゥルメントタイプの設定を行うようになっている。インストゥルメントタイプ設定ダイアログは、「種類」と「チューニング」という名称の項目からなる。「種類」は楽器の種類を選択するための項目であり、楽器の種類は「ノーマル楽器」と「移調楽器」とがある。「チューニング」は「種類」において「移調楽器」を選択した場合に、移調楽器の種類(例えば、ソプラノサックス、アルトサックス、フレンチホルン等)を選択することによって基音(チューニング)を決定するための項目であり、本実施例では楽器名と基音(チューニング)とがセットになった選択肢の中からいずれかを選択して設定するようになっている。すなわち、図11に示した状態においては「チューニング」としてアルトサックスが選択されていることから、基音(チューニング)は‘Eb’となる。
【0032】
ここで、コードネームの変更表示(ステップS15)について簡単に説明する。
既に説明したように、移調楽器は基音が‘C’以外の楽器である。例えば、トランペットは一般に‘Bb’音を基音としており、トランペットにとってのCメジャースケールは実音でBbメジャースケールとなる。したがって、トランペットのパート譜は全音(長2度)高く移調して記しておかなければならない。しかし、マスタートラックデータのコードネームデータにはCメジャースケールにおけるコードネームが記録されており、それをそのまま移調楽器のコードとしてトラックビューウインドウに表示するとユーザにとって非常にわかりにくい表示である。そこで、移調楽器にあったコードを表示するために、「チューニング」に記録された基音に従って「コードネームデータ」を移調してトラックビューウインドウに表示する。
【0033】
なお、上述の説明では、マーカーと反復記号の表示に関して、トラックビューウインドウにこれらを表示する例を示したが、スタッフウインドウや、ピアノロールウインドウなど、他の表示形式のウインドウで表示するようにしてもよい。また、表示フィルタはマーカーと反復記号とで独立にオン/オフが設定できるようにしたが、「マーカーのみを表示」「反復記号のみを表示」「双方を表示」「双方とも表示しない」などのように、オン/オフの組み合わせが異なる複数の選択肢の中からいずれかを選択的に設定するようにしてもよい。
更に、コードインストゥルメントタイプの設定に関して、楽器名と基音(チューニング)がセットになった選択肢の中からいずれかを選択して決定する例を示したが、楽器名と基音(チューニング)とを独立して設定可能としてもよい。また、楽器名に替えて、あるいは楽器名に加えて楽器の形状の楽器アイコンを表示し、当該楽器アイコンにより基音を選択設定できるようにしてもよい。
【0034】
次に、入力項目設定処理(ステップS103)について詳細に説明する。図7は、入力項目設定処理の一実施例を示すフローチャートである。
ステップS16では、マーカーの入力(追加、位置変更、削除等)が行われたか否かの判定を行う。すなわち、ユーザによりマーカーの追加、位置変更、削除等がなされたか否かを判定する。マーカーの入力が行われた場合(ステップS16のYES)、入力されたマーカーをマスタートラックデータに書き込む(あるいはマーカー削除の場合は消去する)(ステップS17)。この際に、マーカーの表示フィルタがオンであるならば(ステップS18のYES)、設定されたマーカーをトラックビューウインドウに表示する(ステップS19)。マーカーの入力が行われていない場合(ステップS16のNO)には、上述した各処理(ステップS17〜ステップS19の処理)を行わずにステップS20へジャンプする。
【0035】
ステップS20において、反復記号の入力(追加、位置変更、削除等)が行われたか否かを判定する。反復記号の入力が行われていない場合(ステップS20のNO)、ステップS24へジャンプする。反復記号の入力が行われている場合(ステップS20のYES)、入力された反復記号をマスタートラックデータに書き込む(あるいは反復記号削除の場合は消去する)(ステップS21)。そして、反復記号の表示フィルタがオンとなっているか否かを判定する(ステップS22)。反復記号の表示フィルタがオンとなっているならば(ステップS22のYES)、入力された反復記号をトラックビューウインドウに表示する。反復記号の表示フィルタがオンとなっていないならば(ステップS22のNO)、ステップS24へジャンプする。
【0036】
ここで、マーカーと反復記号とが演奏データ上の同一位置又は近傍位置に設定された場合のマーカーと反復記号の表示方法について簡単に説明する。図12は、マーカーと反復記号を表示する際の表示方法の一実施例を概念的に示した概念図である。ただし、本実施例では、トラックビューウインドウにおけるマーカー及び反復記号を表示することのできる表示位置のみを拡大して示した。
図12から理解できるように、マーカーと反復記号とが演奏データ上の同一位置、又は近傍位置に設定された場合、双方とも表示フィルタをオンにするとマーカー名と反復記号とが重なってしまい、非常に見づらい。そこで、反復記号のみ表示フィルタをオンにする、あるいはマーカーのみ表示フィルタをオンにすると、マーカーと反復記号とが重なって表示されることがないことから、ユーザにとって非常に見やすくなる。
なお、マーカーと反復記号とを演奏データ上の同一位置、又は近傍位置に設定した場合に、少なくとも一方を本来の位置からずらして表示することでマーカーと反復記号の両方を同時に表示するようにしてもよい。例えば、マーカーの表示を左右どちらかにずらして表示するようにしてもよい(他の例参照)。この場合、本来の位置を示す表示記号(下向きの三角形)はずらさずに本来の位置に表示するとよい。
また、表示フィルタをオフにした場合にマーカーあるいは反復記号の表示を完全に消去してしまうものに限らず、表示フィルタがオンとされ表示されている記号の邪魔にならない淡い色等によりうっすらと表示するようにしてもよい。
【0037】
図7に戻り、ステップS24ではコードネームの入力(追加、変更、削除等)が行われたか否かを判定する。コードネームの入力が行われている場合(ステップS24のYES)、入力されたコードネームをトラックビューウインドウに表示する(あるいはコードネーム削除の場合は表示を消す)(ステップS25)。そして、入力されたコードネームをコードインストゥルメントタイプに応じて移調した後のコードネームを、マスタートラックデータに書き込む(あるいはコードネーム削除の場合は消去する)(ステップS26)。つまり、ユーザがトラックビューウインドウ上で移調楽器のコードを入力した場合には、当該コードを「コードネームデータ」に記録する際にCメジャー調におけるコードネームに変更して記録する。コードネームの入力が行われていない場合(ステップS24のNO)、ステップS27へジャンプする。なお、ノーマル楽器と移調楽器のそれぞれに応じた「コードネームデータ」を記録できるようにマスタートラックデータを構成したような場合には、コードネームを変更することなくそれぞれの楽器に従ったコードを記録することができるので、コードネームの変更を行って記録(あるいは表示)を行う必要がないことは言うまでもない。その場合、記録されたコードネームがどの移調楽器についてのものであるかもあわせて記録しておく必要がある。ステップS27では、スタッフウインドウでの部分リピート記号の入力(追加、位置変更、削除等)が行われたか否かを判定する。スタッフウインドウでの部分リピート記号の入力が行われた場合(ステップS27のYES)には、入力された部分リピート記号をスタッフウインドウに表示する(あるいは部分リピート記号削除の場合は表示を消す)(ステップS28)。そして、入力された部分リピート記号をスタッフウインドウに対応するトラックデータに書き込む(あるいは部分リピート記号削除の場合は消去する)(ステップS29)。
【0038】
ここで、部分リピート記号について簡単に説明する。
図13は、部分リピート記号の入力画面の一実施例を概念的に示した概念図である。図14A及び図14Bは部分リピート記号の入力について説明するための説明図であり、図14Aは拍単位の部分リピートを説明するための図、図14Bは小節単位の部分リピートを説明するための図である。
拍単位の部分リピート記号は、直前にある拍単位の音符を拍単位でコピーするものである(図14Aの上段図参照)。このような部分リピート記号をウインドウ上で入力する場合、ユーザが上下左右の位置に多少ずれて入力したとしても入力できるようになっている(図14Aの中段及び下段図参照)。小節単位の部分リピート記号は、直前にある小節単位の音符を小節単位でコピーするものである(図14Bの上段図参照)。このような部分リピート記号をウインドウ上で入力する場合にも、ユーザが小節内で上下左右の位置に多少ずれて入力たとしても入力できるようになっている(図14Bの中段及び下段図参照)。このように、部分リピート記号はユーザの好みによりウインドウ上で自由な位置に入力することができるようになっている。勿論、これらの部分リピート記号の後に所望の音符や休符等を入力して演奏データの作成・編集ができることは言うまでもない。また、同じ拍や同じ小節内に、他の音符を新たに入力してもよく、その場合は「コピーされた前方の音符+新たに入力された他の音符」という状態となる。
【0039】
ユーザが部分リピート記号をウインドウ上で入力した場合、部分リピート記号はトラックデータ(図2参照)に記録される。部分リピート記号を記録する際に、トラックデータにはタイミングデータも記録されるが、当該タイミングデータは部分リピート記号をウインドウ上に表示する際に、部分リピート記号を表示する位置を決定するために使用されるデータである。例えば、図14Bの上中下段の図に示した位置に入力された部分リピート記号におけるタイミングデータは、各々異なって記録され、上段の図のタイミングを「2」とすると、中段の図のタイミングは「1」となり、下段の図では「3」のように記録される。そして、各々のタイミングデータに該当するウインドウ上の所定位置に部分リピート記号は配置されて表示される。なお、表示上の上下位置を決定するためのデータもあわせて記録してもよい。
【0040】
次に、演奏データ再生処理(ステップS104)について説明する。図8は、演奏データ再生処理の一実施例を示すフローチャートである。
ステップS30では、再生指示がなされたか否かの判定を行う。再生指示がなされていない場合(ステップS30のNO)、ステップS34へジャンプする。一方、再生指示がなされた場合(ステップS30のYES)、マスタートラックデータの反復記号データに基づいて、各ノートトラックデータのデータを加工(すなわち、反復部を反映させる)し、再生用バッファにデータをコピーする(ステップS31)。再生用バッファ内の各ノートトラックの部分リピート番号をサーチし、見つかった部分リピート番号の直前の拍又は小節単位(拍単位か小節単位かは、部分リピート記号の種類に応じて決定される)のノートデータを該直前のノートデータの後に拍又は小節単位でコピーする(ステップS32)。そして、所定の再生処理を起動し(ステップS33)、演奏データに従って演奏を開始する。当該再生処理(ステップS33)は所定の処理周期毎に実行されるものである(例えばタイマ割り込み処理等)が、所定の周期はテンポに応じた周期でもよいし、テンポとは無関係な周期でもよい。すなわち、設定されたテンポに応じて処理周期を変更する方法、処理周期は一定で自動演奏中のタイミングデータの値を設定されたテンポに応じて変更する方法、処理周期は一定で1回の処理において演奏データ中のタイミングデータの計数の仕方をテンポに応じて変更する方法等、どのような処理の方法であってもよい。一例としては、4分音符の96分の1の周期で当該再生処理を実行するものがある。ステップS34では、「その他の処理」を行う。
【0041】
なお、部分リピート記号に関して、再生指示がなされた時に部分リピート記号を反映させたノートデータを作成するようにしたが、部分リピート記号を入力した時点で該記号を反映させたノートデータを作成するようにしてもよい。また、演奏データファイルを保存する際に該記号を反映させたノートデータを作成するようにしてもよい。また、該記号を反映させたノートデータをスタッフウインドウやピアノロールウインドウ等で表示可能にしてもよい。
【0042】
電子楽器は鍵盤楽器の形態に限らず、弦楽器や管楽器、あるいは打楽器等どのようなタイプの形態でもよい。また、上述の実施の形態では、音源装置、自動演奏装置等を1つの電子楽器本体に内蔵したものについて説明したが、これに限らず、それぞれが別々に構成され、MIDIインタフェースや各種ネットワーク等の通信手段を用いて各装置を接続するように構成されたものにも同様に適用できることはいうまでもない。また、パソコンとアプリケーションソフトウェアという構成であってもよく、この場合処理プログラムを磁気ディスク、光ディスクあるいは半導体メモリ等の記憶メディアから供給したり、ネットワークを介して供給するものであってもよい。さらに、カラオケ装置に利用する演奏データの作成にも適用してよいし、あるいは自動伴奏装置に適用してもよい。
【0043】
【発明の効果】
本発明によれば、ユーザが所望する形式のウインドウを自動的に開くことができるようにしたことからいちいち所望の形式のウインドウを開くための所定の操作を行う必要がなくなることから、煩わしい操作を行うことなく演奏データの編集をすぐに行うことができるようになる、という効果が得られる。
また、マーカーや反復記号をウインドウ上に重なって表示しないようにしたり、あるいはコードネームを移調楽器に対応させてウインドウ上に表示するようにしたことから、ユーザは演奏データの作成・編集を行うための操作が行い易い、という効果が得られる。
さらに、部分リピート記号の入力及びそれに対応した演奏ができるようにしたことから、ユーザはより多彩な音楽的表現を行うことができるようになる、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る演奏データ処理装置を内蔵した電子楽器の構成を示すハードブロック図。
【図2】 この発明の一実施例において採用する演奏データのデータ構成を概念的に示した概念図。
【図3】 この発明の一実施例において採用する各種設定値の記憶レジスタのデータ構成を概念的に示した概念図。
【図4】 本発明に係る演奏データ処理装置において実行される演奏処理の一実施例を示すフローチャート。
【図5】 図4に示した初期設定処理の一実施例を示すフローチャート。
【図6】 図4に示したウインドウ設定・表示処理の一実施例を示すフローチャート。
【図7】 図4に示した入力項目設定処理の一実施例を示すフローチャート。
【図8】 図4に示した演奏データ再生処理の一実施例を示すフローチャート。
【図9】 デフォルトウインドウの設定値の変更を行う際の表示例。
【図10】 表示フィルタの設定値の変更を行う際の表示例。
【図11】 コードインストゥルメントタイプの設定値の変更を行う際の表示例。
【図12】 マーカーと反復記号を表示する際の表示方法の一実施例。
【図13】 部分リピート記号の入力画面の一実施例を概念的に示した概念図。
【図14A】 拍単位の部分リピートについて説明するための説明図。
【図14B】 小節単位の部分リピートについて説明するための説明図。
【符号の説明】
1…CPU、1A…タイマ、2…プログラムメモリ、3…ワーキングメモリ、4…押鍵検出回路、4A…キーボード、5…検出回路、5A…マウス、6…表示回路、6A…ディスプレイ、7…音源回路、8…効果回路、8A…サウンドシステム、9…外部記憶装置、10…MIDIインタフェース、10A…他のMIDI機器、11A…サーバコンピュータ、11B…通信ネットワーク、1D…データ及びアドレスバス

Claims (4)

  1. 演奏データを記憶する記憶手段と、
    前記演奏データを作成・編集するための手段であって、直前の演奏データを拍単位あるいは小節単位で繰り返すことを指示する部分リピート記号を入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された部分リピート記号に従って該部分リピート記号の入力位置の直前の演奏データと同様の演奏を繰り返すように前記演奏データを加工する制御手段と
    を備え、前記入力手段は、前記演奏データに応じた楽譜を表示した画面上の所望の楽譜位置に前記部分リピート記号の画像を表示させることで、該部分リピート記号の該所望楽譜位置に対する入力を行うものであり、該入力に際しては該部分リピート記号の画像を表示させる該所望楽譜位置は前記直前の演奏データの音符の直後における楽譜上の任意の位置に入力可能であり、該入力された該部分リピート記号の画像を表示させる楽譜位置を示すタイミングデータを前記演奏データと共に前記記憶手段に記憶することで、該記憶手段から読み出したデータに基づき、前記入力された楽譜上の該所望楽譜位置に該部分リピート記号の画像を表示させることができるようにしたことを特徴とする演奏データ処理装置。
  2. 演奏データを記憶する記憶手段と、
    前記演奏データを作成・編集するための手段であって、直前の演奏データを拍単位あるいは小節単位で繰り返すことを指示する部分リピート記号を入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された部分リピート記号に従って該部分リピート記号の入力位置の直前の演奏データと同様の演奏を繰り返すように前記演奏データを加工する制御手段と
    を備え、前記入力手段は、前記演奏データに応じた楽譜を表示した画面上の所望の楽譜位置に前記部分リピート記号の画像を表示させることで、該部分リピート記号の該所望楽譜位置に対する入力を行うものであり、該入力手段により入力された前記部分リピート記号の画像の表示位置情報を前記記憶手段に記憶し、前記演奏データに応じた楽譜を画面上に表示するとき該記憶した表示位置情報に基づき該部分リピート記号の画像を楽譜表示画面に表示させる一方、前記制御手段による前記演奏データの加工は該部分リピート記号の直前の演奏データを拍又は小節単位でコピーすることからなることを特徴とする演奏データ処理装置。
  3. 直前の演奏データを拍単位あるいは小節単位で繰り返すことを指示する部分リピート記号を入力するステップと、
    入力された部分リピート記号に従って該部分リピート記号の入力位置の直前の演奏データと同様の演奏を繰り返すように演奏データを加工するステップと
    を備え、前記入力するステップは、前記演奏データに応じた楽譜を表示した画面上の所望の楽譜位置に前記部分リピート記号の画像を表示させることで、該部分リピート記号の該所望楽譜位置に対する入力を行うものであり、該入力に際しては該部分リピート記号の画像を表示させる該所望楽譜位置は前記直前の演奏データの音符の直後における楽譜上の任意の位置に入力可能であり、該入力された該部分リピート記号の画像を表示させる楽譜位置を示すタイミングデータを前記演奏データと共に前記記憶手段に記憶することで、該記憶手段から読み出したデータに基づき、前記入力された楽譜上の該所望楽譜位置に該部分リピート記号の画像を表示させることができるようにしたことを特徴とする演奏データ処理方法。
  4. 直前の演奏データを拍単位あるいは小節単位で繰り返すことを指示する部分リピート記号を入力するステップと、
    入力された部分リピート記号に従って該部分リピート記号の入力位置の直前の演奏データと同様の演奏を繰り返すように演奏データを加工するステップと
    を備え、前記入力するステップは、前記演奏データに応じた楽譜を表示した画面上の所望の楽譜位置に前記部分リピート記号の画像を表示させることで、該部分リピート記号の該所望楽譜位置に対する入力を行うものであり、該入力するステップにより入力された前記部分リピート記号の画像の表示位置情報を記憶し、前記演奏データに応じた楽譜を画面上に表示するとき該記憶した表示位置情報に基づき該部分リピート記号の画像を楽譜表示画面に表示させる一方、前記加工するステップによる前記演奏データの加工は該部分リピート記号の直前の演奏データを拍又は小節単位でコピーすることからなることを特徴とする演奏データ処理方法。
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