JP3736101B2 - 自動演奏装置と記録媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、イントロフレーズ、メインフレーズ等の複数の演奏パターンのうちの所望の演奏パターンをキーボード等の入力手段により順次に指示することにより指示に係る演奏パターンの自動演奏を順次に遂行する自動演奏装置に関し、特に複数の入力手段のうち任意の入力手段を指定する指定手段と、指定に係る入力手段についてピアノパート等の任意の演奏パートを設定する設定手段とを設けたことにより多彩な自動演奏を可能にしたものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動演奏装置としては、ユーザがイントロフレーズ等の演奏区間をキーボードでのキーオンにより順次に指示することにより指示に係る演奏区間の自動演奏を順次に遂行するようにしたものが提案されている。
【0003】
ここで、前記キーボードの各キーには、該キーのオン操作で演奏される演奏データ(フレーズデータ)が予め割当てられている。各キーに割当てられる演奏データ(フレーズデータ)は、複数の演奏パート(複数の音色)の演奏データからなっている。各演奏パートの演奏データは、音高データ、時間データ等のデータからなるもので、該演奏パートの演奏パターンを表わす。
【0004】
このような自動演奏装置にあっては、各キーに割当てられた演奏データが複数の演奏パート(複数の音色)の演奏データからなっているので、第1のキーをオン操作すると、該第1のキーに割当てられている複数の演奏パートの演奏データに基づいて複数の演奏パートの自動演奏が行なわれ、第2のキーをオン操作すると、該第2のキーに割当てられている複数の演奏パートの演奏データに基づいて複数の演奏パートの自動演奏が行なわれる。すなわち、キーオンするキーの切換えに伴って自動演奏の全演奏パートの演奏パターンが切換えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来技術によると、キーオンするキーの切換えに伴って自動演奏の全演奏パートの演奏パターンが切換えられるので、演奏パート毎に演奏パターンを切換えるような多彩な自動演奏を楽しむことができなかった。
【0006】
また、複数のキーボードを用いて各キーボード毎に演奏区間を指示することにより複数人で自動演奏を楽しむことは可能であるが、各キーボード毎に演奏パートを定めることができないので、各キーボード毎に所望の演奏パートを担当するバンド演奏のような自動演奏を楽しむことができなかった。
【0007】
この発明の第1の目的は、複数の入力手段のうち任意の入力手段について演奏パートを任意に設定して多彩な自動演奏を楽しむことができると共にバンド演奏のような自動演奏を楽しむことができる新規な自動演奏装置を提供することにある。
【0009】
この発明の第2の目的は、各演奏パート毎に担当する入力手段を容易に変更することができる新規な自動演奏装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る第1の自動演奏装置は、
複数の演奏パターンのうちの各演奏パターン毎に複数の演奏パートの演奏データを記憶する記憶手段と、
複数の入力手段であって各入力手段には前記複数の演奏パターンがそれぞれ割り当てられた複数のキーが設けられたものと、
前記複数の入力手段のうち任意の入力手段を指定する指定手段と、
前記複数の演奏パートのうち任意の演奏パートを設定する設定手段と、
前記指定手段で指定された入力手段の複数のキーのうちから操作されたキーを検出する検出手段と、
前記設定手段で設定された演奏パートの演奏データであって前記検出手段で検出されたキーに割り当てられた演奏パターンを有するものを前記記憶手段から読み出すと共に該読み出した演奏データに基づいて自動演奏を遂行する演奏手段と
を備えたものである。
【0011】
第1の自動演奏装置によれば、複数の入力手段のうち任意の入力手段を指定手段により指定すると共に複数の演奏パートのうち任意の演奏パートを設定手段により設定することができる。所望の演奏パートを設定した後、指定に係る入力手段の複数のキーのいずれかにより演奏パターンを指示すると、指示に係る演奏パターンに対応し且つ設定手段で設定した演奏パートの演奏データに基づいて自動演奏が遂行される。従って、演奏パート毎に演奏パターンを適宜切換えて多彩な自動演奏を楽しむことができる。
【0014】
第1の自動演奏装置によれば、各入力手段毎に設定手段により所望の演奏パートを設定することができる。例えば第1及び第2の入力手段についてそれぞれピアノパート及びドラムパートを設定した後、第1の入力手段で複数のキーのいずれかにより演奏パターンを指示すると、指示に係る演奏パターンに対応したピアノパートの演奏データに基づいて自動演奏が行なわれると共に、第2の入力手段で複数のキーのいずれかにより演奏パターンを指示すると、指示に係る演奏パターンに対応したドラムパートの演奏データに基づいて自動演奏が行なわれる。従って、1又は複数人でバンド演奏のような自動演奏を楽しむことができる。
【0015】
第1の自動演奏装置によれば、各演奏パート毎に指定手段により任意の入力手段を指定することができる。例えばピアノパートについて第1の入力手段の指定としてあったのを第2の入力手段の指定とすることができ、各演奏パート毎に担当する入力手段を変更して自動演奏を楽しむことができる。
【0016】
この発明に係る第2の自動演奏装置は、前述した第1の自動演奏装置において、複数の表示セクションであって各表示セクションには前記複数の演奏パターンがそれぞれ割り当てられた複数のキーが表示されるものを更に備え、前記指定手段は各表示セクション毎に前記複数の入力手段のうち任意の入力手段を指定し、前記設定手段は各表示セクション毎に前記複数の演奏パートのうち任意の演奏パートを設定し、前記検出手段は前記複数の表示セクションのうちから操作されたキーを検出すると共に該キーの属する表示セクションを検出し、前記演奏手段は前記検出手段で検出された表示セクション毎に該表示セクションに関して前記設定手段で設定された演奏パートの演奏データであって該表示セクションにて前記検出手段で検出されたキーに割り当てられた演奏パターンを有するものを前記記憶手段から読み出すと共に該読み出した演奏データに基づいて自動演奏を遂行する構成にしたものである。
【0017】
第2の自動演奏装置によれば、第1の自動演奏装置について前述したと同様の作用効果が得られる。その上、各表示セクション毎に表示に係るキー群中の任意のキーにより演奏パターンを指示可能としたので、各表示セクション毎に指定に係る入力手段のキー群又は表示に係るキー群のいずれのキーによっても演奏パターンを変更して自動演奏を楽しむことができる。
【0018】
第2の自動演奏装置にあっては、各表示セクション毎に任意のテンポを設定するテンポ設定手段を設け、該表示セクションでの指示に基づく自動演奏を設定に係るテンポで行なうようにしてもよい。このようにすると、一層多彩な自動演奏を楽しむことができる。
【0019】
第1又は第2の自動演奏装置にあっては、自動演奏中に指定手段による入力手段の指定を禁止するようにしてもよい。このようにすると、入力手段の指定操作に基づいて自動演奏が悪影響を受けるのを防ぐことができる。
【0020】
第1又は第2の自動演奏装置にあっては、自動演奏中に設定手段による演奏パートの設定を禁止するようにしてもよい。このようにすると、演奏パートの設定操作に基づいて自動演奏が悪影響を受けるのを防ぐことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明の一実施形態に係る自動演奏装置を示すもので、この自動演奏装置は、パーソナルコンピュータ10を備えている。
【0022】
パーソナルコンピュータ10において、バス12には、CPU(中央処理装置)14、ROM(リード・オンリィ・メモリ)16、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)18、検出回路20,22、表示回路24、タイマ26、通信インターフェース28,30,32等が接続されている。
【0023】
CPU14は、ROM16にストアされたプログラムに従って自動演奏のための各種処理を実行するもので、各種処理については図8〜11を参照して後述する。
【0024】
ROM16は、プログラムの他に、図3に示すキーアサインテーブル、図4に示すフレーズデータ群等のデータを記憶している。これらのデータについては、図3,4を参照して後述する。
【0025】
RAM18は、CPU14による各種処理に際してレジスタ、フラグ、カウンタ等として使用される記憶領域を含むと共に図5〜7に示すようなデータを記憶する記憶領域を含んでいる。図5〜7のデータについては後述する。
【0026】
検出回路20は、パーソナルコンピュータ用の文字、数字入力可能なキーボード36から操作情報を検出するものである。キーボード36は、コンピュータ10に付属したキーボードである。検出回路22は、マウス38から操作情報を検出するものである。
【0027】
表示回路24は、ディスプレイ40の表示動作を制御するもので、ディスプレイ40には、図2に示すような演奏制御画面が表示される。図2の演奏制御画面については後述する。
【0028】
タイマ26は、CPU14にテンポクロック信号TCLを割込命令信号として供給するもので、信号TCLの発生周期は一例として20msに設定される。信号TCLが発生されるたびに図10,11の割込みルーチンが開始される。
【0029】
外部記憶装置34は、HD(ハードディスク)、FD(フロッピーディスク)、CD(コンパクトディスク)、DVD(ディジタル多目的ディスク)、MO(光磁気ディスク)等のうち1又は複数種類の記録媒体を着脱可能なものである。外部記憶装置34に所望の記録媒体を装着した状態では、記録媒体からRAM18へデータを転送可能である。また、装着した記録媒体がHDやFDのように書込可能なものであれば、RAM18のデータを記録媒体に転送可能である。
【0030】
通信インターフェース28,30,32は、MIDI規格に適合したインターフェースである。インターフェース28には、キーボード36と同様の構成のキーボード42Aを有するパーソナルコンピュータ42が接続される。
【0031】
インターフェース30には、自動演奏用の楽音信号を発生可能な音源装置44が接続される。音源装置44から発生された楽音信号は、スピーカ46に供給されて音響に変換される。
【0032】
インターフェース32には、通信ネットワーク48を介してパーソナルコンピュータ50が接続される。コンピュータ50は、キーボード36と同様の構成のキーボード50Aを有する。
【0033】
図2は、ディスプレイ40に表示される演奏制御画面40Aを示すものである。画面40Aには、表示セクションとして第1セクションS1 、第2セクションS2 及び第3セクションS3 が表示されると共に、演奏開始ボタンMS、演奏終了ボタンME、エグジットボタンEX、録音開始ボタンRS、録音終了ボタンRE等が表示される。
【0034】
第1セクションS1 には、キーQ,W,E,R,Tを含むキー群K1 が表示されると共に、演奏パート名表示部P1 、入力手段名表示部I1 及びテンポ値表示部T1 が表示される。表示部P1 、I1 及びT1 の近傍には、それぞれ演奏パート選択用ボタンB11、入力手段選択用ボタンB12及びテンポ設定用アップ/ダウンボタンU1 が表示される。
【0035】
第2セクションS2 には、キーA,S,D,F,Gを含むキー群K2 が表示されると共に、演奏パート名表示部P2 、入力手段名表示部I2 及びテンポ値表示部T2 が表示される。表示部P2 、I2 及びT2 の近傍には、それぞれ演奏パート選択用ボタンB21、入力手段選択用ボタンB22及びテンポ設定用アップ/ダウンボタンU2 が表示される。
【0036】
第3セクションS3 には、キーZ,X,C,V,Bを含むキー群K3 が表示されると共に、演奏パート名表示部P3 、入力手段名表示部I3 及びテンポ値表示部T3 が表示される。表示部P3 、I3 及びT3 の近傍には、それぞれ演奏パート選択用ボタンB31、入力手段選択用ボタンB32及びテンポ設定用アップ/ダウンボタンU3 が表示される。
【0037】
1 〜K3 の各キー群の各キーについては、図3に関して後述するように指示すべきフレーズ(演奏区間)が予め定められている。36,42A,50Aの各キーボードには、キー群K1 〜K3 にそれぞれ対応する第1〜第3のキー群が設けられており、第1〜第3のキー群は、キー群K1 〜K3 のキーにそれぞれ対応するキーを含んでいる。第1〜第3のキー群において、キー群K1 〜K3 のキーにそれぞれ対応するキーは、キー群K1 〜K3 中の対応するキーと同じフレーズを指示可能である。例えばキー群K1 のキーQがイントロフレーズを指示可能であれば、キーボード36において、第1のキー群のキーQもイントロフレーズを指示可能であり、他のキーボード42A,50Aについても同様である。
【0038】
演奏パート選択用ボタンB11,B21,B31のいずれかにカーソル(図示せず)を当ててマウス38でワンクリックする操作(このようにマウス38でワンクリックする操作を、以下では、「マウスクリック操作」と称する)を行なうと、複数の演奏パート(「ピアノ」、「ドラム」等の音色名)を示すリストがプルダウンウインドウとして表示される。表示されたリストにおいて所望の演奏パートをマウスクリック操作で選択すると、選択された演奏パートの名称が操作に係るボタンに対応する演奏パート名表示部(例えばボタンB11を操作したときは表示部P1 )に表示される。このようにして、K1 〜K3 の各キー群毎に所望の演奏パートを設定することができる。なお、K1 〜K3 のうちの所望のキー群について演奏パートを設定しないでおくことも可能であり、演奏パートを設定しないキー群については自動演奏が行なわれない。
【0039】
入力手段選択用ボタンB12,B22,B32のいずれかについてマウスクリック操作を行なうと、複数の入力手段を示すリストがプルダウンウインドウとして表示される。表示されたリストにおいて所望の入力手段をマウスクリック操作で選択すると、選択された入力手段の名称が操作に係るボタンに対応する入力手段名表示部(例えばボタンB12を操作したときは表示部I1 )に表示される。このようにしてK1 〜K3 の各キー群毎に所望の入力手段を設定することができる。なお、K1 〜K3 のうちの所望のキー群について入力手段を設定しないでおくことも可能であり、入力手段を設定しないキー群については自動演奏が行なわれない。
【0040】
1 〜T3 の各テンポ値表示部には、自動演奏の開始時及びフレーズ指示時に所定のテンポ値が表示される。自動演奏中においては、各テンポ値表示部に表示されたテンポ値を対応するテンポ設定用アップ/ダウンボタンのマウスクリック操作により増減変更することができる。例えばボタンU1 においては、上向き矢印部を対象としてマウスクリック操作を行なうことにより、表示部T1 に表示されたテンポ値を所定値だけ増大させることができると共に、下向き矢印部を対象としてマウスクリック操作を行なうことにより、表示部T1 に表示されたテンポ値を所定値だけ減少させることができる。
【0041】
図3は、ROM16に記憶されるキーアサインテーブルを示すものである。ROM16には、キー群K1 のQ,W,E,R,Tの各キー毎に第1セクションS1 のセクション番号1が記憶されると共にキーQ,W,E,R,Tにそれぞれ対応してフレーズ番号1,2,3,4,5が記憶される。一例として、フレーズ番号1,2,3,4,5は、それぞれイントロ,メインA,メインB,フィルイン,エンディングのフレーズに対応する。キー群K2 の各キーについてはセクション番号2が、キー群K3 の各キーについてはセクション番号3がそれぞれ記憶される。キー群K2 のキーA,S,D,F,Gについてはそれぞれフレーズ番号1,2,3,4,5が記憶され、キー群K3 のキーZ,X,C,V,Bについてもそれぞれフレーズ番号1,2,3,4,5が記憶される。
【0042】
図4は、ROM16に記憶されるフレーズデータ群を示すものである。ROM16には、フレーズ番号1,2,3…をそれぞれ有するフレーズデータFD1 ,FD2 ,FD3 …が記憶される。フレーズ番号1,2,3…は、図3に示したようにイントロ,メインA,メインB…にそれぞれ対応する。
【0043】
FD1 ,FD2 ,FD3 …の各フレーズデータは、パート番号1,2…をそれぞれ有する複数の演奏パートの演奏データを含んでいる。各演奏パートの演奏データは、ヘッダーデータとしてパート番号データPn と、音色番号データSn と、テンポ値データTn とを含むと共に、自動演奏データとして順次の音に関する楽音制御データN1 ,N2 …と、エンドデータEDとを含んでいる。
【0044】
パート番号データPn は、演奏パートの番号を表わすもの、音色番号データSn は、演奏パートに対応する音色の番号を表わすもの、テンポ値データTn は、演奏パートの初期テンポ値を表わすものである。
【0045】
1 ,N2 …の各楽音毎の楽音制御データは、タイミング値データN11と、音高データN12と、ベロシティデータN13と、ゲートタイムデータN14とを含んでいる。タイミング値データN11は、テンポクロック信号TCLのカウント値により楽音の発生タイミングを表わすもの、音高データN12は、楽音の音高を表わすもの、ベロシティデータN13は、楽音の音量を表わすもの、ゲートタイムデータN14は、テンポクロック信号TCLのカウント値により楽音の持続時間を表わすものである。
【0046】
一例として、パート番号1,2,3をピアノ,ドラム,ギターの音色にそれぞれ対応させ、ピアノ,ドラム,ギターの音色番号をそれぞれ1,2,3とすることができる。
【0047】
図5は、RAM18に記憶される入力手段指定データを示すものである。RAM18には、入力手段番号を表わす入力手段番号データIn 毎に対応するインターフェース番号データINが記憶される。一例として、入力手段番号2,3にそれぞれ対応してインターフェース28,32の番号(例えば1,3)が記憶される。キーボード36に関しては、予め入力手段番号1が定められている。
【0048】
入力手段指定データは、図8,9のメインルーチンの開始時にパーソナルコンピュータ10に接続されている42,50等の入力手段を検索して作成されるものであり、図5に示したのは、インターフェース28,32にコンピュータ42,50がそれぞれ接続されていたときの例である。他の例として、インターフェース28,32のうちインターフェース28にのみコンピュータ42が接続されていたときは、入力手段番号2を表わすデータIn とインターフェース28の番号を表わすデータINとの2データだけが記憶される。
【0049】
入力手段番号1の入力手段としては、キーボード36の代りに図2の画面40Aに表示されたキー群K1 〜K3 を用いることができる。すなわち、K1 〜K3 の各キー群毎にいずれかのキーを対象としてマウスクリック操作を行なうことによりフレーズを指示可能である。
【0050】
図2の画面40AにおいてB12,B22,B32のいずれかのボタンをマウスクリック操作したときは、RAM18に記憶した入力手段指定データと、入力手段番号1を表わす入力手段番号データとに基づいて、入力手段番号1〜3に対応する選択可能な3つの入力手段名がリスト表示される。
【0051】
図6は、RAM18に記憶されるセクション毎の設定データを示すものである。RAM18には、図2に関して前述したようなセクション毎(K1 〜K3 の各キー群毎)の設定操作に応じて1〜3の各セクション番号毎に設定に係る音色番号を表わす音色番号データSn と、設定に係る入力手段番号を表わす入力手段番号データIn と、設定に係るテンポ値を表わすテンポ値データTn とが記憶される。
【0052】
一例として、キー群K1 ,K2 ,K3 に関して演奏パートとしてピアノ,ドラム,ギターをそれぞれ設定したときは、セクション番号1,2,3に対応する音色番号データSn は、それぞれ1,2,3を表わすデータとなる。また、キー群K1 ,K2 ,K3 に関して入力手段としてキーボード36,インターフェース28,インターフェース32をそれぞれ指定したときは、セクション番号1,2,3に対応する入力手段番号データIn は、それぞれ1,2,3を表わすデータとなる。更に、キー群K1 ,K2 ,K3 に関してそれぞれピアノ,ドラム,ギターの演奏パートを設定すると共にキーボード36,インターフェース28,インターフェース32をそれぞれ指定した後自動演奏を開始し、いずれの演奏パートについてもイントロフレーズを指示したものとすると、セクション番号1,2,3に対応するテンポ値データTn としては、ROM16から図4のフレーズ番号1のフレーズデータFD1においてパート番号1,2,3に対応するテンポ値データ(初期テンポ値を表わすデータ)が読出されてRAM18に記憶される。
【0053】
従って、この例では、ピアノパート、ドラムパート及びギターパートをそれぞれキーボード36,42A及び50Aで担当してイントロフレーズから初期テンポ値に従って自動演奏が遂行される。そして、自動演奏中に例えばテンポ設定用アップ/ダウンボタンU1 に関してテンポ変更すべくマウスクリック操作を行なうと、その操作に応じて図6中のセクション番号1に対応するテンポ値データTn が変更される。図6中のセクション番号1に対応するテンポ値データTn の変更に対応して図2のテンポ値表示部T1 のテンポ値が変更されると共に図6中のセクション番号1に対応するテンポ値データTn に基づいてピアノパートの演奏テンポが変更制御される。
【0054】
図7は、RAM18に記憶される演奏状況データを示すものである。RAM18には、1〜3の各セクション番号毎にキー指定データが記憶される。第1〜第3セクションS1 〜S3 のいずれかにおいて(キー群K1 〜K3 のいずれかに関して)任意の演奏パート及び任意の入力手段が指定された状態において自動演奏を開始すると、指定に係る入力手段において指定に係るセクションに対応するキー群のいずれかのキーによりフレーズを指示するたびに指示に係るキーを表わすキー指定データがRAM18において指定に係るセクションに対応する記憶領域に書込まれる。従って、演奏状況データは、各セクション毎に演奏中のフレーズを表わすことになる。
【0055】
図8,9は、メインルーチンのフローチャートを示すものである。ステップ60では、初期設定処理を行なう。この処理では、フラグrun,recをいずれも0とする。フラグrunは、1であれば自動演奏中であることを表わし、0であれば自動演奏中でないことを表わす。フラグrecは、1であれば録音中であることを表わし、0であれば録音中でないことを表わす。
【0056】
初期設定処理においては、図6の設定データ内の入力手段番号及び音色番号(演奏パート)を初期設定し、初期設定された音色番号(演奏パート)に対応する初期テンポ値を設定する。一例として、図6の設定データ内の入力手段番号及び音色番号としてはいずれも1をセットし、初期テンポ値としては図4のフレーズデータFD1 において音色番号1(ピアノパート)の演奏データ中のテンポ値をセットする。また、このような初期設定データに基づいて図2の画面40Aに各セクション毎に入力手段名、演奏パート名及びテンポ値を表示する。上記のように入力手段番号及び音色番号を1とした例では、表示部I1 〜I3 には入力手段名としてキーボード36の名称が表示されると共に表示部P1 〜P3 には演奏パート名としてピアノパートの名称が表示され、表示部T1 〜T3 には初期テンポ値として図4のデータFD1 における音色番号1(ピアノパート)の演奏データ中のテンポ値が表示される。
【0057】
初期設定処理においては、図7の演奏状況データ内のキー指定データを消去する。そして、ステップ62に移る。
【0058】
ステップ62では、パーソナルコンピュータ10に接続されている入力手段を検索して図5に示したような入力手段指定データを作成し、RAM18に記憶させる。
【0059】
次に、ステップ64では、フラグrunが1か(自動演奏中か)判定する。上記したようにステップ60の初期設定処理でrun=0とした後初めてステップ64にきたときは、ステップ64の判定結果が否定的(NO)となり、ステップ66に移る。
【0060】
ステップ66では、図2の画面40Aにおいて演奏パート名変更操作ありか判定する。B11,B21,B31のいずれかのボタンをマウスクリック操作すると、前述したようにプルダウンウインドウとして演奏パートのリストが表示され、該リスト中の所望の演奏パートをマウスクリック操作で選択すると、ステップ66の判定結果が肯定的(YES)となり、ステップ68に移る。
【0061】
ステップ68では、選択に係る演奏パートに対応して図6の設定データ内の音色番号データSn を書換える。例えば、第2セクションS2 においてドラムパートを選択したのであれば、セクション番号2に対応する音色番号データSn として音色番号2を表わすデータをRAM18に記憶させる。図6のデータ変更に応じて図2の画面40Aの表示も変更する。
【0062】
ステップ66の判定結果が否定的(NO)であったとき又はステップ68の処理が終ったときは、ステップ70に移る。ステップ70では、図2の画面40Aにおいて入力手段変更操作ありか判定する。B12,B22,B32のいずれかのボタンをマウスクリック操作すると、前述したように図5の入力手段指定データと入力手段番号1を表わす入力手段番号データとに基づいてプルダウンウインドウとして入力手段のリストが表示され、該リスト中の所望の入力手段をマウスクリック操作で選択すると、ステップ70の判定結果が肯定的(YES)となり、ステップ72に移る。
【0063】
ステップ72では、選択に係る入力手段に対応して図6の設定データ内の入力手段番号データIn を書換える。例えば、第2セクションS2 においてインターフェース28(コンピュータ42)を選択したのであれば、セクション番号2に対応する入力手段番号データIn として入力手段番号2を表わすデータをRAM18に記憶させる。図6のデータ変更に応じて図2の画面40Aの表示も変更する。
【0064】
ステップ70の判定結果が否定的(NO)であったとき又はステップ72の処理が終ったときあるいはステップ64の判定結果が肯定的(YES)であったときは、ステップ74に移る。ステップ74では、演奏開始か判定する。演奏開始ボタンMSをマウスクリック操作したときは、ステップ74の判定結果が肯定的(YES)となり、ステップ76に移る。ステップ76では、フラグrunを1とする。
【0065】
上記したようにステップ64の判定結果が肯定的(YES)であるとき(自動演奏中であるとき)にステップ66〜72の設定処理を行なえないようにすると、演奏パート又は入力手段の変更操作時に自動演奏が悪影響を受ける(例えば操作ミスにより意図に反した再生が行なわれる)のを防ぐことができる。
【0066】
ステップ74の判定結果が否定的(NO)であったとき又はステップ76の処理が終ったときは、ステップ78に移る。ステップ78では、演奏終了か判定する。演奏終了ボタンMEをマウスクリック操作したときは、ステップ78の判定結果が肯定的(YES)となり、ステップ80に移る。
【0067】
ステップ80では、音源装置44に消音命令信号を送出することにより発生中の楽音を消去する。また、図7の演奏状況データを消去する。さらに、フラグrunを0とする。
【0068】
ステップ78の判定結果が否定的(NO)であったとき又はステップ80の処理が終ったときは、ステップ82に移る。ステップ82では、録音開始か判定する。録音開始ボタンRSをマウスクリック操作したときは、ステップ82の判定結果が肯定的(YES)となり、ステップ84に移る。ステップ84では、フラグrun及びrecをいずれも1とする。
【0069】
ステップ82の判定結果が否定的(NO)であったとき又はステップ84の処理が終ったときは、ステップ86に移る。ステップ86では、録音終了か判定する。録音終了ボタンREをマウスクリック操作したときは、ステップ86の判定結果が肯定的(YES)となり、ステップ88に移る。
【0070】
ステップ88では、音源装置44に消音命令信号を送出することにより発生中の楽音を消去する。また、図7の演奏状況データを消去する。さらに、フラグrun及びrecをいずれも0とする。
【0071】
ステップ86の判定結果が否定的(NO)であったとき又はステップ88の処理が終ったときは、ステップ90に移る。ステップ90では、図2の画面40Aにおいてテンポ変更操作ありか判定する。U1 〜U3 のいずれかのボタンをマウスクリック操作すると、ステップ90の判定結果が肯定的(YES)となり、ステップ92に移る。
【0072】
ステップ92では、U1 〜U3 のいずれかのボタンによるテンポ上昇操作又はテンポ下降操作にそれぞれ対応して図6の設定データ内のテンポ値データTn を所定値だけ増大又は減少させるように書換える。例えば、ボタンU1 に関してテンポ上昇操作をしたのであれば、セクション番号1に対応するテンポ値データTn を所定値だけ増大させるように書換える。図6のデータ変更に応じて図2の画面40Aの表示も変更する。
【0073】
ステップ90の判定結果が否定的(NO)であったとき又はステップ92の処理が終ったときは、ステップ94に移る。
【0074】
ステップ94では、エグジットか判定する。エグジットボタンEXをマウスクリック操作しなければステップ94の判定結果は否定的(NO)であり、ステップ64に戻る。そして、ステップ64以降の処理を上記したと同様に繰返す。
【0075】
エグジットボタンEXをマウスクリック操作すると、ステップ94の判定結果が肯定的(YES)となり、メインルーチンの処理をエンドとする。
【0076】
図10,11は、割込みルーチンを示すもので、このルーチンは、テンポクロック信号TCLの発生タイミング毎(例えば20ms毎)に開始される。
【0077】
ステップ100では、フラグrunが1か判定する。この判定の結果が否定的(NO)であれば割込処理を終了する。ステップ100の判定結果が肯定的(YES)であればステップ102に移る。
【0078】
ステップ102では、S1 〜S3 のいずれかのセクション(K1 〜K3 のいずれかのキー群)に関して指定された入力手段においてキー操作ありか判定する。この場合、キー操作としては、キーボード36,42A又は50Aのいずれかのキーによるキーオン操作と、K1 〜K3 のいずれかのキー群のいずれかのキーを対象とするマウスクリック操作とがありうる。いずれのキー操作についても、操作に係るキーを表わすキー指定データがCPU14に取込まれる。キーボード36でのキーオン操作又はK1 〜K3 のいずれかのキー群に関するマウスクリック操作については、キー指定データの他に、入力手段番号1を表わす入力手段番号データがCPU14に取込まれる。キーボード42A又は50Aでのキーオン操作については、キー指定データの他に、それぞれインターフェース28又は32の番号を表わすインターフェース番号データがCPU14に取込まれる。
【0079】
ステップ102の判定結果が肯定的(YES)であったときは、ステップ104に移り、CPU14に取込まれたキー指定データに基づいて図3のキーアサインテーブルを参照して操作に係るキーに対応するフレーズ番号及びセクション番号を検出する。キー指定データの指定するキーが例えばキーQであれば、フレーズ番号及びセクション番号としてはいずれも1が検出される。
【0080】
次に、ステップ106では、CPU14に取込まれたインターフェース番号データに基づいて図5の入力手段指定データを参照して操作に係るキーの属する入力手段に対応した入力手段番号を検出する。そして、ステップ108に移る。
【0081】
ステップ108では、ステップ104で検出したセクション番号に対応する入力手段番号を図6の設定データ中から抽出する。そして、この抽出した入力手段番号をステップ106で検出した入力手段番号と比較する。また、キーボード36でのキーオン操作又はK1 〜K3 のいずれかのキー群に関するマウスクリック操作に応じて入力手段番号1を表わす入力手段番号データが発生された場合には、図6の設定データ中から抽出した入力手段番号と入力手段番号1とを比較する。
【0082】
次に、ステップ110では、ステップ108の比較において一致が得られたか判定する。ステップ104からステップ110までの処理は、操作に係るキーが、該キーの属する入力手段が指定されたセクション(又は演奏パート)のものであるか判定する処理である。
【0083】
一例として、第1セクションS1 に関する入力手段としてキーボード36を指定した場合、キー群K1 のいずれかのキーをマウスクリック操作するか又はキーボード36においてキー群K1 に対応するキー群のいずれかのキーをオン操作すると、図6の設定データにおいてセクション番号1に対応する入力手段番号データIn の示す番号が1であり、操作に係るキーの属する入力手段(キーボード36又はキー群K1 )の番号が1であるので、ステップ110では一致が得られ、判定結果が肯定的(YES)となる。
【0084】
これに対し、キーボード36においてキー群K2 に対応するキー群のいずれかのキーをオン操作したときは、図6の設定データにおいてセクション番号2に対応する入力手段番号データIn が参照される。この入力番号指定データIn が入力手段番号2(インターフェース28に対応)を表わすものとすれば、操作に係るキーの属する入力手段(キーボード36又はキー群K2 )の番号が1であるので、ステップ110では一致が得られず、判定結果は否定的(NO)となる。
【0085】
この場合、キーボード42Aにおいてキー群K2 に対応するキー群のいずれかのキーをオン操作したときは、ステップ106においてインターフェース28の番号が入力手段番号2に変換される。そして、ステップ108において、図6の設定データ中からセクション番号2に対応する入力手段番号データIn を抽出し、このデータIn が表わす番号2と操作に係るキーの属する入力手段(キーボード42A)の番号2とを比較すると、ステップ110では一致が得られ、判定結果が肯定的(YES)となる。
【0086】
ステップ110の判定結果が肯定的(YES)であったときは、ステップ112〜122に示すように操作に係るキーに対応するフレーズの自動演奏の開始準備を行なう。しかし、ステップ110の判定結果が否定的(NO)であったときは、このような自動演奏の開始準備を行なわずにステップ126に移るので、キー操作(キーオン操作又はキーのマウスクリック操作)は結果的に無効となる。
【0087】
ステップ112では、図7の演奏状況データにおいて、ステップ104で検出したセクション番号に対応するキー指定データを参照する。例えば、上述した例のように第1セクションS1 に関する入力手段としてキーボード36を指定し、キー群K1 のいずれかのキー(又はキーボード36においてキー群K1 に対応するキー群のいずれかのキー)をオン操作したときは、図7の演奏状況データにおいて、セクション番号1に対応するキー指定データを参照する。
【0088】
次に、図11のステップ114では、図7の演奏状況データの参照個所にキー指定データが記憶されているか判定する。自動演奏を開始した直後には、キー指定データが記憶されていないので、ステップ114の判定結果が否定的(NO)となり、ステップ118に移る。例えば、イントロフレーズの演奏を遂行しているときは、イントロフレーズを指示したキーを指定するキー指定データが記憶されているので、ステップ114の判定結果が肯定的(YES)となり、ステップ116に移る。
【0089】
ステップ116では、ステップ114で記憶されていると判定されたキー指定データに対応する読出中のフレーズデータの読出処理を終了する。上記例のようにイントロフレーズに関するキー指定データが記憶されていたときは、イントロフレーズデータの読出処理を終了する。そして、ステップ118に移る。
【0090】
ステップ118では、図7の演奏状況データにおいて、ステップ104で検出したセクション番号に対応するキー指定データを書換える。例えば、イントロフレーズに関するキー指定データが記憶された状態で該イントロフレーズの次のメインAフレーズがキー群K1 のキーWにより指示されたときは、キーWを指定するキー指定データがイントロフレーズに関するキー指定データの代りに記憶される。また、ステップ114の判定結果が否定的(NO)であったときは、図7の演奏状況データの記憶部においてステップ104での検出に係るセクション番号に対応する記憶領域に操作に係るキーを指定するキー指定データを書込む。
【0091】
次に、ステップ120では、図4のフレーズデータ群中で読出すべき演奏データを検索する。読出すべき演奏データは、ステップ104で検出したフレーズ番号と、図6の設定データ内でステップ104での検出に係るセクション番号に対応する音色番号とにより指定される。例えば、検出に係るフレーズ番号及びセクション番号がいずれも1であり、図6の設定データにおいてセクション番号1に対応する音色番号が1であれば、図4のフレーズデータ群においてフレーズデータFD1 中の音色番号1(ピアノパート)の演奏データが検索される。ステップ120の後は、ステップ122に移る。
【0092】
ステップ122では、ステップ120で検索した演奏データの読出開始アドレスをセットする。例えば、フレーズデータFD1 中の音色番号1の演奏データについては、楽音制御データN1 中の最初のタイミング値データN11のアドレスが読出開始アドレスとしてセットされる。ステップ122の後は、ステップ124に移る。
【0093】
ステップ124では、フラグrecが1か(録音中か)判定する。この判定の結果が否定的(NO)であれば図10のステップ126に移る。ステップ126では、第1セクションS1 の自動演奏処理を行なう。上記例のようにタイミング値データN11のアドレスが読出開始アドレスとしてセットされた演奏データについて自動演奏処理の一例を示すと、次のようになる。
【0094】
すなわち、音源装置44は、第1〜第3セクションS1 〜S3 にそれぞれ対応した第1〜第3の楽音信号発生部を含んでおり、第1〜第3の楽音信号発生部の音色は、図6の設定データ中のセクション番号1〜3の音色番号データSn に基づいてそれぞれ設定される。RAM18には、割込みのたびにテンポクロック信号TCLをカウントする第1のカウンタが設けられている。最初のタイミング値データN11を読出してそのタイミング値を第1のカウンタのカウント値と比較し、両者が一致すると、第1の楽音信号発生部に音高データN12及びベロシティデータN13を送出し、これに応じて第1の楽音信号発生部が音高データN12対応の音高及びベロシティデータN13対応の音量を有する楽音信号を発生する。RAM18には、楽音信号の発生時から割込みのたびにテンポクロック信号をカウントする第2のカウンタが設けられている。第2のカウンタのカウント値がゲートタイムデータN14により表わされるゲートタイム値に一致すると、先に発生した楽音信号を消音処理する。なお、タイミング値データ又はゲートタイムデータに関してそれぞれ第1又は第2のカウンタのカウント値との一致が得られなければ、楽音信号の発生又は消去の処理は行なわれない。
【0095】
ステップ128では、ステップ126に関して上記したと同様に第2の楽音信号発生部を用いて第2セクションS2 の自動演奏処理を行なう。そして、ステップ130では、ステップ126に関して上記したと同様に第3の楽音信号発生部を用いて第3セクションS3 の自動演奏処理を行なう。
【0096】
第1〜第3の自動演奏処理において、第1〜第3のいずれのセクションについても演奏パート又は入力手段が設定されていなければ、キー操作を行なってもステップ110の判定結果が否定的(NO)となってステップ126〜130を通るだけで楽音信号が発生されない。第1〜第3のセクションのうちの1又は複数のセクションについて演奏パート及び入力手段を設定したときは、設定に係るセクションの自動演奏が可能である。特に、複数のセクションについて演奏パート及び入力手段を設定したときは、複数人数でのセッション演奏のような自動演奏が可能となる。
【0097】
ステップ126,128,130の自動演奏処理においては、各セクション毎に図6のテンポ値データTn を参照してテンポ値データTn に対応するテンポで自動演奏を行なう。この場合、テンポクロック信号TCLの周期を一定としてタイミング値データ、ゲートタイムデータ等の時間情報の値をテンポ値データTn に応じて修正する方法を用いることができる。
【0098】
図11のステップ124の判定結果が肯定的(YES)であったときは、ステップ132に移り、録音処理を行なう。録音処理では、キー操作(キーオン操作又はキーのマウスクリック操作)毎に、操作に係るキーを指定するキー指定データと、キー操作タイミングを表わすタイミングデータとをRAM18に時系列的に記憶する。このようにして記憶した録音データに基づいて図示しない再生処理により自動演奏を再生することができる。
【0099】
ステップ132の処理が終ったときは、図10のステップ126に移り、ステップ126〜130の処理を上記したと同様に実行する。そして、ステップ130の処理が終ったときは、割込処理終了とする。
【0100】
図12は、ROM16に記憶される類似音色テーブルを示すものである。ROM16には、音色番号1(ピアノ)、音色番号2(ドラム)及び音色番号3(ギター)にそれぞれ対応して類似音色番号11〜13、21〜23及び31〜33を記憶することができる。一例として、類似音色番号11,12,13は、それぞれピアノ1,2,3の類似音色に対応し、類似音色番号21,22,23は、それぞれドラム1,2,3の類似音色に対応し、類似音色番号31,32,33は、それぞれギター1,2,3の類似音色に対応する。各類似音色群にあっては、数字が小さいほど優先順位が高く、例えばピアノについては、ピアノ1が最も高順位となり、ピアノ3が最も低順位となる。
【0101】
ステップ120の検索処理において、所望の音色番号(演奏パート)の演奏データが検索できなかった場合、図12の類似音色テーブルを用いて類似音色の演奏データを検索することができる。例えば、ピアノパートの演奏データを検索できなかったときは、ピアノ1の類似音色の演奏データを検索し、ピアノ1の類似音色の演奏データを検索できなかったときは、ピアノ2の類似音色の演奏データを検索し、ピアノ2の類似音色の演奏データを検索できなったときは、ピアノ3の類似音色の演奏データを検索する。
【0102】
この発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、種々の改変形態で実施可能なものである。例えば、次のような変更が可能である。
【0103】
(1)入力手段としては、コンピュータ用のキーボードの代りに、電子楽器用の鍵盤を用いることもできる。この場合、鍵盤を例えば右鍵域、中鍵域及び左鍵域に分け、それぞれ図2の第1セクション、第2セクション及び第3セクションに対応させればよい。
【0104】
(2)セクション数は、3つに限定されず、任意の複数とすることができる。
【0105】
(3)キー群毎のキー数は、5つに限定されず、任意の複数とすることができる。
【0106】
(4)ROMを用いて各キー毎にフレーズを固定的に割当てるようにしたが、RAMを用いて各キー毎にフレーズを可変的に割当てるようにしてもよい。この場合、ユーザがROM又は外部記憶装置から所望のキーアサインテーブルを選択してRAMに書込んだり、通信ネットワークを介して所望のキーアサインテーブルを取込んでRAMに書込んだり、RAMに書込んだキーアサインテーブルの内容を適宜修正したりするようにしてもよい。
【0107】
(5)複数のセクション間において同一の演奏パート又は同一の入力手段を設定することも可能である。
【0108】
(6)図4の記憶フォーマットでは、1つのフレーズデータとして複数の演奏パートの演奏データを記憶したが、1つのフレーズデータとして1つの演奏パートの演奏データを記憶するようにして複数の演奏パートの演奏データを記憶してもよい。
【0109】
(7)パート番号と音色番号とを共に記憶するようにしたが、いずれか一方を省略してもよい。音色番号を省略する場合には、予めパート番号毎に音色を決定しておけばよく、上記した実施形態において音色番号を用いて行なっている各種処理をパート番号を用いて行なうようにすればよい。例えば、図6のセクション毎の設定データにおいて音色番号の代りにパート番号を記憶する。
【0110】
(8)セクション毎にテンポを設定するようにしたが、全セクションのテンポを一括して設定するようにしてもよい。この場合、自動演奏のテンポを変更する方法としては、テンポクロック信号の周期を変更する方法を用いることができる。
【0111】
(9)セクション毎に自動演奏のテンポを変更する方法としては、テンポクロック信号の周期を一定として時間情報の値を修正する方法に限らず、テンポクロック信号を計数するカウンタのカウント値を変更する方法を用いてもよい。
【0112】
(10)演奏パート変更及び入力手段変更の処理を自動演奏中(又は録音処理中)に禁止するようにしたが、自動演奏中(又は録音処理中)に許容するようにしてもよい。
【0113】
(11)第1キーの操作の後第2キーの操作がなされるまで該第1キーの操作に基づく演奏データの読出しを行なうようにしたが、キーオン操作が持続している間だけ該キーオン操作に基づく演奏データの読出しを行ない、キーオフ操作に応じて演奏データの読出しを停止(楽音再生を停止)するようにしてもよい。また、キーを2度押下することにより該キーに対応する演奏データの読出しを停止するようにしてもよい。
【0114】
(12)演奏制御画面における指示は、マウス等のカーソル移動型の指示手段による指示に限らず、手等のタッチによる指示でもよい。
【0115】
(13)この発明は、鍵盤、音源装置、コンピュータ等を一体化した電子楽器あるいは鍵盤、音源装置、コンピュータ等をMIDI又は各種ネットワーク等の通信手段を介して接続した電子楽器においても実施可能である。
【0116】
(14)プログラムを記録する記録媒体としては、ROM16に限らず、外部記憶装置34に装着する記録媒体(前述のHD、FD、CD、DVD、MO等)を用いることができる。この場合、記録媒体に記録したプログラムは、外部記憶装置34からRAM18へ転送する。そして、RAM18に記憶したプログラムに従ってCPU14を動作させる。このようにすると、プログラムの追加やバージョンアップ等を容易に行なうことができる。
【0117】
(15)この発明の実施に必要なプログラムや各種データは、サーバコンピュータ等から通信ネットワーク(例えばLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)、インターネット、電話回線等)及び通信インターフェースを介してRAM18又は外部記憶装置34へダウンロード要求に応じて取込むようにしてもよい。
【0118】
(16)演奏データのフォーマットは、イベントの発生時刻を1つ前のイベントからの相対時間で表わす「イベント+相対時間」方式に限らず、イベントの発生時刻を曲や小節内の絶対時間で表わす「イベント+絶対時間」方式、音符の音高と音符長あるいは休符と休符長で曲の内容を表わす「音高(休符)+符長」方式、イベント発生の最小時間単位毎に記憶領域を確保し、イベントの発生時刻に対応する記憶領域にイベントを記憶する方式等の任意の方式を用いることができる。
【0119】
(17)通信インターフェースは、特にMIDI規格に適合したものでなくともよい。通常のプリンター等を接続するようなインターフェースなどであってもよい。
【0120】
(18)上記した実施形態では、複数の入力手段が接続された場合に1つのキーアサインテーブルを用いて演奏処理を行なっているが、これに限らず、複数の入力手段が接続されている場合には、入力手段毎にキーアサインテーブルを持つようにしてもよい。例えば、入力手段毎に該入力手段に設定されている演奏パート専用のキーアサインテーブルをもつようにすれば、各入力手段のキーを有効に使用することができる。つまり、より多くの演奏パターンをキーに割り当てることができる。
【0121】
(19)上記した実施形態では、キー操作がなされると、読出中の演奏データに代えて操作に係るキーに対応する演奏データを読出すようにしたが、これに限らず、演奏データの切換えタイミングを小節タイミングや拍タイミングにしてもよい。
【0122】
(20)イントロ、メインA、メインB…のそれぞれについて、複数パターン分のフレーズデータを記憶してもよい。つまり、イントロのフレーズデータとして、イントロ1とか、イントロ2とかのように演奏データ内容の異なるイントロ用フレーズデータを複数記憶してもよい。
【0123】
(21)フレーズデータは、かならずしもフレーズデータ毎にイントロ、メインA、フィルイン、エンディング等のような分類分けがされてなくともよい。
【0124】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、複数の入力手段のうち任意の入力手段について任意の演奏パートを設定可能としたので、演奏パートの変更を伴うような多彩な自動演奏を楽しめると共にバンド演奏のような自動演奏を楽しめる効果が得られる。
【0126】
また、複数の演奏パートのうち任意の演奏パートについて任意の入力手段を指定可能としたので、各演奏パート毎に担当する入力手段を容易に変更できる効果も得られる。
【0127】
更に、表示セクション毎に任意のテンポを設定するテンポ設定手段を設けたので、演奏パート毎に所望のテンポを設定して多彩な自動演奏を楽しめる効果が得られる。
【0128】
更に、自動演奏中に演奏パートの設定又は入力手段の指定を禁止するようにしたので、自動演奏が演奏パートの設定操作又は入力手段の指定操作により悪影響を受けるのを防止できる効果も得られる。
【0129】
更に、表示セクション毎に指定に係る入力手段のキー群又は表示に係るキー群のいずれかのキーにより演奏パターンを指示して自動演奏を行なうようにしたので、入力手段でのキー操作又は表示セクションでのキー操作のいずれでも自動演奏を楽しむことができ、操作の利便性が向上する効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態に係る自動演奏装置の回路構成を示すブロック図である。
【図2】 ディスプレイに表示される演奏制御画面を示す前面図である。
【図3】 ROMに記憶されるキーアサインテーブルを示す図である。
【図4】 ROMに記憶されるフレーズデータ群を示す図である。
【図5】 RAMに記憶される入力手段指定データを示す図である。
【図6】 RAMに記憶されるセクション毎の設定データを示す図である。
【図7】 RAMに記憶される演奏状況データを示す図である。
【図8】 メインルーチンの一部を示すフローチャートである。
【図9】 メインルーチンの残部を示すフローチャートである。
【図10】 割込みルーチンの一部を示すフローチャートである。
【図11】 割込みルーチンの残部を示すフローチャートである。
【図12】 ROMに記憶される類似音色テーブルを示す図である。
【符号の説明】
10,42,50:パーソナルコンピュータ、12:バス、14:CPU、16:ROM、18:RAM、20,22:検出回路、24:表示回路、26:タイマ、28,30,32:通信インターフェース、34:外部記憶装置、36,42A,50A:キーボード、38:マウス、40:ディスプレイ、40A:演奏制御画面、44:音源装置、46:スピーカ、48:通信ネットワーク、S1 〜S3 :第1〜第3セクション、K1 〜K3 :キー群、P1 〜P3 :演奏パート名表示部、I1 〜I3 :入力手段名表示部、T1 〜T3 :テンポ値表示部、B11,B21,B31:演奏パート選択用ボタン、B12,B22,B32:入力手段選択用ボタン、U1 〜U3 :テンポ設定用アップ/ダウンボタン、MS:演奏開始ボタン、ME:演奏終了ボタン。

Claims (6)

  1. 複数の演奏パターンのうちの各演奏パターン毎に複数の演奏パートの演奏データを記憶する記憶手段と、
    複数の入力手段であって各入力手段には前記複数の演奏パターンがそれぞれ割り当てられた複数のキーが設けられたものと、
    前記複数の入力手段のうち任意の入力手段を指定する指定手段と、
    前記複数の演奏パートのうち任意の演奏パートを設定する設定手段と、
    前記指定手段で指定された入力手段の複数のキーのうちから操作されたキーを検出する検出手段と、
    前記設定手段で設定された演奏パートの演奏データであって前記検出手段で検出されたキーに割り当てられた演奏パターンを有するものを前記記憶手段から読み出すと共に該読み出した演奏データに基づいて自動演奏を遂行する演奏手段と
    を備えた自動演奏装置。
  2. 複数の表示セクションであって各表示セクションには前記複数の演奏パターンがそれぞれ割り当てられた複数のキーが表示されるものを更に備え、前記指定手段は各表示セクション毎に前記複数の入力手段のうち任意の入力手段を指定し、前記設定手段は各表示セクション毎に前記複数の演奏パートのうち任意の演奏パートを設定し、前記検出手段は前記複数の表示セクションのうちから操作されたキーを検出すると共に該キーの属する表示セクションを検出し、前記演奏手段は前記検出手段で検出された表示セクション毎に該表示セクションに関して前記設定手段で設定された演奏パートの演奏データであって該表示セクションにて前記検出手段で検出されたキーに割り当てられた演奏パターンを有するものを前記記憶手段から読み出すと共に該読み出した演奏データに基づいて自動演奏を遂行することを特徴とする請求項1記載の自動演奏装置。
  3. 前記複数の表示セクションのうちの各表示セクション毎に任意のテンポを設定するテンポ設定手段を更に備え、前記演奏手段は各表示セクション毎に前記テンポ設定手段で設定されたテンポで自動演奏を遂行する構成になっていることを特徴とする請求項2記載の自動演奏装置。
  4. 前記指定手段は前記演奏手段が自動演奏を遂行中であることを条件として入力手段の指定を禁止する構成になっていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の自動演奏装置。
  5. 前記設定手段は前記演奏手段が自動演奏を遂行中であることを条件として演奏パートの設定を禁止する構成になっていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の自動演奏装置。
  6. 複数の演奏パターンのうちの各演奏パターン毎に複数の演奏パートの演奏データを記憶する記憶手段と、複数の入力手段であって各入力手段には前記複数の演奏パターンがそれぞれ割り当てられた複数のキーが設けられたものとを備えたコンピュータにおいて使用される記録媒体であって、
    前記複数の入力手段のうち任意の入力手段を指定する指定ステップと、
    前記複数の演奏パートのうち任意の演奏パートを設定する設定ステップと、
    前記指定ステップで指定された入力手段の複数のキーのうちから操作されたキーを検出する検出ステップと、
    前記設定ステップで設定された演奏パートの演奏データであって前記検出ステップで検出されたキーに割り当てられた演奏パターンを有するものを前記記憶手段から読み出すと共に該読み出した演奏データに基づいて自動演奏を遂行するステップと
    をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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