JP4134870B2 - エフェクト設定装置およびエフェクト設定プログラム - Google Patents

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この発明は、演奏に付加するエフェクトを編集した際に、編集後のエフェクトを他に利用できるようにしたエフェクト設定装置およびエフェクト設定プログラムに関する。
従来、シーケンサソフトウェアにおいて各パートにリバーブエフェクト、コーラスエフェクト、バリエーションエフェクト等を設定することができるようにされている。エフェクトをパートに設定する場合は、表示手段に表示されるエフェクトのリストから希望のエフェクトを選択して、選択したエフェクトをパートに割り当てるようにしている。このエフェクトのパラメータは初期値とされており、エフェクトの詳細設定画面でパラメータの値を修正することが可能とされている。これらのエフェクトの設定は、修正した場合も含めて1曲のファイルの中に保存することができるようにされている。
このような従来のエフェクト設定装置においては、エフェクトを修正した場合であっても設定されたエフェクトは1曲のファイルとして保存されるだけであるので、パラメータを修正したエフェクトを他の曲のエフェクトとして使用することができなかった。従って、よく使うエフェクトでも、設定のたびにエフェクトを選んでパラメータの値を好みの状態に設定するという作業が必要であり、エフェクトの設定に手間がかかるという問題点があった。
そこで、本発明は好みの状態に設定したエフェクトを簡易に利用できるようにしたエフェクト設定装置およびエフェクト設定プログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のエフェクト設定装置およびエフェクト設定プログラムは、パラメータ値が編集されたエフェクト情報をライブラリに新規エフェクトとして登録できるようにしたことを最も主要な特徴としている。
本発明によれば、パラメータ値が編集されたエフェクト情報をライブラリに新規エフェクトとして登録するようにしたことにより、ライブラリを参照することで好みの状態に設定したエフェクトを他にも簡易に利用することができるようになる。
好みの状態に設定したエフェクトを簡易に利用するという目的を、パラメータ値が編集されたエフェクト情報をライブラリに新規エフェクトとして登録することで実現した。
本発明の実施例のエフェクト設定装置を備えるいわゆるシーケンサである楽音発生装置の構成を示すブロック図を図1に示す。
図1に示す本発明にかかる楽音発生装置1では本発明の実施の形態にかかるエフェクト設定装置が備えられている。このような楽音発生装置1において、CPU(Central Processing Unit)10は楽音発生装置1の全体の動作を制御している。さらに、シーケンサプログラムを実行することでMIDI(Musical Instrument Digital Interface)規格などに準じた演奏データに基づく発音指示処理および消音指示処理等を実行していると共に、エフェクト設定プログラムを実行することで各パートへのエフェクトの設定やそのパラメータ値の編集、編集されたエフェクトのエフェクトライブラリへの登録を実行している。このように、楽音発生装置1においては、エフェクト設定プログラムを実行することによりエフェクト設定装置を実現している。ROM(Read Only Memory)11には、CPU10が実行するシーケンサプログラムやエフェクト設定プログラム等の動作ソフトウェア、および、効果回路21においてエフェクト機能を実行するためのエフェクト毎の基本アルゴリズムや、基本アルゴリズムの詳細な状態を設定する複数のエフェクトパラメータが格納されており、RAM(Random Access Memory)12には、CPU10のワークエリアや各種データ等の記憶エリアが設定されている。このROM11をフラッシュメモリ等の書き換え可能なROMとすることで、動作ソフトウェアを書き換え可能となり動作ソフトウェアのバージョンアップを容易に行うことができる。
外部記憶装置13は、シーケンサプログラムやエフェクト設定プログラム等の各種プログラムや演奏データ等が記憶される外部記憶装置であり、HDD(Hard Disk Drive)、FDD(Floppy Disk Drive)、CD(Compact Disk)−ROM、MO(Magneto Optical Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)等により構成することができる。表示回路15は液晶等の表示部14を備え、エフェクト設定画面を含む各種設定画面を表示部14に表示したり楽音生成時の動作画面を表示部14に表示している。操作子16は楽音発生装置1のパネルに備えられたパネル操作子や表示部14に表示されるカーソルを移動させるポインタである。検出回路17は、パネル操作子やポインタを走査することによってイベントを検出して、イベントのあった操作子16に対応するイベント出力を出力している。外部通信インタフェース(I/F)19は、楽音発生装置1をLAN(ローカルエリアネットワーク)やインターネット、電話回線等の通信ネットワークに接続するインタフェースであり、該通信ネットワークを介して、外部制御機器18と接続することができる。したがって、外部制御機器18から楽音発生装置1を制御したり各種プログラムやデータをダウンロードすることができるようになる。ダウンロードされたプログラムやデータは、RAM12や外部記憶装置13に格納されるようになる。
音源回路20は、FM音源、波形メモリ音源、物理モデル音源等とされ、CPU10から音源パラメータ情報と発音の開始指示を受けて楽音信号を生成している。音源パラメータ情報は、割り当てチャンネル、ピッチ情報、エンベロープパラメータ等とされる。音源回路20で生成された楽音信号は効果回路21に供給され、設定されているエフェクトが付加される。効果回路21はDSP(Digital Signal Processor)を備えており、設定されたエフェクトの基本アルゴリズムとエフェクトパラメータに応じたエフェクトを楽音信号に付与している。効果回路21によりエフェクトが付与された楽音信号は、サウンドシステム22から放音される。なお、楽音発生装置1の各部は通信バス23により相互にデータの授受を行っている。
ここで、効果回路21で楽音信号に付与されるエフェクトの設定について以下に説明する。エフェクトの設定は、本発明のエフェクト設定プログラムをCPU10が実行することにより行われる。エフェクトを設定する際には、操作子16を操作することにより表示部14に図2に示すオーディオミキサ画面30を表示させる。オーディオミキサ画面30では図2に示すようにミキサチャンネル(パート)毎のチャンネルモジュール30a,・・・30i,30jが用意されており、各チャンネルモジュール30a,・・・30i,30jには、当該ミキサチャンネルにエフェクトを設定するためのエフェクトパネル31と、パンを調節する摘み(PAN)と、音量を調節するボリューム(VOL)とが備えられている。
また、操作子16を操作して図2に示すエフェクトライブラリ画面40を表示部14に表示させる。エフェクトライブラリ画面40では、エフェクトライブラリ40aに記憶されている全てのエフェクト情報をそれぞれ1つずつのエフェクトとして、シーケンサプログラムに予め用意されている既存エフェクトと、プラグインエフェクトとして追加される追加エフェクト(追加エフェクト1,追加エフェクト2,・・・追加エフェクトN,・・・)のグループに分けて表示している。各グループは、例えば「リバーブ」、「コーラス」や「ビブラート」等のエフェクトに細分化されており、細分化されたエフェクトのエフェクト名(例えば、追加エフェクト2におけるeffect1,effect2,effect3,......)が表示可能とされる。このようなエフェクトライブラリ画面40を表示するためのエフェクトライブラリ40aはRAM12に設定された領域に保持されている。このエフェクトライブラリ40aのデータ構造の一例を図3に示す。図3に示すデータ構造は既存エフェクトに追加エフェクトが2つ追加されている場合とされている。図3において、既存エフェクトのグループに登録されているエフェクトはエフェクトa(effect a),エフェクトb(effect b),・・・エフェクトm(effect m)とされ、追加エフェクト1のグループに登録されているエフェクトはエフェクトA(effect A),エフェクトB(effect B),・・・エフェクトM(effect M)とされ、追加エフェクト2のグループに登録されているエフェクトはエフェクト1(effect 1),エフェクト2(effect 2),・・・エフェクト10(effect 10)とされている。
エフェクトライブラリ40aには各エフェクトグループ毎に登録されているエフェクトのエフェクト情報が格納されている。エフェクト情報は図3に示すように、エフェクト名、識別情報、状態情報から構成されている。各エフェクト情報における上段がエフェクト名(例えば、「エフェクトa」)であり、各エフェクト情報における中段が識別情報でありエフェクトが既存エフェクトと追加エフェクト(追加エフェクト1,追加エフェクト2,・・・追加エフェクトN,・・・)のいずれのグループに属するか、すなわちそのエフェクト情報がいずれのソフトウェアで利用されるものかを示すエフェクトIDとされている。また、各エフェクト情報の下段が状態情報でありエフェクト機能を実行するための基本アルゴリズムを指示するパラメータ値、および、エフェクトパラメータのパラメータ値とされている。状態情報の記録形式(データフォーマット)や内容はソフトウェア毎に異なり、対応するソフトウェアしか利用することができない。そして、それぞれのエフェクト情報が既存エフェクトや複数ある追加エフェクトの内のいずれのソフトウェアで利用されるかはそのエフェクト情報が有している識別情報(エフェクトID)から識別できるため、エフェクト情報が有する状態情報のデータフォーマットを識別情報が示すソフトウェアに対応したものとしている。
なお、追加エフェクト1,追加エフェクト2等はプラグインエフェクトと呼ばれるエフェクトであり、このプラグインエフェクトはシーケンサソフトウェア本体に追加される新たなソフトウェアで実現されるソフトエフェクト機能である。すなわち、プラグインエフェクトにおけるエフェクト機能は追加されたプラグインエフェクト用プログラム(基本アルゴリズム)をCPU10が実行することにより達成される。このプラグインエフェクトには複数の基本アルゴリズムを持つものや基本アルゴリズムを1つしか持たないものなどがある。このようなプラグインエフェクトを追加する場合は、プラグインエフェクトのソフトウェアを楽音発生装置1にインストールする。これにより、プラグインエフェクト機能を実行するための各エフェクト毎に用意されている基本アルゴリズム群のプログラムやパラメータ値などのデータがシーケンサソフトウェア本体へ追加されるようになる。例えば、既存エフェクトのグループしか登録されていない状態においてプラグインエフェクトをインストールすると、そのプラグインエフェクトのグループは追加エフェクト1とされると共にエフェクトIDとしてID1が割り当てられる。インストール時には基本アルゴリズム群のプログラムやパラメータ値もインストールされるようになり、エフェクトライブラリ40aにそのプラグインエフェクトに予め用意されている複数のエフェクトのエフェクト情報からなる追加エフェクト1のグループが登録されるようになる。
また、エフェクトライブラリ40aにおけるエフェクトの識別情報(エフェクトID)は、当該エフェクト機能を実行する際に起動すべきソフトウェア(基本アルゴリズム群)を指示する一意の情報とされている。図示する例では、既存エフェクトのエフェクトIDはID0とされ、追加エフェクト1のエフェクトIDはID1とされ、追加エフェクト2のエフェクトIDはID2とされている。
さらに、プラグインエフェクトはインストールしたりアンインストールしたりすることができるようにされている。このため、エフェクトライブラリ40aに記憶されているエフェクトの中に実行できないエフェクトがある場合が存在する。すなわち、実行するエフェクト(エフェクトIDが指示するエフェクト)がプラグインエフェクトであってそのプラグインエフェクトがシーケンサソフトウェア本体から削除されている(アンインストールされている)場合である。このようなエフェクトのリストはエフェクトライブラリ画面40に表示するときに他の実行可能なエフェクトと区別できるように表示するのが好適である。例えば、エフェクト名をグレーで表示して選択できないようにする。これにより、実行できないエフェクトを設定することを防止することができる。
エフェクトの設定は、表示部14に表示されたエフェクトライブラリ画面40上から設定したいエフェクトを選択し、操作子16におけるポインタにより選択したエフェクトをドラッグして設定するミキサチャンネルのエフェクトパネル31上にドロップすることにより実施する。これにより、選択したエフェクトのエフェクト名がエフェクトパネル31に表示されて、当該ミキサチャンネルにそのエフェクトが設定されるようになる。図2に示す例ではエフェクトパネル31が3段とされて各ミキサチャンネルには3つまでのエフェクトを設定することが可能とされている。図2に示す例では、第1ミキサチャンネルのチャンネルモジュール30aのエフェクトパネル31にはエフェクト名「effect a」の既存エフェクトグループのエフェクトが設定されており、第iミキサチャンネルのチャンネルモジュール30iのエフェクトパネル31にはエフェクト名「effect B」の追加エフェクト1グループのエフェクトが設定されており、第jミキサチャンネルのチャンネルモジュール30jのエフェクトパネル31にはエフェクト名「effect b」の既存エフェクトグループのエフェクトとエフェクト名「effect 3」の追加エフェクト2グループのエフェクトとが設定されている。なお、1つのミキサチャンネルには1つの演奏パートが割り当てられる。また、エフェクトを設定したいエフェクトパネル31上にカーソルを位置させてポインタを右クリックすることによりエフェクトライブラリ画面40を表示させ、表示させた中から選択したエフェクトを設定できるようにしても良い。
このようにしてミキサチャンネルに設定したエフェクトを好みのエフェクトになるよう変更したい場合は、エフェクトのパラメータ値を好みのエフェクトになるよう編集する。エフェクトのパラメータ値を編集する場合は、エフェクトパネル31上に表示されている編集したいエフェクト名の上にカーソルを位置させてポインタを左クリックする。これにより、当該エフェクト名のエフェクトのパラメータ値を編集する詳細設定画面が表示されるようになり、パラメータ値を変更できるようになる。そして、ソングを再生してエフェクトの効果を確認しながら好みのエフェクトになるまでパラメータ値を修正する。
本発明においては、このように編集したエフェクトをエフェクトライブラリ40aに新規登録することができる。この場合、エフェクトパネル31上に表示されている新規登録したい編集したエフェクトのエフェクト名を選択してドラッグし、エフェクトライブラリ画面40上でドロップする。そして、エフェクト名を設定することにより元のグループの新規エフェクトとして当該グループに登録されるようになる。これにより、他のソングを編集する際にエフェクトライブラリ画面40を表示させて登録した新規エフェクトを選択することができるようになる。なお、登録される際のエフェクト名を順番号等で自動付与するようにしても良い。
ところで、オーディオミキサ画面30を表示部14に表示させた際にはRAM12上にミキサチャンネル毎に設定されたエフェクトのエフェクト情報等を格納するカレントバッファが作成される。そして、図2に示すように第1ミキサチャンネルないし第jミキサチャンネルにエフェクトが設定されると、カレントバッファにおける第1ミキサチャンネルの領域にエフェクト名「effect a」のエフェクト情報が書き込まれ、カレントバッファにおける第iミキサチャンネルの領域にエフェクト名「effect B」のエフェクト情報が書き込まれ、カレントバッファにおける第jミキサチャンネルの領域にエフェクト名「effect b」,「effect 3」のエフェクト情報が書き込まれる。ここで、これらの設定されているエフェクトのパラメータ値が編集されると、カレントバッファ上の該当するエフェクト情報におけるパラメータ値が編集後のパラメータ値に書き換えられるようになる。そして、編集したエフェクトをエフェクトライブラリ40aに新規登録する際には、カレントバッファに保持されている編集後のエフェクト情報がRAM12上のエフェクトライブラリ40aに書き込まれて登録されるようになる。
次に、本発明にかかるエフェクト設定装置におけるエフェクトのエフェクトライブラリ40aへの登録処理のフローチャートを図4に示す。
図4に示す登録処理は、設定中のエフェクトをエフェクトライブラリ40aへ登録することが指示されたときに起動する、例えば、図2に示すオーディオミキサ画面30とエフェクトライブラリ画面40が表示されている画面において設定中のエフェクトの一つがエフェクトライブラリ画面40へドラッグ&ドロップされたときに起動する。登録処理が起動されると、ステップS10にて登録が指示されたエフェクトのカレントバッファに保持されているエフェクト情報から識別情報と状態情報とが取得される。この場合、該当するエフェクトのパラメータ値が編集されている場合はカレントバッファに保持されている状態情報が変更後のパラメータ値とされている。次いで、ステップS11にて取得した識別情報に該当するグループが探索され、ステップS12にて該当するグループがあるか否かが判断される。ここで、そのエフェクトが元々エフェクトライブラリ40aから読み出したエフェクトであって、該当するグループがあると判断された場合はステップS13に進む。また、該当するグループがないと判断された場合はステップS14へ進む。
ステップS13では、探索された該当するグループをエフェクトを登録するグループとして決定する。また、ステップS14では、エフェクトがドロップされた位置にあるグループを登録するグループとして決定する、あるいは、ユーザグループを用意しておいてユーザグループに決定するようにしてもよい。ステップS13あるいはステップS14の処理が終了してエフェクトを登録するグループが決定されると、ステップS15において決定されたグループにエフェクトが新規登録される。登録する際には、ステップS10にてカレントバッファから取得した識別情報と状態情報を登録するエフェクトのエフェクト情報としてエフェクトライブラリ40aにおける決定されたグループに記録する。さらに、登録する際には登録するエフェクト情報に登録名であるエフェクト名をつける。なお、エフェクトライブラリ40aは外部記憶装置13に記憶されているが、シーケンサプログラムが起動された際にエフェクトライブラリ40aがRAM12上に確保された記憶領域に読み出されるようになる。そして、ステップS16にてRAM12上のエフェクトライブラリ40aのエフェクト情報に基づいて作成されたエフェクトリストがエフェクトライブラリ画面40に再表示される。これにより、新規登録されたエフェクト情報を反映させたエフェクトの一覧表示がエフェクトライブラリ画面40に表示される。ステップS16の処理が終了すると、エフェクトライブラリ40aへの登録処理は終了する。
次に、本発明にかかるエフェクト設定装置におけるエフェクトライブラリ40aを使用するエフェクト設定処理のフローチャートを図5に示す。
図5に示すエフェクト設定処理は、エフェクトライブラリ40aにあるエフェクトを希望のミキサチャンネルへ設定することが指示されたときに起動する。例えば、エフェクトライブラリ画面40から一つのエフェクトが選択されて、オーディオミキサ画面30の希望のミキサチャンネルのエフェクトパネル31上へドラッグ&ドロップされたときに起動する。エフェクト設定処理が起動されると、ステップS20にてエフェクトライブラリ40aからエフェクトパネル31上へドラッグ&ドロップされたエフェクトのエフェクト名と識別情報と状態情報とが取得される。次いで、ステップS21にて取得したエフェクト名と識別情報と状態情報からなるエフェクト情報が、カレントバッファの指示されたミキサチャンネルに対応する領域に書き込まれると共に、書き込まれた識別情報と状態情報に従ったエフェクトが指定されたミキサチャンネルへ設定される。つまり、指定されたミキサチャンネルに対して書き込まれた識別情報が示すエフェクト用のソフトウェア(ただし、既存エフェクトの場合は効果回路21のDSP)を起動してそのソフトウェアに書き込まれた状態情報が示す基本アルゴリズムやエフェクトパラメータに沿ったエフェクトを実行させる。また、該当するミキサチャンネルにおけるエフェクトパネル31に設定されたエフェクトのエフェクト名が表示される。そして、エフェクト設定処理を終了する。
次に、本発明にかかるエフェクト設定装置におけるエフェクトのパラメータ値を変更する詳細設定処理のフローチャートを図6に示す。
図6に示す詳細設定処理は、オーディオミキサ画面30でミキサチャンネルに設定されているエフェクトについての詳細設定の変更が指示されたときに起動する。例えば、オーディオミキサ画面30のエフェクトパネル31上の詳細設定したいエフェクトのエフェクト名上にカーソルを位置させてポインタを左クリックされたときに起動し、図示を省略する詳細設定画面が表示される。この詳細設定画面にはエフェクトの各パラメータを調整できる摘み等が表示されており、この摘み等を回転あるいはスライドさせることによりパラメータ値を変更することができるようにされている。詳細設定処理が起動されると詳細設定画面上で好みのエフェクトになるようパラメータ値を変更することができ、ステップS30にて、変更されたパラメータ値の変更内容がカレントバッファで受け付けられる。次いで、ステップS31にて受け付けた変更内容で、カレントバッファにおける変更対象である選択されているエフェクトの状態情報を書き換える。そして、変更内容を現在設定されているエフェクトへ反映させて詳細設定処理は終了する。これにより、楽音発生装置1でソングを演奏する際にはソングに編集後のエフェクトが付与されて演奏されるようになる。
以上説明した本発明において、エフェクトのグループはユーザが任意に追加したり削除したりすることができる。また、エフェクトライブラリ40aに登録するエフェクトをいずれのグループに入れるかをユーザが任意に決定するようにしても良い。さらに、エフェクトのエフェクトライブラリ40aへの登録とエフェクトライブラリ40aからの取得の方法はポインタを用いるドラッグ&ドロップが好ましいが、ポインタを用いることなく楽音発生装置1のパネルに設けられている操作子16を操作することにより登録や設定を行うようにしても良い。さらにまた、登録や設定されるエフェクトのエフェクト情報は、登録あるいは設定されるエフェクトごとに、そのエフェクトを識別する情報とそのエフェクトが属するグループとそのエフェクトの詳細な設定状態を表わす(初期値ではなくユーザが設定した値を表わす)パラメータ値が記録されていればよく、図3に示すデータ構造に限るものではない。さらにまた、ROM11にエフェクト設定プログラムが記憶されていない場合、外部記憶装置13であるHD(Hard Disk)やCD−ROMにエフェクト設定プログラムやデータを記憶させておいてそれをRAM12に読み込んだり、外部通信インタフェース19を介して外部制御機器18であるサーバコンピュータと接続してサーバコンピュータからエフェクト設定プログラムやデータをダウンロードすることにより、ROM11にエフェクト設定プログラムやデータを記憶している場合と同様の動作をCPU10に行わせるようにしても良い。
以上の説明では、楽音発生装置1に組み込まれたエフェクト設定装置あるいはエフェクト設定プログラムとして説明したが、エフェクト設定装置は単体の装置とすることができると共に、エフェクト設定プログラムを記録媒体に記録して種々の楽音関連装置に組み込むことを可能とすることができる。
本発明の実施の形態にかかるエフェクト設定装置を備える楽音発生装置の構成を示すブロック図である。 本発明にかかるエフェクト設定装置を備える楽音発生装置の表示部に表示されるオーディオミキサ画面とエフェクトライブラリ画面を示す図である。 本発明にかかるエフェクト設定装置を備える楽音発生装置におけるエフェクトライブラリのデータ構造を示す図である。 本発明にかかるエフェクト設定装置を備える楽音発生装置において実行されるエフェクトライブラリへの登録処理のフローチャートである。 本発明にかかるエフェクト設定装置を備える楽音発生装置において実行されるエフェクト設定処理のフローチャートである。 本発明にかかるエフェクト設定装置を備える楽音発生装置において実行される詳細設定処理のフローチャートである。
符号の説明
1 楽音発生装置、10 CPU、11 ROM、12 RAM、13 外部記憶装置、14 表示部、15 表示回路、16 操作子、17 検出回路、18 外部制御機器、19 外部通信インタフェース、20 音源回路、21 効果回路、22 サウンドシステム、23 通信バス、30 オーディオミキサ画面、30a チャンネルモジュール、30i チャンネルモジュール、30j チャンネルモジュール、31 エフェクトパネル、40 エフェクトライブラリ画面、40a エフェクトライブラリ

Claims (5)

  1. 複数のエフェクトのエフェクト情報を登録したエフェクトライブラリを記憶する記憶手段と、
    前記エフェクトライブラリに登録されている複数エフェクトから所望のエフェクトをユーザ操作に応じて選択して演奏用のチャンネルに設定する設定手段と、
    該設定手段において選択されたエフェクトに対応するエフェクト情報を前記エフェクトライブラリから読み出す手段と、
    該手段により読み出したエフェクト情報に含まれるパラメータ値をユーザ操作に応じて編集する編集手段と、
    該編集手段によりパラメータ値が編集されたエフェクト情報からなるエフェクトユーザ指示に応じて前記エフェクトライブラリに新規エフェクトとして登録する登録手段と、
    を備えることを特徴とするエフェクト設定装置。
  2. 前記エフェクト情報は、当該エフェクトのエフェクト名と、当該エフェクト機能を実行するためのソフトウェアを指示する情報と、当該エフェクトのエフェクトパラメータ情報から構成されていることを特徴とする請求項1記載のエフェクト設定装置。
  3. エフェクトパネルを有する前記チャンネル毎のチャンネルモジュールと、前記エフェクトライブラリに登録されているエフェクトのエフェクト名が一覧表示される表示手段をさらに備え、
    前記設定手段では、該表示手段に一覧表示されているエフェクト名のいずれかが選択されて、所定の前記チャンネルモジュールにおける前記エフェクトパネル上にドラッグされてドロップされることにより、当該チャンネルモジュールに対応するチャンネルに選択されたエフェクト名のエフェクトが設定されるようにしたことを特徴とする請求項1記載のエフェクト設定装置。
  4. 複数のエフェクトのエフェクト情報を登録したエフェクトライブラリを記憶する記憶手段を備えるコンピュータであって、エフェクトを設定するためにコンピュータを、
    前記エフェクトライブラリに登録されている複数エフェクトから所望のエフェクトをユーザ操作に応じて選択して演奏用のチャンネルに設定する設定手段、
    該設定手段において選択されたエフェクトに対応するエフェクト情報を前記エフェクトライブラリから読み出す手段、
    該手段により読み出したエフェクト情報に含まれるパラメータ値をユーザ操作に応じて編集する編集手段、
    該編集手段によりパラメータ値が編集されたエフェクト情報からなるエフェクトユーザ指示に応じて前記エフェクトライブラリに新規エフェクトとして登録する登録手段、
    として機能させるためのエフェクト設定プログラム。
  5. さらに、コンピュータを、エフェクトパネルを有する前記チャンネル毎のチャンネルモジュールと、前記エフェクトライブラリに格納されているエフェクトのエフェクト名の一覧を表示手段に表示させる手段として機能させると共に、前記選択手段は、前記表示手段に一覧表示されているエフェクト名のいずれかを選択する手段とされ、前記設定手段は、所定の前記チャンネルモジュールにおける前記エフェクトパネル上に前記選択手段で選択されたエフェクト名がドラッグされてドロップされることにより、当該チャンネルモジュールに対応するチャンネルに選択されたエフェクト名のエフェクトが設定される手段とされることを特徴とする請求項4記載のエフェクト設定プログラム。
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